JP5667496B2 - パイロットリレー - Google Patents
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Description
また、連通孔の断面積A1と移動体の開口の断面積A2との関係をA1>A2とすることにより、給排気時にポペット弁が暴れずに安定し易くすることが可能となり、移動体の開口の断面積A2とガイド部の断面積A3との関係をA2>A3とすることにより、出力空気圧が供給空気圧となった場合でもセルフシールを確保することが可能となる。
図1はこの発明に係るパイロットリレーの一実施の形態の構造を示す図である。このパイロットリレーは単動型である。同図において、1はハウジングであり、ハウジング1内には入力空気圧室2,供給空気圧室3,出力空気圧室4,排気室5およびバイアス室6が設けられている。
図2は排気モード時のポペット弁近傍の様子を示している。このときポペット弁16にかかる力を以下に示す。
(1)ポペット弁排気側周辺(Po):F1=(π/4)・(D2 2 −D4 2 )・Po
(2)ポペット弁給気側周辺(Po):F2=−(π/4)・(D1 2 −D4 2 )・Po
(3)ポペット弁給気側周辺(Ps):F3=(π/4)・(D1 2 −D3 2 )・Ps
(4)ポペット弁保持用バネ力:f
以上より、給気ポートをセルフシールするための条件は、
F=F1+F2+F3+f=(π/4)・(D2 2 −D1 2 )・Po+(π/4)・(D1 2 −D3 2 )・Ps+f>0 ・・・・(1)
と表される。
この(1)式において、最も厳しくなる条件は、Po=Psのときである。これを考慮すると、上記(1)式は下記(2)式で表される。
F=(π/4)・(D2 2 −D3 2 )・Ps+f>0 ・・・・(2)
この(2)式を満たすことが給気ポートをセルフシールするための条件となる。
この実施の形態において、ポペット弁16に形成されている微細連通路16dは、給気ポートの閉塞を迅速に行わせる役割を果たす。ポペット弁16の給気弁16bにはその構造上、供給空気圧Psと出力空気圧Poとの差圧と給気ポート径で決まる力が作用しており、この力が入力空気圧Pnの変化に対して給排気が切り替わらないデッドバンドの要因となる。このデッドバンドによる給排気の非線形性を改善させるために、ポペット弁16に微細連通路16dを形成し、出力空気圧Poを大気に逃がすようにしている訳である。
図12はこの発明に係るパイロットリレーの他の実施の形態の構造を示す図である。このパイロットリレーは複動型である。同図において、51はハウジングであり、ハウジング51内には入力空気圧室52,第1の供給空気圧室53,第2の供給空気圧室54,第1の出力空気圧室55,第2の出力空気圧室56,第1の排気室57−1,第2の排気室57−2およびバイアス室58が形成されている。
Claims (8)
- ハウジング内に形成された入力空気圧室,供給空気圧室,出力空気圧室および排気室と、
前記入力空気圧室に導かれる入力空気圧によって変位する第1のダイアフラムと、
前記出力空気圧室に位置する開口と,この開口を前記排気室に連通させる排気通路とを有し、前記第1のダイアフラムに支持されて前記ハウジング内を移動する移動体と、
前記供給空気圧室と前記出力空気圧室とを画成する隔壁に形成された連通孔を貫通して移動可能に設けられ、前記移動体の開口を開閉する排気弁および前記連通孔を開閉する給気弁とを一体的に有するポペット弁と、
前記ポペット弁を前記給気弁が前記連通孔を閉じる方向に付勢するバネ部材と、
前記移動体と前記ハウジングとの間に取り付けられ前記出力空気圧室とこの出力空気圧室と隣接する他の室とを画成する第2のダイアフラムとを備えたパイロットリレーであって、
前記ポペット弁は、前記給気弁に連なる前記供給空気圧室側の外周面を当該ポペット弁の移動を案内するガイド部として有し、
前記第2のダイアフラムの有効面積をA0、前記連通孔の断面積をA1、前記移動体の開口の断面積をA2、前記ガイド部の断面積をA3とした場合、これらの面積A0,A1,A2,A3の関係がA0>A1>A2>A3とされており、
前記第2のダイアフラムの有効面積A0の前記連通孔の断面積A1に対する比率が2.5以下とされている
ことを特徴とするパイロットリレー。 - 請求項1に記載されたパイロットリレーにおいて、
前記出力空気圧室を大気に常時連通させる微細連通路を備え、
前記微細連通路が前記ポペット弁に形成されている
ことを特徴とするパイロットリレー。 - 請求項1に記載されたパイロットリレーにおいて、
