JP2001004047A - パイロットリレー - Google Patents

パイロットリレー

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JP2001004047A
JP2001004047A JP11176647A JP17664799A JP2001004047A JP 2001004047 A JP2001004047 A JP 2001004047A JP 11176647 A JP11176647 A JP 11176647A JP 17664799 A JP17664799 A JP 17664799A JP 2001004047 A JP2001004047 A JP 2001004047A
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air supply
supply valve
valve seat
air
valve body
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Akira Inoue
晃 井上
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不感帯を取り除く、または、低減することが
出来、特性が向上されたパイロットリレーを提供する。 【解決手段】 ボディに設けられた給気圧室と給気弁座
と給気弁体とを具備するパイロットリレーにおいて、給
気弁体とボディとの間に設けられ給気弁座と給気弁体と
の給気弁が開かれる際に発生する不感帯の値を減じるあ
るいはなくす事が出来るように構成された引っ張りばね
を具備した事を特徴とするパイロットリレーである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不感帯を取り除
く、または、低減することが出来、特性が向上されたパ
イロットリレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来より一般に使用されている
従来例の構成説明図で、例えば、特開昭63−2776
6号、発明の名称「パイロットリレー」に示されてい
る。図5,図6,図7は図4の要部動作説明図である。
【0003】図において、入力圧ダイアフラム1は、ボ
ディ2の一端側に設けられ、入力空気圧信号Pinが入
力される入力圧室3と、大気中に空気が排気Pexされ
る排気圧室4とを構成する。
【0004】出力圧室5は、ボディ2の途中に設けら
れ、排気圧室4と出力圧ダイアフラム6で仕切られ、出
力空気圧信号Poutが出力される。供給圧室7は、ボ
ディ2の他端側に設けられ、供給空気圧Psupが供給
される。
【0005】筒状の排気弁座8は、入力圧ダイアフラム
1に一端が接続され、出力圧室5と排気圧室4とを開口
部81を介して連通する。排気弁体9は、入力空気圧信
号Pinに対応して、この排気弁座8の他端との開口面
積を変化する。
【0006】給気弁座11は、給気圧室7と出力圧室5
とを連通する。給気弁体12は、入力空気圧信号Pin
に対応して、この給気弁座の開口面積を変化する。
【0007】ステム13は、この給気弁体12に一端が
接続され、他端が排気弁体9に接続されている。
【0008】押えばね14は、パイロットリレーの輸送
中に、排気弁体9と給気弁体12とステム13とがパイ
ロットリレー内で固定されるように、圧縮ばねを用い、
排気弁体9と給気弁体12とステム13とを、排気弁座
8に押さえつけるために付随しているばねである。
【0009】次に、図4に示すパイロットリレーの動作
原理を説明する。図5に、図4のパイロットリレーのブ
ロック線図を示す。但し、図5のブロック線図は、原理
を簡単に示すため、排気弁体9と給気弁体12とステム
13の質量、不感帯、押えばね14やメカニカルな摩擦
等の影響はないものとする。
【0010】図5において、Apin:入力圧ダイアフラム
1の面積、 Apo:出力圧ダイアフラム6の面積、 As:
排気弁座8または給気弁座11の開口面積ケ゛イン、 Gm:
流量ケ゛イン、 Vl:空気容量負荷、 m:排気弁座質量、
C:排気弁座タ゛ンヒ゜ンク゛量、 kdia:排気弁座にかかるばね
定数(主に、入力圧ダイアフラム1,出力圧ダイアフラム
