JPH085871Y2 - モール固定用クリップ - Google Patents

モール固定用クリップ

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JPH085871Y2
JPH085871Y2 JP1988162341U JP16234188U JPH085871Y2 JP H085871 Y2 JPH085871 Y2 JP H085871Y2 JP 1988162341 U JP1988162341 U JP 1988162341U JP 16234188 U JP16234188 U JP 16234188U JP H085871 Y2 JPH085871 Y2 JP H085871Y2
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JP
Japan
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locking
molding
locking piece
clip
mounting flange
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JP1988162341U
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JPH0282647U (ja
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学 上村
輝夫 大内
正男 太田
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両のボディパネルにモールを装着するた
めのモール固定用クリップに関する。
(従来の技術) 従来のこの種のモール固定用クリップは、第14図、及
び第15図に示すようにモールaの内側面にクリップ本体
bを嵌着した状態で、その中央の係止爪cを車両のボデ
ィパネルであるルーフパネルdの取付フランジeの上端
縁部の係止片部fに弾性係止することにより、モールa
をルーフパネルdに取り付けるものであった。
(考案が解決しようとする課題) 斯かる従来のモール固定用クリップは、クリップ本体
bがその中央部の係止爪cと係止片部fとの係止のみで
取付フランジeに係止されているために、取付フランジ
eへの取付けが確実になされず、モール固定用クリップ
本体bがその幅方向、即ち第15図中矢印方向にぐらつ
き、ルーフパネルdに対するモールaの固定状態が不安
定なものになっていた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的とするところは、クリップ本体幅方向にぐらつく
ことがなく、ボディパネルに対するモールの固定状態を
安定させたモール固定用クリップを提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本考案は、モールの内側
面に嵌着されるクリップ本体に設けた係止爪を車両のボ
ディパネルの取付フランジの係止片部に弾性係止するこ
とにより、前記モールを前記ボディパネルに固定するモ
ール固定用クリップにおいて、前記係止片部は、前記取
付フランジの上端縁部の一部を直角方向に折曲げて形成
され、前記クリップ本体は、一側の面部と、該一側の面
部と対向する係止面部と、前記一側の面部と係止面部と
の間に、前記クリップ本体の底面から頂面に向かって延
び、前記取付フランジの前記係止片部形成箇所を除く部
分に係止する係止溝とを備え、前記係止爪は、前記一側
の面部に対向し、前記クリップ本体の底面側から頂面側
に向かうに従って前記一側の面部に近接する係止片部案
内面を有し、前記係止溝に前記取付フランジの前記係止
片部形成箇所を除く部分を挿入し、該係止片部形成箇所
を除く部分を前記一側の面部と係止面部とで挟持して係
止するとき、前記取付フランジの係止片部が前記係止片
部案内面を摺接しながら前記係止爪を弾性変形させ、こ
れら係止片部と係止爪とが係止するように構成したもの
である。
(作用) クリップ本体の係止溝を車両のボディパネルの取付フ
ランジに係止することにより、該クリップ本体がその幅
方向にぐらつかないので、ボディパネルに対するモール
の固定状態が安定する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図乃至第13図に基づいて
説明する。
第1図は本考案の一実施例に係るモール固定用クリッ
プにより、ボディパネルであるルーフパネル17のモール
装着部BにモールCを装着した車両の斜視図であり、本
考案のモール固定用クリップAは第2図乃至第7図に示
すように、断面略コ字状をなす弾性合成樹脂製のクリッ
プ本体1を備えている。このクリップ本体1の頂面部1a
には長方形状の開口部3が形成してある。クリップ本体
1の一側面部1bの下端縁には脚体5が形成してある。こ
の脚体5は一側面部1bに対し直角外方に向けて突設して
あり、その先端部5aは一側面部1bにほぼ平行するように
屈曲され、その長さは一側面部1bの全長より短くなされ
ている。
一側面部1bの両端側には、頂面部1a側に偏倚してモー
