JP5595575B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、DDR3(Double Data Date 3)のSDRAM(Synchronous DRAM)等の半導体記憶装置(半導体装置)に関する。
従来技術の半導体記憶装置では、SA(センスアンプ)をペアで基板上に形成している。例えば、図8に示すように、三角形で示す2つのSA1、SA2(ビット線選択用のYスイッチ信号線YS0で動くSAをペア(F字の単位)にして製作されている。また、ビットマップのパターンを一様に配置するために、偶数のYS(ビット線選択用のYスイッチ信号線)が配置されている。
また、図5は、1G(ギガ)のメモリサイズを有する1GDDR2DRAM(Double-Data-Rate2 Dynamic Random Access Memory)でレイアウト構成されているYSとLIOの関係を示している。なお、LIOは、YSで選択されたSAの信号をMIO(メインアイオー)に伝達するためのローカルなデータ信号線である。
図5に示すように、DDR2方式では冗長救済用(冗長回路用)の6RedYS(6つの冗長(リダンダンシ)YS)に対応するSA部を3MAT毎(6RedYS/3MAT)に配置しているため、LIOが3MAT分の長さで引かれている。なお、MAT1、2、3はメモリセルアレイを構成するメモリセルのブロックであり、例えば、1MATのメモリ容量は、「512WL×(88YS×4SA)=180224bit」程度である。
図6、図7に、DDR3における従来方法の例を示す。DDR3では、DDR2の4ビットプリフェッチに対し、8ビットプリフェッチを行うため、LIOを分割して、2本のYSを使用して、この2本のYSを同時にオン(ON)する必要がある。この場合に、図6に示すように、MATの分割数を2つに変えてもSAの台数は変わらないが、SWL(サブワード線)の長さが長くなるため、メモリセルアレイの内部動作が速度的に不利になる。DDR2からDDR3へ変更する場合において、メモリセルアレイの性能は変わらないようにするためには、分割数はDDR2と同じく、図7に示すような3MAT方式にする必要がある。
この3MAT方式においてDDR3を実現する場合には、以下のような問題が生じる。
第1の問題点は、1GDDR2では4ビットプリフェッチのため、LIO分割が不要であるが、1GDDR3では、8ビットプリフェッチのため、メモリセルアレイのMAT構成を1GDDR2から変えずに(レイアウトサイズを変えないように)8ビットプリフェッチを実現しようとすると、2本のYSを使用するためにMAT上でのLIOの分割が必要となる。
しかし、従来技術ではSA部をペアにして作成している為、YSを偶数本の救済本数しか選択出来ないという制限がある。このため、LIOをMAT上で分割するとなると、偶数本分(この場合最小本数2本)のYSをダミーとして使用するための分割用レイアウト面積が必要になる。
また、図8は、従来方法の構成において、LIOをMAT上で切離することが出来ない理由を説明するための図である。図8は、図7に示す3つのMATのうちの真ん中のMAT2における、中心部分に位置する冗長部分の拡大図である。なお、図8に示す例では、DDR3に対応するために、12の冗長YS(RedYS:RYS0A〜RYS5A、RYS0B〜RYS5B)を設けた例であり(6RedYS/1.5MAT)、YSは、冗長部における切離しの説明のために冗長YSの付近のものだけを示している。
図8に示すように、ダミーYSを使用せずにA点においてLIOを切離しようとしても、RYS5A側とRYS0B側のトランジスタが拡散層を共有しているためLIO分割をすることができない。また、図9に示すように、従来方式でダミーセル21、22を単純に追加(配置)し、MAT上でLIOを切離した場合には、MATのレイアウトサイズが大きくなってしまうという問題が生じる。
第2の問題点は、1GDDR3において、Row/Col(ロウ/カラム)のFuse(アンチフューズ等)を抱き合わせ構成でFuseエリアを構成する場合に、Row/ColのFuse本数を揃えたいが、分割用YSを構成するにあたり、冗長領域を削って作成すると、上記のように偶数本のYSをダミーとして使用するため、Row/Colの本数差が拡大する。
第3の問題点は、仮に2YS分のレイアウト領域を使用して(冗長YSを奇数本として)、1YS分をレイアウト分離に使用した場合は、アドレッシングが冗長SA領域を挟んで変わってしまうという問題が生じる。
