JP4490695B2 - ポジショナーのパイロット弁 - Google Patents

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Description

本発明は、ポジショナーのパイロット弁に係り、より詳しくは、スプールを移動自在に支持しているダイヤフラムの痛みを有効に防止可能としたポジショナーのパイロット弁に関する。
従来から、バルブ駆動制御、プロセスオートメーション、その他一般産業用機器の駆動制御に際してポジショナーが用いられており、このポジショナーを調整弁に取り付けることにより、弁の駆動制御を可能としている。
ここで、この従来から用いられているポジショナー装置について図面を参照して説明すると、図7は従来から用いられている複動型ポジショナー装置の一例の構成を示す図であり、図において2点鎖線で示した部分がポジショナー1である。また、61は駆動部であり、この駆動部61は、シリンダー66を備えるとともに、シリンダー66内にはピストン63が移動自在に挿入され、ピストン63には、先端部がシリンダー66の外部に延長されたステム64が連結され、このステム64にバルブが連結される。また、シリンダー66内はピストン63により一次側駆動部圧力室62aと二次側駆動部圧力室62bに仕切られている。そしてポジショナー1は、一次側駆動部圧力室62aおよび二次側駆動部圧力室62bのエアー圧力を調整することによりステム64を可動させるとともに、このステム64の動きを制御することにより、ステム64に連結されたバルブの駆動制御を行う作用を有しており、駆動部61にエアーを供給するためのパイロット弁21と、このパイロット弁21を作動させるための入力部2と、前記ステム64の動きを制御するための駆動制御機構51から構成されている。
即ち、図において21がパイロット弁であり、このパイロット弁21は、駆動部圧力室62a、62bにエアーを供給しあるいは駆動部圧力室62a、62b内のエアーを排出し、これによりステム64を可動する機能を有する。
このパイロット弁21の構造について説明すると、パイロット弁21内には、両端部にそれぞれ、給気圧力室22a、22bと出力圧力室23a、23bが形成されており、この給気圧力室22a、22bと出力圧力室23a、23b間には給気弁座26a、26bが形成されている。また、給気圧力室22a、22bには給気口24a、24bが形成されているとともにこの給気口24a、24bにはエアー供給管33が連結されている。更に、出力圧力室23a、23bには出力口25a、25bが形成されるとともに、この出力口25a、25bは、導通管34a、34bによって駆動部圧力室62a、62bのそれぞれに連通されている。
また、パイロット弁21内には、給気弁2701a、2701bと排気弁2702a、2702bを一体に備えた弁体27a、27bが、給気弁2701a、2701bによって給気弁座26a、26bを閉止可能に挿架されている。
次に、パイロット弁21内にはノズル背圧室28が形成されており、このノズル背圧室28は、固定絞り35を経由して前記給気圧力室の一方22aに連通しており、また、ノズル背圧室28にはノズル背圧導入管13が連結されている。
次に、パイロット弁21内には供給空気圧力室29が形成され、この供給空気圧力室29には前記エアー供給管33が連結されている。そして、ノズル背圧室28と圧力室29はダイヤフラム30aにより仕切られ、更に供給空気圧力室29におけるノズル背圧室28に対向する側もダイヤフラム30bが備えられており、このダイヤフラム30a、30bに支持される形態で、スプール31が可動自在に備えられている。
ここで、スプール31は、両端を開口とした排気路3101を内部に備えており、この排気路3101の任意の個所には、パイロット弁21の外部に連通した排気口3102が形成されている。また、排気路3101の両端の開口は前記弁体27a、27bの排気弁2702a、2702bで閉止可能としている。
次に、ポジショナー1は入力部2を備えており、この入力部2は、コイル4と、このコイル4に信号電流を印加することにより可動するアーマチュア8が備えられ、更にアーマチュア8にはフラッパー10が装着されている。
