JP6643022B2 - インプリント装置、インプリント方法、異物検出方法および物品製造方法 - Google Patents

インプリント装置、インプリント方法、異物検出方法および物品製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、異物を推定するインプリント装置、インプリント方法、異物検出方法および物品製造方法に関する。
半導体デバイスの微細化の要求が進み、従来のフォトリソグラフィ技術に加え、モールド(型)と基板上の未硬化樹脂とを互いに接触させて、モールドに形成された微細な凹凸パターンに対応する樹脂のパターンを基板上に形成する微細加工技術が存在する。この技術はインプリント技術とも呼ばれ、基板上に微細な構造体を形成することができる。例えば、インプリント技術の一つとして、光硬化法がある。この光硬化法は、まず、基板上のショット領域(インプリント領域)に紫外線硬化樹脂(インプリント樹脂)を塗布する。次に、この樹脂(未硬化樹脂)とモールドとを互いに押し付ける。そして、紫外線を照射して樹脂を硬化させたうえで離型することにより、樹脂のパターンが基板上に形成される。インプリント技術では基板と型との間に異物が存在しているとパターン欠陥やモールド破損の原因になる。特許文献1には、モールドとインプリント材とを接触させる際に、ショット領域を画像観察することでモールドと基板の間に異物が挟まれているかを検査する方法が開示されている。
特開2015−056589号公報
ここで、特許文献1に開示されたインプリント装置における異物を検査する方法は、モールドと基板の間に異物が挟まれていることを検出することができ、パターン欠陥が発生している場所を求めることができる。しかし、モールドをインプリント材から引き離した後に、モールドと基板の間に挟まれた異物がモールドに付着しているか、基板上のインプリント材に付着しているか、判別することができない。そのため、モールドに異物が付着したまま次のショット領域にパターンを形成すると、再びパターン欠陥が発生する。また、モールドに異物が付着したまま、モールドと基板上のインプリント材を接触させるとモールドが破損する恐れがある。そのため、モールドに異物が付着している場合は、モールドに付着した異物の除去や異物が付着したモールドを交換しなければならない。一方で、異物が基板上のインプリント材に付着していれば、モールドに付着した異物の除去やモールドを交換しなくてもよい。
本発明のインプリント装置は、型を用いて基板上にインプリント材のパターンを形成するインプリント装置であって、前記基板上のインプリント材と前記型が接触した状態で、前記基板と前記型に挟まれた領域を撮像する第1撮像部と、前記基板上のインプリント材と前記型が離れた状態で、前記インプリント材を前記第1撮像部よりも高い解像度で撮像する第2撮像部と、前記第1撮像部の撮像結果に基づいて前記基板と前記型に挟まれた異物の場所を検出し、該検出した場所に対応する前記基板上の場所にあるインプリント材を前記第2撮像部により撮像した結果に基づいて、前記型に異物が付着しているか否かを検出する検出部と、を有することを特徴とする。
モールドと基板に挟まれた異物を検出し、異物がモールドに付着しているか否かを効率良く検出するインプリント装置を提供することができる。
第1実施形態のインプリント装置を示した図である。 第1実施形態の第1撮像部における撮像結果を示した図である。 第1撮像部における撮像結果から異物の座標を示した図である。 第1実施形態の第2撮像部における異物検出を示した図である。 第2実施形態の第3撮像部における異物検出を示した図である。 第1実施形態の異物検出方法を示したフローチャートである。 第2実施形態の異物検出方法を示したフローチャートである。 第3実施形態の異物検出方法を示したフローチャートである。
以下に、本発明の好ましい実施形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係るインプリント装置100について説明する。図1は、インプリント装置100の構成を示す概略図である。インプリント装置100は、基板1上に供給された未硬化の樹脂(インプリント材)とモールド11(型)を接触させた状態でインプリント材を硬化させる。さらにインプリント装置100は、硬化したインプリント材からモールド11を離型(剥離)することで基板1の上にインプリント材のパターンを形成(転写)する。以下、基板1上にインプリント材を供給し、モールド11を用いて基板1上にインプリント材のパターンが形成される一連の動作を「インプリント処理」と称する。インプリント装置は、このインプリント処理を繰り返すことによって基板1上の複数のショット領域にパターンを形成することができる。
