JP2001224461A - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP2001224461A
JP2001224461A JP2000319583A JP2000319583A JP2001224461A JP 2001224461 A JP2001224461 A JP 2001224461A JP 2000319583 A JP2000319583 A JP 2000319583A JP 2000319583 A JP2000319583 A JP 2000319583A JP 2001224461 A JP2001224461 A JP 2001224461A
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JP
Japan
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film
seat
support member
frame
backrest
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Application number
JP2000319583A
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English (en)
Inventor
Sakuji Itou
作二 伊東
Nobuhisa Kubota
展久 窪田
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Takano Co Ltd
Original Assignee
Takano Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/02Seat parts
    • A47C7/28Seat parts with tensioned springs, e.g. of flat type
    • A47C7/282Seat parts with tensioned springs, e.g. of flat type with mesh-like supports, e.g. elastomeric membranes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C31/00Details or accessories for chairs, beds, or the like, not provided for in other groups of this subclass, e.g. upholstery fasteners, mattress protectors, stretching devices for mattress nets
    • A47C31/02Upholstery attaching means
    • A47C31/023Upholstery attaching means connecting upholstery to frames, e.g. by hooks, clips, snap fasteners, clamping means or the like

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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量化を図ると共に冷たい感触を防止する。 【解決手段】 着座者の身体を支えるメッシュあるいは
フィルム若しくは布地等の膜状部材2と膜状部材2の周
縁を保持する枠状の支持部材3とを備える座4と、該座
4を支持するカーボン複合材料から成る脚フレーム6と
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座や背凭れをパイ
プ状あるいは棒状の脚フレームに取り付けて形成される
いわゆる固定椅子に関する。更に詳述すると、本発明
は、座や背凭れの構造と脚フレームの材質を改良した固
定椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、図7に示すように板状の座100
や背凭れ103をパイプ状の脚フレーム101に取り付
けて成るパイプ椅子102が提案されている。このよう
な椅子102では、強度や製作の容易性等の理由から脚
フレーム101としてステンレス等の金属製のパイプを
