JP4257353B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は半導体記憶装置に関し、特に、パッケージング後に発見される少数の不良ビットを救済可能な半導体記憶装置に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)に代表される半導体記憶装置の記憶容量は、微細加工技術の進歩により年々増大しているが、微細化が進むに連れ、1チップ当たりに含まれる欠陥メモリセルの数もますます増大しているというのが実情である。このような欠陥メモリセルは、通常、冗長メモリセルに置き換えられ、これによって欠陥のあるアドレスが救済される。
一般に、欠陥のあるアドレスは、複数のプログラムヒューズを含むヒューズ回路に記憶され、当該アドレスに対するアクセスが要求されると、上記ヒューズ回路の制御によって、欠陥メモリセルではなく冗長メモリセルに対して代替アクセスが行われることになる。このような欠陥アドレスは、ウェハ状態で行われる選別試験において検出され、検出された欠陥アドレスに応じてレーザビームを照射することにより、プログラムヒューズを切断する。
しかしながら、このようなアドレス置換を行った後においても、例えば、パッケージング時における熱ストレスなどにより、不良ビットが散発的に発生することがある。パッケージング後にこのような不良ビットが発見された場合、もはやレーザビームの照射によるアドレス置換を行うことはできないため、不良品として扱わざるを得ない。
このような問題を解決する方法として、レーザビームの照射によるアドレス置換に加えて、パッケージング後に発見された少数の不良ビットを救済可能な不良救済回路を設ける方法が提案されている。この場合、不良アドレスを記憶する回路としては、レーザビームの照射が必要なヒューズ回路ではなく、電気的に書き込み可能な不揮発性の記憶回路が用いられる。このような記憶回路としては、酸化膜の絶縁破壊を利用したいわゆる「アンチヒューズ回路」を用いることができる(特許文献1参照)。
ここで、パッケージング後に発見される不良ビットの数は、選別試験時に発見される不良ビットに比べて、その数が極めて少数であることから、ワード線単位又はビット線単位での置換を行うのではなく、ビット単位での置換を行うことが好ましい。したがって、例えば、メモリセルアレイが複数のバンクに分割されている場合には、バンクごとにいくつかの不良救済回路を設ければよい。この場合、不良アドレスを記憶する不良アドレス記憶回路と、アクセスが要求されたアドレスと不良アドレスとを比較する比較回路は、バンクごとにそれぞれ用意すればよい。
特開2006−108394号公報
しかしながら、不良アドレスを記憶する不良アドレス記憶回路は、チップ上の占有面積が比較的大きいことから、バンクごとに不良アドレス記憶回路を割り当てると、チップ面積が増大してしまう。しかも、上述の通り、パッケージング後に発見される不良ビットの数は非常に少なく、このため、不良が発見されないバンクがほとんどである。したがって、バンクごとに不良アドレス記憶回路を割り当てる方法は、面積の増大に比べてメリットが少ないという問題があった。
したがって、本発明の目的は、チップ面積の増大を抑制しつつ、パッケージング後に発見される不良ビットを正しく救済可能な半導体記憶装置を提供することである。
本発明による半導体記憶装置は、複数のワード線、複数のビット線及びこれらの交点に配置された複数のメモリセルで構成されるバンクと、前記メモリセルにアクセスするメインアンプに対応して設けられ、前記メモリセルの不良ビットを救済する不良救済回路と、前記不良救済回路に対応して設けられ、不良アドレスを記憶する不良アドレス記憶回路と、前記不良救済回路に対応して設けられ、アクセスが要求されたXアドレスと前記不良アドレス記憶回路のXアドレスとを前記バンク毎について比較するそれぞれのXアドレス比較部と、前記アクセスが要求されたYアドレス及びバンクアドレスとそれらに対応する前記不良アドレス記憶回路のYアドレス及びバンクアドレスとを2以上の前記バンクについて比較するYアドレス比較部と、それぞれの前記Xアドレス比較部の出力信号を前記不良アドレス記憶回路のバンクアドレスで選択する選択部と、前記選択部の出力信号と前記Yアドレス比較部の出力信号とを比較する論理部を含む比較回路と、前記比較回路の出力信号によって前記不良救済回路と前記メインアンプのどちらか一方をデータ入出力端子へ接続するスイッチと、を備えることを特徴とする。