前記出力空気圧室を大気に常時連通させる微細連通路を備え、
前記微細連通路が前記ハウジングに形成されている
ことを特徴とするパイロットリレー。 - 請求項1に記載されたパイロットリレーにおいて、
前記出力空気圧室を大気に常時連通させる微細連通路を備え、
前記微細連通路が前記移動体に形成されている
ことを特徴とするパイロットリレー。 - ハウジング内に形成された入力空気圧室,第1の供給空気圧室,第2の供給空気圧室,第1の出力空気圧室,第2の出力空気圧室,第1の排気室および第2の排気室と、
前記入力空気圧室に導かれる入力空気圧によって変位する第1のダイアフラムと、
前記第1の出力空気圧室に位置する第1の開口と,前記第2の出力空気圧室に位置する第2の開口と,前記第1の開口を前記第1の排気室に連通させる第1の排気通路と,前記第2の開口を前記第2の排気室に連通させる第2の排気通路とを有し、前記第1のダイアフラムに支持されて前記ハウジング内を移動する移動体と、
前記第1の供給空気圧室と前記第1の出力空気圧室とを画成する第1の隔壁に形成された第1の連通孔を貫通して移動可能に設けられ、前記移動体の第1の開口を開閉する第1の排気弁および前記第1の連通孔を開閉する第1の給気弁とを一体的に有する第1のポペット弁と、
前記第2の供給空気圧室と前記第2の出力空気圧室とを画成する第2の隔壁に形成された第2の連通孔を貫通して移動可能に設けられ、前記移動体の第2の開口を開閉する第2の排気弁および前記第2の連通孔を開閉する第2の給気弁とを一体的に有する第2のポペット弁と、
前記第1のポペット弁を前記第1の給気弁が前記第1の連通孔を閉じる方向に付勢する第1のバネ部材と、
前記第2のポペット弁を前記第2の給気弁が前記第2の連通孔を閉じる方向に付勢する第2のバネ部材と、
前記移動体と前記ハウジングとの間に取り付けられ前記第1の出力空気室とこの第1の出力空気室と隣接する他の室とを画成する第2のダイアフラムと、
前記移動体と前記ハウジングとの間に取り付けられ前記第2の出力空気室とこの第2の出力空気室と隣接する他の室とを画成する第3のダイアフラムとを備えたパイロットリレーであって、
前記第1のポペット弁は、前記第1の給気弁に連なる前記第1の供給空気圧室側の外周面を当該ポペット弁の移動を案内する第1のガイド部として有し、
前記第2のポペット弁は、前記第2の給気弁に連なる前記第2の供給空気圧室側の外周面を当該ポペット弁の移動を案内する第2のガイド部として有し、
前記第2のダイアフラムの有効面積をA01、前記第1の連通孔の断面積をA11、前記移動体の第1の開口の断面積をA21、前記第1のガイド部の断面積をA31とした場合、これらの面積A01,A11,A21,A31の関係がA01>A11>A21>A31とされ、
前記第3のダイアフラムの有効面積をA02、前記第2の連通孔の断面積をA12、前記移動体の第2の開口の断面積をA22、前記第2のガイド部の断面積をA32とした場合、これらの面積A02,A12,A22,A32の関係がA02>A12>A22>A32とされ、
前記第2のダイアフラムの有効面積A01の前記第1の連通孔の断面積A11に対する比率が2.5以下とされ、
前記第3のダイアフラムの有効面積A02の前記第2の連通孔の断面積A12に対する比率が2.5以下とされている
ことを特徴とするパイロットリレー。 - 請求項5に記載されたパイロットリレーにおいて、
前記第1の出力空気圧室を大気に常時連通させる第1の微細連通路と、
前記第2の出力空気圧室を大気に常時連通させる第2の微細連通路とを備え、
前記第1の微細連通路が前記第1のポペット弁に形成され、
前記第2の微細連通路が前記第2のポペット弁に形成されている
ことを特徴とするパイロットリレー。 - 請求項5に記載されたパイロットリレーにおいて、
前記第1の出力空気圧室を大気に常時連通させる第1の微細連通路と、
前記第2の出力空気圧室を大気に常時連通させる第2の微細連通路とを備え、
前記第1の微細連通路および前記第2の微細連通路が前記ハウジングに形成されている
ことを特徴とするパイロットリレー。 - 請求項5に記載されたパイロットリレーにおいて、
前記第1の出力空気圧室を大気に常時連通させる第1の微細連通路と、
前記第2の出力空気圧室を大気に常時連通させる第2の微細連通路とを備え、
前記第1の微細連通路および前記第2の微細連通路が前記移動体に形成されている
ことを特徴とするパイロットリレー。
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