JP2020185558A - 観察装置、観察方法、成形装置、および、物品の製造方法 - Google Patents

観察装置、観察方法、成形装置、および、物品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スループットを向上の点で有利な観察装置を提供する。【解決手段】組成物を基板上に吐出する吐出口を含む吐出部を観察する観察装置であって、基板を保持して移動する基板保持部と、吐出部を撮像する撮像部と、撮像部を制御する制御部と、を備え、制御部は、基板が吐出部の直下から退避した所定の位置に配置されるのに連動して、撮像部に吐出部を撮像させる。【選択図】図1

Description

本発明は、観察装置、観察方法、成形装置、および、物品の製造方法に関する。
半導体デバイスやMEMSなどの微細化の要求が進み、従来のフォトリソグラフィー技術に加え、基板上の未硬化樹脂をモールドで成形し、樹脂のパターンを基板上に形成する微細加工技術が注目を集めている。この技術は、インプリント技術とも呼ばれ、基板上に数ナノメートルオーダーの微細な構造体を形成することができる。例えば、インプリント技術の1つとして、光硬化法がある。この光硬化法を採用したインプリント装置では、まず、基板(ウエハ)上のインプリント領域であるショット領域に紫外線硬化樹脂(インプリント材、光硬化性樹脂)の液滴をディスペンサから吐出する。次に、微細な凹凸パターンが加工されたモールドをこの樹脂(未硬化樹脂)上に押し付け、パターン内に樹脂を充填させる。この状態で樹脂に紫外線を照射して硬化させ、その後にモールドを引き離すことにより、樹脂のパターンが基板上に形成される。
微細化とともに、エッチング後の微細パターンを形成するためには樹脂残膜厚をナノメートルレベルに薄型化することが必要となる。そのためにディスペンサは高精度な吐出位置と、微小吐出量コントロールが要求される。ディスペンサの性質上、吐出に伴って基板に到達せずにわずかにノズルに残る残液が、ノズルおよびその周辺に蓄積される。この状態のまま吐出を継続して行うと蓄積量が大きくなり、蓄積した残液が意図せず基板上に付着してしまうことが起き得る。
このような問題に対応するため、特許文献1ではインプリント材を吐出する吐出口、または吐出口を含む面を撮像装置で撮像し、画像処理装置によって吐出口、または吐出口を含む面の異常を検知する構成を採用している。また、特許文献2では、基板にインク塗布等を行うヘッドの撮像データに基づいて、ヘッドの位置、基板の位置、加工タイミングなどを補正することを特徴とするパターン形成装置が記載されている。
特開2017−92462号公報 特開2006−258845号公報
しかしながら、従来の技術では、インプリント材やインクなどの液体を吐出する吐出口および吐出口を含む面の異常を検知出来るが、検知のため液体吐出機構を検査位置まで移動するため、装置のスループットが低下しうる。
そこで、本発明は、例えば、スループット向上の点で有利な観察装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、組成物を基板上に吐出する吐出口を含む吐出部を観察する観察装置であって、基板を保持して移動する基板保持部と、吐出部を撮像する撮像部と、撮像部を制御する制御部と、を備え、制御部は、基板が吐出部の直下から退避した所定の位置に配置されるのに連動して、撮像部に吐出部を撮像させることを特徴とする。
本発明によれば、例えば、スループット向上の点で有利な観察装置を提供することができる。
第1実施形態に係るインプリント装置の構成を示す概略図である。 第1実施形態に係る吐出部と観察機構の詳細な構成を示す概略図である。 観察機構の他の例を示す概略図である。 吐出部に付着した組成物の状態の一例を示す模式図である。 第1実施形態に係るメイン処理の一例を示すフローチャートである。 受け渡し位置を示す模式図である。 第2実施形態に係る観察機構による型Mの異常検知を説明する図である。 第2実施形態に係るメイン処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る観察工程時の配置を示した模式図である。 第3実施形態に係る観察工程時の配置を示した模式図である。 第4実施形態に係る観察工程時の配置を示した模式図である。 第5実施形態に係るメイン処理の一例を示すフローチャートである。 第6実施形態に係る平坦化装置による処理を説明する図である。 物品の製造方法を説明するための図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。以下では、本発明の観察装置をインプリント装置に適用した例を説明するが、それに限られるものではない。本発明の観察装置は、物体に組成物や液体を供給するあらゆる装置に適用する事が出来る。例えば、マスクのパターンを基板に転写する露光装置や、荷電粒子線を基板に照射して当該基板にパターンを形成する描画装置などの他のリソグラフィ装置においても、本発明の観察装置を適用することができる。また、基板全面で均一な厚みの平坦化層を形成する平坦化装置にも適用することができる。さらに、例えば、3Dプリンタやその他加工装置に適用されてもよい。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るインプリント装置1の構成を示す概略図である。なお、本明細書および添付図面では、基板Wの表面に平行な方向をXY平面とするXYZ座標系において方向を示す。XYZ座標系におけるX軸、Y軸、Z軸にそれぞれ平行な方向をX方向、Y方向、Z方向とし、X軸周りの回転、Y軸周りの回転、Z軸周りの回転をそれぞれθX、θY、θZとする。X軸、Y軸、Z軸に関する制御または駆動は、それぞれX軸に平行な方向、Y軸に平行な方向、Z軸に平行な方向に関する制御または駆動を意味する。
また、θX軸、θY軸、θZ軸に関する制御または駆動は、それぞれX軸に平行な軸の周りの回転、Y軸に平行な軸の周りの回転、Z軸に平行な軸の周りの回転に関する制御または駆動を意味する。また、位置は、X軸、Y軸、Z軸の座標に基づいて特定されうる情報であり、姿勢は、θX軸、θY軸、θZ軸の値で特定されうる情報である。位置決めは、位置および/または姿勢を制御することを意味する。位置合わせは、基板および型の少なくとも一方の位置および/または姿勢の制御を含みうる。
インプリント装置1は、半導体デバイスなどの製造プロセスに用いられ、基板W上にインプリント材Rを塗布し、型Mに形成された回路パターン(パターン部MP)を基板W上のインプリント材Rに形成させるリソグラフィ装置である。インプリント装置1は、基板Wの上に供給されたインプリント材Rに型Mのパターン部MPを接触させ、インプリント材Rに硬化用のエネルギーを与える。これによって、型Mの凹凸パターン(パターン部MP)が転写された硬化物のパターンが基板Wの上に形成される。図1のインプリント装置1は、物品としての半導体デバイスなどのデバイスの製造に使用される。ここでは光硬化法を採用したインプリント装置1について説明する。