基板1は搬送ハンドなどを含む基板搬送部16によってインプリント装置100の外部から搬入され、基板チャック2に保持される。基板チャック2を保持した基板ステージ3(基板保持部)はベース定盤4に載置され、基板1をX軸方向およびY軸方向の所定の位置に位置決めするためにベース定盤4上を移動する。ここでは、モールド11と基板1上のインプリント材を接触させる方向をZ軸とし、Z軸に垂直な平面内に互いに直交する方向をX軸とY軸とする。
モールド11はモールドチャック12に保持され、基板1上のインプリント材に転写されるパターンを表面(基板1に対向する面)に有する。モールド11を保持したモールドチャック12はモールドステージ13に載置され、モールド11をZ軸方向に移動させることができる。モールドステージ13は、モールドチャック12に保持されたモールド11を基板1上のインプリント材に接触させたり、硬化したインプリント材から引き離したりすることができる。さらに、モールドステージ13は、モールド11のZ軸回りの傾きを補正する機能を備えていてもよい。モールドチャック12とモールドステージ13は、光源7(硬化部)から照射される光を通過させる開口(不図示)を有する。またモールドチャック12(またはモールドステージ13)にはモールド11の押し付け力(押印力)を検出するためのロードセル(力センサ)が配置されていてもよい。
インプリント装置100には、アライメントスコープ8(マーク検出部)を備える。アライメントスコープ8は、基板1に形成されたアライメントマークとモールド11に形成されたアライメントマークを検出する。アライメントスコープ8には、アライメントマークを検出するための光学系および撮像系を有する。アライメントスコープ8は、モールド11を介して基板1に形成されたアライメントマークや、基板ステージ3に形成された基準マーク(不図示)を検出することができるため、TTM(スルー・ザ・モールド)アライメントスコープと呼ばれる。アライメントスコープ8は、ショット領域毎に基板のアライメントマークとモールドのアライメントマークとの相対位置を計測し、その計測結果に基づく基板と型の位置ずれを補正する、所謂ダイバイダイ方式のアライメントに使用される。
インプリント装置100には、供給部9(ディスペンサ)を備える。供給部9は、基板1にインプリント材を供給する。供給部9は基板1の表面にインプリント材(光硬化樹脂)を吐出する吐出口(ノズル)を含むディスペンサヘッドで構成され、基板1上の複数のショット領域のそれぞれにインプリント材を供給(塗布)することができる。供給部9は、たとえばピエゾジェット方式やマイクロソレノイド方式などを採用し、基板1上に1pL(ピコリットル)程度の非常に微小な容積のインプリント材を供給することができる。また、供給部9を構成するディスペンサヘッドはシングルノズルであってもよいし、ノズルの数が100を超えるリニアノズルアレイ、さらにいくつかのリニアノズルアレイを配置した構成であってもよい。
インプリント装置100には、アライメントスコープ10(第2撮像部)を備える。アライメントスコープ10はアライメント棚17に載置され、モールド11を介さずに基板上のショット領域に形成されたアライメントマークを計測することができる。インプリント装置100は、アライメントスコープ10で複数のショット領域に形成されたアライメントマークを検出して、基板上のショット領域の配列を決定するグローバルアライメント処理を行ってもよい。
インプリント装置100には、カメラ6(第1撮像部)を備える。カメラ6は、モールド11が基板1上のインプリント材と接触する様子が検出できる位置に配置される。カメラ6は少なくとも基板1のショット領域の大きさ以上の領域を撮像することができる撮像部である。カメラ6は基板1上に塗布されたインプリント材がモールド11によって押し広げられる様子を撮像することにより、インプリント材がモールド11のパターンに充填される様子を観察する。カメラ6の視野は例えば36mm×43mmなどであり、一度のインプリント処理でパターンを形成することができるパターン全領域(ショット領域)を観察できる。カメラの画素数は2500×2000ピクセルであるとすると、1画素あたりの画素分解能(解像度)は17μm/pix(ピクセル)である。
インプリント装置100には、制御部200を備える。制御部200は、CPUやメモリなどを含み、インプリント装置100の全体(動作)を制御する。第1実施形態のインプリント装置100の制御部200は、カメラ6(第1撮像部)が撮像したモールド11と基板1上のインプリント材との接触時の画像により、基板1とモールド11の間に挟まれた異物を検出することができる。
次に、インプリント装置100の制御部200による基板1とモールド11の間に挟まれた異物を検出する方法を図2(a)〜図2(e)を用いて説明する。以下、基板1とモールド11の間に挟まれる異物を検出する一連の動作を「異物検出処理」と称する。
図2(a)は、基板1上に供給されたインプリント材とモールド11が接触している状態で、ショット領域を撮像した基準画像300を示す。基準画像300は、基板1とモールド11との間に異物が挟まれていない状態で、カメラ6が撮像した結果を示し、予め制御部200に保存されている。
