JP5584241B2 - 半導体製造装置及び半導体デバイスの製造方法 - Google Patents

半導体製造装置及び半導体デバイスの製造方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、半導体製造装置及び半導体デバイスの製造方法に関する。
ナノインプリント技術を用いて半導体デバイスを製造する半導体製造装置において、半導体基板上の異物が、テンプレートの凹凸パターンに詰まることがある。テンプレートに詰まった異物は、形成するパターンの精度を低下させる。このため、テンプレートの洗浄が、一定の処理回数毎に行われる。しかしながら、異物は、不規則に現れる。一定の処理回数毎に洗浄を行う場合では、まだ使用可能なテンプレートを無駄に洗浄してしまうことがある。無駄な洗浄は、半導体製造装置の処理効率を低下させる。反対に、異物が高頻度に発生した場合に、パターンの精度が低下した状態のテンプレートを使い続けてしまうこともある。
特開2011−17914号公報
本発明の実施形態は、高効率かつ高精度にナノインプリントの処理を行うことができる半導体製造装置及び半導体デバイスの製造方法を提供する。
本発明の実施形態によれば、基板ステージと、転写部と、制御部と、を備えた半導体製造装置が提供される。前記基板ステージには、半導体を含む基板がセットされる。前記転写部は、凹凸状のパターンが転写面に設けられたテンプレートを着脱可能に保持する。前記転写部は、転写材が塗布された前記基板の主面に、前記転写面を接触させ、前記転写材を硬化させることにより、前記主面に前記パターンを転写させる。前記制御部は、前記パターンを転写させる前の前記基板の前記主面上の異物の個数に関する情報を入手する。前記制御部は、前記転写部により前記パターンが転写された複数の基板の前記異物の前記個数を加算する。前記制御部は、前記異物の前記個数の加算値が上限値未満のときに前記転写部に前記パターンの転写を実施させる。前記制御部は、前記加算値が前記上限値に達したときに前記転写部に前記パターンの転写を実施させない。
第1の実施形態に係る半導体製造装置の構成を例示する模式図である。 第1の実施形態に係る半導体製造装置の半導体デバイスの製造方法を例示するフローチャートである。 第1の実施形態に係る半導体製造装置の別の半導体デバイスの製造方法を例示するフローチャートである。 第2の実施形態に係る半導体製造装置の構成を例示する模式図である。 第2の実施形態に係る半導体製造装置の半導体デバイスの製造方法を例示するフローチャートである。
以下に、各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る半導体製造装置の構成を例示する模式図である。
図1に表したように、半導体製造装置210は、半導体を含む基板20がセットされる基板ステージ120と、基板20の主面20aにパターンを転写させる転写部100と、半導体製造装置210の各部と電気的に接続され、半導体製造装置210の各部の動作を制御する制御部150と、を備える。半導体製造装置210は、いわゆるナノインプリント処理を基板20に施す。半導体製造装置210は、例えば、トランジスタやメモリなどの半導体デバイスの製造に用いられる。半導体デバイスは、例えば、半導体部品と機械部品とが組み合わされたMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)でもよい。
基板20は、例えば、シリコンを含む。例えば、基板20において、シリコンの上にハードマスク層が設けられる。主面20aは、例えば、ハードマスク層によって形成される。ハードマスク層には、例えば、SiOが用いられる。基板20は、例えば、図示を省略したカセットに複数収納された状態で、半導体製造装置210にセットされる。
転写部100は、例えば、凹凸状のパターン10pが転写面10aに設けられたテンプレート10を着脱可能に保持するテンプレート保持部110と、基板ステージ120にセットされた基板20の主面20aの上に転写材を滴下して、主面20aに転写材を塗布する滴下部130と、テンプレート10の転写面10aを基板20の主面20aに接触させる位置と、転写面10aを主面20aから離間させた位置と、の間で、テンプレート保持部110を移動させる移動機構140と、転写材を硬化させるための光照射部160と、主面20aの上に形成された液滴の径を測定する測定部170と、を含む。