例えば、図10に示すように、各LIO領域において冗長YSを奇数本(5本)とし、1つをダミーセル23として使用し、LIOの切離しを行う場合には、YS4の部分においてアドレスが変化してしまい、アドレッシング構成が維持できなくなる。例えば、図11、および図12はアドレッシングパターンの例を示す図であり、図11は、アドレッシング構成を維持した場合のパターンの例を示し、図12は、アドレッシング構成が異なる場合の、図11に示すパターンに対応するパターンの例を示したものである。図12に示すように、アドレッシング構成が異なる場合は、冗長領域を挟んでパターンが変わってしまうことになる。
このように、アドレッシング構成が崩れてしまうと以下の不具合が生じる。例えば、Physical(物理的)パターンが変わってしまうことにより、アドレスSCR対応(入力アドレスに対してアドレス変換を行うアドレススクランブル)が必要となる。また、テスト抜けの可能性が上昇し、テスト抜けによる市場クレームとなる。さらに、アドレッシングが異なると間違えやすい元になる他、テストパターン数が増加し、テスト時間の増加に繋がる。
なお、従来技術の半導体記憶装置がある(例えば、特許文献1を参照)。この従来技術の半導体記憶装置は、外部転送用のラッチ回路の経路を切り替え制御し、低速動作時の誤動作を防止しつつ高速動作時の消費電流の低減が可能な半導体記憶装置を提供することを目的としている。また、従来技術の同期型半導体記憶装置がある(例えば、特許文献2を参照)。この従来技術の同期型半導体記憶装置は、ビット構成の切換が可能であってエリアペナルティが小さいSDRAMを提供することを目的としている。
しかしながら、上記特許文献1、2の従来技術の半導体記憶装置においては、本発明のように、3MAT方式において8ビットプリフェッチを行うために、LIOをMAT上で分割しようとするものではなく、本発明とは発明の目的と構成が異なるものである。
特開2007−087436号公報 特開2005−346922号公報
上述したように、DDR2からDDR3へ変更する場合において、メモリセルアレイの性能は変わらないようにするためには、分割数はDDR2と同じである3MAT方式にする必要がある。
この3MAT方式においてDDR3を実現する場合には、8ビットプリフェッチのために2YSを使用する必要があることから、MAT上でのLIOの分割が必要となるが、LIOをアレイ上で分割するとなると、偶数本分(この場合最小本数2本)のYSをダミーとして使用するための分割用レイアウト面積が必要になる。
また、1GDDRにおいて、Row/Col(ロウ/カラム)のFuseを抱き合わせ構成でFuseエリアを構成する場合に、Row/ColのFuse本数を揃えたいが、分割用YSを構成するにあたり、冗長領域を削って作成すると、上記のように偶数本のYSをダミーとして使用するため、Row/Colの本数差が拡大する。
さらに、仮に2YS分のレイアウト領域を使用して(冗長YSを奇数本として)、1YS分をレイアウト分離に使用した場合は、アドレッシングが冗長SA領域を挟んで変わってしまうという問題が生じる。この場合には、アドレスSCR対応が必要となり、また、アドレッシングが異なると間違えやすい元になる他、テストパターン数が増加し、テスト時間の増加に繋がるなどの問題があった。
本発明は、斯かる実情に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、DDR2の3MAT方式を使用してDDR3のプリフェッチを実現することができる半導体記憶装置(半導体装置)を提供することにある。
一態様の半導体装置は、第2のメモリマットが第1及び第3のメモリマットの間に位置するように、ワード線方向に並んで配置された第1、第2、及び、第3のメモリマットと、前記第2のメモリマットのワード線方向の略中央部から前記第1のメモリマットへ延伸する第1のローカルアイオーと、前記第2のメモリマットの前記略中央部から前記第3のメモリマットへ延伸し、かつ、前記第2のメモリマットの前記略中央部において前記第1のローカルアイオーと電気的に切り離された第2のローカルアイオーと、前記第2のメモリマットに配置され、各々が前記ワード線方向に略直交するビット線方向に延伸する奇数本の第1の冗長ビット線選択用Yスイッチ信号線と、前記第2のメモリマットに配置され、各々が前記ビット線方向に延伸する奇数本の第2の冗長ビット線選択用Yスイッチ信号線と、前記第2のメモリマットの前記略中央部に、前記第1の冗長ビット線選択用Yスイッチ信号線と前記第2の冗長ビット線選択用Yスイッチ信号線とに挟まれて配置され、前記ビット線方向に延伸し、かつ、前記第1のローカルアイオーと前記第2のローカルアイオーとの間を通過する、分離用ビット線選択用Yスイッチ信号線と、前記第2のメモリマットに、前記第2の冗長ビット線選択用Yスイッチ信号線に対して前記分離用ビット線選択用Yスイッチ信号線と反対側に位置するように配置され、前記ビット線方向に延伸するダミービット線選択用Yスイッチ信号線と、を備える。
