JP2011159345A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体装置におけるヒューズ素子のトリミング時間を短縮する。
【解決手段】メモリアレイARY0、ARY1は、それぞれ正規領域108と予備領域110を含む。ヒューズ回路FS0、FS1は、正規領域108のアドレスのうち予備領域108へのアクセスに代替されるべきアドレスである救済アドレスを記憶する。ヒューズ回路FS0、FS1にそれぞれ対応して救済判定回路RJ0、RJ1が設けられる。救済判定回路RJ0、RJ1は、指定アドレスが救済アドレスか否かを判定する。アクセス制御回路ACは、その判定結果にしたがって、メモリアレイARY0、ARY1からアクセス先を特定する。アクセス制御回路ACは、救済判定回路RJ0により一致判定がなされたときには、CX13T<1:0>にしたがってメモリアレイARY0、ARY1のいずれかを選択し、選択した側のメモリアレイARYに含まれる予備領域110をアクセス先として選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体記憶装置に関し、特に、救済アドレスへのアクセス制御回路を備える半導体記憶装置に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体記憶装置においては、記憶容量の増加にともなって良好に動作しないメモリセル(以下、「不良セル」とよぶ)の数も増大している。そこで、半導体記憶装置には、「冗長セル」とよばれる予備のメモリセルがあらかじめ用意される。不良セルを冗長セルに置換することにより、不良セルのメモリアドレスを救済する。以下、不良セルのアドレスのことを「救済アドレス」とよぶ。不良セルの検出および冗長セルへの置換は、半導体記憶装置の製造時においてウェハ状態で行われる。具体的には、ウェハ状態で行われる動作テストによって不良セルを検出し、その救済アドレスを半導体記憶装置に設けられる救済アドレス記憶領域に記録する。不良セルがアクセス先として指定されるときには、不良セルのアドレスに対応する救済アドレスによって指定される冗長セルが実際のアクセス先となる。
この冗長セルを指定する救済アドレスを記憶する素子として不揮発性記憶素子であるヒューズ素子を用いることが多い。ヒューズ素子は、初期状態では電気的に導通状態であり、レーザビームの照射による経路遮断により非導通状態(絶縁状態)に変化する。ヒューズ素子の導通・非導通により1ビット分の情報を表現できる。したがって、複数のヒューズ素子それぞれに選択的にレーザビームを照射すれば、所望の救済アドレスを不揮発的に記録できる。救済アドレスの記録処理は、通常「トリミング」または「プログラミング」とよばれる。
特開2008−071407号公報 特開2008−186847号公報
一般的なDRAMにおけるバンクと救済アドレス記憶領域の関係を示す模式図として図9を示す。ここでは、メモリとして8個のバンクB0〜B7を有するものについて説明する。各バンクはメモリ領域100と救済アドレス記憶領域106を含み、メモリ領域100は正規領域108と予備領域110を含む。正規領域108は、正規のメモリセル(以下、「正規セル」とよぶ)のアレイである。正規セルには、通常、正常なメモリセル(以下、「正常セル」とよぶ)だけでなく、不良セルも含まれる。
予備領域110は、冗長セルのアレイである。不良セルへのアクセスは冗長セルへのアクセスに置換される。不良セルのアドレス(救済アドレス)は、救済アドレス記憶領域106に記録される。救済アドレス記憶領域106は第1救済アドレス記憶領域102と第2救済アドレス記憶領域104を含む。第1救済アドレス記憶領域102は正規セルのアドレス範囲のうち下位側、第2救済アドレス記憶領域104は上位側に対応する。たとえば、バンクB0のアドレス範囲が0〜8191であれば、下位の0〜4095に含まれる救済アドレスは第1救済アドレス記憶領域102に記録され、上位の4096〜8191に含まれる救済アドレスは第2救済アドレス記憶領域104に記録される。
図10は、図9に示す救済アドレス記憶領域106の周辺拡大図である。救済アドレス記憶領域106(第1救済アドレス記憶領域102および第2救済アドレス記憶領域104)は、複数のヒューズ素子Fを含む。1つのヒューズ素子Fが1ビットに対応する。ヒューズ素子Fの遮断、未遮断により、救済アドレスが不揮発的に記憶される。トリミングに際しては、まず、スキャンラインSL1に沿って、ヒューズ素子F10〜F14をレーザービーム照射により選択的に経路遮断する。図10では、スキャンラインSL1上のヒューズ素子F12のみが遮断されている。以下同様にして、スキャンラインSL2〜6についても、適宜、ヒューズ素子Fを経路遮断する。図10に示す例の場合、トリミングに際してはスキャンラインSL1〜6の6回分のスキャンが必要となる。