インプリント材Rには、硬化用のエネルギーが与えられることにより硬化する硬化性組成物(未硬化状態の樹脂と呼ぶこともある)が用いられる。硬化用のエネルギーとしては、電磁波、熱等が用いられる。電磁波としては、例えば、その波長が10nm以上1mm以下の範囲から選択される、赤外線、可視光線、紫外線などの光である。
硬化性組成物は、光の照射により、あるいは、加熱により硬化する組成物である。このうち、光により硬化する光硬化性組成物は、重合性化合物と光重合開始剤とを少なくとも含有し、必要に応じて非重合性化合物または溶剤を含有してもよい。非重合性化合物は、増感剤、水素供与体、内添型離型剤、界面活性剤、酸化防止剤、ポリマー成分などの群から選択される少なくとも一種である。
インプリント材は、スピンコーターやスリットコーターにより基板上に膜状に付与される。或いは液体噴射ヘッドにより、液滴状、或いは複数の液滴が繋がってできた島状又は膜状となって基板上に付与されてもよい。インプリント材の粘度(25℃における粘度)は、例えば、1mPa・s以上、100mPa・s以下である。
基板Wは、ガラス、セラミックス、金属、半導体、樹脂等が用いられ、必要に応じて、その表面に基板とは別の材料からなる部材が形成されていてもよい。基板としては、具体的に、シリコンウエハ、化合物半導体ウエハ、石英ガラスなどである。
型M(モールド)は、通常石英などの紫外線を透過する事が可能な材料で作製されており、基板W上のインプリント材R塗布面と対向する面に、基板Wに転写させる微細な回路パターンを含むパターン部MPが形成されている。
インプリント装置1は、本体構造体部10、照射部20と、基板保持部40、型保持部50、制御部60、および、不図示の型搬送系と基板搬送系を含みうる。
本体構造体部10は、床面に設置されたベース定盤11と、ベース定盤11を介して床面からの振動を除振するための不図示の除振機構と、除振機構を有する支柱12と、支柱12に指示されているブリッジ定盤13と、を含む。
照射部20は、インプリント処理の際に、基板W上のインプリント材Rに型Mを介して光(紫外線)を照射することにより当該インプリント材Rを硬化させる。照射部20は、例えば、インプリント材Rを硬化させる光を射出する光源と、当該光源から射出された光をインプリント処理に適切な光に調整する光学系を含みうる。
基板保持部40は、基板チャック41と基板ステージ42とを含み、基板チャック41は、例えば、真空吸着や静電力で、基板Wを保持している。基板ステージ42は、基板Wと基板チャック41を基板Wの表面と平行な面方向(ここではX方向及びY方向)に駆動する。基板ステージ42は、前記X方向およびY方向中心に回転するチルト方向に駆動するチルト駆動機構、基板Wと直交するZ方向に駆動する駆動系(不図示)、前記Z軸を中心に駆動するθ方向に駆動する駆動系を有している。
型保持部50は、型Mを保持する型チャック51と、型チャック51を駆動することによって型Mを駆動する駆動系(不図示)と、を含みうる。型保持部50は、型チャック51によって型Mを保持した状態で、基板Wの表面に直交する方向(ここではZ方向)と、X方向とY方向中心に回転するチルト方向に駆動することで、型Mを移動させることが出来る。
型保持部50が型Mを移動させることにより、基板Wの上のインプリント材Rと型Mとを接触させてインプリント材Rのパターンを形成するインプリント処理を行う。本明細書において、インプリント処理とは、基板Wの上のインプリント材Rと型Mとを接触させ、接触させた状態でインプリント材Rを硬化させ、インプリント材Rと型Mとを引き剥がす工程を含む。なお、インプリント処理において、基板ステージ42を駆動することにより、基板Wの上のインプリント材Rと型Mとを接触させてもよいし、型保持部50と基板ステージ42の双方を駆動させてもよい。
制御部60は、インプリント装置1の各構成要素の動作(調整)を制御することができる。また、制御部60は、後述する供給機構200および観察機構100を制御する。制御部60は、例えばコンピュータなどで構成され、インプリント装置1の各構成要素に回線を介して接続され、プログラムなどにしたがって各構成要素の制御を実行し得る。なお、制御部60は、インプリント装置1と一体で(共通の筐体内に)構成してもよいし、インプリント装置1の他の部分とは別体で(別の筐体内に)構成してもよい。また、供給機構200および観察機構100にそれぞれ別体の制御部を設けてもよい。
供給機構200は、基板Wにインプリント材Rなどの組成物を供給する装置であり、具体的には、基板Wの上に、硬化前のインプリント材Rを吐出する。供給機構200は、インプリント材Rを吐出する吐出部201と吐出部201を複数位置に駆動させる吐出駆動部202を備える。
吐出部201の複数位置とは、例えば、第1設置位置と第2設置位置を含む。第1設置位置は吐出部201が基板Wにインプリント材Rを吐出する位置であり、第2設置位置は、吐出部201のメンテナンスや供給機構200の交換の際に使用されるメンテナンス位置である。
観察機構100は、例えば、基板ステージ42に配置される。基板ステージ42に観察機構100が配置される場合、基板ステージ42が移動するのに伴って、観察機構100も移動することとなる。観察機構100は、撮像部101と、照明部102と、画像処理部107と、を含みうる。撮像部101は、基板Wが吐出部201の直下から退避した所定の位置に配置されている期間中に、吐出部201の画像を撮像する。照明部102は、撮像部101が吐出部201の撮像を行う際に、吐出部201にインプリント材Rを硬化させる光とは異なる波長帯域の光を照射する。画像処理部107は、撮像部101によって撮像された画像に対し、様々な画像処理を行う。
吐出部201が第1設置位置に配置されたとき、吐出部201の下方(吐出方向に離間した位置)に観察機構100が配置されるように基板ステージ42を駆動する。このようにすることにより、観察機構100によって、吐出部201の観察を行うことができる。
図2は、第1実施形態に係る吐出部201と観察機構100の詳細な構成を示す概略図である。本図では、吐出部201が第1設置位置に配置されている状態を示している。図2(A)は、第1位置から照明部102によって吐出面203を照明している状態を示している。図2(B)は、第2位置から照明部102によって吐出面203を照明している状態を示している。撮像部101は、カメラ103と、カメラ駆動部104と、を備える。照明部102は、光源部105と、光源駆動部106とを備える。
カメラ103は、カメラ駆動部104により、吐出部201の吐出面203上にある撮像中心点Oを中心に弧を描くように駆動し、複数位置から吐出面203を撮像可能である。カメラ駆動部104によって、カメラ103を移動させることにとより、光源部105とカメラ103との相対的な位置を変更することができる。ここで、吐出面203は、インプリント材Rを基板Wに向けてそれぞれ吐出する複数の吐出口(微小な開口)を有し、基板Wと対向可能な吐出部201の面であるが、面に限られるものではない。カメラ103は、吐出口を含む、吐出部201の画像を取得できればよい。
