JP2010094455A - 椅子のスライダ - Google Patents

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Toru Sakai
徹 酒井
Kenta Shiozawa
健太 塩澤
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Abstract

【課題】部品点数を増加させることなく、がたつきや衝突を防止・抑制する。
【解決手段】支持部材に対して移動部材をスライド可能に取り付ける場合に、支持部材と移動部材のいずれか一方の部材に設けられた長孔に挿入されて支持部材と移動部材のいずれか他方の部材に取り付けられる椅子のスライダ1であって、互いに異なる方向に弾性変形可能な複数の弾性突部5,6,7を備え、弾性突部5,6,7は弾性力を発揮する方向から一方の部材に接触可能となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、椅子のスライダに関する。更に詳しくは、本発明は、椅子の支持部材に対して移動部材をスライド可能に取り付ける場合に、支持部材と移動部材のいずれか一方の部材に設けられた長孔に挿入されて前記支持部材と前記移動部材のいずれか他方の部材に取り付けられる椅子のスライダに関するものである。
椅子の座のスライド機構として、例えば特開2004−135766号公報に開示されたものがある。このスライド機構を図12に示す。座インナーシェル101には案内溝102が形成されており、この案内溝102にスライダ103を挿入して座アウターシェル104に取り付けることで、案内溝102内でスライダ103が移動できる範囲で座インナーシェル101は座アウターシェル104に対して移動可能となる。スライダ103の頭部105は案内溝102の幅よりも幅広であり、座インナーシェル101が座アウターシェル104から外れるのを防止している。
特開2004−135766号
しかしながら上記椅子のスライド機構では、構造上、案内溝102の縁とスライダ103との間にスライダ103の移動を可能にするための隙間が必要となる。そのため、スライダ103にがたつきが生じると共に、がたつきに起因した異音が発生する。また、スライダ103を案内溝102の端まで移動させると、スライダ103が案内溝102の縁に衝突し、大きな衝撃や衝突音が発生する。
上記のスライダ103のがたつきや案内溝102の縁への衝突は、緩衝部材を新たに設けることで防止したり抑制することは可能である。しかしながら、緩衝部材を新たに設ける場合には、部品点数を増加させることになる。
本発明は、部品点数を増加させることなく、がたつきや衝突を防止・抑制することができる椅子のスライダを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、支持部材に対して移動部材をスライド可能に取り付ける場合に、支持部材と移動部材のいずれか一方の部材に設けられた長孔に挿入されて支持部材と移動部材のいずれか他方の部材に取り付けられる椅子のスライダにおいて、互いに異なる方向に弾性変形可能な複数の弾性突部を備え、弾性突部は弾性力を発揮する方向から一方の部材に接触可能とされている。
したがって、支持部材に対して移動部材を移動させると、長孔内をスライダが移動する。スライダに複数設けられている弾性突部は、互いに異なる方向から長孔が設けられている一方の部材に接触するので、スライダの移動を可能にするためにスライダと一方の部材との間に発生する隙間を埋めてがたつきを防止することや、スライダが移動して長孔の端に到達した時の衝突の衝撃を吸収し緩和することが可能になる。
また、請求項2記載の椅子のスライダは、弾性突起が一方の部材に接触する方向は、スライダの移動方向からと、移動方向に直交する方向からと、移動方向と前記直交方向とに直交する方向からである。したがって、三次元的にがたつきや移動時の衝突による衝撃の発生を抑えることができる。