ここで、プロセス技術の開発初期においては最適化が進んでおらず不良セルが発生しやすいため、あらかじめ多くのヒューズ素子Fを搭載しておく必要がある。そのため、開発初期のように多くのヒューズ素子Fが遮断対象となるときには、トリミング時間も長くなる。一方、プロセス技術が安定してくると不良セルの数は減少する。しかし、遮断すべきヒューズ素子Fの数が少なくなっても、各スキャンラインSL上にたった1つでも遮断すべきヒューズ素子Fが存在すれば、そのスキャンラインSLについてのスキャンを省略できない。したがって、上述の例では、ヒューズ素子Fの数が多い場合でも、少ない場合でも共に6回のスキャンを実行することになる。このスキャンにかかる時間がトリミング時間のほとんどを占めているため、実質的なトリミング時間はほとんど減少しない。すなわち、遮断回数よりもスキャン回数の方がトリミング時間に大きく影響する。本発明者は、遮断すべきヒューズ素子Fがまばらになれば遮断回数自体は減少するもののスキャン回数はほとんど減少しないことが、プロセス技術が安定したあとでもトリミング時間が減少しにくい原因であると認識した。
本発明に係る半導体装置は、正規領域と予備領域をそれぞれ含む第1および第2のメモリ領域と、正規領域のアドレスのうち予備領域へのアクセスに代替されるべきアドレスである救済アドレスを記憶する第1および第2の救済アドレス記憶領域と、第1および第2の救済アドレス記憶領域それぞれに対応して設けられ、入力されたアドレスが救済アドレスか否かを判定する第1および第2の救済判定回路と、第1および第2の救済判定回路による判定結果にしたがって、入力されたアドレスに対応するアクセス先を第1または第2のメモリ領域から選択するアクセス制御回路と、を備える。アクセス制御回路は、第1の救済判定回路により一致判定がなされたときには、第1および第2のメモリ領域のいずれかを指定する領域選択信号にしたがって第1および第2のメモリ領域のいずれかを選択し、選択した側のメモリ領域に含まれる予備領域をアクセス先として選択する。
本発明によれば、救済すべきアドレスの数が少なくなったときに、複数ある救済アドレス記憶領域のうち一方のみを用いて救済アドレスを記憶して不良セルを救済することが出来るため半導体記憶装置のトリミング時間を短縮できる。
第1実施形態における半導体記憶装置のバンクの周辺回路図である。 第1実施形態においてバンクと救済アドレス記憶領域の関係を示す第1の模式図である。 第1実施形態においてバンクと救済アドレス記憶領域の関係を示す第2の模式図である。 第1実施形態においてバンクと救済アドレス記憶領域の関係を示す第3の模式図である。 第1実施形態においてバンクと救済アドレス記憶領域の関係を示す第4の模式図である。 第1実施形態においてバンクと救済アドレス記憶領域の関係を示す第5の模式図である。 第2実施形態における半導体記憶装置のバンクの周辺回路図である。 第3実施形態におけるバンクの周辺回路図である。 一般的なDRAMにおけるバンクと救済アドレス記憶領域の関係を示す模式図である。 図9に示す救済アドレス記憶領域の周辺拡大図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態における半導体記憶装置10のバンクBの周辺回路図である。まず、回路構成について説明し、そのあと動作内容について説明する。図1に示す回路は、1つのバンクB内に収容される。バンクBのメモリ領域100は、下位アドレス側のメモリアレイARY0(第1のメモリ領域)と上位アドレス側のメモリアレイARY1(第2のメモリ領域)に大別される。本実施形態においては、バンクのアドレス幅が13ビットである場合を例として説明し、最上位ビット(X=13)が0のアドレスはメモリアレイARY0、1のアドレスはメモリアレイARY1に対応するものとする。
メモリアレイARY0、ARY1は、正規領域108と予備領域110を含むとともに、カラムアドレスを選択するためのYデコーダYDEC0、YDEC1を有する。YデコーダYDEC0はアクセス制御回路ACのプリデコード信号PD0、YデコーダYDEC1はプリデコード信号PD1により制御される。
ヒューズ回路FS0、FS1は、たとえば、図2のバンク0の第1救済アドレス記憶領域102、第2救済アドレス記憶領域104にそれぞれ対応して設けられた回路であり、救済アドレスを記憶するための複数のヒューズ素子Fを含む。なお、ヒューズ回路FS0とヒューズ回路FS1は、共通放電線を介して互いに分離されているものとする。ヒューズ回路FS0には、救済アドレスが記憶されており、救済アドレスはデータ信号であるCF0<9:3>として出力され、ラッチ回路LC0に保持される。CF0<9:3>に含まれる各ビットは、「H」が遮断されているヒューズ素子に対応し、「L」が未遮断のヒューズ素子に対応する。ラッチ回路LC0は、CF0<9:3>を保持し、救済判定回路RJ0にCL0<9:3>として出力する。