不良救済回路は、メモリセルアレイとは別個に設けられた回路であり、メモリセルと異なる回路構成を有していることが好ましい。例えば、メモリセルがDRAMセル構成であれば、不良救済回路はフリップフロップ回路とすればよい。
また、不良アドレス記憶回路は、電気的に書き込み可能な不揮発性の記憶回路であることが好ましく、電気的な書き込みによって非導通状態から導通状態へ不可逆的に変化させることが可能なアンチヒューズ回路であることがより好ましい。
さらに、比較回路は、前記不良アドレス記憶回路に記憶された救済対象となるバンクアドレスに基づいて、それぞれの前記Xアドレス比較部からの一致信号のいずれか一方を遮断し、遮断されない前記一致信号と前記Yアドレス比較部からの一致信号とを論理合成する手段とを有していることが好ましい。

本発明によれば、不良アドレス記憶回路や比較回路が2以上のバンクに対して共通に割り当てられていることから、チップ面積を縮小することが可能となる。この場合、救済可能な不良ビット数については少なくなるが、上述の通り、パッケージング後に発見される不良ビットの数は非常に少なく、このため、不良が発見されないバンクがほとんどであることから、実用上の障害となることはほとんどない。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい第1の実施形態による半導体記憶装置100の主要部の構成を示すブロック図である。図1においては、カラム系回路とデータ系回路のみを図示しており、ロウ系の回路については省略している。
図1に示すように、本実施形態による半導体記憶装置100は、8つのバンク#0〜#7に分割されている。各バンクには、メモリセルアレイ110〜117、プリデコーダ120〜127、Yデコーダ130〜137及びセンスアンプ140〜147が含まれている。メモリセルアレイ110〜117は、図2に示すように、複数のワード線WL、複数のビット線BL及びこれらの交点に配置された複数のメモリセルMCによって構成されており、メモリセルMCはDRAMセル構成を有している。メモリセルアレイ110〜117には、ウェハ状態で行われる選別試験においてアドレス置換を行うための冗長回路が含まれているが、これについては本発明の要旨とは直接関係が無いことから、図示を省略する。
所定のメモリセルMCにアクセスする場合、アドレスカウンタ101及び対応するアドレスラッチ回路160〜167を介して、カラムアドレスCADをプリデコーダ120〜127に供給する。これにより、対応するYデコーダ130〜137は、所定のセンスアンプ140〜147を選択し、選択されたセンスアンプ140〜147とメインアンプ150〜157が接続状態となる。メインアンプ150〜157は、対応するバンク#0〜#7とリードライトバスRWBSとの間に設けられており、後述するように、リードアンプ及びライトバッファを含んでいる。メインアンプ150〜157はFIFO102に接続されており、これにより、データ入出力端子DQを介したデータの入出力が行われる。
図1に示すように、本実施形態による半導体記憶装置100には、バンク#0〜#7ごとに不良救済回路170〜177が設けられている。不良救済回路170〜177は、メインアンプ150〜157に対応して設けられており、パッケージング後に発見された不良ビットの救済に用いられる。
図3は、メインアンプ150〜157及び不良救済回路170〜177の回路図である。
図3に示すように、メインアンプ150〜157は、メインIO線対MIOT,MIOBに現れる相補信号をハイレベル又はローレベルの単一信号に変換してリードライトバスRWBSに供給するリードアンプRAと、リードライトバスRWBSに現れる単一信号を相補信号の形式でメインIO線対MIOT,MIOBに供給するライトバッファWBとを備えている。ライトバッファWBには、スイッチS1,S2が含まれており、これらスイッチS1,S2は、書き込み信号WR_selが活性化すると導通状態となる。
また、不良救済回路170〜177はフリップフロップ回路、すなわち、SRAMセル構成を有している。このように、不良救済回路170〜177は、メモリセルアレイ110〜117に含まれるメモリセルMCとはタイプの異なる記憶素子であり、選別試験においてアドレス置換を行うための冗長回路とは違い、パッケージング後に発見された少数のビット不良を救済するための回路である。
