JP4940879B2 - 圧力増幅装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧力増幅装置に関し、詳しくは、複動型バルブポジショナ・電空変換器の構成要素である流量増幅回路(コントロールリレー)に関するものである。
ここで、コントロールリレーとは、入力圧力変化量に対し、出力変化量を一定比率に制御する機器である。ポジショナとは、バルブの駆動を外乱に抗して正確に保つために、空気圧力を加減する機器のことである。電空変換器とは、入力電流に対し、一定の圧力を発生させる機器のことである。
従来技術における複動型ポジショナは、一種類の入力流体圧(入力1)に対して、二種類の出力流体圧(出力1、出力2)を発生させるように二つの圧力増幅装置を一体化して、出力流体圧(出力1、出力2)の差圧によってバルブを駆動制御するというものである。
この複動型ポジショナは、図8に示すように、内部を空洞に形成した弁本体111と、弁本体111内の空洞を移動する移動体112と、弁本体11の一方側に設けた供給流体圧Psを受ける第1供給圧室113及びバイアス室114と、入力流体圧Psが増加すると一定倍率で第1出力流体圧Po1を増加させる第1出力圧室115及びフィードバック室116と、第1供給圧室113と第1出力圧室115とを接続する所定径からなる第1流入孔117と、第1供給圧室113と第1出力圧室115との間を第1弁プラグ119の開閉によって流路を形成する第1供給流路118と、この第1供給流路118を開閉する第1弁プラグ119と、この第1弁プラグ119を付勢するばね121と、移動体112の端部と第1弁プラグ119の先端部で開閉する第1出力流路122と、第1出力圧室115及び第2出力圧室127から空気が排出される排気圧室123と、入力流体圧Piを入力する入力圧室124と、入力流体圧Psが増加すると一定倍率で第2出力流体圧Po2を減少させる第2出力圧室127と、弁本体111の他方側に設けた供給流体圧Psを受ける第2供給圧室126と、第2供給圧室126と第2出力圧室127とを接続する所定径からなる第2流入孔131と、第2供給圧室126と第2出力圧室127との間を第2弁プラグ133の開閉によって流路を形成する第2供給流路132と、この第2供給流路132を開閉する第2弁プラグ133と、この第2弁プラグ133を付勢するばね134と、移動体112の端部と第2弁プラグ133の先端部で開閉する第2出力流路130と、弁本体111と移動体112とを連結する第1〜第4ダイアフラム135〜138と、弁本体111と移動体112との間に挟み込まれるOリング157とを備えている。
弁本体111は、第1供給圧室113に空気を供給する第1供給口143と、第1供給圧室113からバイアス室114に空気を供給する供給路144と、図示しないアクチュエータに空気が流出する第1出力口145と、第1出力圧室115から第1フィードバック室116に空気を流出する出力路147と、大気中に空気が排出する排気口148と、入力圧室124に空気が流入する入力口149と、図示しないアクチュエータに空気が流出する第2出力口152と、第2供給圧室126に空気を供給する第2供給口154とを有する。
移動体112は、空気を排出する流路を有する。
排気圧室123は、第1ダイアフラム135と入力ダイアフラムである第2ダイアフラム136とによって区画され、入力圧室124は、入力ダイアフラムである第2ダイアフラム136と第3ダイアフラム137によって区画されており、バイアス室114は、第3ダイアフラム137と第4ダイアフラム138によって区画されており、フィードバック室116は、第4ダイアフラム138とOリング157によって区画されている。
第1弁プラグ119は、第1供給流路118を開閉し、ばね121は第1供給流路118を閉じるように第1弁プラグ119を付勢する。
第2弁プラグ133は、第1弁プラグ119に対向する位置関係を持って配置され、第2供給流路132を開閉し、ばね134は第2供給流路132を閉じるように第2弁プラグ133を付勢する。
このような構成からなる複動型ポジショナの動作を説明する。
先ず、平衡状態においては、第1供給口143及び第2供給口154から第1供給圧室113及びバイアス室114、第2供給圧室126に空気が流入して供給流体圧Psが加わると、第1及び第2流入孔117、131を通過した空気が第1及び第2出力圧室115、127に流入する。
そして、第1及び第2弁プラグ119、133と移動体112との間の隙間を通過して第1及び第2出力流路122、130から排気圧室123に流入し、排気口148から排出される。又、第1及び第2出力圧室115、127が出力流体圧Po1、Po2を受けて第1及び第2出力口145、152を通じて図示しないアクチュエータに空気圧が加わる。