6のばね定数)である。
【0011】図5のフ゛ロック図から、入力空気圧信号Pin
が変化することにより、排気弁座8が入力圧ダイアフラ
ム1から力を受け、排気弁座8が動くことにより、出力
圧室5に流れ込む空気流量、または、出力圧室5から排
気される空気流量を調節することにより、出力圧を制御
している。ここで、流量ケ゛インはGmで決まり、静的な圧力
ケ゛インは、Apin/ Apoで決まる。
【0012】次に、ここで、本発明が解決しようとして
いる排気弁体9と給気弁体12とステム13の一体化に
より発生する不感帯の説明を行う。排気弁体9と給気弁
体12とステム13とは供給空気圧Psupと押さえば
ね14の力で、給気弁座11に押しつけられる方向に力
が加わっている。
【0013】定常状態では、排気弁座8、給気弁座11
とも、閉まっており、出力圧室5への、空気流量の入出
力は無い。この状態から、入力空気圧を増圧すると、入
力空気圧を受け、排気弁座8への力と変換する入力空気
圧ダイアフラム1にかかる圧力が増加し、排気弁座8
は、排気弁体9と給気弁体12とステム13とを押す。
【0014】しかし、排気弁体9と給気弁体12とステ
ム13とは、供給空気圧Psupと押さえばね14か
ら、給気弁座11に押し付けられる方向に力を受けてい
る為、すぐには開かない。
【0015】この間は、給気弁座11は開かないので、
出力圧室5の空気の出入りはない為、出力空気圧は変化
しない。更に、入力空気圧を増加すると、入力圧ダイア
フラム1にかかる力が増加する為、供給空気圧Psup
と押えばね14が排気弁体9と給気弁体12とステム1
3とを押している力に打ち勝ち、給気弁座11は開く。
【0016】この時、供給圧室7から出力圧室5に空気
が流れ込む為、出力圧室5の圧力は増加する。やがて、
出力空気圧を受け、排気弁座8へのフィードバック力に
変換する出力圧ダイアフラム6にかかる圧力も増加し、
排気弁座8は、排気弁体9と給気弁体12とステム13
とを押す力が減る為、給気弁座11は閉まり、出力空気
圧が決まる。
【0017】逆に、入力空気圧を減少させると、入力圧
ダイアフラム1にかかる力が減少するが、排気弁座8は
すぐには開かない。なぜならば、排気弁体9と給気弁体
12とステム13とは、給気弁座11にぶつかる前は、
供給空気圧Psupと押えばね14から力を受け、その
力はすべて、排気弁座8にかかっていた
【0018】しかし、排気弁体9と給気弁体12とステ
ム13とが、給気弁座11にぶつかるので、排気弁座8
に与える力の一部は、給気弁座11からの反力へと変換
され、排気弁体9と給気弁体12とステム13とが、供
給空気圧Psupと押さえばね14から受けている力が
全て、給気弁座11からの反力に変換されるまでは、開
かないからである。
【0019】従って、この間、排気弁座8は開かないの
で、出力圧室5の空気の出入りはない為、出力空気圧信
号Poutは変化しない。更に、入力空気圧信号Pin
を減少させ、排気弁体9と給気弁体12とステム13と
が、供給空気圧Psupと押さえばね14から受けてい
る力がすべて、給気弁座11からの反力に変換される
と、排気弁座8は開く。
【0020】排気弁座8が開くと出力圧室5から排気圧
室4に空気が流れ出るので、出力空気圧信号Poutは
減少する。出力空気圧信号Poutが減少すると、出力
圧ダイアフラム6にかかる力が減る為、排気弁座8と、
排気弁体9と給気弁体12とステム13とが閉まり、出
力空気圧力が決まる。
【0021】このように、排気弁体9と給気弁体12と
ステム13とを使用したパイロットリレーには、図6に
示す如く、入力空気圧信号Pinの変化と出力空気圧信
号Poutの変化率(dp/dt:流量)に不感帯αが存在す
る。
【0022】現象をわかりやすくするために、排気弁座
8にかかる力のバランス式を考える。排気弁座8にかか
る力をFexとする。
【0023】また、図7に示す如く、排気弁座8が、排
気弁体9に接している場合を考える。図7において、図
の右から左にかかる力を正とすると、 Fex=Apin×Pin−Apo×Pout−(Psup−Pout )×Aso−(Pout −Pex)×Aoe− (Df−Ds)×k 式1
【0024】ここで、Pin:入力空気圧、 Pout:出力空
