JPH09254682A - 車両用シートのスライドレール - Google Patents
車両用シートのスライドレールInfo
- Publication number
- JPH09254682A JPH09254682A JP8991496A JP8991496A JPH09254682A JP H09254682 A JPH09254682 A JP H09254682A JP 8991496 A JP8991496 A JP 8991496A JP 8991496 A JP8991496 A JP 8991496A JP H09254682 A JPH09254682 A JP H09254682A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- lower rail
- upper rail
- cleaner
- play
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】クリーナ付スライドレールにおいてアッパーレ
ールのガタの発生を防止することである。 【構成】アッパーレール（８）の前、後端に取付けるク
リーナ（Ａ）に、ロアレール（７）内における側面、上
面に弾接するガタ防止体（３）（４）を一体に設けたこ
とを特徴とする。
ールのガタの発生を防止することである。 【構成】アッパーレール（８）の前、後端に取付けるク
リーナ（Ａ）に、ロアレール（７）内における側面、上
面に弾接するガタ防止体（３）（４）を一体に設けたこ
とを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はワンボックス車等に
備えられるシートにおける前後位置調節用のスライドレ
ールに関する。
備えられるシートにおける前後位置調節用のスライドレ
ールに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のワンボックス車のセカンドシート
又はサードシートにはその前後位置の調節範囲を拡大し
て車室内を有効利用できるように、長尺状のロアレール
を使用したスライドレールを使用しているものがある。
又はサードシートにはその前後位置の調節範囲を拡大し
て車室内を有効利用できるように、長尺状のロアレール
を使用したスライドレールを使用しているものがある。
【０００３】そして、ロアレールは車床上に突出しない
ように車床内に埋設している。そのため、ロアレールの
アッパーレールを嵌合するためのスリットから、ロアレ
ール内に塵、異物が入り込み、アッパーレールのロアレ
ールに対するスライド性が損なわれるおそれがある。
ように車床内に埋設している。そのため、ロアレールの
アッパーレールを嵌合するためのスリットから、ロアレ
ール内に塵、異物が入り込み、アッパーレールのロアレ
ールに対するスライド性が損なわれるおそれがある。
【０００４】そこで、例えば、実開平７ー４０２４８号
公報に開示されているように、アッパーレール側にクリ
ーナを取付け、このクリーナでロアレール内の塵、異物
を掃き出す方法が提案されている。
公報に開示されているように、アッパーレール側にクリ
ーナを取付け、このクリーナでロアレール内の塵、異物
を掃き出す方法が提案されている。
【０００５】一方、アッパーレールはロアレールに対す
るスライド性を向上させるために、ロアレール内を転動
するローラを設けている。このローラは転動し易いよう
に、ロアレールの内面との間に隙間を有するように配設
されている。
るスライド性を向上させるために、ロアレール内を転動
するローラを設けている。このローラは転動し易いよう
に、ロアレールの内面との間に隙間を有するように配設
されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のクリー
ナ付アッパーレールと、このアッパーレールをスライド
自在に嵌合するロアレールとから構成されているスライ
ドレールは、ロアレール内の塵、異物等をクリーナによ
って掃き出すことができるが、アッパーレールにガタが
生じる不具合があった。そこで、本発明はアッパーレー
ルのガタを防止し得るようにすることを目的とする。
ナ付アッパーレールと、このアッパーレールをスライド
自在に嵌合するロアレールとから構成されているスライ
ドレールは、ロアレール内の塵、異物等をクリーナによ
って掃き出すことができるが、アッパーレールにガタが
生じる不具合があった。そこで、本発明はアッパーレー
ルのガタを防止し得るようにすることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明に係る車両用シートのスライドレールは、ク
リーナに、ロアレール内における側面及び上面に弾接す
るガタ防止体を一体に設けたことを特徴とするものであ
る。ガタ防止体はクリーナと一体成形し、クリーナの取
付けによりアッパーレール側に固定され、アッパーレー
ルのロアレールに対するガタを防止し得る。
めの本発明に係る車両用シートのスライドレールは、ク
リーナに、ロアレール内における側面及び上面に弾接す
るガタ防止体を一体に設けたことを特徴とするものであ
る。ガタ防止体はクリーナと一体成形し、クリーナの取
付けによりアッパーレール側に固定され、アッパーレー
ルのロアレールに対するガタを防止し得る。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を、