他の態様の半導体装置は、前記第2のメモリマットに、前記第1の冗長ビット線選択用Yスイッチ信号線に対して前記分離用ビット線選択用Yスイッチ信号線と反対側に位置するように配置され、前記ビット線方向に延伸する複数の第1の通常ビット線選択用Yスイッチ信号線と、前記第2のメモリマットに、前記ダミービット線選択用Yスイッチ信号線に対して前記第2の冗長ビット線選択用Yスイッチ信号線と反対側に位置するように配置され、前記ビット線方向に延伸する複数の第1の通常ビット線選択用Yスイッチ信号線と、をさらに備える。
他の態様の半導体装置において、前記分離用ビット線選択用Yスイッチ信号線と前記ダミービット線選択用Yスイッチ信号線とが、実質的に一定の第1の電位に固定されている。
他の態様の半導体装置において、前記第1の電位がグランド電位である。
なお、一例としての半導体装置は、メモリセルアレイが複数のMATを配列して構成されると共に、ワード線方向に連続して配置された3つのMAT単位に複数の冗長YSが配置される半導体記憶装置において、前記3つのMATのうちの真ん中に位置するMAT上において、前記冗長YSを構成するために必要な偶数本の冗長YSの一部の領域を使用して、前記3つのMATのSA(センスアンプ)部に接続されたLIO(ローカルアイオー)を2分割するように構成され、前記2分割された各LIOに接続されるYSを同時にオンすることにより、前記3つのMATから8ビットプリフェッチを行うように構成されたこと、を特徴とする。
一例としての半導体記憶装置においては、3つのMATのうちの真ん中に配置されたMAT上において、冗長YSを構成する偶数本の冗長YSの一部の領域(例えば、2本の冗長YSの領域)を使用してLIOの分割(切離し)を行い、また、ダミーセルとして配置した片方のセルをLIO分割用セルとし、もう一方をYSアドレッシング構成維持のためにダミーセルとしたので、これにより、8ビットプリフェッチを実現するためにLIOをMAT上で分割できると共に、奇数救済が選択でき、1チップ当りのRowおよびColのFuseの本数差を小さくできる。また、SA(センスアンプ)のレイアウト形状は従来のDDR2と同様のサイズにし、アドレッシング構成を維持したまま冗長YSを配置することができる。
すなわち、上記構成による半導体記憶装置では、1GDDR3では8ビットプリフェッチが必要なため、3つのMATの内の真ん中のMAT上でLIO分割をする。このために、冗長YSの一部を使用して、LIOを分割する。
これにより、DDR2の3MAT方式においてLIOをMAT上で分割でき、DDR3の8ビットプリフェッチを実現することができる。
また、一例としての半導体記憶装置は、前記冗長YSの2本のYSの領域を使用して、1本の分割YSと1つのLIO分割用セル(1分割YS+1LIO分割用セル)とでダミー用の第1のYSを構成し、1本のダミーYSと1つのダミーセル(1ダミーYS+1ダミーセル)とでダミー用の第2のYSを構成し、前記分割されたLIOに対応するMATの領域(3MAT/2)ごとに、奇数本の冗長YSが配置されたこと、を特徴とする。
上記構成による半導体記憶装置では、奇数本のYS分割はレイアウト都合で不可能なため、2本のYS領域を使用する。この場合に、「1分割YS+1LIO分割用セル」と「1ダミーYS+1ダミーセル」の2種類のYSを作成し、分割されたLIOに対応するMATの領域(3MAT/2)ごとに奇数本の冗長YSを配置する。
これにより、LIOを2分割できると共に、冗長YSを奇数本にした場合にアドレッシング構成が崩れてしまうのを回避することができる。また、冗長YSの奇数救済が選択できるようになり、1チップ当りの、Row・ColumnのFuseの本数差を小さくできる。
また、一例としての半導体記憶装置は、前記2分割されたLIOに対応するMATの領域(3MAT/2)ごと配置される冗長YSが5本であること、を特徴とする。
