JP5592232B2 - 椅子の座体の取り付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、椅子の座体の取り付け構造に関する。
従来、着座面を有する座体と、座体を支持する脚部材と、を備える椅子において、座体を脚部材に乗せてネジで固定するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の椅子では、図2などに示されるように、脚フレーム6(脚部材)の取付部15からネジを挿入して支持部材3をネジ止めすることで着座面である膜状部材2が脚フレーム6に取り付けられる。
ネジ穴を形成する部分は、周囲よりも肉厚なボス形状となっていることが多い。ボス形状として形成された座体の一例を図11,図12に示す。各図(A)は座体101の裏面を示し、(B)はネジ穴上の断面図を示す。また(C)は脚部材(爪金111)とネジ35で固定したときの模式的な側面図を示す。
図11は、ネジ穴103の周囲のみボス107となっている構成を示している。また、図12は、着座面105を取り囲むようにリブ109が形成されており、そのリブ109上にネジ穴103が形成される構成を示している。なお、着座面105は、メッシュ(図11,12各図において左側)や樹脂板(同図右側)など、様々なものを用いることができる。
特開2001−224461号公報
ネジ穴が形成されている部分が図11に示すようなボス形状(ボス107)である場合、使用者が着座するなどして座体に加えられた衝撃や振動はボス107に伝わる。このボス107は、図12(C)のようにリブ109が爪金111に広く接触しているものと比較すると応力がボス107に集中する。ボス107が変形するとネジ35が緩みやすくなり、長期間の使用によってネジ35が脱落してしまう虞がある。
一方、ネジ穴が形成されている部分が図12に示すようなリブ形状(リブ109)である場合、加えられた衝撃や振動は爪金111の広い範囲で受けることができるため、リブ109の歪みが小さくなる結果、図11のようにボス107を有する構成と比較するとネジの緩みの発生は抑制される。しかしながら反対に、リブ109の柔軟性が欠けることとなるため、衝撃や振動をリブ109で吸収できない結果、ネジ35の首や頭の部分(領域35a)に応力が集中してしまい、ネジ35の頭が破断しやすくなる。
つまり、従来の取り付け構造では、椅子の使用に伴う衝撃や振動によってネジが緩んだり破断してしまい、長期の使用において取り付け状態を良好に維持することが困難であった。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ネジの緩みや破断を抑制することができる座体の取り付け構造を提供することである。
上述した問題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、着座面を有する座体と、当該座体が取り付けられる脚部材と、を有する椅子における座体の取り付け構造であって、前記座体における前記着座面の裏面に設けられ、ネジ穴を有する座体取付部と、前記脚部材に設けられ、ネジの軸を挿入可能な貫通孔が形成された脚取付部と、前記座体取付部と前記脚取付部とを接触させた状態で、前記貫通孔に挿入されて前記ネジ穴に螺合して前記座体取付部と前記脚取付部とを固定するネジと、を備える。
そして、前記座体取付部は、前記ネジ穴が形成された第1の領域と、当該第1の領域と溝によって間隔が空けられた第2の領域と、において前記脚取付部と接触することを特徴とする。
このように構成された座体の取り付け構造であれば、座体と脚部材との接触は、第1の領域と第2の領域とにおいて行われる。それによって、椅子の使用に伴うネジの緩みとネジの破断とを抑制できる。
なぜならば、第1の領域は溝によって第2の領域と間隔が空けられているため、第1の領域と第2の領域とが繋がっている構造と比較して、第1の領域周辺は高い柔軟性が保たれる。その結果、座体に荷重が加えられてもネジに応力が集中することを抑制でき、ネジの破断を抑制できる。また、第2の領域でも脚取付部に接触しているので、座体取付部全体としては第1の領域のみで接触する場合と比較して歪みにくさが向上する。その結果、ネジが緩みにくくなる。さらに、第2の領域も第1の領域と溝によって間隔が空けられていることから、第1の領域と第2の領域とが繋がっている構造と比較すると第2の領域周辺の柔軟性が高くなり、ネジの破断の抑制に繋がる。
