JP5504943B2 - 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法 - Google Patents
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1.インクジェットユニットから吹き付けられた液滴が重なり合った場合と、単独の場合では表面に形成される凹部の大きさ、形状が異なり凹凸形状の均一化が困難となる。
2.インクジェットユニットから吹き付けられた液滴のレベリングにより一定形状のる凹部の大きさ、形状が異なり凹凸形状の均一化が困難となる。
3.凹凸形状の不均一化に伴いブレードの滑り性が悪くなり、高速化への対応が困難となる。
(2)その後、前記凸状物の上に、更に表面層形成用塗布液の液滴を隣りあう液滴とは接触しない様に着弾させ、着弾させた液滴を硬化させる操作を繰り返し行って凸状物を重畳させた凸状構造を有する表面層を形成する工程
3.前記円筒状の導電性基体の表面に着弾した液滴の隣りあう液滴との距離が、該液滴の直径の1.5倍から3.0倍であることを特徴とする前記2に記載の電子写真感光体の製造方法。
1)インクジェットヘッド201から表面層形成用塗布液の円筒状の導電性基体3の表面への噴出は、着弾する液滴が接触しない様にすること
2)円筒状の導電性基体3の表面へ着弾した液滴は硬化手段で硬化すること
3)液滴が硬化した後、再度インクジェットヘッド201から表面層形成用塗布液の円筒状の導電性基体3の表面へ着弾する隣りあう液滴が接触しない様に噴出すること
4)1)から3)を繰り返し行うことで、液滴が硬化して形成された凸状物の上に順次凸状物を重畳すること
である。この様にして、凹凸形状を有する表面層が形成される。
1.感光体を形成する表面層の表面の凹凸形状の安定化が容易になり均一な凹凸形状を有する表面層を有した感光体の製造が可能となった。
2.表面の凹凸形状の均一化に伴い高速化に対応出来るブレードの滑り性を得ることが可能となった。
3.感光体表面のクリーニング性が向上し、画像品質が安定した。
4.時間経過時のブレード固着が良くなり、初期トルク変化が改善された。
導電性支持体としては円筒状支持体が用いられる。円筒状導電性支持体とは回転することによりエンドレスに画像を形成出来るに必要な円筒状の支持体を意味し、円筒度が5μmから40μmが好ましく、7μmから30μmがより好ましい。
中間層は、バインダー、分散溶媒等から構成される中間層形成用塗布液を導電性支持体上に塗布、乾燥して形成される。中間層のバインダーとしては、ポリアミド樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂並びに、これらの樹脂の繰り返し単位の内の2つ以上を含む共重合体樹脂が挙げられる。これら樹脂の中ではポリアミド樹脂が、繰り返し使用に伴う残留電位増加を小さく出来好ましい。又、電位特性向上や黒ポチ欠陥の低減、モアレの低減等の目的で、必要に応じて、中間層に酸化チタンや酸化亜鉛等のフィラーや酸化防止剤等の添加剤を添加することも出来る。
感光層は、電荷発生機能と電荷輸送機能を1つの層に持たせた単層構造でもよいが、より好ましくは感光層の機能を電荷発生層(CGL)と電荷輸送層(CTL)に分離した層構成をとるのがより好ましい。機能を分離した構成をとることにより繰り返し使用に伴う残留電位増加を小さく制御出来、その他の電子写真特性を目的に合わせて制御し易い。
電荷発生層(CGL)には電荷発生物質(CGM)を含有する。その他の物質としては必要によりバインダー樹脂、その他添加剤を含有してもよい。電荷発生物質(CGM)としては公知の電荷発生物質(CGM)であるCuKα線によるX線回折においてブラッグ角(2θ±0.2)27.2°に最大回折ピークを有するオキシチタニウムフタロシアニン、同2θが12.4°に最大ピークを有するベンズイミダゾールペリレン等のCGMは繰り返し使用に伴う劣化がほとんどなく、残留電位増加を小さくすることが出来る。
電荷輸送層(CTL)には、電荷輸送物質(CTM)とバインダー樹脂とを含有する。その他の物質としては必要により酸化防止剤等の添加剤を添加して形成してもよい。CTLの膜厚は、5μmから40μmが好ましく、10μmから30μmがより好ましい。CTLが表面層を形成する時、CTL中に占めるフィラーの量は、5質量%から50質量%が好ましい。
感光体の構成層には、酸化防止剤を適用すると、NOx等活性ガスの攻撃による影響を低減出来るため、高温高湿環境での画像流れの発生を抑制出来る。