請求項1記載の椅子のスライダでは、スライダに複数の弾性突部を備えているので、移動部材を長孔の端まで移動させた場合の衝撃緩和と、移動部材のがたつき防止との少なくともいずれか一方を行なうことができ、椅子の使い心地や座り心地等の感性品質を向上させることができる。また、スライダに弾性突部を設けているので、衝撃緩和のための部材やがたつき防止のための部材を別個に設ける必要がなくなり、部品点数を増加させることがなく、椅子の組み付け作業を容易にできると共に製造コストを抑えることができる。さらに、弾性突部の弾性変形によって、部品寸法のばらつきや組み付け誤差等を吸収することができるので、移動部材の移動をスムーズなものにすることができて使い心地を向上させることができると共に、部品の寸法精度や組み付け精度に対する要求を緩和することができ、この点からも製造コストを抑えることができる。
また、請求項2記載の椅子のスライダでは、互いに直交する3方向から弾性突起を一方の部材に接触させることができるので、三次元的にがたつきや移動時の衝突による衝撃の発生を抑えることができる。
以下、本発明の構成を図面に示す最良の形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図7に、本発明の椅子のスライダの第1の実施形態を示す。本実施形態の椅子のスライダ(以下、単にスライダという)1は、支持部材2に対して移動部材3をスライド可能に取り付ける場合に、支持部材2と移動部材3のいずれか一方の部材に設けられた長孔4に挿入されて支持部材2と移動部材3のいずれか他方の部材に取り付けられるものであって、互いに異なる方向に弾性変形可能な複数の弾性突部を備え、弾性突部は弾性力を発揮する方向から一方の部材に接触可能となっている。本実施形態では、スライダ本体1aに3方向の弾性突部5,6,7を設けている。
本発明のスライダ1は、椅子のスライド機構に使用されるものである。したがって、椅子のスライド機構と一緒に本発明のスライダ1について説明する。
椅子のスライド機構(以下、単にスライド機構という)は、支持部材2と移動部材3のいずれか一方の部材に設けられた長孔4にスライダ1を通して支持部材2と移動部材3のいずれか他方の部材に取り付けると共に、スライダ1の長孔4からの突出部分に設けられている長孔4の幅よりも広い幅広部1bによって移動部材3の支持部材2からの脱落を防止し、長孔4に対してスライダ1が往復移動できる範囲で移動部材3を支持部材2に対して長孔4の長手方向に摺動可能に取り付けるものである。スライダ1には、一方の部材に対する往復移動方向の緩衝部(第1の弾性突部5、以下、緩衝部5という。)と、長孔4の幅方向のがたつきを防止する第1のばね部(第2の弾性突部6、以下、第1のばね部6という。)と、スライダ1の高さ方向のがたつきを防止する第2のばね部(第3の弾性突部7、以下、第2のばね部7という。)が設けられている。
本実施形態のスライド機構は座のスライド機構であり、座フレームに対して座のアウターシェルを移動可能に取り付けるものである。ただし、座のスライド機構としては、座フレームに対して座のアウターシェルを移動させる構造のものに限るものではなく、その他の構造の座のスライド機構でも良い。例えば、座アウターシェルに対して座インナーシェルを移動させる座のスライド機構でも良い。また、座のスライド機構に限るものではなく、支持部材2に対して移動部材3を移動可能に取り付けるものであれば、座以外のスライド機構にも適用可能である。
本実施形態では、長孔4を移動部材3(一方の部材)に設け、スライダ1を支持部材2(他方の部材)に取り付けている。ただし、必ずしもこれに限るものではなく、長孔4を支持部材2(一方の部材)に設け、スライダ1を移動部材3(他方の部材)に取り付けても良い。
支持部材2は、図示しない椅子の座受け部材に取り付けられる座フレームである。支持部材2は例えば樹脂製のものである。ただし、樹脂製に限るものではなく、金属製等であっても良い。支持部材2の上面の四隅近傍には、ねじ用孔2aを有するスライダ取付部2bが設けられている。また、支持部材2の上面両側部には、移動部材3を摺動可能に支持する凸条2cが一体成形されている。
