JPH0546542U - シートトラックのスライドピース - Google Patents

シートトラックのスライドピース

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JPH0546542U
JPH0546542U JP9826391U JP9826391U JPH0546542U JP H0546542 U JPH0546542 U JP H0546542U JP 9826391 U JP9826391 U JP 9826391U JP 9826391 U JP9826391 U JP 9826391U JP H0546542 U JPH0546542 U JP H0546542U
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JP
Japan
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rail
seat track
slide piece
rattling
upper rail
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JP9826391U
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JP2574285Y2 (ja
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雅人 堀江
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Shiroki Corp
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Shiroki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一方のレールを他方のレールに対して摺動可
能に嵌合し、これら一方のレール,他方のレールのうち
のどちらかのレールをフロア側に固着したシートトラッ
クに用いられるスライドピースに関し、容易にシートト
ラックのガタつき及びそれに起因するシートラックの異
音発生を防止するシートトラックのスライドピースを提
供することを目的とする。 【構成】 一方のレールに設けられるスライドピース1
1に、先端部が他方のレールに押接する可撓突部11
c,11d,11eを形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一方のレールが他方のレールに対して摺動可能に嵌合し、これら一 方のレール,他方のレールのうちのどちらかのレールをフロア側に固着したシー トトラックのどちらかのレールに設けられ、スライドガタ防止に用いられるスラ イドピースに関する。
【0002】
【従来の技術】
次に、図を用いて従来のシートトラックのスライドピースを説明する。図9は 従来のシートトラックを説明する図10におけるA−A断面図、図10は従来の シートトラックを説明する斜視図である。これらの図において、1はフロア側に 固設されているロアレ―ル、2はロアレ―ル1に対し摺動可能に嵌合するアッパ レ―ルである。
【0003】 ロアレ―ル1は図9に示すように、底部1a,底部1aの両端より立上がって いる第1側部1b,第1側部より外側に延出する天部1c,天部1cより底部1a 方向に向って第1側部1bと平行に延出する第2側部1dから構成されている。
【0004】 アッパレ―ル2はロアレ―ル1の底部1aと対向する第1天部2a,ロアレ― ル1の天部1cと対向する第2天部2b,第1天部2aと第2天部2bとを橋絡 する橋絡部2c,第2天部2bよりロアレ―ル1の底部1a方向に向って第2側 部1dと平行に延出している第1側部2d,第1側部2dよりロアレ―ル1の第 1側部1b方向に向って第2天部2bと平行に延出する底部2e,底部2eより ロアレ―ル1の第1側部1bと天部1cと第2側部1dとで構成される空間へ突 出する第2側部2fから構成される。
【0005】 そして、樹脂で製造されたスライドピース3が、ロアレ―ル1の第2側部1d ,天部1cに取り付けられている。このスライドピース3はアッパレール2の第 2天部2bに当接可能な第1突部3a及び第1側部2dに当接可能な第2突部3 bが長手方向に沿って形成されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記構成のシートトラックにおいて、図9において、アッパレール2 とスライドピース3とのクリアランスa,bが0であると、アッパレール2は摺 動できない。しかし、クリアランスa,bが過大であると、シートラックがガタ つき、それに起因してシートトラックに異音発生が発生する。
【0007】 よって、適切なクリアランスの設定,管理が難しいという問題点がある。 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、容易にシートト ラックのガタつき、及びそれに起因するシートトラックの異音発生を防止できる シートトラックのスライドピースを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本考案は、一方のレールが他方のレールに対して摺動可能 に嵌合し、一方のレール,他方のレールのうちのどちらかのレールをフロア側に 固着したシートトラックのどちらかのレールに設けられるスライドピースにおい て、先端部が他方のレールに押接する可撓突部を形成したものである。
【0009】
【作用】
本考案のシートトラックのスライドピースにおいて、どちらかのレールに取り 付けられたスライドピースの可撓突部の先端部は他方のレールに押接し、シート トラックのガタつき,及びそれに起因するシートトラックの異音発生を防止する 。
【0010】
【実施例】
次に図面を用いて本考案の実施例を説明する。図1は本考案の第1の実施例の スライドピースを説明する斜視図、図2は本考案の第2の実施例のスライドピー スを説明する図、図3は図2におけるB方向矢視図、図4は図2におけるC方向 矢視図、図5は第1及び第2の実施例のスライドピースが設けられたシートトラ ックの斜視図、図6は本考案の第3の実施例のスライドピースを説明する斜視図 、図7は図6のスライドピースが設けられたシートトラックの部分破断斜視図、 図8は図7における断面構成図である。尚、第1及び第2の実施例において、従 来例と異なる部分は、スライドピースの構成であり、アッパレール及びロアレー ルは従来例と同一なので、同一符合を付し、それらの詳しい説明は省略する。
【0011】 先ず、図1及び図5を用いて本考案の第1の実施例を説明する。図において、 スライドピース11には、アッパレール2の第2天部2bに当接可能な第1突部 11a,11a′とアッパレール2の第1側面部2dに当接可能な第2突部11 b,11b′が形成されている。第1突部11a,11a′間には、先端部がアッ パレール2の第2天部2に押接する第2の可撓突部11cが形成されている。
【0012】 又、第2の突部11b,11b′間には、先端部がアッパレール2の第1側面 部2dに押接する第1の可撓突部11d,11eが形成されている。 上記構成によれば、スライドピースの第1の可撓部11d,11eはアッパレ ール2の第1側面部2dに常時押接し、シートトラックの横方向のガタつき,シ ートトラックの異音発生を防止する。又、第2の可撓突部は、アッパレール2の 第2天部2bに常時押接し、シートトラックの縦方向のガタつき、及びそれに起 因して発生するシートトラックの異音を防止する。