ヒューズ回路FS1についても上述したヒューズ回路FS0と同様である。ヒューズ回路FS1のデータ信号であるCF1<9:3>は、ラッチ回路LC1に保持される。CF0<9:3>と同じく、CF1<9:3>に含まれる各ビットは、「H」が遮断されているヒューズ素子に対応し、「L」が未遮断のヒューズ素子に対応する。ラッチ回路LC1は、CF1<9:3>を保持し、救済判定回路RJ1にCL1<9:3>として出力する。
アクセス制御回路ACに入力される外部信号CX13T<1:0>は、アクセス先として指定されたアドレス(以下、「指定アドレス」とよぶ)の最上位ビット(X=13)を示す2ビットの信号である。指定アドレス(カラムアドレス)がメモリアレイARY0(下位アドレス)に含まれるときにはCX13T<0>="H"、CX13T<1>="L"、指定アドレスがメモリアレイARY1(上位アドレス)に含まれるときにはCX13T<0>="L"、CX13T<1>="H"となる。アクセス制御回路ACは、CX13T<1:0>によりアクセス先がメモリアレイARY0、ARY1のいずれであるかを認識する。このように、CX13T<1:0>はメモリアレイARY0、ARY1のいずれかをアクセス先として指定する「領域選択信号」として機能する。
CX13T<0>信号は2入力のNOR回路114にも入力される。NOR回路114のもう一つの入力信号は1ビットのTMFLGT信号である。詳しくは後述するが、TMFLGT="L"のときには、NOR回路114の出力信号CX13B<0>はCX13T<0>の反転信号となる。
CX13T<1>信号は2入力のNAND回路118にも入力される。NAND回路118のもう一つの入力信号はTMFLGT信号のインバータ116による反転信号である。TMFLGT="L"のときには、NAND回路118の出力信号CX13B<1>はCX13T<1>の反転信号となる。
救済判定回路RJ0は、CX13B<0>="L"のときに活性化されるローアクティブな回路であり、CL0<9:3>とCAD<9:3>の一致・不一致を判定する。CAD<9:3>は、指定アドレスのうちのカラムアドレスY9-Y3に対応する信号である。救済判定回路RJ0はCAD<9:3>の全ビットがCL0<9:3>と一致するとき、すなわち、指定アドレスがヒューズ回路FS0に記録されているいずれかの救済アドレスに該当するときCREDT<0>="H"を出力し、不一致のときにはCREDT<0>="L"を出力する。
救済判定回路RJ1は、CX13B<1>="L"のときに活性化されるローアクティブな回路であり、CL1<9:3>とCAD<9:3>の一致・不一致を判定する回路である。指定アドレスがヒューズ回路FS1に記録されているいずれかの救済アドレスに該当するときCREDT<1>="H"を出力し、不一致のときにはCREDT<1>="L"を出力する。
アクセス制御回路ACには、CREDT<0>、CREDT<1>、CAD<9:3>およびCX13T<1:0>が入力される。アクセス制御回路ACは、CAD<9:3>およびCX13T<1:0>により、指定アドレス(カラムアドレス)とアクセス先となるメモリアレイARYを認識する。また、CREDT<0>とCREDT<1>により、正規領域108と予備領域110のいずれかを選択する。
プロセス技術の初期段階においては、不良セルが多く救済アドレス数が多くなるためTMFLGT="L"に設定される。また、救済アドレスはヒューズ回路FS0、FS1にそれぞれ記録される。一方、プロセス技術が安定し、救済アドレス数が減少してくると、全ての救済アドレスがヒューズ回路FS0だけに記録され、ヒューズ回路FS1は不使用とされる。このときには、TMFLGT="H"に設定される。
以上の回路構成に基づき、以下、具体的な救済アドレス制御方法について説明する。
(1)救済アドレス数が所定数より多いとき
ウェハ状態での検査において所定数より多くの不良セルが検出されたときには、救済アドレスはヒューズ回路FS0、FS1の両方に記録される。すなわち、下位アドレス側の救済アドレスはヒューズ回路FS0、上位アドレス側の救済アドレスはヒューズ回路FS1に記録される。また、TMFLGT="L"に設定される。ここでいう所定数とは、たとえば、ヒューズ回路FS0に記憶しきれない数として定義されてもよい。
TMFLGT="L"なので、救済判定回路RJ0はCX13T<0>="H"のとき、すなわち、メモリアレイARY0が指定されているときに活性化する。一方、救済判定回路RJ1はCX13T<1>="H"のとき、すなわち、メモリアレイARY1が指定されているときに活性化する。救済判定回路RJ0と救済判定回路RJ1は、常に、いずれか一方が活性化し、他方が不活性となる。
1−1:指定アドレスが下位アドレスのとき(CX13T<0>="H"、CX13T<1>="L")
メモリアレイARY0が選択され、救済判定回路RJ0が活性化し、救済判定回路RJ1が不活性となる。したがって、救済判定回路RJ1の出力は、CREDT<1>="L"に固定される。指定アドレスが救済アドレスであればCREDT<0>="H"、救済アドレスではなく通常のアドレスであればCREDT<0>="L"となる。