使用している。
【0003】また、座100や背凭れ103には、芯材
およびクッションを覆うように上張地が取り付けられて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た椅子102では、脚フレーム101として金属製のパ
イプを使用しているので、椅子105が重いものになっ
てしまう。また、寒いときに使用者が素手で脚フレーム
101や上張地に触れてしまうと非常に冷たく感じるの
で、特に冬期の使用感が良くない。さらに、座100や
背凭れ103の芯材としては剛性を確保するために硬い
ものが利用されるので、座った感触が硬く座り心地が良
くない。これに対し、柔らかい感触を得るためにクッシ
ョンを厚くすると座100や背凭れ103が重厚に成
り、ぼてっとした軽量感のない椅子102に成ってしま
う。
【0005】そこで、本発明は、軽量化を図ると共に冷
たい感触を防止できる椅子を提供することを目的とす
る。また、肉薄でかつ軽量でありながら快適な座り心地
を得る椅子を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の椅子は、着座者の身体を支えるメッ
シュあるいはフィルム若しくは布地等の膜状部材と膜状
部材の周縁を保持する枠状の支持部材とを備える座と、
該座を支持するカーボン複合材料から成る脚フレームと
を有するようにしている。
【0007】したがって、カーボン複合材料製の脚フレ
ームと膜状部材及び支持部材から成る座との組み合わせ
により、脚フレームに金属パイプを使用する場合に比べ
て軽量化を図ることができる。よって、椅子全体の重量
を軽くすることができる。
【0008】また、脚フレームに金属パイプを使用する
と共に座に上張地を取り付ける場合に比べて、脚フレー
ムや座に対して身体が触れても冷たく感じることを抑制
することができる。
【0009】さらに、膜状部材を利用することにより薄
くて軽量な座でありながらも着座者の身体は弾性的に支
持されるようになり、快適な座り心地を得ることができ
る。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の椅子において、着座者の身体を支えるメッシュある
いはフィルム若しくは布地等の膜状部材と膜状部材の周
縁を保持する枠状の支持部材とを備える背凭れが脚フレ
ームに取り付けられているようにしている。
【0011】したがって、背凭れとして膜状部材と支持
部材とを備える一体構造物を利用しているので、軽量化
を図ることができる。しかも、背凭れに上張地を取り付
ける場合に比べて触感の冷たさを抑制することができ
る。また、着座者の背中は膜状部材により弾力的に支持
されるようになるので、薄くて軽量な背凭れでありなが
らも座り心地を良好することができる。
【0012】そして、請求項3記載の発明は、請求項1
または2記載の椅子において、支持部材は、膜状部材の
外周部よりも内側を支持する枠部と、該枠部が膜状部材
の外周部と共に嵌め込まれて保持される保持溝を有し
て、尚かつ枠部を脚フレームに固定する保持部とを備え
るようにしている。
【0013】したがって、膜状部材の外周部を保持溝の
内部あるいは枠部の裏側に隠すことができるので、膜状
部材を支持部材から切り落とす必要が無くなり、椅子の
組立工程を簡略化することができる。
【0014】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の椅子において、膜状部材は枠部の内側面の表裏方向
中央部を通過するようにしている。したがって、膜状部
材が枠部の内側面の表裏方向裏側部を通過する場合に比
べて、枠部の上面と膜状部材との段差を小さく抑えるこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施形態に基づいて詳細に説明する。図1および図2に
本発明の椅子の一実施形態を示す。この椅子1は、膜状
部材2と支持部材3とを備える座4と、該座4を支持す
るカーボン複合材料から成る脚フレーム6とを有するよ
うにしている。このため、カーボン複合材料製の脚フレ
ーム6と膜状部材2及び支持部材3から成る座4との組
み合わせにより、脚フレーム6に金属パイプを使用する
場合に比べて軽量化を図ることができるので、椅子1全
体の重量を軽くすることができる。しかも、脚フレーム
6に金属パイプを使用すると共に座4に上張地を取り付
ける場合に比べて触感の冷たさを抑制することができる
ので、寒いとき等の使用感を良好にすることができる。
