JP5002695B2 - 微細加工方法、微細加工装置、および微細加工プログラム - Google Patents

微細加工方法、微細加工装置、および微細加工プログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、微細加工方法、微細加工装置、および微細加工プログラムに関する。
半導体装置の微細化及び高集積化に伴い、フォトリソグラフィ装置の高精度化が要求されている。しかし、数10ナノメートル以下の微細加工を実現するにおいては、フォトリソグラフィ技術では解像度限界が生じている。このため、次世代の微細加工の1つとして、ナノインプリントが注目されている。
ナノインプリントでは、例えば、下地上に液滴状のレジスト(以下、レジストドロップ)を滴下し、凹凸パターンを有するテンプレートを、レジストドロップに押し付け、テンプレートと下地とのあいだに凹凸パターンを有するレジスト層を形成する。
ただし、テンプレートのパターン密度は一般的には一様ではない。また、レジストは通常、有機材料であるため揮発性を有する。このため、下地上においては局所的なレジストドロップの過不足が生じたり、レジストの残膜厚に斑が生じたりする場所が存在してしまう。このため、テンプレートのパターン形状、レジストの揮発量の程度に応じて、レジストドロップに過不足が生じないように制御することが必要である。
従って、ナノインプリントを行う前に、下地上にレジストドロップを如何に適正に配置するかが問題になる。レジストドロップが適正に配置されることにより、高精度の微細加工が実現し得る。
特開2007−320098号公報 米国特許出願公開第2009/0115110号明細書
本発明の実施形態は、高精度の微細加工方法、微細加工装置、および微細加工プログラムを提供する。
実施形態の微細加工方法は、パターン形成面に複数のレジストドロップを2次元状に配置し、凹凸が形成されたテンプレートをそれぞれの前記レジストドロップの上から押し付けて前記パターン形成面にレジストパターンを形成する微細加工方法である。実施形態の微細加工方法は、1つの前記レジストドロップが占める面積よりも小さい複数の第1領域に前記パターン形成面を区分けし、前記第1領域ごとに必要とされるレジスト量を決定するステップと、それぞれの前記レジスト量を足し合わせ、前記パターン形成面全域に必要とされるレジスト総量を決定するステップと、前記レジスト総量を前記レジストドロップの容量で除算し、前記パターン形成面に配置する前記レジストドロップの総数を決定するステップと、前記総数のレジストドロップのそれぞれについて前記パターン形成面における暫定的な位置を決定するステップと、それぞれの前記第1領域を最も近接する前記レジストドロップに振り分け、前記レジストドロップごとに振り分けられた前記第1領域の集団をそれぞれ第2領域とし、前記第2領域ごとに前記パターン形成面を改めて区分けするステップと、前記第2領域ごとに、ひとつの前記レジストドロップの容量を、前記第2領域内に属する前記第1領域のそれぞれについて決定された前記必要とされるレジスト量の合計で除算した値を決定するステップと、を備える。実施形態の微細加工方法は、前記除算した値の前記パターン形成面内における分布が目標とする範囲内にある場合は、すべての前記レジストドロップの位置を確定し、前記除算した値の前記パターン形成面内における分布が前記目標とする範囲内にないときは、前記分布が前記目標とする範囲内に収まるまで、前記レジストドロップの少なくともいずれかの前記位置を変更するステップと、前記区分けするステップと、前記除算した値を決定するステップと、を繰り返す。
実施形態の微細加工装置は、パターン形成面に複数のレジストドロップを2次元状に配置し、凹凸が形成されたテンプレートをそれぞれの前記レジストドロップの上から押し付けて前記パターン形成面にレジストパターンを形成する微細加工において前記パターン形成面における前記複数のレジストドロップの位置を決定する微細加工装置である。実施形態の微細加工装置は、1つの前記レジストドロップが占める面積よりも小さい複数の第1領域に前記パターン形成面を区分けし、前記第1領域ごとに必要とされるレジスト量を決定する決定手段と、それぞれの前記レジスト量を足し合わせ、前記パターン形成面全域に必要とされるレジスト総量を決定する決定手段と、前記レジスト総量を前記レジストドロップの容量で除算し、前記パターン形成面に配置する前記レジストドロップの総数を決定する決定手段と、前記総数のレジストドロップのそれぞれについて前記パターン形成面における暫定的な位置を決定する決定手段と、それぞれの前記第1領域を最も近接する前記レジストドロップに振り分け、前記レジストドロップごとに振り分けられた前記第1領域の集団をそれぞれ第2領域とし、前記第2領域ごとに前記パターン形成面を改めて区分けする区分け手段と、前記第2領域ごとに、ひとつの前記レジストドロップの容量を、前記第2領域内に属する前記第1領域のそれぞれについて決定された前記必要とされるレジスト量の合計で除算した値を決定する決定手段と、を備える。実施形態の微細加工装置は、前記除算した値の前記パターン形成面内における分布が目標とする範囲内にある場合は、すべての前記レジストドロップの位置を確定し、前記除算した値の前記パターン形成面内における分布が前記目標とする範囲内にないときは、前記分布が前記目標とする範囲内に収まるまで、前記レジストドロップの少なくともいずれかの前記位置を変更する変更し、前記区分け手段と、前記除算した値を決定する決定手段と、を繰り返す繰り返し手段と、を備える。