アクセス制御回路ACは、CREDT<0>="L"のときには、CAD<9:3>、CX13T<1:0>にしたがってメモリアレイARY0の正規領域108をアクセス対象として指定するプリデコード信号PD0を出力する。CREDT<0>="H"のときには、メモリアレイARY0の予備領域110をアクセス対象とするプリデコード信号PD0を出力する。
1−2:指定アドレスが上位アドレスのとき(CX13T<0>="L"、CX13T<1>="H")
メモリアレイARY1が選択され、救済判定回路RJ0は不活性となり、救済判定回路RJ1が活性化される。したがって、救済判定回路RJ0の出力は、CREDT<0>="L"に固定される。指定アドレスが救済アドレスであればCREDT<1>="H"、救済アドレスではなく通常のアドレスであればCREDT<1>="L"となる。
アクセス制御回路ACは、CREDT<1>="L"のときには、メモリアレイARY1の正規領域108をアクセス対象とするプリデコード信号PD1を出力する。CREDT<1>="H"のときには、メモリアレイARY1の予備領域110をアクセス対象とするプリデコード信号PD0を出力する。
(2)救済アドレス数が所定数以下のとき
不良セルが所定数以下のときには、救済アドレスはヒューズ回路FS0のみに記録される。ここでいう「所定数以下」とは、ヒューズ回路FS0のみで記憶できる数以下であることを意味する。TMFLGT="H"に設定される。TMFLGT="H"なので、CX13T<1:0>に関わらず、救済判定回路RJ0は活性化され、救済判定回路RJ1は不活性となる。このため、"CREDT<1>="L"に固定される。
2−1:指定アドレスが下位アドレスのとき(CX13T<0>="H"、CX13T<1>="L")
アクセス制御回路ACは、CX13T<1:0>にしたがってメモリアレイARY0を選択する。指定アドレスが救済アドレスであればCREDT<0>="H"、救済アドレスではなく通常のアドレスであればCREDT<0>="L"となる。
アクセス制御回路ACは、CREDT<0>="L"のときには、CAD<9:3>、CX13T<1:0>にしたがってメモリアレイARY0の正規領域108をアクセス対象とするプリデコード信号PD0を出力する。CREDT<0>="H"のときには、メモリアレイARY0の予備領域110をアクセス対象とするプリデコード信号PD0を出力する。
2−2:指定アドレスが上位アドレスのとき(CX13T<0>="L"、CX13T<1>="H")
救済判定回路RJ0は、上位アドレスに含まれる指定アドレスCAD<9:3>とヒューズ回路FS0から出力された救済アドレスCL0<9:3>を比較する。ヒューズ回路FS0には、下位アドレスに限らず上位アドレスに含まれる救済アドレスも記録されているので、救済判定回路RJ0は上位アドレスについても救済アドレスとの一致判定が可能となる。指定アドレス(上位アドレス)が救済アドレスであればCREDT<0>="H"、救済アドレスではなく通常のアドレスであればCREDT<1>="L"となる。
アクセス制御回路ACは、CX13T<1:0>にしたがってメモリアレイARY1を選択する。アクセス制御回路ACは、CREDT<0>="L"のときには、メモリアレイARY1の正規領域108をアクセス対象とするプリデコード信号PD1を出力する。CREDT<0>="H"のときには、メモリアレイARY1の予備領域110をアクセス対象とするプリデコード信号PD0を出力する。
第1実施形態においては、不良セルが少ないときにはTMFLGT信号により救済判定回路RJ1が不活性化され、救済判定回路RJ0がすべての救済アドレスについて一致判定を担当する。いわば、NOR回路114、インバータ116およびNAND回路118により「活性制御回路」が形成され、「活性制御回路」により救済判定回路RJ1が強制的に不活性化される。すべての救済アドレスはヒューズ回路FS0のみに記録されるため、トリミングに際して、ヒューズ回路FS1をスキャンする必要がない。プロセス技術が安定し不良セルの数が減少してくると、レーザービームの照射回数だけでなくスキャンの回数も減少させることができるため、トリミング時間を短縮させやすくなる。
図2は、第1実施形態においてバンクと救済アドレス記憶領域の関係を示す第1の模式図である。図2は、バンクB0〜B7について、ヒューズ回路FS0のみに救済アドレスを記録した場合を示している。各バンクBについて、ヒューズ回路FS1をトリミングする必要がないため、スキャン回数は、スキャンラインSL1〜3、10〜12の合計6回となる。図9に示した一般的な方法と比べて、スキャン回数が半減するため、トリミング時間を大きく短縮できる。
図3は、第1実施形態においてバンクと救済アドレス記憶領域の関係を示す第2の模式図である。図3は、バンクB0〜B3について、ヒューズ回路FS0のみに救済アドレスを記録した場合を示している。この場合、スキャン回数は、スキャンラインSL1〜3、7〜12の合計9回となる。