テンプレート保持部110は、転写面10aを基板20の主面20aに対向させてテンプレート10を保持する。転写材には、例えば、光硬化性樹脂などが用いられる。光照射部160は、例えば、光硬化性樹脂を含む転写材の硬化が進行する光を主面20aに向けて照射する。光照射部160は、例えば、300nm以上400nm以下の紫外光を主面20aに向けて照射する。光照射部160から放出された光は、テンプレート10を透過して主面20aに入射する。このため、テンプレート10には、光透過性を有する材料が用いられる。テンプレート10には、例えば、石英などが用いられる。これにより、光照射部160から放出された光によって、転写材が硬化する。なお、転写材は、例えば、熱の印加によって硬化する熱硬化性樹脂でもよい。この場合、光照射部160に変えて、ヒータなどを用いて転写材を硬化させればよい。
転写部100は、例えば、テンプレート保持部110にテンプレート10を保持させる。転写部100は、例えば、滴下部130によって主面20aに転写材を塗布する。転写部100は、例えば、移動機構140を駆動させ、転写材が塗布された主面20aに転写面10aを接触させる。転写部100は、例えば、主面20aに転写面10aを接触させた状態で、光照射部160によって転写材を硬化させる。転写部100は、例えば、再び移動機構140を駆動させ、転写面10aを主面20aから離間させる。これにより、転写部100は、テンプレート10のパターン10pを基板20の主面20aに転写させる。
滴下部130、光照射部160及び測定部170は、必要に応じて設ければよく、省略してもよい。例えば、滴下部130、光照射部160及び測定部170は、半導体製造装置210とは別体として設けてもよい。
ここで、基板ステージ120にセットされた基板20の主面20aから、テンプレート保持部110に保持されたテンプレート10の転写面10aに向かう方向をZ軸方向とする。Z軸の正の方向が上方向であり、負の方向が下方向である。Z軸方向に対して垂直な1つの方向をX軸方向とする。Z軸方向とX軸方向とに対して垂直な方向をY軸方向とする。
基板ステージ120は、ステージ定盤123の上に設けられ、例えば、X軸方向に沿って移動できる。基板ステージ120は、基板吸着部121と、基準マーク台122と、を含む。基板吸着部121は、基板20を吸着させることにより、基板20を着脱可能に保持する。基板20は、基板吸着部121に吸着させることにより、基板ステージ120の上にセットされる。基準マーク台122は、例えば、基板ステージ120の位置の制御に用いられる。
基板ステージ120は、例えば、図示を省略した搬送機構などによってカセットから取り出された基板20を受け取る位置と、基板20の主面20aをテンプレート10の転写面10aに対向させる位置と、の間で、X軸方向に移動する。これにより、カセットに収納された基板20が、テンプレート10と対向した状態になる。
半導体製造装置210は、例えば、カセットから取り出された基板20に対してパターン10pを転写させた後、その処理後の基板20を再びカセットに戻す。そして、次の基板20を取り出し、同じ処理を順次繰り返すことにより、カセットに収納された複数の基板20のそれぞれに対して連続的にパターン転写の処理を行う。このように、半導体製造装置210は、例えば、カセット単位で複数の基板20を連続的に処理する。
滴下部130は、例えば、基板ステージ120のカセットとテンプレート保持部110との間の搬送経路上に配置される。滴下部130は、例えば、基板ステージ120がX軸方向に沿って移動し、基板20が滴下部130の下方に配置された際に、基板20の主面20aに転写材を滴下する。滴下部130には、例えば、ピエゾ素子などを用いたインクジェット方式などの液滴滴下装置を用いることができる。
テンプレート保持部110は、ベース111に連結されている。ベース111は、移動機構140に連結されている。移動機構140は、例えば、テンプレート保持部110をZ軸方向に移動させる。移動機構140は、例えば、テンプレート10の転写面10aと、基板20の主面20aと、の距離を変化させることにより、転写面10aを主面20aに接触させる。なお、移動機構140は、テンプレート10の転写面10aと、基板20の主面20aと、の相対的な位置を変更できればよい。移動機構140は、例えば、基板ステージ120をZ軸方向に沿って移動させる構成でもよい。
ベース111には、例えば、アライメントセンサ112が設けられている。アライメントセンサ112は、例えば、テンプレート保持部110と基板ステージ120とのX−Y平面内における位置を調整する。これにより、テンプレート10と基板20とのX−Y平面内における位置が適切に制御される。
