JP5582375B2 - 感熱転写記録媒体 - Google Patents
感熱転写記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5582375B2 JP5582375B2 JP2013535890A JP2013535890A JP5582375B2 JP 5582375 B2 JP5582375 B2 JP 5582375B2 JP 2013535890 A JP2013535890 A JP 2013535890A JP 2013535890 A JP2013535890 A JP 2013535890A JP 5582375 B2 JP5582375 B2 JP 5582375B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal transfer
- recording medium
- transfer recording
- layer
- dye
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/392—Additives, other than colour forming substances, dyes or pigments, e.g. sensitisers, transfer promoting agents
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/385—Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the transferable dyes or pigments
- B41M5/3852—Anthraquinone or naphthoquinone dyes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/40—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
- B41M5/42—Intermediate, backcoat, or covering layers
- B41M5/44—Intermediate, backcoat, or covering layers characterised by the macromolecular compounds
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M2205/00—Printing methods or features related to printing methods; Location or type of the layers
- B41M2205/02—Dye diffusion thermal transfer printing (D2T2)
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M2205/00—Printing methods or features related to printing methods; Location or type of the layers
- B41M2205/30—Thermal donors, e.g. thermal ribbons
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M2205/00—Printing methods or features related to printing methods; Location or type of the layers
- B41M2205/34—Both sides of a layer or material are treated, e.g. coated
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M2205/00—Printing methods or features related to printing methods; Location or type of the layers
- B41M2205/36—Backcoats; Back layers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M2205/00—Printing methods or features related to printing methods; Location or type of the layers
- B41M2205/38—Intermediate layers; Layers between substrate and imaging layer
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/38207—Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by aspects not provided for in groups B41M5/385 - B41M5/395
- B41M5/38214—Structural details, e.g. multilayer systems
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
(I)高速印画時における転写感度が高く、すなわち、染料層に使用する染料を低減することでコストダウンの効果が大きく、また、印画における異常転写を防止することができる感熱転写記録媒体を提供すること
(II)高速印画時における転写感度が高く、すなわち、染料層に使用する染料を低減することでコストダウンの効果が大きく、また、印画における異常転写および熱や圧力等の影響により発生する印画シワを十分に防止することができる感熱転写記録媒体を提供すること
(III)高速印画時における転写感度が高く、すなわち、染料層に使用する染料を低減することでコストダウンの効果が大きく、また、印画における異常転写を防止することができ、しかも水系受容層が形成された熱転写受像シートに熱転写によって画像を形成した際に、高濃度部で発生する濃淡ムラを改善することができる感熱転写記録媒体を提供すること
(IV)高速印画時における転写感度が低濃度部および高濃度部ともに高く、すなわち、染料層に使用する染料を低減することでコストダウンの効果が大きく、また、印画における異常転写および印画の際に生じる熱や圧力等の影響により発生するシワを防止することができる感熱転写記録媒体を提供すること
(V)高速印画時における転写感度が高く、すなわち、染料層に使用する染料を低減することでコストダウンの効果が大きく、しかも水系受容層が形成された熱転写受像シートに熱転写によって画像を形成した際に、高濃度部乃至中濃度部で発生する水系受容層と染料層との貼り付きと、中濃度部で発生する染料層の異常転写との双方を改善することができる感熱転写記録媒体を提供すること
を目的とするものである。
基材10としては、熱転写における熱圧で軟化変形しない耐熱性と強度が必要とされ、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリプロピレン、セロファン、アセテート、ポリカーボネート、ポリサルフォン、ポリイミド、ポリビニルアルコール、芳香族ポリアミド、アラミド、ポリスチレン等の合成樹脂のフィルム、およびコンデンサー紙、パラフィン紙などの紙類等を単独で、または組み合わされた複合体として使用可能である。中でも、物性面、加工性、コスト面などを考慮するとポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましい。また、その厚さは、操作性、加工性を考慮し、2μm以上、50μm以下の範囲のものが使用可能であるが、転写適性や加工性等のハンドリング性を考慮すると、2μm以上、9μm以下程度のものが好ましい。
基材10としては、前記感熱転写記録媒体Iを構成する基材10と同様のものを用いることができる。また、基材10においては、耐熱滑性層40または/および下引き層20を形成する面に、前記感熱転写記録媒体Iと同様にして、接着処理を施すことも可能である。
基材10としては、前記感熱転写記録媒体Iを構成する基材10と同様のものを用いることができる。また、基材10においては、耐熱滑性層40または/および下引き層20を形成する面に、前記感熱転写記録媒体Iと同様にして、接着処理を施すことも可能である。
前記基材には、中空粒子と接着成分(水系バインダー)とを含む水系中空粒子層が形成される。熱転写方式の印画は、サーマルヘッドからの加熱により行われ、サーマルヘッドと受像シートの基材との良好な密着性が要求される。水系中空粒子層が形成された基材は、クッション性を有するので、サーマルヘッドとの密着性が向上し、印画の際により均一な画像を得ることが可能である。
基材に形成された水系中空粒子層の上に、水系バインダーと離型剤とを含む水系受容層が形成される。該水系バインダーとしては、染料に対する親和性が高く、染料染着性の良好な染着性樹脂を好適に使用することができる。
前記水系中空粒子層および水系受容層には、一般の塗被紙製造において使用される濡れ剤、分散剤、増粘剤、消泡剤、着色剤、帯電防止剤、防腐剤等の各種助剤を適宜添加することができる。水系中空粒子層および水系受容層は、例えば、バーコーター、グラビアコーター、コンマコーター、ブレードコーター、エアーナイフコーター、ゲートロールコーター、ダイコーター、カーテンコーター、スライドビードコーター等の公知のコーターを使用して、所定の塗布液を各層ごとに、あるいは2層以上を同時に塗工、乾燥して形成することができる。
基材10としては、前記感熱転写記録媒体Iを構成する基材10と同様のものを用いることができる。また、基材10においては、耐熱滑性層40または/および下引き層20を形成する面に、前記感熱転写記録媒体Iと同様にして、接着処理を施すことも可能である。
基材10としては、前記感熱転写記録媒体Iを構成する基材10と同様のものを用いることができる。また、基材10においては、耐熱滑性層40または/および下引き層20を形成する面に、前記感熱転写記録媒体Iと同様にして、接着処理を施すことも可能である。
<耐熱滑性層付き基材の作製>
基材として、厚さ4.5μmの片面易接着処理済ポリエチレンテレフタレートフィルムを使用し、その非易接着処理面に、下記組成の耐熱滑性層形成用塗布液を、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が0.5g/m2になるように塗布し、100℃で1分間乾燥することで耐熱滑性層付き基材を得た。
シリコン変性アクリル樹脂(東亜合成(株)製US−350)50.0部
メチルエチルケトン 50.0部
攪拌機、温度計、窒素導入菅、還流冷却器を備えた反応容器中に、酢酸ビニル100部およびメタノール10部を仕込み、窒素ガスをバブリング、脱気し、還流状態になるまで昇温した後、20分間還流させてから、対酢酸ビニルでアゾビスイソブチロニトリルを0.3モル%添加した。次いで、20時間重合させた後、冷却して重合を停止し、ポリ酢酸ビニルのメタノール溶液を得た。重合率は95%であった。次いで、連続脱モノマー塔で該メタノール溶液中の残存モノマー量が0.06%になるまでモノマーを追い出し、メタノールを添加してポリ酢酸ビニル濃度を50%に調整してから、対酢酸ビニルモノマー単位で5ミリモルの水酸化ナトリウムをメタノール溶液で加えて、40℃で90分間ケン化を行った。析出したケン化物を酢酸により中和した後、生成したポリビニルアルコール系樹脂組成物を濾別し、メタノールでよく洗浄して熱風乾燥機中で乾燥し、目的のポリビニルアルコールを得た。得られたポリビニルアルコールは、ケン化度94モル%、平均重合度2200であった。また、ケン化の途中で溶液を抜き取ることにより、ケン化度88モル%、平均重合度2200のポリビニルアルコールを得た。