インプリント処理の対象となる基板1は、基板搬送部16によりインプリント装置100内に搬入され、基板チャック2により保持される。図2(b)は搬入された基板1に供給部9によって基板1上にインプリント材が供給された後、モールド11とインプリント材を接触させた状態でカメラ6が撮像した画像301を示す。
図2(c)の画像302は、図2(b)の画像301と図2(a)の基準画像300の差分を示している。図2(b)の画像301は図2(a)の基準画像300と略一致しているため、図2(a)の基準画像300と図2(b)の画像301の差分をとった画像302は何も検出されない。そのため、基板1とモールド11との間には異物が挟まれていないと判断(推定)される。
一方、図2(d)は搬入された基板1に供給部9によって基板1上にインプリント材が供給された後、モールド11とインプリント材を接触させた状態でカメラ6が撮像した画像303を示す。画像303は、図2(b)に示したショット領域とは異なるショット領域においてカメラ6が撮像した画像を示す。
図2(e)の画像304は、図2(d)の画像303と図2(a)の基準画像300の差分を示している。図2(e)の画像304からは、差分305が検出される。画像図2(a)の差分をとった画像が図2(e)であり、画像の差分305が検出される。つまり、この差分305は、基板1上のインプリント材とモールド11を接触させた状態でカメラ6が撮像した画像303が基準画像300と異なっていることがわかる。つまり、画像304で検出された差分305が、基板1とモールド11との間に異物が挟まれていると推定される。また、差分305が検出されたショット領域は異物によってパターン欠陥が発生している可能性がある。
異物の大きさは、カメラ6の撮像素子が解像できる異物の大きさよりも小さいものが多く、カメラ6で異物を直接検出することができない。しかし、基板1とモールド11に異物が挟まれていると、実際の異物の大きさよりも広い範囲でモールドが歪むため、解像度が小さいカメラ6でも差分305を異物の場所として検出することができる。このように、差分305の検出により異物によるパターン欠陥が発生しているか否かを判断することができる。また、画像304の差分305の位置から異物の場所を求めることができる。このテンプレートの画像(基準画像300)と、検査する画像(画像301、画像303)を比較することで異物の検出を行う方法はテンプレートマッチング方法と呼ばれることもある。
このように、基準画像300とカメラ6が撮像した画像を比較することで基板1とモールド11との間に異物が挟まれていることや、異物の場所を検出することができる。しかし、インプリント材を硬化させた後、硬化したインプリント材から型を引き離す(離型する)と、基板1とモールド11の間に挟まれていた異物が基板上に付着しているのか、モールド11に付着しているのか判別することができない。モールド11に異物が付着していると、次のショット領域にインプリント処理を行うと同じように基板1とモールド11の間に異物が挟まれて、パターン欠陥が発生する恐れがある。上述したように、基板1上のショット領域をカメラ6で直接撮像しても、異物は検出することができない。モールド11をカメラ6で直接撮像しても同様である。
そのため、基板1とモールド11の間に挟まれた異物が基板上のインプリント材か、モールド11の何れかに付着しているかを検出するには、カメラ6よりも高解像度の検出器を使用する必要がある。高解像度の検出器を使用すれば、異物を直接検出することができるが、高解像度の検出器はカメラ6と比較して狭い範囲しか検出することができず、ショット領域全面を計測すると異物検出に時間を要するため生産性が低下する。
そこで、第1実施形態のインプリント装置は、カメラ6で撮像した画像303から基板1とモールド11の間に挟まれた異物の場所を求め、基板上のその場所をインプリント処理の後にアライメントスコープ10(第2撮像部)で異物が付着しているかを検出する。
図3を用いてカメラ6で撮像した画像からアライメントスコープ10で基板上のインプリント材を撮像する領域(座標)を求める方法を説明する。
図2で説明した異物の検出方法と同様に、基板上のインプリント材とモールド11とが接触した状態でカメラ6が撮像した画像と基準画像との差分の画像400により、ショット領域内に差分401を検出することができる。ショット領域内の差分401(異物)の位置(座標)はカメラ6の撮像素子のピクセル位置に基づいて求めることができる。また、モールド11とインプリント材を接触させる前に、または、接触させる動作と同時に、基板1とモールド11の位置合わせが行われている。そのため、基板1の面内におけるショット領域の座標は制御部200で求めることができる。これらのショット領域の座標情報、およびショット領域内での差分401の位置情報から、基板1上における異物の位置情報(座標情報)を求めることができる。