測定部170は、基板20上に設けられた液滴を撮像する撮像部171と、撮像部171で撮像された画像を処理する画像処理部172と、を有する。測定部170は、例えば、基板20の主面20aの上に形成された液滴の径を測定する。測定部170は、例えば、テンプレート10と基板20との位置合わせ(アライメント)のための位置合わせマークの認識に用いてもよい。撮像部171には、例えば、CCDカメラなどを用いることができる。
半導体製造装置210は、パターン10pを転写させる前の主面20a上の異物5を検知する異物検知部180と、テンプレート10の洗浄を行う洗浄部190と、をさらに備える。なお、異物検知部180及び洗浄部190は、必要に応じて設ければよく、省略してもよい。例えば、異物検知部180及び洗浄部190は、半導体製造装置210とは別体として設けてもよい。
異物検知部180は、例えば、発光部181と、受光部182と、を含む。発光部181は、主面20aに向けて斜めに光を入射させる。受光部182は、主面20aと対向する受光面182aを有する。受光面182aは、例えば、二次元マトリクス状に配置された複数のフォトダイオードによって形成される。受光部182は、例えば、受光面182aにおいて光電変換機能を有する。異物検知部180は、例えば、基板ステージ120のカセットとテンプレート保持部110との間の搬送経路上に配置される。異物検知部180は、この例では、例えば、カセットと滴下部130との間の搬送経路上に配置される。
主面20a上に異物5が無い場合、発光部181から放出された光は、平滑な主面20aで正反射する。このため、主面20a上に異物5が無い場合には、発光部181から放出された光は、受光部182に入射しない。一方、主面20aに異物5が有る場合、発光部181から放出された光は、異物5で乱反射する。このため、主面20aに異物5が有る場合には、発光部181から放出された光の一部が、散乱光となって受光部182の受光面182aに入射する。
異物検知部180は、例えば、発光部181から放出された光が、受光部182に受光されるか否かによって、異物5を検知する。異物検知部180は、例えば、発光部181から光を放出させ、その光を受光部182が受光した場合に、主面20a上に異物5が有ると検知する。半導体製造装置210においては、例えば、基板ステージ120を移動させ、主面20aと異物検知部180との相対的な位置を変化させながら、異物検知部180に検知を行わせる。これにより、主面20a全体の異物5の検知が行われる。なお、異物検知部180が検知する異物5は、例えば、半導体デバイスの製造過程で生成されるSiO2の粒子や、半導体製造装置210などから発生するダストメタル(例えばステンレスやアルミニウム)などである。
異物検知部180は、例えば、受光部182に入射した光の受光面182a上の位置と、主面20aと異物検知部180との相対的な位置と、を基に、主面20a上の異物5の位置を検知する。また、異物検知部180は、例えば、受光部182に受光された光の面積により、異物5の大きさを検知する。異物検出部180は、例えば、0.1μm以上の最大幅を有するものを異物5として検出する。
異物検知部180は、1つの基板20に対する異物5の検知を行った後、例えば、検知した異物5の個数、検知した異物5のそれぞれの位置及び大きさに関する情報を、パターン10pを転写させる前の主面20a上の異物5を検知した異物情報として制御部150に供給する。
異物検知部180は、上記の構成に限ることなく、例えば、パターン10pを転写させる前の主面20aを撮像し、画像処理によって異物5を検知する構成でもよい。異物情報は、例えば、主面20a全体の異物5を検知した際の受光部182の電気信号でもよい。この場合、前記電気信号を基に、異物5の個数や大きさを、制御部150に判断させればよい。
洗浄部190は、例えば、洗浄ユニット191と、搬送アーム192と、を含む。洗浄ユニット191は、例えば、テンプレート10を収容する筐体193と、筐体193に収容されたテンプレート10に向けて紫外線を照射する光源194と、を含む。光源194は、例えば、真空紫外線(Vacuum Ultra Violet:VUV)を照射する。光源194は、例えば、10nm以上200nm以下の波長の光を真空紫外線として照射する。洗浄ユニット191は、真空紫外線をテンプレート10に照射し、テンプレート10に付着した有機物を真空紫外線によって分解、酸化揮発除去させることにより、テンプレート10を洗浄する。この際、洗浄ユニット191は、酸素による真空紫外線の吸収を抑制させるため、例えば、筐体193内を真空状態にするか、または、筐体193内に窒素を充填させる。なお、テンプレート10の洗浄は、例えば、超音波洗浄などでもよい。
