JP5502635B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、メモリセルに抵抗変化素子を利用し、この抵抗変化素子を流れる電流によって情報の書き込みを行う半導体記憶装置に関する。
近年、記憶素子として抵抗変化素子を利用した半導体メモリ、例えばPRAM(phase-change random access memory)やMRAM(magnetic random access memory)などが注目され開発が行われている。MRAMは、磁気抵抗(magnetoresistive)効果を利用してメモリセルに“1”または“0”情報を蓄積させることでメモリ動作を行うデバイスであり、不揮発性、高速動作、高集積性、高信頼性を兼ね備えるという特長を持つため、SRAM、PSRAM(Pseudo SRAM)、DRAMなどを置き換え可能なメモリデバイスの候補の一つとして位置付けられている。
磁気抵抗効果のうち、トンネル磁気抵抗(TMR: tunneling magnetoresistive)効果を示す素子を用いたMRAMが数多く報告されている。TMR効果素子としては、2枚の強磁性層とこれらに挟まれた非磁性層とからなる積層構造を有し、スピン偏極トンネル効果による磁気抵抗の変化を利用したMTJ(magnetic tunnel junction)素子を使用するのが一般的である。MTJ素子は、2枚の強磁性層の磁化配列によって、低抵抗状態と高抵抗状態とを取り得る。低抵抗状態を“0”と定義し、高抵抗状態を“1”と定義することで、MTJ素子に1ビットデータを記録することができる。
MRAMの書き込みは、例えば、MTJ素子に書き込み電流を流し、この書き込み電流の向きによって、MTJ素子の磁化配列を、平行状態から反平行状態、或いは反平行状態から平行状態に変化させる。例えば一般的な1Tr+1MTJ型のメモリセルでは、MTJ素子の一端が第1のビット線に接続され,MTJ素子の他端が選択トランジスタの一方のソース/ドレイン領域に接続され、選択トランジスタの他方のソース/ドレイン領域は第2のビット線に接続される、という接続構成をとる。
このような構成を有する従来のMRAMは、MTJとMOSトランジスタ(選択トランジスタ)とから構成されたメモリセルを備えている。セル面積の縮小のために、メモリセル中のMOSトランジスタのソース領域はそれに隣接する他のメモリセルと共有されている。共通ソース線は、ビット線よりも下の層に設けられている。ビット線と共通ソース線とはそれぞれ別の工程で形成される。
IEDM2005 Technical Digest p.473-476 「A Novel Nonvolatile Memory with Spin Torque Transfer Magnetization Switching: Spin-RAM」 J. of Magn. Magn. Mater., 159, L1(1996)「Current-driven excitation of magnetic multilayers」
製造コストの増加の抑制およびプロセス歩留りの向上が可能となる、抵抗変化素子を備えた半導体記憶装置を提供すること。
実施形態の半導体記憶装置は、半導体基板上に第1の方向に並んで設けられた第1のMOSFETおよび第2のMOSFETと、前記第1および第2のMOSFETの上方に設けられ、下端が前記第1および第2のMOSFETのドレインに接続された第1の抵抗変化素子と、前記半導体基板上に第1の方向に並んで設けられた第3のMOSFETおよび第4のMOSFETと、前記第3および第4のMOSFETの上方に設けられ、下端が前記第3および第4のMOSFETのドレインに接続された第2の抵抗変化素子と、前記第1および第2のMOSFETのソースに接続され第1の方向に延びる第1の配線と、前記第3および第4のMOSFETのソースに接続され第1の方向に延びる第2の配線と、前記第1の抵抗変化素子の上端と前記第2の抵抗変化素子の上端とを接続する上部電極と、前記上部電極に接続され第1の方向に延びる第3の配線とを具備する。前記第1の配線と前記第2の配線と前記第3の配線とは、同じ層に設けられる。前記第1の配線と前記第2の配線と前記第3の配線とは、前記上部電極よりも高く配置される。前記第1の配線と前記第2の配線と前記第3の配線とはそれぞれ、その側面および底面にバリアメタル膜が設けられる
第1の実施形態のメモリセルアレイを示す等価回路図である。 第1の実施形態のメモリセルアレイを示す平面図である。 図2の平面図の矢視3−3に沿った断面図である。 図2の平面図の矢視4−4に沿った断面図である。 図2の平面図の矢視5−5に沿った断面図である。 第1の実施形態のメモリセルアレイの活性得領域(AA)およびゲートコンダクタを形成するためのマスクのパターンレイアウト(GC)を示す図である。 第1の実施形態のメモリセルアレイのコンタクト(MC)を形成するためのマスクのパターンレイアウトを示す図である。 第1の実施形態のメモリセルアレイのMTJ素子を形成するためのマスクのパターンレイアウトを示す図である。 第1の実施形態のメモリセルアレイのコンタクト(SC,BC)を形成するためのマスクのパターンレイアウトを示す図である。 第1の実施形態のメモリセルアレイの上部電極(UE)を形成するためのマスクのパターンレイアウトを示す図である。 