フェノール系酸化防止剤、ヒンダードフェノール系酸化防止剤、アミン系酸化防止剤、ヒンダードアミン系酸化防止剤、ジアリルジアミン系酸化防止剤、ジアリルアミン系酸化防止剤、ハイドロキノン系酸化防止剤等が挙げられる。
硫黄系酸化防止剤、チオエーテル類、燐酸系酸化防止剤、亜燐酸エステル類等が挙げられる。
バインダー樹脂の他に種々の組成のものを用いることが出来る。例えば、シリカやアルミナ等の無機微粒子やPTFE、アクリル樹脂等の有機微粒子からなるフィラーを表面層に添加して形成したものが好ましい。保護層中に占めるフィラーの量は、5質量%から50質量%が好ましい。
バインダーとしての樹脂は、活性エネルギー線硬化型樹脂、熱硬化性樹脂を使用することが好ましく、特に取り扱いの面から活性エネルギー線硬化型樹脂が好ましい。
本発明に使用する活性エネルギー線硬化樹脂とは、紫外線や電子線のような活性光線照射により架橋反応等を経て硬化する樹脂である。活性エネルギー線硬化型樹脂としては、紫外線硬化性樹脂や電子線硬化性樹脂等が代表的なものとして挙げられるが、紫外線や電子線以外の活性光線照射によって硬化する樹脂でもよい。
重合開始剤としては、ラジカル反応型でもイオン反応型でもよく、アセトフェノン類、ブチルフェノン類、ベンゾフェノン類、α−アミロキシムエステル、テトラメチルチュウラムモノサルファイド、チオキサントン類、オキセタン化合物等が挙げられる。又、光増感剤としてn−ブチルアミン、トリエチルアミン、ポリ−n−ブチルホスフィン等を混合して用いることが出来る。
本発明で用いることの出来る熱硬化性樹脂としては、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール樹脂、熱硬化性ポリイミド樹脂、熱硬化性ポリアミドイミドなどを挙げることが出来る。
本発明の感光体の製造方法に係わる感光体の最表面層以外の各層の作製は、浸漬塗布、或いは円形量規制型塗布、或いは浸漬塗布と円形量規制型塗布を組み合わせて塗膜を設けて作製することが出来るがこれに限定されるものではない。尚、浸漬塗布方式については例えば特開2006−7155号公報、円形量規制型塗布については例えば特開昭58−189061号公報に詳細に記載されている。
(円筒状の導電性基体の準備)
直径30mm、長さ360mmのアルミニウム製の円筒状の導電性基体を準備し、10点平均表面粗さRzが1.5μmになる様に円筒状の導電性基体の表面を切削加工し、円筒状の導電性基体を準備した。尚、測定器は(株)東京精密社製のSURFCOM1400Dを用いて、10点平均表面粗さRzはJIS B 0601−2001に準じて測定した値を示す。
(中間層形成用塗布液の調製)
下記組成の分散液を同じ混合溶媒にて2倍に希釈し、1夜静置後に濾過(フィルター;日本ポール社製リジメッシュ5μmフィルター使用)し、中間層形成用塗布液を調製した。
酸化チタンSMT500SAS(テイカ社製) 3部
メタノール 8部
1−ブタノール 2部
分散機としてサンドミルを用いて、バッチ式で10時間の分散を行った。
調製した中間層形成用塗布液を用いて準備した円筒状の導電性基体上に、浸漬塗布法で塗布し、100℃で20分間乾燥し、乾燥膜厚2μmの中間層を形成した。
(電荷発生層形成用塗布液の調製)
電荷発生物質:チタニルフタロシアニン顔料(Cu−Kα特性X線回折スペクトル測定で、少なくとも27.3±0.2°の位置に最大回折ピークを有するチタニルフタロシアニン顔料) 20部
ポリビニルブチラール樹脂(#6000−C:電気化学工業社製) 10部
酢酸t−ブチル 700部
4−メトキシ−4−メチル−2−ペンタノン 300部
を混合し、サンドミルを用いて10時間分散し、電荷発生層形成用塗布液を調製した。
調製した電荷発生層形成用塗布液を前記中間層の上に浸漬塗布法で塗布し、自然乾燥後の膜厚0.3μmの電荷発生層を形成した。
(電荷輸送層形成用塗布液の調製)
電荷輸送物質(4,4′−ジメチル−4″−(β−フェニルスチリル)トリフェニルアミン) 25部
バインダー:ポリカーボネート(Z300:三菱ガス化学社製) 300部
酸化防止剤(Irganox1010:チバ・ジャパン社製) 6部
THF 1600部
トルエン 400部
シリコーンオイル(KF−50:信越化学社製) 0.001部
を混合し、溶解して電荷輸送層形成用塗布液を調製した。