移動部材3はアウターシェルである。移動部材3は例えば樹脂製のものである。ただし、樹脂製に限るものではなく、金属製等であっても良い。移動部材3のスライダ取付部2bに対向する位置には、長孔4が形成されている。長孔4はスライダ1の数と同じ数だけ設けられている。ただし、必ずしも長孔4をスライダ1の数と同じ数だけ設ける必要はなく、例えばスライダ1の数の半分にして1つの長孔4に2つのスライダ1を挿入するようにしても良い。本実施形態では、移動部材3を椅子の前後方向に往復移動可能にするため、長孔4は椅子の前後方向に細長く形成されている。長孔4の幅は、スライダ1のスライダ本体1aの幅よりも若干広くなっており、スライドを可能にする隙間が設けられている。長孔4の両脇のうち椅子の外側に位置する脇には一段低くなった段部3aが設けられている。
スライダ1は例えば樹脂製のものである。ただし、樹脂製に限るものではない。スライダ1には緩衝部5と第1のばね部6と第2のばね部7が設けられている。本実施形態では、3方向の弾性突部即ち緩衝部5と第1のばね部6と第2のばね部7は、スライダ本体1aに一体成形されている。ただし、これらをスライダ本体1aに対して一体成形しなくても良い。本実施形態では、スライダ1を4つ使用している。
緩衝部5には、スライダ1の往復移動方向(本実施形態では前方向と後方向)の一方向(本実施形態では前方向)に対するものと、他方向(本実施形態では後方向)に対するものとがある。一方向即ち前方向に対する緩衝部(以下、前方向緩衝部という)5と他方向(後方向)に対する緩衝部(以下、後方向緩衝部という)5とを同一のスライダ1に設けても良いし、別々のスライダ1に設けても良い。本実施形態では、前方向緩衝部5と後方向緩衝部5とは別々のスライダ1に設けられている。より具体的には、支持部材2の四隅近傍に配置される4つのスライダ1のうち、後側に配置される2つのスライダ1に前方向緩衝部5が、前側に配置される2つのスライダ1に後方向緩衝部5がそれぞれ設けられている。ただし、必ずしもこのような構成にする必要はなく、例えば前側に配置される2つのスライダ1に前方向緩衝部5を、後側に配置される2つのスライダ1に後方向緩衝部5を設けても良く、あるいは右側に配置される2つのスライダ1と左側に配置される2つのスライダ1とで前方向緩衝部5と後方向緩衝部5を区別して設けても良い。
緩衝部5はスライダ1が移動して長孔4の縁に衝突した場合の衝撃を吸収し緩和するばねである。本実施形態では、円弧状に湾曲する板ばねである。ただし、緩衝部5は円弧状に湾曲する板ばねに限るものではなく、その他の形状の板ばねでも良く、あるいは板ばね以外のばねでも良い。前方向緩衝部5は後側のスライダ1のスライダ本体1aの後端面に、後方向緩衝部5は前側のスライダ1のスライダ本体1aの前端面にそれぞれ設けられている。即ち、前方向緩衝部5と後方向緩衝部5とのいずれも弾性力を発揮する方向から長孔4の縁に接触するように設けられている。緩衝部5は各端面の下辺部分から上に向けて設けられている。ただし、必ずしも緩衝部5を各端面の下辺部分から上に向けて設ける必要はなく、例えば各端面の上辺部分から下に向けて設けても良く、外側辺から内側に向けて設けても良く、内側辺から外側に向けて設けても良い。また、緩衝部5を各端面の中央部分に設けても良い。さらに、緩衝部5を上下面や左右側面に設けても良い。本実施形態では、1つのスライダ1に緩衝部5を2つずつ並べて設けている。ただし、必ずしも緩衝部5を2つ設ける必要はなく、1つでも良く、あるいは3つ以上を並べて設けても良い。また、緩衝部5を複数設けた場合は並べて設けなくても良い。
第1のばね部6には、移動部材3が長孔4の幅方向(本実施形態では椅子の右方向と左方向)の一方向(本実施形態では右方向)に移動する場合のがたつきを防止するものと、他方向(本実施形態では左方向)に移動する場合のがたつきを防止するものとがある。一方向(右方向)に移動する場合のがたつきを防止する第1のばね部(以下、右方向ばね部という)6と他方向(左方向)に移動する場合のがたつきを防止する第1のばね部(以下、左方向ばね部という)6とを同一のスライダ1に設けても良いし、別々のスライダ1に設けても良い。本実施形態では、右方向ばね部6と左方向ばね部6とは別々のスライダ1に設けられている。より具体的には、支持部材2の四隅近傍に配置される4つのスライダ1のうち、右側に配置される2つのスライダ1に右方向ばね部6が、左側に配置される2つのスライダ1に左方向ばね部6がそれぞれ設けられている。ただし、必ずしもこのような構成にする必要はなく、例えば左側に配置される2つのスライダ1に右方向ばね部6を、右側に配置される2つのスライダ1に左方向ばね部6を設けても良く、あるいは前側に配置される2つのスライダ1と後側に配置される2つのスライダ1とで左方向ばね部6と右方向ばね部6を区別して配置しても良い。