同様に光源部105は、光源駆動部106により、吐出面203上にある撮像中心点Oを中心に弧を描くように駆動し、複数位置から吐出面203を照明可能である。光源駆動部106によって、光源部105を移動させることにとより、光源部105とカメラ103との相対的な位置を変更することができる。なお、ここでは、撮像部101と照明部102のそれぞれに駆動部を設けたが、いずれか一方のみに駆動部を設けてもよい。
吐出部201は、吐出面203、不図示のインプリント材の循環用流路、および、インプリント材の吐出用機構を備える。吐出面203は、例えば、樹脂フィルム等、透過率の比較的高い物質で構成される。
照明部102及び撮像部101が本実施形態のように切替機構を有する可動式である場合、図2(A)に示すように、吐出面203に対し下側(ここでは−Z方向側)である第1位置から照明部102によって照明する。そして、その散乱光を撮像部101によって撮像する。また、図2(B)に示すように、吐出面203に対し下斜め方向である第2位置から照明部102によって照明し、その散乱光を撮像部101によって撮像する。
また、カメラ103と光源部105を吐出面203に対してそれぞれ傾きを持った位置に配置し、その散乱光を撮像してもよい。図2では撮像部101と照明部102は吐出面203に対して垂直に配置しているが、紙面垂直方向に並列に配置してもよい。図3は、観察機構の他の例を示す概略図である。例えば、観察機構300は、異なる位置に配置された複数のカメラ103aおよび103bと、異なる位置に配置された複数の光源部105aおよび105bと、を含む。複数のカメラ103aとカメラ103bは、それぞれ基板ステージ42上の任意の位置に固定される。そして、カメラ103aとカメラ103bに対応する位置にそれぞれ光源部105aと光源部105bが配置される。カメラ103aによって、吐出面203の画像を撮像する場合は、光源部105aを発光させる。カメラ103bによって、吐出面203の画像を撮像する場合は、光源部105bを発光させる。このような構成の場合、カメラ駆動部104および光源駆動部106を備える必要がなくなり、切替機構の駆動時に発生しうるパーティクルを低減することが可能となる。
このように、異なる位置から光源部105によって光を照射して、吐出部201の画像を撮像する。そしてこの画像に基づいて、吐出部201、特に吐出面203に付着したパーティクルやインプリント材Rの量(有無)を検出することが可能となる。更に、例えば異物等(インプリント材R等を含む)の基板Wの表面に直交する方向(ここではZ方向)の高さを取得するように構成しても良い。
光源部105は、光源としてLEDを用いることが好ましい。光源としては、インプリント材Rが硬化反応を起こさない波長を選択する必要があり、本実施形態に係る光源部105の光源としては、例えば500nm以上の波長を持つLEDを使用するのがよい。液体吐出部表面の撮像時は、指向性を持った照明を用いるとインプリント材やその揮発残渣の高コントラストにて撮像できる。またより好ましいのは、例えばHIDのような高輝度ランプに波長選択フィルターを追加し、500nm以上の波長にしたものを用いるとより鮮明に撮像できる。
例えば、吐出面203にパーティクルが付着していた場合、付着したパーティクルを核としてインプリント材が吐出口や吐出面に集まりうる。このように吐出口や吐出面に付着したインプリント材は、基板Wの表面またはステージ空間への落下や、吐出部201の吐出性能の劣化を発生させうる。また、吐出面203にインプリント材などの揮発性組成物の残渣が増加すると、吐出面203の状態が変化し、樹脂フィルム等によって元々親水性であった吐出面203が疎水性の性質へと変化しうる。その結果、吐出面に付着した組成物の接触角の増加による付着物の増加が発生しうる。これにより、付着物同士が結合し、さらなる巨大化を引き起こす可能性がある。これも基板表面やステージ空間への滴下や吐出性能の劣化を引き起こしうる。
図4は、吐出部201に付着した組成物の状態の一例を示す模式図である。図4(A)は、吐出部201を−Z方向から見た図である。図4(B)は、吐出部201をX方向から見た側面図である。本図は、吐出面203の表面にパーティクルや、インプリント材の残渣が付着している状態を示している。以降、パーティクルやインプリント材の残渣を総称して異物と称する。
吐出面203の表面に異物が付着している場合、異物が付着している箇所と、それ以外の箇所との反射率が異なるため、撮像部101により撮像された画像においても、図4(A)に示す様に異なる状態で表示される。通常は、異物が付着していない箇所は、明るい領域として、異物が付着している箇所は暗い領域として画像に表示されるため、異物の付着の有無を判別できる。これらの異常は吐出口204を中心に、その近傍へ広がる場合が多い。
制御部60は、画像処理部107によって処理された画像に基づき、例えば、前述した局所的なコントラスト変化を検知することにより吐出面203に付着した異物の状態を取得することができる。制御部60は、取得した異物の状態に基づき、吐出部201において異常が発生しているか否かを判定することが出来る。ここで、異常の発生としては、例えば、吐出面203において、所定量以上の異物の付着が検知された場合や、吐出面203における所定の箇所への異物の付着が検知された場合等、が考えられる。すなわち、異常の発生とは、基板表面やステージ空間への落下や吐出性能の劣化を引き起こす可能性が高まった状態を含む。
制御部60は、例えば、使用前の吐出部201の画像や、後述するクリーニング処理を実施した後の吐出部201の画像と、撮像部101により撮像した画像とを比較し、変化量が閾値を超えるか否かを判定することにより、異常の発生を判定してもよい。制御部60は、変化量が閾値を超えたと判定した場合に、異常が発生したと判定する。
また、制御部60は、撮像画像におけるコントラスト変化の数がある一定値(閾値)を超えるか否かを判定する。制御部60は、コントラスト変化の数がある一定値(閾値)を超えたときに異常が発生したと判定する。
さらに、制御部60は、吐出面203に付着した不要なインプリント材やゴミ等の異物の有無や量や面積、更には基板Wの表面に直交する方向(ここではZ方向)の高さを取得し、それらが所定の閾値を超えるか否かを判定するようにしても良い。その場合、制御部60は、異物等の量(面積や高さ等を含む)などが前記閾値を超えたときに異常が発生したと判定する。
図4に示すようなパーティクル301の付着やインプリント材の残渣302が発生した場合、言い換えると、異常が発生したと判定された場合、クリーニング処理など回復処理を行う。クリーニング処理は、例えば、不図示のクリーニング機構の不織布により吐出面203に付着したパーティクル301やインプリント材の残渣302をふき取ったり、液体を吸い取ったり、アルコール系薬液を不織布にひたしてこすったりする。なお、クリーニング処理については、吐出部201に付着した異物を除去できれば良く、これに限られるものではない。また、異常が発生したと判定された場合に、ユーザに対して警告を発してもよい。
