JP6736446B2 - ストラットマウント - Google Patents

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Description

本発明は、ストラットマウントに関するものである。
ショックアブソーバを車体に取り付けるための部材として、車体に取り付けられる外筒部材と、外筒部材の内周側に設けられると共にショックアブソーバが取り付けられる内筒部材と、外筒部材と内筒部材とを連結する弾性体とを備える各種のストラットマウントが提案されている。
しかし、従来のストラットマウントでは、ステアリング操作時等に惹起されるこじり方向の荷重入力によってショックアブソーバのフリクションが高まり車両の乗り心地が悪化したり、ハンドリング性能を悪化させることがあった。
このような問題に対して、例えば、特許文献1には、こじり方向に対応する弾性体の部位に軸方向に貫通するすぐり孔を形成して、こじり方向の荷重入力に対する弾性体のばね剛性を低減させたストラットマウントが提案されている。このストラットマウントによれば、こじり方向のばね剛性を低減して、ショックアブソーバへの荷重入力を効果的に緩和することができるとされている。
特開2005−265109号公報
しかし、特許文献1のように弾性体に貫通孔(すぐり孔)を設けてしまうと、こじり方向以外のばね剛性も下がってしまうという問題があった。
かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、こじり方向の弾性体の剛性を選択的に低減し得るストラットマウントを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るストラットマウントは、車体に取り付けられる外筒部材と、該外筒部材の内周側に設けられると共にショックアブソーバに取り付けられる内筒部材と、前記外筒部材と前記内筒部材との間に配設される弾性体とを備えるストラットマウントにおいて、前記弾性体の下面には、中心軸線周りに4つ以上の凹部が設けられ、該4つ以上の凹部は、平面視で複数の仮想対称線に関して線対称に形成されており、前記4つ以上の凹部は、隣り合う4つの凹部であって、周方向間隔がそれぞれ異なる4つの凹部を含むことを特徴とする。本発明のストラットマウントによれば、こじり方向の弾性体の剛性を選択的に低減してステアリング操作時のハンドリング性能を向上させることができる。また、車体前方方向と車体後方方向とでショックアブソーバへのこじり方向の荷重入力が異なっても、各入力に合わせて凹部を配置して、弾性体のばね剛性を選択的に低減することができる。
また、本発明のストラットマウントにおいては、前記外筒部材には、前記車体に設けられた複数の被取付部に対応する複数の取付部が設けられ、該複数の取付部は中心軸線周りに等間隔に配置されており、前記複数の取付部の一の取付部を、前記複数の被取付部のいずれの被取付部に取り付けても、前記複数の仮想対称線の一の仮想対称線が前記車体の前後方向に平行となることが好ましい。この構成によれば、外筒部材の一の取付部を、車体側のいずれの被取付部に取り付けてもよいので、ストラットマウントの車体への取り付けが容易となる。
また、本発明のストラットマウントにおいては、前記複数の取付部の少なくとも一の取付部は、前記仮想対称線上に設けられていることが好ましい。この構成によれば、ストラットマウントの車体への取付部についても左右対称構造となるので、ストラットマウントの取り付けに起因する車両左右のアンバランスを抑制することができる。
また、本発明のストラットマウントにおいては、前記内筒部材が前記外筒部材に対して傾いたときに該内筒部材が当接する前記弾性体の領域には、中心軸線周りに複数の凸部が同心状に設けられていることが好ましい。この構成によれば、複数の凸部により内筒部材との接触開始位置を早めて衝撃を小さくすることができる。また、複数の凸部により弾性体に及ぼす応力が分散されるので、弾性体の耐久性を向上させることができる。