本実施形態では、第1のばね部6は円弧状に湾曲する板ばねである。ただし、第1のばね部6は円弧状に湾曲する板ばねに限るものではなく、その他の形状の板ばねでも良く、あるいは板ばね以外のばねでも良い。右方向ばね部6は右側のスライダ1のスライダ本体1aの左側面に、左方向ばね部6は左側のスライダ1のスライダ本体1aの右側面にそれぞれ設けられている。即ち、右方向ばね部6と左方向ばね部6とのいずれも弾性力を発揮する方向から長孔4の縁に接触するように設けられている。第1のばね部6は緩衝部5が設けられている端とは反対側の端からスライダ本体1aのねじ用孔1cを中心とする円弧状に水平に形成されている。ただし、必ずしも第1のばね部6をこのように形成する必要はない。例えば、第1のばね部6を緩衝部5側の端に設けても良く、各側面の中央部分に設けても良い。また、第2のばね部7を上下面や前後面に設けても良い。さらに、必ずしも第1のばね部6を水平に設ける必要なく、例えば上下方向に設けても良く、その他の角度で設けても良い。本実施形態では、1つのスライダ1に第1のばね部6を1つずつ設けている。ただし、第1のばね部6の数はスライダ1毎に1つずつに限るものではなく、スライダ1毎に複数設けても良い。
本実施形態では、第2のばね部7は緩やかに湾曲する板ばねである。ただし、第2のばね部7は緩やかに湾曲する板ばねに限るものではなく、その他の形状の板ばねでも良く、あるいは板ばね以外のばねでも良い。第2のばね部7は第1のばね部6と反対側の側面に設けられている。即ち、支持部材2の四隅近傍に配置される4つのスライダ1のうち、右側に配置される2つのスライダ1については右側面に、左側に配置される2つのスライダ1については左側面に第2のばね部7がそれぞれ設けられている。
第2のばね部7は各側面の上辺部分から斜め下に向けて設けられている。即ち、第2のばね部7は弾性力を発揮する方向から長孔4の縁である段部3aに接触するように設けられている。ただし、必ずしも第2のばね部7を各端面の上辺部分から斜め下に向けて設ける必要はなく、例えば各側面の下辺部分から斜め上に向けて設けても良い。また、第2のばね部7を各側面の中央部分に設けても良い。さらに、第2のばね部7を上下面や前後面に設けても良い。本実施形態では、1つのスライダ1に第1のばね部6を1つずつ設けている。ただし、第2のばね部7の数はスライダ1毎に1つずつに限るものではなく、スライダ1毎に複数設けても良い。
各スライダ1に設けられている緩衝部5と第1のばね部6と第2のばね部7は、以上の通りであるが、纏めると以下の通りである。右前のスライダ1には、後方向緩衝部5と右方向ばね部6と第2のばね部7が設けられている。左前のスライダ1には、後方向緩衝部5と左方向ばね部6と第2のばね部7が設けられている。右後のスライダ1には、前方向緩衝部5と右方向ばね部6と第2のばね部7が設けられている。左後のスライダ1には、前方向緩衝部5と左方向ばね部6と第2のばね部7が設けられている。このように、各スライダ1とも互いに直交する3方向に弾性変形可能な弾性突部5,6,7を備え、各弾性突部5,6,7を弾性力を発揮する方向から移動部材3に接触可能にしている。
本実施形態では、2種類の形状のスライダ1を使用し、同一形状のスライダ1を前後左右を逆にして対角線上に配置することで、各スライダ1の緩衝部5と第1のばね部6と第2のばね部7の位置関係を上述のようにしている。即ち、右前のスライダ1と左後のスライダ1として同一形状のものを使用し、左前のスライダ1と右後のスライダ1として同一形状のものを使用している。