図5は、第1実施形態に係るメイン処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートで示す各動作(ステップ)は、制御部60によって実行されうる。まず、型Mをインプリント装置外から不図示の型搬送機構を用いて装置内に搬入する(S501)。その後、型搬送機構は、型搬送機構に備えられる不図示の型受け渡し部により型保持部50に型Mを受け渡す(S502)。
次に、不図示の基板搬送機構は基板Wをインプリント装置外からインプリント装置内に搬入する(S503)。その後、基板搬送機構は、基板搬送機構に備えられる不図示の基板受け渡し部により、基板Wの載置位置を確認後に基板チャック41に基板Wを受け渡す。
吐出部201の観察工程(S511〜S512)は、基板Wの搬送(S503)工程と併行して実行される。具体的には、基板ステージ42が受け渡し位置に位置している期間中に撮像部101によって吐出面203の撮像を行う。ここで、受け渡し位置について説明する。図6は、受け渡し位置を示す模式図である。基板ステージ42には観察機構100が配置されている。図6では、受け渡し位置に基板保持部40が停止しており、基板Wを基板搬送機構から受け取る工程(S503)が進行中である。このとき、観察機構100は吐出部201の直下で停止しており、基板Wは吐出部201の直下から退避した位置に配置されている。このため、撮像部101によって、吐出部201の撮像領域400(斜線部)の範囲を撮像することが可能である。よって、基板Wを基板搬送機構から基板ステージ42に受け渡す処理、すなわち、受け渡し位置に基板保持部40が停止している期間中に、撮像部101によって吐出部201の撮像を行う(S511)。通常、吐出部201の内、ショットに対応する範囲内、すなわち、インプリント材の吐出を行う領域などの一部のみを撮像部101に撮像すればよいが、処理状況に応じて、基板保持部40をY方向にずらして吐出面203を全部撮像してもよい。このように、基板の受け渡し処理を実行している期間中に、吐出部201の撮像を行うことにより、生産性を落とすことなく、吐出部201の観察を行うことができる。
図5に戻り、吐出部201の撮像工程(S511)は、例えば、観察機構100が図2に示すような構成である場合、吐出面203の検査のために観察機構100内の撮像部101と照明部102のいずれか一方、または両方を駆動する。その後、撮像部101で吐出面203を撮像する。なお、図3に示すような観察機構300を用いる場合は、上述の通り、任意の光源部とカメラを用いて、吐出面203を撮像する。
吐出部201の画像を撮像後、画像処理部107によって、撮像画像に対し画像処理を行い、制御部60は、処理された画像に基づき、異常の発生の有無を判定する(S512)。ここで、異常なし判定された場合(No)は、S504に処理を進める。異常ありと判定された場合(Yes)は、吐出部201対して前述した回復処理を行う(S513)。
その後、制御部60は、正常な状態に回復したかを判定する(S514)。言い換えると、制御部60は、異常の発生が解消されたかを判定する。具体的には、例えば、再度S511とS512の工程を実行することにより、回復したか否かを判定することができる。この場合、実際の吐出部201の状態に基づいて回復したか否かを判定することが可能である。また、回復処理が問題なく完了した場合に、回復したと判定してもよい。この場合、再度吐出部201の撮像を行わないため、スループットの点で有利となる。
S514において、回復していないと判定された場合(No)、再度回復処理を行い(S513)、回復したか否かを判定する(S514)。S514において、回復したと判定された場合(Yes)、S504へ処理を進める。
インプリント材の供給工程(S504)では、基板W上のインプリント処理を実施するするショット領域に供給機構200よりインプリント材Rを供給する。本実施形態に係るインプリント装置1では基板W上の複数ショット領域にインプリント処理を実施するので同数のインプリント材供給(S504)工程を実施する。
インプリント処理(S505)は、基板W上にインプリント材供給(S504)後に、型Mのパターン部MPと、基板W上のインプリント材Rと、を接触させる。後に照射部20によりインプリント材Rに光(紫外線)を照射してインプリント材Rを硬化させ、さらにインプリント材Rから型Mを引き剥がす工程を行う。
その後、インプリント処理を実施したショット領域が最終ショット領域であるか否かを判定する(S506)。通常、一枚の基板W上には複数のショット領域が形成されているので、制御部60がインプリント処理を実施している基板の最終ショット領域であると判定するまで、インプリント材供給(S504)とインプリント処理(S505)を実施する。
インプリント処理を実施したショット領域が最終ショット領域である場合(S506、Yes)、インプリント処理を実施した基板W(対象基板)が最終基板であるか否かを判定する(S507)。対象基板が最終基板でない場合(No)、基板Wをインプリント装置1外に搬出して、新たな基板Wをインプリント装置1内に搬入するため、基板Wの搬送を再び実施し(S502)、併せてS511〜514の工程も実施する。以降、S503〜S507の工程を最終基板となるまで繰り返す。
対象基板が最終基板である場合(S507、Yes)、基板Wをインプリント装置1外へ搬出して処理を終了する。なお、インプリント処理の終了時には、メンテナンス処理として、クリーニング処理を行うことが好ましい。
上記のような処理を行う事により、吐出部の異常を、生産性を落とすことなく検出することが可能となる。また、異常を検出した際に回復処理を行うことにより、インプリント材を基板W上に正常に供給し、正常にインプリント処理を実施できるインプリント装置を提供する事が可能となる。
なお、本実施形態では、受け渡し処理が実行されている期間中に、吐出部201の撮像を行うこととしたが、例えば、インプリント処理を実行している期間中に、吐出部201を撮像可能な位置に、観察機構100を配置することも可能である。このような構成とする場合、インプリント処理を実行している期間中に吐出部201を撮像し、吐出面203の検査を行う。この場合、インプリント処理の度に行うことが可能となる。
また、撮像部101が吐出部201の直下を通過した時など、撮像部101が吐出部201を撮像可能な位置となった場合に、吐出部201を撮像して、検査を行うことも可能である。この場合、受け渡し処理が実行されている期間中に撮像する場合よりも多く検査を行うことが可能である。
また、本実施形態では、基板ステージ42に1つの観察機構100を設ける例について説明したが、観察機構100を複数設けてもよい。この場合、例えば、いずれかの観察機構が吐出部の直下を通過する度に吐出部201の撮像を行うことが可能となるので、観察機構により、吐出部201を撮像可能なタイミングが増加することになる。また、このような構成の場合、複数の画像をそれぞれ異なるタイミングで撮像してもよい。一回当たりの撮像時間を短縮することが可能となり、スループットの点で有利となる。特にステージと吐出機構の間隔が狭い場合には、1つの観察機構だけによる撮像では、吐出面全体を撮像できない場合がある。しかし、複数の観察機構を配置してそれらにより得られた複数の画像を用いれば吐出面全体の画像をインプリント処理中にスループットを犠牲にせずに撮像することができる。