モールド11をインプリント材から引き離した後、制御部200は基板内の差分401の位置情報に基づいて、検出された差分401の位置を含む領域がアライメントスコープ10の検出領域402内に入るように基板ステージ3を駆動する。アライメントスコープ10は、インプリント装置内の決まった場所に配置されている。アライメントスコープ10はモールド11が配置されている位置(インプリント位置)から、ある決まったオフセットを持っており、制御部200はインプリント位置にオフセットを加算した位置に基板ステージ3を駆動させる。この駆動により、差分401が検出された位置を含む基板上の領域をアライメントスコープ10により異物403の有無を詳細に観察することができる。
差分401の位置情報と検出領域402を求めない方法では、高倍率のアライメントスコープ10でショット領域内の全てにおいて異物検査する必要がある。例えば、検出領域(視野)が500×300μm程度のアライメントスコープ10を用いて26×33mmのショット領域を異物検査する場合を考える。このときのアライメントスコープ10の画素数は1400×1000ピクセルであるとすると、1画素あたりの画素分解能(解像度)は0.3μm/pix(ピクセル)である。このようにアライメントスコープ10の解像度は、カメラ6の解像度より高い。しかし、アライメントスコープ10の検出領域(視野)の5000倍以上の領域を検査することになるため、異物検査に多くの時間を要してしまう。
図4(a)〜(e)はアライメントスコープ10による異物検査の結果、異物403が基板(インプリント材14)に付着しているのか、モールド11に付着しているのかを判別する方法を説明している。図4は基板1上のインプリント材14とモールド11の側面図である。
図4(a)は基板1上のインプリント材14がモールド11と接触している様子を示している。基板1とモールド11の間に異物403が挟まれている状態を示している。この状態でカメラ6がショット領域を撮像すると異物403を含む領域が差分401として検出できる。
図4(b)はインプリント材14を硬化させた後、硬化したインプリント材14からモールド11を引き離した状態を示している。図4(c)に示すように、基板1をアライメントスコープ10の検出領域に移動させる。図4(c)は制御部200により異物が含まれる領域をアライメントスコープ10が観察できる位置に、基板ステージ3を移動させたときの様子を示している。図4(c)に示されている異物403は硬化したインプリント材14に取り込まれるように付着している。カメラ6よりも高解像度のアライメントスコープ10を用いて基板上を観察するため、異物403を検出することができる。このため、モールド11には異物が付着していないと判定することができる。
図4(d)はインプリント材14を硬化させた後、硬化したインプリント材14からモールド11を引き離した状態を示している。図4(e)に示すように、基板1をアライメントスコープ10の検出領域に移動させる。図4(e)は制御部200により異物が挟まれていた領域をアライメントスコープ10が観察できる位置に、基板ステージ3を移動させたときの様子を示している。図4(e)に示したインプリント材14には異物403が付着していない。カメラ6よりも高解像度のアライメントスコープ10を用いて基板上を観察しても、異物403は観察されない。このため、基板1とモールド11に挟まれた異物403はモールド11に付着していると判定することができる。
図6を用いて第1実施形態の異物検出方法について説明する。図6は異物403が基板1(インプリント材14)に付着しているのか、モールド11に付着しているのかを判別するフローチャートを示している。図6は、基板1上のインプリント材とモールド11を接触させてインプリント材がモールド11の凹凸パターンに充填される様子をカメラ6で観察し、異物403が基板1とモールド11に挟まれていることを検出した後の処理工程を示している。インプリント材とモールド11が接触した後に撮像された結果と基準画像との差分を求めた結果を用いてもよい。
S1でカメラ6により基板1とモールド11の間に異物が挟まれていることを検出した後、S2でカメラ6の画像と基板上のショット領域の位置に基づいて、基板面内の異物の座標を求める。その後、光源7から照射されたエネルギー線(紫外光)によりインプリント材を硬化させ(露光処理)、モールド11を硬化したインプリント材から引き離す(離型)。
基板1とモールド11との間に異物が挟まれていることを発見した場合、露光処理はモールド11へのダメージを防ぐためインプリント材を硬化させない、あるいは光量を調整して完全にインプリント材を硬化させなくてもよい。
モールド11がインプリント材から引き離された後、アライメントスコープ10で基板1を観察するために、基板ステージ3が移動する(S3)。S2で求めた基板面内の異物の座標に基づき、異物の座標位置をアライメントスコープ10の検出領域内で観察できる位置に移動する。基板ステージ3の移動が終了すると、アライメントスコープ10で基板1上を観察する。アライメントスコープ10はカメラ6より検出領域は狭いが、高倍率の観察系を持ち、基板1上の異物の有無を観察することができる(S4)。