本発明によれば、こじり方向の弾性体の剛性を選択的に低減し得るストラットマウントを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るストラットマウントを車体前後方向に沿って切断した(図2のAA断面に沿う)断面図である。 本発明の一実施形態に係るストラットマウントの底面図(下筒体を装着していない状態)である。 本発明の一実施形態に係るストラットマウントを斜め下方から見た斜視図(下筒体を装着していない状態)である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るストラットマウント100を車体前後方向に沿って切断したときの断面図である。すなわち、図1は後述する図2のAA断面に沿う断面図である。なお、図中の矢印FRONT,REARはそれぞれ車体の前方、後方を示している。本願明細書、特許請求の範囲、要約書、及び図面において上下方向とは、車体を水平面上に置いた状態を基準としており、上方とは図1における上方、下方とは図1における下方を意味するものとする。また、本明細書において、こじり方向とは、後述するショックアブソーバ200が車体に対して傾く方向を指すものとする。本実施形態のストラットマウント100は、車体に取り付けられる外筒部材12と、外筒部材12の内周側に設けられると共にショックアブソーバ200のピストンロッド200aに取り付けられる内筒部材14と、外筒部材12と内筒部材14との間に配設される弾性体16とを備えている。
外筒部材12は、図1に示すように、後述する内筒部材14を外周側から取り囲むように形成された外筒本体12aと、外筒本体12aから外周方向に延びるフランジ12bとを有する。外筒部材12は、例えば、金属製の平板部材に対してプレス加工することにより一体形成することができる。
外筒本体12aは、後述する内筒部材14と共通する中心軸線Oに関して対称であり、下方に向けて縮径する略円筒形状を有する。外筒本体12aの下端部12a1は、図1に示すように外周方向に延出しており、その周囲が弾性体16によって覆われている。また、外筒本体12aの上端部12a2は、外周方向に延出した後、更に下方へと延びてフランジ12bとR面によって滑らかに接続している。
フランジ12bは、図2に示すように、3つの頂点にそれぞれR部を形成した略正三角形の外形を有しており、各頂点の内側には取付穴12c1〜12c3が設けられている。そして、各取付穴12c1〜12c3には取付用ボルト202が挿入されており、この取付用ボルト202によってストラットマウント100を車体側の被取付部に取り付けることができる。なお、図1に示すように、フランジ12bの外周端は下方に折り曲げられており、これによって外筒部材12の曲げ強度を高めることができる。
外筒部材12の内周側には、内筒部材14が配設されている。内筒部材14は、図1に示すように、外筒部材12の略中央高さから上方に延びる上筒体18と、下方に延びる下筒体20とを有する。上筒体18の底面と下筒体20の頂面とは面接触しており、下筒体20の上面中央部から上方及び外周方向に突出する係合突起20dを、上筒体18の底面中央部の開口から内周方向に突出する突起18bにアンダーカット係合させることにより、上筒体18と下筒体20とを連結することができる。なお、上筒体18と下筒体20との連結はこの態様には限定されず、上筒体18の底面と下筒体20の頂面とを溶接やねじ係合等によって連結してもよい。また、上筒体18と下筒体20とを一体に形成するようにしてもよい。
上筒体18は、図1に示すように、上側が開放された、有底円筒形状を有する金属部材である。上筒体18の上端には、外周方向に延びる内筒フランジ18aが設けられている。また、この内筒フランジ18aと外筒本体12aの上端部12a2とが対向している。そして、図1に示すように、内筒フランジ18aと外筒本体12aの上端部12a2との間には弾性体16が配設されている。これによってこじり方向の荷重入力に対して内筒フランジ18aと外筒本体12aの上端部12a2とが接触したり、異音が発生するのを抑制することができる。
図1に示すように、内筒フランジ18aと外筒本体12aの上端部12a2との間の弾性体16部分には、内周方向に延びる括れ部16cが設けられている。この括れ部16cによって、内筒フランジ18aが外筒本体12aの上端部12a2に対して引っ張られたり押圧されたりする際のばね剛性を低減することができる。括れ部16cは、周方向に同じ深さだけ括れていてもよいし、こじり方向により深い括れを設けて当該方向のばね剛性を低減させるように構成してもよい。
