JP5589739B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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本発明は車両用灯具に係り、特に、従来の車両用灯具と比べ、ハイビーム時の光利用効率を向上させることが可能な車両用灯具に関する。
従来、車両用灯具の分野においては、可動シェード210を用いてロービーム用配光パターンとハイビーム用配光パターンを切り替えるように構成されたプロジェクタ型の車両用灯具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図8に示すように、特許文献1に記載の車両用灯具200は、投影レンズ210、光源220、リフレクタ230、投影レンズ210と光源220との間に配置された可動シェード240等を備えている。
可動シェード240は、ロービーム用配光パターンを形成するためのロービーム位置A又はハイビーム用配光パターンを形成するためのハイビーム位置Bに位置させられる可動部241と、シェード本体242と、を備えている。
特開2007−213938号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のプロジェクタ型の車両用灯具200においては、可動部241をロービーム位置A又はハイビーム位置Bに位置させることで、ロービーム用配光パターンとハイビーム用配光パターンとを1灯で切り替えることが可能であるものの、ハイビーム時に水平線よりも上に向かう光がシェード本体242で遮光されてしまうため、ハイビーム時の光利用効率が低下するという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、従来の車両用灯具と比べ、ハイビーム時の光利用効率を向上させることが可能な車両用灯具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、前記投影レンズの後方側焦点よりも車両後方側に配置された光源と、前記光源からの光を前記光軸寄りに集光するように反射する反射面と、上端縁が前記投影レンズの後方側焦点近傍に位置した状態で前記投影レンズと前記光源との間に配置されたシェードと、を備えた車両用灯具において、前記シェードは、固定シェードと、前記固定シェードに対し移動させられて、ロービーム用配光パターンを形成するためのロービーム位置又はハイビーム用配光パターンを形成するためのハイビーム位置に位置させられる可動シェードと、を備えており、前記固定シェード及び前記可動シェードにはそれぞれ、複数の開口が形成されており、前記複数の開口は、前記可動シェードが前記ロービーム位置に位置させられ場合には前記可動シェードが前記固定シェードに形成された開口を覆い、前記可動シェードが前記ハイビーム位置に位置させられた場合には前記可動シェードに形成された開口が前記固定シェードに形成された開口に対応し、前記反射面からの反射光が通過する通路が形成されるように構成されており、前記可動シェードの上端縁は、前記可動シェードが前記ロービーム位置に位置させられた場合には前記固定シェードの上端縁よりも上方に配置されており、前記可動シェードは、前記固定シェードに対し車両前方側に配置されるとともに前記固定シェードに対し移動させられて、ロービーム位置又はハイビーム位置に位置させられる第1可動シェードと、前記固定シェードに対し車両後方側に配置され、前記第1可動シェードに連結されるとともに前記固定シェードに対し移動させられて、ロービーム位置又はハイビーム位置に位置させられる第2可動シェードと、を備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ハイビーム時には、可動シェードに形成された開口が固定シェードに形成された開口に一致する。すなわち、可動シェードに形成された開口と固定シェードに形成された開口とが連通することで、反射面からの反射光が通過する通路が形成されるため、当該通路を通過する光を用いてより明るい遠方視認性に優れたハイビーム用配光パターンを形成することが可能となる。すなわち、当該通路を通過する光を用いることが可能となる分、ハイビーム時の光利用効率を向上させることが可能となる。
また、請求項に記載の発明によれば、固定シェードを挟んだ状態で配置した第1及び第2可動シェード(すなわち厚みを持たせた可動シェード)の作用により、投影レンズの色収差による影響を防止又は軽減することが可能となる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記可動シェードの上端縁は、ロービーム用配光パターン中の斜めカットオフラインを形成するための段差部を含んでおり、前記可動シェードの上端縁は、前記可動シェードが前記ロービーム位置に位置させられた場合には前記固定シェードの上端縁よりも上方に配置され、前記可動シェードが前記ハイビーム位置に位置させられた場合には前記固定シェードの上端縁よりも下方に配置されることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、ロービーム時、固定シェードの上端縁よりも上方に配置される可動シェードの上端縁の作用により、反射面からの反射光のうち水平線よりも上に向かう光を遮光することが可能となるため、可動シェードの上端縁により規定される明暗差が大きい鮮明なカットオフラインを含むロービーム用配光パターンを形成することが可能となる。