搬送アーム192は、テンプレート保持部110と洗浄ユニット191との間で、テンプレート10を搬送する。搬送アーム192は、例えば、テンプレート10の洗浄を行う場合に、テンプレート保持部110から取り外されたテンプレート10を受け、そのテンプレート10を洗浄ユニット191に搬送する。搬送アーム192は、例えば、洗浄ユニット191で洗浄されたテンプレート10を、洗浄ユニット191からテンプレート保持部110に搬送し、そのテンプレート10を再びテンプレート保持部110に保持させる。
制御部150は、例えば、転写部100、基板ステージ120、異物検知部180及び洗浄部190に電気的に接続され、これらの動作を制御する。
制御部150は、異物検知部180から異物情報を処理する基板20毎に入手する。制御部150は、異物情報を入手すると、その異物情報に基づいて、異物5の個数の累積加算を行い、その累積値(加算値)を記憶する。異物5の累積加算は、新しいテンプレート10に交換された時点、または、テンプレート10の洗浄が行われた時点を基準とし、その時点からの累積値がカウントされる。なお、制御部150における異物情報の入手は、処理する全ての基板20毎に限ることなく、例えば、数枚おきに入手してもよい。
制御部150は、例えば、未使用のテンプレート10がテンプレート保持部110に保持された際に、累積値を「0」とする。制御部150は、基板20に対するパターン転写の処理を行う毎に、異物検知部180から異物情報を入手し、その異物情報に含まれる異物5の個数を加算していく。
例えば、未使用のテンプレート10がテンプレート保持部110に保持された後、最初に処理する基板20から例えば2個の異物5が検知された場合、制御部150は、累積値を「2」とする。そして、次に処理する基板20から例えば1個の異物5が検知された場合、制御部150は、「2」に「1」を累積加算し、累積値を「3」とする。
制御部150は、例えば、テンプレート10が新たなテンプレート10に交換された場合、及び、テンプレート10が洗浄部190によって洗浄された場合に、累積値をクリアする。なお、テンプレート10が交換されたか否か、または、テンプレート10が洗浄されたか否か、を判定するための情報は、制御部150によって内部的に生成される情報でもよいし、外部から供給される情報でもよい。
制御部150には、異物5の個数の累積値の上限値が記憶されている。累積値の上限値は、例えば、60個(例えば50個以上100個以下)である。制御部150は、異物5の個数の累積加算を行った後、異物5の個数の累積値が、上限値に達したか否かを判定する。制御部150は、上限値に達していないと判定した場合、転写部100によるパターン10pの転写の処理を実行させる。一方、制御部150は、上限値に達したと判定した場合、転写部100によるパターン10pの転写の処理を停止させる。このように、制御部150は、異物5の個数の累積値が上限値未満のときに転写部100にパターン10pの転写を実施させ、累積値が上限値に達したときに転写部100にパターン10pの転写を実施させない。
制御部150は、転写部100によるパターン10pの転写の処理を停止させた場合、洗浄部190に洗浄の実行を指示する。制御部150は、洗浄部190にテンプレート10を洗浄させた後、転写部100の停止を解除させ、転写の処理を再開させる。また、制御部150は、転写部100の停止の解除とともに、異物5の個数の累積値をクリアする。
また、制御部150は、異物情報を入手すると、その異物情報に基づいて、検知された異物5のそれぞれの大きさが、所定値以上か否かを判定する。制御部150は、例えば、異物5に含まれる最大の幅において、1μmを所定値として判定を行う。制御部150は、1μm以上の大きさの異物5が、基板20に1つでも含まれる場合、当該基板20に対する処理を中止する。一方、制御部150は、基板20に含まれる全ての異物5の大きさが、1μm未満である場合、当該基板20に対する処理を継続させる。処理が中止された基板20は、例えば、パターン10pが転写されることなくカセットに戻される。そして、処理が中止された基板20は、例えば、ハードマスク層などの下地を再処理する工程に回される。