アライメントスコープ10で基板1上の異物検出を行った結果、基板上に異物が付着している場合(S4でYES)、図4(c)の異物が基板に付着している状態と推定される(S5)。モールド11に異物が付着していないと推定して、インプリント処理を続ける判定をしてもよい。一方で、アライメントスコープ10で基板1上の異物検出を行った結果、基板上に異物が検出されなかった場合(S4でNO)、図4(d)、(e)の異物がモールドに付着している状態と推定される(S6)。
S6で異物がモールドに付着していると推定された場合、そのモールドを次のインプリント領域のインプリント材に接触させてインプリント処理を行うと、前のショット領域と同様に基板1とモールド11の間に挟まれた異物が検出される。異物が基板1とモールド11の間に挟まれた状態でインプリント処理を行うと、正常なパターン転写がされずに生産性が落ちてしまう。また基板1もしくはモールド11のどちらかあるいは両方にダメージを与えてしまう。
そのため、異物がモールド11に付着していると推定された場合(S6)は次のショット領域にインプリント処理を継続せずに異物をモールドから除去するためにモールドを洗浄したり、モールドと交換したりするなどの異物対策を行う。異物が基板1(インプリント材)に付着していると推定された場合(S5)、モールド11は次のショット領域のインプリント処理に用いてもよいため、インプリント処理は継続される。モールド11に異物が付着していないと推定された場合であっても、カメラ6で異物が観察された後のショット領域において異物の影響が無くなっていることを確認するために、アライメントスコープ10で基板1を観察してもよい。つまり、後のショット領域において、カメラ6による観察で異物が検出されなくても、アライメントスコープ10による基板1の観察を行ってもよい。
カメラ6による異物検出の際は、異物が基板1上かモールド11のどちらに付着した場合でも、異物を検出したショット領域の情報を保存したり、インプリント装置外に通知したりする。基板1とモールド11の間に異物が検出された時点で基板上に形成されたパターンに欠陥が含まれているためである。アライメントスコープ10により異物がモールドに付着していること、あるいは基板上に付着していることを検出した検出結果も、異物の位置情報など付着した異物の情報が記憶されたり、インプリント装置外に通知したりする。基板上に付着した異物の情報は、その基板に対して再インプリント処理が施される場合や、後工程で行われるエッチング処理の条件を切り替えたりするなどの判断に使われる。
このように、パターンが形成された後のインプリント材の異物を含む領域をアライメントスコープ10で異物が付着しているか否かを検出することで、モールド11に異物が付着しているか否かを推定することができる。
(第2実施形態)
第1実施形態ではモールド11を硬化したインプリント材14から引き離した後、アライメントスコープ10を用いて基板上のインプリント材14を観察するインプリント装置について説明した。
第2実施形態ではモールド11を硬化したインプリント材14から引き離した後、モールドスコープ15(第3撮像部)を用いてモールド11を観察するインプリント装置について説明する。モールドスコープ15は、図1に示すように基板ステージ3(基板保持部)に設けられ、モールド11に形成されたパターン部を観察する型検出部である。図5(a)〜(c)はモールドスコープ15(型検出部)による異物検査の結果、異物403が基板(インプリント材14)に付着しているのか、モールド11に付着しているのか否かを判別する方法を説明している。図5は基板1上のインプリント材14とモールド11の側面図である。
図5(a)は基板1上にインプリント材14がモールド11と接触している様子を示している。基板1とモールド11の間に異物403が挟まれている状態を示している。第1実施形態と同じく、この状態でカメラ6がショット領域を撮像すると異物403を含む領域が差分401として検出できる。
図5(b)はインプリント材14を硬化させた後、硬化したインプリント材14からモールド11を引き離した状態を示している。図5(c)に示すように、モールド11をモールドスコープ15の検出領域に移動させる。または、モールドスコープ15を移動させてモールド11を観察するようにしてもよい。図5(c)は制御部200により異物が挟まれていた領域をモールドスコープ15が観察できる位置に、モールド11とモールドスコープ15を相対的に移動させて位置を合わせたときの様子を示している。図5(c)に示されている異物403はモールド11に付着している。