図面に基づいて説明する。図中（Ａ）はアッパーレール
（８）の前、後端に取付けたクリーナを示し、このクリ
ーナ（Ａ）は図２に示すように、アッパーレール（８）
を挟持するＵ字状の挟持部（１）と、この挟持部（１）
の前面側に下向きに一体成形したクリーナ部（２）と、
このクリーナ部（２）の後側に設けてクリーナ部（２）
を支持する支持部（５）とから構成されている。
図面に基づいて説明する。図中（Ａ）はアッパーレール
（８）の前、後端に取付けたクリーナを示し、このクリ
ーナ（Ａ）は図２に示すように、アッパーレール（８）
を挟持するＵ字状の挟持部（１）と、この挟持部（１）
の前面側に下向きに一体成形したクリーナ部（２）と、
このクリーナ部（２）の後側に設けてクリーナ部（２）
を支持する支持部（５）とから構成されている。
【０００９】アッパーレール（８）は図１に示すよう
に、前後部にローラ（８０）（８０）が回転軸（８０
Ａ）に回転自在に軸着されている。このアッパーレール
（８）にシートが固定される。図中（８１）はクリーナ
（Ａ）を取付ける取付孔である。
に、前後部にローラ（８０）（８０）が回転軸（８０
Ａ）に回転自在に軸着されている。このアッパーレール
（８）にシートが固定される。図中（８１）はクリーナ
（Ａ）を取付ける取付孔である。
【００１０】アッパーレール（８）がスライド自在に嵌
合するロアレール（７）は長尺状で、略四角形閉断面状
をなし、その上面中央にはアッパーレール（８）が嵌挿
するスリットが開口され、このスリットを塞ぐように柔
軟材からなるカバー（７１）が固定されている。図中
（７０Ａ）はロアレール（７）内の底面、（７０Ｂ）
（７０Ｂ）は同側面、（７０Ｃ）（７０Ｃ）は同上面を
夫々示す。このロアレール（７）はカバー（７１）が車
床と略同一面となるように車床内に埋設されている。
合するロアレール（７）は長尺状で、略四角形閉断面状
をなし、その上面中央にはアッパーレール（８）が嵌挿
するスリットが開口され、このスリットを塞ぐように柔
軟材からなるカバー（７１）が固定されている。図中
（７０Ａ）はロアレール（７）内の底面、（７０Ｂ）
（７０Ｂ）は同側面、（７０Ｃ）（７０Ｃ）は同上面を
夫々示す。このロアレール（７）はカバー（７１）が車
床と略同一面となるように車床内に埋設されている。
【００１１】以上のクリーナ（Ａ）にはロアレール
（７）内の左右両側面と上面に弾接するガタ防止体
（３）（３）（４）（４）が一体に合成樹脂で成形され
ている。
（７）内の左右両側面と上面に弾接するガタ防止体
（３）（３）（４）（４）が一体に合成樹脂で成形され
ている。
【００１２】ガタ防止体（３）（４）はロアレール
（７）内における左右両側面（７０Ｂ）（７０Ｂ）の一
部に弾接する水平ガタ防止部（４）（４）と、ロアレー
ル（７）内の上面（７０Ｃ）（７０Ｃ）の一部に弾接す
る上下ガタ防止部（３）（３）とから構成されている。
（７）内における左右両側面（７０Ｂ）（７０Ｂ）の一
部に弾接する水平ガタ防止部（４）（４）と、ロアレー
ル（７）内の上面（７０Ｃ）（７０Ｃ）の一部に弾接す
る上下ガタ防止部（３）（３）とから構成されている。
【００１３】水平ガタ防止部（４）（４）、上下ガタ防
止部（３）（３）は、いずれも図３乃至図５に示すよう
に湾曲状に成形されてロアレール（７）側に弾性的に接
合するように成形されている。図中（６）は船先状に成
形してクリーナ部（２）と同一体で、アッパーレール
（８）の先端面に沿って起立状に配設した上部クリーナ
部を示す。
止部（３）（３）は、いずれも図３乃至図５に示すよう
に湾曲状に成形されてロアレール（７）側に弾性的に接
合するように成形されている。図中（６）は船先状に成
形してクリーナ部（２）と同一体で、アッパーレール
（８）の先端面に沿って起立状に配設した上部クリーナ
部を示す。
【００１４】なお、前記クリーナ（Ａ）の挟持部（１）
はその左右両内面に設けた突起（１１）（１１）がアッ
パーレール（８）の取付孔（８１）内に係合することに
より、アッパーレール（８）に取付けられる。
はその左右両内面に設けた突起（１１）（１１）がアッ
パーレール（８）の取付孔（８１）内に係合することに
より、アッパーレール（８）に取付けられる。
【００１５】斯して、アッパーレール（８）側に設けた
クリーナ（Ａ）に、水平ガタ防止部（４）（４）と上下
ガタ防止部（３）（３）とが設けてあるため、アッパー
レール（８）はロアレール（７）に対する水平方向及び
上下方向のガタを完全に防止できるため、ガタに起因す
る異音の発生等を防止できる。
クリーナ（Ａ）に、水平ガタ防止部（４）（４）と上下
ガタ防止部（３）（３）とが設けてあるため、アッパー
レール（８）はロアレール（７）に対する水平方向及び
上下方向のガタを完全に防止できるため、ガタに起因す
る異音の発生等を防止できる。
【００１６】
【発明の効果】本発明によればクリーナに、アッパーレ
ールのロアレールに対するガタを防止するガタ防止体が
一体に設けてあるため、アッパーレールのガタを防止で
きる。しかも、クリーナと一体にガタ防止体を設けるこ
とができるため、その成形性が良いし、また、ガタ防止
体をクリーナと別体に取付ける必要がないため、取付性
も向上し得る。
ールのロアレールに対するガタを防止するガタ防止体が
一体に設けてあるため、アッパーレールのガタを防止で