不良救済回路170〜177は、スイッチS3,S4を介してリードライトバスRWBSに接続される。スイッチS3は、対応するヒット信号HIT0〜HIT3が活性化すると導通状態となり、スイッチS4は、対応するヒット信号HIT0〜HIT3及び書き込み信号WR_selが活性化すると導通状態となる。また、スイッチS5は、対応するヒット信号HIT0〜HIT3が非活性状態である場合に導通状態となる。ここで、ヒット信号HIT0はバンク#0,#1に対して使用される信号であり、ヒット信号HIT1はバンク#2,#3に対して使用される信号であり、ヒット信号HIT2はバンク#4,#5に対して使用される信号であり、ヒット信号HIT3はバンク#6,#7に対して使用される信号である。これらヒット信号HIT0〜HIT3は、後述する比較回路によって生成される信号であり、置換すべきアドレスが供給された場合に活性化する。
図1に戻って、本実施形態による半導体記憶装置100は、不良アドレスを記憶する不良アドレス記憶回路180〜183と、アクセスが要求されたアドレスと不良アドレスとを比較する比較回路190〜193とを備える。本実施形態による半導体記憶装置100が8バンク構成であるのに対し、不良アドレス記憶回路180〜183及び比較回路190〜193は、それぞれ4つずつしか設けられていない。
具体的には、不良アドレス記憶回路180及び比較回路190は、バンク#0,#1に対して共通に割り当てられ、不良アドレス記憶回路181及び比較回路191は、バンク#2,#3に対して共通に割り当てられ、不良アドレス記憶回路182及び比較回路192は、バンク#4,#5に対して共通に割り当てられ、不良アドレス記憶回路183及び比較回路193は、バンク#6,#7に対して共通に割り当てられている。
特に限定されるものではないが、不良アドレス記憶回路180〜183はいわゆるアンチヒューズ回路によって構成されている。アンチヒューズ回路とは、電気的な書き込みによって非導通状態から導通状態へ不可逆的に変化させることが可能な回路であり、酸化膜の絶縁破壊を利用することによって不可逆的な導通変化を行う。
図4は比較回路190の回路図であり、(a)はXアドレス比較部、(b)はYアドレス比較部をそれぞれ示している。
比較回路190には、2つのXアドレス比較部190X0,190X1と、Yアドレス比較部190Y0が含まれている。Xアドレス比較部190X0,190X1は、それぞれバンク#0,#1に対応する回路であり、救済対象となる不良ビットのXアドレスの検出を行う。一方、Yアドレス比較部190Y0はバンク#0,#1の両方に対応する回路であり、救済対象となる不良ビットのYアドレスの検出を行う。
図4(a)に示すように、Xアドレス比較部190X0,190X1は、XアドレスXadd0〜Xadd11と、これらに対応する不良アドレス記憶回路180の出力値AF-Xadd0〜AF-Xadd11との一致を検出する複数の排他的論理和(EOR)回路200〜211と、これら複数のEOR回路200〜211の出力を受けるOR回路220と、OR回路220の出力とバンクアクティブ信号MCBATの反転信号を受けるOR回路221とを備えている。OR回路221の出力は、Xアドレス一致信号Xadd_Hit_B0, Xadd_Hit_B1として用いられる。このような回路構成により、XアドレスXadd0〜Xadd11と、これらに対応する不良アドレス記憶回路180の出力値AF-Xadd0〜AF-Xadd11が全て一致すると、対応するXアドレス一致信号Xadd_Hit_B0又はXadd_Hit_B1がローレベル(アクティブレベル)となる。その他の場合には、Xアドレス一致信号Xadd_Hit_B0, Xadd_Hit_B1はハイレベル(非アクティブレベル)に維持される。
一方、図4(b)に示すように、Yアドレス比較部190Y0は、YアドレスYadd3〜Yadd9及びバンクアドレスYBA0と、これらに対応する不良アドレス記憶回路180の出力値AF-Yadd3〜AF-Yadd9及びAF-YBA0との一致を検出する複数の排他的論理和(EOR)回路303〜310と、これら複数のEOR回路303〜310の出力を受けるOR回路320と、OR回路320の出力を受けるNOR回路321とを備えている。これに加え、Yアドレス比較部190Y0は、バンクアドレスYBA0に対応する不良アドレス記憶回路180の出力値AF-YBA0とXアドレス一致信号Xadd_Hit_B0を受けるNOR回路330と、AF-YBA0の反転信号とXアドレス一致信号Xadd_Hit_B1を受けるNOR回路331と、これらNOR回路330,331の出力を受けるNOR回路340とを備える。NOR回路340の出力は、NOR回路321に供給される。NOR回路321の出力は、ヒット信号HIT0として用いられる。