モールドスコープ15はカメラ6よりも高解像度の撮像部であり、撮像領域はカメラ6よりも狭い。カメラ6よりも高解像度のアライメントスコープ10を用いて基板上を観察するため、異物403を検出することができる。このため、基板1とモールド11に挟まれた異物403はモールド11に付着していると判定(推定)することができる。
モールドスコープ15は、図1に示すように基板ステージ3に固定されており、基板ステージ3を駆動させることで異物403を含む領域に位置合わせされる。また、基板ステージに固定される代わりにモールドスコープ15に駆動部が設けられ、モールドスコープ15が直接移動することによって異物403を含む領域に位置合わせされてもよい。さらに、モールドスコープ15の代わりに、基板1に形成されたアライメントマークとモールド11に形成されたアライメントマークを検出するアライメントスコープ8を用いてモールド11を観察するようにしても良い。この場合、モールド11に対してアライメントスコープ8を移動させてモールド11に異物が付着しているか否かを検出する。
このように、カメラ6の撮像結果から得られた差分401(異物403)の座標に基づき、モールドスコープ15とモールド11を相対的に移動させ、差分401の座標とモールドスコープの検出領域の位置を合わせる。位置合わせ後、モールドスコープ15で異物403が検出されれば異物がモールド11に付着していると推定できる。
図7を用いて第2実施形態の異物検出方法について説明する。図7は異物403が基板1(インプリント材14)に付着しているのか、モールド11に付着しているのかを判別するフローチャートを示している。図7のフローチャートのS11は図6のS1に対応し、S12は図6のS2に対応するため、説明を省略する。
モールド11がインプリント材から引き離された後、モールドスコープ15でモールド11を観察するために、モールド11が移動する(S13)。S12で求めた基板面内の異物の座標に基づき、異物の座標位置をモールドスコープ15の検出領域内で観察できる位置に移動する。S13ではモールド11が移動する代わりにモールドスコープ15が移動してもよく、モールド11とモールドスコープ15が相対的に移動してもよい。モールド11の移動が終了すると、モールドスコープ15でモールド11を観察する。モールドスコープ15はカメラ6より検出領域は狭いが、高倍率の観察系を持ち、モールド11に付着した異物の有無を観察することができる(S14)。
モールドスコープ15でモールド11の異物検出を行った結果、モールド11に異物が付着している場合(S14でYES)、異物がモールドに付着している状態と推定される(S15)。異物がモールド11に付着していると推定された場合(S15)は次のショット領域にインプリント処理を継続せずに異物をモールドから除去するためにモールドを洗浄したり、モールドと交換したりするなどの異物対策を行う。
一方で、モールドスコープ15でモールドの異物検出を行った結果、モールドに異物が検出されなかった場合(S14でNO)、異物が基板上に付着している状態と推定される(S16)。異物が基板1(インプリント材)に付着していると推定された場合(S16)、モールド11は次のショット領域のインプリント処理に用いてもよいため、インプリント処理は継続される。
このように、カメラ6で検出された異物を含む領域をモールドスコープ15で詳細に観察することで、モールド11に異物が付着しているか否かを推定することができる。第2実施形態の異物検出方法は、モールド11のパターンが形成された領域の全てをモールドスコープ15で観察する場合と比べて、短い時間でモールドに付着した異物の有無を判定することができる。
(第3実施形態)
図8を用いて第3実施形態の異物検出方法について説明する。
図6に示した第1実施形態のフローチャートの場合、アライメントスコープ10により異物が検出されなかった場合は異物がモールドに付着していると推定した(図6のS6)。第3実施形態ではアライメントスコープ10による基板の観察に加え、モールドを別の撮像部で観察することで異物がモールドに付着していることを確認する処理が追加されている。図8のフローチャートのS21〜S25はそれぞれ、図6のフローチャートのS1〜S5に対応するため説明を省略する。
アライメントスコープ10により基板上に異物が観察されない場合(S24でNO)、カメラ6による異物を含む領域の座標に基づいて、モールドスコープ15が観察する位置にモールド11を移動させる(S26)。モールド11を移動させる代わりにモールドスコープ15を移動させてもよく、モールド11とモールドスコープ15を相対的に移動してもよい。図8のS26は第2実施形態で説明した図7のS13に対応する。
モールドスコープ15と異物の相対的な位置合わせの後、モールドスコープ15によりモールド11に付着した異物の有無を検査する(S27)。検査の結果、モールド11に異物が付着していると推定された場合(S27でYES)、モールド11から異物を取り除く処理を実施したり、異物の付着していない別のモールドと交換したり異物対策を行う(S28)。モールド11に付着した異物の情報(付着位置など)は、インプリント装置内に保存されたり、インプリント装置外に通知されたりする。異物の情報は、モールドをインプリント装置外の洗浄機で洗浄するための指示に使われたり、洗浄後に異物が除去されているかを確認するために検査機で使われたりする。