次に、上記平衡状態から入力流体圧Pnが増加した場合には、先ず、入力口149から入力圧室124に空気が流入して入力流体圧Pnが増加すると、入力ダイアフラムである第2ダイアフラム136の受圧面積に相当する加圧力が入力圧室124側から第2ダイアフラム136側に作用する。
その結果、入力圧室124の入力流体圧Pnが増加すると、移動体112が矢印A方向に移動して、第1弁プラグ119が押され、第1出力流路122が閉ざされ、第1供給流路118の間隔が大きくなる。その結果、第1供給圧室113からの空気が第1供給流路118を介して第1出力圧室115に流れ込み第1出力圧室115内の出力流体圧Po1が増加する。
同時に、移動体112が矢印A方向に移動すると、第2弁プラグ133から移動体112が遠ざかることにより第2出力流路130の間隔が大きくなる。その結果、排気圧室123の空気が第2出力圧室127の圧力と同じになり第2出力圧室127内の出力流体Po2が低下する。
次に、上記平衡状態から入力流体圧Pnが低下した場合には、先ず、入力口149から入力圧室124に空気が流出して入力流体圧Pnが低下すると、入力ダイアフラムである第2ダイアフラム136の受圧面積に相当する加圧力が低下して、移動体112が矢印B方向に移動して、第2弁プラグ133が押され、第2出力流路130が閉ざされ、第2供給流路132の間隔が大きくなる。その結果、第2供給圧室126からの空気が第2供給流路132を介して第2出力圧室127に流れ込み第2出力圧室127内の出力流体圧Po2が増加する。
同時に、移動体112が矢印B方向に移動すると、第1弁プラグ119から移動体112が遠ざかることにより第1出力流路122の間隔が大きくなる。その結果、第1出力圧室115の空気が排気圧室123に流れ込み、第1出力圧室115内の出力流体Po1が低下する。
このように、従来の複動型ポジショナでは、入力圧室124の入力流体圧Pnを増加させることによって第1出力圧室115の出力流体圧Po1を一定倍率で増加させ、且つ第2出力圧室127の出力流体圧Po2を一定倍率で低下させる。逆に、入力圧室124の入力流体圧Pnを低下させることによって第1出力圧室115の出力流体圧Po1を一定倍率で低下させ、且つ第2出力圧室127の出力流体圧Po2を一定倍率で増加させ、図示しないアクチュエータに加わる空気圧力を増幅させている。
特開2003−206901号公報(第3頁乃至第4頁 第1図)
しかし、従来技術で説明した複動型ポジショナにおいては、第1出力圧室に連通したフィードバック室を設け、第1出力圧室・第2出力圧室・入力圧室・第1及び第2供給圧室・バイアス室・フィードバック室の7つの部屋によって構成されることにより高ゲインを得ることができるが、フィードバック室と第2出力圧室はOリングによりシールしてあるために入出力特性のヒステリシスが大きくなるという問題がある。
又、従来の部屋の構造として、圧力が変化する部屋を問題視することなく配置した構造、例えば、供給圧室に連通しているバイアス室を出力圧室に連通しているフィードバック室を隣接することで圧力の変化が互いに干渉してダイアフラムにかかる圧力の正負の変化が激しいという問題があった。
従って、フィードバック室の隣に大気圧の部屋を設け、また、第1出力圧室と第2出力圧室の間に、隣り合った、大気圧の部屋と第2出力圧室の第2フィードバック室を設けることにより、圧力が変化する部屋(出力・入力圧室)が隣接しなく、高低圧側が常に一定であるため、ダイアフラムを長期間に亘り、メンテナンスなしに使用することができ、なおかつ、Oリングを用いずに全てダイアフラムを用いることにより入出力特性のヒステリシスを小さい複動対応型コントロールリレーを実現することに解決しなければならない課題を有する。
上記課題を解決するために、本願発明の圧力増幅装置は、次に示す構成にしたことである。
(1)圧力増幅装置は、供給流体圧と入力流体圧とを受け、この入力流体圧の変化に応じて第1及び第2出力流体圧を変化させて、流体の圧力を増幅する圧力増幅装置であって、前記供給流体圧を受ける第1供給圧室と、前記第1供給圧室に連通して前記供給流体圧を受けるバイアス室と、前記入力流体圧を受ける入力圧室と、大気圧が維持されている排気圧室と、ダイアフラムの弾性変形によって移動する移動体と、前記入力流体圧が変化すると前記第1出力流体圧が変化する第1出力圧室と、前記第1出力圧室に連通して前記第1出力流体圧を受ける第1フィードバック室と、前記第1供給圧室と前記第1出力圧室とを接続する通路を開閉する第1弁プラグと、前記供給流体を受ける第2供給圧室と、前記入力流体圧が変化すると前記第2出力流体圧が変化する第2出力圧室と、前記第2出力圧室に連通して前記第2出力流体圧を受ける第2フィードバック室と、前記第2供給圧室と前記第2出力圧室とを接続する通路を開閉する第2弁プラグと、大気圧が維持されている第1大気圧室と、大気圧が維持されている第2大気圧室と、を備え、前記第1供給圧室に連通している前記バイアス室を前記第1出力圧室よりも離れた位置に配置すると共に、前記第1及び第2フィードバック室の隣に第1及び第2大気圧室を配置し、前記第1出力圧室と前記第2出力圧室との間に、隣り合った前記第2大気圧室と前記第2フィードバック室、及び隣り合った前記第1大気圧室と前記第1フィードバック室を配置したことである。
