JP2004257463A - 圧力増幅装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バイアス室、出力圧室、を弁プラグと入力ダイアフラムの間に構成することなく外側に構成し、更にゲイン切換え室を2つ具備することで、低ゲインでも供給圧変動補償が機能できるコントロールリレーを提供する。
【解決手段】圧力増幅装置は、供給流体圧と入力流体圧とを受け、この入力流体圧の変化に応じて出力流体圧を変化させ、流体の圧力を増幅する圧力増幅装置であって、供給流体圧を受ける供給圧室と、供給流体圧を受けるバイアス室と、入力流体圧を受ける入力圧室と、出力流体圧を受けるフィードバック室と、ダイアフラムの弾性変形によって移動する移動体と、入力流体圧が変化すると出力流体圧が変化する出力圧室と、供給圧室と出力圧室とを接続する流路を開閉する弁プラグと、を備え、ゲインを切換える2つの第1及び第2のゲイン切換え室を、フィードバック室と出力圧室との間に設けたことである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧力増幅装置に関するものであり、詳しくはバルブポジショナの構成要素であるコントロールリレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来技術における圧力増幅装置は、供給流体圧Psと入力流体圧Pnとを受け、この入力流体圧Pnの変化に応じて出力流体圧Poを変化させて、流体の圧力を増幅する装置である。
【0003】
この圧力増幅装置は、空気式バルブの空気圧を制御するバルブポジショナなどの構成要素であり、開度を調整可能なコントロールバルブ(調節弁)などを、外乱に抗して正確に駆動するために、入力流体圧Pnの変化量に対して出力流体圧Poの変化量を一定倍率に制御するパイロットリレーなどに用いられる。
【0004】
この圧力増幅装置は、図4に示すように、内部を空洞に形成した弁本体111と、弁本体111の空洞内に配置した移動体112と、移動体112を弁本体111内部において維持する第1〜第4のダイアフラム113〜116と、供給圧室117と、バイアス室118と、入力圧室119と、出力圧室120と、排気圧室121と、フィードバック室122と、弁プラグpptと、ばね124と、第1の開閉手段133と、第2の開閉手段134とを備えている。
【0005】
弁本体111は、装置本体を構成する収容部(ケーシング)である。この弁本体111には、空気などの流体を供給圧室117に供給する供給口123と、空気などの流体を入力圧室119に流入させる入力口124aと、出力圧室120から流体を流出させる出力口124bと、排気圧室121から流体を流出させる排気口125と、供給圧室117とバイアス室118とを接続する流路126と、出力圧室120とフィードバック室122とを接続する流路127と、供給圧室117と出力圧室120とを接続する流路128と、供給圧室117と出力圧室120とを接続する流入孔(ブリード孔)129とが形成されている。
【0006】
又、弁本体111には、移動体112、第1〜第4のダイアフラム113〜116、弁プラグppt及びばね124が収容されている。
移動体112は、第1〜第4のダイアフラム113〜116の弾性変形によって移動する部材である。
【0007】
移動体112には、出力圧室120と排気圧室121とを接続する流路130aが形成されている。
この移動体112は、第1〜第4のダイアフラム113〜116によって弁本体111内に移動自在に支持されており、第1〜第4のダイアフラム113〜116が弾性変形すると矢印A方向及び矢印B方向に移動する。
【0008】
第l〜第4のダイアフラム113〜116は、弁本体111と移動体112とを連結し、この移動体112を移動自在に支持する膜板である。
【0009】
第1のダイアフラム113は、一方の表面側に出力流体圧Poを受け、他方の表面側に供給流体圧Psを受けて弾性変形する。
【0010】
第2のダイアフラム114は、一方の表面側に供給流体圧Psを受け、他方の表面側に入力流体圧Pnを受けて弾性変形し、第lのダイアフラム113よりも受圧面積が小さく形成されている。
【0011】
第3のダイアフラム115は、一方の表面側に入力流体圧Pnを受け他方の表面側に排気流体圧Peを受けて弾性変形する入力ダイアフラムであり、第2のダイアフラム114よりも受圧面積が大きく形成されている。
【0012】
