JP5573515B2 - 圧力増幅装置 - Google Patents
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Description
平衡状態では、移動体80および弁プラグ90が以下のように平衡して、入力圧PNおよび出力圧POがいずれも一定となる平衡状態を保つ。
圧力増加状態では、入力圧PNが増加し、移動体80および弁プラグ90が以下のように動くことによって、出力圧POが増加する。
圧力減少状態では、入力圧PNが減少し、移動体80および弁プラグ90が以下のように動くことによって、出力圧POが減少する。
Fd(N)=Ad×PS−(Ad−Ae)×PO+k×D 式(3)
供給流体と入力流体とを受け、この入力流体の圧力の変化に応じて出力流体の圧力を変化させる圧力増幅装置において、
前記入力流体を受ける第1ダイアフラムで仕切られる入力圧室と、
前記出力流体を受ける第2ダイアフラムで仕切られ、この出力流体を出力する出力圧室と、
前記供給流体を受け、前記出力圧室へ前記供給流体を供給する供給圧室と、
前記出力圧室から前記出力流体を排気する排気圧室と、
前記第1および第2ダイアフラムによって支持される移動体と、
前記出力圧室および前記供給圧室に亘って位置し、前記移動体によって押される場合、前記供給圧室から前記出力圧室への第1流路を形成し、前記移動体と接触しない場合、前記出力圧室から前記排気圧室への第2流路を形成する弁プラグと、
前記供給圧室を仕切り、前記出力圧室と反対方向に前記供給流体を受け、前記弁プラグの側面、底面または前記側面と前記底面との角に接続された不感帯補償ダイアフラムと、
前記不感帯補償ダイアフラムを介して前記供給圧室に隣接し、前記供給流体の圧力より低い圧力を保持する低圧力室と、
この低圧力室の内部に前記弁プラグの底面を支持する弾性体と、
を備え、
前記弁プラグの底面に穴を形成し、
前記弾性体の中空部を通って前記穴に挿入される軸部材を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記弾性体の弾性特性は、前記不感帯補償ダイアフラムの受圧面積、前記供給流体の圧力、前記供給圧室方向に前記出力流体を受ける前記弁プラグの面積、前記排気圧室方向に前記出力流体を受ける前記弁プラグの面積、前記弾性体の変位量、および前記圧力増幅装置によって開閉されるバルブのスプリングレンジの上限値の少なくともいずれかによって定まる、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の発明において、
前記弾性体の弾性特性は、下記式(1)によって示される値以上であることを特徴とする。
(Ac×PS+(Ad−Ae)×POUP)÷D 式(1)
但し、Acは前記不感帯補償ダイアフラムの受圧面積、PSは前記供給流体の圧力、Adは前記供給圧室方向に前記出力流体を受ける前記弁プラグの面積、Aeは前記排気圧室方向に前記出力流体を受ける前記弁プラグの面積、Dは前記弾性体の変位量、POUPは前記スプリングレンジの上限値である。
請求項4の発明は、請求項2に記載の発明において、
前記弾性体の弾性特性は、前記供給圧室方向に前記出力流体を受ける前記弁プラグの面積と前記排気圧室方向に前記出力流体を受ける前記弁プラグの面積とが等しい場合、下記式(2)によって示される値以上であることを特徴とする。
(Ac×PS)÷D 式(2)
但し、Acは前記不感帯補償ダイアフラムの受圧面積、PSは前記供給流体の圧力、Dは前記弾性体の変位量である。
Fdk(N)=−Ac×PS−(Ad−Ae)×PO+k×D 式(4)
k>=(Ac×PS+(Ad−Ae)×POUP)÷D 式(5)
なお、>=は「左辺の値は右辺の値以上」を表し、÷は除算を表す。
k>=(Ac×PS)÷D 式(6)
11 本体
20 フィードバック室
21 第3ダイアフラム
30 バイアス室
31 第4ダイアフラム
40 入力圧室
41 第1ダイアフラム
50 排気圧室
60 出力圧室
61 第2ダイアフラム
62 隔壁
70 供給圧室
72 ブリード孔
73 供給口
80 移動体
90、210 弁プラグ
92、130 ばね(弾性体)
110 不感帯補償ダイアフラム
120 大気圧室(低圧力室)
220 穴
230 軸(軸部材)
R1 第1流路
R2 第2流路
R3 第3流路
R4 第4流路
Claims (4)
- 供給流体と入力流体とを受け、この入力流体の圧力の変化に応じて出力流体の圧力を変化させる圧力増幅装置において、
前記入力流体を受ける第1ダイアフラムで仕切られる入力圧室と、
前記出力流体を受ける第2ダイアフラムで仕切られ、この出力流体を出力する出力圧室と、