このように、本発明の座体の取り付け構造では、ネジの緩みとネジの破断とを同時に抑制することができ、長期の使用でも取り付け状態を良好に維持することができる。
なお、上述した第2の領域は1箇所でなくともよく、複数箇所に分散していてもよい。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の座体の取り付け構造において、前記第1の領域と前記第2の領域が、同一平面上に形成されていることを特徴とする。
このように構成された座体の取り付け構造であれば、第1の領域および第2の領域と、脚取付部と、の接触状態を良好にし、ネジの緩みや破断の抑制効果を高くすることができる。
仮に第1の領域と第2の領域とが同一平面上に形成されていない、即ちそれらの高さが相違する場合、脚取付部において第1の領域や第2の領域と接触する領域も、それぞれの高さに合わせた段差を設ける必要がある。このとき、第1の領域と第2の領域との高さの差と、脚取付部の段差と、に大きな誤差が生じると、いずれか一方が良好に接触しなくなってしまう。両方とも良好に接触させるためには、誤差を小さくするため座取付部と脚取付部とを非常に高い精度で形成する必要が生じる。
一方、請求項2のような構成の場合、脚取付部側はフラットにすればよいので、高さを変える場合と比較して上述した誤差を容易に小さくすることができる。その結果、第1の領域および第2の領域と、脚取付部と、の接触状態が良好になる。
さらに、脚取付部をフラットに構成する場合、精度よく段差を構成する場合と比較して、製造コストを低減することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の座体の取り付け構造において、前記座体取付部が、前記座体の裏面に設けられたリブであって、前記第1の領域および前記第2の領域が、当該リブに形成された前記着座面に沿った平面上に形成されていることを特徴とする。
このように構成された座体の取り付け構造であれば、座体を補強するリブを使用して、本発明の座体の取り付け構造を実現することができるため、座体取付部として別途部材を設ける必要がなくなる。着座面は着座時の身体形状に合わせた曲面となっている場合もあるが、その場合でも着座面全体としては平面とみなすことができるため、その面を基準とすればよい。なお、上述した着座面に沿った平面とは、着座面と平行な面である必要はなく、角度を有していてもよい。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の座体の取り付け構造において、前記脚取付部が、前記座体取付部と前記脚取付部とが固定された状態において、前記リブの側面と接触する接触面を備えることを特徴とする。
このように構成された座体の取り付け構造であれば、リブの側面を接触面で支持するため、着座時など座体に荷重が加えられたときにリブに生じる歪みを低減することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の座体の取り付け構造において、前記第1の領域が、前記接触面と間隔を空けた位置において前記脚取付部と接触することを特徴とする。
このように構成された座体の取り付け構造であれば、接触面と第1の領域が接触しないので、第1の領域周辺の柔軟性を高く維持することができる。なお、第1の領域周辺の柔軟性を低くし、歪み耐性を高くしたいときには、上述したものとは逆に接触面と第1の領域とが接触するように構成してもよい。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の座体の取り付け構造において、前記座体の前記着座面がメッシュで構成されていることを特徴とする。
着座面がメッシュで構成されている場合、メッシュは座体の外縁部によって所定の張力を持って保持される。座体取付部はこの外縁部に設けられる。
メッシュ自体は、その他の材質(樹脂、木、金属)などと比べて容易に変形するので、メッシュに荷重が加わると、メッシュは下方向に押される。よって、図13に示すように、外縁部は下方向(矢印方向)に引っ張られることとなり、外縁部に捻りが加えられて歪みが生じやすくなる。つまり、メッシュを用いた椅子は、ネジの緩みや破断が発生しやすい。