幅広部1bは、スライダ本体1aの長孔4からの突出部分に設けられている。本実施形態では、幅広部1bは第2のばね部7と同じ側面、即ち段部3aが設けられている側の側面に設けられている。幅広部1bは段部3aの上に向けて突出している。したがって、幅広部1bが設けられている部分では、スライダ1の幅は長孔4の幅よりも広くなり、長孔4を通り抜けることはできない。幅広部1bと段部3aとの間には、スライドの移動を可能にする程度の隙間が設けられている。
次に、移動部材3の組み付けについて説明する。
支持部材2の凸条2cの上に移動部材3を載せ、スライダ取付部2bの位置に長孔4の位置を合わせる。この状態で移動部材3の上からスライダ1を長孔4内に挿入する。スライダ本体1aは長孔4を通り抜けて支持部材2のスライダ取付部2bに当る。一方、第2のばね部7は段部3aに当り、幅広部1bは若干の隙間をあけて段部3aに対向する。スライダ取付部2bのねじ用孔2aの位置とスライダ本体1aのねじ用孔1cの位置を合わせ、図示しないボルトとナットによってスライダ本体1aをスライダ取付部2bに固定する。これにより、第1のばね部6が長孔4の縁に水平に押し付けられて若干弾性変形し、スライダ1と長孔4の縁との間に生じる長孔4の幅方向の隙間(以下、単に幅方向隙間という)を埋める。即ち、右方向ばね部6と左方向ばね部6とで移動部材3の長孔4間の部位を挟み込むようにして幅方向隙間を埋める。また、第2のばね部7が段部3aに垂直に押し付けられて若干弾性変形し、スライダ1の幅広部1bと段部3aとの間に生じるスライダ1の高さ方向の隙間(以下、単に高さ方向隙間という)を埋める。このようにして全てのスライダ1を支持部材2のスライダ取付部2bに固定すると、移動部材3が移動可能に支持部材2に取り付けられる。
移動部材3を持上げる等して支持部材2から離そうとしても、幅広部1bが段部3aに当たり長孔4を通り抜けることができないので、支持部材2から移動部材3が外れることはない。また、移動部材3とスライダ1との間の幅方向隙間と高さ方向隙間は第1のばね部6と第2のばね部7によって埋められているので、支持部材2に対する移動部材3のがたつきを防止することができる。
次に、移動部材3の移動について説明する。
支持部材2に対して移動部材3を前方又は後方に向けて移動させると、4つのスライダ1が各長孔4内を後方又は前方に相対的移動する。例えば、移動部材3を前方に向けて移動させた場合、図6に示すように、各スライダ1が各長孔4の後端部に到達すると、即ち移動部材3を最も前の位置(移動範囲の前端)に移動させると、後側の2つのスライダ1の前方向緩衝部5が長孔4の縁に衝突する(図6(C),(D))。このときの衝撃は前方向緩衝部5によって吸収され緩和される。なお、この状態では前側の2つのスライダ1は長孔4の縁には当らず、両者間には若干の隙間が設けられているので、衝撃が発生することはない(図6(A),(B))。第1のばね部6及び第2のばね部7は長孔4の縁又は段部3aに対して弾性変形しながら接触しているが、それらの形状により線接触又は狭い面積での接触になるので、スライダ1の移動に対して大きな抵抗力を発生させることがない。したがって、スライダ1即ち移動部材3をスムーズに移動させることができ、使い勝手を良くすることができる。また、移動部材3を後方に向けて移動させた場合には、図7に示すように、前側の2つのスライダ1の後方向緩衝部5によって移動部材3が最も後の位置(移動範囲の後端)に到達したときの衝撃を吸収し緩和することができる。
本発明では、緩衝部5によって移動部材3を移動範囲の端まで移動させた場合の衝撃緩和を行なうことができ、第1のばね部6と第2のばね部7によって移動部材3のがたつきを防止することができるので、椅子の使い心地や座り心地等の感性品質を向上させることができる。また、スライダ1に緩衝部5と第1のばね部6と第2のばね部7を設けているので、部品点数を増加させることがなく、椅子の組み付け作業を容易にできると共に製造コストを抑えることができる。さらに、緩衝部5や第1及び第2のばね部6,7によって、部品寸法のばらつきや組み付け誤差等を吸収することができるので、移動部材3の移動をスムーズなものにすることができて使い心地を向上させることができると共に、部品の寸法精度や組み付け精度に対する要求を緩和することができ、この点からも製造コストを抑えることができる。