吐出部201の観察工程については、実施頻度が高いほど好ましいが、例えば、吐出部201が所定の回数のインプリント材Rの吐出を行う毎に実施するよう、制御部60によって設定してもよい。
本実施形態では、基板ステージ42に観察機構100が配置されることとしたが、基板ステージ42とは別体の駆動可能なステージを設け、これに観察機構100を配置してもよい。この場合、基板Wが吐出部201の直下から退避する期間中であれば、いつでも吐出部の撮像を行うことができる。つまり、基板Wが吐出部201の直下から退避している期間中に、言い換えると、基板Wが吐出部201の直下から退避した所定の位置に配置されるのに連動して、撮像部101に吐出部201を撮像させる。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態として言及しない事項は、上述の実施形態に従う。第1実施形態では、吐出部201を観察機構100によって観察することで、吐出部201における異常の発生を検出したが、第2実施形態では、観察機構100を用いて型Mにおける異常の発生の検出も行う。
図7は、第2実施形態に係る観察機構100による型Mの異常検知を説明する図である。図7(A)は、観察機構100によって、型Mを撮像する場合の一例を示す図である。本図の観察機構100は、一例として、第1実施形態の図2に示す構成と同様としている。型Mに形成されたパターン部MPに対し下側(ここでは−Z方向側)から照明部102によって照明し、同様に下側から撮像部101によって撮像することで、パターン部MPの凹凸の表面や側面に付着した異物を観察することができる。
なお、第1実施形態の図3に示す観察機構300を用いる場合、カメラ103aによって、型Mの画像を撮像する場合は、光源部105bを発光させる。カメラ103bによって、吐出面203の画像を撮像する場合は、光源部105aを発光させる。
なお、撮像部101によって型Mを撮像する際は、照明は光源部105を用いてもよいし、パターン部MPを基板に位置合わせする際に用いるアライメント光を調光して用いてもよい。撮像時に焦点をパターン部MPに合わせるためには、基板保持部40をZ駆動してもよいし、カメラ103にオートフォーカス機構を具備してもよい。型Mに付着したインプリント材の残渣の輪郭のコントラストをより強調するには、図2のようにカメラ駆動部104と光源駆動部106を用いて撮像位置と照明位置を変更してもよい。
図7(B)は、異物303が付着した状態の型Mを−Y方向から見た側面図である。図7(C)は、異物303が付着した状態の型Mを−Z方向から見た図である。型Mのパターン部MPに異物が付着している場合、異物303が付着している箇所と、それ以外の箇所との反射率が異なるため、撮像部101により撮像された画像においても、異なる状態で表示される。通常は、異物が付着していない箇所は、明るい領域として、異物が付着している箇所は暗い領域として画像に表示されるため、異物の付着の有無を判別できる。
図8は、第2実施形態に係るメイン処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートで示す各動作(ステップ)は、制御部60によって実行されうる。本図におけるS501〜S507は、第1実施形態の図5と同様であるので、説明を省略する。本実施形態の観察工程(S511〜S802)は、基板Wの搬送工程(S503)と併行して実行されうる。なお、S511〜S512についても第1実施形態の図5と同様であるので、説明を省略する。
型Mの観察工程(S801〜S802)は、基板Wの搬送工程(S503)と併行して実行される。具体的には、基板Wが受け渡し位置からインプリント材の供給のために吐出部201の直下へと移動する際に、観察機構100が型Mのパターン部MP直下に位置する地点で、基板ステージ42を停止させる。そして、この期間中に撮像部101によって型Mのパターン部MPの撮像を行う(S801)。図9は、第2実施形態に係る観察工程時の配置を示した模式図である。基板ステージ42には観察機構100が配置されている。図9(A)は、受け渡し位置に基板ステージ42が停止している状態を示している。第1実施形態と同様、この期間中に吐出部201の観察工程(S511〜S512)が実行される。基板Wの受け渡しが完了すると、基板ステージ42は、インプリント材Rを基板W上に供給するために、吐出部201の直下へと移動する。基板W上にインプリント材が供給される際の基板ステージ42の位置を供給位置とする。本実施形態では、一例として、基板ステージ42は、供給位置へ移動するためにX方向へと移動する。
図9(B)は、観察機構100が型Mのパターン部MP直下に位置する地点で基板ステージ42が停止している状態を示している。言い換えると、基板ステージ42によって、基板Wを移動し、インプリント材Rを基板W上に供給する前の状態である。このとき、基板ステージ42を一時停止し、観察機構100が型Mのパターン部MP直下に位置する地点で、撮像領域400の範囲を撮像してパターン部MPを撮像する。このように、観察機構100が型Mのパターン部MP直下に位置する地点で、基板ステージ42を停止させて、撮像部101によりパターン部MPの撮像を行うことにより、パターン部MPの観察も併せて行うことができる。
図8に戻り、パターン部MPの撮像工程(S801)は、上述のように行えばよい。パターン部MPの画像を撮像後、画像処理部107によって、パターン部MPの撮像画像に対し画像処理を行い、制御部60は、処理された画像に基づき、異常の発生の有無を判定する(S802)。ここで、異常なし判定された場合(No)は、S504に処理を進める。異常ありと判定された場合(Yes)は、型M対して回復処理を行う(S803)。型Mに対する回復処理としては、例えば、不図示のクリーニング機構に型Mを搬送し、プラズマや洗浄液によるクリーニング処理を行う。
その後、制御部60は、型Mが正常な状態に回復したかを判定する(S804)。具体的には、例えば、再度S801とS802の工程を実行することにより、回復したか否かを判定することができる。この場合、実際のパターン部MPの状態に基づいて回復したか否かを判定することが可能である。また、回復処理が問題なく完了した場合に、回復したと判定してもよい。この場合、再度パターン部MPの撮像を行わないため、スループットの点で有利となる。
S804において、回復していないと判定された場合(No)、再度型Mに対して回復処理を行い(S803)、回復したか否かを判定する(S804)。S804において、回復したと判定された場合(Yes)、S504へ処理を進める。S504〜S507についても第1実施形態の図5と同様であるので、説明を省略する。