得られた各ポリビニルアルコール15.0部を90℃の熱水85.0部中に溶解させ、ガラスシャーレ上に流延し、室温にて24時間乾燥後の厚さが0.06mmのフィルムを得た。得られた各フィルムをJIS K 7113に基づいて2号ダンベル形状に切り抜き、引張速度200mm/分で引張試験を行い、抗張力を測定した。その結果、ケン化度94モル%、平均重合度2200のポリビニルアルコールが8.2kg/mm2、また、ケン化度88モル%、平均重合度2200のポリビニルアルコールが6.8kg/mm2の値を示した。さらに、市販品であるクラレポバールPVA−117((株)クラレ製)を用いて上記と同様にフィルムを作製し、抗張力を測定したところ、7.4kg/mm2であった。
耐熱滑性層付き基材の易接着処理面に、下記組成の下引き層形成用塗布液I−1を、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が0.20g/m2になるように塗布し、100℃で2分間乾燥することで、下引き層を形成した。引き続き、その下引き層の上に、下記組成の染料層形成用塗布液I−1を、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が0.70g/m2になるように塗布し、90℃で1分間乾燥することで、染料層を形成し、実施例I−1の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 3.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
2.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 45.0部
メチルエチルケトン 45.0部
実施例I−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液I−2にて形成した以外は、実施例I−1と同様にして、実施例I−2の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 4.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
1.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例I−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液I−3にて形成した以外は、実施例I−1と同様にして、実施例I−3の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 1.5部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
3.5部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例I−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層の乾燥後の塗布量が0.03g/m2になるようにした以外は、実施例I−1と同様にして、実施例I−4の感熱転写記録媒体を得た。
実施例I−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層の乾燥後の塗布量が0.40g/m2になるようにした以外は、実施例I−1と同様にして、実施例I−5の感熱転写記録媒体を得た。
実施例I−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を形成しない以外は、実施例I−1と同様にして、比較例I−1の感熱転写記録媒体を得た。
実施例I−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液I−4にて形成した以外は、実施例I−1と同様にして、比較例I−2の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力6.8kg/mm2) 3.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
2.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例I−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液I−2にて形成した以外は、実施例I−1と同様にして、比較例I−3の感熱転写記録媒体を得た。
C.I.ソルベントブルー266(アゾ系染料) 3.0部
ポリビニルアセタール 2.0部
トルエン 47.5部
メチルエチルケトン 47.5部
実施例I−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を上述した下引き層形成用塗布液I−4にて形成し、染料層を上述した染料層形成用塗布液I−2にて形成した以外は、実施例I−1と同様にして、比較例I−4の感熱転写記録媒体を得た。
実施例I−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液I−5にて形成した以外は、実施例I−1と同様にして、比較例I−5の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 5.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例I−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液I−6にて形成した以外は、実施例I−1と同様にして、比較例I−6の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
5.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例I−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液I−7にて形成した以外は、実施例I−1と同様にして、比較例I−7の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール
((株)クラレ製PVA−117、抗張力7.4kg/mm2) 4.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
1.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
基材として、厚さ188μmの白色発泡ポリエチレンテレフタレートフィルムを使用し、その一方の面に下記組成の受像層形成用塗布液を、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が5.0g/m2になるように塗布し、乾燥することで、感熱転写用の被転写体を作製した。
塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体 19.5部
アミノ変性シリコーンオイル 0.5部
トルエン 40.0部
メチルエチルケトン 40.0部
実施例I−1〜I−5、比較例I−1〜I−7の感熱転写記録媒体について、感熱転写記録媒体の染料層の上に、幅24mm、長さ150mmのセロハンテープを貼り、その後すぐに剥がしたときの、セロハンテープ側への染料層の付着の有無を調べることにより、染料層の密着性を評価した。その結果を表1に示す。
○:染料層の付着が、認められない
△:染料層の付着が、ごく僅かに認められる
×:染料層の付着が、全面で認められる
なお、△以上であれば実用上問題ないレベルである。
実施例I−1〜I−5、比較例I−1〜I−7の感熱転写記録媒体を使用し、サーマルシミュレーターにてベタ印画を行い、最高反射濃度を測定して印画評価を行った。その結果を表1に示す。なお、最高反射濃度はX−Rite社製の分光濃度計「X−Rite528」にて測定した値である。
印画環境:23℃、50%RH
印加電圧:29V
ライン周期:0.7msec
印画密度:主走査300dpi、副走査300dpi
実施例I−1〜I−5、比較例I−1〜I−7の感熱転写記録媒体について、以下の基準にて異常転写を評価した。その結果を表1に示す。
○:被転写体への異常転写が、認められない
△:被転写体への異常転写が、ごく僅かに認められる
×:被転写体への異常転写が、全面で認められる
なお、△以上であれば実用上問題ないレベルである。
<ポリビニルアルコールの調製>
上記(I)実施の形態Iに対応する実施例とその比較例における方法と同様の方法で、ケン化度94モル%、平均重合度2200のポリビニルアルコールと、ケン化度88モル%、平均重合度2200のポリビニルアルコールとを得た。
上記(I)実施の形態Iに対応する実施例とその比較例における方法と同様の方法で、抗張力を測定した。その結果、ケン化度94モル%、平均重合度2200のポリビニルアルコールが8.2kg/mm2、ケン化度88モル%、平均重合度2200のポリビニルアルコールが6.8kg/mm2、クラレポバールPVA−117が7.4kg/mm2であった。
基材として、厚さ4.5μmの片面易接着処理済ポリエチレンテレフタレートフィルムを使用し、その非易接着処理面に、下記組成の耐熱滑性層形成用塗布液II−1を、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が1.0g/m2になるように塗布し、100℃で1分間乾燥することで耐熱滑性層付き基材を得た。
アクリルポリオール(固形分50%) 20.0部
リン酸エステル(融点15℃) 2.0部
リン酸エステル(融点70℃) 2.0部
ステアリン酸亜鉛(融点115〜125℃) 2.0部
タルク(平均粒子径1.0μm) 1.0部
タルク(平均粒子径2.5μm) 4.0部
2,6−トリレンジイソシアネートプレポリマー 5.0部
トルエン 49.5部
メチルエチルケトン 20.0部
酢酸エチル 5.0部
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 3.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
2.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 45.0部
メチルエチルケトン 45.0部
実施例II−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液II−2にて形成した以外は、実施例II−1と同様にして、実施例II−2の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 4.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
1.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例II−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液II−3にて形成した以外は、実施例II−1と同様にして、実施例II−3の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 1.5部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
3.5部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例II−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層の乾燥後の塗布量が0.03g/m2になるようにした以外は、実施例II−1と同様にして、実施例II−4の感熱転写記録媒体を得た。
実施例II−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層の乾燥後の塗布量が0.40g/m2になるようにした以外は、実施例II−1と同様にして、実施例II−5の感熱転写記録媒体を得た。
実施例II−1で作製した感熱転写記録媒体において、耐熱滑性層を下記組成の耐熱滑性層形成用塗布液II−2にて形成した以外は、実施例II−1と同様にして、実施例II−6の感熱転写記録媒体を得た。
アクリルポリオール(固形分50%) 20.0部