気圧、 Psup:供給空気圧、 Pex:排気圧(大気圧)、 A
pin:入力空気圧ダイアフラム面積、 Apo:出力圧ダイア
フラム面積、 Aso:給気弁座面積、 Aoe:排気弁座面
積、 Df:押えばね自然長 Ds: 給気弁体が給気弁座に
接している場合の押えばね長さ、k:押えばね定数、
【0025】次に、入力空気圧Pinを増加させ、排気
弁体9が動き出すときの入力空気圧Pinは次のように
なる。 Pin > (Apo×Pout + (Psup-Pout)×Aso +(Pout-Pex)×Aoe+(Df-Ds)×k)/Api n 式2
【0026】排気弁体9と排気弁座8が離れているとき
は、排気弁体9から排気弁座8は力を受けていないの
で、 Apin×Pin = Apo×Pout の状態でバランスしている。
【0027】従って、排気弁座8が排気弁体9に接し、
排気弁体9を押し上げるまでの入力空気圧の変化は ΔPin=((Psup-Pout)×Aso+(Pout-Pex)×Aoe+(Df-Ds)×k)/Apin 式3 となり、このΔPinが不感帯である。
【0028】ここで、通常、排気流量ケ゛インと給気流量ケ゛
インを対象にするために、Aso≒Aoeとなるように設計す
る。式3は
【0029】 ΔPin =((Psup-Pex)×Aoe+(Df-Ds)×k)/Apin 式4 と近似され、不感帯ΔPinは出力空気圧Poutの関数でな
くなる。また、供給空気圧Psupと排気圧Pexは通常一定
なので、不感帯は常に一定となる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな装置においては、排気弁体9と給気弁体12とが、
ステム13により、一体的に結合されているので、空気
の給排気が一体的に同時に行われるので、排気弁体9と
給気弁体12とが、供給空気圧Psupから受ける力
は、一定となり、入力空気圧Pin−圧力変化率dp/
dtの特性に不感帯が生じていた。
【0031】本発明の目的は、上記の課題を解決するも
ので、ステム13により、一体的に結合されている排気
弁体9と給気弁体12とを、輸送等の場合に、ボディ2
に固定している圧縮ばねよりなる押えばね14を、引っ
張りばねに変更し、排気弁体9と給気弁体12とステム
13とが、供給空気圧Psupから受ける力をキャンセルす
ることにより、不感帯を無くす、または低減出来るよう
にされたパイロットリレーを提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明では、請求項1のパイロットリレーに
おいては、ボディに設けられた給気弁座と給気弁体とを
具備するパイロットリレーにおいて、前記給気弁体と前
記ボディとの間に設けられ前記給気弁座と前記給気弁体
との給気弁が開かれる際に発生する不感帯の値を減じる
あるいはなくす事が出来るように装置の作動時において
前記給気弁体が前記給気弁座に押圧される力を減じるよ
うにされた引っ張りばねを具備した事を特徴とする。
【0033】この結果、不感帯を取り除く、または、低
減することが出来るので、今まで生じていた給排気の特
性の変化をなくす、または、低減することが出来るパイ
ロットリレーが得られる。
【0034】本発明の請求項2においては、請求項1記
載のパイロットリレーにおいて、前記ボディと前記引っ
張りばねとの間に設けられ前記引っ張りばねが発生する
力を調節する調節機構を具備した事を特徴とする。
【0035】この結果、供給空気圧の供給圧力が変わっ
た場合にも、不感帯の量を調節することが出来、制御性
が良いパイロットリレーが得られる。
【0036】本発明の請求項3においては、請求項2記
載のパイロットリレーにおいて、前記調節機構として、
前記ボディに周面がねじ止めされ平面部に前記引っ張り
ばねの一端が取り付けられる円柱状のねじ体を具備した
事を特徴とする。この結果、作り易いので、安価なパイ
ロットリレーが得られる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明の一実施例の要部構成説明図で
ある。図において、図4と同一記号の構成は同一機能を
表す。以下、図4と相違部分のみ説明する。
【0038】図において、引っ張りばね21は、給気弁体
12とボディ2との間に設けられ、給気弁座8と給気弁