調製した電荷輸送層形成用塗布液を前記電荷発生層の上に浸漬塗布法で塗布し、110℃で70分間乾燥し、乾燥膜厚25μmの電荷輸送層を積層し感光層を形成した。
(保護層形成用塗布液の調製)
酸化チタン粒子(SMT100SAS:テイカ社製) 0.6部
1−プロパノール 5部
を混合しUSホモジナイザにて1時間分散処理を行う。その後、下記構造式を有するアクリル系化合物Aとアクリル系化合物B(質量比1/1)とからなるラジカル重合化合物1.5部と重合開始剤「Irgacure184(チバ・ジャパン(株)製)」0.07部を上記分散液中に溶解させて保護層形成用塗布液を調製する。
図4に示す製造方法で、調製した保護層形成用塗布液を温度25±3℃で以下に示す条件で剪断モード型(ピエゾ型)のインクジェットヘッドを使用して、図7に示す過程を経て電荷輸送層の上全面に液滴を、液滴の間隔と、着弾・硬化する回数とを表1に示す様に変化して行い、凹凸形状を有する厚さ5μmの保護層を形成し図3(c)に示す構成を有する感光体を作製し試料No.101から108とした。
着弾する液滴の直径:20μm
ノズル吐出口の径:10μm
ノズル間のピッチ:100μm
ノズル数:200
インクジェットヘッドの配置の数方法:感光体の回転軸と平行に、1個を配置した。
電荷輸送層迄を積層した円筒状の導電性基体の回転速度(周速度):6m/min
着弾した液滴の硬化条件
紫外線照射装置として水銀ランプ照射装置「ECS−401GX(アイグラフィックス社製)」を用い、紫外線積算照度計「UVPF−A1(PD−365)(アイグラフィックス社製)」にて積算光量が25J/cm2相当になる様に紫外線照射を行う。
試料No.101と同じ方法で感光層までを形成した円筒状の導電性基体を使用し、電荷輸送層の上に、試料No.101と同じ保護層形成塗布液を使用し浸漬塗布により保護層形成用塗膜を形成した。この後、保護層形成塗布液を調製するのに使用した1−プロパノールを保護層形成用塗膜を形成した導電性基体を回転速度(周速度)6m/minで回転しながら、直径25μmにした液滴を吹き付け装置で全周面に吹き付けた後、試料No.101と同じ方法で紫外線照射し保護層形成用塗膜を硬化し凹凸形状を有する保護層を形成し、比較試料No.109とした。
作製した試料No.101から109に付きブレードの滑り性、クリーニング性、画像品質に付き以下に示す方法で測定し、以下に示す評価ランクに従って評価した結果を表2に示す。
ブレードの滑り性として、10点平均表面粗さRz、及び10点平均表面粗さRzのバラツキ(%)ブレードの貼り付き、ブレードのめくれを以下の方法で測定し、ブレードの滑り性の代用特性とした。得られた各試料の保護層の10点平均表面粗さRz、及び10点平均表面粗さRzのバラツキ(%)を合わせて示す。尚、保護層の10点平均表面粗さRzは(株)東京精密社製 SURFCOM1400Dで測定した値を示す。10点平均表面粗さRzのバラツキは以下に示す式より計算で求めた値を示す。
10点平均表面粗さRzとして、0.4μm以上3μm未満は滑り性に影響を与えない範囲、0.1μm以上、0.4μm未満は、実用上問題ないが、僅かながら滑り性に影響を与える範囲、0.1μm未満は滑り性に影響を与える範囲とした。
感光体にブレードを当接した状態で、温度10℃、湿度20%RHで24時間放置し、放置前後のトルクの差を測定した。トルクは、デジタルトルクゲージ/品番 MD31TGE−10CNTで測定した。
◎:7N未満
○:7N以上、10N未満
△:10N以上、15N未満
×:15N以上
ブレードのめくれの試験方法
1枚目から2万枚目のコピーにおいて、ブレードめくれの有無を目視で観察した。
ブレードで感光体の表面をクリーニングした後の感光体観察を行い、トナー付着の有無を目視で観察した。
◎:トナー付着無し
○:画像に影響のない範囲で希に付着が見られる
△:画像に影響のない範囲で付着が認められる
×:画像に影響を及ぼす範囲で付着が認められる
画像品質の試験方法
全面同一濃度で作製されたハーフトーン画像において、グレタグマクベス社製マクベス濃度計で濃度を測定し、最高濃度と最低濃度との差(画像ムラ)を計算で求め画像品質の代用特性とした。尚、クリーニング不良で発生するトナー付着物は避けて測定した。
◎:最高濃度と最低濃度との差が0.05未満
○:最高濃度と最低濃度との差が0.1未満から0.05以上
△:最高濃度と最低濃度との差が0.2未満から0.1以上
×:最高濃度と最低濃度との差が0.2以上
実施例1と同じ方法で、感光層までを積層した円筒状の導電性基体を準備した。