また、入力部2には、一端側に前記ノズル背圧導入管13が連結されるとともに他端側が開口とされたノズル11が備えられるとともに、前記フラッパー10は、コイル4への信号電流の増減により、ノズル11の開口を閉塞する方向あるいは閉塞を解除する方向に可動可能な配置となっている。即ち、前記アーマチュア8は、コイル4に信号電流が印加された場合に、フラッパー10がノズル11の開口との閉塞を解除可能な方向に移動する配置で、支点バネ板9により支持されており、これにより、フラッパー10は、信号電流の増減によって、ノズル11を閉塞する方向あるいは閉塞を解除する方向に可動する。
更に、アーマチュア8にはフラッパーアーム12が連結されているとともに、このフラッパーアーム12にはスタビライザースプリング14の一端が連結され、更に、スタビライザースプリング14の他端はアーム15に連結され、このアーム15は前記スプール31に連結されている。そしてこれによって、スタビライザースプリング14でスプール31の動きを制御してフィードバックを行うこととしている。
次に、前記駆動制御機構51について説明すると、駆動制御機構51は、前記ステム64の任意の個所に連結されるフィードバックレバー52、53が連結されているとともに、フィードバックレバー53はカム54に連結され、ステム64が移動するとカム54が回転するようにしている。
一方、カム54にはレンジ調整アーム55の先端部が当接しており、カム54が回転するとレンジ調整アーム55は、支点を中心として、反時計回り方向へ回転するようにしている。
また、レンジ調整アーム55にはベアリング軸56が連結されるとともに、このベアリング軸56にはゼロ調整アーム57が当接されており、カム54の回転に伴ってレンジ調整アーム55が反時計回り方向へ回転し、ゼロ調整アーム57は、ベアリング軸56上をすべりながら、支点を中心として時計回りに回転するようにしている。
更にゼロ調整アーム57の先端部(支点と反対側)にはフィードバックスプリング59の一端が連結され、カム54の回転に伴ってゼロ調整アーム57が時計回りに回転することで、フィードバックスプリング59は上側に引き上げられる。
更にまた、フィードバックスプリング59の他端は、フラッパーアーム12に連結され、これによりフィードバックスプリング59が上側に引き上げられることにより、フラッパー10は、ノズル11の先端を閉塞する方向に戻される。
このような構成において、コイル4に信号電流が印加されると、アーマチュア8は、支点板バネ9を中心に、フラッパー10がノズル11の先端部の閉塞を解除する方向、図における矢印A方向に動く。そして、アーマチュア8の動きによってフラッパー10はノズル11の先端から引き離され、これによりノズル11よりエアーが放出されるとともにノズル背圧室28の圧力が低下し、ノズル背圧室28と供給空気圧力室29とのエアー圧力のバランスがくずれる。
そしてそれにより、ノズル背圧室28と供給空気圧力室29とを仕切っているダイヤフラム30aがノズル背圧室28側に移動するとともに、このダイヤフラム30に支持されているスプール31は、給気圧力室の一方22a側に移動する。
そうすると、スプール31は、その移動に伴って弁体27を押し上げ、それにともなって、給気弁座の一方26aが開口になるとともにスプール31の排気路3101における一方の開口が閉止されるとともに、排気路3101の他方は開口となる。そして、エアー供給管33を介して給気圧力室の一方22aに供給された供給エアーが導通管の一方34aを通って駆動部圧力室の一方62aへ供給されるとともに、駆動部圧力室の他方22b内のエアーは導通管の他方32b、出力圧力室の他方23bおよびスプール31の排気路3101を介して排気口3102より大気へ排出される。そしてこれにより、ステム64を駆動部61の外側に押し出して、即ちステム64は矢印B方向に動き、ステム64の先端に連結されるバルブを駆動させることができる。