リン酸エステル(融点15℃) 2.0部
リン酸エステル(融点70℃) 2.0部
ステアリン酸亜鉛(融点115〜125℃) 2.0部
タルク(平均粒子径2.5μm) 5.0部
タルク(平均粒子径3.5μm) 1.0部
2,6−トリレンジイソシアネートプレポリマー 5.0部
トルエン 46.0部
メチルエチルケトン 20.0部
酢酸エチル 5.0部
実施例II−1で作製した感熱転写記録媒体において、耐熱滑性層を下記組成の耐熱滑性層形成用塗布液II−3にて形成した以外は、実施例II−1と同様にして、実施例II−7の感熱転写記録媒体を得た。
アクリルポリオール(固形分50%) 20.0部
リン酸エステル(融点15℃) 2.0部
リン酸エステル(融点70℃) 2.0部
ステアリン酸亜鉛(融点115〜125℃) 2.0部
タルク(平均粒子径2.5μm) 1.0部
2,6−トリレンジイソシアネートプレポリマー 5.0部
トルエン 47.5部
メチルエチルケトン 20.0部
酢酸エチル 5.0部
実施例II−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を形成しない以外は、実施例II−1と同様にして、比較例II−1の感熱転写記録媒体を得た。
実施例II−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液II−4にて形成した以外は、実施例II−1と同様にして、比較例II−2の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力6.8kg/mm2) 3.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
2.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例II−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液II−2にて形成した以外は、実施例II−1と同様にして、比較例II−3の感熱転写記録媒体を得た。
C.I.ソルベントブルー266(アゾ系染料) 3.0部
ポリビニルアセタール 2.0部
トルエン 47.5部
メチルエチルケトン 47.5部
実施例II−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を上述した下引き層形成用塗布液II−4にて形成し、染料層を上述した染料層形成用塗布液II−2にて形成した以外は、実施例II−1と同様にして、比較例II−4の感熱転写記録媒体を得た。
実施例II−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液II−5にて形成した以外は、実施例II−1と同様にして、比較例II−5の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 5.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例II−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液II−6にて形成した以外は、実施例II−1と同様にして、比較例II−6の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
5.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例II−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液II−7にて形成した以外は、実施例II−1と同様にして、比較例II−7の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール
((株)クラレ製PVA−117、抗張力7.4kg/mm2) 4.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
1.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例II−1で作製した感熱転写記録媒体において、耐熱滑性層を下記組成の耐熱滑性層形成用塗布液II−4にて形成した以外は、実施例II−1と同様にして、比較例II−8の感熱転写記録媒体を得た。
アクリルポリオール(固形分50%) 20.0部
ステアリン酸亜鉛(融点115〜125℃) 2.0部
タルク(平均粒子径0.6μm) 4.0部
2,6−トリレンジイソシアネートプレポリマー 5.0部
トルエン 49.5部
メチルエチルケトン 20.0部
酢酸エチル 5.0部
実施例II−1で作製した感熱転写記録媒体において、耐熱滑性層を下記組成の耐熱滑性層形成用塗布液II−5にて形成した以外は、実施例II−1と同様にして、比較例II−9の感熱転写記録媒体を得た。
アクリルポリオール(固形分50%) 20.0部
リン酸エステル(融点15℃) 2.0部
リン酸エステル(融点70℃) 2.0部
ステアリン酸亜鉛(融点115〜125℃) 2.0部
タルク(平均粒子径2.5μm) 5.0部
タルク(平均粒子径3.5μm) 2.0部
2,6−トリレンジイソシアネートプレポリマー 5.0部
トルエン 46.0部
メチルエチルケトン 20.0部
酢酸エチル 5.0部
実施例II−1で作製した感熱転写記録媒体において、耐熱滑性層を下記組成の耐熱滑性層形成用塗布液II−6にて形成した以外は、実施例II−1と同様にして、比較例II−10の感熱転写記録媒体を得た。
アクリルポリオール(固形分50%) 20.0部
リン酸エステル(融点15℃) 1.0部
リン酸エステル(融点70℃) 4.0部
ステアリン酸亜鉛(融点115〜125℃) 2.0部
タルク(平均粒子径1.0μm) 1.0部
タルク(平均粒子径2.5μm) 4.0部
2,6−トリレンジイソシアネートプレポリマー 5.0部
トルエン 49.5部
メチルエチルケトン 20.0部
酢酸エチル 5.0部
上記(I)実施の形態Iに対応する実施例とその比較例における方法と同様の方法で、感熱転写用の被転写体を作製した。
非接触式の測定方法であるレーザ顕微鏡による測定方法を採用し、測定装置としてオリンパス(株)製の走査型共焦点レーザ顕微鏡「OLS1100」を用いた。100倍の対物レンズを選択し、測定した画像をY軸方向に11分割して、分割した境界となる位置で、X軸方向におけるカットオフ値1/3の時のRa値の計測をそれぞれ行った。得られた10点のRa値を平均し、耐熱滑性層のRa値とした。平均値αは、150℃、10分間の条件で静置する前の値で、平均値βは、該条件で静置した後の値である。また、平均値αと平均値βとの差も算出した。その結果を表2に示す。
実施例II−1〜II−7、比較例II−1〜II−10の感熱転写記録媒体について、感熱転写記録媒体の染料層の上に、幅24mm、長さ150mmのセロハンテープを貼り、その後すぐに剥がしたときの、セロハンテープ側への染料層の付着の有無を調べることにより、染料層の密着性を評価した。その結果を表2に示す。
○:染料層の付着が、認められない
△:染料層の付着が、ごく僅かに認められる
×:染料層の付着が、全面で認められる
なお、△以上であれば実用上問題ないレベルである。
実施例II−1〜II−7、比較例II−1〜II−10の感熱転写記録媒体について、染料層面と被転写体とをそれぞれ重ね、サーマルヘッドを用いて染料を転写させて画像形成を行い、最高反射濃度を測定して印画評価を行った。その結果を表2に示す。なお、最高反射濃度はX−Rite社製の分光濃度計「X−Rite528」にて測定した値である。
実施例II−1〜II−7、比較例II−1〜II−10の感熱転写記録媒体について、以下の基準にて異常転写を評価した。その結果を表2に示す。
○:被転写体への異常転写が、認められない
△:被転写体への異常転写が、ごく僅かに認められる
×:被転写体への異常転写が、全面で認められる
なお、△以上であれば実用上問題ないレベルである。
実施例II−1〜II−7、比較例II−1〜II−10の感熱転写記録媒体について、以下の基準にて印画シワを評価した。その結果を表2に示す。
○:印画シワが、認められない
△:印画シワが、ごく僅かに認められる
×:印画シワが、全面で認められる
なお、△以上であれば実用上問題ないレベルである。
実施例II−1〜II−7、比較例II−1〜II−10の感熱転写記録媒体について、以下の基準にて印画物の画質を評価した。その結果を表2に示す。
○:濃度ムラがなく、画質に問題がない
×:濃度ムラが生じ、画質に問題がある
<耐熱滑性層付き基材の作製>
上記(I)実施の形態Iに対応する実施例とその比較例における方法と同様の方法で、耐熱滑性層付き基材を得た。
上記(I)実施の形態Iに対応する実施例とその比較例における方法と同様の方法で、ケン化度94モル%、平均重合度2200のポリビニルアルコールと、ケン化度88モル%、平均重合度2200のポリビニルアルコールとを得た。
上記(I)実施の形態Iに対応する実施例とその比較例における方法と同様の方法で、抗張力を測定した。その結果、ケン化度94モル%、平均重合度2200のポリビニルアルコールが8.2kg/mm2、ケン化度88モル%、平均重合度2200のポリビニルアルコールが6.8kg/mm2、クラレポバールPVA−117が7.4kg/mm2であった。
耐熱滑性層付き基材の易接着処理面に、下記組成の下引き層形成用塗布液III−1を、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が0.20g/m2になるように塗布し、100℃で2分間乾燥することで、下引き層を形成した。引き続き、その下引き層の上に、下記組成の染料層形成用塗布液III−1を、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が0.70g/m2になるように塗布し、90℃で1分間乾燥することで、染料層を形成し、実施例III−1の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 3.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
2.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
シリコーンフィラー粒子(体積平均粒子径2.0μm) 0.2部
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 44.9部
メチルエチルケトン 44.9部
実施例III−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液III−2にて形成した以外は、実施例III−1と同様にして、実施例III−2の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 4.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
1.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例III−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液III−3にて形成した以外は、実施例III−1と同様にして、実施例III−3の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 1.5部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
3.5部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例III−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層の乾燥後の塗布量が0.03g/m2になるようにした以外は、実施例III−1と同様にして、実施例III−4の感熱転写記録媒体を得た。