実施形態の微細加工プログラムは、コンピュータに、1つのレジストドロップが占める面積よりも小さい複数の第1領域にパターン形成面を区分けし、前記第1領域ごとに必要とされるレジスト量を決定するステップと、それぞれの前記レジスト量を足し合わせ、前記パターン形成面全域に必要とされるレジスト総量を決定するステップと、前記レジスト総量を前記レジストドロップの容量で除算し、前記パターン形成面に配置する前記レジストドロップの総数を決定するステップと、前記総数のレジストドロップのそれぞれについて前記パターン形成面における暫定的な位置を決定するステップと、それぞれの前記第1領域を最も近接する前記レジストドロップに振り分け、前記レジストドロップごとに振り分けられた前記第1領域の集団をそれぞれ第2領域とし、前記第2領域ごとに前記パターン形成面を改めて区分けするステップと、 前記第2領域ごとに、ひとつの前記レジストドロップの容量を、前記第2領域内に属する前記第1領域のそれぞれについて決定された前記必要とされるレジスト量の合計で除算した値を決定するステップと、前記除算した値の前記パターン形成面内における分布が目標とする範囲内にある場合は、すべての前記レジストドロップの位置を確定し、前記除算した値の前記パターン形成面内における分布が前記目標とする範囲内にないときは、前記分布が前記目標とする範囲内に収まるまで、前記レジストドロップの少なくともいずれかの前記位置を変更するステップと、前記区分けするステップと、前記除算した値を決定するステップと、を繰り返すことを実行させる。
本実施の形態に係る微細加工方法の概要を説明するフローチャート図である。 本実施の形態に係る微細加工過程を説明する要部断面模式図である。 本実施の形態に係る微細加工過程を説明する要部断面模式図である。 パターンの平面形状を説明する図である。 レジストドロップの揮発量分布を説明する立体図である。 レジストドロップの入力値と供給量との換算を示す図である。 レジスト総量を決定するフローを模式的に説明する図である。 レジストドロップの初期配置を説明する図であり、(a)は、不等間隔の矩形領域を形成する図、(b)は、不等間隔の第1領域にレジストドロップを配置する図である。 各レジストドロップに最近接する領域の振り分けを説明するための図である。 レジストドロップの配置更新のフローを説明するフローチャート図である。 レジストドロップの配置更新の概略図である。 微細加工装置のブロック構成図である。
以下、図面を参照しつつ、本実施の形態について説明する。本実施の形態は、例えばナノインプリントによるレジストドロップの微細加工に関するものである。
図1は、本実施の形態に係る微細加工方法の概要を説明するフローチャート図である。図1には、主にレジストドロップ配置の適正化法の概要が示されている。
本実施の形態に係るナノインプリントにおいては、基板等の下地の上に、例えば、インクジェット法で液滴状のレジストドロップを2次元状に複数配置した後、それぞれのレジストドロップの上から、凹凸が形成されたテンプレートを押しつけて、下地上にナノメートルオーダのマスクパターンを形成する。レジストドロップの供給量は、電子デバイスのパターン設計等を考慮して決定される。
まず、1つのレジストドロップが占める面積よりも小さい複数の第1領域にパターン形成面を区分けし、第1領域ごとに必要とされるレジスト量を決定する(ステップS10)。
次に、それぞれの第1領域のレジスト量を足し合わせ、パターン形成面全域に必要とされるレジスト総量を決定する(ステップS20)。
次に、レジスト総量をレジストドロップの容量で除算し、パターン形成面に配置するレジストドロップの総数を決定する(ステップS30)。
次に、上記総数のレジストドロップのそれぞれについて、パターン形成面における暫定的な位置を決定する(ステップS40)。
ここで、それぞれのレジストドロップに関し、最初の暫定的位置を決めることを、本実施の形態では、レジストドロップの「初期配置」と呼称する。
この初期配置では、それぞれのレジストドロップの位置が所定の距離を隔てて決定される。例えば、各レジストドロップを等間隔で配置してもよく、最終配置に近い状態で配置してもよい。
次に、それぞれの第1領域を最も近接するレジストドロップに振り分け、レジストドロップごとに振り分けられた第1領域の集団(第1領域の集まり)をそれぞれ第2領域とし、第2領域ごとにパターン形成面を改めて区分けする(ステップS50)。
次に、第2領域ごとに、ひとつのレジストドロップの容量を、第2領域内に属する第1領域のそれぞれについて決定された必要とされるレジスト量の合計で除算した値(評価値)を決定する(ステップS60)。この除算した値を本実施の形態では、「評価値」と呼称する。
次に、パターン形成面内における除算した値(評価値)の分布が目標とする範囲内にあるか否かを判断する(ステップS70)。
すなわち、第2領域ごとに、レジストドロップの容量が不足しているか、過多であるかの判断を行う。この判断を本実施の形態では、「危険点評価」と呼称する。
