JP7059046B2 - 型を用いて基板上の組成物を成形する成形装置、および物品の製造方法 - Google Patents
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Description
次に本実施例における変形例1について説明する。なお、ここで言及しない事項は、本実施例の前述の説明に従い得る。図7は変形例1に係るクリーニング部119を示した図である。なお、図7において、タンク204、循環装置221は図示が省略されている。図7において、振動発生部203は供給部205における液体の流路内に配置されている。よって、XY平面(前記液体が流れる方向に垂直な面)と平行な振動発生部203の断面積は、XY平面と平行な、供給部205における液体の流路の断面積より小さい。また、振動発生部203は、供給部205の流路内においてタンク204よりプレート201の供給口に近い位置に配置される。これにより、振動発生部203が発生させた振動が液体中を伝搬する際に振動が減衰することが抑制され、基板101上の異物350に強い振動を伝え、異物350に作用する力を大きくすることで、効果的に異物350を除去することができる。
次に本実施例における変形例2について説明する。なお、ここで言及しない事項は、本実施例の前述の説明に従い得る。変形例2においては、振動発生部203の形状を変更することにより、さらに基板101上の異物350に効果的に力を作用させることができる。図8は、変形例2に係るクリーニング部119を示した図である。なお、図8において、タンク204、循環装置221、回収部202は図示が省略されている。振動発生部203の基板101に近い側の形状を平面形状ではなく円錐形状にしている。一般に平面形状を有する振動発生部から発生した振動の粗密波は平面波となり定在波となりやすい。定在波となった振動は、振動発生部203と異物350との位置関係によっては異物350に力を作用させることができない可能性がある。そこで、振動発生部203の先端形状を円錐形状にすることにより、液体中を伝搬する振動の粗密波を平面波ではなく球面波とすることができる。球面波による振動は、異物350の振動発生部203と異物350との位置関係によらずに異物350に力を作用させることができ、効果的に異物350を除去することができる。
次に本実施例における変形例3について説明する。なお、ここで言及しない事項は、本実施例の前述の説明に従い得る。図9は変形例3に係るクリーニング部119を示した図である。なお、図9において、タンク204、循環装置221は図示が省略されている。変形例3に係るクリーニング部119では、図9に示すように、振動発生部203がプレート201の対向面において、供給口と回収口との間に配置される。よって、振動発生部203のXY平面上の断面積は、距離Rの2乗した値よりも小さくすれば良い。例えば、振動発生部203のXY平面と平行な断面積は、距離Rを2.5mmとすると6.25mm2より小さい面積とすることができ、距離Rを7.5mmとすると56.25mm2より小さい面積とすることができる。
次に本実施例における変形例4について説明する。なお、ここで言及しない事項は、本実施例の前述の説明に従い得る。図10は変形例4に係るクリーニング部119を示した図である。なお、図10において、タンク204、循環装置221は図示が省略されている。変形例3に係るクリーニング部119では、動発生部203がプレート201の対向面において、供給口と回収口との間に配置される。図10の例では、振動発生部203をプレート201の対向面の中央部に配置して、プレート201の対向面において、振動発生部203の両側に供給口と回収口を配置する。つまり、振動発生部203の位置に対して+X軸方向の位置に供給口を配置して、-X軸方向の位置に回収口を配置する。また、変形例3と同様に振動発生部203のXY平面上の断面積は、距離Rの2乗した値よりも小さくする。
次に本実施例における変形例5について説明する。なお、ここで言及しない事項は、本実施例の前述の説明に従い得る。図11、及び図12は変形例5に係るクリーニング部119を示した図である。なお、図11、及び図12において、タンク204、循環装置221は図示が省略されている。変形例5においては、プレート201の対向面の中央部に回収口と供給口を兼用する供給回収口を配置する。また、供給回収口には液体を供給、及び回収するための流路251が接続される。また、流路251内に液体の流れる方向を変更するための三方弁254が配置され、三方弁254が配置された位置において、供給部205に接続する流路と回収部202に接続する流路とに分かれている。また、振動発生部203は変形例1と同様にプレート201の供給回収口に近い位置に配置される。
インプリント装置を用いて形成した硬化物のパターンは、各種物品の少なくとも一部に恒久的に、或いは各種物品を製造する際に一時的に、用いられる。物品とは、電気回路素子、光学素子、MEMS、記録素子、センサ、或いは、型等である。電気回路素子としては、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ、MRAMのような、揮発性或いは不揮発性の半導体メモリや、LSI、CCD、イメージセンサ、FPGAのような半導体素子等が挙げられる。型としては、インプリント用のモールド等が挙げられる。
Claims (17)
- 型を用いて基板上の組成物を成形する成形装置であって、
基板を保持して移動するステージと、
供給部によって供給された液体を前記基板上に導く供給口と、前記基板上に供給された前記液体を回収部に向かって導く回収口とが設けられ、前記基板と対向する対向面を有する対向部と、