第1の実施形態のメモリセルアレイの素子分離領域(STI)を形成するためのマスクのパターンレイアウトを示す図である。 第2の実施形態のメモリセルアレイを示す等価回路図である。 第2の実施形態の半導体記憶装置のメモリセルアレイを示す平面図である。 図13の平面図の矢視14−14に沿った断面図である。 図13の平面図の矢視15−15に沿った断面図である。 図13の平面図の矢視16−16に沿った断面図である。 第2の実施形態のメモリセルアレイのコンタクト(SC,BC)を形成するためのマスクのパターンレイアウトを示す図である。 第3の実施形態の製造方法を説明するための断面図。 図18のプロセスで使用されるマスクのパターンレイアウトを示す図。 図18に続く第3の実施形態の製造方法を説明するための断面図。 図20に続く第3の実施形態の製造方法を説明するための断面図。 図21に続く第3の実施形態の製造方法を説明するための断面図。 図22のプロセスで使用されるマスクのパターンレイアウトを示す図。 図22に続く第3の実施形態の製造方法を説明するための断面図。 図24に続く第3の実施形態の製造方法を説明するための断面図。 図25に続く第3の実施形態の製造方法を説明するための断面図。 図26に続く第3の実施形態の製造方法を説明するための断面図。 図27のプロセスで使用されるマスクのパターンレイアウトを示す図。 図27に続く第3の実施形態の製造方法を説明するための断面図。 図29に続く第3の実施形態の製造方法を説明するための断面図。 図30に続く第3の実施形態の製造方法を説明するための平面図。 図31に続く第3の実施形態の製造方法を説明するための平面図。 図32に続く第3の実施形態の製造方法を説明するための平面図。 図33のプロセスで得られたMTJ素子のパターンレイアウトを示す図。 第3の実施形態の製造方法におけるMTJ素子の他の形成方法を説明するための平面図。 図35に続く実施形態の製造方法におけるMTJ素子の他の形成方法を説明するための平面図。 図36に続く実施形態の製造方法におけるMTJ素子の他の形成方法を説明するための平面図。 図37に続く実施形態の製造方法におけるMTJ素子の他の形成方法を説明するための平面図。 第3の実施形態を説明するための断面図。
以下、図面を参照しながら実施形態を説明する。
抵抗変化型メモリとしては、磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM:magnetic rando
m access memory)、抵抗ランダムアクセスメモリ(ReRAM:resistance random acc
ess memory)、相変化ランダムアクセスメモリ(PRAM:phase-change random access
memory)など様々な種類のメモリを使用することが可能である。本実施形態では、抵抗
変化型メモリとしてMRAMを一例に挙げて説明する。MRAMは、トンネル磁気抵抗(
TMR:tunneling magnetoresistive)効果を利用するMTJ(magnetic tunnel junctio
n)素子を記憶素子として備え、このMTJ素子の磁化状態により情報を記憶する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態の半導体記憶装置のメモリセルアレイを示す等価回路図である。
メモリセルアレイは、複数のMRAMセル(メモリセル)、第1の方向に延びるワード線と、第1の方向に対して直交する第二の方向に延びるビット線およびソース線を備えている。MRAMセルは、抵抗変化素子であるMTJ素子と、MTJ素子を選択するための選択素子であるMOSトランジスタとを備えている。MTJ素子は、固定層、トンネルバリア層、記録層が順次積層されてなる構造を有する。
図1においては、簡単のため、一部のMTJ素子、MOSトランジスタ、ワード線、ビット線およびソース線についてのみ、参照符号を付してある。
図1において、MTJ1およびMTJ2はMTJ素子(第1および第2の磁気抵抗素子)、Tr1−Tr4はMOSトランジスタ(第1−第4のMOSFET)、WL1−WL6はワード線、SL1およびSL2はソース線(第1および第2の配線)、BLはビット線(第3の配線)を示している。
本実施形態の場合、1つのMRAMセルは、1つのMTJ素子と、2つのMOSトランジスタとを備えている(2T1MTJ型MRAM)。
以下、本実施形態のMRAMセルについて、参照符号が付された素子を用いてさらに説明する。
第1のMOSトランジスタTr1のゲート(ゲートコンダクタ)は、ワード線WL1に接続されている。第2のMOSトランジスタTr2のゲート(ゲートコンダクタ)は、ワード線WL1に対して横方向(第1の方向)に隣接したワード線WL2に接続されている。
第1のMOSトランジスタTr1のソースと第2のMOSトランジスタTr2のソースは、共にソース線SL1に接続されている。
第1のMOSトランジスタTr1のドレインと、第2のMOSトランジスタTr2のドレインとは拡散層を共有し(共通ドレイン)、MTJ素子MTJ1の一端(デバイス構造を示す断面図においては下端)に接続されている。MTJ素子MTJ1の他端(デバイス構造を示す断面図においては上端)は、図示しない上部電極を介して、ソース線SL1に隣接するビット線BLに接続されている。