さらに、膜状部材2を利用することにより薄くて軽量な
座4でありながらも着座者の身体は弾性的に支持される
ようになり、快適な座り心地を得ることができる。
【0016】この椅子1では、膜状部材2と支持部材3
とを備える背凭れ5が脚フレーム6に取り付けられてい
る。このため、椅子1の重量を大きく増大させることな
く背凭れ5を取り付けることができる。しかも、着座者
の背中は膜状部材2により弾力的に支持されるようにな
るので、薄くて軽量な背凭れ5でありながらも座り心地
を良好することができる。
【0017】脚フレーム6は、脚部7と、座4を支持す
る座受部8と、背凭れ5を支持する背支桿部9とを有し
ている。また、脚フレーム6は椅子1の左右側部で別部
材としており、左右の脚フレーム6を座4および背凭れ
5により連結して椅子1を形成するようにしている。す
なわち、支持部材3の横辺3aが脚フレーム6と共に椅
子1のフレームを形成している。脚フレーム6の脚部7
はほぼ鉛直に形成されている。すなわち、この椅子1は
いわゆる4本脚のタイプとされている。
【0018】また、脚フレーム6の座受部8と背支桿部
9とには、図2に示すように椅子1の内側に突出したフ
ランジ状の取付部15が形成されている。この取付部1
5には座4や背凭れ5をねじ止めするための取付孔23
が形成されている。
【0019】そして、脚フレーム6は、例えば棒状の硬
質ウレタン等の耐熱性の柔らかい芯材の周りに、補強材
としてのカーボン繊維を巻き付けてマトリックスとして
のエポキシ樹脂を含浸させて硬化させたカーボン複合材
料から成るものにしている。尚、補強材としてガラス繊
維を併用することも可能である。本実施形態ではカーボ
ン複合材料としてカーボン繊維にエポキシ樹脂を含浸さ
せて硬化させたものを利用しているが、これには限られ
ずカーボン繊維強化セラミックス(CFRC)やその他
の新規のカーボン複合材料を利用することができる。ま
た、本実施形態の脚フレーム6では耐熱性材料を芯材と
して中空部を埋めているが、これには限られず中空のも
のにしても良い。
【0020】座4および背凭れ5の支持部材3は、膜状
部材2の周縁を保持する枠状に形成されている。このた
め、支持部材3が高い剛性を有するので、その横辺3a
を左右の脚フレーム6を連結するための連結フレームと
して利用することができる。
【0021】この支持部材3は、例えばPET(ポリエ
チレンテレフタレート)やPP(ポリプロピレン)等の
オレフィン系樹脂の単一材質から成る熱可塑性合成樹脂
で形成されている。
【0022】さらに、膜状部材2はオレフィン系樹脂製
あるいはポリエステル製としている。座4あるいは背凭
れ5の全体がオレフィン系樹脂製である場合には、分別
廃棄することなくそのままリサイクルすることができ
る。本実施形態では、膜状部材2はポリエステル製のメ
ッシュシート(例えば、デュポン社製 商品名ダイメト
ロール)にしている。すなわち、メッシュシートは、ポ
リエステル糸とエラストマ性ポリエステル糸との織物に
よって構成されている。
【0023】本実施形態では、支持部材3をオレフィン
系樹脂で構成すると共に膜状部材2をポリエステルで構
成しているので、座4あるいは背凭れ5から金属等を分
離することなくそのままリサイクルすることができる。
あるいは、支持部材3と膜状部材2とのいずれもポリエ
ステルで構成しても良い。この場合も座4あるいは背凭
れ5から金属等を分離することなくそのままリサイクル
することができる。また、膜状部材2がメッシュである
ので、高い通気性を得て座り心地の良い快適な構造物1
を得ることができる。
【0024】支持部材3は、射出成形等により膜状部材
2の周縁と一体化した一体成形品とされている。このた
め、座4や背凭れ5の製造が容易なものとなると共に部
品点数が少なくなるので、大量生産を容易に可能とする
と共に低コスト化を図ることができる。
【0025】この座4および背凭れ5では、膜状部材2
は支持部材3の表側面に貼り付けられるように一体成形
されている。このため、着座者の身体が膜状部材2を押
し下げたときに膜状部材2の支持部材3からの剥離を防
止することができる。
【0026】ここで、本実施形態では、着座時に座4の
前端で大腿部を圧迫しないようにするため、座4の前端
部に曲面から成る前垂れ部10を形成している。また、
背中や腰部が当たる背凭れ5の上端あるいは下端に着座
者の身体を圧迫しないようにするため曲面部分、即ち垂
れ部11を形成している。
【0027】ところで、この座4や背凭れ5はそのまま
で使用することができるが、場合によっては膜状部材2