上記構成による半導体記憶装置では、3MATに対し、5本の冗長YSと1分割用YS、および5本の冗長YSと1ダミーYSを配置する。
これによりLIOを2分割できると共に、冗長YSを奇数本にすることができる。また、アドレッシング構成が崩れてしまうのを回避することができる。
また、一例としての半導体記憶装置は、前記半導体記憶装置が、1G(ギガ)のメモリ容量を持つDDR3のDRAMである1GDDR3であること、を特徴とする。
これにより、従来のDDR2の半導体記憶装置(SDRAM等)の3MAT方式を使用してLIO分割を行うことができ、DDR3における8ビットプリフェッチを実現することができる。
また、一例としての半導体記憶装置は、前記1GDDR3は、64Mビットの記憶容量を持つメモリバンクを16個配置して構成され、前記1バンクは、前記分割されたLIOに対応するMATの領域(3MAT/2)が、ワード線方向、およびビット線方向にそれぞれ16個ずつ平面的に配列されて構成され、前記平面的に配列されたMATの領域(3MAT/2)のうちのワード線方向に配列されたMATの領域(3MAT/2)を単位として、それぞれに3本の冗長WL(ワード線)を備えるように救済仕様(3×16本/64Mビット)が設定され、前記平面的に配列されたMATの領域(3MAT/2)のうちのビット線方向に配列されたMATの領域(3MAT/2)を単位として、それぞれに、5本の冗長YSを備えるように救済仕様(5本/4Mビット)が設定され、たことを特徴とする。
上記構成による半導体記憶装置では、Row側の救済仕様を「48R/64M(64Mビットあたり、3×16本の冗長WL)」、Col側の救済仕様を「5C/4M(4Mビットあたり、5本の冗長YS)」とする。
これにより、RowリダンダンシFuseエリア、およびColリダンダンシFuseエリアを抱き合わせで構成する場合に、奇数本での救済本数を選択することで、Row側とCol側のFuse本数の差が小さくなるように調整できる。
また、一例としてのLIO分割方法は、メモリセルアレイが複数のMATを配列して構成されると共に、ワード線方向に連続して配置された3つのMAT単位に複数の冗長YSが配置される半導体記憶装置におけるLIO分割方法であって、前記3つのMATのうちの真ん中に位置するMAT上において、前記冗長YSを構成するために必要な偶数本の冗長YSの一部の領域を使用して、前記3つのMATのSA(センスアンプ)部に接続されたLIO(ローカルアイオー線)を2分割する手順と、前記2分割された各LIOに接続されるYSを同時にオンすることにより、前記3つのMATから8ビットプリフェッチを行う手順と、を含むことを特徴とする。
このLIO分割方法では、1GDDR3では8ビットプリフェッチが必要なため、3つのMATの内の真ん中のMAT上でLIO分割をする。このために、冗長YSの一部を使用して、LIOを分割する。
これにより、DDR2の3MAT方式においてLIOをMAT上で分割でき、DDR3の8ビットプリフェッチを実現することができる。
たとえば、DDR2の3MAT方式を使用してDDR3のプリフェッチを実現することができる半導体記憶装置(半導体装置)を提供することができる。
本発明の半導体記憶装置におけるLIO切離しイメージを示す図である。 本発明の半導体記憶装置におけるSA部の配置図である。 周辺配置のFuseエリアレイアウトイメージを示す図である。 Fuse本数の例を示す図である。 従来技術における1GDDR2のYSとLIOの関係の第1の例を示す図である。 従来技術における1GDDR2のYSとLIOの関係の第2の例を示す図である。 従来技術における1GDDR2のYSとLIOの関係の第3の例を示す図である。 従来方法による構成の第1の例を示す図である。 従来方法による構成の第2の例を示す図である。 ダミーセルのみでLIO分割構成が不可能な理由を示す図である。 アドレッシング構成を維持した場合のパターン例を示す図である。 アドレッシング構成が異なる場合のパターン例を示す図である。
従来の1GDDR2(3MAT方式)では4ビットプリフェッチのため、LIO分割が不要であるが、1GDDR3では8ビットプリフェッチのため、MAT上でLIO分割をする必要がある。この場合に、冗長YSを構成するために必要な偶数本(例えば、6×2本)の冗長YSの一部(例えば、2本)を使用して、LIOを2分割する。そして、分割されたLIOに対応するMAT領域(3MAT/2)ごとに、冗長YSを奇数本(例えば、5本)にする。