本実施形態において、路面状況等に起因してショックアブソーバ200に下方向の荷重がかかった場合、内筒フランジ18aが外筒本体12aの上端部12a2に近接して弾性体16を押し潰す。これに対する弾性体16の復元力によって内筒フランジ18aは上方に押し戻されるため、内筒フランジ18aは外筒部材12に衝突することなく弾性支持される。また、ショックアブソーバ200に強い下方向の荷重がかかった場合には、内筒フランジ18aが外筒本体12aの上端部12a2に弾性体16を介して衝突し、ショックアブソーバ200の下方への変位を規制する。すなわち、上筒体18の内筒フランジ18aは、ストッパ部として機能する。この場合にも弾性体16が押し潰されることによって内筒フランジ18aは上方に押圧されるため、内筒フランジ18aが外筒本体12aの上端部12a2に衝突する際の衝撃を低減することができる。
本実施形態において、弾性体16は、エラストマー等で形成されており、図1に示すように、外筒本体12aの内周面及び外周面、並びに上筒体18の外周面にゴムが一体的に加硫接着されている。そして、この弾性体16が弾性変形することによって、外筒部材12に対して内筒部材14が相対変位可能となるように構成されている。
下筒体20は、図1に示すように、下側が開放された、有頂円筒形状を有する金属部材である。下筒体20は、頂壁から垂下する小径筒部20aと、小径筒部20aの下方に設けられ小径筒部20aよりも大きな直径を持つ大径筒部20bとを有する。そして、小径筒部20aと大径筒部20bとの間の領域には、R面によって滑らかに両者を接続する段部20eが設けられている。この段部20eは、外筒本体12aの下端部12a1と対向しており、ショックアブソーバ200にこじり方向の荷重が入力された場合に、段部20eが外筒本体12aの下端部12a1に近づく。しかし、下端部12a1は、図1に示すように弾性体16で覆われているため、段部20eが直接外筒本体12aに接触することがない。この構成によって、下筒体20が外筒本体12aに及ぼす衝撃や異音の発生を抑制することができる。
下筒体20の頂面中央に設けられた挿通口20cには、ショックアブソーバ200のピストンロッド200aの先端部200bが挿通されている。ピストンロッド200aの先端部200bは、ピストンロッド200aより小径の雄ねじ部となっており、この雄ねじ部にナット200cをねじ係合させることによってピストンロッド200aを内筒部材14に固定している。
本実施形態において、段部20eに対向する弾性体16の下面には、図1〜図3に示すように凸部16bが中心軸線O周りに設けられている。また、凸部16bの表面には、更に小さな2つの凸部16b1、16b2が中心軸線O周りに同心状に設けられている。なお、図2及び図3では、凸部16b、16b1、16b2、及び後述する凹部16a1、16a2が視認できるように、下筒体20を省略して描写している。このように、下筒体20の段部20eに対向する弾性体16部分に凸部16bを設け、更に2つの小さな凸部16b1、16b2を同心状に設けることにより、ショックアブソーバ200にこじり方向の荷重が入力された場合でも、2つの凸部16b1、16b2により段部20eとの接触開始位置を早めて衝撃を小さくすることができる。また、下筒体20からの荷重を2つの凸部16b1、16b2に分散して受けることが可能となる。これによって、弾性体16に局所的な大きな応力がかかることがない。
図2に示すように、凸部16b1、16b2は周方向に間欠的に設けられており、凸部16b1、16b2間の領域には、凹部16a1、16a2が設けられている。凹部16a1、16a2は、2つの凸部16b1、16b2の表面形状を概ね維持したまま弾性体16の下面から上方に向かって凹ませて設けられており、内周側ほど凸部16b1、16b2の表面に対する凹み量が少なくなるように形成されている。この凹部16a1、16a2の詳細な形状は、図3に示す斜視図に最もよく表現されている。
また、本実施形態において、路面状況等に起因してショックアブソーバ200に上方向の荷重がかかった場合には、段部20eが外筒本体12aの下端部12a1に近接して弾性体16の凸部16b1、16b2を押し潰す。これに対する弾性体16の復元力によって段部20eは下方に押し戻されるため、下筒体20は外筒部材12に衝突することなく弾性支持される。また、ショックアブソーバ200に強い上方向の荷重がかかった場合には、段部20eが弾性体16を介して外筒本体12aの下端部12a1に衝突し、ショックアブソーバ200の上方への変位を規制する。すなわち、下筒体20の段部20eは、ストッパ部として機能する。この場合にも弾性体16が押し潰されることによって下筒体20の段部20eは下方に押圧されるため、下筒体20の段部20eが外筒本体12aの下端部12a1に衝突する際の衝撃を低減することができる。