図7に示す過程を経て準備した感光層までを積層した円筒状の導電性基体の電荷輸送層の上全面に、実施例1の試料No.101を作製した時と同じインクジェットヘッドを使用し、実施例1と同じ保護層形成用塗布液の液滴を液滴の間隔を一定として着弾を20回行い、その中で硬化する回数を調整し、表3に示す様に10点平均表面粗さRzを変えた保護層を形成し図3(c)に示す構成を有する感光体を作製し試料No.201から207とした。
作製した試料No.201から207に付きブレードの滑り性(ブレードの貼り付き、ブレードのめくれ)クリーニング性、画像品質に付き実施例1と同じ方法で測定し、実施例1と同じ評価ランクに従って評価した結果を表4に示す。得られた各試料の10点平均表面粗さRzのバラツキ(%)を合わせて示す。
実施例1と同じ方法で、感光層までを積層した円筒状の導電性基体を準備した。
図7に示す過程を経て準備した感光層までを積層した円筒状の導電性基体の電荷輸送層の上全面に実施例1の試料No.101を作製したときと同じインクジェットヘッドを使用し、実施例1と同じ組成の保護層形成用塗布液の粘度を表5に示す様に変えた他は実施例1の試料No.101と同じ条件で、液滴を着弾・硬化を行い、保護層を形成し図3(c)に示す構成を有する感光体を作製し試料No.301から306とした。
作製した試料No.301から306に付きブレードの滑り性(10点平均表面粗さRz、及び10点平均表面粗さRzのバラツキ(%)、ブレードの貼り付き、ブレードのめくれ)クリーニング性、画像品質に付き実施例1と同じ方法で測定し、実施例1と同じ評価ランクに従って評価した結果を表5に示す。得られた各試料の保護層の10点平均表面粗さRz、及び10点平均表面粗さRzのバラツキ(%)を合わせて示す。
1Y、1Yaから1Yf、1M、1C、1K 感光体
1Ya1から1Yf1、3 円筒状の導電性基体
1Ya2から1Yf2 電荷発生層(CGL)
1Ya3から1Yd3 電荷輸送層(CTL)
1Ya4から1Yf4 保護層
1Ya5から1Yf5 感光層
1Yd6、1Yf6 中間層
2 インクジェットユニット
201 インクジェットヘッド
4 硬化手段
5 液滴
U 間隔
T 直径
Claims (6)
- 円筒状の導電性基体上に感光層を有し、その表面にインクジェットヘッドを使用して表面層形成用塗布液を噴出させて液滴を着弾させ、硬化させ、表面に凹凸形状を有する表面層を形成した電子写真感光体において、前記表面層は、前記表面層形成用塗布液の液滴を隣りあう液滴とは互いに接触しない様に着弾させ、着弾させた液滴を硬化させる操作を繰り返し行って、複数の硬化された液滴が重畳された凸状構造を有することを特徴とする電子写真感光体。
- 円筒状の導電性基体の表面にインクジェットヘッドを使用して表面層形成用塗布液を噴出させて液滴を着弾させ、硬化させ、表面に凹凸形状を有する表面層を形成する電子写真感光体の製造方法において、次の工程を有することを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
(1)液滴を隣りあう液滴とは接触しない様に、電子写真感光体の表面に着弾させ、着弾させた液滴を硬化させて凸状物を形成する工程
(2)その後、前記凸状物の上に、更に表面層形成用塗布液の液滴を隣りあう液滴とは接触しない様に着弾させ、着弾させた液滴を硬化させる操作を繰り返し行って凸状物を重畳させた凸状構造を有する表面層を形成する工程 - 前記円筒状の導電性基体の表面に着弾した液滴の隣りあう液滴との距離が、該液滴の直径の1.5倍から3.0倍であることを特徴とする請求項2に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記表面層の10点平均表面粗さRzが0.1μmから3.0μmであることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記表面層形成用塗布液の粘度は、3mPa・sから200mPa・sであることを特徴とする請求項2から4の何れか1項に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記表面層形成用塗布液は、活性光線硬化型樹脂、又は熱硬化性樹脂を含んでいることを特徴とする請求項2から5の何れか1項に記載の電子写真感光体の製造方法。
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