前記液体に接触した状態で前記液体に振動を印加する振動発生部と、を備えており、
前記対向面と平行な面における前記振動発生部の断面積は、前記対向面の面積よりも小さく、
前記供給部は前記基板上に供給される前記液体が流れる流路を有し、前記振動発生部は前記流路内に配置され、
前記対向面と平行な面における前記振動発生部の断面積は、前記対向面に平行な、前記流路の断面積よりも小さい、ことを特徴とする成形装置。 - 前記液体を貯蔵するタンクを有し、前記振動発生部は前記タンクの内部に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の成形装置。
- 前記振動発生部は前記対向面に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の成形装置。
- 前記対向部に設けられた1つの穴が、前記供給口と前記回収口とを兼ねるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の成形装置。
- 前記振動発生部は前記対向面において前記供給口と前記回収口の間に配置されることを特徴とする、請求項3に記載の成形装置。
- 型を用いて基板上の組成物を成形する成形装置であって、
基板を保持して移動するステージと、
供給部によって供給された液体を前記基板上に導く供給口と、前記基板上に供給された前記液体を回収部に向かって導く回収口とが設けられ、前記基板と対向する対向面を有する対向部と、
前記供給口から前記基板上に供給され前記回収口から回収される前記液体の流路内に配置され、前記液体に接触した状態で前記液体に振動を印加する振動発生部と、を備えており、
前記対向面と平行な面における前記振動発生部の断面積は、前記対向面と平行な面における前記流路の断面積よりも小さく、
前記対向部に設けられた1つの穴が、前記供給口と前記回収口とを兼ねるように構成されていることを特徴とする成形装置。 - 前記流路内に前記液体の流れる方向を変更する弁を有し、前記振動発生部は前記弁より前記供給部から遠い位置に配置されることを特徴とする、請求項6に記載の成形装置。
- 型を用いて基板上の組成物を成形する成形装置であって、
基板を保持して移動するステージと、
供給部によって供給された液体を前記基板上に導く供給口と、前記基板上に供給された前記液体を回収部に向かって導く回収口とが設けられ、前記基板と対向する対向面を有する対向部と、
前記液体に接触した状態で前記液体に振動を印加する振動発生部と、を備えており、
前記対向面と平行な面における前記振動発生部の断面積は、前記対向面の面積よりも小さく、
前記対向部に設けられた1つの穴が、前記供給口と前記回収口とを兼ねるように構成されていることを特徴とする成形装置。 - 型を用いて基板上の組成物を成形する成形装置であって、
基板を保持して移動するステージと、
供給部によって供給された液体を前記基板上に導く供給口と、前記基板上に供給された前記液体を回収部に向かって導く回収口とが設けられ、前記基板と対向する対向面を有する対向部と、
前記供給口から前記基板上に供給され前記回収口から回収される前記液体の流路内に配置され、前記液体に接触した状態で前記液体に振動を印加する振動発生部と、を備えており、
前記対向面と平行な面における前記振動発生部の断面積は、前記対向面と平行な面における前記流路の断面積よりも小さく、
前記流路内に前記液体の流れる方向を変更する弁を有し、前記振動発生部は前記弁より前記供給部から遠い位置に配置されることを特徴とする成形装置。 - 前記ステージに保持された前記基板上の異物を検出する異物検出部を有し、前記異物検出部により検出された前記異物の位置に基づいて、前記ステージは検出された前記異物が前記基板上に供給された液体に接触するように前記基板を移動することを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の成形装置。
- 前記液体は前記異物の位置を中心とした領域に供給されることを特徴とする、請求項10に記載の成形装置。
- 前記振動発生部の形状は円錐形状を含むことを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の成形装置。
- 前記供給部が供給する前記液体は、純水、水素水、酸素水、オゾン水、ナノバブル水のうちのいずれかを含むことを特徴とする、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の成形装置。
- 前記ステージは前記基板を保持する保持部を有し、前記保持部に付着した異物を除去することを特徴とする、請求項1乃至13のいずれか1項に記載の成形装置。
- 前記成形装置は、型のパターンを組成物に接触させることにより組成物のパターンを形成することを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至14のうち何れか1項に記載の成形装置。
- 前記成形装置は、型の平面部を組成物に接触させることにより組成物を平坦にすることを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至14のうち何れか1項に記載の成形装置。
- 請求項15又は16に記載の成形装置を用いて前記液体に接触した状態で前記液体に振動を印加することにより前記基板上の異物を除去した後に組成物を基板に形成する工程と、
前記工程で前記組成物が形成された前記基板を処理する工程と、
処理された前記基板から物品を製造する工程と、
を有することを特徴とする物品の製造方法。
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