第4のダイアフラム116は、一方の表面側に排気流体圧Pe又は大気圧を受け、他方の表面側に出力流体圧Poを受けて弾性変形するフィードバックダイアフラムである。この第4のダイアフラム116は、第1のダイアフラム113よりも受圧面積が大きいために、第4のダイアフラム116と第1のダイアフラム113との受圧面積の差分に相当する力が移動体112に作用したときに移動体112を矢印B方向に移動させるように機能する。
【0013】
供給圧室117は、供給流体圧Psを受ける部屋である。この供給圧室117は、供給口123に接続されており、この供給口123から空気が供給されると供給流体圧Psを内部に受ける。この供給圧室117は、弁本体111の端部側に形成されており、内部にばね124を収容する。
【0014】
バイアス室118は、第3のダイアフラム115及び弁プラグpptの外側に位置し、供給流体圧Psを受ける部屋である。このバイアス室118は、一対の第1及び第2のダイアフラム113、114によって仕切られており、供給圧室117と流路126を通じて接続されているために、供給圧室117と同じ大きさの供給流体圧Psを内部に受ける。更に、このバイアス室118は、入力圧室119とフィードバック室122との問に位置しこれらに隣接して配置されている。
【0015】
このような構成からなるバイアス室118は、第lのダイアフラム113が第2のダイアフラム114よりも受圧面積が大きいために、第lのダイアフラム113と第2のダイアフラム114との受圧面積の差分に相当する押圧力を移動体112に常時作用させ、移動体112をB方向に押圧する空気ばねとして機能する。
【0016】
入力圧室119は、入力流体圧Pnを受ける部屋であり、バイアス室118と排気圧室121との間に位置し、これらに隣接して配置されるとともに、バイアス室118と弁プラグpptとの間に位置する。この入力圧室119は、一対の第2及び第3のダイアフラム114、115によって仕切られており、入カ口124aから空気が流入すると入力流体圧Pnを内部に受ける。
【0017】
このような構成からなる入力圧室119は、第3のダイアフラム(入力ダイアフラム)115が第2のダイアフラム114よりも受圧面積が大きいために、第2のダイアフラム114と第3のダイアフラム115との受圧面積の差分に相当する力が移動体112に作用したときに、この移動体112を矢印A方向に移動させるように機能する。
【0018】
出力圧室120は、入力流体圧Pnが変化すると出力流体圧Poが変化する部屋であり、第4のダイアフラム116、移動体112及び弁本体111によって仕切られる空間である。この出力圧室120は、弁プラグpptが流路128を開くと弁プラグpptと流路128との間の隙間を通じて供給圧室117から空気が流入し出力流体圧Poを内部に受ける。この出力圧室120は、図示しないアクチュエータに出力口124bから空気を排出する。
【0019】
この出力圧室120は、入力圧室119とは離間して配置され、供給圧室117と排気圧室121との間に位置しこれらに隣接して配置されている。
また、図4に示すように、入力圧室119と出力圧室120との間には排気圧室121が配置されている。
【0020】
排気圧室121は、空気を排出させる部屋であり、一対の第3及び第4のダイアフラム115、116によって仕切られており、流路130a、130bから流入した空気を排気口125から大気中に排出させる。この排気圧室121は、入力圧室119と出力圧室120との間に位置し、これらに隣接して配置されている。
【0021】
フィードバック室122は、出力流体圧Poを受ける第lのダイアフラム113を有する部屋であり、弁本体111と第lのダイアフラム113とによって仕切られており、出力圧室120と流路127を通じて接続されているために出力圧室120と同じ大きさの出力流体圧Poを内部に受ける。
【0022】
バイアス室118及びフィードバック室122は、第3のダイアフラム115及び弁プラグpptの外側に位置する。
【0023】
弁プラグpptは、供給圧室117と出力圧室120とを接続する流路128を開くポペット弁であり、流路130aを開閉する排気弁部131と、流路128を開閉する供給弁部132とが形成されている。
【0024】
この弁プラグpptは、流路128を貫通した状態で、供給圧室117と出力圧室120との間に配置され収容されており、入力流体圧Pnが増加して、移動体112が矢印A方向に移動したときに、出力流体圧Poが増加するように流路128を開く。
【0025】
ばね124は、弁プラグpptを押圧する押圧部材であり、弁プラグpptの排気弁部131が流路130aを閉鎖し、供給弁部132が流路128を閉鎖するように、この弁プラグpptを矢印B方向に常時押圧する。この、ばね124は、入力流体圧Pnが増加して、弁ブラグ123を加圧しながら移動体112が矢印A方向に移動すると圧縮される。