(2)圧力増幅装置は、供給流体圧と入力流体圧とを受け、この入力流体圧の変化に応じて第1及び第2出力流体圧を変化させて、流体の圧力を増幅する圧力増幅装置であって、前記供給流体圧を受ける第1供給圧室と、前記第1供給圧室に連通して前記供給流体圧を受けるバイアス室と、前記入力流体圧を受ける入力圧室と、大気圧が維持されている排気圧室と、ダイアフラムの弾性変形によって移動する移動体と、前記入力流体圧が変化すると前記第1出力流体圧が変化する第1出力圧室と、前記第1出力圧室に連通して前記第1出力流体圧を受ける第1フィードバック室と、前記第1供給圧室と前記第1出力圧室とを接続する通路を開閉する第1弁プラグと、前記供給流体を受ける第2供給圧室と、前記入力流体圧が変化すると前記第2出力流体圧が変化する第2出力圧室と、前記第2出力圧室に連通して前記第2出力流体圧を受ける第2フィードバック室と、前記第2供給圧室と前記第2出力圧室とを接続する通路を開閉する第2弁プラグと、大気圧が維持されている第1大気圧室と、大気圧が維持されている第2大気圧室と、を備え、前記第1供給圧室に連通している前記バイアス室を前記第1出力圧室よりも離れた位置に配置すると共に、前記第1及び第2フィードバック室の隣に第1及び第2大気圧室を配置し、前記第1出力圧室と前記第2出力圧室との間に、隣り合った前記第2大気圧室と前記第1フィードバック室、及び隣り合った前記第1大気圧室と前記第2フィードバック室を配置したことである。
(3)圧力増幅装置は、供給流体圧と入力流体圧とを受け、この入力流体圧の変化に応じて第1及び第2出力流体圧を変化させて、流体の圧力を増幅する圧力増幅装置であって、前記供給流体圧を受ける第1供給圧室と、前記第1供給圧室に連通して前記供給流体圧を受けるバイアス室と、前記入力流体圧を受ける入力圧室と、大気圧が維持されている排気圧室と、ダイアフラムの弾性変形によって移動する移動体と、前記入力流体圧が変化すると前記第1出力流体圧が変化する第1出力圧室と、前記第1出力圧室に連通して前記第1出力流体圧を受ける第1フィードバック室と、前記第1供給圧室と前記第1出力圧室とを接続する通路を開閉する第1弁プラグと、前記供給流体を受ける第2供給圧室と、前記入力流体圧が変化すると前記第2出力流体圧が変化する第2出力圧室と、前記第2出力圧室に連通して前記第2出力流体圧を受ける第2フィードバック室と、前記第2供給圧室と前記第2出力圧室とを接続する通路を開閉する第2弁プラグと、大気圧が維持されている第1大気圧室と、大気圧が維持されている第2大気圧室と、を備え、前記第1供給圧室に連通している前記バイアス室を前記第1出力圧室よりも離れた位置に配置すると共に、前記第1及び第2フィードバック室の隣に第1及び第2大気圧室を配置し、前記第1出力圧室と前記第2出力圧室との間に、前記バイアス室を挟んだ一方向側に、隣り合った前記第2大気圧室と前記第1フィードバック室を配置し、他方向側に隣り合った前記第2フィードバック室と第1大気圧室を配置したことである。
(4)圧力増幅装置は、供給流体圧と入力流体圧とを受け、この入力流体圧の変化に応じて第1及び第2出力流体圧を変化させて、流体の圧力を増幅する圧力増幅装置であって、前記供給流体圧を受ける第1供給圧室と、前記第1供給圧室に連通して前記供給流体圧を受けるバイアス室と、前記入力流体圧を受ける入力圧室と、大気圧が維持されている排気圧室と、ダイアフラムの弾性変形によって移動する移動体と、前記入力流体圧が変化すると前記第1出力流体圧が変化する第1出力圧室と、前記第1出力圧室に連通して前記第1出力流体圧を受ける第1フィードバック室と、前記第1供給圧室と前記第1出力圧室とを接続する通路を開閉する第1弁プラグと、前記供給流体を受ける第2供給圧室と、前記入力流体圧が変化すると前記第2出力流体圧が変化する第2出力圧室と、前記第2出力圧室に連通して前記第2出力流体圧を受ける第2フィードバック室と、前記第2供給圧室と前記第2出力圧室とを接続する通路を開閉する第2弁プラグと、大気圧が維持されている第1大気圧室と、大気圧が維持されている第2大気圧室と、を備え、前記第1供給圧室に連通している前記バイアス室を前記第1出力圧室よりも離れた位置に配置すると共に、前記第1及び第2フィードバック室の隣に第1及び第2大気圧室を配置し、前記第1出力圧室と前記第2出力圧室との間に、前記バイアス室及び前記入力圧室を挟んだ一方向側に、隣り合った前記第2大気圧室と前記第1フィードバック室を配置し、他方向側に隣り合った前記第1大気圧室と前記第2フィードバック室を配置したことである。