なお、上述の説明では、4つのスライダ1を使用していたが、スライダ1の数は4つに限るものではない。
次に、本発明の椅子のスライダ1の第2の実施形態について説明する。なお、上述の部材と同一の部材については同一の符号を付し、それらについての詳しい説明は省略する。
本実施形態では、スライダ本体1aに4方向の弾性突部を設けている。本実施形態のスライダ1は、肘掛け支持フレーム(支持部材2)に対して肘掛けベース(移動部材3)を移動可能に取り付ける肘掛けのスライド機構に使用される。また、本実施形態では、長孔4を移動部材3(一方の部材)に設け、スライダ1を支持部材2(他方の部材)に取り付けているが、長孔4を支持部材2(一方の部材)に設け、スライダ1を移動部材3(他方の部材)に取り付けても良い。
支持部材2は、図示しない椅子の座受け部材に取り付けられる肘掛け支持フレームである。移動部材3は肘掛けベースである。肘掛けベースには、例えばパッド材8が成形されたインナーシェル等が被せられている。移動部材3の幅方向中央には前後方向に沿って1本の長孔4が形成されている。本実施形態では、長孔4に移動部材3の向きを変えるための凹部4aを設けている。凹部4aは長孔4の先端部と中央近傍に設けられており、移動部材3を最も前に移動させた場合と最も後に移動させた場合とで向きを変えることができる。凹部4aは長孔4の左右両側に設けられており、移動部材3を左右両側に向きを変えることができる。長孔4及び凹部4aの周囲には一段低くなった段部3aが設けられている。
スライダ1には、緩衝部(第1の弾性突部)5と、第1のばね部(第2の弾性突部)6,6と、第2のばね部(第3の弾性突部)7が設けられている。
本実施形態の緩衝部5は、スライダ1の往復移動方向(本実施形態では前方向と後方向)の一方向(前方向)に対するものである。緩衝部5は、例えばスライダ本体1aの後側上端から斜め下に向けて伸びて、長孔4の縁(本実施形態では長孔4の縁に設けられた段部3aの側壁3b)に当ることが可能な板ばねである。即ち、緩衝部5は弾性力を発揮する方向から長孔4の縁に接触するように設けられている。
なお、本実施形態では、スライダ1の他に補助スライダ9を備えており、スライダ1の往復移動方向の他方向(後方向)に対する緩衝部5は補助スライダ9に設けられている。補助スライダ9の緩衝部5は、例えば本体9aの前側上端から斜め下に向けて伸びて、長孔4の縁(本実施形態では長孔4の縁に設けられた段部3aの側壁3b)に当ることが可能な板ばねである。即ち、緩衝部5は弾性力を発揮する方向から長孔4の縁に接触するように設けられている。補助スライダ9は、スライダ1と所定の間隔をあけて前側に設けられている。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、第1のばね部6には右方向ばね部6と左方向ばね部6とがある。ただし、本実施形態のスライダ1には右方向ばね部6と左方向ばね部6の両方が設けられている。第1のばね部6は円弧状に湾曲する板ばねである。ただし、第1のばね部6は円弧状に湾曲する板ばねに限るものではなく、その他の形状の板ばねでも良く、あるいは板ばね以外のばねでも良い。右方向ばね部6はスライダ本体1aの左側面に、左方向ばね部6はスライダ本体1aの右側面にそれぞれ設けられている。即ち、右方向ばね部6と左方向ばね部6とのいずれも弾性力を発揮する方向から長孔4の縁(本実施形態では長孔4の縁に設けられた段部3aの側壁3b)に当ることが可能な板ばねである。
本実施形態の第2のばね部7は、斜め下方に向けて折り曲げられた板ばねである。即ち、第2のばね部7は弾性力を発揮する方向から長孔4の縁である段部3aに接触するように設けられている。ただし、第2のばね部7はこのような板ばねに限るものではなく、その他の形状の板ばねでも良く、あるいは板ばね以外のばねでも良い。第2のばね部7は、スライダ本体1aの前部両側面にそれぞれ設けられている。