例えば、レジストドロップの容量が不足している第2領域では、テンプレートのパターン凹部にレジストドロップの未充填が生じる可能性がある。逆に、レジストドロップの容量が過多の場合は、レジストの残膜厚(定義については、後述する。)が厚くなる可能性がある。除算した値(評価値)の分布が目標とする範囲内に収まっているか否かの指標として、例えば、評価値の最大値と最小値との差、評価値と「1」との差の絶対値の最大値、標準偏差等を用いる。
次に、除算した値(評価値)のパターン形成面内における分布が目標とする範囲内にある場合は、すべてのレジストドロップの位置を確定させる(ステップS80)。これにより、本フローが終了する。
除算した値(評価値)のパターン形成面内における分布が目標とする範囲内にないときは、その分布が目標とする範囲内に収まるまで、レジストドロップの少なくともいずれかの位置を変更する(ステップS90)。
この位置の変更をレジストドロップの「配置更新」と呼称する。配置更新では、各レジストドロップの少なくともいずれかの位置が変更される。そして、区分けするステップ(ステップS50)に戻り、区分けするステップ(ステップS50)と、除算した値(評価値)を決定するステップ(ステップS60)と、を繰り返す。
すなわち、ステップS50→ステップS60→ステップS70→ステップS90のルーチンが目標の範囲に収まるまで繰り返される。
このルーチン中、パターン形成面と、テンプレートとのあいだの全レジストドロップの総量については、例えば、不変とする。すなわち、ルーチン中では、それぞれのレジストドロップの位置のみが変更される。
ルーチンの動作中、パターン形成面内における評価値の分布が目標の範囲内に収まったときは、全てのレジストドロップの位置が確定する(ステップS80)。
このようなフローによって、それぞれのレジストドロップがパターン形成面の上に適正に配置される。
ステップS80によって、それぞれのレジストドロップ20dの位置が確定された後には、次に説明するパターン加工が施される。レジストドロップがパターン加工される過程について以下に説明する。
図2および図3は、本実施の形態に係る微細加工過程を説明する要部断面模式図である。 まず、図2(a)に示すように、半導体層表面、半導体ウェーハ表面等の下地10の上に、それぞれのレジストドロップ20dが例えばインクジェット法によって配置される。1個のレジストドロップ20dの容量は、例えば、1pl(ピコリットル)〜6plの範囲に設定されている。この段階でのレジストドロップ20dは、液滴状である。レジストドロップ20dは、例えば、アクリル系の光硬化性樹脂であり、UV光を照射すると硬化する。レジストドロップ20dは、1回のショットによって下地10の上に滴下してもよく、1回以上のショットによって下地10の上に滴下してもよい。
次に、図2(b)に示すように、下地10の主面に、テンプレート30を対向させる。下地10に対向するテンプレート面には、凸部30tおよび凹部30cを含むパターンが形成されている。凹部30cの底面30bからの凸部30tの高さを「パターン高さ」と定義する。パターン高さは、例えば、60nmである。テンプレート30の材質は、例えば、石英(SiO)である。
次に、図2(c)に示すように、テンプレート30を下地10側に降下し、それぞれのレジストドロップ20dにテンプレート30の凹凸パターンを押し付ける。
テンプレート30によって押し付けられた各レジストドロップ20dは、下地10上で3次元的に変形し、下地10上にテンプレート30のパターンが転写される。この状態を、図3(a)に示す。
テンプレート30と下地10とのあいだに、表面が凹凸状に変形したレジスト層20が形成される。レジスト層20には、テンプレート30を介してUV光が照射される。これにより、レジスト層20は、光硬化する。
次に、図3(b)に示すように、テンプレート30をレジスト層20から離す。これにより、レジスト層20の表面が露出する。レジスト層20には、凸部20tおよび凹部20cが形成されている。
レジスト層20の凹部20cの底面20bからの凸部20tの高さは、「パターン高さ」に対応している。また、レジスト層20の底面20bと、下地10の表面とのあいだのレジスト層20の厚みを「残膜厚」と定義する。残膜厚は、例えば、15nmである。
次に、図3(b)に示すように、パターニングされたレジスト層20にドライエッチング処理を施す。これにより、レジスト層20の凸部20tの膜減りが生じる。一方、凹部20cにおいては、底面20bがエッチング加工される。その結果、ライン・スペース状のマスクパターン20pが下地10の上に形成される。このような過程によって、レジストにナノインプリントが施される。
なお、以上のようにナノインプリント技術に基づいて形成されたレジストパターンは、半導体装置等、電子デバイスの製造を行う過程で用いることができる。例えば、前述のようにして形成されたレジストパターンについては、その後、そのレジストパターンをマスクにして、ドライエッチング技術等の所定の方法を用い、そのレジストパターンの下層に位置するシリコン材料等の被加工膜(所謂、下地層)を加工(例えば、パターンの形成等)することができる。本実施の形態では、例えば、その被加工膜は、前述のパターン形成面に対応させることができる。
次に、図1に例示した各ステップの具体的手段について説明する。
最初に、ステップS10〜ステップS40に係る具体的な手順について説明する。
まず、ステップS10〜ステップS20のフローにおいて、パターン形成面25全域に必要とされるレジスト総量は、次に説明する第1入力データ、第2入力データ、第3入力データ、および第4入力データから決定される。