ル用係止突起6が突設してある。クリップ本体1の両端
面部(一側面部1cに対向する係止面部)1c,1dには一側
面部1b側に偏倚して係止溝8が形成してある。また、ク
リップ本体1の端面部1c,1dの頂面部1a寄りには外方に
突出させて弾性を有する支持片9が突設してある。これ
ら支持片9は、その先端部9a側に向かって漸次高くなる
如く多少斜めになされていて、その先端部9aは頂面部1a
より高くしてある。
クリップ本体1の他側面部1eには長方形状の開口部10
が形成してある。このクリップ本体1の他側面部1eの開
口部10と頂面部1aとの間に位置する部分11の中央にはモ
ール用係止突起12が突設してある。また、クリップ本体
1の他側面部1eの開口部10より下側の部分13の中央部13
aは一側面部1b側に向かって屈曲しており、この中央部1
3aにはクリップ本体1の内方に突出させて係止爪14が形
成してある。クリップ本体1の他側面部1eの両側下端に
は外方に突出する支持片16が形成してある。
モール装着部Bはルーフパネル17とサイドパネル18と
の接続部であって、ループパネル17の一側端部19を、サ
イドパネル18の一側端部20に重ねて互いに溶着して、排
水溝となる断面U形状の溝状部21を形成して成る。そし
て、ルーフパネル17の一側端部19の端縁部を溝状部21の
ほぼ中央で溝状部21の底面21aに対して直角に立ち上げ
て取付フランジ22が形成してあり、この取付フランジ22
の上端縁部にはその長さ方向に所定の間隔を存して且つ
直角外方に向けて複数の係止片部23が形成してある。
モールCは弾性合成樹脂より成るモール本体25にステ
ンレス等の金属よりなる芯体26を埋設して成り、モール
Cの両側部には内方に突入した係止部27,28が形成して
ある。モール本体25の幅方向両側部にはリップ部29,30
が一体に設けてある。
モール固定用クリップAは、そのクリップ本体1の両
端面部1c,1dの係止溝8がモール装着部Bの取付フラン
ジ22に係止されて、クリップ本体1の両端面部(係止面
部)1c,1dと一側面部1bとで取付フランジ22の係止片部2
3を除く部分(22a,22a)を挟持しており、これにより、
クリップ本体1が幅方向にぐらつかない。また、係止爪
14が、取付フランジ22の係止片部23に係止されていて、
しかも一側面部1bに設けた脚体5がモール装着部Bの溝
状部21の底面21aに当接されている。
また、モール固定用クリップAはそのクリップ本体1
がモールCの内側面に嵌着されており、このモールCの
内面部24にクリップ本体1の頂面部1aが当接している。
モールCの一側部の係止部27にはクリップ本体1の一側
面部1bのモール用係止突起6が係止されており、モール
Cの他側部の係止部28には、クリップ本体1の他側面部
1eのモール用係止突起12が係止されている。そしてクリ
ップ本体1の両端面部1c,1dの支持片9はモールCの内
面部24に当接している。モールCの一側方のリップ部29
は、モール装着部Bの溝状部21の一側方の傾斜面部21b
に圧着している。更に、モールCの他側方のリップ部30
は溝状部21の他側方の隅角部21cに圧着している。そし
て、クリップ本体1の他側面部1eに突設された支持片16
は彎曲して溝上部21の傾斜面部21bに圧着して、モール
Cの一側方の係止部28を内方に押して、この係止部28の
モール用係止突起12への係止を確実なものにしている。
上述したようにモール装着部Bに、モール固定用クリ
ップAによりモールCを装着した場合、クリップ本体1
は、その両端面部1c,1dにおいて、係止溝8を取付フラ
ンジ22に係止させ、両端面部1c、1dと一側面部1bとで取
付フランジ22を挟持しているから、クリップ本体1の幅
方向のぐらつきがなく、また、その中央部において、係
止爪14を取付フランジ22の係止片部23に係止させてある
ために、クリップ本体1がその厚さ方向にぐらつくこと
がない。このためにルーフパネル17のモール装着部Bに
対するモールCの固定状態が安定する。
第8図乃至第13図に本考案の他の実施例を示す。この
実施例の場合、クリップ本体1の両端部内面に係止爪14
aが形成してある。また、クリップ本体1の他側面部1e
の内面の中央部には壁面体32が形成してあり、この壁面
体(一側面部1cに対向する係止面部)32の先端面とクリ
ップ本体1の一側面部1bの内面との間が係止溝8aとされ
ている。
モール装着部Bの取付フランジ22の上端縁部には1個
のモール固定用クリップAに対して2個1組とする係止
片部23aが所定の間隔をおいて複数組設けてある。
そして、モール装着部Bにモール固定用クリップAに
よりモールCを装着した場合、モール固定用クリップA
は、その両端部の係止爪14aが取付フランジ22の1組の
係止片部23aに係止されており、また、クリップ本体1
の中央部分において、係止溝8aが取付フランジ22の1組
の係止片部23aの相互間部分(係止片部23aを除く部分)
22bに係止されている。
なお、この第8図乃至第13図に示す実施例における他
の構成及び作用は、第1図乃至第7図に示す実施例と同
一であるから、図面の同一部分に同一符号を付してその