上記のような処理を行うことにより、吐出部201の異常を検知するとともに、型Mの異常を検知することも可能となる。また、異常を検出した際に型Mに対しても回復処理を行うことにより、パターン部MPに付着した異物に起因するパターン欠陥の発生を低減することが可能となる。
なお、対象基板に対するインプリント処理が終了し、基板ステージ42が再び受け渡し位置に戻る途中で、上述した図9(B)の位置で停止し、再度パターン部MPの検査をしてもよい。
また、本実施形態では、観察機構100が型Mのパターン部MP直下に位置する地点で、基板ステージ42を停止することにより、パターン部MPの撮像を行ったが、これに限られるものではない。例えば、基板ステージ42が供給位置となっている期間中に、パターン部MPを撮像可能な基板ステージ42上の位置に観察機構100を配置する。このように構成することにより、インプリント材Rの供給工程(S504)が実施されている期間中にパターン部MPの撮像を行うことも可能である。
<第3実施形態>
図10を用いて、第3実施形態に係る観察機構について説明する。なお、ここで言及しない事項は、上述の実施形態に従い得る。本実施形態では、基板Wにインプリント処理を実行する工程(S505)において、吐出部201を撮像可能な位置に観察機構100が配置される。そして、本実施形態に係る吐出部201の観察工程(S511〜S512)は、インプリント処理工程(S505)と併行して実行されうる。
図10は、第3実施形態に係る観察工程時の配置を示した模式図である。基板ステージ42には観察機構100が配置されている。図10(A)では、基板Wにインプリント処理を実行する工程(S505)が進行中である。このとき、観察機構100は、吐出部201の直下に位置し、基板Wは吐出部201の直下から退避した位置である、型Mの直下に配置されている。このため、撮像領域400(斜線部)の範囲を撮像部101によって撮像することが可能である(S512)。
図10(B)では、さらに工程が進んで、インプリント処理(S505)が終了し、基板保持部40が受け渡し位置に戻る途中の状態である。このとき、観察機構100が型Mのパターン部MP直下に位置する地点で、基板保持部40を一時停止させ、撮像領域400の範囲を撮像部101によって撮像させる。このようにすることで、パターン部MPの検査が可能となる
また、基板Wの受け渡し処理が終了し、基板保持部40がインプリント材Rの供給位置へ移動する途中で、上述した図10(B)の位置で、基板保持部40を一時停止させることでパターン部MPの検査をすることも可能である。
よって、図10の配置をとることで、生産性を落とすことなく吐出部201及び型Mの検査が可能である。
<第4実施形態>
図11を用いて、第4実施形態に係る観察機構について説明する。なお、ここで言及しない事項は、上述の実施形態に従い得る。
図11は、第4実施形態に係る観察工程時の配置を示した模式図である。基板ステージ42には、観察機構100とトレイ401が搭載されている。供給機構200は、長期間インプリント材Rを吐出しないと流路のつまりや吐出異常を引き起こすため、定期的にインプリント材を吐出する必要がある。また、例えばインプリント材供給工程(S504)前にインプリント材を吐出してもよい。このようにすることで、吐出異常の発生を低減させることが可能となる。
図11(A)では、吐出部201に対向する位置にトレイ401が配置され、インプリント材を定期的に吐出する工程が進行中である。次に、図11(B)では基板保持部40を駆動し、観察機構100は液体吐出部直下に配置されている状態を表す。このとき撮像領域400(斜線部)の範囲を撮像部101によって撮像して吐出部201の定期検査が可能である。このような構成とすることで、定期的なメンテナンスを行うことが可能となり、吐出部201における異常の発生を低減させることが可能となる。なお、観察機構100は基板チャック41の位置と重ならないようにする。
<第5実施形態>
以下、本発明の第5実施形態について説明する。第5実施形態として言及しない事項は、上述の実施形態に従う。本実施形態では、観察機構100を用いて型チャック51における異常の発生の検出も行う。
図12は、第5実施形態に係るメイン処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートで示す各動作(ステップ)は、制御部60によって実行されうる。本図におけるS501〜S514は、第1実施形態の図5と同様であるので、説明を省略する。本実施形態では、型チャックの観察工程(S1201〜S1202)は、型Mの搬送工程(S501)と併行して実行されうる。
具体的には、型Mをインプリント装置外から不図示の型搬送機構を用いて装置内に搬入している間、型保持部50は、型Mを保持していない状態であるため、型チャック51の型Mを保持する面(保持面)が露出した状態となる。この保持面にパーティクル等が付着した状態で型Mを保持し、インプリント処理を行うとパターン欠陥を発生させうる。よって、型チャック51が型Mを保持していない期間中に、基板ステージ42を駆動し、観察機構100を型チャック51の直下に位置へ移動させる。そして、撮像部101によって、型チャック51を撮像させる(S1201)。
型チャック51に異物が付着している場合、異物が付着している箇所と、それ以外の箇所との反射率が異なるため、撮像部101により撮像された画像においても、異なる状態で表示される。通常は、異物が付着していない箇所は、明るい領域として、異物が付着している箇所は暗い領域として画像に表示されるため、異物の付着の有無を判別できる。型チャック51の画像を撮像後、画像処理部107によって、型チャック51の撮像画像に対し画像処理を行い、制御部60は、処理された画像に基づき、異常の発生の有無を判定する(S1202)。
ここで、異常なし判定された場合(No)は、S502に処理を進める。異常ありと判定された場合(Yes)は、型チャック51対して回復処理を行う(S1203)。クリーニング処理などによる回復処理を行う(S1203)。クリーニング処理は、例えば、装置を停止して、不織布により型チャック51に付着したパーティクルなどの異物をふき取ったり、異物を吸い取ったり、アルコール系薬液を不織布にひたしてこすったりする。なお、クリーニング処理については、型チャック51に付着した異物を除去できれば良く、これに限られるものではない。また、異常が発生したと判定された場合に、ユーザに対して警告を発して手動でクリーニングをおこなうことを促してもよい。なおクリーニング処理は例えば自動で行うようにしても良い。ステップS1203においてクリーニングの処理が手動または自動で完了したことを検出したらYesの判断を行う。
その後、制御部60は、型チャック51が正常な状態に回復したかを判定する(S1204)。具体的には、例えば、再度S1201とS1202の工程を実行することにより、回復したか否かを判定することができる。この場合、実際の型チャック51の状態に基づいて回復したか否かを判定することが可能である。また、回復処理が問題なく完了した場合に、回復したと判定してもよい。この場合、再度型チャック51の撮像を行わないため、スループットの点で有利となる。