図1は、本発明の半導体記憶装置におけるLIOの分割方法を示す図であり、図1に示すように、3つのMAT1、MAT2、MAT3のうちの、真ん中に位置するMAT2上においてLIO分割を行う。すなわち、2分割された各LIOに対応するMAT領域が1.5MAT(3MAT/2、約270kビットのメモリ容量)になるようにする。
そして、図1に示す、各LIOに接続される2つのYSを同時にオンすることにより、BL(ビット線)からLIOに信号を伝達して、8ビットプリフェッチを行う。
上記LIO分割を行う場合に、MAT2の真ん中でLIO分割を行い、左側の6冗長YSを「5冗長YS+1LIO分割用YS」とし、右側の6冗長YSを「5冗長YS+1ダミーYS」とする。このように、救済用の冗長YSを奇数本(この例では5本)とするこことで、「1LIO分割用YS+1ダミーセル」によりLIO分割を行うと共に、「1ダミーYS+1ダミーセル」によりアドレッシング構成が崩れてしまうのを回避する。
なお、本発明の1GDDR3では、図1に示す1.5MAT(3MAT/2)のメモリセルブロックを、ワード線、ビット線方向にそれぞれ16個配列したメモリバンク(64M)を、Upper側/Lower側のそれぞれに8バンクずつ配置して構成される。
図2は、図1に示す3MAT中の真ん中のMAT2において、中心に位置する冗長部分を示す図である。図2に示すようにLIO分割用セル11を分割用YSに割り当て、ダミーセル12をダミーYS(アドレッシング維持用のYS)に割り当てる。
なお、図2に示す、DDR3の冗長部(MAT2)では、実際には、80本のYSと、10本の冗長YS(RYS0A〜RYS4A、RYS0B〜RYS4B)と、分割用YSと、ダミーYSの合計92本で構成されているが、図2に示すYSは、冗長部におけるLIO切離し(分割)の説明のために冗長YS(RYS0A〜RYS4A、RYS0B〜RYS4B)の付近のものだけを示している。
(ROW/COLUMのFuse本数調整の説明)
また、Row/ColのFuseを抱き合わせ構成でFuseエリアを構成するため、Row側とCol側のFuse本数を揃えるには、奇数本での救済本数選択も必要となることがある(偶数本数選択の場合もある)。
上述したように、従来の3MAT方式では、奇数本のYS分割はレイアウト都合で不可能なため、偶数本の冗長YSのうちの2本のYS領域を使用して、「1分割YS+1LIO分割用セル」と、「1ダミーYS+1ダミーセル」とを作成し、奇数本の冗長YS(図2の例では5本)を構成する。
例えば、図3は、周辺領域に配置のFuseエリアレイアウトイメージに示しており、図3に示すように、Row/ColのFuseを抱き合わせでFuseエリアを構成するが、Row/ColのFuse本数を揃えるためには、奇数本での救済本数選択も必要となることがある。
図4に示す表は冗長救済検討案の3条件を示している。救済仕様案(2)が本発明の場合である。
図4の表に示すFuse本数は、1GDRAMがUpper側とLow側の各8BANK(バンク)、すなわち16BANK(1BANKは64M)で構成された場合の例である。
Row側のFuse本数は、Xアドレス設定用のFuseをアドレスX0−X12に配置し、またEnableFuse(イネーブルフューズ)を1本として、
「(救済仕様)×(14本:X0-X12の13本+EnableFuseの1本)×16(BANK)」、として求めたものである。
ここで救済仕様は、64Mの1メモリバンク(Row側が16分割されている)に対して、16の整数倍である、64(4×16)、48(3×16)、32(2×16)が選択される。
例えば、救済仕様64R/64Mの場合のFuse本数は、
「64×14×16=14336」となる。
Col側のFuse本数は、Yアドレス設定用のFuseをY3−Y9に配置し、またEnableFuseを1本として、
「(救済仕様)×(8本:Y3-Y9の7本+EnableFuseの1本)×16(MAT)×16(BANK)」、として求めたものである。
例えば、救済仕様6C/4Mの場合のFuse本数は、
「6×8×16×16=12288」となる。
なお、救済仕様の6C/4Mは、4Mのメモリ(1.5MAT×16)に対して6つの冗長YSを設ける意味であり、この救済仕様において、先に説明した奇数本(5本)である5C/4Mを選択することができる。
