JPH0548729U - 机天板の縁部 - Google Patents

机天板の縁部

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JPH0548729U
JPH0548729U JP11015491U JP11015491U JPH0548729U JP H0548729 U JPH0548729 U JP H0548729U JP 11015491 U JP11015491 U JP 11015491U JP 11015491 U JP11015491 U JP 11015491U JP H0548729 U JPH0548729 U JP H0548729U
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JP
Japan
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base member
leg
engage
edge
synthetic resin
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Application number
JP11015491U
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Inventor
巌 松浦
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Nakabayashi Co Ltd
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Nakabayashi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 机天板の縁部である。 【構成】 基部部材(13)は垂直部(14)を内方へ延長して
湾曲部(15)とし、その端部に係止部(16)を設けたものを
肉厚で狭い空洞部(29)に形成し、垂直部の上段角部を切
欠して段差部(17)を形成し、該部に軟質合成樹脂製の補
助部材(18)を取付け、下段部外側に軟質合成樹脂製の支
脚(19)を取付け、垂直部内面両側に平行する係合用溝(2
0)と複数のネジ孔(21)を設け、カバー(22)は上下両側の
突出縁(23)の先端外側に上記係止部と係合する突起(24)
を形成し、コーナーキャップ(25)は直角方向に突出する
二個の二叉脚部(26)(27)の各側面に上記溝(20)と係合す
る突条(28)を設けた机天板の縁部である。 【効果】 基部部材は補助部材と支脚とのために天板と
隙間なく取付けられ、コーナーキャップは基部部材の空
洞が狭いことと係合用溝と突条の係合により安定した取
付けができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
事務用机等の天板に於ける縁部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
事務用机の天板の製造方法の一つとして図1(A)に示すようにスチール製の 板を折曲加工して芯部材(1)とし、その上面にメラニン樹脂製表面板(2)を貼着し 、縁部には硬質合成樹脂製の基部部材(3)を取付け該基部の正面にカバー部材(4) を嵌着し、各コーナーにはコーナーキャップ(5)を取付けたものが存在する。基 部部材の内側の上下角部を切欠して段差部(7)を設けているのは、芯部材(1)より やや広めの表面板(2)を貼着した時に生ずる出っ張り部分(6)を上記段差部(7)に 当てて表面板(2)と基部部材(3)の接合面を滑らかにするためである。
【0003】 ところが、従来品には次のような欠点があった。 基部部材(3)は硬質合成樹脂製であるために、表面板(2)の縁部が加工ミスで 直線にならずえぐれた状態の場合は、接合面が密着せず隙間(37)が生じる。 表面板(2)の厚みが、仕様変更などで厚みが増した場合は図1(B)に示す ように接合面に段差が生じる。 従来の基部部材(3)は上下の区別がなくいずれの段差部(7)を表面板(2)と接 合してもよいが(傾けて取付けることが前提)、表面板の出っ張りが大きいと、 下向きの急な傾斜となり、接合面が密着せず隙間(37)が生じる。 従来の基部部材(3)の傾きが急な場合は、図1(C)に示すように、コーナ ーキャップ(5)との接合面が一致せず連続した作業が困難となる。それは従来品 のコーナーキャップは空洞が広く且つ脚部と基部部材との係合手段を施さないこ とも一因であって、このことはネジで固定できないという問題も引き起こし益々 作業性を悪くするという欠点となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 本考案では基部部材とコーナーキャップの接合面を滑らかにし、併せて作業を 効率的に行なえるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
芯部(11)の表面に表面板(12)を貼着した事務用机に於いて、周縁部に取付ける 基部部材(13)は垂直部(14)の上下両端部を内方へそれぞれ延長して弧状の湾曲部 (15)を形成し、先端に係止部(16)を突設し、上段角部を切欠して段差部(17)を形 成し、該切欠部に軟質合成樹脂製補助部材(18)を貼着し、下段外側に軟質合成樹 脂製支脚(19)を取付け、垂直部内面両側に係合用溝(20)を平行して設け、中央部 に複数のネジ孔(21)を設ける。カバー(22)は上下両側突出縁(23)の先端部外側に 上記基部部材の係止部(16)と係合する突起(24)を形成する。コーナーキャップ(2 5)は直角方向の二叉脚部(26)(27)を設け、各脚部の内側面に上記基部部材の係合 用溝(20)と係合する突条(28)を設ける。
【0006】 次に、別の実施例として、天板の一側に横長U状の凹部を設けた場合のコーナ ーキャップは横長な主体(30)の一側端部を折曲して折曲部(31)を形成し、該端部 に二叉脚部(32)を設け、他側の端部には挿入片(33)を上記脚部と反対方向へ設け 、各脚部と挿入片の内面に前記基部部材に設けた係合溝(20)と係合する突条(34) (35)を設け、主体にネジ孔(36)を孔作する。