(5)圧力増幅装置は、供給流体圧と入力流体圧とを受け、この入力流体圧の変化に応じて第1及び第2出力流体圧を変化させて、流体の圧力を増幅する圧力増幅装置であって、前記供給流体圧を受ける第1供給圧室と、前記第1供給圧室に連通して前記供給流体圧を受けるバイアス室と、前記入力流体圧を受ける入力圧室と、大気圧が維持されている排気圧室と、ダイアフラムの弾性変形によって移動する移動体と、前記入力流体圧が変化すると前記第1出力流体圧が変化する第1出力圧室と、前記第1出力圧室に連通して前記第1出力流体圧を受ける第1フィードバック室と、前記第1供給圧室と前記第1出力圧室とを接続する通路を開閉する第1弁プラグと、前記供給流体を受ける第2供給圧室と、前記入力流体圧が変化すると前記第2出力流体圧が変化する第2出力圧室と、前記第2出力圧室に連通して前記第2出力流体圧を受ける第2フィードバック室と、前記第2供給圧室と前記第2出力圧室とを接続する通路を開閉する第2弁プラグと、大気圧が維持されている第1大気圧室と、大気圧が維持されている第2大気圧室と、を備え、前記第1供給圧室に連通している前記バイアス室を前記第1出力圧室よりも離れた位置に配置すると共に、前記第1及び第2フィードバック室の隣に第1及び第2大気圧室を配置し、前記第1出力圧室と前記第2出力圧室との間に、前記バイアス室、前記入力圧室及び前記排気圧室を挟んだ一方向側に、隣り合った前記第2大気圧室と前記第1フィードバック室を配置し、他方向側に隣り合った前記第2フィードバック室と前記第1大気圧室を配置したことである。
本提案の圧力増幅装置は、1つの入力信号に対して2つの信号(圧力)を出力し、差圧によってバルブを制御する複動型ポジショナであって、圧力が変化する部屋(出力・入力圧室)が隣接しておらず、高低圧側が常に一定であるため、ダイアフラムを長期間にわたり、メンテナンスなしに使用することができる。
次に、本願発明に係る圧力増幅装置の実施例について図面を参照して説明する。
本願発明の圧力増幅装置は、所謂、複動型ポジショナであり、従来技術で説明したものと同じく、一種類の入力流体圧(入力1)に対して、二種類の出力流体圧(出力1、出力2)を発生させるように二つの圧力増幅装置を一体化して、出力流体圧(出力1、出力2)の差圧によってバルブを駆動制御するというものである。
この圧力増幅装置は、図1に示すように、内部を空洞に形成した弁本体11と、弁本体11内空洞を移動する移動体12と、弁本体11の一方側に設けた供給流体圧Psを受ける第1供給圧室13と、この第1供給圧室13に連通し供給流体圧Psを受けるバイアス室14と、入力流体圧Pnが増加すると一定倍率で第1出力流体圧Po1を増加させる第1出力圧室15と、この第1出力圧室15に連通し、第1出力流体圧Po1を受ける第1フィードバック室16と、第1供給圧室13と第1出力圧室15とを接続する所定径からなる第1流入孔17と、第1供給圧室13と第1出力圧室15との間を第1弁プラグ19の開閉によって流路を形成する第1供給流路18と、この第1供給流路18を開閉する第1弁プラグ19と、この第1弁プラグ19を付勢するばね21と、移動体12の端部と第1弁プラグ19の先端部とで開閉して流路を形成する第1出力流路22と、第1出力圧室15及び第2出力圧室27から空気が排出される排気圧室23と、入力流体圧Piを入力する入力圧室24と、大気圧が維持されている第1大気圧室25と、弁本体11の他方側に設けた供給流体圧Psを受ける第2供給圧室26と、入力流体圧Pnが増加すると一定倍率で第2出力流体圧Po2を減少させる第2出力圧室27と、大気圧を維持する第2大気圧室28と、第2出力圧室27に連通され出力圧を受ける第2フィードバック室29と、第2供給圧室26と第2出力圧室27とを接続する所定径からなる第2流入孔31と、第2供給圧室26と第2出力圧室27との間を第2弁プラグ33の開閉によって流路を形成する第2供給流路32と、この第2供給流路32を開閉する第2弁プラグ33と、この第2弁プラグ33を付勢するばね34と、移動体12の端部と第2弁プラグ33の先端部とで開閉して流路を形成する第2出力流路30と、弁本体11と移動体12とを連結し、上記説明した第1及び第2供給圧室13、26以外の室を形成する8個の第1〜第8ダイアフラム35〜42と、を備えている。
弁本体11は、第1供給圧室13に空気を供給する第1供給口43と、第1供給圧室13からバイアス室14に空気を供給する供給路44と、図示しないアクチュエータに空気が流出する第1出力口45と、第1出力圧室15から第1フィードバック室16に空気を流出する出力路47と、大気中に空気が排出する排気口48と、入力圧室24に空気が流入する入力口49と、大気圧を維持する第1大気圧口51と、第2フィードバック室に第2出力圧室からの空気を流入させるための第2フィードバック口55と、図示しないアクチュエータに空気が流出する第2出力口52と、大気圧を維持する第2大気圧口53と、第2供給圧室26に空気を供給する第2供給口54と、第2出力圧室27からの空気を流入する第2フィードバック口55とを有する。