図2において、中心軸線O及び1つの取付穴12c1の中心を通る水平線Hは、車体の前後方向に対応する。すなわち、本実施形態のストラットマウント100は、例えば、図2の水平線Hが車体の前後方向に方向付けされるように車体に取り付けられる。本実施形態において、中心軸線Oよりも車体前方(図2における左方向)における凹部16a1は、水平線Hに対する角度がα1となるような周方向位置に配置されている。他方、中心軸線Oよりも車体後方(図2における右方向)における凹部16a2は、水平線Hに対する角度がα2となるような周方向位置に配置されている。ここで、角度α1、α2は、ステアリング操作時等にショックアブソーバ200からのこじり方向の荷重入力が最も大きくなる角度である。そして、凹部16a1,16a2は、それぞれ水平線Hに関して線対称に配置されている。すなわち、本実施形態において、水平線Hは、凹部16a1,16a2についての仮想対称線を構成する。これは、こじり方向の荷重入力が最も大きくなる角度位置が車体の左右で同じ角度位置になるからである。また、凹部16a1、16a2はいずれも角度βに相当する周方向長さを有している。このように、こじり方向の荷重入力が最も大きくなる角度に凹部16a1、16a2を設けておくことにより、内筒部材14が弾性体16を上記こじり方向に弾性変形させるときのばね剛性を低減させることができる。
本実施形態において凹部16a1、16a2の周方向長さに相当する角度βは、約15度である。本件発明者は、鋭意検討を重ねた結果、ショックアブソーバ200からのこじり方向の荷重入力が最も大きくなる角度が一般に車体の前方と後方とで異なるという結果を見出した。そして、車体の前方及び後方のそれぞれにおいて、こじり方向の荷重入力が最も大きくなる角度α1、α2に凹部16a1、16a2を配置してばね剛性を低減している。しかし、角度α1及びα2は、車体及びショックアブソーバ200の特性に応じた様々な角度α1、α2を採用することができる。また、角度βについても、こじり方向における弾性体16に求められるばね剛性に応じて適宜選択することができる。
本実施形態において、凹部16a1、16a2は上下に貫く貫通孔であってはならない。そして、凹部16a1、16a2の深さは1〜3mmが望ましく、本実施形態では、約1.7mmとしている。この構成によれば、より効果的にこじり方向の弾性体16のばね剛性を選択的に低減させることができ、他の方向のばね剛性に影響を与えにくい。しかし、この態様に限定されるものではなく、凹部16a1、16a2の深さは、こじり方向における弾性体16に求められるばね剛性に応じて適宜選択することができる。
以上のように、車体前方に左右一対の凹部16a1と、車体後方に左右一対の凹部16a2が設けられており、最低でも4つの凹部が必要となる。本実施形態では、ストラットマウント100を車体に取り付けるための取付穴12c1が、水平線H上に設けられている。そして、取付穴12c1を中心軸線O周りに120度、及び240度回転させた位置に、更なる取付穴12c2,12c3が設けられている。また、凹部16a1、16a2についても、中心軸線O周りに120度回転させた位置に、更なる凹部16a12、16a22が設けられ、240度回転させた位置に、更なる凹部16a13、16a23が設けられている。このように、本実施形態では、取付穴12c1、及び凹部16a1、16a2を中心軸線O周りに120度、及び240度回転させた位置に、同一形状の取付穴12c2,12c3及び凹部16a12、16a22、16a13、16a23を配置するように構成している。これによって、いずれの取付穴12c1、12c2,12c3を車体の前方(図2の取付穴12c1の位置)に配置して車体に取り付けても、こじり方向におけるばね剛性を低減させるために凹部16a1及び16a2、16a12及び16a22、並びに16a13及び16a23のいずれか一組を車体の前方の角度α1、車体の後方の角度α2の位置に配置することができる。
本実施形態では、図2に示すように、全ての凹部16a1、16a2、16a12、16a22、16a13、16a23は、水平線H、すなわち車体の前後方向に対応する仮想対称線に関して線対称に配置されている。この構成によって、左右対称のばね剛性が得られるため、ストラットマウント100は、左右対称な特性を得ることができる。また、本実施形態に係るストラットマウント100は、車体の左右いずれにも取り付けることができる。