このように、この例では、例えば、基板20に含まれる異物5の大きさが1μm未満で、かつ異物5の個数の累積値が60個未満である場合に、その基板20に対するパターン10pの転写が正常に実行される。基板20に含まれる異物5の大きさが1μm未満で、異物5の個数の累積値が60個以上である場合、洗浄部190によるテンプレート10の洗浄が行われた後、その基板20に対するパターン10pの転写が実行される。そして、基板20に含まれる異物5の大きさが1μm以上である場合、その基板20に対するパターン10pの転写が中止され、次の基板20に対する処理が開始される。
図2は、第1の実施形態に係る半導体製造装置の半導体デバイスの製造方法を例示するフローチャートである。
図2に表したように、半導体製造装置210によって半導体デバイスの製造を行う場合には、まずテンプレート10をテンプレート保持部110に保持させる(ステップS110)。また、複数の基板20を収納したカセットを半導体製造装置210にセットする。制御部150に処理の開始を指示する。
制御部150は、処理の開始が指示されると、基板ステージ120を駆動し、基板20を受け取る位置に基板ステージ120を移動させる。制御部150は、カセットから取り出された基板20を基板吸着部121に吸着させることにより、基板20を基板ステージ120にセットする(ステップS111)。
制御部150は、基板ステージ120をX軸方向に移動させ、基板20の主面20aを異物検知部180に対向させる。制御部150は、基板20の主面20aと異物検知部180とが対向した状態で、異物検知部180に検知の実行を指示することにより、処理を行う基板20に関する異物情報を異物検知部180から入手する(ステップS112)。
制御部150は、入手した異物情報を基に、検知された異物5のそれぞれの大きさが、所定値以上か否かを判定する(ステップS113)。例えば、検知された異物5のそれぞれの大きさが、1μm以上か否かを判定する。制御部150は、1μm以上の大きさの異物5が、基板20に1つでも含まれる場合、当該基板20に対する処理を中止する。制御部150は、処理を中止した場合、その基板20に対するパターン10pの転写を行うことなく、次の基板20に対する処理を開始する。これにより、ナノインプリントの処理を行う際に、転写面10aと主面20aとの間に、過度に大きな異物5が挟み込まれ、テンプレート10や基板20が破損してしまうことを抑制することができる。
制御部150は、基板20に含まれる全ての異物5の大きさが、1μm未満である場合、当該基板20に対する処理を継続させる。制御部150は、処理を継続させた場合、異物情報を基に、異物5の個数の累積加算を行い、その累積値を記憶する(ステップS114)。
制御部150は、異物5の個数の累積加算を行った後、異物5の個数の累積値が、上限値に達したか否かを判定する(ステップS115)。例えば、異物5の個数の累積値が、60個に達したか否かを判定する。
制御部150は、上限値に達していないと判定した場合、当該基板20に対するパターン10pの転写の処理を転写部100に実行させる(ステップS116)。すなわち、制御部150は、累積値が上限値未満のときに転写部100にパターン10pの転写を実施させる。転写部100によるパターン10pの転写の処理では、基板ステージ120をX軸方向に移動させ、基板20の主面20aを滴下部130に対向させる。滴下部130によって主面20aに転写材を塗布する。基板ステージ120をX軸方向に移動させ、基板20の主面20aをテンプレート10の転写面10aに対向させる。移動機構140を駆動させ、転写材が塗布された主面20aに転写面10aを接触させる。主面20aに転写面10aを接触させた状態で、光照射部160から主面20aに向けて光を照射し、転写材を硬化させる。移動機構140を駆動させ、転写面10aを主面20aから離間させる。これにより、テンプレート10のパターン10pが、基板20の主面20aに転写される。
制御部150は、ステップS115において上限値に達したと判定した場合、転写部100によるパターン10pの転写の処理を停止させる(ステップS121)。すなわち、制御部150は、累積値が上限値に達したときに、転写部100にパターン10pの転写を実施させない。制御部150は、転写部100の転写の処理を停止させた後、洗浄部190に洗浄の実行を指示する(ステップS122)。洗浄部190は、洗浄の実行を指示されると、テンプレート保持部110に保持されたテンプレート10の洗浄を行い、洗浄後のテンプレート10をテンプレート保持部110に戻す。