と支持部材3の上面及び外側面との全体を覆うようにカ
バー布等の表皮部材を取り付けても良い。この場合、支
持部材3の上面に露出される膜状部材2の周縁部分を隠
すことができ、外観を任意の色や模様にすることができ
る。
【0028】さらに、この座4や背凭れ5を脚フレーム
6に取り付けるときは、図2に示すように支持部材3と
膜状部材2との一体化部分を覆い隠すカバー部材12を
設けることが好ましい。この場合、カバー部材12によ
り一体化部分を覆い隠すことができるので、見栄えを向
上させることができる。このため、同図に示す座4や背
凭れ5のように支持部材3の上面に膜状部材2が取り付
けられている場合に、特に効果的に外観を向上させるこ
とができる。
【0029】そして、座4や背凭れ5とカバー部材12
との取り付けは、例えばカバー部材12を座4や背凭れ
5と別個に形成しておき、座4や背凭れ5に後付けで組
み付けるようにする。本実施形態では座4や背凭れ5と
カバー部材12とを別個に形成して組み付けているが、
これには限られず座4や背凭れ5をインサート部材とし
て金型に取り付けてカバー部材12を射出してインサー
ト成形することにより一体形成するようにしても良い。
【0030】カバー部材12には、ボス部13を形成し
ている。そして、このボス部13を座4や背凭れ5の貫
通孔14に嵌入させて、椅子1の脚フレーム6あるいは
これに形成された取付部15の取付孔23にボルト16
によってねじ止めしている。これにより、座4や背凭れ
5を脚フレーム6に固定して椅子1を組み立てることが
できる。
【0031】上述した椅子1の座4や背凭れ5を製造す
る手順を以下に説明する。ここでは、座4の製造手順を
説明するが、背凭れ5についても同様の手順により製造
することができる。
【0032】この製造方法では、図3(A)に示すよう
に支持部材3および膜状部材2をインサート成形するた
めの型17に対して熱収縮性を有する膜状部材2を無張
力下にあるいは座4として必要な張力より弱い張力で取
り付けてから、型17のキャビティ18に熱可塑性合成
樹脂を注入して硬化させる。そして、図3(B)に示す
ように支持部材3の成形を行い、その後に膜状部材2を
加熱して図3(C)に示すように収縮させて座4として
必要な弾力性を発揮する張力を与えるようにしている。
このため、膜状部材2を型17に取り付けるときに膜状
部材2に予張力を与える必要がないので、張力付与装置
を設ける必要が無く製造装置を簡素化することができ
る。
【0033】この製造方法では、型17として上側の金
型19および下側の金型20を採用すると共に、支持部
材3と膜状部材2との一体形成を射出成形により行うよ
うにしている。そして、下側の金型20には、座4に上
下方向の貫通孔14を形成するための中子ピン21を設
けている。膜状部材2を型に取り付けるときは各中子ピ
ン21に突き刺して位置決めするようにしている。この
ため、膜状部材2を型17の外部から支持しなくても、
周縁がキャビティ18内に収まるように正確に位置決め
することができる。
【0034】また、膜状部材2を型17に設置するとき
は、膜状部材2の周縁がキャビティ18に収容されるよ
うにしている。このため、型17の外部に膜状部材2を
支持する装置を設ける必要が無いので、製造装置を簡素
化することができる。また、支持部材3の硬化後に周縁
から膜状部材2を切り取るトリミング作業が不要になる
ので、作業性を向上できる。さらに、膜状部材2の周縁
が支持部材3に一体化されるので、外観を向上すること
ができる。しかも、膜状部材2を型17の外部で支持し
て後に切り取る場合に比べて、1つの座4や背凭れ5を
製造するのに必要な膜状部材2の量を減らすことができ
る。
【0035】そして、キャビティ18に注入した熱可塑
性樹脂が硬化してから、図3(B)に示すように座4と
なる成形品を型17から取り出すようにする。このとき
は、膜状部材2は収縮する程には加熱されていないの
で、有る程度緩んでいる。
【0036】ここで、成形品の膜状部材2に対して両面
から加熱した金型22を押し当てて加熱プレスを行う。
膜状部材2を形成するメッシュシートはポリエステルエ
ラストマから成るので、支持部材3の硬化後に加熱して
収縮させることができる。これにより座4として必要な
弾力性および強度を得ることができる。
【0037】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。例えば本実施形態では座4や背凭れ5を脚フレー
ム6の取付部15に対してねじ止めしているが、これに