移動体12は、空気を排出する流路を有する。
排気圧室23は、第1ダイアフラム35と入力ダイアフラムである第2ダイアフラム36とによって区画され、入力圧室24は、入力ダイアフラムである第2ダイアフラム36と第3ダイアフラム37によって区画され、バイアス室14は、第3ダイアフラム37と第4ダイアフラム38によって区画され、第1フィードバック室16は、第4ダイアフラム38と第5ダイアフラム39によって区画され、第1大気圧室25は、第5ダイアフラム39と第6ダイアフラム40によって区画され、第2フィードバック室29は、第6ダイアフラム40と第7ダイアフラム41によって区画され、第2大気圧室28は、第7ダイアフラム41と第8ダイアフラム42によって区画されている。
このように、各室の配置状態は隣り合った大気圧室(第1及び第2大気圧室25、28)と第2出力圧室27に連通している第2フィードバック室29の配置関係は第1出力圧室15と第2出力圧室27のそれぞれの間であればいずれの位置でもよい。
実施例においては、第1供給圧室13に連通しているバイアス室14を第1出力圧室15よりも離れた位置に配置すると共に、第1及び第2フィードバック室16、20の隣に第1及び第2大気圧室25、28を配置し、第1出力圧室15と第2出力圧室27との間に、隣り合った第2大気圧室28と第2フィードバック室29、及び隣り合った第1大気圧室25と第1フィードバック室16を配置した構成になっている。
実施例2として、図4に示すように、第1供給圧室13に連通しているバイアス室14を第1出力圧室15よりも離れた位置に配置すると共に、第1及び第2フィードバック室16、29の隣に第1及び第2大気圧室25、28を配置し、第1出力圧室15と第2出力圧室27との間に、隣り合った第2大気圧室28と第1フィードバック室16、及び隣り合った第1大気圧室25と第2フィードバック室29を配置した構成でもよい。
実施例3として、図5に示すように、第1供給圧室13に連通しているバイアス室14を第1出力圧室15よりも離れた位置に配置すると共に、第1及び第2フィードバック室16、29の隣に第1及び第2大気圧室25、28を配置し、第1出力圧室15と第2出力圧室27との間に、バイアス室14を挟んだ一方向側に、隣り合った第2大気圧室28と第1フィードバック室16を配置し、他方向側に隣り合った第2フィードバック室29と第1大気圧室25を配置した構成でもよい。
実施例4として、図6に示すように、第1供給圧室13に連通しているバイアス室14を第1出力圧室15よりも離れた位置に配置すると共に、第1及び第2フィードバック室16、29の隣に第1及び第2大気圧室25、28を配置し、第1出力圧室15と第2出力圧室27との間に、バイアス室14及び入力圧室24を挟んだ一方向側に、隣り合った第2大気圧室28と第1フィードバック室16を配置し、他方向側に隣り合った第1大気圧室25と第2フィードバック室29を配置した構成でもよい。
実施例5として、図7に示すように、第1供給圧室13に連通しているバイアス室14を第1出力圧室15よりも離れた位置に配置すると共に、第1及び第2フィードバック室16、29の隣に第1及び第2大気圧室25、28を配置し、第1出力圧室15と第2出力圧室27との間に、バイアス室14、入力圧室24及び排気圧室23を挟んだ一方向側に、隣り合った第2大気圧室28と第1フィードバック室16を配置し、他方向側に隣り合った第2フィードバック室29と第1大気圧室25を配置した構成でもよい。
図1に戻り、第1弁プラグ19は、第1供給流路18を開閉し、ばね21は第1供給流路18を閉じるように第1弁プラグ19を付勢する。
第2弁プラグ33は、第1弁プラグ19に対向する位置関係を持って配置され、第2供給流路32を開閉し、ばね34は第2供給流路32を閉じるように第2弁プラグ33を付勢する。
このような構成からなる圧力増幅装置の動作を説明する。
(平行状態)
図1に示すように、先ず、平衡状態においては、第1供給口43及び第2供給口54から第1供給圧室13及びバイアス室14、第2供給圧室26に空気が流入して供給流体圧Psが加わると、第1及び第2流入孔17、31を通過した空気が第1及び第2出力圧室15、27に流入する。
そして、第1及び第2弁プラグ19、33と移動体12との間の隙間を通過して第1及び第2出力流路22、30から排気圧室23に流入し、排気口48から排出される。又、第1及び第2出力圧室15、27が出力流体圧Po1、Po2を受けて第1及び第2出力口45、52を通じて図示しないアクチュエータに空気圧が加わる。
(出力増加)
図2は、出力流体圧が増加したときの状態を示す断面図である。