第1入力データとは、例えば、テンプレート30のパターン高さ、および必要な残膜厚である。
第2入力データとは、例えば、テンプレート30によってパターン形成面に形成されるパターンの疎密分布(または、パターンの被覆率分布)である。パターンが疎であるか密であるかは、パターン被覆率の高低よって決定される。パターン被覆率とは、パターン形成面25の単位面積において、マスクパターン20pがパターン形成面25を被覆する割合である。
第2入力データとしては、テンプレート30のパターンの疎密分布を選択してもよい。パターン形成面に形成されるパターンの疎密分布と、テンプレート30のパターンの疎密分布とは、実質的に同じだからである。以下では、パターン形成面に形成されるパターンの疎密分布を用いて説明する。
例えば、図4は、パターンの平面形状を説明する図である。図4(a)には、パターンの平面模式図が示され、図4(b)には、パターン密度の算出方法が示されている。
図4(a)に示すように、パターン形成面25内には、マスクパターン20pが複数形成される。パターン形成面25の縦横寸法は、テンプレート30のパターン形成面の縦横寸法に対応している。パターン形成面25内において、マスクパターン20pが密集している部分ほど、マスクパターン20pの密度は高くなる。
具体的には、マスクパターン20pの密度は、図4(b)に示すように算出される。
まず、パターン形成面25の始点26から、始点26に対向するパターン形成面25の短辺25aにまで、パターン形成面25の短辺25aに平行な第1ライン25−1に沿ってマスクパターン20pの密度を求める。次に、第1ライン25−1に隣接する第2ライン25−2に沿って、パターン形成面25の始点26が属される短辺25aから、対向する長辺25bにまで、マスクパターン20pの密度を求める。この繰り返し走査を、始点26から第Xライン25−Xの終点27まで実行する。これにより、パターン形成面25内のマスクパターン20pの疎密分布(被覆率分布)が求められる。
第3入力データとは、例えば、レジストドロップの揮発量分布である。
図5は、レジストドロップの揮発量分布を説明する立体図である。
図5(a)には、パターン形成面25内に分布されたレジストドロップが揮発した後の膜厚分布が立体的に示されている。
ナノインプリント中には、テンプレート30の端ほどレジストドロップが揮発し易い。従って、レジストドロップが揮発した後においては、図5(a)に示すように、中央部よりも端のほうがレジストドロップの膜厚が薄くなる可能性がある。
図5(b)には、図5(a)の結果に基づき、パターン形成面25内のレジストドロップ分布を補正したレジストドロップの膜厚分布が立体的に示されている。上述したように、テンプレート30の端ほどレジストドロップが揮発し易いので、図5(b)に示すように、パターン形成面25の端ほどレジストの容量が多くなるようにレジスト総量を調整する。
これら第1〜第3入データは、パターン形成面25内のパターンデータ(GDS)を例えば、5μm×5μmの第1領域毎に区切って算出する。
第4入力データとは、例えば、レジストドロップの容量の補正量である。
図6は、レジストドロップの入力値と供給量との換算を示す図である。
図6の横軸は、レジストドロップ20dの入力値(指示値)であり、縦軸は、レジストドロップ20dが実際に供給される供給量である。レジストドロップ20dの入力値と、レジストドロップ20dの供給量とがずれている場合は、図6に示す換算結果を用いてレジスト総量を補正する。
レジスト総量を決定するフローをブロック図を用いてまとめると、図7のようになる。各ブロックの横の長さは、例えば、パターン形成面25の長手方向の長さに対応している。
ブロック10a−1は、第1入力データ(パターン高さ、残膜厚)、第2入力データ(パターンの疎密分布)から算出されたレジスト総量を表している。
ブロック10a−2は、第3入力データ(レジストドロップの揮発量分布)を表している。
ブロック10a−3は、ブロック10a−1を、第3入力データ(ブロック10a−2)によって補正したレジスト総量を表している。すなわち、ブロックの端ほど、レジストドロップ量が大きくなる。
ブロック10a−4は、ブロック10a−3を、第4入力データ(レジストドロップ量の補正量)によって補正したレジスト総量を表している。
レジスト総量が適正に決定されたら、レジスト総量をレジストドロップ20dの容量(供給量)で除算し、パターン形成面25内に分布させるに必要なレジストドロップ20dの総数を決定する(ステップS30)。
次に、必要なレジストドロップ20dの数が算出された後、それぞれのレジストドロップ20dの暫定的な位置を決定する(ステップS40)。
ここで、レジストドロップ20dの暫定的な位置を初めて決定する初期配置の方法について説明する。
図8は、レジストドロップの初期配置を説明する図であり、(a)は、不等間隔の矩形領域を形成する図、(b)は、不等間隔の第1領域にレジストドロップを配置する図である。
まず、図8(a)に示すように、レジストドロップ20dの初期配置を行う前に、パターン形成面25を縦横が不等間隔の矩形領域28で区分する。