は限られず接着やかしめ部材の利用によるかしめ等によ
り固定するようにしても良い。特に、支持部材3を脚フ
レーム6の取付部15に接着する場合は、支持部材3に
貫通孔14を設ける必要がないので座4や背凭れ5の製
造作業を簡略化することができる。
【0038】また、本実施形態では座4および背凭れ5
の支持部材3を脚フレーム6に座4や背凭れ5を脚フレ
ーム6の取付部15に対して取り付けているが、これに
は限られず脚フレーム6に直接取り付けるようにしても
良い。この場合、支持部材3を脚フレーム6に接着やね
じ止めやかしめにより取り付けるようにしたり、あるい
は支持部材3に一体形成または後付けした係止爪を支持
部材3にワンタッチで引っ掛けるようにしても良い。い
ずれの場合も、支持部材3と脚フレーム6とを固定する
ことができる。
【0039】さらに、本実施形態では座4や背凭れ5に
カバー部材12を一体化しているが、これには限られず
カバー部材12を使用しなくても良い。この場合、座4
や背凭れ5の製造工程を簡略化することができる。
【0040】そして、本実施形態では支持部材3に膜状
部材2を弛めた状態で一体形成して後に膜状部材2を加
熱して必要な張力を得るようにしているが、これには限
られず支持部材3と膜状部材2の一体形成時に膜状部材
2に必要な張力を与えるようにしても良い。
【0041】また、本実施形態では膜状部材2を支持部
材3の表側面に接着したかのように一体成形している
が、これには限られず膜状部材2を支持部材3の中に埋
め込むように一体成形するようにしても良い。また、膜
状部材2と支持部材3との一体化あるいは接合する箇所
は本実施形態のように支持部材3の上面や内部に限られ
ず、支持部材3の下面あるいは裏面にしても良い。この
場合、膜状部材2の支持部材3への一体化部分を着座者
側から見えないようにできるので、外観を向上すること
ができる。
【0042】さらに、本実施形態では支持部材3と膜状
部材2とを射出成形法により一体成形しているが、これ
には限られず圧縮成形法や注型法等の他の方法であって
も良い。いずれの場合も、膜状部材2を型17に取り付
けるときに膜状部材2に予張力を与える必要が無いの
で、製造装置を簡素化することができる。
【0043】また、膜状部材2と支持部材3とを一体化
する手法としては、上述したような射出成形による一体
成形に限られるものではなく、支持部材3と膜状部材2
とを一体化できる様々な手法を適用することができる。
例えば、膜状部材2と支持部材3とを別個に形成してお
き、支持部材3の表面に膜状部材2の周縁を接着あるい
はボルト等によるねじ止めやホチキス止めで一体化する
ようにしても良い。または、表面に突起を有する支持部
材3を形成して、この突起に膜状部材2の周縁を引っ掛
けて一体化するようにしても良い。さらに、支持部材3
を長手方向に沿って半割に形成しておき、その間に膜状
部材2の周縁を挟み込んで接着やねじ止めや嵌合により
一体化するようにしても良い。支持部材3を半割に形成
する場合は、支持部材3の半割の向き合った各挟み込み
面に互いに嵌合する凸部と凹部とを形成しておいて、こ
れら凸部と凹部との間に膜状部材2を挟み込むようにし
ても良い。これによれば、膜状部材2の保持力を更に強
くすることができる。
【0044】さらに、支持部材3に脚フレーム6への組
付用の溝あるいは爪を設けておき、この溝あるいは爪に
膜状部材2を挟み込んだ状態で支持部材3を脚フレーム
6に組み付けるようにしても良い。このときは、例えば
膜状部材2の周縁を予めフレーム6に巻き付けておき、
その上から支持部材3を填め付けるようにしたり、また
は膜状部材2の周縁を予め支持部材3の溝に入れておい
た状態で支持部材3を脚フレーム6に填め付けるように
しても良い。この場合に、支持部材3と脚フレーム6と
は嵌合の締付力で固定されるようにしたり、あるいは支
持部材3と脚フレーム6とをねじ止め等によって固定す
るようにしても良い。支持部材3と脚フレーム6とをね
じ止め等によって固定するときは、ねじ止め用のボルト
を膜状部材2に貫通させることにより膜状部材2の保持
力を更に強くすることができる。さらに、支持部材3の
溝と脚フレーム6との間に互いに嵌合する凸部と凹部と
を形成することにより、これら凸部と凹部との間に膜状
部材2を挟むようにできるので、膜状部材2の保持力を
更に強くすることができる。
【0045】あるいは、支持部材3は、図4及び図5に
示すように、膜状部材2の外周部2aよりも内側を支持
する枠部24と、該枠部24を脚フレーム6に固定する
