JPH10315810A - スライドレールの構造 - Google Patents

スライドレールの構造

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Publication number
JPH10315810A
JPH10315810A JP9143095A JP14309597A JPH10315810A JP H10315810 A JPH10315810 A JP H10315810A JP 9143095 A JP9143095 A JP 9143095A JP 14309597 A JP14309597 A JP 14309597A JP H10315810 A JPH10315810 A JP H10315810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
lower rail
rail
slide rail
looseness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9143095A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Koga
郁夫 古閑
Yukihiro Nishimuta
幸弘 西牟田
Mamoru Yamamoto
衛 山本
Hidekazu Suzuki
英和 鈴木
Ryoichi Ito
良一 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Shatai Co Ltd
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
Tachi S Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd, Tachi S Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
Priority to JP9143095A priority Critical patent/JPH10315810A/ja
Publication of JPH10315810A publication Critical patent/JPH10315810A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ロアレールにアッパーレールがガタが生じるこ
となくスライド自在に嵌合できるようにすることであ
る。 【構成】アッパーレール(2)のV字状係止片(21)
に、樹脂製のスライダー(3)を抱持し、該スライダー
(3)にロアレール(1)の内面に弾接する突起(3
1)(30)を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用シート(座
席)の前、後位置調節用スライドレールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のスライドレールには、車
床に固定し上部に開口部を有する断面チャンネル形状の
ロアレールと、このロアレール内に係合する断面略V字
状の係止片を下端に一体に有しロアレールに摺動自在に
嵌合するアッパーレールとからなるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のスライドレール
におけるアッパーレールはロアレール内に転動するロー
ラを下端に軸着してロアレールにスライド自在に取付け
ている。
【0004】しかし、ローラはロアレール内に回転可能
に配設できるように、ロアレールの上面部内面及びロア
レールの側部内部との間に隙間が生じるように形成され
ている。そのため、アッパーレールがロアレールに対し
て上下方向及び左右方向にガタが発生し、このガタが異
音となる不具合があった。
【0005】そこで、本発明は斯様な従来品の不具合を
除去することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明に係るスライドレールは、前記従来の係止片
を樹脂製のスライダーで抱持し、該スライダーには前記
ロアレールの内面に弾接する突起を設けてなることを特
徴とするものであり、このアッパーレール側に設けたス
ライダーの突起がロアレールに弾接することにより、ア
ッパーレールのロアレールに対してガタの発生を防止し
ている。
【0007】以上の突起は、ロアレールの上面部内面に
当接する上下ガタ防止用突起又はロアレールの側部内面
に弾接する左右ガタ防止用凸部で、スライダーは前後及
び上下方向に可撓性が生じるように切欠部、長孔を開孔
している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は分解図で、図中(1)は
車床側に固定されるロアレールで、このロアレール
(1)は底部(10)、側部(11)(11)、上部
(12)(12)、係止部(13)(13)とから構成
されている断面チャンネル形状で上部(12)(12)
間には開口部(1A)が開口されている。
【0009】図中(2)はアッパーレールで、その垂直
状本体(20)の前後にはロアレール(1)内を転動す
るローラ(22)(22)が軸着され、前後のローラ
(22)(22)間の本体(20)底部には、アッパー
レール(2)のロアレール(1)からの剥離を防止する
ための略V字状の係止片(21)が溶接されている。
【0010】そして、係止片(21)の前後上端縁に
は、掛止切欠(21A)(21A)が設けてあり、この
掛止切欠(21A)(21A)に、合成樹脂製のスライ
ダー(3)(3)が係止片(21)を抱持するように掛
止される。
【0011】スライダー(3)は柔軟弾性且つ滑走性が
良好な合成樹脂で、図4に示すように開口を上向きにし
た略コ字状に成形されている。図中(3A)は左右両遊
端側に設けた上面部、(3B)(3B)は側面部、(3
C)は底面部を夫々示す。
【0012】この底面部(3C)から上面部(3A)ま
での高さ(H)は、ロアレール(1)の上部(12)と
底部(10)の内面間の長さよりやや高く、また同様に
左右両側面部(3B)(3B)の外面間の幅(W)は、
ロアレール(1)の左右側部(11)(11)の内面間
の幅に対してやや長く成形して、アッパーレール(2)
のロアレール(1)に対するバラ付きを防止すると共
に、スライダー(3)の弾性変形によりロアレール
(1)内に配設されるようにしている。
【0013】スライダー(3)の上面部(3A)(3
A)外面には、上下ガタ防止用の突起(31)(31)
が突設され、この突起(31)(31)は図2、図3に
示すようにロアレール(1)の上部(12)(12)内
面に弾接している。
【0014】また、上面部(3A)(3A)の内面に
は、係止片(21)の上端縁を嵌合する掛止溝(34)
(34)が成形され、更に上面部(3A)(3A)の下