【0013】 次に、図2乃至図5を用いて本考案の第2の実施例を説明する。図において、 スライドピース12には、アッパレール2の第2天部2bに当接可能な第1突部 12aとアッパレール2の第1側面部2dに当接可能な第2突部12bが形成さ れている。そして、このスライドピース12の下面には、アッパレール2の底部 2eに押接する可撓突部12c,12dが形成されている。
【0014】 上記構成によれば、スライドピース12の可撓突部12c,12dは、アッパ レール2の底部2eに常時押接し、シートトラックの縦方向のガタつき及びそれ に起因して発生するシートトラックの異音を防止する。
【0015】 次に、図6乃至図8を用いて本考案の第3の実施例を説明する。先ず、図6及 び図7において、21はアッパレール、22はアッパレール21に摺動可能に嵌 合するロアレールである。
【0016】 ロアレール22は第1側部22a,この第1側部22a上部より側方に折曲す る天部22b,天部22bより上方に折曲した第2側部22c,第1側部22a下 部より略U字形のU字形部22dより構成されている。
【0017】 一方、アッパレール21は、第1側部21a,この第1側部21a上部よりロ アレール22方向へ折曲された天部21b,この天部21bよりロアレール22 の第2側部22cと対向するように折曲された第2側部21c,第1側部21a の下部よりロアレール22の天部22bと対向するように折曲された底部21d ,ロアレール22のU字形部22d内に嵌入する第3側部21eより構成されて いる。
【0018】 アッパレール21の第2側部21c,天部21bとロアレール22の第2側部 22c,天部22bとで囲まれた空間には、ボール23が配設されている。又、 アッパレール21の第1側部21a,底部21dとロアレール22の天部22b, 第1側部22aとで囲まれた空間には、ローラ24が配設されている。そして、 ボール23,ローラ24はローラガイド25(図8では図示せず)で所定の位置で 保持されるようになっている。尚、本実施例のシートトラックの組み付けの際に は、色々な径のローラ24を準備しておき、シートトラックの上下方向のガタな い径のローラ24をセットすることにより、シートトラックの上下方向のガタを 禁止している。
【0019】 そして、ロアレール22U字形部22dには、スライドピース26が取り付け られている。 次に、図6を用いて本実施例のスライドピース26の説明を行う。このスライ ドピース26の側面には、ロアレール22のU字形部22dの一方の内壁面に先 端部が押接可能な可撓突部26a,26bが形成されている。
【0020】 上記構成によれば、ローラ24がロアレール22の天部22bに当接すること により、シートトラックの上方向のガタつきが禁止され、それに起因する異音の 発生も防止される。
【0021】 又、シートトラックの横方向のガタつきは、スライドピース26の可撓突部2 6a,26bがロアレール22のU字形部22dの内壁面に常時押接することに より、シートトラックの横方向のガタつき及びそれに起因する異音の発生を防止 している。
【0022】 尚、本考案は、上記実施例に限定するものではない。例えば、第1の実施例で 、第2の可撓突部としては、アッパレール2の第2天部2bを押接する第2の可 撓突部11cを設けたが、その代わりにアッパレール2の底部2eを押接する可 撓突部を設けてもよし、更には、両方設けてもよい。
【0023】 又、第3の実施例において、スライドピース26の可撓突部26a,26bは ロアレール22のU字形部22dの一方の内壁面を押接するようにな例であった が、他方の内壁面を押接するようにしてもよいし、又、両方の内壁面を押接する ようにしてもよい。
【0024】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、容易にシートトラックのガタつき及びそれ に起因するシートトラックの異音発生を防止できるシートトラックのスライドピ ースを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例のスライドピースを説明
する斜視図である。
【図2】本考案の第2の実施例のスライドピースを説明
する斜視図である。
【図3】図2におけるB方向矢視図である。
【図4】図2におけるC方向矢視図である。
【図5】第1及び第2の実施例のスライドピースが設け
られたシートトラックの斜視図である。
【図6】本考案の第3の実施例のスライドピースを説明
する斜視図である。
【図7】図6のスライドピースが設けられたシートトラ
ックの部分破断斜視図である。
【図8】図7における断面図である。
【図9】従来のシートトラックを説明する図10におけ
るA−A断面図である。
【図10】従来のシートトラックを説明する斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 アッパレール 2 ロアレール 11,12,26 スライドピース 11c 第2の可撓突部 11d,11e 第1の可撓突部 12c,12d,26a 可撓突部 12e,12f 底面押接部 12g,12h 側面押接部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のレールが他方のレールに対して摺
    動可能に嵌合し、これら一方のレール,他方のレールの
    うちのどちらかのレールをフロア側に固着したシートト
    ラックのどちらかのレールに設けられるスライドピース
    において、 先端部が他方のレールに押接する可撓突部を形成したこ
    とを特徴とするシートトラックのスライドピース。
JP1991098263U 1991-11-28 1991-11-28 シートトラックのスライドピース Expired - Lifetime JP2574285Y2 (ja)

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JPH0546542U true JPH0546542U (ja) 1993-06-22
JP2574285Y2 JP2574285Y2 (ja) 1998-06-11

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010094455A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Takano Co Ltd 椅子のスライダ
JP2016193713A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 アイシン精機株式会社 車両用のシートスライド装置

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JPS626139U (ja) * 1985-06-28 1987-01-14
JPS637034U (ja) * 1986-06-30 1988-01-18
JPH0226945U (ja) * 1988-08-09 1990-02-21

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