制御部150は、洗浄部190にテンプレート10を洗浄させた後、転写部100の停止を解除させる(ステップS123)。また、制御部150は、転写部100の停止の解除とともに、異物5の個数の累積値をクリアする。制御部150は、転写部100の停止を解除させ、基板20に対するパターン10pの転写の処理を転写部100に実行させる(ステップS116)。
主面20aの上に異物5が有る状態でナノインプリントの処理を行うと、異物5がパターン10pに詰まり、パターン10pに欠陥を生じさせてしまう場合がある。半導体製造装置210においては、パターン10pを転写させる前の主面20a上の異物5を検知し、その異物5の累積値に基づいてテンプレート10の洗浄を行うので、テンプレート10の無駄な洗浄の発生を抑えることができる。従って、半導体製造装置210においては、ナノインプリントの処理を効率良く行うことができる。また、半導体製造装置210では、異物5の累積値に基づいてテンプレート10の洗浄を行うので、パターン10pの精度が低下した状態のテンプレート10を使い続けてしまうことも抑えることができる。従って、半導体製造装置210においては、ナノインプリントの処理を高精度に行うこともできる。
制御部150は、パターン10pの転写の処理を実行させた場合、及び、検知された異物5のそれぞれの大きさを所定値以上と判定した場合に、カセットに含まれる全ての基板20に対して処理が終了したか否かを判定する。終了していない場合には、次の基板20の基板ステージ120へのセットを行い、上記の処理を繰り返す。終了した場合には、処理を停止させる。
以上により、半導体製造装置210において、高効率かつ高精度にナノインプリントの処理を行うことができる。
異物情報は、例えば、半導体製造装置210の外部に設けられた異物検知部から入手してもよいし、他の装置から入手してもよい。ステップS122における洗浄の実行の指示は、半導体製造装置210の内部に設けられた洗浄部190に対する指示のみならず、半導体製造装置210とは別の洗浄部に対する指示でもよい。例えば、転写部100によるパターン10pの転写を停止させる処理までを行い、停止解除の指示の入力に応じて、転写部100の停止を解除させる構成としてもよい。停止解除の指示は、例えば、別の装置から入力される構成とすることができる。または、停止解除ボタン(停止解除操作部)を半導体製造装置210に設け、停止解除ボタンの操作に応じて制御部150に停止解除指示が入力される構成でもよい。
図3は、第1の実施形態に係る半導体製造装置の別の半導体デバイスの製造方法を例示するフローチャートである。
図3に表したように、ステップS115において上限値に達したと判定され、ステップS121において転写部100によるパターン10pの転写の処理を停止させた後に、使用中のテンプレート10の洗浄回数が、所定値以上か否かの判定を行ってもよい(ステップS124)。
テンプレート10を繰り返し使用していると、例えば、洗浄では除去することができない異物5がパターン10pに詰まったり、異物5との接触などによってパターン10pの一部が破損したりする。そこで、例えば制御部150に、使用中のテンプレート10に対し、洗浄部190で何回洗浄を行ったかを記憶しておく。そして、ステップ124の判定を制御部150に行わせる。制御部150は、使用中のテンプレート10の洗浄回数が所定値未満である場合、ステップS122に進み、洗浄部190に洗浄の実行を指示する。一方、制御部150は、使用中のテンプレート10の洗浄回数が所定値以上である場合、例えば、転写部100にテンプレート10の交換を指示する(ステップS125)。転写部100は、例えば、交換の指示に応答して、図示を省略したアームなどにより、テンプレート10を交換する。テンプレート10の交換は、手動で行ってもよい。すなわち、テンプレート10の交換の指示は、ユーザなどに対する報知でもよい。
制御部100は、テンプレート10の交換が終了した後、ステップS123に進み、転写部100の停止を解除させる。このように、使用中のテンプレート10の洗浄回数に応じてテンプレート10を交換させるようにすれば、ナノインプリントの処理をより高精度に行うことができる。なお、図2に表した製造方法の工程において、ステップS122をテンプレート10の交換の指示に置き換えてもよい。すなわち、異物5の個数の累積値が、上限値に達した場合に、毎回テンプレート10を交換させるようにしてもよい。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態に係る半導体製造装置の構成を例示する模式図である。