図4は、第1実施形態においてバンクと救済アドレス記憶領域の関係を示す第3の模式図である。図4は、バンクB2について、ヒューズ回路FS0のみに救済アドレスを記録した場合を示している。スキャン回数は減少しないが、スキャンラインSL4〜5について、バンクB2上のスキャンをスキップできるため、トリミング時間を短縮できる。
図5は、第1実施形態においてバンクと救済アドレス記憶領域の関係を示す第4の模式図である。図5は、バンクB2、B5について、ヒューズ回路FS0のみに救済アドレスを記録した場合を示している。
図6は、第1実施形態においてバンクと救済アドレス記憶領域の関係を示す第5の模式図である。図6は、バンクB2、B4〜B7について、ヒューズ回路FS0のみに救済アドレスを記録した場合を示している。
[第2実施形態]
図7は、第2実施形態における半導体記憶装置10のバンクBの周辺回路図である。図1と同一の符号を付した構成は、図1で説明した構成と同一または同様の機能を有する。第2実施形態のバンクBは、NOR回路114とインバータ124により、救済判定回路RJ0、RJ1の活性を制御している。
以上の回路構成に基づき、以下、具体的な救済アドレス制御方法について説明する。
(1)救済アドレス数が所定数より多いとき
下位アドレス側の救済アドレスはヒューズ回路FS0、上位アドレス側の救済アドレスはヒューズ回路FS1に記録される。TMFLGT="L"に設定される。
1−1:指定アドレスが下位アドレスのとき(CX13T<0>="H"、CX13T<1>="L")
CX13T<0>="H"であるため救済判定回路RJ0は活性化され、CX13T<1>="L"であるため救済判定回路RJ1は不活性化される。この結果、CREDT<1>="L"に固定される。救済判定回路RJ0は、指定アドレスが救済アドレスであればCREDT<0>="H"、救済アドレスではなく通常のアドレスであればCREDT<0>="L"を出力する。
アクセス制御回路ACは、CREDT<0>="L"のときには、CAD<9:3>、CX13T<1:0>にしたがってメモリアレイARY0の正規領域108をアクセス対象とするプリデコード信号PD0を出力する。CREDT<0>="H"のときには、メモリアレイARY0の予備領域110をアクセス対象とするプリデコード信号PD0を出力する。
1−2:指定アドレスが上位アドレスのとき(CX13T<0>="L"、CX13T<1>="H")
CX13T<0>="L"であるため救済判定回路RJ0は不活性化され、CX13T<1>="H"であるため救済判定回路RJ1は活性化される。この結果、CREDT<0>="L"に固定される。救済判定回路RJ1は、指定アドレスが救済アドレスであればCREDT<1>="H"、救済アドレスではなく通常のアドレスであればCREDT<1>="L"を出力する。
アクセス制御回路ACは、CREDT<1>="L"のときには、CAD<9:3>、CX13T<1:0>にしたがってメモリアレイARY1の正規領域108をアクセス対象とするプリデコード信号PD1を出力する。CREDT<1>="H"のときには、メモリアレイARY1の予備領域110をアクセス対象とするプリデコード信号PD0を出力する。
(2)救済アドレス数が所定数以下のとき
救済アドレスはヒューズ回路FS0のみに記録される。TMFLGT="H"に設定される。
2−1:指定アドレスが下位アドレスのとき(CX13T<0>="H"、CX13T<1>="L")
救済判定回路RJ0は活性化され、救済判定回路RJ1は不活性となる。アクセス制御回路ACは、CX13T<1:0>にしたがってメモリアレイARY0を選択する。指定アドレスが救済アドレスであればCREDT<0>="H"、救済アドレスではなく通常のアドレスであればCREDT<0>="L"となる。
アクセス制御回路ACは、CREDT<0>="L"のときには、CAD<9:3>、CX13T<1:0>にしたがってメモリアレイARY0の正規領域108をアクセス対象とするプリデコード信号PD0を出力する。CREDT<0>="H"のときには、メモリアレイARY0の予備領域110をアクセス対象とするプリデコード信号PD0を出力する。
2−2:指定アドレスが上位アドレスのとき(CX13T<0>="L"、CX13T<1>="H")
TMFLGT="H"であるため救済判定回路RJ0は活性化される。また、CX13T<1>="H"であるため救済判定回路RJ1も活性化される。救済判定回路RJ0は、上位アドレスに含まれる指定アドレスCAD<9:3>とヒューズ回路FS0から出力された救済アドレスCL0<9:3>を比較する。ヒューズ回路FS0には、下位アドレスに限らず上位アドレスに含まれる救済アドレスも記録されているので、救済判定回路RJ0は上位アドレスについても救済アドレスとの一致判定が可能となる。指定アドレス(上位アドレス)が救済アドレスであればCREDT<0>="H"、救済アドレスではなく通常のアドレスであればCREDT<1>="L"となる。
