JPH10315811A - 車両用シートのスライドレール - Google Patents

車両用シートのスライドレール

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JPH10315811A
JPH10315811A JP14310497A JP14310497A JPH10315811A JP H10315811 A JPH10315811 A JP H10315811A JP 14310497 A JP14310497 A JP 14310497A JP 14310497 A JP14310497 A JP 14310497A JP H10315811 A JPH10315811 A JP H10315811A
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JP
Japan
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cleaner
upper rail
mounting bracket
rail
projection
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JP14310497A
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Kenji Tsuchiya
建治 土屋
Ryoichi Ito
良一 伊東
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Tachi S Co Ltd
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Tachi S Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】クリーナ付スライドレールにおいてアッパーレ
ールのスライド性を損なわれないようにすることであ
る。 【構成】アッパーレール(4)の前、後端に取付けるク
リーナ(A)にアッパーレール(4)に差し込むU字状
の取付ブラケット(2)を設け、この取付ブラケット
(2)に、上下方向に移動自在に移動突起(21)と、
この移動突起(21)における取付ブラケット(2)の
先端方向に設けて取付ブラケット(2)の回転中心とな
る固定突起(22)を設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワンボックス車等に
備えられるシートにおける前後位置調節用のスライドレ
ールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワンボックス車のセカンドシート
又はサードシートにはその前後位置の調節範囲を拡大し
て車室内を有効利用できるように、長尺状のロアレール
を使用したスライドレールを使用しているものがある。
【0003】そして、ロアレールは車床上に突出しない
ように車床内に埋設てしいる。そのため、ロアレールの
アッパーレールを嵌合するためのスリットから、ロアレ
ール内に塵、異物が入り込み、アッパーレールのロアレ
ールに対するスライド性が損なわれるおそれがある。
【0004】そこで、例えば、実開平7ー40248号
公報に開示されているように、アッパーレール側にクリ
ーナを取付け、このクリーナでロアレール内の塵、異物
を掃き出す方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これは、クリ
ーナを常にロアレールの底面に当接するように付勢する
構造であるため、アッパーレール側に設けたクリーナの
ロアレールに対する摺接により、アッパーレールのロア
レールに対するスライド性が損なわれる不具合があっ
た。
【0006】更に、クリーナをアッパーレールに取付け
る取付ブラケットはローラシャフトに当接するように取
付けなければならないため、クリーナのアッパーレール
に対する取付性が悪い欠陥があった。
【0007】そこで、本発明はアッパーレールのスライ
ド性を損なうことなく、ロアレール内の塵、異物を掃き
出すことができ、しかも、アッパーレールに対する取付
性が良好なクリーナを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明に係る車両用シートのスライドレールは、ク
リーナに、アッパーレールの前記端部に差込むU字状の
取付ブラケットを一体に有し、該取付ブラケットにおけ
る対向する内面には、向き合う回動突起と、この回動突
起の先方に向き合う固定突起とを設け、一方、前記アッ
パーレールの端部には回動突起の外径に対して大径で回
動突起が上下に移動可能に嵌挿する移動孔と、前記固定
突起の内径と略同一の外径を有し固定突起を嵌合する固
定孔とを設けて、前記クリーナを上下方向に首振り可能
にアッパーレールに取付けてなることを特徴とするもの
である。
【0009】また、本発明は前記回動突起と固定突起に
は、取付ブラケットの差込み方向の側面を斜裁したガイ
ド切欠部を設けて、取付ブラケットをアッパーレールの
端部に差し込み易いようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を、
図面に基づいて説明する。図1は本発明の分解図で、図
中(A)はアッパーレール(4)の前、後端に取付けた
クリーナを示し、このクリーナ(A)は図2に示すよう
に、アッパーレール(4)の端部(42)に差し込むこ
とができるように成形した取付ブラケット(2)がクリ
ーナ本体(1)に一体成形されている。
【0011】アッパーレール(4)は図1に示すよう
に、前、後部にローラ(43)(43)が回転軸(43
A)に回転自在に軸着されている。このアッパーレール
(8)にシートが固定される。
【0012】アッパーレール(4)がスライド自在に嵌
合するロアレール(3)は長尺状で、略四角形閉断面状
をなし、その上面中央にはアッパーレール(4)が嵌挿
するスリットが開口され、このスリットを塞ぐように柔
軟材からなるカバー(5)が固定されている。図中(3
A)はロアレール(3)内の底面、(3B)(3B)は
同側面、(3C)(3C)は同上面を夫々示す。このロ
アレール(3)はカバー(5)が車床と略同一となるよ
うに車床内に埋設されている。
【0013】クリーナ(A)はナイロンなどの剛性を有
する合成樹脂で成形されており、クリーナ本体(1)に
取付ブラケット(2)が翼状に一体成形され、クリーナ
本体(1)はロアレール(3)の底面(3A)に摺接す