例えば、パターン形成面25の長辺25bが延びる方向をX方向(第1の方向)、短辺25aが延びる方向をY方向(第2の方向)とした場合、パターン形成面25をX方向に不等間隔に区分けする線、およびY方向に不等間隔に区分けする線によって分割する。これにより、それぞれの線によって囲まれた矩形領域28が形成する。比較的パターン密度が大きい矩形領域28の面積は、比較的パターン密度が小さい矩形領域28の面積よりも小さくする。すなわち、矩形領域28の面積が大きくなるほど、パターン被覆率は低くなる。
なお、X方向に区分けされたパターン形成面25の各領域のレジストドロップの容量の合計、またはY方向に区分けされたパターン形成面25の各領域のレジストドロップの容量の合計は、等しい。
図8(b)に示すように、それぞれの矩形領域28には、例えば、1個のレジストドロップ20dが配置される。それぞれの矩形領域28内においては、マスクパターン20pの分布があるため、それぞれのレジストドロップ20dを各矩形領域28の重心に配置する。矩形領域28の重心とは、矩形領域28のパターン被覆率を重みに変換した場合、その重みが均衡する点である。これにより、レジストドロップ20dの初期配置が終了する。
次に、ステップS50〜ステップS70のフローについて具体的に説明する。
図9は、各レジストドロップに最近接する領域の振り分けを説明するための図である。
図9には、パターン形成面25が予め、5μm×5μmの第1領域40毎に区分けされた状態が示されている。そして、パターン形成面25内に、初期配置によって複数のレジストドロップ20dが分布された状態が示されている。
それぞれの第1領域40を最も近接するレジストドロップ20dに振り分け、レジストドロップ20dごとに振り分けられた第1領域40の集団をそれぞれ第2領域45とする。
すなわち、第2領域45ごとにパターン形成面25を改めて区分けする(ステップS50)。
例えば、第1領域40の中、第1領域40−1は、矢印Aで示されたレジストドロップ20d−1に最近接している。従って、第1領域40−1は、レジストドロップ20d−1に最近接する第2領域(最近接領域)45−1に属すとする。
一方、第1領域40−2は、レジストドロップ20d−1ではなく、矢印Bで示されたレジストドロップ20d−2に最近接している。従って、第1領域40−2は、レジストドロップ20d−2に最近接する第2領域45−2に属すとする。また、第1領域40−3は、矢印Cで示されたレジストドロップ20d−3に最近接している。従って、第1領域40−3は、レジストドロップ20d−3に最近接する第2領域45−3に属すとする。 このように、第1領域40が最も近接するレジストドロップ20dごとに、それぞれの第1領域40を振り分ける。パターン形成面25内の第1領域40の全てについて、このような振り分けを行う。
次に、振り分けられた第2領域45ごとのレジストドロップの容量を評価する。例えば、第2領域45ごとの評価値を決定する(ステップS60)。評価値とは、次の(1)式で表される。

評価値=(ひとつのレジストドロップの容量)/(第2領域45内に属する第1領域40それぞれについて決定された必要とされるレジスト量の合計)・・・(1)

ここで、「ひとつのレジストドロップの容量」とは、各第2領域40に存在しているそれぞれのレジストドロップ20dに相当する。
また、「第2領域45内に属する第1領域40それぞれについて決定された必要とされるレジスト量の合計」は、任意の第2領域45に属す各第1領域に必要とされるレジスト量のそれぞれを、その第2領域45において足し合わせた値である。本実施の形態では、各第2領域45における評価値を算出する。
各第2領域の評価値は、それぞれが「1」に近似するほど望ましい。評価値が「1」より大きいと、その第2領域においては、レジストドロップの容量が過多になり、残膜厚が狙い値よりも厚くなる可能性がある。また、評価値が「1」より小さいと、その第2領域においては、レジストドロップの容量が過少になり、テンプレート30のパターン凹部にレジストドロップの未充填が生じたり、残膜厚が狙いよりも薄くなる可能性がある。
次に、この評価値のパターン形成面における分布が目標とする範囲内にあるか否かを判断する(ステップS70)。
続いて、評価値のパターン形成面における分布が目標とする範囲内にない場合、次に説明するレジストドロップ20dの配置更新を行う。
特に、レジストドロップ20dの初期配置の直後では、各第2領域の評価値が「1」に近似しているとは限らない。従って、レジストドロップ20dの配置更新を行い、各第2領域の評価値を「1」に近似させる。
次に、ステップS90に係るレジストドロップ20dの配置更新について説明する。
図10は、レジストドロップの配置更新のフローを説明するフローチャート図である。
このフローチャート図と、以下に示す図とを用いて、ステップS90に係るレジストドロップ20dの配置更新について説明する。
図11は、レジストドロップの配置更新の概略図である。
先ず、それぞれのレジストドロップ20dの中、変更の対象であるレジストドロップを選択する(ステップS90a)。
例えば、図中のレジストドロップ20d−1を選択する。さらに、レジストドロップ20d−1に最も近接する少なくとも1つの別のレジストドロップを選択する(ステップS90b)。
例えば、レジストドロップ20d−1に最も近接する2つのレジストドロップを選択する場合は、図中のレジストドロップ20d−2と、レジストドロップ20d−3とが選択される。それぞれのレジストドロップが所属する第2領域45−1、第2領域45−2、および第2領域45−3については、既に評価値が決定されている。