アクセス制御回路ACは、CX13T<1:0>にしたがってCREDT<0>およびメモリアレイARY1を選択する。CREDT<1>は無視される。すなわち、救済判定回路RJ1はこのとき冗長動作している。アクセス制御回路ACは、CREDT<0>="L"のときには、メモリアレイARY1の正規領域108をアクセス対象とするプリデコード信号PD1を出力する。CREDT<0>="H"のときには、メモリアレイARY1の予備領域110をアクセス対象とするプリデコード信号PD1を出力する。
第2実施形態においても、不良セルが少ないときには救済アドレスはヒューズ回路FS0のみに記録される。したがって、救済判定回路RJ1が動作しても一致判定することはないので、実質的にはCREDT<1>="L"に固定される。また、アクセス制御回路ACは、第1実施形態と同じく、CX13T<1:0>によりメモリアレイARY0、ARY1のいずれがアクセス先かを認識できる。
第2実施形態においては、救済判定回路RJ1が冗長動作するため、第1実施形態に比べると消費電力が大きくなるが、回路構成がシンプルになるというメリットがある。
[第3実施形態]
図8は、第3実施形態におけるバンクの周辺回路図である。第3実施形態は2つのバンクの救済アドレスを1つのヒューズ回路FS0にまとめて記録する場合のアクセス制御方法に関する。バンクB0、B1は、それぞれ、正規領域108と予備領域110を含む。また、バンクB0、B1は、ロウアドレスを選択するためのXデコーダ(図示せず)を有する。バンクB0のXデコーダはアクセス制御回路AC0のプリデコード信号PD0、バンクB1のXデコーダはアクセス制御回路AC1のプリデコード信号PD1により制御される。
ヒューズ回路FS0から読み出された救済アドレスのデータは救済判定回路RJ0に供給される。ヒューズ回路FS1から読み出された救済アドレスのデータは救済判定回路RJ1に供給される。
RBA0T<1:0>は、指定アドレス(ロウアドレス)の最上位ビットを示す2ビット信号である。指定アドレスがバンクB0に属するときにはRBA0T<0>="H"、RBA0T<1>="L"、指定アドレスがバンクB1に属するときにはRBA0T<0>="L"、RBA0T<1>="H"となる。
RBA0T<0>信号は2入力のNOR回路122とアクセス制御回路AC0に入力される。NOR回路122のもう一つの入力信号は1ビットのTMFLGT信号である。第1実施形態と同じく、TMFLGT="L"のときには、NOR回路114の出力信号RBA0B<0>はRBA0T<0>の反転信号となる。RBA0T<1>信号はインバータ120とアクセス制御回路AC1に入力される。インバータ120の出力信号RBA0B<1>信号はRBA0T<1>の反転信号となる。
救済判定回路RJ0は、RBA0B<0>="L"のときに活性化されるローアクティブな回路であり、RAD<13:0>と救済アドレスの一致・不一致を判定する。ここで、RAD<13:0>は、指定アドレスのうちのロウアドレスR13-R0に対応する信号である。救済判定回路RJ0は、指定アドレス(ロウアドレス)がヒューズ回路FS0に記録されているいずれかの救済アドレスに該当するときRREDT<0>="H"を出力し、不一致のときにはRREDT<0>="L"を出力する。
救済判定回路RJ1は、RBA0B<1>="L"のときに活性化されるローアクティブな回路であり、RAD<13:0>と救済アドレスの一致・不一致を判定する。救済判定回路RJ1は、指定アドレス(ロウアドレス)がヒューズ回路FS1に記録されているいずれかの救済アドレスに該当するときRREDT<1>="H"を出力し、不一致のときにはRREDT<1>="L"を出力する。
アクセス制御回路AC0は、RBA0T<0>="H"のときに活性化されるハイアクティブな回路であり、RAD<13:0>により指定アドレスを認識し、RREDIT<0>にしたがって正規領域108と予備領域110のいずれかを選択する。
アクセス制御回路AC1は、RBA0T<1>="H"のときに活性化されるハイアクティブな回路であり、RAD<13:0>により指定アドレスを認識する。アクセス制御回路AC1には、RREDIT<0>、RREDIT<1>およびTMFLGTが入力される。TMFLGT="L"のときにはRREDIT<1>、TMFLGT="H"のときにはRREDIT<0>に基づいて、正規領域108と予備領域110のいずれかを選択する。
プロセス技術の初期段階においては、TMFLGT="L"に設定される。また、救済アドレスはヒューズ回路FS0、FS1にそれぞれ記録される。一方、プロセス技術が安定し、救済アドレス数が減少してくると、全ての救済アドレスがヒューズ回路FS0だけに記録され、ヒューズ回路FS1は不使用とされる。このときには、TMFLGT="H"に設定される。