実施例III−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層の乾燥後の塗布量が0.40g/m2になるようにした以外は、実施例III−1と同様にして、実施例III−5の感熱転写記録媒体を得た。
実施例III−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液III−2にて形成した以外は、実施例III−1と同様にして、実施例III−6の感熱転写記録媒体を得た。
シリコーンフィラー粒子(体積平均粒子径0.7μm) 0.04部
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 44.98部
メチルエチルケトン 44.98部
実施例III−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液III−3にて形成した以外は、実施例III−1と同様にして、実施例III−7の感熱転写記録媒体を得た。
シリコーンフィラー粒子(体積平均粒子径2.0μm) 0.3部
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 44.85部
メチルエチルケトン 44.85部
実施例III−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を形成しない以外は、実施例III−1と同様にして、比較例III−1の感熱転写記録媒体を得た。
実施例III−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液III−4にて形成した以外は、実施例III−1と同様にして、比較例III−2の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力6.8kg/mm2) 3.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
2.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例III−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液III−4にて形成した以外は、実施例III−1と同様にして、比較例III−3の感熱転写記録媒体を得た。
シリコーンフィラー粒子(体積平均粒子径2.0μm) 0.2部
C.I.ソルベントブルー266(アゾ系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 44.9部
メチルエチルケトン 44.9部
実施例III−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を上述した下引き層形成用塗布液III−4にて形成し、染料層を上述した染料層形成用塗布液III−4にて形成した以外は、実施例III−1と同様にして、比較例III−4の感熱転写記録媒体を得た。
実施例III−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液III−5にて形成した以外は、実施例III−1と同様にして、比較例III−5の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 5.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例III−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液III−6にて形成した以外は、実施例III−1と同様にして、比較例III−6の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
5.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例III−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液III−7にて形成した以外は、実施例III−1と同様にして、比較例III−7の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール
((株)クラレ製PVA−117、抗張力7.4kg/mm2) 4.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
1.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例III−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液III−5にて形成した以外は、実施例III−1と同様にして、比較例III−8の感熱転写記録媒体を得た。
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 45.0部
メチルエチルケトン 45.0部
実施例III−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液III−6にて形成した以外は、実施例III−1と同様にして、比較例III−9の感熱転写記録媒体を得た。
シリコーンフィラー粒子(体積平均粒子径0.7μm) 0.02部
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 44.99部
メチルエチルケトン 44.99部
実施例III−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液III−7にて形成した以外は、実施例III−1と同様にして、比較例III−10の感熱転写記録媒体を得た。
シリコーンフィラー粒子(体積平均粒子径2.0μm) 0.4部
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 44.8部
メチルエチルケトン 44.8部
実施例III−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液III−8にて形成した以外は、実施例III−1と同様にして、比較例III−11の感熱転写記録媒体を得た。
シリコーンフィラー粒子(体積平均粒子径0.02μm) 0.2部
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 44.9部
メチルエチルケトン 44.9部
実施例III−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液III−9にて形成した以外は、実施例III−1と同様にして、比較例III−12の感熱転写記録媒体を得た。
シリコーンフィラー粒子(体積平均粒子径5.0μm) 0.2部
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 44.9部
メチルエチルケトン 44.9部
基材として坪量180g/m2のアート紙を用い、該基材に下記組成の水系中空粒子層形成用塗布液を、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が10g/m2になるように塗布し、乾燥した後に、40℃の環境下で1週間エージングすることで、水系中空粒子層付き基材を得た。
アクリロニトリルおよびメタクリロニトリルを主成分とする共重合体からなる
既発泡中空粒子(体積平均粒子径3.2μm、体積中空率85%)
45.0部
ポリビニルアルコール 10.0部
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体分散物
(塩化ビニル/酢酸ビニル(質量比)=70/30、ガラス転移温度64℃)
45.0部
水 200.0部
ウレタン樹脂(ガラス転移温度−20℃) 96.0部
会合型ウレタン系増粘剤 1.0部
スルホン酸系界面活性剤 2.0部
シリコーンオイル 1.0部
水 200.0部
実施例III−1〜III−7、比較例III−1〜III−12の感熱転写記録媒体について、感熱転写記録媒体の染料層の上に、幅24mm、長さ150mmのセロハンテープを貼り、その後すぐに剥がしたときの、セロハンテープ側への染料層の付着の有無を調べることにより、染料層の密着性を評価した。その結果を表3に示す。
○:染料層の付着が、認められない
△:染料層の付着が、ごく僅かに認められる
×:染料層の付着が、全面で認められる
なお、△以上であれば実用上問題ないレベルである。
実施例III−1〜III−7、比較例III−1〜III−12の感熱転写記録媒体について、感熱転写記録媒体の染料層の3次元表面粗さ(SRa)を、オリンパス(株)製の走査型共焦点レーザ顕微鏡「OLS1100」を用いて下記の条件で測定した。その結果を表3に示す。なお、測定および解析条件は以下の通りである。
走査方向:サンプルのMD方向
測定長さ:X方向128μm、Y方向128μm
カットオフ値:1/3
実施例III−1〜III−7、比較例III−1〜III−12の感熱転写記録媒体を使用し、サーマルシミュレーターにてベタ印画を行い、最高反射濃度を測定して印画評価を行った。その結果を表3に示す。なお、最高反射濃度はX−Rite社製の分光濃度計「X−Rite528」にて測定した値である。
印画環境:23℃、50%RH
印加電圧:29V
ライン周期:0.7msec
印画密度:主走査300dpi、副走査300dpi
実施例III−1〜III−7、比較例III−1〜III−12の感熱転写記録媒体について、以下の基準にて異常転写を評価した。その結果を表3に示す。
○:被転写体への異常転写が、認められない
△:被転写体への異常転写が、ごく僅かに認められる
×:被転写体への異常転写が、全面で認められる
なお、△以上であれば実用上問題ないレベルである。
実施例III−1〜III−7、比較例III−1〜III−12の感熱転写記録媒体について、以下の基準にて高濃度部で発生する濃淡ムラを評価した。その結果を表3に示す。
○:高濃度部で濃淡ムラが、認められない
△:高濃度部で濃淡ムラが、僅かに認められる
×:高濃度部で濃淡ムラが、はっきりと認められる
なお、△以上であれば実用上問題ないレベルである。
<耐熱滑性層付き基材の作製>
上記(I)実施の形態Iに対応する実施例とその比較例における方法と同様の方法で、耐熱滑性層付き基材を得た。
上記(I)実施の形態Iに対応する実施例とその比較例における方法と同様の方法で、ケン化度94モル%、平均重合度2200のポリビニルアルコールと、ケン化度88モル%、平均重合度2200のポリビニルアルコールとを得た。
上記(I)実施の形態Iに対応する実施例とその比較例における方法と同様の方法で、抗張力を測定した。その結果、ケン化度94モル%、平均重合度2200のポリビニルアルコールが8.2kg/mm2、ケン化度88モル%、平均重合度2200のポリビニルアルコールが6.8kg/mm2、クラレポバールPVA−117が7.4kg/mm2であった。
耐熱滑性層付き基材の易接着処理面に、下記組成の下引き層形成用塗布液IV−1を、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が0.20g/m2になるように塗布し、100℃で2分間乾燥することで、下引き層を形成した。引き続き、その下引き層の上に、下記組成の染料層形成用塗布液IV−1を、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が0.70g/m2になるように塗布し、90℃で1分間乾燥することで、染料層を形成し、実施例IV−1の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 3.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
2.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール
(電気化学工業(株)製デンカブチラール#5000−D、
ガラス転移温度110℃) 3.6部
ポリビニルブチラール
(電気化学工業(株)製デンカブチラール#3000−1、
ガラス転移温度68℃) 0.4部
トルエン 45.0部
メチルエチルケトン 45.0部