次に、ステム64の移動に伴って、フィードバックレバー52,53を介してカム54が時計回り方向(矢印C方向)へ回転するとともに、このカム54の回転によって、レンジ調整アーム55は、支点を中心として反時計回り方向(矢印D方向)へ回転する。そして、レンジ調整アーム55が反時計回り方向へ回転することによって、ゼロ調整アーム57が、支点を中心として時計回りに回転し(矢印E方向)、これにより、フィードバックスプリング59が上に引き上げられるとともに(矢印F方向)フラッパーアーム12を上に引き上げ、フィードバックスプリング59の張力とコイル4の吸引力が平衡した時点で、フラッパー10がノズル11の先端部を閉塞するように近づいていく。
そうすると、ノズル11より放出されるエアーが減少するとともにノズル背圧室28の圧力が上がり、ノズル背圧室28と圧力室29とのエアー圧力のバランスが初期の状態に近づき、これによりノズル背圧室28と圧力室29とを仕切っているダイヤフラム30が圧力室29側に移動するとともに、このダイヤフラム30に支持されているスプール31が初期の位置に近づいていく。そしてそれにより、給気圧力室の一方23aにおいては、給気弁2701aが給気弁座26aを閉止する方向に動き、給気圧力室の他方23b側においては、スプール31の排気路3101の開口が閉止していく。
そしてこれにより、駆動部圧力室の一方62aへ供給されるエアー量が減少していくとともに、駆動部圧力室の他方62b内から排出されるエアー量も減少していきステム64の移動が停止していく。即ち、ステム64は、フィードバックスプリング59の張力とコイル4の吸引力が平衡するまで動き、これにより入力信号電流に比例したステム64の変化が得られる。
なお、図9は単動型のポジショナーを用いてバルブを制御する場合を示した図であり、この単動型ポジショナーは、駆動部圧力室が一方のみで他方側はスプリングの付勢力を利用した駆動部を駆動させるために用いられ、給気圧力室および出力圧力室が一方のみである点を特徴としており、作動原理等は前述の複動型ポジショナーとおなじである。
ところで、前述したように、従来のポジショナーでは、スタビライザースプリング14の作用によりスプール31の動きを制御してフィードバックを行うこととしているため、スプール31は激しく移動を繰返すとともにノズル背圧室28内のエアー圧も変動を繰り返す。そしてこのとき、従来のポジショナーでは、スプール31を支持しているダイヤフラム30aをノズル背圧室28側に凸状としていたために、ノズル背圧室28内のエアー圧の変動によりダイヤフラム30の凸部分に圧力が加わり、そのために、ダイヤフラム30aの痛み等が激しくなり、破損事故が発生することが多くなっていた。
また、従来のポジショナーでは、スプール31の動きを制御して発振状態を回避するためにスタビライザースプリング14を備えていたために、パイロット弁21の交換作業等の際にこのスタビライザースプリング14を取り外す必要があり、作業が大変となっており、また、スタビライザースプリング14の取り外しを忘れてしまった場合にはスタビライザースプリングが破損してしまう問題点があった。
更に、従来のポジショナーでは、スプール31を介して外部にエアーを直接排出するために、排気音が大きくなるという問題点が指摘されていた。
更にまた、従来のポジショナーでは、給気圧力室22a、22bの給気口24a、24b、出力圧力室23a、23bの出力口25a、25bが円形であったために、パイロット弁21の長手方向の寸法が大きくなってしまうという問題点も指摘されていた。
また、ポジショナーでは、ノズル背圧室におけるダイヤフラムの面積と圧力室におけるダイヤフラムの面積を異なったものにする必要があり、そのため従来は、それぞれ容積の異なったノズル背圧室および圧力室を形成していたために、ノズル背圧室に供給されたエアーの取り出し口が固定されてしまい、それによりエアー回路の自由度が制限されてしまうという問題点が指摘されていた。
そこで、本発明は、これらの問題点を解決可能なポジショナーのパイロット弁を提供することを課題としている。