保持部25とを備えるものとしても良い。そして、保持
部25には、枠部24と膜状部材2の外周部2aとが、
共に嵌め込まれて保持される保持溝26を形成してい
る。これによれば、膜状部材2の外周部2aを保持溝2
6の内部あるいは枠部24の裏側に隠すことができるの
で、膜状部材2を支持部材3から切り落とす必要が無く
なり、椅子1の組立工程を簡略化することができる。
【0046】ここで、枠部24の外周部24aは、座面
27の裏側に向けて垂直に突出したフランジ状に形成さ
れている。また、保持部25の保持溝26は座面27と
垂直に形成されている。よって、枠部24の外周部24
aを保持部25の保持溝26に挿入することにより、こ
れら外周部24aと保持溝26とが座面27と平行な方
向に引っ掛かるので、座4に着座方向の荷重が作用して
も枠部24が保持部25から外れることは無い。
【0047】また、保持部25にはねじ穴28を形成し
ている。そして、このねじ穴28には、脚フレーム6の
取付部15の取付孔23を貫通させてボルト16をねじ
止めしている。これにより、支持部材3が脚フレーム6
に固定されている。
【0048】さらに、この実施形態では、膜状部材2は
枠部24の内側面24bの表裏方向中央部を通過するよ
うにしている。このため、膜状部材2が枠部24の内側
面24bの表裏方向裏側部を通過する場合に比べて、枠
部24の上面と膜状部材2との段差を小さく抑えること
ができる。よって、着座者は枠部24の上面を感じ難く
なり座り心地を良くすることができる。但し、膜状部材
2を枠部24の内側面24bの表裏方向裏側部を通過す
るようにして、枠部24と保持部25とで膜状部材2を
挟み込むようにして、膜状部材2の取付強度を高めるよ
うにしても良い。あるいは、膜状部材2を枠部24の内
側面24bの表裏方向表側部を通過するようにして、枠
部24の上面と膜状部材2との段差をさらに小さくする
ようにしても良い。
【0049】また、枠部24と保持部25とは、いずれ
も熱可塑性合成樹脂製としている。
【0050】この実施形態の座4を製造する際は、図6
に示すように枠部24および膜状部材2をインサート成
形するための型29に対して膜状部材2を無張力下にあ
るいは座4として必要な張力より弱い張力で取り付け
る。そして、型29のキャビティ30に熱可塑性合成樹
脂を注入して硬化させる。成形した枠部24を別個に成
形した保持部25に取り付けて、支持部材3を形成す
る。その後、膜状部材2を加熱して収縮させて座4とし
て必要な弾力性を発揮する張力を与えるようにする。こ
の場合も、膜状部材2を型29に取り付けるときに膜状
部材2に予張力を与える必要がないので、張力付与装置
を設ける必要が無く製造装置を簡素化することができ
る。
【0051】ところで、この実施形態では、成形した枠
部24を別個に成形した保持部25に取り付けて支持部
材3を形成した後で、膜状部材2を加熱して収縮させて
所定の張力を与えているが、これには限られず例えば枠
部24が単独でも所定の張力に対する剛性を有していれ
ば、枠部24を成形して保持部25に取り付ける前に膜
状部材2を加熱して収縮させて所定の張力を与えるよう
にしても良い。あるいは、枠部24を保持部25に取り
付けて支持部材3を形成して更に脚フレーム6に取り付
けた後に膜状部材2を加熱して収縮させて所定の張力を
与えるようにしても良い。
【0052】一方、上述した各実施形態では膜状部材2
をメッシュシートにしているが、これには限られず熱収
縮性を有して座4や背凭れ5として必要な弾性力および
強度を有するフィルムやビニルや皮や布地等の他の材質
のものでも良い。また、膜状部材2を座4や背凭れ5に
一体化するときに張力を与える製造方法により製造する
のであれば、膜状部材2に熱収縮性は要求されず、座4
や背凭れ5として必要な弾性力および強度を有するフィ
ルムやビニルや皮や布地や金網等の材質とすることがで
きる。
【0053】また、上述した各実施形態では支持部材3
をPETやPP等の熱可塑性合成樹脂から成るようにし
ているが、これに限られず例えばポリエステルのように
支持部材として一般に使用される既知若しくは新規の熱
可塑性合成樹脂を利用することができる。また、支持部
材3としては、熱可塑性樹脂に限られず膜状部材2より
も低い温度で硬化する熱硬化性樹脂等の合成樹脂を使用
しても良い。この場合は、枠状支持部材3が硬化する程
度に加熱して膜状部材2と枠状支持部材3とを一体形成
し、その後に膜状部材2を加熱して収縮させる。
【0054】そして、上述した各実施形態では支持部材