実施例IV−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液IV−2にて形成した以外は、実施例IV−1と同様にして、実施例IV−2の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 4.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
1.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例IV−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液IV−3にて形成した以外は、実施例IV−1と同様にして、実施例IV−3の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 1.5部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
3.5部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例IV−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層の乾燥後の塗布量が0.03g/m2になるようにした以外は、実施例IV−1と同様にして、実施例IV−4の感熱転写記録媒体を得た。
実施例IV−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層の乾燥後の塗布量が0.40g/m2になるようにした以外は、実施例IV−1と同様にして、実施例IV−5の感熱転写記録媒体を得た。
実施例IV−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液IV−2にて形成した以外は、実施例IV−1と同様にして、実施例IV−6の感熱転写記録媒体を得た。
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール
(電気化学工業(株)製デンカブチラール#5000−D、
ガラス転移温度110℃) 3.8部
ポリビニルブチラール
(電気化学工業(株)製デンカブチラール#3000−1、
ガラス転移温度68℃) 0.2部
トルエン 45.0部
メチルエチルケトン 45.0部
実施例IV−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液IV−3にて形成した以外は、実施例IV−1と同様にして、実施例IV−7の感熱転写記録媒体を得た。
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール
(電気化学工業(株)製デンカブチラール#5000−D、
ガラス転移温度110℃) 3.92部
ポリビニルブチラール
(電気化学工業(株)製デンカブチラール#3000−1、
ガラス転移温度68℃) 0.08部
トルエン 45.0部
メチルエチルケトン 45.0部
実施例IV−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液IV−4にて形成した以外は、実施例IV−1と同様にして、実施例IV−8の感熱転写記録媒体を得た。
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール
(電気化学工業(株)製デンカブチラール#5000−D、
ガラス転移温度110℃) 2.0部
ポリビニルブチラール
(電気化学工業(株)製デンカブチラール#3000−1、
ガラス転移温度68℃) 2.0部
トルエン 45.0部
メチルエチルケトン 45.0部
実施例IV−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液IV−5にて形成した以外は、実施例IV−1と同様にして、実施例IV−9の感熱転写記録媒体を得た。
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール
(電気化学工業(株)製デンカブチラール#5000−D、
ガラス転移温度110℃) 1.6部
ポリビニルブチラール
(電気化学工業(株)製デンカブチラール#3000−1、
ガラス転移温度68℃) 2.4部
トルエン 45.0部
メチルエチルケトン 45.0部
実施例IV−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を形成しない以外は、実施例IV−1と同様にして、比較例IV−1の感熱転写記録媒体を得た。
実施例IV−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液IV−4にて形成した以外は、実施例IV−1と同様にして、比較例IV−2の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力6.8kg/mm2) 3.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
2.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例IV−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液IV−6にて形成した以外は、実施例IV−1と同様にして、比較例IV−3の感熱転写記録媒体を得た。
C.I.ソルベントブルー266(アゾ系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール
(電気化学工業(株)製デンカブチラール#5000−D、
ガラス転移温度110℃) 3.6部
ポリビニルブチラール
(電気化学工業(株)製デンカブチラール#3000−1、
ガラス転移温度68℃) 0.4部
トルエン 45.0部
メチルエチルケトン 45.0部
実施例IV−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を上述した下引き層形成用塗布液IV−4にて形成し、染料層を上述した染料層形成用塗布液IV−6にて形成した以外は、実施例IV−1と同様にして、比較例IV−4の感熱転写記録媒体を得た。
実施例IV−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液IV−5にて形成した以外は、実施例IV−1と同様にして、比較例IV−5の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 5.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例IV−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液IV−6にて形成した以外は、実施例IV−1と同様にして、比較例IV−6の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
5.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例IV−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液IV−7にて形成した以外は、実施例IV−1と同様にして、比較例IV−7の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール
((株)クラレ製PVA−117、抗張力7.4kg/mm2) 4.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
1.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例IV−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液IV−7にて形成した以外は、実施例IV−1と同様にして、比較例IV−8の感熱転写記録媒体を得た。
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルブチラール
(電気化学工業(株)製デンカブチラール#3000−1、
ガラス転移温度68℃) 4.0部
トルエン 45.0部
メチルエチルケトン 45.0部
実施例IV−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液IV−8にて形成した以外は、実施例IV−1と同様にして、比較例IV−9の感熱転写記録媒体を得た。
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール
(電気化学工業(株)製デンカブチラール#5000−D、
ガラス転移温度110℃) 4.0部
トルエン 45.0部
メチルエチルケトン 45.0部
上記(I)実施の形態Iに対応する実施例とその比較例における方法と同様の方法で、感熱転写用の被転写体を作製した。
実施例IV−1〜IV−9、比較例IV−1〜IV−9の感熱転写記録媒体について、感熱転写記録媒体の染料層の上に、幅24mm、長さ150mmのセロハンテープを貼り、その後すぐに剥がしたときの、セロハンテープ側への染料層の付着の有無を調べることにより、染料層の密着性を評価した。その結果を表4に示す。
○:染料層の付着が、認められない
△:染料層の付着が、ごく僅かに認められる
×:染料層の付着が、全面で認められる
なお、△以上であれば実用上問題ないレベルである。
実施例IV−1〜IV−9、比較例IV−1〜IV−9の感熱転写記録媒体を使用し、サーマルシミュレーターにてベタ印画を行い、最高反射濃度である255階調を11分割した各階調の反射濃度を評価した。その結果を表5に示す。なお、低濃度部における転写感度は23〜46階調における反射濃度にて、高濃度部における転写感度は255階調における反射濃度にて評価した。また、反射濃度はX−Rite社製の分光濃度計「X−Rite528」にて測定した値である。
印画環境:23℃、50%RH
印加電圧:29V
ライン周期:0.7msec
印画密度:主走査300dpi、副走査300dpi
実施例IV−1〜IV−9、比較例IV−1〜IV−9の感熱転写記録媒体について、以下の基準にて異常転写を評価した。その結果を表4に示す。
○:被転写体への異常転写が、認められない
△:被転写体への異常転写が、ごく僅かに認められる
×:被転写体への異常転写が、全面で認められる
なお、△以上であれば実用上問題ないレベルである。
実施例IV−1〜IV−9、比較例IV−1〜IV−9の感熱転写記録媒体について、以下の基準にてシワを評価した。その結果を表4に示す。
○:被転写体のシワが、認められない
△:被転写体のシワは殆ど認められないが、感熱転写記録媒体の変形や伸びが僅かに認められる
×:被転写体のシワが、全面で認められる
なお、△以上であれば実用上問題ないレベルである。
<耐熱滑性層付き基材の作製>
上記(I)実施の形態Iに対応する実施例とその比較例における方法と同様の方法で、耐熱滑性層付き基材を得た。
上記(I)実施の形態Iに対応する実施例とその比較例における方法と同様の方法で、ケン化度94モル%、平均重合度2200のポリビニルアルコールと、ケン化度88モル%、平均重合度2200のポリビニルアルコールとを得た。
上記(I)実施の形態Iに対応する実施例とその比較例における方法と同様の方法で、抗張力を測定した。その結果、ケン化度94モル%、平均重合度2200のポリビニルアルコールが8.2kg/mm2、ケン化度88モル%、平均重合度2200のポリビニルアルコールが6.8kg/mm2、クラレポバールPVA−117が7.4kg/mm2であった。
耐熱滑性層付き基材の易接着処理面に、下記組成の下引き層形成用塗布液V−1を、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が0.20g/m2になるように塗布し、100℃で2分間乾燥することで、下引き層を形成した。引き続き、その下引き層の上に、下記組成の染料層形成用塗布液V−1を、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が0.70g/m2になるように塗布し、90℃で1分間乾燥することで、染料層を形成し、実施例V−1の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 3.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