次に、第2領域45−1、第2領域45−2、および第2領域45−3のそれぞれの評価値を例えば、重みに換算し、換算されたそれぞれの重みに基づく重心50を決定する(ステップS90c)。
重心50とは、それぞれの評価値を重みに変換した場合、それぞれの重みが均衡する点である。図には、重みの程度が円柱の高さによって表示されている。すなわち、第2領域45−1における評価値が最も高く、第2領域45−3における評価値が最も低い例が示されている。従って、重心50は、レジストドロップ20d−1、20d−2、20d−3の各中心点を頂点とする三角形の図心から反れ、レジストドロップ20d−1側に寄っている。
次に、重心50を図心(図形の中心)とする多角形を形成する。例えば、配置更新の対象をレジストドロップ20d−1とする場合は、重心50を図心として、レジストドロップ20d−1以外のレジストドロップ20d−2、レジストドロップ20d−3のそれぞれの位置を頂点に含む多角形を決定する(ステップS90d)。
図11では、多角形としては、三角形が例示されている。この三角形では、レジストドロップ20d−2、20d−3のそれぞれの中心点を2つの頂点としている。残りの頂点は、重心50を図心として、図中の頂点55が決定される。
次に、レジストドロップ20d−1の中心点から頂点55にまでベクトル線56を引く。ついで、ベクトル線56のr(r<1)倍の移動ベクトル線57を決定する。そして、レジストドロップ20d−1を、多角形の頂点55に向かって移動させる。例えば、移動ベクトル線57に沿って、レジストドロップ20d−1を移動させる(ステップS90e)。「r」は、多角形として三角形を描いた場合、1/10以上、1/2以下である。配置更新については、全てのレジストドロップ20dの少なくとも1つについて実施する。
この後、図1に示すステップS50に戻り、ステップS60に移行した後、パターン形成面25内における各評価値の分布が目標の範囲にあるか否かの判断を再び行う(ステップS70)。
パターン形成面25内における各評価値の分布が目標の範囲内に収まったにときは、全てのレジストドロップ20dの位置を確定させる(ステップS80)。
この後、図2および図3で例示したナノインプリントを行えば、テンプレート30のパターン凹部にレジストドロップ20dの未充填が生じることはなく、均一な厚みの残膜厚が下地10上に形成される。すなわち、本実施の形態によれば、パターン形成面25内のレジストドロップ20dの配置が適正化され、高精度の微細加工が実現する。
なお、上述した例では、レジストドロップ20d−1に最近接するレジストドロップとして、2つのレジストドロップを選択する例を示した。レジストドロップ20d−1に最近接するレジストドロップの選択数については、1つでもよく、3つ以上でもよい。
次に、本実施の形態に係る微細加工装置について説明する。
図12は、微細加工装置のブロック構成図である。
微細加工装置100は、パターン形成面に複数のレジストドロップ20dを2次元状に配置し、凹凸が形成されたテンプレート30をそれぞれのレジストドロップ20dの上から押し付けてパターン形成面25にレジストパターンを形成する微細加工においてパターン形成面における前記複数のレジストドロップの位置を決定する微細加工装置である。
微細加工装置100は、演算部110と、記憶部120と、塗布部130とを備え、図1〜図11を用いて説明した微細加工方法をコンピュータによって自動的に実施することができる。演算部110と、記憶部120と、塗布部130とは、それぞれがオンラインで接続されている。演算部110と、記憶部120と、塗布部130は、それぞれが独立ではなく、微細加工装置100のCPU(Central Processing Unit)により管理されている。
演算部110は、1つのレジストドロップ20dが占める面積よりも小さい複数の第1領域40にパターン形成面25を区分けし、第1領域40ごとに必要とされるレジスト量を決定する決定手段110aを備える。
演算部110は、それぞれのレジスト量を足し合わせ、パターン形成面25全域に必要とされるレジスト総量を決定する決定手段110bを備える。
演算部110は、レジスト総量をレジストドロップ20dの容量で除算し、パターン形成面25に配置するレジストドロップ20dの総数を決定する決定手段110cを備える。
演算部110は、前記総数のレジストドロップ20dのそれぞれについてパターン形成面25における暫定的な位置を決定する決定手段110dを備える。
演算部110は、それぞれの第1領域40を最も近接するレジストドロップ20dに振り分け、レジストドロップ20dごとに振り分けられた第1領域40の集団をそれぞれ第2領域45とし、第2領域45ごとにパターン形成面25を改めて区分けする区分け手段110eを備える。
演算部110は、第2領域45ごとに、ひとつのレジストドロップの容量を、第2領域45内に属する第1領域40のそれぞれについて決定された必要とされるレジスト量の合計で除算した値を決定する決定手段110fを備える。