3は全体が単一材質の合成樹脂で形成されているが、こ
れには限られず部分的に強度が必要な箇所にグラスファ
イバーや炭素繊維などの補強材を充填するようにしても
良い。この場合、支持部材3の強度が向上するので、脚
フレーム6の構成のうちで支持部材3そのものを受け支
えて補強する部分を簡略化することができる。
【0055】さらに、上述した各実施形態では支持部材
3を合成樹脂製にしているが、これには限られず軽量な
金属製や木製にしても良い。この場合も、座4が軽量で
あると共に脚フレーム6がカーボン複合材料製であるの
で椅子1の軽量化を図ることができる。
【0056】あるいは、支持部材3をカーボン製として
も良い。すなわち、図1および図2に示すような単一部
材から成る支持部材3をカーボン製にしたり、または図
4および図5に示すような枠部24と保持部25との2
部材から成る支持部材3の少なくとも一方の部材をカー
ボン製にする。カーボン製にすることにより軽量で剛性
の強い支持部材3を得ることができる。
【0057】支持部材3としてカーボンを使用するとき
は、芯材となる発泡ウレタン等の外側にカーボン繊維を
巻いて、更にその周りをエポキシ樹脂で固めることによ
り形成される。そして、膜状部材2に張力を与えるため
に加熱するときは、熱硬化性樹脂であるウレタン及びエ
ポキシ樹脂は勿論、カーボン繊維もその程度の加熱温度
で変形するようなことは無い。
【0058】このため、膜状部材2の加熱作業時に支持
部材3が加熱されても変形するようなことは無いので、
支持部材3に熱可塑性樹脂を使用する場合のように膜状
部材2を加熱する熱が支持部材3を加熱しないように遮
断する必要が無く、膜状部材2の加熱設備を簡素化して
加熱作業を容易に行うことができるようになる。また、
膜状部材2の加熱作業時に支持部材3が加熱されても変
形しないため、例えば膜状部材2に温風を吹き付けて膜
状部材2あるいは膜状部材2および支持部材3の全体を
加熱するようにしたり、またはヒータ等を利用して支持
部材3および膜状部材2の全体を加熱するようにでき
る。特に温風を利用する場合は、膜状部材2が複雑な3
次元形状をしていた場合に複雑で高価な専用金型を利用
すること無く膜状部材2を加熱できるので、製造コスト
を安価に抑えることができる。
【0059】また、上述した各実施形態では左右の脚フ
レーム6を別部材にしているが、これには限られず左右
の脚フレーム6が左右方向を長手方向とする連結フレー
ムにより一体化されたものであっても良い。この場合、
脚フレーム6のみで椅子1の強度を担保することができ
るので、座4や背凭れ5の支持部材3や該支持部材3と
脚フレーム6との取付部分に椅子1の強度を担う程の剛
性を求める必要が無くなる。このため、支持部材3や脚
フレーム6への取付部分を着座によっても破損しない程
度の強度に抑えることができ、支持部材3の軽量化やデ
ザインの自由度の向上を図ることができる。あるいは、
椅子1をスタッキング可能な固定椅子にしても良い。
【0060】さらに、上述した各実施形態では、椅子1
を4本脚タイプにしているが、これには限られず左右1
本ずつの脚部7を矩形状に折り曲げて成るいわゆるサー
クル脚タイプにしたり、あるいは座4の両側部を支持す
る前後に伸びた座受部分と座4の前部から下方に伸びた
鉛直部分と座受部分に平行でその下方に位置する脚部と
脚部同士の後端を連結する連結部とを有する1本の棒材
あるいはパイプ材から成る脚フレームを利用するいわゆ
るカンチレバータイプにしても良い。これらの場合で
も、座4と背凭れ5を膜状部材2を有するものにすると
共に脚フレーム6をカーボン複合材料製にすることによ
り椅子1の軽量化を図ることができる。
【0061】また、上述した各実施形態では背凭れ5を
膜状部材2と支持部材3とを備えたものにしているが、
これには限られず例えば合成樹脂製の板状の単一部材か
ら成るものにしても良い。この場合でも、脚フレーム6
はカーボン複合材料製であると共に座4は膜状部材2と
支持部材3とを備えたものであるので、椅子1の軽量化
を維持することができる。なお、本実施形態では背凭れ
5を有する椅子1にしているが、これには限られず背凭
れ5を有しない椅子にしても良い。
【0062】ところで、上述した実施形態では、座4や
背凭れ5の構造物は、主にそれだけで座4あるいは背凭
れ5などを構成する実施形態について説明しているが、
これに特に限定されるものではなく、この構造物をコア
材としてさらにその上からウレタンフォーム及び上張地
若しくは上張地のみを被せて座4あるいは背凭れ5など