本発明のポジショナーのパイロット弁は、給気口を備えた給気圧力室と、出力口を備えるとともに前記給気圧力室に連通した出力圧力室と、前記給気圧力室及び出力圧力室間に形成された給気弁座と、前記給気圧力室に連通されるとともにノズル背圧導入管が連結されたノズル背圧室と、ダイヤフラムを介して前記ノズル背圧室と隣り合う配置で形成された大気室と、ダイヤフラムを介して、前記ノズル背圧室の反対側において前記大気室に隣り合う配置で形成されるとともに給気口を備えた供給空気圧力室と、前記ダイヤフラムに支持される形態で前記出力圧力室側へ移動可能とされた、その内部に排気路が形成されるとともに該排気路の両端部が開口とされ、更に前記大気室に連通した排気孔を備えたスプールと、給気弁及び排気弁を備え、給気弁により前記給気弁座を閉止あるいは開放可能であるとともに、排気弁により前記スプールの開口を閉止あるいは開放可能な配置で前記給気圧力室側から出力圧力室側に向けて挿装された弁体と、前記出力圧力室に備えた出力口に連結された、出力口から出力されるエアー量を調節可能な絞り装置と、を備えたポジショナーのパイロット弁であって、前記ダイヤフラムを、大気室側に向けて凸形状としたことを特徴としている。
また、本発明のポジショナーのパイロット弁は、前記給気口及び出力口を、スプールの長手方向に直交する方向に長手側が向くような配置で略長円状に形成したことを特徴としている。
更に、本発明のポジショナーのパイロット弁は、前記給気口及び出力口の外部側端部に溝を形成するとともに該溝内にパッキンを挿架し、更に、前記溝の内側任意の箇所に突起体を形成したことを特徴としている。
また、本発明のポジショナーのパイロット弁では、前記大気室の両側に同一径及び同一深さ寸法の2個の圧力室を形成して、一方の圧力室内にスペーサーを挿架することにより、スペーサーを挿架した圧力室を供給空気圧力室にするとともに他方の圧力室をノズル背圧室としたことを特徴としている。
本発明のポジショナーのパイロット弁では、ノズル背圧室と供給空気圧力室間に大気に連通した大気室を配置するとともに、スプールを支持しているダイヤフラムを、ノズル背圧室側及び供給空気圧力室側に凸形状とした。そのため、ダイヤフラムの凸部分にエアー圧力が加わることがなく、ダイヤフラムの痛み等を抑えることができ、ダイヤフラムの破損事故を有効に防止可能である。
また、出力圧力室に備えた出力口に、出力口から出力されるエアー量を調節可能な絞り装置を連結し、この絞り装置によりスプールの動きを制御可能することで発振状態を回避可能としたために、スタビライザースプリングが不要であり、そのために、パイロット弁の交換作業等を容易にすることができる。
更に、本発明のポジショナーのパイロット弁では、スプールの排気孔を大気室に連通させて、スプール内のエアーをまず大気室に排気した後に外部に排出する構造としているため、スプール内のエアーを直接外部に放出する従来のパイロット弁と異なり、エアーが排気される際に発生する排気音を小さくすることが可能である。
更にまた、本発明のポジショナーのパイロット弁では、前記給気口及び出力口を、スプールの長手方向に直交する方向に長手側が向くような配置で略長円状に形成しているために、パイロット弁の長手方向の寸法を小さくすることができ、更にそのとき、本発明では、給気口及び出力口の外部側端部に溝を形成するとともにこの溝内にパッキンを挿架し、更に、溝の内側任意の箇所に突起体を形成しているために、パッキンが脱落することを有効に防止可能である。
また、本発明のポジショナーのパイロット弁では、大気室の両側に同一径及び同一深さ寸法の2個の圧力室を形成して、一方の圧力室内にスペーサーを挿架することにより、スペーサーを挿架した圧力室を供給空気圧力室にするとともに他方の圧力室をノズル背圧室としているため、スペーサーを入れ替えることでノズル背圧室と供給空気圧力室の位置を入れ替えることができるため、ノズル背圧室に供給されたエアーの取り出し口が固定されることが無く、従って、エアー回路を自由に設計することが可能である。
本発明のポジショナーのパイロット弁では、給気口を供えた給気圧力室と出力口を備えた出力圧力室とを備えており、この給気圧力室と出力圧力室とは給気弁座を介して連通しており、また、給気口と出力口は、パイロット弁の長手方向に直交する方向が長手方向となるような略長円形状をしている。そして、給気口と出力口の外部側端部には溝が形成されるとともに、この溝内にパッキンが挿架され、更に、溝の内側任意の箇所には突起体が形成されている。
次に、給気圧力室にはノズル背圧導入管が連通されており、このノズル背圧室には更に、ノズル背圧導入管が連結される。