体12との給気弁が開かれる際に発生する不感帯の値を
減じる、あるいは、なくす事が出来るように、装置の作
動時において、給気弁体12が給気弁座11に押圧され
る力を減じるように構成されている。
【0039】より具体に説明すると。前記式4で不感帯
幅を計算した。 ΔPin =((Psup-Pex)×Aoe+(Df-Ds)×k)/Apin 式4 この式で、供給空気圧Psup、排気圧(大気圧)Pex、排気
弁座面積Aoeは構造で決まってくるハ゜ラメータなので変更す
ることはできない。
【0040】しかし、押えばね14のハ゜ラメータ(Df,Ds,k)
は変更可能である。押えばね14の目的は、輸送中など
で、排気弁体9と給気弁体12とステム13がパイロッ
トリレー内で固定されず、排気弁座8、給気弁座11や
排気弁体9と給気弁体12自身に傷をつけ、シール性等を
損なわないように設けられているものである。
【0041】従って、押えばね14の特性を変更しても
パイロットリレーの性能には、大きな影響はない。従っ
て、押えばね14を、引っ張りばね21にすることによ
り、前記式4の第二項の符号を反転させることができ、
排気弁体9と給気弁体12とステム13とが、供給空気
圧Psupから受けている力をキャンセルし、不感帯を取り
除く、または小さくすることができる。
【0042】このような場合の不感帯の式は、 ΔPin =((Psup-Pex)×Aoe-(Ds-Df)×k)/Apin (Ds>Df) 式5 となり、引っ張りばね21の設計は (Ds-Df)×k < (Psup-Pex)×Aoe 式6 となる。
【0043】式6の不等号が=の場合、不感帯はゼロにな
る。また、式6の不等号が逆の場合は、給気弁体12が
閉まらなくなる為、都合が悪い。したがってばねの設計
は式6が採用される。
【0044】この結果、不感帯を取り除く、または、低
減することが出来るので、今まで生じていた給排気の特
性の変化をなくす、または、低減することが出来るパイ
ロットリレーが得られる。
【0045】図2は本発明の他の実施例の要部構成説明
図である。本実施例において、調節機構31は、ボディ
2と引っ張りばね21との間に設けられ、引っ張りばね
21が発生する力を調節する。
【0046】この場合は、調節機構31として、ボディ
2に周面411がねじ止めされ、平面部412に引っ張
りばね21の一端が取り付けられる円柱状のねじ体41
が、使用されている。
【0047】すなわち、供給空気圧Psupが変化した
場合などに、不感帯の調整を行う事が出来るように、引
っ張りばね21が発生する引っ張り力を調節出来るよう
に、ボディ2から給気弁体12までの距離を調節する調
節機構31が設けられたパイロットリレーである。
【0048】要するに、パイロットリレーは、どのよう
な供給空気圧Psupが入力されるのか特定できない場
合が有る。
【0049】また、供給空気圧Psupは、空気圧を作
るコンフ゜レッサーの振動等で、供給圧変動をしばしば起こす。
このため、不感帯はセ゛ロにすることはあまり望ましくな
く、適当なところで調節できる機能が求められる。
【0050】従って、前記式5の給気弁体が給気弁座に
接している場合の押えばね長さDsを、調節する調節機構
31をパイロットリレーに設けることにより、不感帯を
調節でき、制御性がよいパイロットリレーが得られる。
【0051】この結果、ボディ2から給気弁体12まで
の距離を調節する調節機構31を設けることにより、供
給空気圧Psupの供給圧力が変わった場合にも、不感
帯の量を調節することが出来、制御性がよいパイロット
リレーが得られる。
【0052】また、調節機構31として、ボディ2に周
面411がねじ止めされ、平面部412に引っ張りばね
21の一端が取り付けられる円柱状のねじ体41が、使
用されれば、安価なパイロットリレーが得られる。
【0053】図3は本発明の他の実施例の要部構成説明
図である。本実施例においては、出力圧室5と排気圧室
4とを連通するブリード孔14が設けられたものであ
る。上述と同様な効果が得られる。
【0054】なを、前述の実施例においては、給気弁体
12はステム13により排気弁体9と一体に構成された
ものについて説明したが、これに限る事は無く、給気弁
体12は排気弁体9とは切り離されて単独でも良い。要