上記平衡状態から入力流体圧Pnが増加した場合には、先ず、入力口49から入力圧室24に空気が流入して入力流体圧Pnが増加すると、その入力流体圧Pnの圧力が入力ダイアフラムである第2ダイアフラム36に作用する。このとき、入力圧室24の両隣はバイアス室14及び排気圧室23であるため、排気圧室23側に作用し、移動体12は図において矢印A方向に移動して、第1弁プラグ19が移動体12によって押され、第1出力流路22が閉ざされ、第1供給流路18の間隔が大きくなる。
その結果、第1供給圧室13からの空気が第1供給流路18を介して第1出力圧室15に流れ込み第1出力圧室15内の出力流体圧Po1が増加する。このとき、第1出力圧室15の隣は排気圧室23であるため区画する第2ダイアフラム36の作用に抗することなく、又、第1出力圧室15に連通している第1フィードバック室16の両隣は第1大気圧室25及びバイアス室14であるため、区画する第4ダイアフラム38及び第5ダイアフラム39が作用する方向に抗しない。
同時に、移動体12が矢印A方向に移動すると、第2弁プラグ33から移動体12が遠ざかることにより第2出力流路30の間隔が大きくなる。その結果、排気圧室23の空気が第2出力圧室27の圧力と同じになる方向に第2出力圧室27内の出力流体Po2が低下する。
このとき、第2出力圧室27の隣は第2大気圧室28であり、その区画する第8ダイアフラム42は、第2出力圧室27の圧力が減少しても、そのダイアフラムが作用する方向は変わらない。又、第2フィードバック室29の両隣は第2大気圧室28及び第1大気圧室25であるため、その区画する第7ダイアフラム39及び第6ダイアフラム40もその作用する方向は変わることがない。
(出力減少)
図3は、出力流体圧が減少したときの状態を示す断面図である。
上記平衡状態から入力流体圧Pnが低下した場合には、先ず、入力口49から入力圧室24に空気が流出して入力流体圧Pnが低下すると、入力ダイアフラムである第2ダイアフラム36への加圧力が低下して、移動体12が矢印B方向に移動して、第2弁プラグ33が押され、第2出力流路30が閉ざされ、第2供給流路32の間隔が大きくなる。その結果、第2供給圧室26からの空気が第2供給流路32を介して第2出力圧室27に流れ込み第2出力圧室27内の出力流体圧Po2が増加する。このとき、第2出力圧室27の隣は第2大気圧室28であるため区画する第8ダイアフラム42の作用に抗することなく、又、第2出力圧室27からの出力圧を供給する第2フィードバック室29の両隣は第2大気圧室28及び第1大気圧室25であるため、区画する第7ダイアフラム41及び第6ダイアフラム40が作用する方向に抗することはない。
同時に、移動体12がB方向に移動すると、第1弁プラグ19から移動体12が遠ざかることにより第1出力流路22の間隔が大きくなる。その結果、排気圧室23の空気が第1出力圧室15の圧力と同じになり第1出力圧室15内の出力流体Po1が低下する。
このとき、第1出力圧室15の隣は排気圧室23であり、その区画する第1ダイアフラム35は、第1出力圧室15の圧力が減少しても、そのダイアフラムが作用する方向は変わらない。又、第1出力圧室15に連通している第1フィードバック室16の両隣は第1大気圧室25及びバイアス室14であるため、その区画する第5ダイアフラム39及び第4ダイアフラム38もその作用する方向は変わることがない。
このように、本願発明の圧力増幅装置においては、入力圧室24の入力流体圧Pnを増加させることによって第1出力圧室15の出力流体圧Po1を一定倍率で増加させ、且つ第2出力圧室27の出力流体圧Po2を一定倍率で低下させる。
逆に、入力圧室24の入力流体圧Pnを低下させることによって第1出力圧室15の出力流体圧Po1を一定倍率で低下させ、且つ第2出力圧室27の出力流体圧Po2を一定倍率で増加させ、図示しないアクチュエータに加わる空気圧力を増幅させている。
そのときに、圧力が変化する室である入力圧室24と第1及び第2出力圧室15、27が隣接しなく、高低圧側が常に一定であるため、ダイアフラムを長期間にわたり、メンテナンスなしに使用することができる。尚且つ、Oリングを用いずに全てダイアフラムを用いることにより入出力特性のヒステリシスを小さくできるのである。
1つの入力信号に対して2つの信号(圧力)を出力し、差圧によってバルブを制御する複動型ポジショナであって、圧力が変化する部屋(出力・入力圧室)が隣接しておらず、高低圧側が常に一定であるため、ダイアフラムを長期間にわたり、メンテナンスなしに使用することができる圧力増幅装置を提供する。
本願発明の圧力増幅装置の断面図である。 同、入力流体圧が増加したときの状態を示す断面図である。 同、入力流体圧が減少したときの状態を示す断面図である。 同、室の配置を変形した圧力増幅装置の断面図である。 同、室の配置を変形した圧力増幅装置の断面図である。 同、室の配置を変形した圧力増幅装置の断面図である。 同、室の配置を変形した圧力増幅装置の断面図である。 従来技術における圧力増幅装置の断面図である。