図4に示す仕様案(1)では、冗長に拠る救済数が多いが、RowとColの本数差が大きく、無駄なエリアが増える。仕様案(3)では、冗長救済可能数を減らし、Fuseエリアを小さく見積もった状況である。本発明の場合の仕様案(2)を選択すれば、Row/ColのFuse本数差は小さく出来る。本仕様案(2)により、冗長YSを奇数本(5本)とし、MAT上にてLIO分割をすることが可能となる。
以上説明したように、本発明の半導体記憶装置においては、3つのMATのうちの真ん中に配置されたMAT上において、冗長YSを構成する偶数本の冗長YSの一部の領域(2本の冗長YS領域)を使用してLIO切離しを行う。この場合に、ダミーセルとして配置した片方のセルをLIO分割用セルとし、もう一方をYSアドレッシング構成維持のためのダミーセルとする。これにより、8ビットプリフェッチを実現するためにLIOをMAT上で分割できる。また、奇数救済が選択でき、1チップ当りのRowおよびColのFuseの本数差を小さくできる。また、SA(センスアンプ)のレイアウト形状は従来のDDR2と同様のサイズにし、アドレッシングを維持したまま冗長YSを構成することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の半導体記憶装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
11・・・LIO分割用セル、12・・・ダミーセル、21、22、23・・・ダミーセル、SA・・・センスアンプ、LIO・・・ローカルアイオー、YS・・・ワイ・スイッチ信号線、RedYS、RYS0A〜RYS4A・・・冗長カラム選択信号線、RYS0B〜RYS4B・・・冗長カラム選択信号線、MAT1、MAT2、MAT3・・・メモリセルブロック

Claims (4)

  1. 第2のメモリマットが第1及び第3のメモリマットの間に位置するように、ワード線方向に並んで配置された第1、第2、及び、第3のメモリマットと、
    前記第2のメモリマットのワード線方向の略中央部から前記第1のメモリマットへ延伸する第1のローカルアイオーと、
    前記第2のメモリマットの前記略中央部から前記第3のメモリマットへ延伸し、かつ、前記第2のメモリマットの前記略中央部において前記第1のローカルアイオーと電気的に切り離された第2のローカルアイオーと、
    前記第2のメモリマットに配置され、各々が前記ワード線方向に略直交するビット線方向に延伸する奇数本の第1の冗長ビット線選択用Yスイッチ信号線と、
    前記第2のメモリマットに配置され、各々が前記ビット線方向に延伸する奇数本の第2の冗長ビット線選択用Yスイッチ信号線と、
    前記第2のメモリマットの前記略中央部に、前記第1の冗長ビット線選択用Yスイッチ信号線と前記第2の冗長ビット線選択用Yスイッチ信号線とに挟まれて配置され、前記ビット線方向に延伸し、かつ、前記第1のローカルアイオーと前記第2のローカルアイオーとの間を通過する、分離用ビット線選択用Yスイッチ信号線と、
    前記第2のメモリマットに、前記第2の冗長ビット線選択用Yスイッチ信号線に対して前記分離用ビット線選択用Yスイッチ信号線と反対側に位置するように配置され、前記ビット線方向に延伸するダミービット線選択用Yスイッチ信号線と、を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第2のメモリマットに、前記第1の冗長ビット線選択用Yスイッチ信号線に対して前記分離用ビット線選択用Yスイッチ信号線と反対側に位置するように配置され、前記ビット線方向に延伸する複数の第1の通常ビット線選択用Yスイッチ信号線と、
    前記第2のメモリマットに、前記ダミービット線選択用Yスイッチ信号線に対して前記第2の冗長ビット線選択用Yスイッチ信号線と反対側に位置するように配置され、前記ビット線方向に延伸する複数の第1の通常ビット線選択用Yスイッチ信号線と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記分離用ビット線選択用Yスイッチ信号線と前記ダミービット線選択用Yスイッチ信号線とが、実質的に一定の第1の電位に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1の電位がグランド電位であることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
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