向きの端縁には切欠部(33)が設けてあり、この切欠
部(33)により、上面部(3A)(3A)が前後方向
に撓むように形成されている。
【0015】スライダー(3)の左右の側面部(3B)
(3B)はその全体をロアレール(1)の側部(11)
(11)内面方向に山形状に折曲してその頂部を左右ガ
タ防止用の凸部(30)(30)とし、この凸部(3
0)(30)が側部(11)(11)内面に弾接するよ
うに構成されている。
【0016】また、各側面部(3B)の上部には前後方
向に長い長孔(32)が開孔され、この長孔(32)に
よって、スライダー(3)が上下方向に撓むように成形
されている。
【0017】底面部(3C)はその内面が係止片(2
1)の底面に接合している。
【0018】斯して、スライダー(3)は樹脂製で突起
(31)(31)と凸部(30)(30)とがロアレー
ル(1)側に接触するのみであるため、アッパーレール
(2)のロアレール(1)に対するスライド性は損なわ
れない。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、アッパーレールにおけ
るロアレール内に係合する部分に樹脂製のスライダーを
設け、このスライダーに、ロアレールの内面に弾接する
突起を設けているため、アッパーレールのスライド性を
損なうことなく、アッパーレールのロアレールに対する
ガタの発生を防止し得る。
【0020】また、スライダーは樹脂製でアッパーレー
ルのV字状係止片を抱持するように成形されているた
め、アッパーレールに対する取付性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解斜視図である。
【図2】本発明要部の断面図である。
【図3】図2のIIIーIII線断面図である。
【図4】スライダーの斜視図である。
【符号の説明】
1 ロアレール 2 アッパーレール 3 スライダー 21 アッパーレールの係止片 30 凸部 31 突起
フロントページの続き (72)発明者 山本 衛 神奈川県平塚市天沼10番1号 日産車体株 式会社内 (72)発明者 鈴木 英和 神奈川県平塚市天沼10番1号 日産車体株 式会社内 (72)発明者 伊東 良一 東京都昭島市松原町3丁目2番12号 株式 会社タチエス内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車床に固定し上部に開口部を有する断面
    チャンネル形状のロアレールと、このロアレール内に係
    合する断面略V字状の係止片を下端に一体に有しロアレ
    ールに摺動自在に嵌合するアッパーレールとからなるス
    ライドレールにおいて、 前記係止片に樹脂製のスライダーを抱持し、該スライダ
    ーには前記ロアレールの内面に弾接する突起を設けてな
    ることを特徴とするスライドレールの構造。
  2. 【請求項2】 前記スライダーは略コ字状に成形し、そ
    の両遊端をロアレールの上面部内面に位置し、該両遊端
    側にロアレールの上面部内面に弾接する上下ガタ防止用
    の突起を設けてなる請求項1記載のスライドレールの構
    造。
  3. 【請求項3】 前記スライダーの左右両側部にロアレー
    ルの側部内面に弾接する左右ガタ防止用の凸部を一体に
    設けてなる請求項1記載のスライドレール。
  4. 【請求項4】 前記スライダーには、スライダーに前後
    方向と、上下方向に可撓性を付与する切欠部、長孔を設
    けてなる請求項1記載のスライドレール。
JP9143095A 1997-05-17 1997-05-17 スライドレールの構造 Pending JPH10315810A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9143095A JPH10315810A (ja) 1997-05-17 1997-05-17 スライドレールの構造

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JP9143095A JPH10315810A (ja) 1997-05-17 1997-05-17 スライドレールの構造

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JPH10315810A true JPH10315810A (ja) 1998-12-02

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ID=15330801

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JP9143095A Pending JPH10315810A (ja) 1997-05-17 1997-05-17 スライドレールの構造

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JP (1) JPH10315810A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6691971B2 (en) 2001-11-12 2004-02-17 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Seat slide device
KR100963634B1 (ko) * 2008-02-28 2010-06-15 주식회사다스 차량의 시트레일 보강구조
KR101081305B1 (ko) 2010-04-01 2011-11-08 주식회사 오스템 차량용 시트트랙
JP2013023039A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Aisin Seiki Co Ltd シートスライド装置
US8668180B2 (en) 2011-07-13 2014-03-11 Gifu Auto Body Co., Ltd. Seat slide device
WO2014049651A1 (en) 2012-09-27 2014-04-03 Gifu Auto Body Co., Ltd. Seat slide device

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JP2013023039A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Aisin Seiki Co Ltd シートスライド装置
WO2014049651A1 (en) 2012-09-27 2014-04-03 Gifu Auto Body Co., Ltd. Seat slide device

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