しかしながら、本発明の座体の取り付け構造を用いることで、着座面がメッシュであってもネジの緩みや破断を抑制することができ、長期の使用でも取り付け状態が良好に維持される椅子を得ることができる。
実施例の椅子を示す分解斜視図 座体の裏面を示す図(A)および図2(A)のA−A断面図(B) 爪金およびネジ取付部の周辺の拡大斜視図 爪金およびネジ取付部の周辺の平面図(A)および図4(A)のB−B断面図(B) 図4(A)の矢印C方向から見たネジ取付部の周辺の断面図 変形例の座体裏面を示す図(A)および図6(A)のA−A断面図(B) 変形例の爪金周辺の拡大斜視図 変形例の爪金およびネジ取付部の周辺の平面図(A),(C)および図8( A)の断面図(B) 変形例のネジ取付部周辺の平面図(A),(B) 変形例のネジ取付部周辺の断面図 従来の座体の裏面を示す図(A)、ネジ穴上の断面図(B),およびネジ で固定したときの模式的な側面図(C) 従来の座体の裏面を示す図(A)、ネジ穴上の断面図(B),およびネジ で固定したときの模式的な側面図(C) 着座面にメッシュを用いたときに荷重が加わる方向を説明する図
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示にすぎず、本発明が、下記の事例以外にも様々な形態で実施できるのはもちろんである。
[実施例]
本実施例の椅子1は、図1に示すように、使用者が着席する着座面11aを有する樹脂製の座体11と、背もたれ13と、座体11および背もたれ13を支持する金属製の脚部材15と、を備えている。
脚部材15は、着席者から見て左側に配置される左フレーム21と、右側に配置される右フレーム23と、左フレーム21と右フレーム23とを連結する前架橋部25および後架橋部27と、からなる。
左フレーム21は、金属製のパイプを曲げ加工して形成されるものであり、床面に接触する底部29、座体11を支持する支持部31などを有する。この支持部31は、前後方向に略水平に延びるように形成される。左フレーム21の支持部31には右フレーム23側(内側)に延びる平板状の爪金33(本発明における脚取付部の一例)が前後方向に間隔を空けた2箇所に形成されている。爪金33には、ネジ35が挿入可能な貫通孔33aが形成されている。
なお、右フレーム23は、左フレーム21と左右対称の形状となっており、右フレーム23の爪金33は、左フレーム21側に延びている。
また、後架橋部27には、上述した爪金33と同様の爪金33が、左右方向に間隔を空けた2箇所にて前方に延びるように形成されている。
座体11の着座面の裏面を図2(A)に示す。また、図2(A)におけるA−A断面を図2(B)に示す。
座体11の外縁には、下方向に垂れ下がるように拡がる側板41が形成されている。また、座体11の外縁から間隔を空けた内側には、側板41と沿うようにリブ43が形成されている。左右および後方の側板41とリブ43との間隔は、支持部31および後架橋部27の幅と略等しくなるように形成されており、座体11を脚部材15に取り付ける際には、側板41とリブ43との間隙に支持部31または後架橋部27が挿入される。
リブ43は、座体11から延び出した先端が座体11の主たる面と略平行である平面状となるように(即ち、着座面11aに沿った平面状となるように)形成されている。リブ43には、座体11の主たる面と交差する方向に開けられたネジ穴45が、脚部材15の6箇所の爪金33の貫通孔33aと対応する位置に形成されている。左フレーム21および右フレーム23の爪金33に対応するネジ穴45の周囲には、ネジ穴45を中心とした円周状に溝部47が形成されており、その溝部47によって、ネジ穴45を取り囲む円柱状のネジ取付部49がリブ43におけるその周囲の部分と区切られる。
図3は爪金33およびネジ取付部49の周辺の拡大斜視図であるが、理解を容易にするために、座体11におけるネジ取付部49とリブ43以外の部分は透視した状態となっている。座体11を脚部材15に取り付ける際には、リブ43を爪金33に接触させた状態で爪金33の下方向からネジ35を貫通孔33aに挿入してネジ穴45に螺合させ、リブ43と爪金33とを固定する