S1204において、回復していないと判定された場合(No)、再度型チャック51に対して回復処理を行い(S1203)、回復したか否かを判定する(S1204)。S1204において、回復したと判定された場合(Yes)、S502へ処理を進める。
上記のような処理を行うことにより、吐出部201の異常を検知するとともに、型チャック51の異常を検知することも可能となる。また、異常を検出した際に型チャック51に対しても回復処理を行うことにより、型チャック51に付着した異物に起因するパターン欠陥の発生を低減することが可能となる。
<第6実施形態>
第6実施形態は、成形装置の例として、基板の上に平坦化層を形成する形成処理を行う平坦化装置について説明する。なお、ここで言及しない事項は、前述の実施形態に従い得る。前述の実施形態では、型Mとして、凹凸パターンを設けた回路パターン転写用の型について述べたが、凹凸パターンがない平面部を有するモールド(平面テンプレート)であってもよい。平面テンプレートは、平面部によって基板上の組成物を平坦化するように成形する平坦化処理(成形処理)を行う平坦化装置(成形装置)に用いられる。平坦化処理は、基板上に供給された硬化性組成物に平面テンプレートの平坦部を接触させた状態で、光の照射によって、或いは、加熱によって硬化性組成物を硬化させる工程を含む。
平坦化装置では、平面テンプレートを用いて、基板の上に平坦化層を形成する。基板上の下地パターンは、前の工程で形成されたパターン起因の凹凸プロファイルを有しており、特に近年のメモリ素子の多層構造化に伴いプロセス基板は100nm前後の段差を持つものも出てきている。基板全体の緩やかなうねりに起因する段差は、フォト工程で使われているスキャン露光装置のフォーカス追従機能によって補正可能である。しかし、露光装置の露光スリット面積内に収まってしまうピッチの細かい凹凸は、そのまま露光装置のDOF(Depth Of Focus)を消費してしまう。基板の下地パターンを平滑化する従来手法としてSOC(Spin On Carbon)、CMP(Chemical Mechanical Polishing)のような平坦化層を形成する手法が用いられている。しかし従来技術では十分な平坦化性能が得られない問題があり、今後多層化による下地の凹凸差は更に増加する傾向にある。
この問題を解決するために、本実施形態の平坦化装置は、基板に予め塗布された未硬化の組成物に対して平面テンプレート(平面プレート)を押し当てて基板面内の局所平面化を行う。本実施形態において、平坦化装置の構成は、図1に示したインプリント装置1と概ね同様とすることができる。ただし平坦化装置では、凹凸パターンが形成されたパターン部を有する型の代わりに、基板と同じかそれより大きい面積の平面プレートを使用し、基板の上の組成物層の全面に接触させる。型保持部は、そのような平面プレートを保持するように構成される。
図13は、第6実施形態に係る平坦化装置による処理を説明する図である。図13(A)は、平坦化加工を行う前の下地パターン600が形成された基板Wを示す図である。孤立パターンエリア601は、パターン凸部分の面積が少なく、Denseエリア602はパターン凸部分の占める面積は凹部分の占める面積と1:1である。図13(B)は、基板上に組成物603を供給し、平面プレート604を接触させる前の状態を示している。この組成物603の供給パターンは、孤立パターンエリア601およびDenseエリア602などの基板全面での凹凸情報を考慮して計算されたものである。図13(C)は、平面プレート604を基板上の組成物603と接触させ、組成物603に光源605からの光を照射して組成物603を硬化させている状態を示している。図13(D)は、硬化させた組成物603から平面プレート604を引き離した状態を示している。
上述したように、実際の基板はパターンの段差のみでなく、基板全面で凹凸をもっているため、その凹凸の影響により、平面プレート604が組成物603と接触するタイミングが異なる。本実施形態では、最初に接触した位置では、接触直後から組成物603の移動が始まるが、その程度に応じて組成物603を多く配置している。また、最後に接触した位置では、組成物の移動の始まりが遅く、周辺から流入する組成物が加わるが、その程度に応じて組成物の量を減らしている。このような対処により、基板全面で均一な厚みの平坦化層を形成することができる。
前述の実施形態に係る発明は、本実施形態の平坦化装置についても同様に適用することが可能であり、前述の実施形態と同様の効果が得られる。
<物品製造方法に係る実施形態>
本発明の実施形態にかかる物品の製造方法は、例えば、半導体デバイス等のマイクロデバイスや微細構造を有する素子等の物品を製造するのに好適である。本実施形態の物品の製造方法は、基板に供給されたインプリント材に上記のインプリント装置を用いてパターンを形成する工程(基板にインプリント処理を行う工程)と、かかる工程でパターンを形成された基板を加工する工程とを含む。更に、かかる製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、組成物剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージング等)を含む。本実施形態の物品の製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
インプリント装置1を用いて形成した硬化物のパターンは、各種物品の少なくとも一部に恒久的に、或いは各種物品を製造する際に一時的に、用いられる。物品とは、電気回路素子、光学素子、MEMS、記録素子、センサ、或いは、型等である。電気回路素子としては、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ、MRAMのような、揮発性或いは不揮発性の半導体メモリや、LSI、CCD、イメージセンサ、FPGAのような半導体素子等が挙げられる。型としては、インプリント用のモールド等が挙げられる。
硬化物のパターンは、上記物品の少なくとも一部の構成部材として、そのまま用いられるか、或いは、レジストマスクとして一時的に用いられる。基板の加工工程においてエッチング又はイオン注入等が行われた後、レジストマスクは除去される。
次に、物品の具体的な製造方法について説明する。図14(A)に示すように、絶縁体等の被加工材2zが表面に形成されたシリコンウエハ等の基板1zを用意し、続いて、インクジェット法等により、被加工材2zの表面にインプリント材3zを付与する。ここでは、複数の液滴状になったインプリント材3zが基板上に付与された様子を示している。
図14(B)に示すように、インプリント用の型4zを、その凹凸パターンが形成された側を基板上のインプリント材3zに向け、対向させる。図14(C)に示すように、インプリント材3zが付与された基板1zと型4zとを接触させ、圧力を加える。インプリント材3zは型4zと被加工材2zとの隙間に充填される。この状態で硬化用のエネルギーとして光を型4zを透して照射すると、インプリント材3zは硬化する。