図4に表したように、半導体製造装置220は、テンプレート検査部222を、さらに備える。テンプレート検査部222は、例えば、搬送アーム192の搬送経路上に配置され、洗浄後のテンプレート10のパターン10pの検査を行う。テンプレート検査部222は、例えば、テンプレート10の転写面10aを撮像し、画像処理によってパターン10pの検査を行う。
テンプレート検査部222は、例えば、画像処理により、洗浄後のテンプレート10のパターン10pの欠陥の個数を入手する。テンプレート検査部222は、例えば、制御部150に電気的に接続される。テンプレート検査部222は、例えば、パターン10pの検査を行った後、入手した欠陥の個数を含む情報を、パターン10pの検査結果を示すパターン検査情報として制御部150に供給する。ここで、パターン10pの欠陥とは、例えば、パターン10pに詰まった異物5などである。また、パターン10pの欠陥の最大幅は、例えば、0.1μm以上1.0μm以下とする。
制御部150は、例えば、洗浄部190に洗浄を行わせた後、テンプレート検査部222にパターン10pの検査を実行させ、テンプレート検査部222からパターン検査情報を入手する。制御部150は、パターン検査情報を入手した後、異物5の個数の累積値の判定に用いる上限値の更新を行う。制御部150は、例えば、基の上限値をUL1、更新後の上限値をUL2、パターン検査情報に含まれるパターン10pの欠陥の個数をαとしたとき、下式(1)によって上限値を更新する。
UL2=UL1−α … (1)
すなわち、制御部150は、基の上限値UL1から、洗浄によって除去することができなかったパターン10pの欠陥の個数αを減算することによって、更新後の上限値UL2を求める。
図5は、第2の実施形態に係る半導体製造装置の半導体デバイスの製造方法を例示するフローチャートである。
図5に表したように、半導体製造装置220の制御部150は、ステップS115で上限値に達したと判定され、ステップS121で転写部100によるパターン10pの転写の処理を停止させ、ステップS122で洗浄部190に洗浄の実行を指示した後、テンプレート検査部222にパターン10pの検査の実行を指示する(ステップS131)。そして、制御部150は、テンプレート検査部222からパターン検査情報を入手する。
制御部150は、入手したパターン検査情報を基に、(1)式により、上限値の更新を行う(ステップS132)。制御部150は、更新した上限値が、所定値以上か否かの判定を行う(ステップS133)。制御部150は、更新した上限値が所定値以上である場合、ステップS123に進み、転写部100の停止を解除させる。一方、制御部150は、更新した上限値が所定値以下である場合、テンプレート10の交換を指示する(ステップS134)。制御部150は、テンプレート10の交換が行われた後、ステップS123に進み、転写部100の停止を解除させる。
このように、半導体製造装置220においては、洗浄後のパターン10pを検査し、洗浄で取り除くことができなかった欠陥の個数に応じて上限値を更新する。こうすれば、パターン10pの精度が低下した状態のテンプレート10を使い続けてしまうことを、より適切に抑えることができる。従って、半導体製造装置220では、ナノインプリントの処理をより高精度に行うことができる。さらには、更新した上限値が、所定値以上か否かの判定により、テンプレート10の交換のタイミングを、より適切に把握することができる。なお、テンプレート検査部222は、半導体製造装置220とは別に設けてもよい。制御部150は、半導体製造装置220と別に設けられたテンプレート検査部222からパターン検査情報を入手してもよい。
実施形態によれば、高効率かつ高精度にナノインプリントの処理を行うことができる半導体製造装置及び半導体デバイスの製造方法が提供される。
なお、本願明細書において、「垂直」及び「平行」は、厳密な垂直及び厳密な平行だけではなく、例えば製造工程におけるばらつきなどを含むものであり、実質的に垂直及び実質的に平行であれは良い。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明の実施形態は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、半導体製造装置に含まれる、基板ステージ、転写部、制御部、洗浄部、異物検知部及び光源などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述した基板保持装置及びパターン転写装置並びにパターン転写方法を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての半導体製造装置及び半導体デバイスの製造方法も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