そして、ノズル背圧室に隣り合う配置で、外部に連通した大気室が、ダイヤフラムを介して配設され、この大気室におけるノズル背圧室と反対側には、ダイヤフラムを介して、給気口を備えた供給空気圧力室が配設され、前記ダイヤフラムはいずれも、大気室側に向けて凸形状としている。
また、前記ダイヤフラムに支持される形態で、出力圧力室内へ移動可能なすプールが備えられており、このスプールの内部には排気路が形成されるとともに、排気路の両端部は給気圧力室内で開口とされ、排気路には、大気室に連通した排気孔が複数個形成されている。
そして、給気弁と排気弁を備えた弁体が、給気弁により前記給気弁座を閉止あるいは開放可能であるとともに、排気弁により前記スプールの開口を閉止あるいは開放可能な配置で、給気圧力室側から出力圧力室側に向けて挿装されている。
更に、出力圧力室に備えた出力口には、出力口から出力されるエアー量を調節可能な絞り装置が連結されている。
本発明にポジショナーのパイロット弁(以下単に「パイロット弁」という。)の実施例について説明すると、図1は、本実施例のパイロット弁を用いた複動型ポジショナーの一例の構成を示す図であり、前述した従来のポジショナーと同一部分には同一符号を付した。即ち、図において2点鎖線で示した部分がポジショナー1であり、図において21が、本実施例のパイロット弁である。そして、このパイロット弁21は、前述した従来のパイロット弁と同様に、両端部にそれぞれ、給気圧力室22a、22bと出力圧力室23a、23bが形成されており、この給気圧力室22a、22bと出力圧力室23a、23b間には給気弁座26a、26bが形成されている。また、給気圧力室22a、22bには給気口24a、24bが形成されているとともにこの給気口24a、24bにはエアー供給管33が連結されている。更に、出力圧力室23a、23bには出力口25a、25bが形成されるとともに、この出力口25a、25bは、導通管34a、34bによって駆動部圧力室62a、62bのそれぞれに連通されている。
更に、パイロット弁21内にはノズル背圧室28が形成されており、このノズル背圧室28は前記給気圧力室の一方22aに連通しており、また、ノズル背圧室28には、他端が入力部2のノズル11に連通したノズル背圧導入管13が連結されている。
次に、ノズル背圧室28の隣には、ダイヤフラム30aを介して、外部に連通した排気口3201が形成された大気室32が形成されており、ダイヤフラム30aは、大気室32側に凸形状とされている。
また、大気室32における、ノズル背圧室28と反対側には、ダイヤフラム30bを介して、エアー供給管33が連結される給気口2901を備えた供給空気圧力室29が形成されており、大気室32と供給空気圧力室29とを隔てているダイヤフラム30bは、大気室32側に凸形状とされている。
そして、2枚のダイヤフラム30a、30bに支持される形態で、両端部が出力圧力室23a、23b内に挿装されたスプール31が、出力圧力室23a、23b側へ移動自在に備えられている。
ここで、スプール31について説明すると、スプール31は、その内部に排気路3101が形成されており、この排気路3101は、その両端部が、出力圧力室23a、23b内で開口とされている。また、スプール31における、2枚のダイヤフラム30a、30b間には排気孔3102が形成されており、これにより、排気路3101及び排気孔3102を介して、出力圧力口23a、23b内のエアーを、まず大気室32に排気するとともにこの大気室32を経由して外部に排気可能としている。このように、本実施例のパイロット弁21では、スプール31内のエアーの排出に際しては、これを直接外部に排出せず、大気室32を経由して排出しているために、排気音を小さくすることが可能である。
次に、本実施例のパイロット弁21では、前述した従来のパイロット弁と同様に、その両端側に、給気弁2701a、2701bと排気弁2702a、2702bを一体に備えた弁体27a、27bを有しており、この弁体27は、給気弁2701a、2701bによってそれぞれの給気弁座26a、26bを閉止可能であるとともに、排気弁2702a、2702bによってスプール31の両端部開口を閉止可能な配置で、スプリング2703a、2703bによって、給気圧力室22a、22b側から出力圧力室23a、23b側に向けて挿架されている。