【0026】
第lの開閉手段133は、弁本体111に設けられ、流路127を開閉する。
この場合は、第lの開閉手段133は、ニードル弁が使用され、流路127を開閉する。
【0027】
第2の開閉手段134は、この第lの開閉手段133とフィードバック室122との間の流路127a或いはフィードバック室122に設けられ、第lの開閉手段133が閉の時に大気開放し、第lの開閉手段133が開の時に閉となる。
【0028】
次に、以上説明した構成からなる圧力増幅装置の動作を説明する。
説明を分かりやすくするために、先ず、第1の開閉手段133が開で、第2の開閉手段134が閉の状態の場合について説明する。
【0029】
(平衡状態)
図4に示すように、供給口123から供給圧室117に空気が供給されると、供給圧室117とバイアス室118とが流路126によって接続されているため、供給圧室117及びバイアス室118が供給流体圧Psを受ける。
又、入力口124aから入力圧室119に空気が流入して、入力圧室119が入力流体圧Pnを受ける。
【0030】
供給圧室117から流入孔129を通じて出力圧室120に僅かに空気が流入すると、出力圧室120と、フィードバック室122とが流路127、127aによって接続されているため、出力圧室120及びフィードバック室122が出力流体圧Poを受ける。
【0031】
このとき、ばね124が弁プラグpptを矢印B方向に押圧して、供給弁部132が流路128を閉鎖しているが、排気弁部131と流路130aとの間には僅かに隙間が形成されている。
【0032】
その結果、供給圧室117から流路129を通じて出力圧室120に流入する空気が、排気弁部131と流路130aとの間の隙間から排気圧室121に流入して、力学的に安定した平衡状態になっている。
【0033】
(出力増加)
図5は、圧力増幅装置において出力流体圧Poが増加したときの状態を示す動作説明図である。
入力口124aから入力圧室119に流入する空気圧力が増加すると、入力圧室119が受ける入力流体圧Pnが増加する。
【0034】
第2のダイアフラム114の受圧面積よりも第3のダイアフラム115の受圧面積が大きいため、こられの受圧面積の差分に相当する力によって第2及び第3のダイアフラム114、115が攘み、移動体112が矢印A方向に移動する。
【0035】
一方、バイアス室118が供給流体圧Psを受けると、第2のダイアフラム114の受圧面積よりも第1のダイアフラム113の受圧面積が大きいため、これらの受圧面積の差分に相当する力が、矢印B方向に抵抗力として移動体112に作用する。
【0036】
そして、ばね124の押圧力に抗して、このばね124を圧縮しながら移動体112が弁プラグpptを加圧して、排気弁部131が流路130aを閉鎖して移動体112と弁プラグpptとが一体となって矢印A方向に移動する。
【0037】
その結果、弁プラグpptが流路128を徐々に開き、供給弁部132と流路128との間の隙間を通じて供給圧室117から出力圧室120に空気が流入して、出力圧室120が受ける出力流体圧Poが増加する。
【0038】
流路128から出力圧室120に流入する空気圧力が増加すると、フィードバック室122が受ける出力流体圧Poも増加して、この出力流体圧Poの増加分がフィードバック室122にフィードバックされる。
【0039】
第1のダイアフラム113の受圧面積よりも第4のダイアフラム116の受圧面積が小さいため、こられの受圧面積の差分に相当する力が矢印B方向に抵抗力として移動体112に作用する。
このように、入力流体圧Pnが増加すると一定倍率で出力流体圧Poが増加する。
【0040】
(出力減少)
図6は、出力流体圧Poが減少したときの状態を示す動作説明図である。
【0041】
入力口124aから入力圧室119に流入する空気圧力が減少して、入力圧室119が受ける入力流体圧Pnが減少すると、第2及び第3のダイアフラム114、115の受圧面積の差分に相当する力が低下して移動体112を矢印A方向に移動する力が低下する。
【0042】
一方、バイアス室118は供給流体圧Psを受けており、第1及び第2のダイアフラム113、114の受圧面積の差分に相当する力が矢印B方向に作用するため移動体112が矢印B方向に移動する。
このため、弁プラグpptと移動体112が離間して排気弁部131が流路130aを開く。
【0043】
その結果、出力圧室120から流路130a、130bを通じて排気圧室121に空気が流入し、排気圧室121内の空気が排気口125から大気中に排出されて、出力圧室120及びフィードバック室122が受ける出力流体圧Poが減少する。