符号の説明
11 弁本体
12 移動体
13 第1供給圧室
14 バイアス室
15 第1出力圧室
16 第1フィードバック室
17 第1流入孔
18 第1供給流路
19 第1弁プラグ
21 ばね
22 第1出力流路
23 排気圧室
24 入力圧室
25 第1大気圧室
26 第2供給圧室
27 第2出力圧室
28 第2大気圧室
29 第2フィードバック室
30 第2出力流路
31 第2流入孔
32 第2供給流路
33 第2弁プラグ
34 ばね
35 第1ダイアフラム
36 第2ダイアフラム
37 第3ダイアフラム
38 第4ダイアフラム
39 第5ダイアフラム
40 第6ダイアフラム
41 第7ダイアフラム
42 第8ダイアフラム
43 第1供給口
44 供給路
45 第1出力口
47 出力路
48 排気口
49 入力口
51 第1大気圧口
52 第2出力口
53 第2大気圧口
54 第2供給口
55 第2フィードバック口

Claims (5)

  1. 供給流体圧と入力流体圧とを受け、この入力流体圧の変化に応じて第1及び第2出力流体圧を変化させて、流体の圧力を増幅する圧力増幅装置であって、
    前記供給流体圧を受ける第1供給圧室と、
    前記第1供給圧室に連通して前記供給流体圧を受けるバイアス室と、
    前記入力流体圧を受ける入力圧室と、
    大気圧が維持されている排気圧室と、
    ダイアフラムの弾性変形によって移動する移動体と、
    前記入力流体圧が変化すると前記第1出力流体圧が変化する第1出力圧室と、
    前記第1出力圧室に連通して前記第1出力流体圧を受ける第1フィードバック室と、
    前記第1供給圧室と前記第1出力圧室とを接続する通路を開閉する第1弁プラグと、
    前記供給流体を受ける第2供給圧室と、
    前記入力流体圧が変化すると前記第2出力流体圧が変化する第2出力圧室と、
    前記第2出力圧室に連通して前記第2出力流体圧を受ける第2フィードバック室と、
    前記第2供給圧室と前記第2出力圧室とを接続する通路を開閉する第2弁プラグと、
    大気圧が維持されている第1大気圧室と、
    大気圧が維持されている第2大気圧室と、を備え、
    前記第1供給圧室に連通している前記バイアス室を前記第1出力圧室よりも離れた位置に配置すると共に、前記第1及び第2フィードバック室の隣に第1及び第2大気圧室を配置し、前記第1出力圧室と前記第2出力圧室との間に、隣り合った前記第2大気圧室と前記第2フィードバック室、及び隣り合った前記第1大気圧室と前記第1フィードバック室を配置した
    ことを特徴とする圧力増幅装置。
  2. 供給流体圧と入力流体圧とを受け、この入力流体圧の変化に応じて第1及び第2出力流体圧を変化させて、流体の圧力を増幅する圧力増幅装置であって、
    前記供給流体圧を受ける第1供給圧室と、
    前記第1供給圧室に連通して前記供給流体圧を受けるバイアス室と、
    前記入力流体圧を受ける入力圧室と、
    大気圧が維持されている排気圧室と、
    ダイアフラムの弾性変形によって移動する移動体と、
    前記入力流体圧が変化すると前記第1出力流体圧が変化する第1出力圧室と、
    前記第1出力圧室に連通して前記第1出力流体圧を受ける第1フィードバック室と、
    前記第1供給圧室と前記第1出力圧室とを接続する通路を開閉する第1弁プラグと、
    前記供給流体を受ける第2供給圧室と、
    前記入力流体圧が変化すると前記第2出力流体圧が変化する第2出力圧室と、
    前記第2出力圧室に連通して前記第2出力流体圧を受ける第2フィードバック室と、
    前記第2供給圧室と前記第2出力圧室とを接続する通路を開閉する第2弁プラグと、
    大気圧が維持されている第1大気圧室と、
    大気圧が維持されている第2大気圧室と、を備え、
    前記第1供給圧室に連通している前記バイアス室を前記第1出力圧室よりも離れた位置に配置すると共に、前記第1及び第2フィードバック室の隣に第1及び第2大気圧室を配置し、前記第1出力圧室と前記第2出力圧室との間に、隣り合った前記第2大気圧室と前記第1フィードバック室、及び隣り合った前記第1大気圧室と前記第2フィードバック室を配置した
    ことを特徴とする圧力増幅装置。
  3. 供給流体圧と入力流体圧とを受け、この入力流体圧の変化に応じて第1及び第2出力流体圧を変化させて、流体の圧力を増幅する圧力増幅装置であって、
    前記供給流体圧を受ける第1供給圧室と、
    前記第1供給圧室に連通して前記供給流体圧を受けるバイアス室と、
    前記入力流体圧を受ける入力圧室と、
    大気圧が維持されている排気圧室と、