演算部110は、除算した値のパターン形成面25内における分布が目標とする範囲内にある場合は、すべてのレジストドロップ20dの位置を確定し、除算した値のパターン形成面25内における分布が目標とする範囲内にないときは、この分布が目標とする範囲内に収まるまで、レジストドロップ20dの少なくともいずれかの位置を変更する変更し、区分け手段110eと、除算した値を決定する決定手段110fと、を繰り返す繰り返し手段110gを備える。
暫定的な位置を決定する決定手段110dは、パターン形成面25をX方向(図8参照)に不等間隔に区分けする線、およびパターン形成面25をX方向に垂直なY方向に不等間隔に区分けする線によって囲まれたそれぞれの矩形領域28内にレジストドロップ20dを位置させることができる。
レジストドロップ20dの位置を変更する変更する手順は、図11に例示されたフローに従う。
微細加工装置100は、レジストドロップ20dの位置が確定されたのち、パターン形成面25に複数のレジストドロップ20dを2次元状に塗布する塗布手段(塗布部130)をさらに備える。
例えば、塗布部130は、図2に示したように、ノズル(図示しない)からレジストドロップ20dを下地10上に供給することができる。
記憶部120には、コンピュータに、図1、図7および図10を用いて例示したフローを実行させる微細加工プログラムが格納されている。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて複合させることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 下地
10a ブロック
20 レジスト層
20b 底面
20c 凹部
20d レジストドロップ
20p マスクパターン
20t 凸部
25 パターン形成面
25a 短辺
25b 長辺
26 始点
27 終点
28 矩形領域
30 テンプレート
30b 底面
30c 凹部
30t 凸部
40 第1領域
45 第2領域
50 重心
55 頂点
56 ベクトル線
57 移動ベクトル線
100 微細加工装置
110 演算部
120 記憶部
130 塗布部

Claims (10)

  1. パターン形成面に複数のレジストドロップを2次元状に配置し、凹凸が形成されたテンプレートをそれぞれの前記レジストドロップの上から押し付けて前記パターン形成面にレジストパターンを形成する微細加工方法であって、
    1つの前記レジストドロップが占める面積よりも小さい複数の第1領域に前記パターン形成面を区分けし、前記第1領域ごとに必要とされるレジスト量を決定するステップと、
    それぞれの前記レジスト量を足し合わせ、前記パターン形成面全域に必要とされるレジスト総量を決定するステップと、
    前記レジスト総量を前記レジストドロップの容量で除算し、前記パターン形成面に配置する前記レジストドロップの総数を決定するステップと、
    前記総数のレジストドロップのそれぞれについて前記パターン形成面における暫定的な位置を決定するステップと、
    それぞれの前記第1領域を最も近接する前記レジストドロップに振り分け、前記レジストドロップごとに振り分けられた前記第1領域の集団をそれぞれ第2領域とし、前記第2領域ごとに前記パターン形成面を改めて区分けするステップと、
    前記第2領域ごとに、ひとつの前記レジストドロップの容量を、前記第2領域内に属する前記第1領域のそれぞれについて決定された前記必要とされるレジスト量の合計で除算した値を決定するステップと、
    前記除算した値の前記パターン形成面内における分布が目標とする範囲内にある場合は、すべての前記レジストドロップの位置を確定し、
    前記除算した値の前記パターン形成面内における分布が前記目標とする範囲内にないときは、前記分布が前記目標とする範囲内に収まるまで、前記レジストドロップの少なくともいずれかの前記位置を変更するステップと、前記区分けするステップと、前記除算した値を決定するステップと、を繰り返すことを特徴とする微細加工方法。
  2. 前記暫定的な位置を決定するステップにおいては、
    前記パターン形成面を第1方向に不等間隔に区分けする線、および前記パターン形成面を前記第1方向に垂直な第2方向に不等間隔に区分けする線によって囲まれたそれぞれの矩形領域内に前記レジストドロップを位置させることを特徴とする請求項1記載の微細加工方法。
  3. 前記矩形領域の面積が大きくなるほど、前記パターン形成面のパターン被覆率が低くなることを特徴とする請求項2記載の微細加工方法。
  4. 前記位置を変更するステップにおいては、
    変更の対象である前記レジストドロップに最も近接する少なくとも1つの別のレジストドロップを選択し、
    前記レジストドロップが所属する前記第2領域において決定された前記除算した値、および前記別のレジストドロップが所属する前記第2領域において決定された前記除算した値を重みに換算し、換算されたそれぞれの前記重みから、前記レジストドロップと前記別のレジストドロップとの重心を決定し、
    前記重心を図心として、前記別のレジストドロップの位置を頂点に含む多角形を形成し、
    前記レジストドロップを、前記別のレジストドロップの位置を除く前記多角形の頂点に向かって移動させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の微細加工方法。
  5. 前記レジストドロップの位置を確定したのち、前記パターン形成面に複数の前記レジストドロップを2次元状に配置し、前記テンプレートをそれぞれの前記レジストドロップの上からに押し付けることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の微細加工方法。