以上の回路構成に基づき、以下、具体的な救済アドレス制御方法について説明する。
(1)救済アドレス数が所定数より多いとき
バンクB0、B1の救済アドレスはそれぞれヒューズ回路FS0、FS1に記録される。このとき、TMFLGT="L"に設定される。TMFLGT="L"なので、救済判定回路RJ0はRBA0B<0>="L"のとき、すなわち、バンクB0が指定されているときに活性化する。一方、救済判定回路RJ1はRBA0B<1>="L"のとき、すなわち、バンクB1が指定されているときに活性化する。救済判定回路RJ0と救済判定回路RJ1は、常に、いずれか一方が活性化し、他方が不活性となる。
1−1:指定アドレスがバンクB0に属するとき(RBA0T<0>="H"、RBA0T<1>="L")
救済判定回路RJ0とアクセス制御回路AC0が活性化し、救済判定回路RJ1とアクセス制御回路AC1は不活性となる。指定アドレスが救済アドレスであればRREDT<0>="H"、救済アドレスではなく通常のアドレスであればRREDT<0>="L"となる。
アクセス制御回路AC0は、RREDT<0>="L"のときには、RAD<13:0>にしたがってバンクB0の正規領域108をアクセス対象とするプリデコード信号PD0を出力する。RREDT<0>="H"のときには、バンクB0の予備領域110をアクセス対象とするプリデコード信号PD0を出力する。
1−2:指定アドレスがバンクB1に属するとき(RBA0T<0>="L"、RBA0T<1>="H")
救済判定回路RJ0とアクセス制御回路AC0は不活性となり、救済判定回路RJ1とアクセス制御回路AC1は活性化される。
TMFLGT="L"なので、アクセス制御回路AC1はRREDT<1>により、指定アドレスが救済アドレスか否かを認識する。指定アドレスが救済アドレスであればRREDT<1>="H"、救済アドレスではなく通常のアドレスであればRREDT<1>="L"となる。RREDT<1>="L"のときには、RAD<13:0>にしたがってバンクB1の正規領域108をアクセス対象とするプリデコード信号PD1を出力する。RREDT<1>="H"のときには、バンクB1の予備領域110をアクセス対象とするプリデコード信号PD1を出力する。
(2)救済アドレス数が所定数以下のとき
救済アドレスはヒューズ回路FS0のみに記録される。TMFLGT="H"なので、救済判定回路RJ0は必ず活性化される。ヒューズ回路FS0にしか救済アドレスは記録されていないため、RREDT<1>="L"に固定される。
2−1:指定アドレスがバンクB0に属するとき(RBA0T<0>="H"、RBA0T<1>="L")
RBA0T<1>="L"なので、救済判定回路RJ1は不活性となる。RBA0T<0>="H"なのでアクセス制御回路AC0は活性化され、RBA0T<1>="L"なのでアクセス制御回路AC1は不活性となる。したがって、アクセス制御回路AC0は、RAD<13:0>とRREDT<0>にしたがって、バンクB0の正規領域108または予備領域110にアクセスする。
2−2:指定アドレスがバンクB1に属するとき(RBA0T<0>="L"、RBA0T<1>="H")
RBA0T<0>="L"なので、アクセス制御回路AC0は不活性となる。RBA0T<1>="H"なので、救済判定回路RJ1とアクセス制御回路AC1は共に活性化される。TMFLGT="H"であるから、アクセス制御回路AC1は、RREDT<0>に基づいて正規領域108へのアクセスか予備領域110へのアクセスかを判断することになる。すなわち、救済判定回路RJ1は活性化されるものの、その判定結果はアクセス制御回路AC1の制御に影響を及ぼさない。
アクセス制御回路AC0は不活性であるため、バンクB0はアクセスの対象とならない。ヒューズ回路FS0には、バンクB0だけでなくバンクB1の救済アドレスも記録されている。救済判定回路RJ0は、ヒューズ回路FS0のデータを参照し、バンクB1に属する指定アドレス(ロウアドレス)についても救済アドレスに該当するか否かを判定する。アクセス制御回路AC1は、救済判定回路RJ0の判定結果を示すRREDT<0>にしたがって、バンクB1の正規領域108または予備領域110にアクセスする。
第3実施形態においては、不良セルが少ないときにはTMFLGT信号により救済判定回路RJ0が強制的に活性化され、救済判定回路RJ0がすべての救済アドレスについて一致判定を担当する。また、TMFLGT信号によって、アクセス制御回路AC1は、救済判定回路RJ0、RJ1のいずれの判定結果にしたがうべきかを決定する。すなわち、第3実施形態において、TMFLGT信号が領域選択信号としても機能する。第3実施形態においても、すべての救済アドレスをヒューズ回路FS0のみに記録すれば、トリミングに際して、ヒューズ回路FS1のヒューズ素子Fをスキャンする必要がない。この結果、トリミング時間を短縮させやすくなる。
以上、本発明をいくつかの実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