    ダイアフラムの弾性変形によって移動する移動体と、
    前記入力流体圧が変化すると前記第1出力流体圧が変化する第1出力圧室と、
    前記第1出力圧室に連通して前記第1出力流体圧を受ける第1フィードバック室と、
    前記第1供給圧室と前記第1出力圧室とを接続する通路を開閉する第1弁プラグと、
    前記供給流体を受ける第2供給圧室と、
    前記入力流体圧が変化すると前記第2出力流体圧が変化する第2出力圧室と、
    前記第2出力圧室に連通して前記第2出力流体圧を受ける第2フィードバック室と、
    前記第2供給圧室と前記第2出力圧室とを接続する通路を開閉する第2弁プラグと、
    大気圧が維持されている第1大気圧室と、
    大気圧が維持されている第2大気圧室と、を備え、
    前記第1供給圧室に連通している前記バイアス室を前記第1出力圧室よりも離れた位置に配置すると共に、前記第1及び第2フィードバック室の隣に第1及び第2大気圧室を配置し、前記第1出力圧室と前記第2出力圧室との間に、前記バイアス室を挟んだ一方向側に、隣り合った前記第2大気圧室と前記第1フィードバック室を配置し、他方向側に隣り合った前記第2フィードバック室と第1大気圧室を配置した
    ことを特徴とする圧力増幅装置。
  4. 供給流体圧と入力流体圧とを受け、この入力流体圧の変化に応じて第1及び第2出力流体圧を変化させて、流体の圧力を増幅する圧力増幅装置であって、
    前記供給流体圧を受ける第1供給圧室と、
    前記第1供給圧室に連通して前記供給流体圧を受けるバイアス室と、
    前記入力流体圧を受ける入力圧室と、
    大気圧が維持されている排気圧室と、
    ダイアフラムの弾性変形によって移動する移動体と、
    前記入力流体圧が変化すると前記第1出力流体圧が変化する第1出力圧室と、
    前記第1出力圧室に連通して前記第1出力流体圧を受ける第1フィードバック室と、
    前記第1供給圧室と前記第1出力圧室とを接続する通路を開閉する第1弁プラグと、
    前記供給流体を受ける第2供給圧室と、
    前記入力流体圧が変化すると前記第2出力流体圧が変化する第2出力圧室と、
    前記第2出力圧室に連通して前記第2出力流体圧を受ける第2フィードバック室と、
    前記第2供給圧室と前記第2出力圧室とを接続する通路を開閉する第2弁プラグと、
    大気圧が維持されている第1大気圧室と、
    大気圧が維持されている第2大気圧室と、を備え、
    前記第1供給圧室に連通している前記バイアス室を前記第1出力圧室よりも離れた位置に配置すると共に、前記第1及び第2フィードバック室の隣に第1及び第2大気圧室を配置し、前記第1出力圧室と前記第2出力圧室との間に、前記バイアス室及び前記入力圧室を挟んだ一方向側に、隣り合った前記第2大気圧室と前記第1フィードバック室を配置し、他方向側に隣り合った前記第1大気圧室と前記第2フィードバック室を配置した
    ことを特徴とする圧力増幅装置。
  5. 供給流体圧と入力流体圧とを受け、この入力流体圧の変化に応じて第1及び第2出力流体圧を変化させて、流体の圧力を増幅する圧力増幅装置であって、
    前記供給流体圧を受ける第1供給圧室と、
    前記第1供給圧室に連通して前記供給流体圧を受けるバイアス室と、
    前記入力流体圧を受ける入力圧室と、
    大気圧が維持されている排気圧室と、
    ダイアフラムの弾性変形によって移動する移動体と、
    前記入力流体圧が変化すると前記第1出力流体圧が変化する第1出力圧室と、
    前記第1出力圧室に連通して前記第1出力流体圧を受ける第1フィードバック室と、
    前記第1供給圧室と前記第1出力圧室とを接続する通路を開閉する第1弁プラグと、
    前記供給流体を受ける第2供給圧室と、
    前記入力流体圧が変化すると前記第2出力流体圧が変化する第2出力圧室と、
    前記第2出力圧室に連通して前記第2出力流体圧を受ける第2フィードバック室と、
    前記第2供給圧室と前記第2出力圧室とを接続する通路を開閉する第2弁プラグと、
    大気圧が維持されている第1大気圧室と、
    大気圧が維持されている第2大気圧室と、を備え、
    前記第1供給圧室に連通している前記バイアス室を前記第1出力圧室よりも離れた位置に配置すると共に、前記第1及び第2フィードバック室の隣に第1及び第2大気圧室を配置し、前記第1出力圧室と前記第2出力圧室との間に、前記バイアス室、前記入力圧室及び前記排気圧室を挟んだ一方向側に、隣り合った前記第2大気圧室と前記第1フィードバック室を配置し、他方向側に隣り合った前記第2フィードバック室と前記第1大気圧室を配置した
    ことを特徴とする圧力増幅装置。
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