  6. パターン形成面に複数のレジストドロップを2次元状に配置し、凹凸が形成されたテンプレートをそれぞれの前記レジストドロップの上から押し付けて前記パターン形成面にレジストパターンを形成する微細加工において前記パターン形成面における前記複数のレジストドロップの位置を決定する微細加工装置であって、
    1つの前記レジストドロップが占める面積よりも小さい複数の第1領域に前記パターン形成面を区分けし、前記第1領域ごとに必要とされるレジスト量を決定する決定手段と、
    それぞれの前記レジスト量を足し合わせ、前記パターン形成面全域に必要とされるレジスト総量を決定する決定手段と、
    前記レジスト総量を前記レジストドロップの容量で除算し、前記パターン形成面に配置する前記レジストドロップの総数を決定する決定手段と、
    前記総数のレジストドロップのそれぞれについて前記パターン形成面における暫定的な位置を決定する決定手段と、
    それぞれの前記第1領域を最も近接する前記レジストドロップに振り分け、前記レジストドロップごとに振り分けられた前記第1領域の集団をそれぞれ第2領域とし、前記第2領域ごとに前記パターン形成面を改めて区分けする区分け手段と、
    前記第2領域ごとに、ひとつの前記レジストドロップの容量を、前記第2領域内に属する前記第1領域のそれぞれについて決定された前記必要とされるレジスト量の合計で除算した値を決定する決定手段と、
    前記除算した値の前記パターン形成面内における分布が目標とする範囲内にある場合は、すべての前記レジストドロップの位置を確定し、
    前記除算した値の前記パターン形成面内における分布が前記目標とする範囲内にないときは、前記分布が前記目標とする範囲内に収まるまで、前記レジストドロップの少なくともいずれかの前記位置を変更する変更し、前記区分け手段と、前記除算した値を決定する決定手段と、を繰り返す繰り返し手段と、
    を備えたことを特徴とする微細加工装置。
  7. 前記暫定的な位置を決定する前記決定手段は、前記パターン形成面を第1方向に不等間隔に区分けする線、および前記パターン形成面を前記第1方向に垂直な第2方向に不等間隔に区分けする線によって囲まれたそれぞれの矩形領域内に前記レジストドロップを位置させることを特徴とする請求項6記載の微細加工装置。
  8. 前記位置を変更する変更する手順は、
    変更の対象である前記レジストドロップに最も近接する少なくとも1つの別のレジストドロップを選択し、
    前記レジストドロップが所属する前記第2領域において決定された前記除算した値、および前記別のレジストドロップが所属する前記第2領域において決定された前記除算した値を重みに換算し、換算されたそれぞれの前記重みから、前記レジストドロップと前記別のレジストドロップとの重心を決定し、
    前記重心を図心として、前記別のレジストドロップの位置を頂点に含む多角形を形成し、
    前記レジストドロップを、前記別のレジストドロップの位置を除く前記多角形の頂点に向かって移動させることを特徴とする請求項6または7に記載の微細加工装置。
  9. 前記レジストドロップの位置を確定したのち、前記パターン形成面に複数の前記レジストドロップを2次元状に塗布する塗布手段をさらに備えたことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1つに記載の微細加工装置。
  10. コンピュータに、
    1つのレジストドロップが占める面積よりも小さい複数の第1領域にパターン形成面を区分けし、前記第1領域ごとに必要とされるレジスト量を決定するステップと、
    それぞれの前記レジスト量を足し合わせ、前記パターン形成面全域に必要とされるレジスト総量を決定するステップと、
    前記レジスト総量を前記レジストドロップの容量で除算し、前記パターン形成面に配置する前記レジストドロップの総数を決定するステップと、
    前記総数のレジストドロップのそれぞれについて前記パターン形成面における暫定的な位置を決定するステップと、
    それぞれの前記第1領域を最も近接する前記レジストドロップに振り分け、前記レジストドロップごとに振り分けられた前記第1領域の集団をそれぞれ第2領域とし、前記第2領域ごとに前記パターン形成面を改めて区分けするステップと、
    前記第2領域ごとに、ひとつの前記レジストドロップの容量を、前記第2領域内に属する前記第1領域のそれぞれについて決定された前記必要とされるレジスト量の合計で除算した値を決定するステップと、
    前記除算した値の前記パターン形成面内における分布が目標とする範囲内にある場合は、すべての前記レジストドロップの位置を確定し、
    前記除算した値の前記パターン形成面内における分布が前記目標とする範囲内にないときは、前記分布が前記目標とする範囲内に収まるまで、前記レジストドロップの少なくともいずれかの前記位置を変更するステップと、前記区分けするステップと、前記除算した値を決定するステップと、を繰り返すことを実行させることを特徴とする微細加工プログラム。
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