一方、ハイビーム時、可動シェードの上端縁が固定シェードの上端縁よりも下方に配置されるため、可動シェードの上端縁で光源からの光が遮られることがなくなる。これにより、さらに明るい遠方視認性に優れたハイビーム用配光パターンを形成することが可能となる。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の車両用灯具において、前記可動シェードには、当該可動シェードを前記ロービーム位置又は前記ハイビーム位置に移動させるための駆動機構が連結されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、駆動機構の作用により、可動シェードをロービーム位置又はハイビーム位置に移動させることが可能となる。


本発明によれば、従来の車両用灯具と比べ、ハイビーム時の光利用効率を向上させることが可能な車両用灯具を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態である車両用灯具20の断面図である。 シェード10の分解斜視図である。 ロービーム位置に位置させられた可動シェード12を含むシェード10の斜視図である。 (a)固定シェード11と、ロービーム位置に位置させられた可動シェード12との関係を説明するための図、(b)固定シェード11と、ハイビーム位置に位置させられた可動シェード12との関係を説明するための図である。 ロービーム位置とハイビーム位置との間に位置させられた可動シェード12を含むシェード10の斜視図である。 ハイビーム位置に位置させられた可動シェード12を含むシェード10の斜視図である。 (a)ロービーム位置に位置させられた可動シェード12により形成されるロービーム用配光パターンP1の例、(b)ハイビーム位置に位置させられた可動シェード12により形成されるハイビーム用配光パターンP2の例である。 従来の車両用灯具200に用いられる可動シェードの例である。
以下、本発明の一実施形態である車両用灯具20について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態の車両用灯具20は、プロジェクタ型の車両用灯具であり、車両前部の左右両側にそれぞれ配置されて車両用前照灯(ヘッドランプ)を構成している。
車両用灯具20は、車両前後方向に延びる光軸AX上に配置された投影レンズ21、投影レンズ21の後方側焦点Fよりも車両後方側に配置されたハロゲン電球、HID等の光源22、光源22からの光を光軸AX寄りに集光するように反射する反射面を含むリフレクタ23、上端縁が投影レンズ21の後方側焦点F近傍に位置した状態で投影レンズ21と光源22との間に配置されたシェード10等を備えている。
図2、図3に示すように、シェード10は、リフレクタ23等に固定される固定シェード11、固定シェード11に対し鉛直方向に往復移動させられて、ロービーム用配光パターンを形成するためのロービーム位置(図3、図4(a)参照)又はハイビーム用配光パターンを形成するためのハイビーム位置(図6、図4(b)参照)に位置させられる可動シェード12、可動シェード12をロービーム位置又はハイビーム位置に移動させるための駆動機構13等を備えている。
図2、図3、図4(a)に示すように、固定シェード11は、シェード本体11a、固定部11b等を備えている。
固定シェード11は、固定部11bをリフレクタ23等に固定することで、その上端縁を投影レンズ21の後方側焦点F近傍に位置させた状態で、投影レンズ21と光源22との間に配置されている(図1参照)。
シェード本体11aには、主にリフレクタ23(反射面)からの反射光を通過させるための開口11a1(図2、図4(a)中、水平方向に延びる三つの矩形の開口11a1を例示)と遮光部11a2が鉛直方向に交互に複数形成されている。開口11a1及び遮光部11a2の高さ及び幅寸法は、略同一に設定されている。開口11a1は、可動シェード12の位置(ロービーム位置又はハイビーム位置)に応じて開閉される。なお、開口11a1の数は、三つに限定されず、一つ、二つ又は四つ以上であってもよい。また、開口11a1の形状も矩形に限定されず、矩形以外の例えば円形その他の形状であってもよい。
図2に示すように、可動シェード12は、固定シェード11に対し車両前方側に配置された第1可動シェード12a、固定シェード11に対し車両後方側に配置された第2可動シェード12b等を備えている。
第1可動シェード12aと第2可動シェード12bとは、固定シェード11(シェード本体11a)に形成された鉛直方向に延びる長穴11a3(ガイド穴)に挿入されたガイドピン12b4により連結されている。
このように、固定シェード11を挟んだ状態で配置した第1及び第2可動シェード12a、12b(すなわち厚みを持たせた可動シェード12)の作用により、投影レンズ21の色収差による影響を防止又は軽減することが可能となる。なお、第1可動シェード12a又は第2可動シェード12bのいずれか一方を採用し、その厚みを厚くすることでも、同様の効果を得ることが可能である。
可動シェード12は、駆動機構13の作用により、長穴11a3に沿ってガイドされる形で固定シェード11に対し鉛直方向に往復移動させられて、ロービーム位置(図3、図4(a)参照)又はハイビーム位置(図6、図4(b)参照)のいずれかに位置させられる。