次に、図において41は絞り装置であり、即ち、本実施例のパイロット弁21では、出力口23a、23bに絞り装置41を連結し、これにより、導通管34a、34bを介して駆動部側へ供給されるエアー量を調節している。
即ち、本実施例における絞り装置41は、導通管34a、34bが連結されるエアー流路43が形成された本体部42を備えているとともに、この本体部42には、エアー流路43と略直交する方向に向けて移動可能とした、排気路47を備えたバルブ45が、前記エアー流路43内に侵入可能な配置で挿装され、これにより、バルブ45をエアー流路43内に侵入させることにより、導通管34a、34bから供給されるエアーを外部に排気し、これにより、導通管34a、34bを介して駆動部61側へ供給されるエアー量を調節可能としている。
そのため、本実施例のパイロット弁21では、従来のパイロット弁と異なり、スタビライザースプリングを用いずに発振状態を防止することが可能となり、そのために、パイロット弁の交換作業等を容易にした。
このような構成において、ノズル背圧室28の圧力が低下すると、ノズル背圧室28と供給空気圧力室29とのエアー圧力のバランスがくずれ、2枚のダイヤフラム30a、30bがノズル背圧室28側に移動するとともに、このダイヤフラム30a、30bに支持されているスプール31が給気圧力室の一方側22aに移動する。
そうすると、スプール31は、その移動に伴ってスプール31の移動方向に位置する弁体27aを押し上げ、それにともなって、給気弁座の一方26aが開口になるとともに、スプール31の排気路3101における一方の開口が閉止されるとともに、排気路3101の他方は開口となる。そして、エアー供給管33を介して給気圧力室の一方22aに供給された供給エアーが導通管の一方34aを通って一次側駆動部圧力室62へ供給されるとともに、二次側駆動部圧力室62内のエアーは導通管の他方34b、出力圧力室の他方23bおよびスプール31の排気路3101を介して排気孔3102より大気室32内に排出された後に、大気室32の排気口3201より外部へ排出される。そしてこれにより、ステム64を駆動部61の内側に押し込んで、即ちステム64は矢印B方向に動き、ステム64の先端に連結されるバルブを駆動させることができる。
次に、ステム64の移動に伴って、フィードバックレバー52,53を介してカム54が時計回り方向(矢印C方向)へ回転するとともに、このカム54の回転によって、レンジ調整アーム55は、支点を中心として反時計回り方向(矢印D方向)へ回転する。そして、レンジ調整アーム55が反時計回り方向へ回転することによって、ゼロ調整アーム57が、支点を中心として時計回りに回転し(矢印E方向)、これにより、フィードバックスプリング59が上に引き上げられるとともに(矢印F方向)フラッパーアーム12を上に引き上げ、フィードバックスプリング59の張力とコイル4の吸引力が平衡した時点で、フラッパー10がノズル11の先端部を閉塞するように近づいていく。
そうすると、ノズル11より放出されるエアーが減少するとともにノズル背圧室28の圧力が上がり、ノズル背圧室28と供給空気圧力室29とのエアー圧力のバランスが初期の状態に近づき、これによりスプール31を支持しているダイヤフラム30a、30bが供給空気圧力室29側に移動するとともに、このダイヤフラム30a、30bに支持されているスプール31が初期の位置に近づいていく。そしてそれにより、給気圧力室の一方23aにおいては、給気弁2701aが給気弁座26aを閉止する方向に動き、給気圧力室の他方23b側においては、スプール31の排気路3101の開口が閉止していく。
そしてこれにより、駆動部圧力室の一方62へ供給されるエアー量が減少していくとともに、駆動部圧力室の他方62内から排出されるエアー量も減少していきステム64の移動が停止していく。即ち、ステム64は、フィードバックスプリング59の張力とコイル4の吸引力が平衡するまで動き、これにより入力信号電流に比例したステム64の変化が得られる。
そしてこのとき、本実施例のパイロット弁21では、ノズル背圧室28と供給空気圧力室29の間に大気室32を配置するとともに、2枚のダイヤフラムをいずれも、大気室32側に凸形状となるようにしているため、ダイヤフラムの凸部分に圧力が加わることがなく、ダイヤフラムの痛み、損傷を抑えることが可能となる。