図14(D)に示すように、インプリント材3zを硬化させた後、型4zと基板1zを引き離すと、基板1z上にインプリント材3zの硬化物のパターンが形成される。この硬化物のパターンは、型の凹部が硬化物の凸部に、型の凹部が硬化物の凸部に対応した形状になっており、即ち、インプリント材3zに型4zの凹凸パターンが転写されたことになる。
図14(E)に示すように、硬化物のパターンを耐エッチングマスクとしてエッチングを行うと、被加工材2zの表面のうち、硬化物が無いか或いは薄く残存した部分が除去され、溝5zとなる。図14(F)に示すように、硬化物のパターンを除去すると、被加工材2zの表面に溝5zが形成された物品を得ることができる。ここでは硬化物のパターンを除去したが、加工後も除去せずに、例えば、半導体素子等に含まれる層間絶縁用の膜、つまり、物品の構成部材として利用してもよい。
なお、型4zとして、凹凸パターンを設けた回路パターン転写用の型を用いた例について述べたが、凹凸パターンがない平面部を有する型(平面テンプレート)であってもよい。
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明はこれらの実施の形態に限定されず、その要旨の範囲内において様々な変更が可能である。また、複数の実施形態を組み合わせた構成をとってもよい。
1 インプリント装置
1z,W 基板
3z,R インプリント材
4z,M 型
20 照射部
40 基板保持部
41 基板チャック
42 基板ステージ
50 型保持部
51 型チャック
60 制御部
100,300 観察機構
101 撮像部
102 照明部
201 吐出部
203 吐出面
204 吐出口

Claims (19)

  1. 組成物を基板上に吐出する吐出口を含む吐出部を観察する観察装置であって、
    前記基板を保持して移動する基板保持部と、
    前記吐出部を撮像する撮像部と、
    前記撮像部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記基板が、前記吐出部の直下から退避した所定の位置に配置されるのに連動して、前記撮像部に前記吐出部を撮像させることを特徴とする観察装置。
  2. 前記制御部は、前記撮像部が撮像した画像に基づき、前記吐出部に付着した前記組成物の状態を取得することを特徴とする請求項1に記載の観察装置。
  3. 前記制御部は、前記吐出部の前記基板と対向可能な位置に付着した前記組成物の状態を取得することを特徴とする請求項2に記載の観察装置。
  4. 光源を含み、前記光源からの光を前記吐出部に照射する照射部を備え、
    前記撮像部は、前記照射部により照射された前記吐出部の像を撮像することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の観察装置。
  5. 前記撮像部は、散乱光を撮像することを特徴とする請求項4に記載の観察装置。
  6. 前記照射部は、異なる位置に配置された複数の前記光源を備えることを特徴とする請求項4または5に記載の観察装置。
  7. 少なくとも前記照射部および前記撮像部のいずれか一方は、前記照射部と前記撮像部の相対的な位置を変更する駆動部を備えることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の観察装置。
  8. 前記制御部は、第1位置から前記照射部によって光を照射して得た第1画像と、前記第1位置とは異なる第2位置から前記照射部によって光を照射して得た第2画像とに基づき、前記吐出部に付着した前記組成物の状態を取得することを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載の観察装置。
  9. 前記制御部は、前記第1画像と、前記第2画像とを、それぞれ異なるタイミングで前記撮像部に撮像させることを特徴とする請求項8に記載の観察装置。
  10. 前記撮像部および前記照射部は、前記基板保持部に配置されることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載の観察装置。
  11. 前記撮像部は、前記基板保持部が前記基板の受け渡し処理を実行している期間中に、前記吐出部を撮像可能な位置に配置されることを特徴とする請求項10に記載の観察装置。
  12. 前記制御部は、前記基板保持部が前記基板の受け渡し処理を実行している期間中に、前記撮像部により前記吐出部を撮像させることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の観察装置。
  13. 前記基板上の前記組成物を成形する型を保持する型保持部を備え、
    前記制御部は、前記型保持部が前記型の受け渡し処理を実行している期間中に、前記撮像部に前記型保持部を撮像させることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の観察装置。
  14. 前記制御部は、前記基板の処理状況に応じて、前記吐出部の一部または全部を前記撮像部に撮像させることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の観察装置。
  15. 前記制御部は、前記吐出部に付着した異物の量または前記基板の表面に直交する方向の高さを検出する請求項1乃至14のいずれか1項に記載の観察装置。
  16. 前記制御部は、前記吐出部が所定の回数の前記組成物の吐出を行う毎に、前記撮像部に前記吐出部を撮像させることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の観察装置。
  17. 組成物を基板上に吐出する吐出口を含む吐出部を観察する観察方法であって、
    前記基板を保持して移動する移動工程と、
    前記吐出部を撮像する撮像工程と、を有し、
    前記撮像工程を、前記基板が前記吐出部の直下した所定の位置に配置されるのに連動して行うことを特徴とする観察方法。
  18. 型を用いて基板上の組成物を成形する成形装置であって、
    前記組成物を前記基板上に吐出する吐出口を含む吐出部を観察する請求項1乃至17のいずれか1項に記載の観察装置を備えることを特徴とする成形装置。
  19. 請求項18に記載の成形装置を用いて基板上の組成物を成形する工程と、
    前記工程で組成物が形成された前記基板を処理する工程と、
    処理された前記基板から物品を製造する工程と、を含む、ことを特徴とする物品の製造方法。
JP2019093567A 2019-05-17 2019-05-17 観察装置、観察方法、成形装置、および、物品の製造方法 Pending JP2020185558A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7362462B2 (ja) 2019-12-11 2023-10-17 キヤノン株式会社 液体吐出装置、インプリント装置、および検査方法

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