モールドスコープ15によりモールド11に異物の付着が検出されなかった場合(S27でNO)、モールド11には異常が無いと判断し、次のショット領域のインプリント処理を継続する(S29)。
このように、パターンが形成された後のインプリント材の異物を含む領域をアライメントスコープ10で検出し、インプリント処理後のモールド11をモールドスコープ15で検出することで、モールド11に異物が付着しているか否かを推定することができる。
図6、図7、図8に示したフローチャートにより基板1上に異物があると推定してインプリント処理を継続した場合でも、カメラ6で同じ位置に連続的に異物を検出した時はモールド11に異物が付着している可能性が高いと判断する。
例えば、カメラ6で異物が観察されると、その座標は直前のインプリント処理におけるカメラ6で観察された異物の座標と比較する。直前のインプリント処理で異物が観察されていなかったり座標が違っていたりする場合は、新しい異物の座標を記録するだけであり、モールドに異物が付着していると判断しない。一方、直前のインプリントにおけるカメラ6の画像から異物が観察されていて、その座標と新たな異物の座標が同じ場合、モールドスコープ15で異物が検出できなかったとしても、モールドに異物が付着していると推定する。連続したショット領域のインプリント処理で検出した異物に対しても、他のケースと同じようにモールドは異物除去のための洗浄が行われたり、異物が付着していない別のモールドと交換したり、継続するインプリントで異物を挟みこまないような対応をする。
上記の何れの実施形態においても、基板上のインプリント材を検出する第2撮像部はアライメントスコープ10を用いる場合について説明したが、異物検出用のスコープをインプリント装置に備えてもよい。
カメラ6(第1撮像部)を用いた検出結果は基準画像との比較した差分の画像を用いた場合について説明したが、特許文献1に記載されているように、型とインプリント材との接触状態を検出して異物の場所を求めてもよい。
(物品の製造方法)
物品としてのデバイス(半導体集積回路素子、液晶表示素子等)の製造方法は、上述したインプリント装置を用いて基板(ウエハ、ガラスプレート、フィルム状基板)にパターンを形成する工程を含む。さらに、該製造方法は、パターンを形成された基板をエッチングする工程を含みうる。なお、パターンドメディア(記録媒体)や光学素子などの他の物品を製造する場合には、該製造方法は、エッチングの代わりに、パターンを形成された基板を加工する他の処理を含みうる。本実施形態の物品製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも一つにおいて有利である。
2 基板チャック
3 基板ステージ
4 ベース定盤
6 カメラ(第1撮像部)
8 アライメントスコープ(第2撮像部)

Claims (14)

  1. 型を用いて基板上にインプリント材のパターンを形成するインプリント装置であって、
    前記基板上のインプリント材と前記型が接触した状態で、前記基板と前記型に挟まれた領域を撮像する第1撮像部と、
    前記基板上のインプリント材と前記型が離れた状態で、前記インプリント材を前記第1撮像部よりも高い解像度で撮像する第2撮像部と、
    前記第1撮像部の撮像結果に基づいて前記基板と前記型に挟まれた異物の場所を検出し、該検出した場所に対応する前記基板上の場所にあるインプリント材を前記第2撮像部により撮像した結果に基づいて、前記型に異物が付着しているか否かを検出する検出部と、
    を有することを特徴とするインプリント装置。
  2. 前記第2撮像部が撮像する領域は、前記第1撮像部が撮像する領域より狭いことを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  3. 前記第2撮像部は、前記第1撮像部により撮像した結果に基づいて前記検出部が検出した異物を含む領域の前記インプリント材を撮像し、
    前記検出部は前記第2撮像部により撮像した結果に基づいて、前記インプリント材に異物が付着しているか否かを検出することを特徴とする請求項1または2に記載のインプリント装置。
  4. 前記第2撮像部は、前記型を介さずに前記基板に形成されたアライメントマークを検出するマーク検出部であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のインプリント装置。
  5. 型を用いて基板上にインプリント材のパターンを形成するインプリント装置であって、
    前記基板上のインプリント材と前記型が接触した状態で、前記基板と前記型に挟まれた領域を撮像する第1撮像部と、