なお、幅広部9cは、スライダ1の他に、補助スライダ9にも設けられている。補助スライダ9の幅広部9cは皿ばね形状を成し、本体9aに一体成形されている。
以上のように、本実施形態のスライダ1では、互いに異なる4方向、具体的には前方向、右方向、左方向、下方向に弾性変形可能な4つの弾性突部5,6,6,7を備え、各弾性突部5,6,6,7を弾性力を発揮する方向から移動部材3に接触可能にしている。また、本実施形態の幅広部1bはスライダ本体1aの両側に設けられている。
スライダ1のスライダ本体1aにはねじ用孔1cが設けられている。スライダ1はねじ用孔1cに挿入されたねじ10によって支持部材2に取り付けられている。同様に、補助スライダ9の本体9aにもねじ用孔9bが設けられており、補助スライダ9はねじ用孔9bに挿入されたねじ10によって支持部材2に取り付けられている。
次に、移動部材3の組み付けについて説明する。
支持部材2の上に移動部材3を載せ、位置合わせする。この状態で、移動部材3の上からスライダ1を長孔4内に挿入する。スライダ1のスライダ本体1aは長孔4を通り抜けて支持部材2の上面に当る。一方、第2のばね部7は段部3aに当り、幅広部1bは若干の隙間をあけて段部3aに対向する。そして、スライダ1を支持部材2の上面にねじ止めする。これにより、第1のばね部6が長孔4の縁である段部3aの側壁3bに水平に押し付けられて若干弾性変形し、幅方向隙間を埋める。即ち、右方向ばね部6と左方向ばね部6とが両脇の段部3aの側壁3bの間に広がるようにして幅方向隙間を埋める。また、第2のばね部7が段部3aに垂直に押し付けられて若干弾性変形しながら高さ方向隙間を埋める。同様に、補助スライダ9も長孔4を通して支持部材2の上面の所定位置にねじ止めされる。このようにして移動部材3が移動可能に支持部材2に取り付けられる。その後、移動部材3にパッド材8が成形されたインナーシェルを被せることで、肘掛けの組み付けが完了する。
移動部材3を持上げる等して支持部材2から離そうとしても、スライダ1と補助スライダ9の幅広部1b,9cが段部3aに当たり長孔4を通り抜けることができないので、支持部材2から移動部材3が外れることはない。また、移動部材3とスライダ1との間の幅方向隙間と高さ方向隙間は第1のばね部6と第2のばね部7によって埋められているので、支持部材2に対する移動部材3のがたつきを防止することができる。
次に、移動部材3の移動について説明する。
支持部材2に対して移動部材3を前方又は後方に向けて移動させると、スライダ1及び補助スライダ9が各長孔4内を後方又は前方に移動する。例えば、移動部材3を前方に向けて移動させた場合、図9及び図10に示すように、スライダ1が長孔4の後端部に到達すると、即ち移動部材3を最も前の位置(移動範囲の前端)に移動させると、スライダ1に設けられた前方向緩衝部5が長孔4の縁である段部3aの側壁3bに衝突する。このときの衝撃は前方向緩衝部5によって吸収され緩和される。第1のばね部6及び第2のばね部7は段部3aの側壁3b又は段部3aに対して弾性変形しながら接触しているが、それらの形状により線接触又は狭い面積での接触になっているので、スライダ1の移動に対して大きな抵抗力を発生させることがない。したがって、スライダ1即ち移動部材3をスムーズに移動させることができ、肘掛けの使い勝手を良くすることができる。また、移動部材3を後方に向けて移動させた場合には、補助スライダ9に設けられた後方向緩衝部5によって移動部材3が最も後の位置(移動範囲の後端)に到達したときの衝撃を吸収し緩和することができる。