5…異物、 10…テンプレート、 10a…転写面、 10p…パターン、 20…基板、 20a…主面、 110…テンプレート保持部、 111…ベース、 112…アライメントセンサ、 120…基板ステージ、 121…基板吸着部、 122…基準マーク台、 123…ステージ定盤、 130…滴下部、 140…移動機構、 150…制御部、 160…光照射部、 170…測定部、 171…撮像部、 172…画像処理部、 180…異物検知部、 181…発光部、 182…受光部、 182a…受光面、 190…洗浄部、 191…洗浄ユニット、 192…搬送アーム、 193…筐体、 194…光源、 210、220…半導体製造装置、 222…テンプレート検査部

Claims (6)

  1. 半導体を含む基板がセットされる基板ステージと、
    凹凸状のパターンが転写面に設けられたテンプレートを着脱可能に保持し、転写材が塗布された前記基板の主面に前記転写面を接触させ、前記転写材を硬化させることにより前記主面に前記パターンを転写させる転写部と、
    前記パターンを転写させる前の前記基板の前記主面上の異物の個数に関する情報を入手し、前記転写部により前記パターンが転写される複数の基板の、前記異物の前記個数を加算し、前記異物の前記個数の加算値が上限値未満のときに前記転写部に前記パターンの転写を実施させ、前記加算値が前記上限値に達したときに前記転写部に前記パターンの転写を実施させない制御部と、
    前記主面上の前記異物を検知し、前記異物の個数に関する情報として前記制御部に供給する異物検知部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記加算値が前記上限値に達したときに、前記テンプレートに向けて紫外線を照射する光源を含み前記テンプレートの洗浄を行う洗浄部に、洗浄の実行を指示する半導体製造装置。
  2. 半導体を含む基板がセットされる基板ステージと、
    凹凸状のパターンが転写面に設けられたテンプレートを着脱可能に保持し、転写材が塗布された前記基板の主面に前記転写面を接触させ、前記転写材を硬化させることにより前記主面に前記パターンを転写させる転写部と、
    前記パターンを転写させる前の前記基板の前記主面上の異物の個数に関する情報を入手し、前記転写部により前記パターンが転写される複数の基板の、前記異物の前記個数を加算し、前記異物の前記個数の加算値が上限値未満のときに前記転写部に前記パターンの転写を実施させ、前記加算値が前記上限値に達したときに前記転写部に前記パターンの転写を実施させない制御部と、
    を備えた半導体製造装置。
  3. 前記制御部は、前記加算値が前記上限値に達したときに、前記テンプレートの洗浄を行う洗浄部に、洗浄の実行を指示する請求項2記載の半導体製造装置。
  4. 前記主面上の前記異物を検知し、前記異物の個数に関する情報として前記制御部に供給する異物検知部を、さらに備えた請求項2または3に記載の半導体製造装置。
  5. 前記洗浄部は、前記テンプレートに向けて紫外線を照射する光源を含む請求項2〜4のいずれか1つに記載の半導体製造装置。
  6. 基板ステージに半導体を含む基板をセットする工程と、
    前記パターンを転写させる前の前記基板の主面上の異物の個数に関する情報を入手する工程と、
    前記パターンが転写される複数の基板の前記異物の前記個数を加算する工程と、
    前記異物の前記個数の加算値が上限値に達したか否かを判定し、前記上限値未満のときに、転写材が塗布された前記基板の前記主面に、凹凸状のパターンが設けられたテンプレートの転写面を接触させ、前記転写材を硬化させることにより前記主面に前記パターンを転写させる処理を実施し、前記加算値が前記上限値に達したときに前記パターンを転写させる処理を実施しない工程と、
    を備えた半導体デバイスの製造方法。
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