座体11を脚部材15に取り付けた状態における爪金33の周辺の拡大図を図4(A),(B)に示す。図4(A)は平面図であって、図3同様に座体11におけるネジ取付部49とリブ43以外の部分は透視した状態となっている。また図4(B)は図4(A)のB−B断面図であるが、本図では座体11の着座面や側板41を透視せずに示している。
図4(A)に示すように、爪金33には、溝部47の部分を除き、リブ43における溝部47の周辺に位置する周辺部51と、ネジ取付部49と、が、先端面(座体11から延び出した先の面)において当接している(図4(A)における斜線領域にて接触している)。なお、リブ43におけるネジ取付部49と周辺部51とが本発明における座体取付部の一例である。また、ネジ取付部49の先端面が本発明における第1の領域の一例であり、周辺部51の先端面が本発明における第2の領域の一例である。ネジ取付部49の先端面と周辺部51の先端面とは同一平面となる。
このような座体11の取り付け構造を有する椅子1は、座体11の左右のネジ穴45に螺合されたネジ35の頭部が破断したり、ネジ35が緩んだりすることが抑制されるため、座体11と脚部材15との取り付け状態を長期間に亘って良好に維持することができる。その理由を、図5を用いて説明する。図5は、図4(A)の矢印C方向から見たネジ取付部49の周辺の拡大図(断面図)である。
爪金33にはネジ取付部49の先端が接触しており、周辺部51の先端部51aも接触している。先端部51aが接触していることにより、座体11に使用者が着座するなどしてリブ43に振動や衝撃などの力が加わったときに、それらによるリブ43の歪みが抑制される。その結果、ネジ35がネジ穴45に対して緩んでしまうことが抑制できる。また、リブ43が歪むとネジ35に応力が加わるが、ネジ取付部49が変形してネジ35に応力が集中することを低減できるため、ネジ35の首や頭部が破断するなど、ネジ35自体が破損することが抑制される。
一方、ネジ取付部(ボス107)のみを有する従来の取り付け構造を模式的に示したものが図11(C)である。この構造では、着座面に力が加わると、ボス107が変形してネジ35への応力集中を抑制するためネジ35の頭部などが破損することは抑制できるが、爪金111に接触する部分が少ないためボス107の変形が大きくなる。そのため、長期間の使用によってネジ35が緩みやすくなり、ネジ35がネジ穴から脱落してしまう。
また、リブ109全体が爪金111に接触する従来の取り付け構造を模式的に示したものが図12(C)である。この構造では、リブ109に荷重が加わっても歪みが発生しにくく、ネジ35の緩みは発生しにくい。しかしながら、リブ109の柔軟性が欠けるため、リブ109が歪むことによる応力が、特にネジ頭近傍の領域35aに強く加わり、ネジ35が破損してしまう。
即ち、本実施例の取り付け構造では、ネジが緩むことと、ネジが破損してしまうことと、の両方の抑制を達成できる。
なお、溝部47の深さ、ネジ取付部49の大きさ(径方向の大きさ)などによって柔軟性や歪み耐性などを調整することができる。
[変形例]
上記実施例においては、座体11全体が樹脂製である構成を例示したが、図6に示す座体61のように、着座面63はメッシュで形成されていてもよい。メッシュを用いる場合、メッシュを保持する外縁部(図6における着座面63以外の部分)には着座できないので、着座可能な面積を大きくするために外縁部を細く形成する必要がある。その結果リブや爪金も狭くなり、着座時に歪みが生じやすくなる。また、メッシュに荷重が加わると、メッシュは下方向に押される。よって、図13に示すように、外縁部は下方向(矢印方向)に引っ張られることとなり、外縁部に捻りが加えられ、それによっても歪みが生じやすくなる。
即ち、着座面にメッシュを用いると非常に歪みが発生しやすく、ネジの脱落やネジの破損が容易に発生する。つまり、座体の着座面にメッシュを用いる椅子に本発明の座体の取り付け構造を用いることで、ネジの緩みや破断を抑制することができ、長期の使用でも取り付け状態を良好に維持できる。
なお、座体11は、リブ(ネジ取付部およびその周辺部)に相当する部分が樹脂で形成されていれば、それ以外の部分は上記メッシュを含め様々な材質のものを用いることができる。例えば、金属や木によって着座面を構成してもよいし、クッションなどを組み合わせてもよい。
また、上記実施例においては、爪金33は平板である構成を例示したが、図7に示すように、先端に縦板部33bが形成されていても良い。縦板部33bがリブ43の側面と接触することで、リブ43の歪みをより抑制することができる。なお、縦板部33bが本発明における接触面の一例である。