するに、引っ張りばね21が給気弁体12に作用するも
のであれば良い。
【0055】また、以上の説明は、本発明の説明および
例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎな
い。したがって本発明は、上記実施例に限定されること
なく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、
変形をも含むものである。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、次のような効果がある。ボディに設けられた
給気弁座と給気弁体とを具備するパイロットリレーにお
いて、前記給気弁体と前記ボディとの間に設けられ前記
給気弁座と前記給気弁体との給気弁が開かれる際に発生
する不感帯の値を減じるあるいはなくす事が出来るよう
に装置の作動時において前記給気弁体が前記給気弁座に
押圧される力を減じるようにされた引っ張りばねを具備
した事を特徴とするパイロットリレーを構成した。
【0057】この結果、不感帯を取り除く、または、低
減することが出来るので、今まで生じていた給排気の特
性の変化をなくす、または、低減することが出来るパイ
ロットリレーが得られる。
【0058】本発明の請求項2によれば、次のような効
果がある。前記ボディと前記引っ張りばねとの間に設け
られ前記引っ張りばねが発生する力を調節する調節機構
を具備した事を特徴とする請求項1記載のパイロットリ
レーが設けられた。
【0059】この結果、供給空気圧の供給圧力が変わっ
た場合にも、不感帯の量を調節することが出来、制御性
が良いパイロットリレーが得られる。
【0060】本発明の請求項3によれば、次のような効
果がある。前記調節機構として、前記ボディに周面がね
じ止めされ平面部に前記引っ張りばねの一端が取り付け
られる円柱状のねじ体を具備した事を特徴とする請求項
2記載のパイロットリレー設けられた。この結果、安価
なパイロットリレーが得られる。
【0061】従って、不感帯を取り除く、または、低減
することが出来、特性が向上されたパイロットリレーを
実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図3】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図4】従来より一般に使用されている従来例の要部構
成説明図である。
【図5】図4の動作説明図である。
【図6】図4の動作説明図である。
【図7】図4の動作説明図である。
【符号の説明】
1 入力圧ダイアフラム 2 ボディ 3 入力圧室 4 排気圧室 5 出力圧室 6 出力圧ダイアフラム 7 供給圧室 8 排気弁座 81 開口部 9 排気弁体 11 給気弁座 12 給気弁体 13 ステム 14 押えばね 21 引っ張りばね 31 調節機構 41 ねじ体 411 周面 412 平面部 Pin 入力空気圧信号 Pout 出力空気圧信号 Psup 供給空気圧 Pex 排気 α 不感帯

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボディに設けられた給気弁座と給気弁体と
    を具備するパイロットリレーにおいて、 前記給気弁体と前記ボディとの間に設けられ前記給気弁
    座と前記給気弁体との給気弁が開かれる際に発生する不
    感帯の値を減じるあるいはなくす事が出来るように装置
    の作動時において前記給気弁体が前記給気弁座に押圧さ
    れる力を減じるようにされた引っ張りばねを具備した事
    を特徴とするパイロットリレー。
  2. 【請求項2】前記ボディと前記引っ張りばねとの間に設
    けられ前記引っ張りばねが発生する力を調節する調節機
    構を具備した事を特徴とする請求項1記載のパイロット
    リレー。
  3. 【請求項3】前記調節機構として、前記ボディに周面が
    ねじ止めされ平面部に前記引っ張りばねの一端が取り付
    けられる円柱状のねじ体を具備した事を特徴とする請求
    項2記載のパイロットリレー。
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