前記供給流体を受け、前記出力圧室へ前記供給流体を供給する供給圧室と、
前記出力圧室から前記出力流体を排気する排気圧室と、
前記第1および第2ダイアフラムによって支持される移動体と、
前記出力圧室および前記供給圧室に亘って位置し、前記移動体によって押される場合、前記供給圧室から前記出力圧室への第1流路を形成し、前記移動体と接触しない場合、前記出力圧室から前記排気圧室への第2流路を形成する弁プラグと、
前記供給圧室を仕切り、前記出力圧室と反対方向に前記供給流体を受け、前記弁プラグの側面、底面または前記側面と前記底面との角に接続された不感帯補償ダイアフラムと、
前記不感帯補償ダイアフラムを介して前記供給圧室に隣接し、前記供給流体の圧力より低い圧力を保持する低圧力室と、
この低圧力室の内部に前記弁プラグの底面を支持する弾性体と、
を備え、
前記弁プラグの底面に穴を形成し、
前記弾性体の中空部を通って前記穴に挿入される軸部材を備えたことを特徴とする圧力増幅装置。 - 前記弾性体の弾性特性は、前記不感帯補償ダイアフラムの受圧面積、前記供給流体の圧力、前記供給圧室方向に前記出力流体を受ける前記弁プラグの面積、前記排気圧室方向に前記出力流体を受ける前記弁プラグの面積、前記弾性体の変位量、および前記圧力増幅装置によって開閉されるバルブのスプリングレンジの上限値の少なくともいずれかによって定まる、ことを特徴とする請求項1に記載の圧力増幅装置。
- 前記弾性体の弾性特性は、下記式(1)によって示される値以上であることを特徴とする請求項2に記載の圧力増幅装置。
(Ac×PS+(Ad−Ae)×POUP)÷D 式(1)
但し、Acは前記不感帯補償ダイアフラムの受圧面積、PSは前記供給流体の圧力、Adは前記供給圧室方向に前記出力流体を受ける前記弁プラグの面積、Aeは前記排気圧室方向に前記出力流体を受ける前記弁プラグの面積、Dは前記弾性体の変位量、POUPは前記スプリングレンジの上限値である。 - 前記弾性体の弾性特性は、前記供給圧室方向に前記出力流体を受ける前記弁プラグの面積と前記排気圧室方向に前記出力流体を受ける前記弁プラグの面積とが等しい場合、下記式(2)によって示される値以上であることを特徴とする請求項2に記載の圧力増幅装置。
(Ac×PS)÷D 式(2)
但し、Acは前記不感帯補償ダイアフラムの受圧面積、PSは前記供給流体の圧力、Dは前記弾性体の変位量である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010198806A JP5573515B2 (ja) | 2010-09-06 | 2010-09-06 | 圧力増幅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010198806A JP5573515B2 (ja) | 2010-09-06 | 2010-09-06 | 圧力増幅装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012057650A JP2012057650A (ja) | 2012-03-22 |
JP5573515B2 true JP5573515B2 (ja) | 2014-08-20 |
Family
ID=46055009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010198806A Active JP5573515B2 (ja) | 2010-09-06 | 2010-09-06 | 圧力増幅装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5573515B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH1019007A (ja) * | 1996-07-04 | 1998-01-20 | Yamatake Honeywell Co Ltd | 空気圧式パイロットリレー |
JP3922027B2 (ja) * | 2002-01-11 | 2007-05-30 | 横河電機株式会社 | 圧力増幅装置 |
-
2010
- 2010-09-06 JP JP2010198806A patent/JP5573515B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012057650A (ja) | 2012-03-22 |
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