きる。しかも、クリーナと一体にガタ防止体を設けるこ
とができるため、その成形性が良いし、また、ガタ防止
体をクリーナと別体に取付ける必要がないため、取付性
も向上し得る。
【図１】本発明の分解斜視図である。
【図２】要部の分解斜視図である。
【図３】部分切欠平面図である。
【図４】図３のIVーIV線に沿える断面図である。
【図５】図４のVーV線に沿える断面図である。
Ａ クリーナ ３ ガタ防止体 ４ ガタ防止体 ７ ロアレール ８ アッパーレール
Claims (3)
- 【請求項１】 車両側に固定されるロアレールにシート
側のアッパーレールをスライド自在に嵌合し、アッパー
レールの前端又は後端の一方若しくは双方にクリーナを
取付けてなる車両用シートのスライドレールにおいて、 前記クリーナに、ロアレール内における側面及び上面に
弾接するガタ防止体を一体に設けたことを特徴とする車
両用シートのスライドレール。 - 【請求項２】 前記ガタ防止体はロアレール内における
左右両側面の一部に弾接する水平ガタ防止部と、上面の
一部に弾接する上下ガタ防止部とからなる請求項１記載
の車両用シートのスライドレール。 - 【請求項３】 前記ロアレールは車床に埋設してなるロ
ングロアレールである請求項１記載の車両用シートのス
ライドレール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8991496A JPH09254682A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 車両用シートのスライドレール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8991496A JPH09254682A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 車両用シートのスライドレール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09254682A true JPH09254682A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13983988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8991496A Pending JPH09254682A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 車両用シートのスライドレール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09254682A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010089741A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Honda Motor Co Ltd | 車両のシート装置 |
| KR100963634B1 (ko) * | 2008-02-28 | 2010-06-15 | 주식회사다스 | 차량의 시트레일 보강구조 |
| JP2012061929A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用シートスライド装置 |
| JP2013023039A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Aisin Seiki Co Ltd | シートスライド装置 |
-
1996
- 1996-03-21 JP JP8991496A patent/JPH09254682A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100963634B1 (ko) * | 2008-02-28 | 2010-06-15 | 주식회사다스 | 차량의 시트레일 보강구조 |
| JP2010089741A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Honda Motor Co Ltd | 車両のシート装置 |
| JP2012061929A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用シートスライド装置 |
| US8955814B2 (en) | 2010-09-15 | 2015-02-17 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Seat slide apparatus for vehicle |
| JP2013023039A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Aisin Seiki Co Ltd | シートスライド装置 |
| US9126505B2 (en) | 2011-07-19 | 2015-09-08 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Seat slide apparatus |
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