他の比較回路191〜193についても、図4に示す比較回路190と同様の回路構成を有している。
このような構成により、バンク#0及びバンク#1のいずれか一方に対して比較回路190を使用することが可能となる。つまり、比較回路190をバンク#0に使用する場合には、バンクアドレスYBA0に対応する不良アドレス記憶回路180の出力値AF-YBA0がローレベル(0)とされることから、Xアドレス一致信号Xadd_Hit_B0を受けるNOR回路330が有効となり、Xアドレス一致信号Xadd_Hit_B1の論理は無視される。つまり、この場合、Xアドレス一致信号Xadd_Hit_B1はNOR回路331によって遮断されることになる。逆に、比較回路190をバンク#1に使用する場合、AF-YBA0はハイレベル(1)とされることから、Xアドレス一致信号Xadd_Hit_B1を受けるNOR回路331が有効となり、Xアドレス一致信号Xadd_Hit_B0の論理は無視される。つまり、この場合、Xアドレス一致信号Xadd_Hit_B0はNOR回路330によって遮断されることになる。
このような構成により、バンク#0及びバンク#1のいずれか一方に対して比較回路190を使用することが可能となる。つまり、異なるバンクは同時に、異なるXアドレスをアクティブ状態にできるため、Xアドレス一致信号Xadd_Hit_B0とXadd_Hit_B1は個別にアドレス比較を実施する必要がある。その場合に、比較回路190をバンク間で共有するために、Xadd_Hit_B0とXadd_Hit_B1の単純なOR(負論理なのでAND)を取ってしまうと、どちらのバンクでXアドレスが一致しているかが判定できなくなり、誤動作してしまう。
しかしながら、本実施形態では、比較回路190をバンク#0に使用する場合には、バンクアドレスYBA0に対応する不良アドレス記憶回路180の出力値AF-YBA0がローレベル(0)とされることから、Xアドレス一致信号Xadd_Hit_B0を受けるNOR回路330が有効となり、Xアドレス一致信号Xadd_Hit_B1の論理は無視される。逆に、比較回路190をバンク#1に使用する場合には、バンクアドレスYBA1に対応する不良アドレス記憶回路180の出力値AF-YBA1がローレベル(0)とされることから、Xアドレス一致信号Xadd_Hit_B1を受けるNOR回路331が有効となり、Xアドレス一致信号Xadd_Hit_B0の論理は無視される。
これにより、不良アドレス記憶回路及び比較回路が共通に割り当てられた2つのバンクに対応する複数の不良救済回路のうち、いずれか一つの不良救済回路のみが使用可能となり、バンク間における不良アドレス記憶回路及び比較回路の共有を正しく行うことが可能となる。
このようにして、2つのバンクに対して不良アドレス記憶回路180〜183の一つ及び比較回路190〜193の一つを割り当てることが可能となる。しかも、AF-YBA0の論理レベルはパワーオン時に確定し、Xアドレス一致信号Xadd_Hit_B0又はXadd_Hit_B1の論理レベルはXアドレスの比較時に確定する。このため、NOR回路340の出力はYアドレスの比較時において既に確定していることから、この部分がヒット信号HIT0の生成タイミングをリミットすることはない。
以上説明したように、本実施形態による半導体記憶装置100では、不良アドレス記憶回路及び比較回路が2以上のバンクに対して共通に割り当てられていることから、チップ面積を縮小することが可能となる。しかも、NOR回路330,331,340からなる部分を用いてバンクの選択を行っていることから、ヒット信号HIT0〜HIT3を高速に生成することも可能となる。
次に、本発明の好ましい第2の実施形態について説明する。