なお、本発明の一側面として、以下の半導体記憶装置が認識される。すなわち、「正規領域と予備領域をそれぞれ含む第1および第2のメモリ領域と、正規領域のアドレスのうち予備領域へのアクセスに代替されるべきアドレスである救済アドレスを記憶する第1および第2の救済アドレス記憶領域と、前記第1および第2の救済アドレス記憶領域それぞれに対応して設けられ、入力されたアドレスが救済アドレスか否かを判定する第1および第2の救済判定回路と、前記第1及び第2の救済アドレス記憶領域に共に救済アドレスが記憶されている第1のステータス又は第1の救済アドレス記憶領域のみに救済アドレスが記憶されている第2のステータスを示す制御信号を受け、前記制御信号が第1のステータスを示すときには入力されたアドレスに応じて第1及び第2の救済判定回路のいずれかを選択して救済アドレスの判定を行わせると共に、前記制御信号が第2のステータスを示すときには入力されたアドレスが第1のメモリ領域に又は第2のメモリ領域のいずれを示すかにかかわらず前記第1の救済判定回路を選択して救済アドレスの判定を行わせる制御回路と、前記第1および第2の救済判定回路による判定結果にしたがって、前記入力されたアドレスに対応するアクセス先を前記第1または第2のメモリ領域から選択するアクセス制御回路と、を備えることを特徴とする半導体記憶装置。」である。
10 半導体記憶装置、100 メモリ領域、102 第1救済アドレス記憶領域、104 第2救済アドレス記憶領域、106 救済アドレス記憶領域、108 正規領域、110 予備領域、114 NOR回路、116 インバータ、118 NAND回路、120 インバータ、122 NOR回路、124 インバータ、AC アクセス制御回路、ARY メモリアレイ、B バンク、F ヒューズ素子、FS ヒューズ回路、LC ラッチ回路、RJ 救済判定回路。

Claims (8)

  1. 正規領域と予備領域をそれぞれ含む第1および第2のメモリ領域と、
    正規領域のアドレスのうち予備領域へのアクセスに代替されるべきアドレスである救済アドレスを記憶する第1および第2の救済アドレス記憶領域と、
    前記第1および第2の救済アドレス記憶領域それぞれに対応して設けられ、入力されたアドレスが救済アドレスか否かを判定する第1および第2の救済判定回路と、
    前記第1および第2の救済判定回路による判定結果にしたがって、前記入力されたアドレスに対応するアクセス先を前記第1または第2のメモリ領域から選択するアクセス制御回路と、を備え、
    前記アクセス制御回路は、前記第1の救済判定回路により一致判定がなされたときには、前記第1および第2のメモリ領域のいずれかを指定する領域選択信号にしたがって前記第1および第2のメモリ領域のいずれかを選択し、前記選択した側のメモリ領域に含まれる前記予備領域をアクセス先として選択することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記アクセス制御回路は、前記第2の救済判定回路により一致判定がなされたときには、前記第2のメモリ領域に含まれる前記予備領域をアクセス先として選択することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記アクセス制御回路は、前記第1および第2の救済判定回路のいずれによっても一致判定がなされなかったときには、前記領域選択信号にしたがって前記第1および第2のメモリ領域のいずれかを選択し、前記選択した側のメモリ領域に含まれる前記正規領域をアクセス先として選択することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第2の救済判定回路を不活性化させる活性制御回路、を更に備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  5. 前記救済アドレスが所定数以下のときには、前記活性制御回路は、前記第2の救済判定回路を不活性化するように設定されることを特徴とする請求項4に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記救済アドレスが所定数以下のときには、前記第1の救済アドレス記憶領域に前記第1および第2のメモリ領域の救済アドレスがまとめて記憶されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  7. 前記第1および第2のメモリ領域は、同一バンクに含まれるメモリ領域であることを特徴とする請求項1から6のいずれか記載の半導体記憶装置。
  8. 前記第1および第2のメモリ領域は、互いに異なるバンクに属するメモリ領域であることを特徴とする請求項1から7のいずれか記載の半導体記憶装置。
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