次に、図2は本発明のパイロット弁の他の形態を示した断面図であり、本形態のパイロット弁21では、ノズル背圧室28と供給空気圧力室29の位置を交換可能な構造としている。即ち、図2に示すパイロット弁では、大気室32の両側に同一径及び同一深さ寸法の2個の圧力室を形成して、一方の圧力室内にスペーサー36を挿架することにより、スペーサー36を挿架した圧力室を供給空気圧力室29にし、他方の圧力室をノズル背圧室28としている。
前述したように、ポジショナーでは、ノズル背圧室におけるダイヤフラムの面積と供給空気圧力室におけるダイヤフラムの面積を異なったものにする必要があり、そのため従来は、それぞれ、面積の異なったダイヤフラムを配設可能なように背圧室および圧力室を形成していたために、ノズル背圧室に供給されたエアーの取り出し口が固定されてしまい、それによりエアー回路の自由度が制限されてしまうという問題点が指摘されていたが、本形態のパイロット弁では、大気室32の両側に同一径及び同一深さ寸法の2個の圧力室を形成するとともに、一方の圧力室内にスペーサーを挿架することにより、2個の圧力室におけるダイヤフラムの面積を異なるものとしてノズル背圧室28と供給空気圧力室29とを区分しているため、ノズル背圧室28と供給空気圧力室29の配置を自由にすることができる。
また、パイロット弁の製造に際しては一般的に、給気圧力室22a、22b及び出力圧力室23a、23bを備えた両端部分と、ノズル背圧室28と供給圧力室29と大気室32とを備えた中間部分とを別個に製造した後に連結させるが、本形態例のパイロット弁21では、ノズル背圧室28と供給空気圧力室29の位置が固定されず、スペーサーの有無によってこれらを区分するため、ノズル背圧室28、供給圧力室29、および大気室32とにより構成される中間部分のみを他のパイロット弁に適用させることが可能である。
なお、図2において3601はエアー回路であり、即ち、図2に示すパイロット弁では、スペーサーの外周側にエアー回路3601を形成するとともに、このエアー回路3601をノズル背圧室28に連結し、これにより、ノズル背圧室28とノズル背圧導入管13との連結を、供給空気圧力室側としている。このように、スペーサー36の外周側にエアー回路3601を形成することにより、ノズル背圧室28内のエアーの取り出し位置を自由に行うことが可能となる。なお、図においてPn、Psはいずれもエアー回路を示している。
次に、図3は、図2における左側面を示した図であり、図からも明らかなように、図2に示すパイロット弁では、給気口24a、24bおよび出力口25a、25bを、パイロット弁21の長手方向に直交する方向に長手側が向くようにした略長円形状としている。そして、この長円形状にした給気口24a、24bおよび出力口25a、25bの外部側端部に溝37を形成するとともにこの溝37内にパッキン38を挿架し、更に、前記溝37の内側任意の箇所に突起体39を形成し、これによりパッキン38の脱落を防止している。このように、図2に示すパイロット弁21では、給気口24a、24bおよび出力口25a、25bを、パイロット弁21の長手方向に直交する方向に長手側が向くようにした略長円形状としているために、パイロット弁21の長手方向の寸法を小さくすることが可能である。なお、図4は、図2に示すパイロット弁21における給気圧力口の一方24a部分を拡大した断面図であり、図2に示すパイロット弁21では、給気圧力口の他方24b及び出力圧力口25a、25bも図4に示す構造と同様の構造としている。
なお、前述の実施例では複動型ポジショナーのパイロット弁について説明したが、本発明のパイロット弁は必ずしも複動型ポジショナーのパイロット弁に限定されるものではなく、例えば図5及び図6に示すように、単動型ポジショナーのパイロット弁21にも適用可能である。図5においてPn、Psは、図2の場合と同様にエアー回路を示している。
本発明のポジショナーのパイロット弁は、大気圧とした大気室の両隣にノズル背圧室及び供給空気圧力室を配置するとともに、これらを仕切っているダイヤフラムを大気室側に凸状とした点を特徴としているため、複動型、単動型のいずれのポジショナーにも適用可能であり、更に、電空式ポジショナーのみならず、空空式ポジショナーにも適用可能である。