【0044】
次に、第lの開閉手段133が閉で、第2の開閉手段134が開の状態の場合については、フィードバック室122が大気開放になるだけであり、動作的には、殆ど相違は無いので、その動作については説明を省く。
但し、ゲインについては、相違があるので、第lの開閉手段133と第2の開閉手段134の開閉の切替えによるゲインの相違の発生について、以下に説明する。
【0045】
先ず、第lの開閉手段133が開で、第2の開閉手段134が閉の状態、即ち、フィードバック室122に出力流体圧Poが導入されているときには、第lのダイアフラム113の面積と、第4のダイアフラム116の面積の差を小さくすることにより、高ゲインを得ることが出来る。
【0046】
第lの開閉手段133が閉で、第2の開閉手段134が開の状態、即ち、フィードバック室122が大気開放されているときには、第lのダイアフラム113の面積が存在しない分だけゲインは低くなる。
即ち、第lの開閉手段133と第2の開閉手段134との操作により、2通りのゲインが得られることになる。
【0047】
次に、供給流体圧Psが高くなると入力流体圧Pnも出力流体圧Poも高くなるために、力のつれあいがとれなくなるが、バイアス室118とフィードバック室122とが設けられたので、力のつりあいが取れ、供給圧変動を補償することが出来る。
但し、低ゲインを採用する場合は、フィードバック室122が大気圧となるので、供給圧の変動を補償できない。
【0048】
【特許文献1】
特願2002−004483号 (第8頁〜第10頁 第1図)
【0049】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術で示した圧力増幅装置において、フィードバック室を設け、出力圧室、入力圧室、供給圧室、バイアス室、フィードバック室の5つの部屋によって構成され、又、流路の開閉機構を取り付けることにより高ゲインと低ゲインの2通りの特性を得ることができるが、出力を一定の割合で変化させる供給圧変動補償は高ゲインのときにしか機能しないという問題がある。
【0050】
従って、出力圧室、入力圧室、供給圧室、バイアス室、フィードバック室の5つの部屋によって構成されるコントロールリレーに対して、高ゲインと低ゲインの2通りの特性を得ることが出来ると共に、2つのゲインにおいてどちらでも供給圧変動補償を機能させる構成に解決しなければならない課題を有する。
【0051】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る圧力増幅装置は、次に示す構成にすることである。
【0052】
(1)圧力増幅装置は、供給流体圧と入力流体圧とを受け、該入力流体圧の変化に応じて出力流体圧を変化させ、流体の圧力を増幅する圧力増幅装置であって、前記供給流体圧を受ける供給圧室と、前記供給流体圧を受けるバイアス室と、前記入力流体圧を受ける入力圧室と、前記出力流体圧を受けるフィードバック室と、ダイアフラムの弾性変形によって移動する移動体と、前記入力流体圧が変化すると前記出力流体圧が変化する出力圧室と、前記供給圧室と前記出力圧室とを接続する流路を開閉する弁プラグと、を備え、ゲインを切換える2つの第1及び第2のゲイン切換え室を、前記フィードバック室と出力圧室との間に設けたことである。
(2)又、前記第1及び第2のゲイン切換え室は、高ゲインのときは第1及び第2のゲイン切換え室に入力流体圧を供給し、低ゲインのときは第1のゲイン切換え室に大気圧を供給すると共に第2のゲイン切換え室に供給流体圧を供給することを特徴とする(1)に記載の圧力増幅装置。
(3)前記バイアス室及び前記出力圧室は、前記入力圧室及び前記弁プラグの外側位置に配置したことを特徴とする(1)に記載の圧力増幅装置。
【0053】
このように、ゲインを切換える第1及び第2のゲイン切換え室を設けた構造にしたことにより、高ゲインと低ゲインに切換えることができると共に、低ゲインであっても、供給圧変動補償を機能させることができる。
【0054】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る圧力増幅装置の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0055】
本発明に係る圧力増幅装置は、従来技術で説明した圧力増幅装置と同じく、供給流体圧Psと入力流体圧Pnとを受け、この入力流体圧Pnの変化に応じて出力流体圧Poを変化させて、流体の圧力を増幅する装置である。