    前記基板上のインプリント材と前記型が離れた状態で、前記型を前記第1撮像部よりも高い解像度で撮像する第2撮像部と、
    前記第1撮像部の撮像結果に基づいて前記基板と前記型に挟まれた異物の場所を検出し、該検出した場所に対応する前記型を前記第2撮像部により撮像した結果に基づいて、前記型に異物が付着しているか否かを検出する検出部と、
    を有することを特徴とするインプリント装置。
  6. 前記第2撮像部が撮像する領域は、前記第1撮像部が撮像する領域より狭いことを特徴とする請求項5に記載のインプリント装置。
  7. 前記第2撮像部は、前記第1撮像部により撮像した結果に基づいて前記検出部が検出した異物を含む領域の前記型を撮像し、
    前記検出部は前記第2撮像部により撮像した結果に基づいて、前記型に異物が付着しているか否かを検出することを特徴とする請求項5または6に記載のインプリント装置。
  8. 前記基板を保持する基板保持部を備え、
    前記第2撮像部は前記基板保持部に設けられていることを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項に記載のインプリント装置。
  9. 前記第2撮像部は、前記型に形成されたアライメントマークと前記基板に形成されたアライメントマークを検出するマーク検出部であることを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項に記載のインプリント装置。
  10. 型を用いて基板上にインプリント材のパターンを形成するインプリント方法であって、前記基板上のインプリント材と前記型が接触した状態で、前記基板と前記型に挟まれた領域を撮像する第1撮像工程と、
    前記基板上のインプリント材と前記型が離れた状態で、前記インプリント材を前記第1撮像工程よりも高い解像度で撮像する第2撮像工程と、
    前記第1撮像工程の撮像結果に基づいて前記基板と前記型に挟まれた異物の場所を検出し、該検出した場所に対応する前記基板上の場所にあるインプリント材を前記第2撮像工程により撮像した結果に基づいて、前記型に異物が付着しているか否かを検出する工程と、
    を有することを特徴とするインプリント方法。
  11. 型を用いて基板上にインプリント材のパターンを形成するインプリント方法であって、前記基板上のインプリント材と前記型が接触した状態で、前記基板と前記型に挟まれた領域を撮像する第1撮像工程と、
    前記基板上のインプリント材と前記型が離れた状態で、前記型を前記第1撮像工程よりも高い解像度で撮像する第2撮像工程と、
    前記第1撮像工程の撮像結果に基づいて前記基板と前記型に挟まれた異物の場所を検出し、該検出した場所に対応する前記型を前記第2撮像工程により撮像した結果に基づいて、前記型に異物が付着しているか否かを検出する工程と、
    を有することを特徴とするインプリント方法。
  12. 基板上の未硬化の樹脂と部材とを互いに接触させた状態で前記未硬化の樹脂を硬化させる装置に用いられる前記部材に付着した異物を検出する異物検出方法であって、
    前記基板上の樹脂と前記部材が接触した状態で、前記基板と前記部材に挟まれた領域を撮像する第1撮像工程と、
    前記基板上の樹脂と前記部材が離れた状態で、前記樹脂を前記第1撮像工程よりも高い解像度で撮像する第2撮像工程と、
    前記第1撮像工程の撮像結果に基づいて前記基板と前記部材に挟まれた異物の場所を検出し、該検出した場所に対応する前記基板上の場所にある樹脂を前記第2撮像工程により撮像した結果に基づいて、前記部材に異物が付着しているか否かを検出する工程と、
    を有することを特徴とする異物検出方法。
  13. 基板上の未硬化の樹脂と部材とを互いに接触させた状態で前記未硬化の樹脂を硬化させる装置に用いられる前記部材に付着した異物を検出する異物検出方法であって、
    前記基板上の樹脂と前記部材が接触した状態で、前記基板と前記部材に挟まれた領域を撮像する第1撮像工程と、
    前記基板上の樹脂と前記部材が離れた状態で、前記部材を前記第1撮像工程よりも高い解像度で撮像する第2撮像工程と、
    前記第1撮像工程の撮像結果に基づいて前記基板と前記部材に挟まれた異物の場所を検出し、該検出した場所に対応する前記部材を前記第2撮像工程により撮像した結果に基づいて、前記部材に異物が付着しているか否かを検出する工程と、
    を有することを特徴とする異物検出方法。
  14. 請求項1乃至9の何れか1項に記載のインプリント装置を用いて、基板上のインプリント材にパターンを形成する工程と、
    インプリント材に形成されたパターンを用いて前記基板を加工する工程と、
    を含むことを特徴とする物品製造方法。
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