図5は、本発明の好ましい第2の実施形態による半導体記憶装置400の主要部の構成を示すブロック図である。図5において、第1の実施形態による半導体記憶装置100と同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図5に示すように、本実施形態による半導体記憶装置400は、不良アドレス記憶回路及び比較回路が共通に割り当てられた2つのバンクに対して、メインアンプが共通に設けられている。例えば、バンク#0,#1に対して1つのメインアンプ450が用いられる。これにより、バンク数が8であるのに対し、メインアンプ450〜453の数は4つに削減される。これに伴い、不良救済回路470〜473についても、4つに削減されている。
本実施形態によれば、上記第1の実施形態による効果に加え、メインアンプ及び不良救済回路の数が削減されることから、チップ面積をより縮小することが可能となる。しかも、ヒット信号HIT0〜HIT3のファンアウトが小さくなることから、よりいっそうの高速化を実現することが可能となる。
次に、本発明の好ましい第3の実施形態について説明する。
図6は、本発明の好ましい第3の実施形態による半導体記憶装置500の主要部の構成を示すブロック図である。図6において、第1及び第2の実施形態による半導体記憶装置100,400と同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図6に示すように、本実施形態による半導体記憶装置500は、不良アドレス記憶回路及び比較回路を対応する2つのバンクに隣接配置している。これにより、図1及び図5に示した比較回路用のアドレスラッチ回路103が省略されている。
図7は、本実施形態による半導体記憶装置500のレイアウトを説明するための図である。
図7に示すように、本実施形態による半導体記憶装置500は、中央に設けられたパッド列PADを挟んで、バンク#0,#1,#4,#5と、バンク#2,#3,#6,#7が配置されている。また、バンク#1とバンク#4との間には、メインアンプ450,452が配置されており、バンク#3とバンク#6との間には、メインアンプ451,453が配置されている。さらに、メインアンプ450とメインアンプ452に挟まれた領域には、対応するメインアンプに隣接して不良アドレス記憶回路180,182及び比較回路190,192が配置されており、メインアンプ451とメインアンプ453に挟まれた領域には、対応するメインアンプに隣接して不良アドレス記憶回路181,183及び比較回路191,193が配置されている。
このように、不良アドレス記憶回路180〜183及び比較回路190〜193を、それぞれ対応するメモリバンクの近傍に分散配置すれば、アドレス配線やヒット信号HIT0〜HIT3の配線を非常に短くすることが可能となる。これにより、よりいっそうの高速化を実現することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、本発明をDRAMに適用した例を説明したが、本発明の適用対象がDRAMに限定されるものではなく、他の種類の半導体記憶装置に適用しても構わないし、プロセッサとメモリが混載された半導体装置に適用しても構わない。
本発明の好ましい第1の実施形態による半導体記憶装置100の主要部の構成を示すブロック図である。 メモリセルアレイ110〜117の構造を模式的に示す図である。 メインアンプ150〜157及び不良救済回路170〜177の回路図である。 比較回路190の回路図であり、(a)はXアドレス比較部、(b)はYアドレス比較部をそれぞれ示している。 本発明の好ましい第2の実施形態による半導体記憶装置400の主要部の構成を示すブロック図である。 本発明の好ましい第3の実施形態による半導体記憶装置500の主要部の構成を示すブロック図である。 図6に示す半導体記憶装置500のレイアウトを説明するための図である。
符号の説明
100,400,500 半導体記憶装置
101 アドレスカウンタ
102 FIFO
103 アドレスラッチ回路
110〜117 メモリセルアレイ
120〜127 プリデコーダ
130〜137 Yデコーダ
140〜147 センスアンプ
150〜157,450〜453 メインアンプ
160〜167 アドレスラッチ回路
170〜177,470〜473 不良救済回路
180〜183 不良アドレス記憶回路
190〜193 比較回路
190X0,190X1 Xアドレス比較部
190Y0 Yアドレス比較部
200〜211,303〜310 EOR回路
220,221,320 OR回路
321,330,331,340 NOR回路
RA リードアンプ
WB ライトバッファ
S1〜S5 スイッチ

Claims (10)