2.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
非反応性シリコーンオイル
(数平均分子量8000、側鎖型ポリエーテル変性シリコーンオイル)
0.1部
反応性シリコーンオイル
(数平均分子量3000、側鎖型ジアミン変性シリコーンオイル)
0.1部
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 44.9部
メチルエチルケトン 44.9部
実施例V−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液V−2にて形成した以外は、実施例V−1と同様にして、実施例V−2の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 4.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
1.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例V−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液V−3にて形成した以外は、実施例V−1と同様にして、実施例V−3の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 1.5部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
3.5部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例V−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層の乾燥後の塗布量が0.03g/m2になるようにした以外は、実施例V−1と同様にして、実施例V−4の感熱転写記録媒体を得た。
実施例V−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層の乾燥後の塗布量が0.40g/m2になるようにした以外は、実施例V−1と同様にして、実施例V−5の感熱転写記録媒体を得た。
実施例V−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液V−2にて形成した以外は、実施例V−1と同様にして、実施例V−6の感熱転写記録媒体を得た。
非反応性シリコーンオイル
(数平均分子量8000、両末端型長鎖アルキル変性シリコーンオイル)
0.1部
反応性シリコーンオイル
(数平均分子量3000、側鎖型ジアミン変性シリコーンオイル)
0.1部
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 44.9部
メチルエチルケトン 44.9部
実施例V−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液V−3にて形成した以外は、実施例V−1と同様にして、実施例V−7の感熱転写記録媒体を得た。
非反応性シリコーンオイル
(数平均分子量8000、側鎖型ポリエーテル変性シリコーンオイル)
0.1部
反応性シリコーンオイル
(数平均分子量3000、両末端型アミノ変性シリコーンオイル)
0.1部
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 44.9部
メチルエチルケトン 44.9部
実施例V−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を形成しない以外は、実施例V−1と同様にして、比較例V−1の感熱転写記録媒体を得た。
実施例V−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液V−4にて形成した以外は、実施例V−1と同様にして、比較例V−2の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力6.8kg/mm2) 3.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
2.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例V−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液V−4にて形成した以外は、実施例V−1と同様にして、比較例V−3の感熱転写記録媒体を得た。
非反応性シリコーンオイル
(数平均分子量8000、側鎖型ポリエーテル変性シリコーンオイル)
0.1部
反応性シリコーンオイル
(数平均分子量3000、側鎖型ジアミン変性シリコーンオイル)
0.1部
C.I.ソルベントブルー266(アゾ系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 44.9部
メチルエチルケトン 44.9部
実施例V−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を上述した下引き層形成用塗布液V−4にて形成し、染料層を上述した染料層形成用塗布液V−4にて形成した以外は、実施例V−1と同様にして、比較例V−4の感熱転写記録媒体を得た。
実施例V−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液V−5にて形成した以外は、実施例V−1と同様にして、比較例V−5の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール(抗張力8.2kg/mm2) 5.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例V−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液V−6にて形成した以外は、実施例V−1と同様にして、比較例V−6の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
5.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例V−1で作製した感熱転写記録媒体において、下引き層を下記組成の下引き層形成用塗布液V−7にて形成した以外は、実施例V−1と同様にして、比較例V−7の感熱転写記録媒体を得た。
ポリビニルアルコール
((株)クラレ製PVA−117、抗張力7.4kg/mm2) 4.0部
ポリビニルピロリドン(N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー)
1.0部
純水 57.0部
イソプロピルアルコール 38.0部
実施例V−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液V−5にて形成した以外は、実施例V−1と同様にして、比較例V−8の感熱転写記録媒体を得た。
非反応性シリコーンオイル
(数平均分子量8000、側鎖型ポリエーテル変性シリコーンオイル)
0.2部
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 44.9部
メチルエチルケトン 44.9部
実施例V−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液V−6にて形成した以外は、実施例V−1と同様にして、比較例V−9の感熱転写記録媒体を得た。
反応性シリコーンオイル
(数平均分子量3000、側鎖型ジアミン変性シリコーンオイル)
0.2部
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 44.9部
メチルエチルケトン 44.9部
実施例V−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液V−7にて形成した以外は、実施例V−1と同様にして、比較例V−10の感熱転写記録媒体を得た。
非反応性シリコーンオイル
(数平均分子量8000、側鎖型ポリエーテル変性シリコーンオイル)
0.1部
非反応性シリコーンオイル
(数平均分子量3000、側鎖型ポリエーテル変性シリコーンオイル)
0.1部
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 44.9部
メチルエチルケトン 44.9部
実施例V−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液V−8にて形成した以外は、実施例V−1と同様にして、比較例V−11の感熱転写記録媒体を得た。
反応性シリコーンオイル
(数平均分子量8000、側鎖型ジアミン変性シリコーンオイル)
0.1部
反応性シリコーンオイル
(数平均分子量3000、側鎖型ジアミン変性シリコーンオイル)
0.1部
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 44.9部
メチルエチルケトン 44.9部
実施例V−1で作製した感熱転写記録媒体において、染料層を下記組成の染料層形成用塗布液V−9にて形成した以外は、実施例V−1と同様にして、比較例V−12の感熱転写記録媒体を得た。
非反応性シリコーンオイル
(数平均分子量7000、側鎖型ポリエーテル変性シリコーンオイル)
0.1部
反応性シリコーンオイル
(数平均分子量4000、側鎖型ジアミン変性シリコーンオイル)
0.1部
C.I.ソルベントブルー63(アントラキノン系染料) 6.0部
ポリビニルアセタール 4.0部
トルエン 44.9部
メチルエチルケトン 44.9部
上記(III)実施の形態IIIに対応する実施例とその比較例における方法と同様の方法で、熱転写受像シートを得た。
実施例V−1〜V−7、比較例V−1〜V−12の感熱転写記録媒体について、感熱転写記録媒体の染料層の上に、幅24mm、長さ150mmのセロハンテープを貼り、その後すぐに剥がしたときの、セロハンテープ側への染料層の付着の有無を調べることにより、染料層の密着性を評価した。その結果を表6に示す。
○:染料層の付着が、認められない
△:染料層の付着が、ごく僅かに認められる
×:染料層の付着が、全面で認められる
なお、△以上であれば実用上問題ないレベルである。
実施例V−1〜V−7、比較例V−1〜V−12の感熱転写記録媒体を使用し、サーマルシミュレーターにてベタ印画を行い、最高反射濃度を測定して印画評価を行った。その結果を表6に示す。なお、最高反射濃度はX−Rite社製の分光濃度計「X−Rite528」にて測定した値である。
印画環境:23℃、50%RH
印加電圧:29V
ライン周期:0.7msec
印画密度:主走査300dpi、副走査300dpi
実施例V−1〜V−7、比較例V−1〜V−12の感熱転写記録媒体について、以下の基準にて中濃度部で発生する異常転写を評価した。その結果を表6に示す。
○:被転写体への異常転写が、認められない
△:被転写体への異常転写が、ごく僅かに認められる
×:被転写体への異常転写が、全面で認められる
なお、△以上であれば実用上問題ないレベルである。
実施例V−1〜V−7、比較例V−1〜V−12の感熱転写記録媒体について、以下の基準にて高濃度部乃至中濃度部で発生する水系受容層と染料層との貼り付きを評価した。その結果を表6に示す。
○:高濃度部乃至中濃度部で貼り付きの痕跡が、認められない
△:高濃度部乃至中濃度部で貼り付きの痕跡が、僅かに認められる
×:高濃度部乃至中濃度部で貼り付きの痕跡が、はっきりと認められる
なお、△以上であれば実用上問題ないレベルである。
20 下引き層
30 染料層
40 耐熱滑性層
Claims (18)
- 基材に下引き層および染料層が順次積層形成され、