その場合、図8(A),(B)に示すように、ネジ取付部49を縦板部33bと接触させるように構成してもよいし、図8(C)に示すように、ネジ取付部49を縦板部33bと接触させないように構成してもよい。ネジ取付部49を縦板部33bと接触させることで、歪みの抑制効果は増大する。一方、接触させないことで、ネジ取付部49の柔軟性が維持される。よって、接触させるか否かは目的に合せて適宜設計することができる。
また、ネジ取付部49の形状は上記実施例の構成に限定されず、様々なものとすることができる。例えば、図9(A)に示すように、ネジ取付部65の周囲をリブ43が取り囲むような形状であってもよいし、図9(B)に示すようにネジ取付部67が略矩形であってもよい。
また、爪金は段差(溝)の形成された板であってもよい。例えば、図10に示すように、ネジ取付部69の高さを周囲のリブ43の高さと異ならせておき、爪金71はネジ取付部69に対応する領域と周囲のリブ43に対応する領域との高さを変化させることが考えられる。
また、上記実施例においては、リブが爪金に接触する構成を例示したが、リブが形成されていなくてもよい。つまり、樹脂板そのものにネジ取付部が設けられていてもよい。
また、上記実施例においては、ネジ取付部49および周辺部51の先端面(爪金33と接触する面)は着座面11aに沿って設けられている構成を例示したが、ネジ取付部および周辺部は着座面11aと角度を有するように設けられていてもよい。その場合には、爪金もネジ取付部や周辺部に合せて左右フレームに取り付ける角度を調整するとよい。
1…椅子、11…座体、11a…着座面、15…脚部材、21…左フレーム、23…右フレーム、25…前架橋部、27…後架橋部、29…底部、31…支持部、33…爪金、33a…貫通孔、33b…縦板部、35…ネジ、35a…領域、41…側板、43…リブ、45…ネジ穴、47…溝部、49…ネジ取付部、51…周辺部、51a…先端部、61…座体、63…着座面、65…ネジ取付部、67…ネジ取付部、69…ネジ取付部、71…爪金、101…座体、103…ネジ穴、105…着座面、107…ボス、109…リブ、111…爪金

Claims (6)

  1. 着座面を有する座体と、当該座体が取り付けられる脚部材と、を有する椅子における座体の取り付け構造であって、
    前記座体における前記着座面の裏面に設けられ、ネジ穴を有する座体取付部と、
    前記脚部材に設けられ、ネジの軸を挿入可能な貫通孔が形成された脚取付部と、
    前記座体取付部と前記脚取付部とを接触させた状態で、前記貫通孔に挿入されて前記ネジ穴に螺合して前記座体取付部と前記脚取付部とを固定するネジと、を備え、
    前記座体取付部は、前記ネジ穴が形成された第1の領域と、当該第1の領域と溝によって間隔が空けられた第2の領域と、において前記脚取付部と接触する
    ことを特徴とする座体の取り付け構造。
  2. 前記第1の領域と前記第2の領域は、同一平面上に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の座体の取り付け構造。
  3. 前記座体取付部は、前記座体の裏面に設けられたリブであって、
    前記第1の領域および前記第2の領域は、当該リブに形成された前記着座面に沿った平面上に形成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の座体の取り付け構造。
  4. 前記脚取付部は、前記座体取付部と前記脚取付部とが固定された状態において、前記リブの側面と接触する接触面を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の座体の取り付け構造。
  5. 前記第1の領域は、前記接触面と間隔を空けた位置において前記脚取付部と接触する
    ことを特徴とする請求項4に記載の座体の取り付け構造。
  6. 前記座体は、前記着座面がメッシュで構成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の座体の取り付け構造。
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