るクリーナ部(12)と、ロアレール(3)の側面(3
B)に接合する側面部(14)と、ロアレール(3)の
上面に接合する上面部(13)とから構成されている。
側面部(14)、上面部(13)は弾性を有するように
薄肉状に成形されている。
【0014】取付ブラケット(2)は図6に示すよう
に、その内面に、向き合うように回動突起(21)(2
1)が突設され、この回動突起(21)(21)の先方
には回動突起(21)(21)に対して大径の外径を有
する固定突起(22)(22)が同様に成形されてい
る。
【0015】そして、取付ブラケット(2)の両先端部
(23)(23)及び各回動突起(21)、各固定突起
(22)にはガイド切欠部(21A)(22A)(23
A)が成形されている。
【0016】このガイド切欠部(21A)(22A)
は、取付ブラケット(2)の先端部(23)方向の側面
が斜裁された形状、即ち、傾斜状に切欠されている。ま
た、同様にガイド切欠部(23A)(23A)も両先端
部(23)(23)の内側面を傾斜状に切欠成形されて
いる。
【0017】従って、各ガイド切欠部(21A)(22
A)(23A)によって取付ブラケット(2)はアッパ
ーレール(4)の端部(42)に差し込み易くなる。
【0018】アッパーレール(4)の端部(42)に
は、前記回動突起(21)と固定突起(22)が嵌合さ
れる移動孔(40)と固定孔(41)とが図2に示すよ
うに開孔されている。
【0019】この移動孔(40)と固定孔(41)と
は、内径が同一に開孔されている。従って、図3、図
4、図7に示すように、移動孔(40)に回動突起(2
1)、固定孔(41)に固定突起(22)を各々嵌合す
ると、回動突起(21)は移動孔(40)内に上下方向
に移動し得る状態にアッパーレール(4)に取付けられ
る。なお、固定突起(22)の外径は固定孔(41)の
内径と略同一に成形されている。
【0020】従って、取付ブラケット(2)は図7に示
すように固定突起(22)を回転中心にクリーナ本体
(1)側が上下方向(矢印方向)に首振り自在にアッパ
ーレール(4)に取付けられる。
【0021】そして、取付ブラケット(2)をアッパー
レール(4)に差し込むことによりクリーナ(A)はア
ッパーレール(4)の端部に取付けられる。この取付ブ
ラケット(2)をアッパーレール(4)に差し込む際、
前述の如く、取付ブラケット(2)にはガイド切欠部
(23A)(22A)(21A)が設けてあるので、ア
ッパーレール(4)の先端縁より取付ブラケット(2)
が差し込み易く、固定突起(22)、回動突起(21)
がアッパーレール(4)の固定孔(41)、移動孔(4
0)にスムーズに嵌合される。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、クリーナが上下方向に
首振り自在にアッパーレールに取付けられているため、
アッパーレールのスライド時にクリーナがロアレール内
にて何らかのスライド抵抗が生じた場合、上方に移動し
て抵抗を逃がすことができる。そのため、アッパーレー
ルのスライド性がクリーナのロアレールに対するスライ
ド抵抗により損なわれることがない。
【0023】また、クリーナの取付ブラケットにおける
回動突起、固定突起にはガイド切欠部が形成されている
ため、取付ブラケットがアッパーレールの端部に容易に
差し込み得る。従って、クリーナのアッパーレールに対
する取付性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解斜視図である。
【図2】要部の分解斜視図である。
【図3】部分切欠平面図である。
【図4】図3のIVーIV線断面図である。
【図5】図4のVーV線断面図である。
【図6】クリーナの取付ブラケットの断面図である。
【図7】クリーナの取付状態を示す説明図である。
【符号の説明】
A クリーナ 2 取付ブラケット 3 ロアレール 4 アッパーレール 21 回動突起 22 固定突起 40 移動孔 41 固定孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両側に固定されるロアレールにシート
    側のアッパーレールをスライド自在に嵌合し、アッパー
    レールの前端又は後端の一方若しくは双方にクリーナを
    取付けてなる車両用シートのスライドレールにおいて、 前記クリーナにはアッパーレールの前記端部に差込むU
    字状の取付ブラケットを一体に有し、該取付ブラケット
    における対向する内面には、向き合うように突設した回
    動突起と、この回動突起の先方に向き合うように突設し
    た固定突起とを設け、 一方、前記アッパーレールの端部には回動突起の外径に
    対して大径で回動突起が上下に移動可能に嵌挿する移動
    孔と、前記固定突起の内径と略同一の外径を有し固定突
    起を嵌合する固定孔とを設けて、 前記クリーナを上下方向に首振り可能にアッパーレール
    に取付けてなることを特徴とする車両用シートのスライ
    ドレール。
  2. 【請求項2】 前記回動突起と固定突起には、取付ブラ
    ケットの差込み方向の側面を斜裁したガイド切欠部を設
    けてなる請求項1記載の車両用シートのスライドレー
    ル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010094455A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Takano Co Ltd 椅子のスライダ
KR100963634B1 (ko) * 2008-02-28 2010-06-15 주식회사다스 차량의 시트레일 보강구조
JP2011225088A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Shiroki Corp スライドシート装置

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JP2010094455A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Takano Co Ltd 椅子のスライダ
JP2011225088A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Shiroki Corp スライドシート装置

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