前記下引き層が、JIS K 7113に基づいて測定した抗張力が8kg/mm2以上のポリビニルアルコールと、ポリビニルピロリドンとを含む下引き層形成用塗布液を塗布し、乾燥して形成されたものであり、
前記染料層が、熱移行性染料としてアントラキノン系化合物を含む染料層形成用塗布液を塗布し、乾燥して形成されたものであることを特徴とする、感熱転写記録媒体。 - 前記下引き層中のポリビニルアルコールとポリビニルピロリドンとの質量基準での含有比率が、ポリビニルアルコール/ポリビニルピロリドン=4/6〜7/3であることを特徴とする、請求項1に記載の感熱転写記録媒体。
- 前記下引き層形成用塗布液を塗布し、乾燥した後に残った固形分量で表される、前記下引き層の乾燥後の塗布量が、0.05〜0.30g/m2であることを特徴とする、請求項1または2に記載の感熱転写記録媒体。
- 基材の一方の面に耐熱滑性層が形成され、該基材の他方の面に下引き層および染料層が順次積層形成され、
前記下引き層が、JIS K 7113に基づいて測定した抗張力が8kg/mm2以上のポリビニルアルコールと、ポリビニルピロリドンとを含む下引き層形成用塗布液を塗布し、乾燥して形成されたものであり、
前記染料層が、熱移行性染料としてアントラキノン系化合物を含む染料層形成用塗布液を塗布し、乾燥して形成されたものであり、
前記耐熱滑性層の表面粗さ(Ra)の平均値αが0.05〜0.50μmであり、かつ、150℃、10分間の条件で静置した後の該耐熱滑性層の表面粗さ(Ra)の平均値βが0.00〜0.80μmであり、
前記平均値αと前記平均値βとの差が0.00〜0.30μmであることを特徴とする、感熱転写記録媒体。 - 前記下引き層中のポリビニルアルコールとポリビニルピロリドンとの質量基準での含有比率が、ポリビニルアルコール/ポリビニルピロリドン=4/6〜7/3であることを特徴とする、請求項4に記載の感熱転写記録媒体。
- 前記下引き層形成用塗布液を塗布し、乾燥した後に残った固形分量で表される、前記下引き層の乾燥後の塗布量が、0.05〜0.30g/m2であることを特徴とする、請求項4または5に記載の感熱転写記録媒体。
- 基材に、水系バインダーと中空粒子とを含む水系中空粒子層を介して、水系バインダーと離型剤とを含む水系受容層が形成された熱転写受像シートに、熱転写によって画像を形成するための感熱転写記録媒体であって、
基材に下引き層および染料層が順次積層形成され、
前記下引き層が、JIS K 7113に基づいて測定した抗張力が8kg/mm2以上のポリビニルアルコールと、ポリビニルピロリドンとを含む下引き層形成用塗布液を塗布し、乾燥して形成されたものであり、
前記染料層が、フィラー粒子と、熱移行性染料としてアントラキノン系化合物とを含む染料層形成用塗布液を塗布し、乾燥して形成されたものであり、
前記染料層の3次元表面粗さ(SRa)が0.15〜0.70μmであることを特徴とする、感熱転写記録媒体。 - 前記下引き層中のポリビニルアルコールとポリビニルピロリドンとの質量基準での含有比率が、ポリビニルアルコール/ポリビニルピロリドン=4/6〜7/3であることを特徴とする、請求項7に記載の感熱転写記録媒体。
- 前記下引き層形成用塗布液を塗布し、乾燥した後に残った固形分量で表される、前記下引き層の乾燥後の塗布量が、0.05〜0.30g/m2であることを特徴とする、請求項7または8に記載の感熱転写記録媒体。
- 前記フィラー粒子の体積平均粒子径が、0.1〜3.0μmであることを特徴とする、請求項7〜9のいずれか1つに記載の感熱転写記録媒体。
- 基材に下引き層および染料層が順次積層形成され、
前記下引き層が、JIS K 7113に基づいて測定した抗張力が8kg/mm2以上のポリビニルアルコールと、ポリビニルピロリドンとを含む下引き層形成用塗布液を塗布し、乾燥して形成されたものであり、
前記染料層が、熱移行性染料としてアントラキノン系化合物を含み、かつ、樹脂バインダーとしてガラス転移温度が100℃以上のポリビニルアセタールとガラス転移温度が75℃以下のポリビニルブチラールとを含む染料層形成用塗布液を塗布し、乾燥して形成されたものであることを特徴とする、感熱転写記録媒体。 - 前記下引き層中のポリビニルアルコールとポリビニルピロリドンとの質量基準での含有比率が、ポリビニルアルコール/ポリビニルピロリドン=4/6〜7/3であることを特徴とする、請求項11に記載の感熱転写記録媒体。
- 前記下引き層形成用塗布液を塗布し、乾燥した後に残った固形分量で表される、前記下引き層の乾燥後の塗布量が、0.05〜0.30g/m2であることを特徴とする、請求項11または12に記載の感熱転写記録媒体。
- 前記染料層中のガラス転移温度が100℃以上のポリビニルアセタールとガラス転移温度が75℃以下のポリビニルブチラールとの質量基準での含有比率が、ポリビニルアセタール/ポリビニルブチラール=50/50〜97/3であることを特徴とする、請求項11〜13のいずれか1つに記載の感熱転写記録媒体。
- 基材に、水系バインダーと中空粒子とを含む水系中空粒子層を介して、水系バインダーと離型剤とを含む水系受容層が形成された熱転写受像シートに、熱転写によって画像を形成するための感熱転写記録媒体であって、
基材に下引き層および染料層が順次積層形成され、
前記下引き層が、JIS K 7113に基づいて測定した抗張力が8kg/mm2以上のポリビニルアルコールと、ポリビニルピロリドンとを含む下引き層形成用塗布液を塗布し、乾燥して形成されたものであり、
前記染料層の少なくとも1つが、離型剤として少なくとも2種の変性シリコーンオイルと、熱移行性染料としてアントラキノン系化合物とを含む染料層形成用塗布液を塗布し、乾燥して形成されたものであり、
前記変性シリコーンオイルが、数平均分子量が8000以上の非反応性シリコーンオイルと、数平均分子量が3000以下の反応性シリコーンオイルとからなることを特徴とする、感熱転写記録媒体。 - 前記下引き層中のポリビニルアルコールとポリビニルピロリドンとの質量基準での含有比率が、ポリビニルアルコール/ポリビニルピロリドン=4/6〜7/3であることを特徴とする、請求項15に記載の感熱転写記録媒体。
- 前記下引き層形成用塗布液を塗布し、乾燥した後に残った固形分量で表される、前記下引き層の乾燥後の塗布量が、0.05〜0.30g/m2であることを特徴とする、請求項15または16に記載の感熱転写記録媒体。
- 前記非反応性シリコーンオイルが、側鎖型ポリエーテル変性シリコーンオイルであり、前記反応性シリコーンオイルが、側鎖型ジアミン変性シリコーンオイルであることを特徴とする、請求項15〜17のいずれか1つに記載の感熱転写記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013535890A JP5582375B2 (ja) | 2011-09-27 | 2012-09-24 | 感熱転写記録媒体 |
Applications Claiming Priority (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011211271 | 2011-09-27 | ||
JP2011211270 | 2011-09-27 | ||
JP2011211272 | 2011-09-27 | ||
JP2011211272 | 2011-09-27 | ||
JP2011211271 | 2011-09-27 | ||
JP2011211270 | 2011-09-27 | ||
JP2011261632 | 2011-11-30 | ||
JP2011261632 | 2011-11-30 | ||
JP2011265773 | 2011-12-05 | ||
JP2011265773 | 2011-12-05 | ||
PCT/JP2012/006051 WO2013046625A1 (ja) | 2011-09-27 | 2012-09-24 | 感熱転写記録媒体 |
JP2013535890A JP5582375B2 (ja) | 2011-09-27 | 2012-09-24 | 感熱転写記録媒体 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014138735A Division JP5979183B2 (ja) | 2011-09-27 | 2014-07-04 | 感熱転写記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5582375B2 true JP5582375B2 (ja) | 2014-09-03 |
JPWO2013046625A1 JPWO2013046625A1 (ja) | 2015-03-26 |
Family
ID=47994709
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013535890A Active JP5582375B2 (ja) | 2011-09-27 | 2012-09-24 | 感熱転写記録媒体 |
JP2014138735A Active JP5979183B2 (ja) | 2011-09-27 | 2014-07-04 | 感熱転写記録媒体 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014138735A Active JP5979183B2 (ja) | 2011-09-27 | 2014-07-04 | 感熱転写記録媒体 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9180714B2 (ja) |
EP (1) | EP2762324B1 (ja) |
JP (2) | JP5582375B2 (ja) |
CN (1) | CN103874584B (ja) |
TW (1) | TWI579153B (ja) |
WO (1) | WO2013046625A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014210439A (ja) * | 2011-09-27 | 2014-11-13 | 凸版印刷株式会社 | 感熱転写記録媒体 |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6183217B2 (ja) * | 2012-02-10 | 2017-08-23 | 凸版印刷株式会社 | 感熱転写記録媒体、その製造方法及び感熱転写記録方法 |
JP5924032B2 (ja) * | 2012-03-06 | 2016-05-25 | 凸版印刷株式会社 | 感熱転写記録媒体 |
JP5924056B2 (ja) * | 2012-03-21 | 2016-05-25 | 凸版印刷株式会社 | 感熱転写記録媒体 |
JP5924057B2 (ja) * | 2012-03-21 | 2016-05-25 | 凸版印刷株式会社 | 感熱転写記録媒体 |
JP6269179B2 (ja) * | 2013-03-13 | 2018-01-31 | 凸版印刷株式会社 | 感熱転写記録媒体 |
JP2014237289A (ja) * | 2013-06-10 | 2014-12-18 | 凸版印刷株式会社 | 感熱転写記録媒体 |
CN107206823B (zh) * | 2015-01-28 | 2020-06-23 | 凸版印刷株式会社 | 热敏转印记录介质 |
JP6631184B2 (ja) * | 2015-11-17 | 2020-01-15 | 凸版印刷株式会社 | 感熱転写記録媒体 |
WO2017150202A1 (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-08 | 凸版印刷株式会社 | 感熱転写記録媒体 |
CN105667103A (zh) * | 2016-03-04 | 2016-06-15 | 杭州兴甬复合材料有限公司 | 一种热转印色带 |
JP2018144251A (ja) * | 2017-03-01 | 2018-09-20 | 凸版印刷株式会社 | 感熱転写記録媒体 |