この圧力増幅装置は、空気式バルブの空気圧を制御するバルブポジショナなどの構成要素であり、開度を調整可能なコントロールバルブ(調節弁)などを、外乱に抗して正確に駆動するために、入力流体圧Pnの変化量に対して出力流体圧Poの変化量を一定倍率に制御するパイロットリレーなどに用いられる。
【0056】
このような圧力増幅装置は、図1に示すように、弁本体11と、移動体12と、第1〜第6のダイアフラム13〜18と、供給圧室19と、バイアス室20と、入力圧室21と、出力圧室22と、排気圧室23と、フィードバック室24と、第1のゲイン切換え室25と、第2のゲイン切換え室26と、弁プラグ27と、ばね28とから大略構成されている。
【0057】
弁本体11は、装置本体を構成する収容部(ケーシング)であり、空気などの流体を供給圧室19に供給する供給口31と、出力圧室22から流体を流出させる出力口32と、排気圧室23から流体を排出させる排気口33と、第1のゲイン切換え室25に入力流体圧Pn或いは大気圧を供給する第1のゲイン切換え口34と、入力圧室21に空気を流入させる入力口35と、第2のゲイン切換え室26に入力流体圧Pn又は供給流体圧Psを供給する第2のゲイン切換え口36と、バイアス室20に供給流体圧Psを供給するバイアス口37と、フィードバック室24に出力流体圧Poを供給するフィードバック口38とを備えた構成になっている。
【0058】
更に、この弁本体11には、上部中空部分に第1〜第6のダイアフラム13〜18で支持されている移動体12を備え、供給圧室19と出力圧室22との仕切り部分に移動体12の中心軸に合わせて弁プラグ27をばね28で動けるように支持して収容されている。
【0059】
移動体12は、第1〜第6のダイアフラム13〜18の弾性変形によって移動するものであり、第1〜第6のダイアフラム13〜18によって弁本体11内に移動自在に支持されており、第1〜第6のダイアフラム13〜18が弾性変形すると、矢印A方向及び矢印B方向に移動する。
【0060】
第1〜第6のダイアフラム13〜18は、弁本体11と移動体12とを連結し、この移動体12を移動自在に支持する膜板である。
【0061】
第1のダイアフラム13は、一方の表面側にフィードバック室24の入力流体圧Pnを受け、他方の表面側にバイアス室20の供給流体圧Psを受けて弾性変形する。
【0062】
第2のダイアフラム14は、一方の表面側にバイアス室20の供給流体圧Psを受け、他方の表面側に第2のゲイン切換え室26の入力流体圧Pn或いは供給流体圧Psを受けて弾性変形する。
【0063】
第3のダイアフラム15は、一方の表面側に第2のゲイン切換え室26の入力流体圧Pn或いは大気圧を受け、他方の表面側に入力圧室21の入力流体圧Pnを受けて弾性変形する。
【0064】
第4のダイアフラム16は、一方の表面側に入力圧室21の入力流体圧Pnを受け、他方の表面側に第1のゲイン切換え室25の入力流体圧Pn或いは大気圧を受けて弾性変形する。
【0065】
第5のダイアフラム17は、一方の表面側に第1のゲイン切換え室25の入力流体圧Pn或いは大気圧を受け、他方の表面側に排気圧室23の排気流体圧Peを受けて弾性変形する。
【0066】
第6のダイアフラム18は、一方の表面側に排気圧室23の排気流体圧Peを受け、他方の表面側に出力圧室22の出力流体圧Poを受けて弾性変形する。
【0067】
供給圧室19は、供給流体圧Psを受ける部屋であり、供給口31に接続され、この供給口31から空気が供給されると供給流体圧Psを内部に受ける。
この供給圧室19は、弁本体11の端部側に形成され、内部にばね28を収容する構成になっている。
【0068】
バイアス室20は、供給流体圧Psを受ける部屋であり、一対の第1及び第2のダイアフラム13、14によって仕切られており、供給圧室19と同じ大きさの供給流体圧Psを内部に受ける。
このバイアス室20は、第2のゲイン切換え室26とフィードバック室24との間に位置し、これらに隣接して配置されている。
【0069】
このバイアス室20は、第1のダイアフラム13が第2のダイアフラム14よりも受圧面積が大きいために、第1のダイアフラム13と第2のダイアフラム14との受圧面積の差分に相当する押圧力を移動体12に常時作用させ、移動体12がB方向に押圧する空気ばねとして機能する。
【0070】
入力圧室21は、入力流体圧Pnを受ける部屋であり、一対の第3及び第4のダイアフラム15、16によって仕切られており、入力口35から空気が流入すると入力流体圧Pnを内部に受ける。
この入力圧室21は、第2のゲイン切換え室26と第1のゲイン切換え室25との間に位置し、これらに隣接して配置されている。
この入力圧室21は、第4のダイアフラム(入力ダイアフラム)16が第3のダイアフラム15よりも受圧面積が大きいために、第3のダイアフラム15との受圧面積の差分に相当する力が移動体12に作用したときに、この移動体12を矢印A方向に移動させるように機能する。
【0071】
出力圧室22は、入力流体圧Pnが変化すると出力流体圧Poが変化する空間であり、第6のダイアフラム18、移動体12の底部側及び弁本体11の頭部側の排気弁部41によって仕切られている。
この出力圧室22は、弁プラグ27が流路43を開くと弁プラグ27と流路43との間の隙間を通じて供給圧室19から空気が流入し出力流体圧Poを内部に受ける。この出力圧室22は、図示しないアクチュエータに出力口32から空気を排出する。
【0072】
この出力圧室22は、入力圧室21とは離間して配置され、供給圧室19と排気圧室23との間に位置しこれらに隣接して配置されている。
【0073】
排気圧室は23は、空気を排出させる空問であり、一対の第5及び第6のダイアフラム17、18によって仕切られており、流路44a、44bから流入した空気を排気口33から大気中に排出させる。この排気圧室12は、第1のゲイン切換え室25と出力圧室22との間に位置し、これらに隣接して配置されている。
【0074】
フィードバック室24は、フィードバック口38から出力流体圧Poを受ける第lのダイアフラム13を有する部屋であり、弁本体11と第lのダイアフラム13とによって仕切られており、出力圧室22と同じ大きさの出力流体圧Poを内部に受ける構成になっている。
【0075】
第lのゲイン切換え室25は、第1のゲイン切換え口34から入力流体圧Pn或いは大気圧が供給される部屋であり、第4及び第5のダイアフラム16、17によって仕切られた空間を形成し、高ゲインのときには入力圧室21の入力流体圧Pnが供給され、低ゲインのときには大気圧が供給される。
この第1のゲイン切換え室25は、第2のゲイン切換え室26と連携して動作するもので、高ゲインと低ゲインのときに動作し、供給圧力が変化すると、出力を一定の割合で変化させる供給圧変動補償を機能させるものである。ここで、ゲインとは、出力圧変化量/入力圧変化量が一定倍率になることである。
この第1のゲイン切換え室への流体の供給の切換えは、図示しない電磁弁等を用いて通信機能により遠隔操作で制御できるようにしてもよい。
【0076】
第2のゲイン切換え室26は、第2のゲイン切換え口36から入力流体圧Pn或いは供給流体圧Psが供給される部屋であり、第2及び第3のダイアフラム14、15によって仕切られた空間を形成し、高ゲインのときには入力圧室21の入力流体圧Pnが供給され、低ゲインのときは供給圧室19の供給流体圧Psが供給される。
この第2のゲイン切換え室への流体の供給の切換えは、上記第1のゲイン切換え室への流体の供給を切換えるものと同じく、図示しない電磁弁等を用いて通信機能により遠隔操作で制御できるようにしてもよい。
【0077】
弁プラグ27は、供給圧室19と出力圧室22とを接続する流路43を開くポペット弁であり、流路44aを開閉する排気弁部41と、流路43を開閉する供給弁部42とが形成されている。
【0078】
この弁プラグ27は、流路43を貫通した状態で、供給圧室19と出力圧室22との間に配置され収容されており、入力流体圧Pnが増加して、移動体12が矢印A方向に移動したときに、出力流体圧Poが増加するように流路43を開く。
【0079】
ばね28は、弁プラグ27を押圧する押圧部材であり、弁プラグ27の排気弁部41が流路44aを閉鎖し、供給弁部42が流路43を閉鎖するように、この弁プラグ27を矢印B方向に常時押圧する。この、ばね28は、入力流体圧Pnが増加して、弁ブラグ27を加圧しながら移動体12が矢印A方向に移動すると圧縮される。
【0080】
次に、以上説明した構成からなる圧力増幅装置の動作を説明する。
【0081】
(平衡状態)
図lに示すように、供給口31から供給圧室19に空気が供給されると、供給圧室19及びバイアス室20が供給流体圧Psを受ける。
又、入力口35から入力圧室21に空気が流入して、入力圧室21が入力流体圧Pnを受ける。
【0082】
供給圧室19から流入孔45を通じて出力圧室22に僅かに空気が流入すると、出力圧室22と、フィードバック室24とが図示しない流路によって接続されているため、出力圧室22及びフィードバック室24が出力流体圧Poを受ける。
【0083】
このとき、ばね28が弁プラグ27を矢印B方向に押圧して、供給弁部42が流路43を閉鎖しているが、排気弁部41と流路44aとの間には僅かに隙間が形成されている。
【0084】
その結果、供給圧室19から流路45を通じて出力圧室22に流入する空気が、排気弁部41と流路44との間の隙間から排気圧室23に流入して、力学的に安定した平衡状態になっている。
【0085】
(出力増加)
図2は、この発明の実施形態に係る圧力増幅装置において出力流体圧が増加したときの状態を示す動作説明図である。
入力口35から入力圧室21に流入する空気圧力が増加すると、入力圧室21が受ける入力流体圧Pnが増加する。
【0086】
第3のダイアフラム15の受圧面積よりも第4のダイアフラム16の受圧面積が大きいため、こられの受圧面積の差分に相当する力によって第3及び第4のダイアフラム15、16が攘み、移動体12が矢印A方向に移動する。
【0087】
一方、バイアス室20が供給流体圧Psを受けると、第2のダイアフラム14の受圧面積よりも第1のダイアフラム13の受圧面積が大きいため、これらの受圧面積の差分に相当する力が、矢印B方向に抵抗力として移動体12に作用する。
【0088】
そして、ばね28の押圧力に抗して、このばね28を圧縮しながら移動体12が弁プラグ27を加圧して、排気弁部41が流路44aを閉鎖して移動体12と弁プラグ27とが一体となって矢印A方向に移動する。
【0089】
その結果、弁プラグ27が流路43を徐々に開き、供給弁部42と流路43との間の隙間を通じて供給圧室19から出力圧室22に空気が流入して、出力圧室22が受ける出力流体圧Poが増加する。
【0090】
流路43から出力圧室22に流入する空気圧力が増加すると、フィードバック室24が受ける出力流体圧Poも増加して、この出力流体圧Poの増加分がフィードバック室24にフィードバックされる。
【0091】
第1のダイアフラム13の受圧面積よりも第6のダイアフラム18の受圧面積が大きいため、こられの受圧面積の差分に相当する力が矢印B方向に抵抗力として移動体12に作用する。
このように、入力流体圧Pnが増加すると一定倍率で出力流体圧Poが増加する。
【0092】
(出力減少)
図3は、この発明の実施形態に係る圧力増幅装置において出力流体圧Poが減少したときの状態を示す動作説明図である。
【0093】
入力口35から入力圧室21に流入する空気圧力が減少して、入力圧室21が受ける入力流体圧Pnが減少すると、第3及び第4のダイアフラム15、16の受圧面積の差分に相当する力が低下して移動体12を矢印A方向に移動する力が低下する。
【0094】
一方、バイアス室20は供給流体圧Psを受けており、第1及び第2のダイアフラム13、14の受圧面積の差分に相当する力が矢印B方向に作用するため移動体12が矢印B方向に移動する。
このため、弁プラグ27と移動体12が離間して排気弁部41が流路44aを開く。
【0095】
その結果、出力圧室22から流路44a、44bを通じて排気圧室23に空気が流入し、排気圧室23内の空気が排気口33から大気中に排出されて、出力圧室22及びフィードバック室24が受ける出力流体圧Poが減少する。
【0096】
次に、高ゲインと低ゲインのときについて、第1及び第2のゲイン切換え室25、26への流体の切替えによるゲインの相違の発生について、以下に説明する。上述したように、ゲインは、出力圧変化量/入力圧変化量が一定倍率になるようにすることであり、低ゲインと高ゲインのときに動作して、供給圧力が変化すると、出力を一定の割合で変化させる供給圧変動補償を機能させるものである。
【0097】
第1及び第2のゲイン切換え室25、26への圧力を切換えて、力のつりあいにより機能するダイアフラムの組合せを変化させたときに、第1及び第2のゲイン切換え室25、26に供給する流体の組合せでゲインを可変にできるというものである。この場合に、ゲインが変化しても供給圧変動補償を機能させる。
この第1及び第2のゲイン切換え室25、26を設ける場所は、ダイアフラム径を考慮すると、次の4通りが考えられる。
(1)実施例のように、バイアス室20と入力圧室21との間に第2のゲイン切換え室26、入力圧室21と排気圧室23との間に第1のゲイン切換え室25を設ける。
(2)フィードバック室24とバイアス室20との間に第2のゲイン切換え室26、入力圧室23と排気圧室23との間に第1のゲイン切換え室25を設ける。
(3)バイアス室20と入力圧室21との間に第2のゲイン切換え室26、排気圧室23と出力圧室22との間に第1のゲイン切換え室25を設ける。
(4)フィードバック室24とバイアス室20との間に第2のゲイン切換え室26、排気圧室23と出力圧室22との間に第1のゲイン切換え室25を設ける。
【0098】
ゲインの切換えは、高ゲインのときは、第1のゲイン切換え室25に入力流体圧Pnを供給し、第2のゲイン切換え室26に入力流体圧Pnを供給する。そうすると、第3及び第4のダイアフラム15、16が力のつり合いにより機能しなくなり、高ゲインを得ることが出来、同時に、供給圧の変動を補償することが出来る。
【0099】
低ゲインのときは、第1のゲイン切換え室25に大気圧を供給し、第2のゲイン切換え室26に供給流体圧Psを供給する。そうすると、第2及び第5のダイアフラム14、17が力のつり合いにより機能しなくなってゲインは低くなり、また、高ゲインの場合と同様に、供給圧の変動を補償することが出来る。
【0100】
【発明の効果】
上記説明したように、本発明における圧力増幅装置は、次に示す効果を得ることができる。
【0101】
(l)ゲインを設定できる第1及び第2ゲイン切換え室を設けた構造であっても、移動体はダイアフラムに支持されているため、移動体は摩擦接触する部分がなくなって、小型化を確保しつつ、低ヒステリシス化を実現することができる。
【0102】
(2)第1及び第2ゲイン切換え室の2つのゲイン切換え室を設け、それぞれの部屋への圧力を切換え、力のつりあいにより機能するダイアフラムの組み合わせを変化させ高ゲインと低ゲインの2通りの特性を得ることができ、低ゲインのときでも供給圧変動補償を機能させることができる。
【0103】
(3)第1及び第2ゲイン切換え室を設けた構造であっても、圧力が変化する入力圧室と出力圧室が隣接していない、離間した配置構造にすることで、例えば、入力圧室と出力圧室とを隣接させて、これらの間をダイアフラムによって仕切る構造の圧力増幅装置では、入力流体圧が変化して出力流体圧が変化すると、ある時点で入力流体圧と出力流体圧の大小が逆転するため、ダイアフラムが入力圧室側に突出したり出力圧室側に突出したりする。そのため、ダイアフラムに繰返し応力が加わり、ダイアフラムの耐久性が低下するおそれがあるが、出力圧室と出力圧室とが離間しているため、ダイアフラムに繰り返し応力が加わらない。その結果、ダイアフラムの点検作業などが軽減されるとともに、ダイアフラムを長時間使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る平常状態のときの圧力増幅装置の断面図である。
【図2】本発明に係る出力増加したときの圧力増幅装置の断面図である。
【図3】本発明に係る出力減少したときの圧力増幅装置の断面図である。
【図4】従来技術における平常状態のときの圧力増幅装置の断面図である。
【図5】従来技術における出力増加したときの圧力増幅装置の断面図である。
【図6】従来技術における出力減少したときの圧力増幅装置の断面図である。
【符号の説明】
11 弁本体
12 移動体
13 第1のダイアフラム
14 第2のダイアフラム
15 第3のダイアフラム
16 第4のダイアフラム
17 第5のダイアフラム
18 第6のダイアフラム
19 供給圧室
21 入力圧室
22 出力圧室
23 排気圧室
24 フィードバック室
25 第1のゲイン切換え室
26 第2のゲイン切換え室
28 ばね
31 供給口
32 出力口
33 排気口
34 第1のゲイン切換え口
35 入力口
36 第2のゲイン切換え口
37 バイアス口
38 フィードバック口
42 供給弁部
43 流路
44a 流路
45 流入孔。
ppt 弁プラグ

Claims (3)

  1. 供給流体圧と入力流体圧とを受け、該入力流体圧の変化に応じて出力流体圧を変化させ、流体の圧力を増幅する圧力増幅装置であって、
    前記供給流体圧を受ける供給圧室と、
    前記供給流体圧を受けるバイアス室と、
    前記入力流体圧を受ける入力圧室と、
    前記出力流体圧を受けるフィードバック室と、
    ダイアフラムの弾性変形によって移動する移動体と、
    前記入力流体圧が変化すると前記出力流体圧が変化する出力圧室と、
    前記供給圧室と前記出力圧室とを接続する流路を開閉する弁プラグと、を備え、
    ゲインを切換える2つの第1及び第2のゲイン切換え室を、前記フィードバック室と出力圧室との間に設けたことを特徴とする圧力増幅装置。
  2. 前記第1及び第2のゲイン切換え室は、高ゲインのときは第1及び第2のゲイン切換え室に入力流体圧を供給し、低ゲインのときは第1のゲイン切換え室に大気圧を供給すると共に第2のゲイン切換え室に供給流体圧を供給することを特徴とする請求項1に記載の圧力増幅装置。
  3. 前記バイアス室及び前記出力圧室は、前記入力圧室及び前記弁プラグの外側位置に配置したことを特徴とする請求項1に記載の圧力増幅装置。
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