第1及び第2可動シェード12a、12bには、主にリフレクタ23(反射面)からの反射光を通過させるための開口12a1、12b1(図2、図4(a)中、水平方向に延びる矩形の開口12a1、12b1を例示)と遮光部12a2、12b2が鉛直方向に交互に複数形成されている。開口12a1、12b1及び遮光部12a2、12b2の高さ及び幅寸法は、固定シェード11(シェード本体11a)に形成された開口11a1と略同一に設定されている。
可動シェード12(第1及び第2可動シェード12a、12b)の上端縁は、ロービーム用配光パターン中の斜めカットオフラインを形成するためのZ型の段差部12a3、12b3を含んでいる(図4(a)参照)。可動シェード12(本実施形態では第2可動シェード12b)の下端には、その両側から車両後方側に向かって略水平に延びる第1及び第2フランジ部12b5、12b6が形成されている(図2、図3参照)。
駆動機構13は、可動シェード12をロービーム位置又はハイビーム位置に移動させるための機構である。駆動機構13としては、例えば、図2、図3に示すように、一端が第1フランジ部12b5の下方に配置され他端が第2フランジ部12b6の下方に配置された回転軸13a、回転軸13aの両端に固定され、回転軸13aに直交する方向に延びる第1及び第2回転アーム13b1、13b2、第1回転アーム13b1に固定され、回転軸13aと同一方向に延びる第1シャフト13c1、第2回転アーム13b2に固定され、回転軸13aと同一方向に延びる第2シャフト13c2、第1回転アーム13b1に連結されたプランジャー(図示せず)を含むソレノイド等のアクチュエータ13d等を備えた機構を用いることが可能である。あるいは、回転軸13aに連結されたロータリーソレノイド等を用いてもよい。
可動シェード12と駆動機構13とは、第1フランジ部12b5の上方に配置された第1シャフト13c1と第2フランジ部12b6の下方に配置された第2シャフト13c2とが、第1及び第2フランジ部12b5、12b6を上下方向から挟み込む形で可動シェード12(第1及び第2フランジ部12b5、12b6)に連結されている(図3参照)。これにより、可動シェード12を上方又は下方へ移動させることが可能になるとともに、その移動に際して可動シェード12等がばたつくのを防止又は低減することが可能となる。
図3は、アクチュエータ13dの作用により(本実施形態ではリターンスプリングの作用によりプランジャーが車両前方側へ突出することで)、ロービーム位置に位置させられた可動シェード12を表している。
図3、図4(a)に示すように、ロービーム位置においては、可動シェード12に形成された遮光部12a2、12b2が固定シェード11(シェード本体11a)に形成された開口11a1に一致(完全一致又は部分一致)する。すなわち、可動シェード12(遮光部12a2、12b2)が固定シェード11(シェード本体11a)に形成された開口11a1を覆う。これとともに、可動シェード12の上端縁(Z型の段差部12a3、12b3)が固定シェード11(シェード本体11a)の上端縁よりも上方に配置される(図3、図4(a)参照)。
この固定シェード11(シェード本体11a)の上端縁よりも上方に配置される可動シェード12(遮光部12a2、12b2)の上端縁の作用により、リフレクタ23(反射面)からの反射光のうち水平線よりも上に向かう光を遮光することが可能となるため、可動シェード12の上端縁により規定される明暗差が大きい鮮明なカットオフラインを含むロービーム用配光パターンP1を形成することが可能となる(図7(a)参照)。
次に、車両運転手等がハイビーム・ロービーム切り替えスイッチ(図示せず)をハイビーム側へ切り替えると、アクチュエータ13dの作用により(本実施形態ではプランジャーが車両後方側へ引っ込むことで)回転軸13aが図3中反時計回りに所定量回転させられる。これにより、可動シェード12は、第1フランジ部12b5の上面に当接した第1シャフト13c1の作用により押し下げられ(すなわち、固定シェード11に対し下方へ移動させられ。図5参照)、ハイビーム位置に位置させられる(図6、図4(b)参照)。図6は、ハイビーム位置に位置させられた可動シェード12を表している。
図6、図4(b)に示すように、ハイビーム位置においては、可動シェード12に形成された開口12a1、12b1が固定シェード11(シェード本体11a)に形成された開口11a1に一致する。すなわち、可動シェード12に形成された開口12a1、12b1と固定シェード11に形成された開口11a1とが連通することで、リフレクタ23(反射面)からの反射光が通過する通路が形成される。なお、可動シェード12の開口12a1、12b1の位置は、固定シェード11の位置と重なり合う部分があれば(シェード10の光源側とレンズ側との連通がされていれば)よい。例えば、可動シェード12の開口12a1、12b1の位置は、固定シェード11の開口11a1の位置が一致せずずれていてもよい。
これにより、当該通路を通過する光を用いてより明るい遠方視認性に優れたハイビーム用配光パターンP2を形成することが可能となる(図7(b)参照)。すなわち、当該通路を通過する光を用いることが可能となる分、ハイビーム時の光利用効率を向上させることが可能となる。
また、ハイビーム位置においては、可動シェード12の上端縁が固定シェード11(シェード本体11a)の上端縁よりも下方に配置される(図6、図4(b)参照)ため、可動シェード12の上端縁でリフレクタ23(反射面)からの反射光が遮られることがなくなる。これにより、さらに明るい遠方視認性に優れたハイビーム用配光パターンP2を形成することが可能となる。