JP6885172B2 (ja) * | 2017-04-13 | 2021-06-09 | 凸版印刷株式会社 | 感熱転写記録媒体 |
TWI774073B (zh) * | 2020-09-26 | 2022-08-11 | 合泰材料科技股份有限公司 | 轉印膜及其用途 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05131760A (ja) * | 1991-05-16 | 1993-05-28 | Eastman Kodak Co | 熱染料転写用染料供与素子のための下塗り層用ポリビニルアルコールとポリビニルピロリドンの混合物 |
JP2005231354A (ja) * | 2004-01-20 | 2005-09-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 熱転写シート |
JP2006248057A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Sony Corp | 熱転写シート |
JP2010052297A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Fujifilm Corp | 感熱転写シートおよび画像形成方法 |
JP2011073172A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Toppan Printing Co Ltd | 昇華性熱転写記録媒体 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1153189A (zh) * | 1995-09-07 | 1997-07-02 | 巴斯福股份公司 | 含次甲基染料和蒽醌染料的染料混合物 |
US6709542B1 (en) * | 1999-09-30 | 2004-03-23 | Toppan Printing Co., Ltd. | Thermal transfer recording medium, image-forming method and image-bearing body |
WO2003050575A1 (fr) * | 2001-12-11 | 2003-06-19 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Filtre couleur, materiau de formation d'un filtre couleur, procede de formation d'un filtre couleur, carte de circuit imprime pourvue d'un filtre couleur, procede de formation de ladite carte et element a cristaux liquides |
JP4917741B2 (ja) | 2003-05-01 | 2012-04-18 | ノードソン コーポレーション | 電極インクの塗布及び乾燥方法 |
EP1698477B1 (en) * | 2003-12-25 | 2009-06-24 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Thermal transfer sheet |
EP1714793B1 (en) | 2004-01-20 | 2011-05-18 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Thermal transfer sheet |
US20070264457A1 (en) * | 2004-08-26 | 2007-11-15 | Kimoto Co., Ltd. | Material for Decoration |
EP1829698B1 (en) * | 2004-11-02 | 2008-12-10 | Dainippon Printing Co., Ltd. | Thermal transfer sheet |
JP4562640B2 (ja) | 2004-11-02 | 2010-10-13 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写シート |
JP4693442B2 (ja) | 2005-03-03 | 2011-06-01 | 大日本印刷株式会社 | ガス拡散電極、その製造方法及び電極−電解質膜積層体 |
JP2006306017A (ja) | 2005-03-30 | 2006-11-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 熱転写シート |
KR101050862B1 (ko) | 2005-12-09 | 2011-07-20 | 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 | 열전사 시트 |
JP5215538B2 (ja) * | 2006-06-30 | 2013-06-19 | 富士フイルム株式会社 | アゾ色素、着色組成物、感熱転写記録用インクシート、感熱転写記録方法、カラートナー、インクジェット用インクおよびカラーフィルタ |
JP4816518B2 (ja) | 2006-09-29 | 2011-11-16 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写シート |
JP2009043712A (ja) | 2007-07-18 | 2009-02-26 | Toray Ind Inc | 膜電極複合体の製造方法 |
JP5593650B2 (ja) | 2008-08-06 | 2014-09-24 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写シート |
EP2762324B1 (en) * | 2011-09-27 | 2016-04-13 | Toppan Printing Co., Ltd. | Heat-sensitive transfer recording medium |
-
2012
- 2012-09-24 EP EP12837393.3A patent/EP2762324B1/en active Active
- 2012-09-24 JP JP2013535890A patent/JP5582375B2/ja active Active
- 2012-09-24 CN CN201280046869.9A patent/CN103874584B/zh active Active
- 2012-09-24 WO PCT/JP2012/006051 patent/WO2013046625A1/ja active Application Filing
- 2012-09-24 US US14/346,585 patent/US9180714B2/en active Active
- 2012-09-26 TW TW101135209A patent/TWI579153B/zh active
-
2014
- 2014-07-04 JP JP2014138735A patent/JP5979183B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05131760A (ja) * | 1991-05-16 | 1993-05-28 | Eastman Kodak Co | 熱染料転写用染料供与素子のための下塗り層用ポリビニルアルコールとポリビニルピロリドンの混合物 |
JP2005231354A (ja) * | 2004-01-20 | 2005-09-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 熱転写シート |
JP2006248057A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Sony Corp | 熱転写シート |
JP2010052297A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Fujifilm Corp | 感熱転写シートおよび画像形成方法 |
JP2011073172A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Toppan Printing Co Ltd | 昇華性熱転写記録媒体 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014210439A (ja) * | 2011-09-27 | 2014-11-13 | 凸版印刷株式会社 | 感熱転写記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW201323241A (zh) | 2013-06-16 |
EP2762324B1 (en) | 2016-04-13 |
JPWO2013046625A1 (ja) | 2015-03-26 |
US9180714B2 (en) | 2015-11-10 |
EP2762324A4 (en) | 2015-05-27 |
TWI579153B (zh) | 2017-04-21 |
CN103874584B (zh) | 2015-08-19 |
WO2013046625A1 (ja) | 2013-04-04 |
JP5979183B2 (ja) | 2016-08-24 |
CN103874584A (zh) | 2014-06-18 |
EP2762324A1 (en) | 2014-08-06 |
US20140232808A1 (en) | 2014-08-21 |
JP2014210439A (ja) | 2014-11-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5979183B2 (ja) | 感熱転写記録媒体 | |
JP5585735B2 (ja) | 感熱転写記録媒体 | |
JP4816518B2 (ja) | 熱転写シート | |
JP6183217B2 (ja) | 感熱転写記録媒体、その製造方法及び感熱転写記録方法 | |
JP5691684B2 (ja) | 感熱転写記録媒体 | |
JP5648975B2 (ja) | 感熱転写記録媒体 | |
JP2014198419A (ja) | 熱転写受像シートおよびその製造方法 | |
JP2014198418A (ja) | 熱転写受像シートの製造方法 | |
JP5648974B2 (ja) | 感熱転写記録媒体 | |
JP5924057B2 (ja) | 感熱転写記録媒体 | |
JP5640847B2 (ja) | 感熱転写記録媒体 | |
JP2013071378A (ja) | 熱転写受像シートおよびその製造方法 | |
JP2014237289A (ja) | 感熱転写記録媒体 | |
JP5924056B2 (ja) | 感熱転写記録媒体 | |
JP2010234733A (ja) | 熱転写シート | |
JP2014065246A (ja) | 熱転写システムおよび印画物の製造方法 | |
JP5733629B2 (ja) | 熱転写受像シート | |
JP6090645B2 (ja) | 熱転写受像シート | |
JP2012200904A (ja) | 感熱転写記録媒体 | |
JP2014069460A (ja) | 熱転写受像シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20140616 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140619 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140702 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5582375 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |