JP2007040513A - ポジショナーのパイロット弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】パイロット弁の交換を容易にするとともに、スプールを支持しているダイヤフラム等の痛みを防止可能としたポジショナーのパイロット弁を提供すること。
【解決手段】両端側に形成した、給気口2201を備えた給気圧力室22及び出力口2301を備えるとともに給気弁座25を介して給気圧力室22に連通した出力圧力室23と、出力圧力室の一方に連通した圧力室31と、ダイヤフラム33を介して圧力室と隣り合う配置で形成された大気室30と、ダイヤフラム33を介して大気室の反圧力室側に形成された、給気圧力室の一方に連通されるとともにノズル背圧導入管10が連結されたノズル背圧室28と、ダイヤフラムに支持された、排気路2701及び排気孔2702を有したスプール27と、給気弁2401と排気弁2402を備え、給気弁で給気弁座のそれぞれを、排気弁でスプールの両端部開口を閉止可能に挿装された一対の弁体24を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポジショナーのパイロット弁に係り、より詳しくは、パイロット弁の交換を容易にするとともに、スプールを支持しているダイヤフラムの痛みを防止可能としたポジショナーのパイロット弁に関する。
従来から、バルブ駆動制御、プロセスオートメーション、その他一般産業用機器の駆動制御に際してはポジショナーが用いられており、このポジショナーを調整バルブに取り付けることにより、バルブの駆動制御を可能としている。
そして、周知の通りポジショナーでは、パイロット弁を用いて、バルブが連結される駆動部へエアーを供給することによりバルブの駆動を制御している。
ここで、図5は、バルブの駆動を行うための駆動部を示す一部断面図であり、図5は複動型駆動部51を示している。そして、この駆動部51は一般的にシリンダー状としており、その内部は、ピストン53により、一次側駆動部圧力室52aと二次側駆動部圧力室52bに仕切られている。また、ピストン53には、先端部が駆動部51の外部に延長された駆動部出力軸54が連結され、この駆動部出力軸54にバルブが連結される。そして、この構成において、前記一次側駆動部圧力室52aおよび二次側駆動部圧力室52b内のエアー圧力を調整して駆動部出力軸54を可動させることで、駆動部出力軸54に連結されたバルブの駆動制御を行うことが可能となる。
次に、図4は、前記駆動部51へエアーを供給するためのパイロット弁61の構造を示す断面図であり、パイロット弁61内には、両端部にそれぞれ、給気圧力室62a、62bと出力圧力室63a、63bが形成されており、この給気圧力室62a、62bと出力圧力室63a、63b間には給気弁座64a、64bが形成され、この給気弁座64a、64bを介して、給気圧力室62a、62bと出力圧力室63a、63bは連通している。
また、給気圧力室62a、62bにはそれぞれ給気口6201a、6201bが形成されている。そして、給気口6201a、6201bのそれぞれにはエアー供給管65が連結されており、エアー供給管65を介して、給気圧力室62a、62b内に圧縮エアーを供給可能としている。
更に、前記出力圧力室63a、63bにはそれぞれ、出力口6301a、6305bが形成されており、この出力口6301a、6301bは、導通管66a、66bによって、前記駆動部51における一次側駆動部圧力室52aおよび二次側駆動部圧力室52bに連通されている。
また、パイロット弁61内には、給気弁6701a、6701bと排気弁6702a、6702bを一体に備えた一対の弁体67a、67bがそれぞれ、給気弁6701a、6701bによって給気弁座64a、64bを閉止可能に挿架されている。
更に、パイロット弁61内にはノズル背圧室68が形成されており、このノズル背圧室68は、固定絞り69を経由して前記給気圧力室の一方62aに連通しており、また、ノズル背圧室68にはノズル背圧導入管70が連結されている。
更にまた、パイロット弁61内には供給空気圧力室71が形成されており、この供給空気圧力室71には前記エアー供給管65が連結され、これにより、供給空気圧力室71内に圧縮エアーを供給可能としている。そして、ノズル背圧室68と供給空気圧力室71はダイヤフラム72aにより仕切られ、更に供給空気圧力室71におけるノズル背圧室68に対向する側には、前記ダイヤフラム72aよりも有効面積の小さいダイヤフラム72bが備えられており、このダイヤフラム72a、72bに支持される形態で、スプール73が可動自在に備えられている。
ここで、スプール73は、両端を開口とした排気路7301を内部に備えており、この排気路7301の任意の個所には、パイロット弁61の外部に連通した排気口7302が形成されている。また、排気路7301の両端の開口は前記弁体67a、67bの排気弁6702a、6702bで閉止可能としている。
更に、スプール73にはアーム74が連結されており、このアーム74には、スプール73の動きにフィードバックを加えるためのスタビライザースプリング75が連結されている。
そして、このような構成において、エアー供給管65よりエアーを供給している状態でノズル背圧室68の圧力を低下させると、ノズル背圧室68と供給空気圧力室71とのエアー圧力のバランスがくずれ、それにより、ノズル背圧室68と供給空気圧力室71とを仕切っているダイヤフラム72aがノズル背圧室68側に移動するとともに、このダイヤフラム72aに支持されているスプール73は、給気圧力室の一方62a側に移動する。
そうすると、スプール73は、その移動に伴って弁体67aを押し上げ、それにともなって、給気弁座の一方64aが開口になるとともにスプール73の排気路7301における一方の開口が閉止され、排気路7301の他方は開口となる。
そして、エアー供給管65を介して給気圧力室の一方62aに供給された供給エアーは、導通管の一方66aを通って一次側駆動部圧力室52aへ供給され、それにともなって、二次側駆動部圧力室52b内のエアーは、導通管の他方66bを通って出力圧力室の他方63bへ戻されるとともに、スプール73の排気路7301を介して排気口7302より大気へ排出される。そしてこれにより、駆動部51に連結されたバルブの駆動を制御可能としている。
また、このとき、スプール73にはアーム74が連結されるとともにこのアーム74にはスタビライザースプリング75が連結されているため、スプール73が給気圧力室の一方62a側に移動するときに、このスタビライザースプリング75によって、スプール73の移動にフィードバックが加えられ、これによりスプールの動きを制御可能としている。
ところで、従来のポジショナーでは、前述したように、スプール73の動きを制御して発振状態を回避するためにスタビライザースプリング75を備えている。そしてこれにより、スプール73が給気圧力室の一方62a側に移動するときに、このスタビライザースプリング75によって、スプール73の移動にフィードバックを加えてスプールの動きを制御可能としているが、このスタビライザースプリング75はパイロット弁61の交換作業等の際に取り外す必要があり、作業が大変となっている。また、パイロット弁61の交換作業等の際にスタビライザースプリング75の取り外しを忘れてしまった場合にはスタビライザースプリング75が破損してしまう問題点があった。
更に、パイロット弁61にはアーム74を介してスタビライザースプリング75が連結されているため、パイロット弁61は傾きながら移動せざるを得ず、そのために、スプール73をシールしているOリングの磨耗が激しくなるとともに、ダイヤフラム72も痛み易いという問題点が指摘されている。
そこで、本発明は、パイロット弁の交換を容易にするとともに、スプールを支持しているダイヤフラム等の痛みを防止可能としたポジショナーのパイロット弁を提供することを課題としている。
本発明のポジショナーのパイロット弁は、
一端側に形成した、給気口を備えた一次側給気圧力室と出力口を備えるとともに給気弁座を介して前記一次側給気圧力室に連通した一次側出力圧力室と、
他端側に形成した、給気口を備えた二次側給気圧力室と出力口を備えるとともに給気弁座を介して前記二次側給気圧力室に連通した二次側出力圧力室と、
圧力導入管を介して前記一次側出力圧力室に連通した圧力室と、
ダイヤフラムを介して前記圧力室と隣り合う配置で形成された、外部に連通した大気室と、
ダイヤフラムを介して前記圧力室の反対側において前記大気室に隣り合う配置で形成された、一次側ノズル背圧導入管を介して前記一次側給気圧力室に連通されるとともに二次側ノズル背圧導入管が連結されたノズル背圧室と、
前記ダイヤフラムに支持される形態で前記一次側及び二次側出力圧力室側へ移動可能とされた、その内部に排気路が形成されるとともに該排気路の両端部が開口とされ、更に前記大気室に連通した排気孔を備えたスプールと、
給気弁及び排気弁を備え、給気弁により前記給気弁座のそれぞれを閉止あるいは開放可能であるとともに、排気弁により前記スプールの両端部開口をそれぞれ閉止あるいは開放可能な配置で前記給気圧力室側から出力圧力室側に向けて挿装された一対の弁体と、を備えたことを特徴としている。
本発明のポジショナーのパイロット弁では、圧力導入管を介して一次側出力圧力室に連通した圧力室を備えており、この圧力室における前記一次側出力圧力室の反対側には、ダイヤフラムを介して、外部に連通した大気室を備え、更に、この大気室における反一次側出力圧力室側には、ダイヤフラムを介して、前記一次側給気圧力室に連通したノズル背圧室を形成している。
そして、この構成により、ノズル背圧室内のエアー圧を増加させるとスプールが一次側出力圧力室側に移動して一次側給気弁座が開放され、一次側給気圧力室内に供給されているエアーが一次側出力圧力室を通って出力口より出力されることを可能にするとともに、そのときに、出力エアーの一部が圧力室に供給され、これによりスプールの移動にフィードバックが加わることを可能としている。
そのために、本発明のポジショナーのパイロット弁では、従来のパイロット弁では不可欠であったスタビライザースプリングを用いること無くスプールの動きにフィードバックを加えることができるため、パイロット弁の交換を容易にすることが可能となる。また、スタビライザースプリングを用いてフィードバックを加える場合と異なり、スプールが傾きながら移動することが無いために、スプールをシールしているOリングやスプールを支持しているダイヤフラム等の痛みを防止することも可能である。
本発明のポジショナーのパイロット弁では、一端側に、給気口を備えた一次側給気圧力室を備えており、この一次側給気圧力室は、給気弁座を介して、出力口を備えた一次側出力圧力室に連通している。
また、他端側には、給気口を備えた二次側給気圧力室を備えており、この二次側給気圧力室は、給気弁座を介して、出力口を備えた二次側出力圧力室に連通している。
そして、一次側出力圧力室には、圧力導入管を介して圧力室が連通しており、この圧力室における反一次側出力圧力室には、ダイヤフラムを介して、外部に連通した大気室が備えられている。
また、大気室における反圧力室側には、前記ダイヤフラムよりも有効面積の大きいダイヤフラムを介してノズル背圧室が隣り合う配置で備えられており、このノズル背圧室は、一次側ノズル背圧導入管を介して一次側給気圧力室に連通するとともに、ノズル背圧室内の圧力を調整するために用いられる二次側ノズル背圧導入管が連結されている。
更に、本発明のパイロット弁では、前記ダイヤフラムに支持されたスプールを備えており、このスプールは、前記一次側出力圧力室及び二次側出力圧力室側へ移動可能とされている。そして、このスプールは、内部に排気路が形成されており、その排気路は、両端部が一次側及び二次側出力圧力室内で開口とされるとともに、大気室に連通した排気孔が形成されている。
更にまた、本発明のパイロット弁では、給気弁と排気弁を備えた弁体を一対個備えており、この弁体はそれぞれ、給気弁により前記給気弁座のそれぞれを閉止あるいは開放可能であるとともに、排気弁により前記スプールの両端部開口をそれぞれ閉止あるいは開放可能な配置で、前記給気圧力室側から出力圧力室側に向けて挿装されている。
ここで、スプリング等の弾性手段を用いて、前記スプールを二次側出力圧力室側へ付勢するとよく、これにより、バルブを閉止する際にはノズル背圧を容易に下げることが可能となる。
また、前記スプールの移動方向と同方向へ可動可能としたシートリングを配設して二次側給気弁座にするとよく、これにより、排気弁によるスプールの開口部の閉止状態を調整することが可能となる。
更に、前記圧力室と大気室間のダイヤフラムに1又は複数のスリットを形成するとよく、これにより、スプールの移動にフィードバックを加えつつ、バルブの閉止後再びバルブを開く際には容易にこれを行うことが可能となる。
本発明にポジショナーのパイロット弁(以下単に「パイロット弁」という。)の実施例について説明すると、図1は、本実施例のパイロット弁の構造を示す一部断面図であり、図において21がパイロット弁である。
そして、本実施例のパイロット弁21では、その一端側内部に、一次側給気圧力室22aが形成されており、この一次側給気圧力室22aには、圧力供給管36が連結される給気口2201aが形成されている。
また、この一次側給気圧力室22aに隣り合う配置で一次側出力圧力室23aが形成されており、この一次側出力圧力室23aには出力口2301aが形成され、この出力口2301aは、一次側出力圧力導入管37aを介して、駆動部における一次側駆動部圧力室と連通される。
そして、一次側給気圧力室22aと一次側出力圧力室23aとは、一次側給気弁座25aを介して連通している。
一方、他端側内部には、圧力供給管36が連結される給気口2201bを備えた二次側給気圧力室22bが形成されており、この二次側給気圧力室22bは、二次側給気弁座25bを介して、二次側出力圧力室23bに連通している。そして、二次側出力圧力室23bには出力口2301bが形成されており、この出力口2301bは、二次側出力圧力導入管37bを介して、駆動部における二次側駆動部圧力室と連通される。
次に、図において31は圧力室である。即ち、本実施例のパイロット弁21では、圧力室31が形成されており、この圧力室31は、圧力導入管32を介して前記一次側出力圧力室23aに連通している。
そして、圧力室31における反一次側出力圧力室23a側には、第1のダイヤフラム33aを介して、前記圧力室31と隣り合う配置で大気室30が形成されており、この大気室30は外部に連通しており、従って内部は大気圧とされている。
更に、この大気室30における反圧力室31側には、前記第1のダイヤフラムよりも有効面積の大きい第2のダイヤフラム33bを介して、大気室30と隣り合う配置でノズル背圧室28が形成されている。そして、このノズル背圧室28は、固定絞り35を経由して、一次側ノズル背圧導入管29によって前記一次側給気圧力室22aに連通し、これにより、供給圧力をノズル背圧室28内に導入可能にしている。また、ノズル背圧室28には、入力部に連結される二次側ノズル背圧導入管10が連結され、これにより、二次側ノズル背圧導入管10を介して、ノズル背圧室28内のノズル背圧を調整可能としている。
次に、パイロット弁21の内部には、前記ダイヤフラム33a、33bに支持される形態でスプール27が挿装されており、従って、スプール27は、ダイヤフラム33a、33bの移動に伴って、前記一次側出力圧力室23a、又は二次側出力圧力室23b側へ移動可能とされている。
また、スプール27の内部には、前記大気室30に連通した排気孔2702を有した排気路2701が形成されている。そして、排気路2701の両端部は、一次側出力圧力室23a及び二次側出力圧力室23b内でそれぞれ開口とされ、この開口部分が、一次側排気弁座26a及び二次側排気弁座26bとされている。
次に、本実施例のパイロット弁21では、一対の弁体を備えている。即ち、図において24a、24bが弁体であり、この弁体24a、24bはそれぞれ、給気弁2401a、2401bと排気弁2402a、2402bを同心円状に一体に備えており、給気弁2401a、2401bのそれぞれにより前記給気弁座25a、25bのそれぞれを閉止あるいは開放可能であるとともに、排気弁2402a、2402bのそれぞれにより前記排気弁座26a、26bのそれぞれを閉止あるいは開放可能な配置で、前記給気圧力室22a、22b側から出力圧力室23a、23b側に向けて挿装されるとともに、スプリング2403a、2403bによって出力圧力室23a、23b側に押圧されている。
なお、図において38はスプリングであり、本実施例のパイロット弁21では、スプリング38を用いて、前記スプール27を二次側出力圧力室23b側へ付勢して、これにより、ノズル背圧室28内におけるノズル背圧の不要部分のカットを容易にしている。
また、図において81はシートリングであり、本実施例においては、二次側給気圧力室22bと二次側出力圧力室23b間にシートリング81を配設し、このシートリング81により二次側給気弁座25bを形成している。
このシートリング81について説明すると、本実施例では、このシートリング81を前記スプール27の移動方向と同方向へ移動自在にするとともに、スプリング83によりスプール27側へ付勢している。また、先端部をテーパー状にしたシートアジャスター82を用いて、このシートアジャスター82を、その先端が前記シートリング81に当接する配置で、パイロット弁21の壁部分を貫通しつつ外部より前記二次側出力圧力室23b内にねじ込んでいる。そしてこれにより、パイロット弁21の壁部分に対するシートアジャスター82の螺合の割合を調節することにより、二次側給気弁座25bを形成するシートリング81の位置を調節可能にし、排気弁2402a、2402bによる排気弁座26a、26bの閉止状態を調整することを可能としている。
次に、このように構成される本実施例のパイロット弁21の作用について説明すると、圧力供給管36より一次側及び二次側給気圧力室22a、22bのそれぞれに圧縮エアーが供給されている状態において、ノズル背圧室28内の圧力を増加させると、ノズル背圧室28と大気室30とを仕切っているダイヤフラム33bが一次側出力圧力室23a側へ移動し、それに伴って、ダイヤフラム33bに支持されているスプール27は、一次側出力圧力室23a側に移動する。
そうすると、スプール27は、その移動に伴ってスプール27の移動方向に位置する弁体24aを押し上げ、それにともなって、一次側給気弁座25aが開口になる。またこのとき、一次側排気弁座26aは閉止され、二次側排気弁座26bは開口となる。
そして、それにより、圧力供給管36を介して一次側給気圧力室22aに供給された供給エアーは、一次側給気弁座25aを通って一次側出力圧力室23a内に導入された後に、一次側出力圧力導入管37aを通って、駆動部における一次側駆動部圧力室へ供給される。一方、駆動部における二次側駆動部圧力室内のエアーは、二次側出力圧力導入管37bを通って二次側出力圧力室23bへ戻った後に、二次側排気弁座26bよりスプール27の排気路2701に入った後に排気孔2702より外部に排出され、これにより、駆動部に連結されたバルブの駆動を制御可能としている。
そしてそのとき、本実施例のパイロット弁21では、圧力室31を備えるとともに、この圧力室31を、圧力導入管32を介して前記一次側出力圧力室23aに連通しているため、一次側出力圧力導入管37aを介して一次側出力圧力室23aから駆動部へエアーが供給されるに際して、一次側出力圧力室23a内のエアーの一部は圧力室31内に導入される。そうすると、圧力室31内のエアー圧が増加し、圧力室31と大気室30とを仕切っているダイヤフラム33aが大気室30側へ移動するとともに、ダイヤフラム33に支持されているスプール27が二次側出力圧力室23b側へ移動し、これによりスプール27の動きにフィードバックを加えることが可能となる。
このように、本実施例のパイロット弁21では、従来は不可欠とされていたスタビライザースプリングを用いること無くスプールにフィードバックを加えることを可能としたために、パイロット弁の交換を容易にすることが可能となり、また、スタビライザースプリングを用いてフィードバックを加える場合と異なり、スプールが斜めになりながら下側に移動することが無いために、スプールを支持しているダイヤフラム等の痛みを防止することも可能である。
次に、本実施例のパイロット弁21を採用したポジショナーを用いてバルブの駆動制御を行う場合について図2を参照して説明すると、図2において2点鎖線で示した部分がポジショナー1である。
また、51は駆動部であり、図においては、ピストン53の下側に位置する一次側駆動部圧力室52aに前記一次側出力圧力室23aを連通させ、ピストン53の上側に位置する二次側駆動部圧力室52bに前記二次側出力圧力室23bを連通しており、即ち、逆作動型としている。そして、ノズル背圧を増加させて一次側出力圧力室23aからエアーを供給することにより駆動部出力軸54を上昇させ、ノズル背圧室28内の圧力を初期の状態にすることで、駆動部出力軸54を下降させてバルブを閉止可能としている。
更に、図において2は、パイロット弁21におけるノズル背圧を調整するための入力部であり、図においてはトルクモーターを使用している。即ち、図2において、圧力供給管36より圧縮エアーが供給されている状態において、入力部としてのトルクモーター2のコイル4に信号電流が印加されると、アーマチュア6が、支点バネ7を中心に、フラッパー8がノズル9の先端部を閉塞する方向、図における矢印A方向に動く。
そうすると、パイロット弁21におけるノズル背圧室28の圧力が増加し、前述したように、ノズル背圧室28と大気室30とを仕切っているダイヤフラム33bが一次側出力圧力室23a側へ移動するとともに、ダイヤフラム33bに支持されているスプール27は、一次側出力圧力室23a側に移動する。そして、一次側給気圧力室22aに供給された圧縮エアーは、その一部が圧力室31内に導入されてスプール27の動きにフィードバックを加えながら、一次側出力圧力導入管37aを通って、一次側駆動部圧力室52aに導入される。またそれとともに、二次側駆動部圧力室52b内のエアーは、二次側出力圧力導入管37bを通って、パイロット弁21の二次側出力圧力室23b内に導入された後に外部に排出され、これにより、駆動部出力軸54は駆動部51内の奥側へ移動し、バルブを開くことが可能となる。
一方、図において41は、駆動部出力軸54の駆動を制御するための制御機構である。即ち、駆動部出力軸54が移動すると、その移動に伴って、駆動部出力軸54に連結されたフィードバックレバー42、43を介して、カム44が反時計回り方向(矢印C方向)へ回転し、このカム44の回転によって、レンジアーム45は、支点4501を中心として反時計回り方向(矢印D方向)へ回転する。そして、レンジアーム45が反時計回り方向へ回転することによって、ゼロアーム47は、レンジ調整ネジ46に押されることにより、支点4701を中心として時計回り(矢印E方向)に回転し、これにより、ゼロアーム47に連結しているフィードバックスプリング49が上に引き上げられるとともに(矢印F方向)、フラッパー8が装着されているホルダー11を、フラッパー8がノズル9の先端部の閉塞を解除する方向に引き上げ、フィードバックスプリング49の張力とコイル4の吸引力が平衡した時点で、フラッパー8はノズル9の先端部との距離が元の位置になるように移動する。なお、図において48は、ゼロ調整ネジである。
次に、フラッパー8がノズル9の先端部との距離が元の位置になるように離れていくと、ノズル9より放出されるエアーが増加するとともにノズル背圧室28の圧力が下がり、ノズル背圧室28と一次側出力圧力室23aとのエアー圧力のバランスが初期の状態に近づき、これによりノズル背圧室28と大気室30とを仕切っているダイヤフラム33がノズル背圧室28側に移動するとともに、このダイヤフラム33に支持されているスプール27が初期の位置に近づいていく。そしてそれにより、一次側給気圧力室22aにおいては、給気弁2401aが給気弁座25aを閉止する方向に動き、二次側給気圧力室22b側においては、スプール27における二次側排気弁座2402bの開口が閉止していく。
そしてこれにより、一次側駆動部圧力室52aへ供給されるエアー量が減少していくとともに、二次側駆動部圧力室52b内から排出されるエアー量も減少していき駆動部出力軸54の移動が停止していく。即ち、駆動部出力軸54は、フィードバックスプリング49の張力とコイル4の吸引力が平衡するまで動き、これにより入力信号電流に比例した駆動部出力軸54の変化が得られる。
なお、一般的にポジショナーにおいては、トルクモーターを使用した電空式では、トルクモーター2のコイル4へ入力する信号は4mA(0%)から20mA(100%)の範囲で行われ、また、空空式では、入力室への信号は20kPa(0%)から100kPa(100%)の範囲で行われるが、前記のような構成において、バルブを閉止するときには、駆動部51における一次側駆動部圧力室52a内のエアーをゼロにする必要があり、そのためには、トルクモーター2のコイル4への信号入力を0%入力にして、フラッパー8とノズル9との距離を初期の状態にしてノズル背圧室28内のノズル背圧を下げる必要があるが、パイロット弁の構造上、ノズル背圧室28内のノズル背圧をゼロにすることはできない。そのために、本実施例では、前述したように、スプリング38によって、前記スプール27を二次側出力圧力室23b側へ付勢しており、これにより、トルクモーター2のコイル4への信号入力が0%時において、スプリング38の付勢力によって、早期にノズル背圧室28内におけるノズル背圧の不要部分をカットし、バルブが開いてしまうことを防止可能としている。
次に、本発明のパイロット弁の他の実施例について図3を用いて説明すると、図3は本実施例のパイロット弁の構造を示す一部断面図であり、図において21が本実施例のパイロット弁である。そして、本実施例のパイロット弁では、前述の実施例のパイロット弁において、圧力室31と大気室30とを仕切っているダイヤフラム33aの1又は複数箇所にスリット39を形成したことを特徴とし、その他の構成、作用等は前述の実施例のパイロット弁と同様である。そのため、同一部品等には同一符号を付するとともに、構成、作用等に関して重複した説明は省略する。
即ち、図において39がスリットであり、本実施例のパイロット弁21では、圧力室31と大気室30とを仕切っているダイヤフラム33aの1又は複数箇所にスリット39を形成して、圧力室31内に導入されるエアーを、大気室30を介して外部に放出可能とし、これにより、特に、バルブを閉止した後に再びバルブを開く際の動作を容易にしている。
この作用について説明すると、駆動部出力軸54が入力信号に比例した位置で停止している状態でバルブを閉止するときには、トルクモーター2の入力信号を0%入力にし、フラッパー8とノズル9との距離を初期の状態にしてノズル背圧室28内のノズル背圧を下げる。そうすると、ノズル背圧室28と一次側出力圧力室23aとのエアー圧力のバランスが初期の状態に近づき、これによりノズル背圧室28と大気室30とを仕切っているダイヤフラム33がノズル背圧室28側に移動するとともに、このダイヤフラム33に支持されているスプール27が二次側出力圧力室23b側へ移動していき、更にこのとき、スプリング38の付勢力により、スプール27が二次側出力圧力室23b側へ付勢され、早期にノズル背圧室28内におけるノズル背圧の不要部分がカットされる。
そしてこれにより、一次側給気圧力室22aにおいては、給気弁2401aが給気弁座25aを閉止して一次側駆動部圧力室52aへのエアー供給が停止するとともに、一次側出力圧力室23a内においては、スプール27の移動に伴って一次側排気弁座26aが開口になる。
一方、二次側給気圧力室22b側においては、スプール27によりスプール27の移動方向にある弁体24bが押され、この弁体24bによりスプール27における二次側排気弁座2402bの開口が閉止していくとともに、二次側給気弁座25bが開放される。
そうすると、二次側給気弁座25bを介して二次側駆動部圧力室52b内へエアーが供給されるとともに、一次側駆動部圧力室52a内のエアーは一次側排気弁座26aを介して外部に排出され、これにより、駆動部51における一次側駆動部圧力室52a内のエアーがゼロになり、駆動部出力軸54が下降してバルブが閉止される。
次に、そしてこの状態において再びバルブを開く場合には、トルクモーター2に信号を入力することによりトルクモーター2のノズル9の先端部をフラッパー8で閉塞してノズル背圧室28の圧力を再び増加させて、ノズル背圧室28と大気室30とを仕切っているダイヤフラム33bを一次側出力圧力室23a側へ移動させるとともに、ダイヤフラム33bに支持されているスプール27を一次側出力圧力室23a側に移動させる。そうすると、スプール27によって弁体24aを押し上げることで一次側給気弁座25aが開口するとともに一次側排気弁座26aが閉止して一次側駆動部圧力室52aへのエアー供給が行われ、一方、二次側給気弁座25bが閉止するとともに二次側排気弁座26bが開口して一次側駆動部圧力室52a内のエアーが二次側出力圧力室23bを介して外部に排出され、これにより、駆動部出力軸54が上昇してバルブを開くことが可能となる。
しかしながら、前述したように、パイロット弁の構造上、ノズル背圧室28内のノズル背圧をゼロにすることはできない。そのため、トルクモーター2の入力信号を0%入力にするとともにスプリング38によって前記スプール27を二次側出力圧力室23b側へ付勢した場合でも、ノズル背圧が残ってしまい、スプール27を完全に二次側出力圧力室23b側へ移動させることはできず、一次側出力圧力室23a内のエアー圧を大気圧にすることができない。
そのため、この状態においては、ノズル背圧の増加に対する圧力室31と大気室30とを仕切っているダイヤフラム33aの反応が鈍くなり、スプール27を一次側出力圧力室23a側に移動させるためには、大きな信号をトルクモーター2に入力する必要がある一方、入力信号が大きすぎるとスプール27が大きく移動してしまい発振状態になってしまうおそれが考えられる。
そこで、本実施例のパイロット弁21では、圧力室31と大気室30とを仕切っているダイヤフラム33aの1又は複数箇所にスリット39を形成して、圧力室31内に導入されたエアーを、大気室31を介して外部に放出可能とし、バルブを閉止した状態から復帰させる際に、大きな信号をトルクモーターに入力すること無くバルブの復帰を可能にしている。
即ち、本実施例において、バルブを閉止するためにトルクモーター2の入力信号0%にすると、スプール27の移動に伴って一次側駆動部圧力室52a内から一次側出力室23aに戻されたエアーの一部は圧力室31内に導入される。そうするとエアー圧力により圧力室31内のスリット39が開き、このスリット39を介して圧力室31内のエアーは外部に排出される。
そうすると、これにより一次側出力圧力室23a及び圧力室31内のエアー圧が大気圧となり、ノズル背圧の増加に対する、圧力室31と大気室30とを仕切っているダイヤフラム33aの反応が早くなり、従って、大きな信号を入力することなく、バルブの再開放を行うことが可能となる。
なお、大きな信号がトルクモーターに入力された場合には、一次側出力圧力室23a、一次側の出力口2301a、及び一次側出力圧力導入管37a内の圧力が急激に上昇してバルブが行き過ぎるが(オーバーシュート)、かかる場合に置いても本実施例ではオーバーシュートを防止することは可能である。即ち、信号が入力されると、一次側出力圧力室23a内のエアーの一部が圧力室31内に導入され、これによりダイヤフラム33aに大気室30側への圧力が加わるとともに、圧力室31内に導入されたエアーはスリット39を介して放出されるが、信号入力が大きい場合には急激に圧力が上昇するため、スリット39からのエアーの放出が一時的に間に合わなくなり、これにより圧力室31に圧力がかかり、この圧力がダイヤフラム33aにフィードバックされる。そうすると、一次側出力圧力室23a側に移動しようとするスプール27の動きが減り、一次側給気圧力室22aからのエアーの流入量が制限される。従って、オーバーシュートを大幅に減少させることが可能になる。
一方、小さな信号変化の場合には、圧力導入管32から圧力室31内へ導入されたエアーは、すべてスリット39を介して大気室30へ排出される。
従って、スリット39を設けることにより、大きな信号入力のときのみ、一時的にダイヤフラム33aに圧力を加えてオーバーシュートを防止でき、逆に、弁閉止時には圧力室31内を大気圧にできるため、バルブの再開放のときにはこれをスムーズに行うことが可能である。
本発明のポジショナーのパイロット弁は、駆動部へ供給するエアーの一部を圧力室に導入し、これによりスプールの動きにフィードバックを加えることを特徴として、これにより従来のパイロット弁に不可欠とされたスタビライザースプリングを不要としたため、入力部としてトルクモーターを用いた電空式ポジショナーのみならず、エアー圧によりノズル背圧室の圧力を調節可能とした空空式ポジショナーにも適用可能である。
本発明のパイロット弁の実施例を説明するための図である。 本発明のパイロット弁を複動型ポジショナーのパイロット弁に適用させた場合の構造を示す一部断面図である。 本発明のパイロット弁の他の実施例を説明するための図である。 従来の複動型ポジショナーを説明するための図である。 駆動部を説明するための部断面図である。
符号の説明
1 ポジショナー
2 入力部
4 コイル
5 ヨーク
6 アーマチュア
7 支点バネ
8 フラッパー
9 ノズル
10 二次側ノズル背圧導入管
11 ホルダー
14 マグネット
15 側板
16、17 バイアススプリング
21 パイロット弁
22a 一次側給気圧力室
22b 二次側給気圧力室
2201a、2201b 給気口
23a 一次側出力圧力室
23b 二次側出力圧力室
2301a、2301b 出力口
24a、24b 弁体
2401a、2401b 給気弁
2402a、2402b 排気弁
2403 スプリング
25a 一次側給気弁座
25b 二次側給気弁座
26a 一次側排気弁座
26b 二次側排気弁座
27 スプール
28 ノズル背圧室
29 一次側ノズル背圧導入管
30 大気室
31 圧力室
32 圧力導入管
33 ダイヤフラム
35 固定絞り
36 圧力供給管
37a 一次側出力圧力導入管
37b 二次側出力圧力導入管
38 スプリング
39 スリット
41 駆動制御機構
42、43 フィードバックレバー
44 カム
45 レンジアーム
46 レンジ調整ネジ
47 ゼロアーム
48 ゼロ調整ネジ
81 シートリング
82 シートアジャスター
83 スプリング

Claims (4)

  1. 一端側に形成した、給気口(2201a)を備えた一次側給気圧力室(22a)と出力口(2301a)を備えるとともに給気弁座(25a)を介して前記一次側給気圧力室(22a)に連通した一次側出力圧力室(23a)と、
    他端側に形成した、給気口(2201b)を備えた二次側給気圧力室(22b)と出力口(2301b)を備えるとともに給気弁座(25b)を介して前記二次側給気圧力室(22b)に連通した二次側出力圧力室(23b)と、
    圧力導入管(32)を介して前記一次側出力圧力室(23a)に連通した圧力室(31)と、
    ダイヤフラム(33a)を介して前記圧力室(31)と隣り合う配置で形成された、外部に連通した大気室(30)と、
    ダイヤフラム(33b)を介して前記圧力室(31)の反対側において前記大気室(30)に隣り合う配置で形成された、一次側ノズル背圧導入管(29)を介して前記一次側給気圧力室(22a)に連通されるとともに二次側ノズル背圧導入管(10)が連結されたノズル背圧室(28)と、
    前記ダイヤフラム(33a、33b)に支持される形態で前記一次側出力圧力室(23a)及び二次側出力圧力室(23b)側へ移動可能とされた、その内部に排気路(2701)が形成されるとともに該排気路(2701)の両端部が開口とされ、更に前記大気室(30)に連通した排気孔(2702)を備えたスプール(27)と、
    給気弁(2401a、2401b)及び排気弁(2402a、2402b)を備え、給気弁(2401a、2401b)により前記給気弁座(25a、25b)のそれぞれを閉止あるいは開放可能であるとともに、排気弁(2402a、2402b)により前記スプール(27)の両端部開口をそれぞれ閉止あるいは開放可能な配置で前記給気圧力室(22a、22b)側から出力圧力室(23a、23b)側に向けて挿装された一対の弁体(24a、24b)と、を備えたことを特徴とするポジショナーのパイロット弁。
  2. 弾性手段(38)を用いて前記スプール(31)を二次側出力圧力室(23b)側へ付勢したことを特徴とする請求項1に記載のポジショナーのパイロット弁。
  3. 前記スプール(27)の移動方向と同方向へ可動可能としたシートリング(81)を配設して前記二次側給気弁座(25b)としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のポジショナーのパイロット弁。
  4. 前記圧力室(31)と大気室(30)間のダイヤフラム(33a)に1又は複数のスリット(39)を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のポジショナーのパイロット弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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