を構成する座くるみや背くるみの芯材としても使用でき
ることは言うまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の椅子によれば、カーボン複合材料製の脚フレー
ムと膜状部材及び支持部材から成る座との組み合わせに
より椅子を形成しているので、椅子の軽量化を図ること
ができると共に薄くて軽い座でありながらも快適な座り
心地と良好なスタッキング性を得ることができる。
【0064】また、脚フレームに金属パイプを使用する
と共に座に上張地を取り付ける場合に比べて、身体が椅
子に触れたときに冷たく感じることを抑制することがで
きる。このため、特に寒いとき等の椅子の使用感を良好
にすることができる。
【0065】しかも、金属パイプ製の脚フレームに比べ
て同等以上の強度を得ることができる。
【0066】また、請求項2記載の椅子によれば、背凭
れとして膜状部材と支持部材とを備える一体構造物を利
用しているので、椅子の軽量化を図ることができる。し
かも、背凭れに上張地を取り付ける場合に比べて、背凭
れに凭れたときの触感の冷たさを抑制することができ
る。また、着座者の背中が膜状部材により弾性的に支持
されるので、座り心地を良好にすることができる。
【0067】そして、請求項3記載の椅子によれば、膜
状部材の外周部を保持部の保持溝の内部あるいは枠部の
裏側に隠すことができるので、膜状部材を支持部材から
切り落とす必要が無くなり、椅子の組立工程を簡略化す
ることができる。よって、椅子の製造コストを低減する
ことができる。
【0068】また、請求項4記載の椅子によれば、膜状
部材は枠部の内側面の表裏方向中央部を通過するので、
膜状部材が枠部の内側面の表裏方向裏側部を通過する場
合に比べて、枠部の上面と膜状部材との段差を小さく抑
えることができる。よって、着座者は枠部に強く当たる
ことが防止され、座り心地を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の椅子の実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1のII−II線で切断した状態を示す断面
図である。
【図3】座の製造手順を示す縦断面側面図であり、
(A)は型に膜状部材を設置した状態、(B)は膜状部
材に加熱処理を施す状態、(C)は座が完成した状態を
それぞれ示す。
【図4】他の実施形態の支持部材を脚フレームに取り付
けた状態を示す縦断面正面図である。
【図5】他の実施形態の支持部材と脚フレームとを分解
した状態を示す縦断面正面図である。
【図6】図4に示す枠部を形成する型に膜状部材を設置
した状態を示す縦断面正面図である。
【図7】従来の椅子を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 椅子 2 膜状部材 2a 膜状部材の外周部 3 支持部材 4 座 5 背凭れ 6 脚フレーム 24 枠部 24b 内側面 25 保持部 26 保持溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A47C 7/28 A47C 7/28 Z 7/40 7/40

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着座者の身体を支えるメッシュあるいは
    フィルム若しくは布地等の膜状部材と前記膜状部材の周
    縁を保持する枠状の支持部材とを備える座と、該座を支
    持するカーボン複合材料から成る脚フレームとを有する
    ことを特徴とする椅子。
  2. 【請求項2】 着座者の身体を支えるメッシュあるいは
    フィルム若しくは布地等の膜状部材と前記膜状部材の周
    縁を保持する枠状の支持部材とを備える背凭れが前記脚
    フレームに取り付けられていることを特徴とする請求項
    1記載の椅子。
  3. 【請求項3】 前記支持部材は、前記膜状部材の外周部
    よりも内側を支持する枠部と、該枠部が前記膜状部材の
    前記外周部と共に嵌め込まれて保持される保持溝を有し
    て、尚かつ前記枠部を前記脚フレームに固定する保持部
    とを備えることを特徴とする請求項1または2記載の椅
    子。
  4. 【請求項4】 前記膜状部材は前記枠部の内側面の表裏
    方向中央部を通過することを特徴とする請求項3記載の
    椅子。
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