【0007】
【作用】
基部部材(13)の段差部(17)を表面板(12)の縁端面に接合してボルト(38)で芯部 (11)の外周壁面に固着すると、段差部には軟質合成樹脂製の補助部材(18)が貼着 されているので、表面板の端縁と基部部材とは隙間なく密着する。この時上記基 部部材の下段に設けた支脚(19)に支えられて基部部材は垂直に取付けられる。コ ーナーキャップ(25)の脚部(26)(27)を基部部材の各端部へ挿入して各脚部に設け た突条(28)を基部部材の係合用溝(20)に係合させるとコーナーキャップは安定し た状態に取付けられる。 尚、図に示すように、基部部材を肉厚にして、内部の空洞(29)を狭くすること により、コーナーキャップの脚部のがたつきがなく非常に安定する。
【0008】 次に別の実施例の場合は、コーナーキャップ主体(30)の折曲部(31)を凹部の隅 部に接合して二叉脚部の突条(34)と基部部材の係合用溝(20)と結合させ、凹部の 両側縁部はコーナーキャップ主体(30)で被覆し、他側の挿入片(33)を基部部材に 挿入して該片に設けた突条(35)と係合用溝(20)を係合させネジ孔(36)にネジ(図 示省略)で固定する。
【0009】
【実施例】
図面について実施例を述べると、硬質合成樹脂製の基部部材(13)は垂直部(14) の両端部を延長して内方へ湾曲して湾曲部(15)を形成し、それぞれの先端に係止 部(16)を突設する。尚この基部部材を肉厚として内部の空洞(29)を狭くすると後 記するコーナーキャップの脚部を挿入した時がたつきがない。上記基部部材の上 段角部を切欠して段差部(17)を形成し、該部に軟質合成樹脂製の補助部材(18)を 貼着し、下段外側に軟質合成樹脂製の支脚(19)を取付け、垂直部内面両側に平行 する係合用溝(20)を横長に設け、中央部に複数のネジ孔(21)を配設する。カバー (22)は上下両側の突出縁(23)の先端外側に上記係止部(16)と係合する突起(24)を 形成する。コーナーキャップ(25)は二個の二叉脚部(26)(27)を直角方向になるよ うに設け、各脚部の内側面に上記係合用溝(20)と係合する突条(28)を設ける。
【0010】 別の実施例のコーナーキャップは、横長主体(30)の一側端部を折曲して折曲部 (31)を形成し、該端部に二叉脚部(32)を設け、他側の端部に挿入片(33)を設け、 脚部と挿入片の内面に前記係合用溝(20)と係合する突条(34)(35)を設け、主体の 一側にネジ孔(36)を孔作する。
【0011】
【考案の効果】
本考案は上記構成で明らかな通り、基部部材の段差部に軟質合成樹脂製の補助 部材を貼着しているので、表面板と接合した時密着して隙間が生じない。表面板 の縁部に加工ミスがあっても補助部材が該部に充満して接合面に隙間は生じない 。また表面板の厚みが変っても補助部材を圧縮すると膨らんで接合面は滑らかと なる。 基部部材の下段には支脚を取付けているので正規の寸法の時は垂直に取付けら れる。また表面板の出っ張りがあっても支脚で支えるので基部部材の傾きは大き くならない。 基部部材は肉厚に形成されて空洞部を狭くしていること、係合用溝を設けてい ることによって、挿入したコーナーキャップの脚の突条と溝が係合し、コーナー キャップは非常に安定する。しかもこの為にネジ孔は二叉の中央部に位置するの で位置合せが不用となり効率的に作業ができるなど多くの利点を有するものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知の天板縁部の断面図である。
【図2】本考案になる部品図で、(A)は基部部材の平
面図と縦断面図,(B)はカバーの縦断面図、(C)は
コーナーキャップの平面図とその横断面図、(D)は別
のコーナーキャップの平面図とその横断面図である。
【図3】縁部の拡大断面図である。
【符号の説明】
13 基部部材 14 垂直部 15 湾曲部 16 係止部 17 段差部 18 補助部材 19 支脚 20 係合用溝 21 ネジ孔 22 カバー 23 突出縁 24 突起 25 コーナーキャップ 26,27 二股脚部 28 突条 29 空洞部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質合成樹脂製の基部部材(13)は垂直部
    (14)の両端部を内方へ延長して湾曲部(15)を形成し、そ
    の各先端に係止部(16)を設け、基部部材の空洞部(29)を
    肉厚にして狭く形成し、基部部材の上段角部を切欠して
    段差部(17)を形成し、該部に軟質合成樹脂製の補助部材
    (18)を取付け、下段外側面には軟質合成樹脂製の支脚(1
    9)を取付け、垂直部内面両側に平行する係合用溝(20)と
    複数のネジ孔(21)を設け、カバー(22)は上下両側の突出
    縁(23)の先端外側に上記係止部(16)と係合する突起(24)
    を形成し、コーナーキャップ(25)は直角方向の二個の二
    叉脚部(26)(27)を設けて各脚部内側面に上記溝(20)と係
    合する突条(28)を設けた机天板の縁部。
  2. 【請求項2】 横長なコーナーキャップ主体(30)の一側
    端部に折曲部(31)を形成して該部に二叉脚部(32)を設
    け、他側部には上記脚部と反対方向へ挿入片(33)を設
    け、脚部と挿入片の各内側面に前記基部部材の溝(20)と
    係合する突条(34)(35)を設け、主体にはネジ孔(36)を設
    けた請求項1記載の机天板の縁部。
JP11015491U 1991-12-13 1991-12-13 机天板の縁部 Pending JPH0548729U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200450604Y1 (ko) * 2008-05-20 2010-10-14 (주)한비오피스 책상 상판 테두리 보호구

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