説明を省略する。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案のモール固定用クリップ
に依れば、係止片部を、取付フランジの上端縁部の一部
を直角方向に折曲げて形成し、クリップ本体に、一側の
面部と、該一側の面部と対向する係止面部と、前記一側
の面部と係止面部との間に、クリップ本体の底面から頂
面に向かって延び、取付フランジの前記係止片部形成箇
所を除く部分に係止する係止溝とを設け、係止爪は、前
記一側の面部に対向し、クリップ本体の底面側から頂面
側に向かうに従って前記一側の面部に近接する係止片部
案内面を有し、前記係止溝に取付フランジの前記係止片
部形成箇所を除く部分を挿入し、該係止片部形成箇所を
除く部分を前記一側の面部と係止面部とで挟持して係止
するとき、取付フランジの係止片部が前記係止片部案内
面を摺接しながら係止爪を弾性変形させ、これら係止片
部と係止爪とが係止するように構成したので、グリップ
本体の幅方向のぐらつきを防止することができ、ボディ
パネルに対するモールの固定状態が安定する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本考案の一実施例を示し、第1図は
本考案のモール固定用クリップにてモールをボディパネ
ルに装着した車両の斜視図、第2図は第1図のII−II線
に沿う断面図、第3図は本考案のモール固定用クリップ
を取付フランジから外した状態の斜視図、第4図は本考
案のモール固定用クリップの平面図、第5図は同正面
図、第6図は同側面図、第7図は第4図のVII−VII線に
沿う断面図、第8図乃至第13図は本考案の他の実施例を
示し、第8図は第3図と同状図、第9図は第4図と同状
図、第10図は第5図と同状図、第11図は第6図と同状
図、第12図は第9図のXII−XII線に沿う断面図、第13図
は第2図と同状図、第14図及び第15図は従来例を示し、
第14図は第3図と同状図、第15図は第2図と同状図であ
る。 1…クリップ本体、8,8a…係止溝、14,14a…係止爪、17
…ボディパネル(ルーフパネル)、22…取付フランジ、
23…係止片部、A…モール固定用クリップ、C…モー
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モールの内側面に嵌着されるクリップ本体
    に設けた係止爪を車両のボディパネルの取付フランジの
    係止片部に弾性係止することにより、前記モールを前記
    ボディパネルに固定するモール固定用クリップにおい
    て、 前記係止片部は、前記取付フランジの上端縁部の一部を
    直角方向に折曲げて形成され、 前記クリップ本体は、一側の面部と、該一側の面部と対
    向する係止面部と、前記一側の面部と係止面部との間
    に、前記クリップ本体の底面から頂面に向かって延び、
    前記取付フランジの前記係止片部形成箇所を除く部分に
    係止する係止溝とを備え、 前記係止爪は、前記一側の面部に対向し、前記クリップ
    本体の底面側から頂面側に向かうに従って前記一側の面
    部に近接する係止片部案内面を有し、 前記係止溝に前記取付フランジの前記係止片部形成箇所
    を除く部分を挿入し、該係止片部形成箇所を除く部分を
    前記一側の面部と係止面部とで挟持して係止するとき、
    前記取付フランジの係止片部が前記係止片部案内面を摺
    接しながら前記係止爪を弾性変形させ、これら係止片部
    と係止爪とが係止することを特徴とするモール固定用ク
    リップ。
JP1988162341U 1988-12-16 1988-12-16 モール固定用クリップ Expired - Lifetime JPH085871Y2 (ja)

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JPH0282647U JPH0282647U (ja) 1990-06-26
JPH085871Y2 true JPH085871Y2 (ja) 1996-02-21

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2519441Y2 (ja) * 1989-06-23 1996-12-04 株式会社 東郷製作所 ルーフモール用クリップ
JP5216755B2 (ja) * 2009-12-25 2013-06-19 株式会社ファルテック 車両用モールディングの取付構造及び固定用クリップ

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JPS6045156U (ja) * 1983-08-31 1985-03-29 トヨタ自動車株式会社 自動車のル−フモ−ル部構造
JPH0517321Y2 (ja) * 1986-09-05 1993-05-10

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JPH0282647U (ja) 1990-06-26

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