本発明のパイロット弁の実施例を説明するための図である。 本発明のパイロット弁の他の形態を説明するための図である。 図2における左側面を示す図である。 図2における給気圧力口の一方近傍の構造を示した断面図である。 本発明のパイロット弁を単動型ポジショナーのパイロット弁に適用させた場合の構造を示す一部断面図である。 図5における左側面を示す図である。 従来の複動型ポジショナーを説明するための図である。 従来の単動型ポジショナーを説明するための図である。
符号の説明
1 ポジショナー
2 入力部
4 コイル
5 ヨーク
6 マグネット
7 側板
8 アーマチュア
9 支点板バネ
10 フラッパー
11 ノズル
12 フラッパーアーム
13 ノズル背圧導入管
14 スタビライザースプリング
15 アーム
16 バイアススプリング
21 パイロット弁
22a、22b 給気圧力室
23a、23b 一次側出力圧力室
24a、24b 給気口
25a、25b 出力口
26 給気弁座
27 弁体
2701 給気弁
2702 排気弁
28 ノズル背圧室
29 供給空気圧力室
30 ダイヤフラム
31 スプール
32 大気室
3201 排気口
33 エアー供給管
34a、34b 導通管
35 固定絞り
36 スペーサー
37 給気口、出力口の外側端部に形成した溝
38 パッキン
39 突起体
41 絞り装置
42 本体部
43 エアー流路
45 バルブ
47 排気路
51 駆動制御機構
52、53 フィードバックレバー
54 カム
55 レンジ調整アーム
56 ベアリング軸
57 ゼロ調整アーム
58 ゼロ調整ネジ
59 フィードバックスプリング
61 駆動制御部
62a、62b 駆動部圧力室
63 ピストン
64 ステム

Claims (4)

  1. 給気口を備えた給気圧力室と、
    出力口を備えるとともに前記給気圧力室に連通した出力圧力室と、
    前記給気圧力室及び出力圧力室間に形成された給気弁座と、
    前記給気圧力室に連通されるとともにノズル背圧導入管が連結されたノズル背圧室と、
    ダイヤフラムを介して前記ノズル背圧室と隣り合う配置で形成された大気室と、
    ダイヤフラムを介して、前記ノズル背圧室の反対側において前記大気室に隣り合う配置で形成されるとともに給気口を備えた供給空気圧力室と、
    前記ノズル背圧室と大気室を隔てているダイヤフラム、及び前記大気室と供給空気圧力室を隔てているダイヤフラムの2枚のダイヤフラムに支持される形態で前記出力圧力室側へ移動可能とされた、その内部に排気路が形成されるとともに該排気路の両端部が開口とされ、更に前記大気室に連通した排気孔を備えたスプールと、
    給気弁及び排気弁を備え、給気弁により前記給気弁座を閉止あるいは開放可能であるとともに、排気弁により前記スプールの開口を閉止あるいは開放可能な配置で前記給気圧力室側から出力圧力室側に向けて挿装された弁体と、
    前記出力圧力室に備えた出力口に連結された、出力口から出力されるエアー量を調節可能な絞り装置と、を備えたポジショナーのパイロット弁であって、
    前記ダイヤフラムを、大気室側に向けて凸形状としたことを特徴とするポジショナーのパイロット弁。
  2. 前記給気口及び出力口を、スプールの長手方向に直交する方向に長手側が向くような配置で略長円状に形成したことを特徴とする請求項1に記載のポジショナーのパイロット弁。
  3. 前記給気口及び出力口の外部側端部に溝を形成するとともに該溝内にパッキンを挿架し、更に、前記溝の内側任意の箇所に突起体を形成したことを特徴とする請求項2に記載のポジショナーのパイロット弁。
  4. 前記大気室の両側に同一径及び同一深さ寸法の2個の圧力室を形成して、一方の圧力室内にスペーサーを挿架することにより、スペーサーを挿架した圧力室を供給空気圧力室にするとともに他方の圧力室をノズル背圧室としたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のポジショナーのパイロット弁。
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