なお、移動部材3を最も前の位置又は最も後の位置まで移動させると、補助スライダ9が長孔4の凹部4aに対向する。この状態で、スライダ1を中心に移動部材3の向きを変えると、補助スライダ9が凹部4aに移動する。これにより、移動部材3即ち肘掛けの向きを変えることができる。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、緩衝部5によって移動部材3を移動範囲の端まで移動させた場合の衝撃緩和を行なうことができ、第1のばね部6と第2のばね部7によって移動部材3のがたつきを防止することができるので、肘掛けの使い心地等の感性品質を向上させることができる。また、スライダ1に緩衝部5と第1のばね部6と第2のばね部7を設けているので、部品点数を増加させることがなく、肘掛けの組み付け作業を容易にできると共に製造コストを抑えることができる。さらに、緩衝部5や第1及び第2のばね部6,7によって、部品寸法のばらつきや組み付け誤差等を吸収することができるので、移動部材3の移動をスムーズなものにすることができて使い心地を向上させることができると共に、部品の寸法精度や組み付け精度に対する要求を緩和することができ、この点からも製造コストを抑えることができる。
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、上述の説明では、スライダ1を座のスライド機構と肘掛けのスライド機構に適用していたが、これら以外のスライド機構、例えば背のスライド機構、ヘッドレストのスライド機構等に適用しても良い。
また、上述の説明では、1つのスライダに3方向又は4方向の弾性突部を設けていたが、いずれか2方向の弾性突部を設けても良く、あるいは5方向の弾性突部(即ち前方向、後方向、右方向、左方向、下方向)を設けても良い。
本発明の椅子のスライダの第1の実施形態を示し、(A)は右前に配置されるスライダの斜視図、(B)は左前に配置されるスライダの斜視図、(C)は右後に配置されるスライダの斜視図、(D)は左後に配置されるスライダの斜視図である。 同スライダを示し、(A)は右前に配置されるスライダの平面図、(B)は左前に配置されるスライダの平面図、(C)は右後に配置されるスライダの平面図、(D)は左後に配置されるスライダの平面図である。 同スライダを示し、(A)は右前に配置されるスライダの底面図、(B)は左前に配置されるスライダの底面図、(C)は右後に配置されるスライダの底面図、(D)は左後に配置されるスライダの底面図である。 同スライダを使用した座のスライド機構を示す斜視図である。 同スライダ機構を示し、支持部材とスライダとの関係を示す分解斜視図である。 移動部材を最も前の位置に移動させた状態の長孔とスライダとの関係を示し、(A)は右前に配置されるスライダの平面図、(B)は左前に配置されるスライダの平面図、(C)は右後に配置されるスライダの平面図、(D)は左後に配置されるスライダの平面図である。 移動部材を最も後の位置に移動させた状態の長孔とスライダとの関係を示し、(A)は右前に配置されるスライダの平面図、(B)は左前に配置されるスライダの平面図、(C)は右後に配置されるスライダの平面図、(D)は左後に配置されるスライダの平面図である。 本発明の椅子のスライダの第2の実施形態を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。 同スライダを使用した肘掛けのスライド機構を示す平面図である。 同スライド機構の長孔の長手方向に沿う断面図である。 同スライド機構の長孔の幅方向に沿う断面図である。 従来の座のスライド機構を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 スライダ
2 支持部材
3 移動部材
4 長孔
5 緩衝部(弾性突部)
6 第1のばね部(弾性突部)
7 第2のばね部(弾性突部)

Claims (2)

  1. 支持部材に対して移動部材をスライド可能に取り付ける場合に、前記支持部材と前記移動部材のいずれか一方の部材に設けられた長孔に挿入されて前記支持部材と前記移動部材のいずれか他方の部材に取り付けられる椅子のスライダにおいて、互いに異なる方向に弾性変形可能な複数の弾性突部を備え、前記弾性突部は弾性力を発揮する方向から前記一方の部材に接触可能であることを特徴とする椅子のスライダ。
  2. 前記弾性突起が前記一方の部材に接触する方向は、前記スライダの移動方向からと、前記移動方向に直交する方向からと、前記移動方向と前記直交する方向とに直交する方向からであることを特徴とする請求項1記載の椅子のスライダ。
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