  1. 複数のワード線、複数のビット線及びこれらの交点に配置された複数のメモリセルで構成されるバンクと、
    前記メモリセルにアクセスするメインアンプに対応して設けられ、前記メモリセルの不良ビットを救済する不良救済回路と、
    前記不良救済回路に対応して設けられ、不良アドレスを記憶する不良アドレス記憶回路と、
    前記不良救済回路に対応して設けられ、アクセスが要求されたXアドレスと前記不良アドレス記憶回路のXアドレスとを前記バンク毎について比較するそれぞれのXアドレス比較部と、前記アクセスが要求されたYアドレス及びバンクアドレスとそれらに対応する前記不良アドレス記憶回路のYアドレス及びバンクアドレスとを2以上の前記バンクについて比較するYアドレス比較部と、それぞれの前記Xアドレス比較部の出力信号を前記不良アドレス記憶回路のバンクアドレスで選択する選択部と、前記選択部の出力信号と前記Yアドレス比較部の出力信号とを比較する論理部を含む比較回路と
    前記比較回路の出力信号によって前記不良救済回路と前記メインアンプのどちらか一方をデータ入出力端子へ接続するスイッチと、を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記スイッチは、前記データ入出力端子と前記メモリセルからのデータを読み出すリードアンプ間に配置され、前記比較回路の出力信号によって制御される第1スイッチと、
    前記データ入出力端子と前記不良救済回路間に配置され、前記比較回路の出力信号によって制御される第2スイッチと、
    前記データ入出力端子と前記不良救済回路間に配置され、前記比較回路の出力信号と書き込み選択信号によって制御される第3スイッチとを備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記Xアドレス比較部は、前記アクセスが要求されたXアドレスと前記不良アドレス記憶回路のXアドレスとを比較する比較部と、その比較部の出力をバンクアクティブ信号により制御する論理部とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記Yアドレス比較部は、前記アクセスが要求されたYアドレスと前記不良アドレス記憶回路のYアドレスとを比較する第1の比較部と、前記アクセスが要求されたバンクアドレスと前記不良アドレス記憶回路のバンクアドレスとを比較する第2の比較部と、その両者の比較部の出力信号を論理合成する論理部とを備えることを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記不良救済回路はフリップフロップ回路であり、前記メモリセルはDRAMセル構成であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記不良アドレス記憶回路は、電気的な書き込みによって非導通状態から導通状態へ不可逆的に変化させることが可能なアンチヒューズ回路であることを特徴とする請求項5に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記比較回路は、前記不良アドレス記憶回路に記憶された救済対象となるバンクアドレスに基づいて、それぞれの前記Xアドレス比較部からの一致信号のいずれか一方を遮断し、遮断されない前記一致信号と前記Yアドレス比較部からの一致信号とを論理合成する手段とを有していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記メインアンプは、前記2以上のバンクと前記データ入出力端子との間に設けられ、
    前記不良救済回路は、前記メインアンプごとに設けられ、
    前記メインアンプと前記不良救済回路は、前記不良アドレス記憶回路及び前記比較回路が共通に割り当てられた前記2以上のバンクに対して、共通に設けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  9. それぞれの前記バンクは、同時に活性化されることを特徴とする請求項1乃至8に記載の半導体記憶装置。
  10. 前記不良アドレス記憶回路及び前記比較回路は、対応する前記メインアンプに隣接して配置されていることを特徴とする請求項8に記載の半導体記憶装置。
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