なお、本実施形態では、車両に取り付けるための取付穴12c1を、中心軸線O周りに120度及び240度回転させて、合計3箇所に設けるように構成したが、この態様には限定されない。2つ以上の任意の数の取付穴を中心軸線O周りに等角度間隔で設けてもよい。
また、本実施形態では、取付穴12c1〜12c3に取付用ボルト202を挿通して、車体側の雌ねじ部にねじ係合させ、又はナット200cを介して車体側の取付穴に取り付けるように構成したが、この態様には限定されない。車体側の取付穴に取付用ボルトを挿通して、ストラットマウント100側の取付穴12c1〜12c3にナットを介して取り付けるように構成してもよい。また、ストラットマウント100側に取付穴12c1〜12c3の代わりに雌ねじ部を設けて、取付用ボルトにより車体側とねじ係合するように構成してもよい。また、ねじ係合によらずに、溶接やアンダーカット係合等の他の固定手段を用いて車体側に取り付けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、取付穴12c1が、水平線H,すなわち車体の前後方向に対応する仮想対称線上に配置されるように構成したが、この態様には限定されない。いずれの取付穴12c1〜12c3も車体の前後方向に対応する仮想対称線上に配置されないように構成してもよい。
また、本実施形態では、内筒部材14が、下方への変位を規制するストッパ部として機能する内筒フランジ18a、及び上方への変位を規制するストッパ部として機能する段部20eを共に有するように構成したが、この態様には限定されない。内筒部材14は、少なくともショックアブソーバ200にこじり方向の荷重が入力された場合に弾性体16の下面に当接して内筒部材14の傾きを規制するストッパ部を有していればよい。
本発明を諸図面や実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部、各工程などに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部や工程などを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
12 外筒部材、 12a 外筒本体、 12a1 下端部、 12a2 上端部、 12b フランジ、 12c1,12c2,12c3 取付穴(取付部)、 14 内筒部材、 16 弾性体、 16a1,16a12,16a13 凹部、 16a2,16a22,16a23 凹部、 16b,16b1,16b2 凸部、 16c 括れ部、 18 上筒体、 20 下筒体、 20a 小径筒部、 20b 大径筒部、 20c 挿通口、 20d 係合突起、 20e 段部、 100 ストラットマウント、 200 ショックアブソーバ、 200a ピストンロッド、 200b 先端部、 200c ナット、 202 取付用ボルト、 H 水平線、 O 中心軸線

Claims (4)

  1. 車体に取り付けられる外筒部材と、
    該外筒部材の内周側に設けられると共にショックアブソーバに取り付けられる内筒部材と、
    前記外筒部材と前記内筒部材との間に配設される弾性体と
    を備えるストラットマウントにおいて、
    前記弾性体の下面には、中心軸線周りに4つ以上の凹部が設けられ、
    該4つ以上の凹部は、平面視で複数の仮想対称線に関して線対称に形成されており、前記4つ以上の凹部は、隣り合う4つの凹部であって、周方向間隔がそれぞれ異なる4つの凹部を含むことを特徴とするストラットマウント。
  2. 前記外筒部材には、前記車体に設けられた複数の被取付部に対応する複数の取付部が設けられ、該複数の取付部は中心軸線周りに等間隔に配置されており、
    前記複数の取付部の一の取付部を、前記複数の被取付部のいずれの被取付部に取り付けても、前記複数の仮想対称線の一の仮想対称線が前記車体の前後方向に平行となる、請求項1に記載のストラットマウント。
  3. 前記複数の取付部の少なくとも一の取付部は、前記仮想対称線上に設けられている、請求項2に記載のストラットマウント。
  4. 前記内筒部材が前記外筒部材に対して傾いたときに該内筒部材が当接する前記弾性体の領域には、中心軸線周りに複数の凸部が同心状に設けられている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のストラットマウント。
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