一方、車両運転手等がハイビーム・ロービーム切り替えスイッチをロービーム側へ切り替えると、アクチュエータ13dの作用により(本実施形態ではリターンスプリングの作用によりプランジャーが車両前方側へ突出することで)回転軸13aが図6中時計回りに所定量回転させられる。これにより、可動シェード12は、第2フランジ部12b6の下面に当接した第2シャフト13c2の作用により持ち上げられ(すなわち、固定シェード11に対し上方へ移動させられ。図5参照)、ロービーム位置に位置させられる(図3参照、図4(a)参照)。
以上説明したように、本実施形態の車両用灯具20によれば、ハイビーム時には、可動シェード12(第1及び第2可動シェード12a、12b)に形成された開口12a1、12b1が固定シェード11に形成された開口11a1に一致(完全一致又は部分一致)する(図6、図4(b)参照)。すなわち、可動シェード12(第1及び第2可動シェード12a、12b)に形成された開口12a1、12b1と固定シェード11に形成された開口11a1とが連通することで、リフレクタ23(反射面)からの反射光が通過する通路が形成されるため、当該通路を通過する光を用いてより明るい遠方視認性に優れたハイビーム用配光パターンP2を形成することが可能となる(図7(b)参照)。すなわち、当該通路を通過する光を用いることが可能となる分、ハイビーム時の光利用効率を向上させることが可能となる。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。これらの記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
10…シェード、11…固定シェード、11a…シェード本体、11a1…開口、11a2…遮光部、11a3…長穴、11b…固定部、12…可動シェード、12a…第1可動シェード、12a1…開口、12a2…遮光部、12a3…段差部、12b…第2可動シェード、12b4…ガイドピン、12b5…第1フランジ部、12b6…第2フランジ部、13…駆動機構、13a…回転軸、13b1…第1回転アーム、13b2…第2回転アーム、13c1…第1シャフト、13c2…第2シャフト、13d…アクチュエータ、20 車両用灯具、21…投影レンズ、22…光源、23…リフレクタ(反射面)、P1…ロービーム用配光パターン、P2…ハイビーム用配光パターン

Claims (3)

  1. 車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、
    前記投影レンズの後方側焦点よりも車両後方側に配置された光源と、
    前記光源からの光を前記光軸寄りに集光するように反射する反射面と、
    上端縁が前記投影レンズの後方側焦点近傍に位置した状態で前記投影レンズと前記光源との間に配置されたシェードと、を備えた車両用灯具において、
    前記シェードは、固定シェードと、前記固定シェードに対し移動させられて、ロービーム用配光パターンを形成するためのロービーム位置又はハイビーム用配光パターンを形成するためのハイビーム位置に位置させられる可動シェードと、を備えており、
    前記固定シェード及び前記可動シェードにはそれぞれ、複数の開口が形成されており、
    前記複数の開口は、前記可動シェードが前記ロービーム位置に位置させられ場合には前記可動シェードが前記固定シェードに形成された開口を覆い、前記可動シェードが前記ハイビーム位置に位置させられた場合には前記可動シェードに形成された開口が前記固定シェードに形成された開口に対応し、前記反射面からの反射光が通過する通路が形成されるように構成されており、
    前記可動シェードの上端縁は、前記可動シェードが前記ロービーム位置に位置させられた場合には前記固定シェードの上端縁よりも上方に配置されており、
    前記可動シェードは、前記固定シェードに対し車両前方側に配置されるとともに前記固定シェードに対し移動させられて、ロービーム位置又はハイビーム位置に位置させられる第1可動シェードと、前記固定シェードに対し車両後方側に配置され、前記第1可動シェードに連結されるとともに前記固定シェードに対し移動させられて、ロービーム位置又はハイビーム位置に位置させられる第2可動シェードと、を備えていることを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記可動シェードの上端縁は、ロービーム用配光パターン中の斜めカットオフラインを形成するための段差部を含んでおり、
    前記可動シェードの上端縁は、前記可動シェードが前記ロービーム位置に位置させられた場合には前記固定シェードの上端縁よりも上方に配置され、前記可動シェードが前記ハイビーム位置に位置させられた場合には前記固定シェードの上端縁よりも下方に配置されることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記可動シェードには、当該可動シェードを前記ロービーム位置又は前記ハイビーム位置に移動させるための駆動機構が連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用灯具。
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