第1のMOSトランジスタTr1と第2のMOSトランジスタTr2とMTJ素子MTJ1とで1つのMRAMセル(第1のメモリセル)が構成され、ワード線、ビット線およびソース線に印加される電圧を制御することにより、書き込み及び読み出しを行う。
同様に、第3のMOSトランジスタTr3のソースと第4のMOSトランジスタTr4のソースは、共にソース線SL2に接続されている。ソース線SL2はビット線に隣接するソース線SL1と反対側に隣接して形成される。第3および第4のMOSトランジスタTr3,Tr4はワード線WL1,WL2に接続され、第3および第4のMOSトランジスタTr3,Tr4のドレイン(共通ドレイン)は、MTJ素子MTJ2の一端(デバイス構造を示す断面図においては下端)に接続されている。MTJ素子MTJ2の他端(デバイス構造を示す断面図においては上端)は、図示しない前記上部電極を介して、ビット線BLに接続されている。
トランジスタTr1−Tr4およびMTJ素子MTJ1−MTJ2によって2つのメモリセル(セルユニット)が構成されている。このセルユニットの下方(ビット線の配列方向)には、同構成のセルユニットが設けられている。同構成のセルユニットが、ワード線WL3とワード線WL4との間、ワード線WL5とワード線WL6との間にも設けられている。
図2は、本実施形態のメモリセルアレイを示す平面図である。
図2において、UEは第2の方向(ビット線の配列方向)に隣接する2つのMTJ素子(例えば図1のMTJ1およびMTJ2)の記録層を接続するための上部電極、AAは活性領域、MCはMTJ素子とMOSトランジスタのドレインとのコンタクト、SCはソース線とMOSトランジスタのソースとのコンタクト、そして、BCはビット線と上部電極とのコンタクトを示している。
また、破線で囲まれた矩形領域は1セル分の領域を示しており、そのサイズは3F×4F(Fは最小加工寸法)の12F2 である。また、活性領域AAの幅(図2において第2方向の寸法)は2F、隣接する2つの活性領域AAで挟まれた領域(素子分離領域)の幅はFである。
図2に示されるように、コンタクトMC及びコンタクトSCの中心はAA領域の幅方向(第2方向)における中央から第2の方向にずれた位置にある。平面図的には、コンタクトMC及びコンタクトSCは、ビット線やコンタクトBCから離れるようAA領域の幅のうち片側半分の領域に位置している。したがって、コンタクトMCの中心は、コンタクトBCの中心から第2の方向に2Fだけシフトした位置にある。また、コンタクトMCの中心はコンタクトSCの中心から、第1の方向に2Fだけシフトした位置にある。そのため、コンタクトBCの中心とコンタクトSCの中心との間の距離は2√2Fとなる。
図3は図2の3−3断面図、図4は図2の4−4断面図、図5は図2の5−5断面図を示している。図3乃至図5において、図2と対応する部分には図2と同一符号を付してある。なお、図3乃至図5において、MOSトランジスタを構成するゲート絶縁膜、ソース領域およびドレイン領域は省略してある。
コンタクトMCは、バリアメタル膜6とプラグ7とを備えている。プラグ7の側面および底面にバリアメタル膜6が設けられている。バリアメタル膜6とプラグ7は、ダマシンプロセスにより、形成されている。プラグ7の材料は例えばタングステンである。バリアメタル膜6は例えばTiN膜、Ti膜またはそれらの積層膜である。
コンタクトBCは、バリアメタル膜13とプラグ14とを備えている。プラグ14の側面および底面にバリアメタル膜13が設けられている。バリアメタル膜13とプラグ14は、ダマシンプロセスにより、形成されている。プラグ14の材料は例えば銅であり、バリアメタル膜13は例えばTi/TiNの積層膜である。
コンタクトSCは、バリアメタル膜6とプラグ7とバリアメタル膜13とプラグ14を備えている。コンタクトSCを構成するバリアメタル膜6とプラグ7は、コンタクトMCを構成するバリアメタル膜6とプラグ7と同じ工程のダマシンプロセスにより形成される。また、コンタクトSCを構成するバリアメタル膜13とプラグ14は、コンタクトBCを構成するバリアメタル膜13とプラグ14と同じ工程のダマシンプロセスにより形成されている。
ビット線BLは、バリアメタル膜17と配線18を備えている。配線18の側面および底面にバリアメタル膜17が設けられている。バリアメタル膜17と配線18は、ダマシンプロセスにより、形成されている。配線18の材料は例えば銅であり、バリアメタル膜17は例えばTi/TiNの積層膜である。
ソース線SLは、バリアメタル膜17と配線18を備えている。ビット線BLを構成するバリアメタル膜17と配線18はダマシンプロセスにより形成されている。ソース線SLは、ビット線BLは同じ層(絶縁膜15,16が形成された層)に形成されている。ソース線SLとビット線BLとは同じ材料で形成されている。すなわち、ビット線BLおよびソース線SLは同じフォトリソグラフィを用いた同じ工程のダマシンプロセスにより形成される。セルフアラインプロセスを用いずに、ビット線BLおよびソース線SLを形成できる。
一方、従来の場合、ビット線と共通ソース線とは異なる2層に形成されている。そのため、ビット線BLおよびソース線SLはそれぞれ別のフォトリソグラフィプロセスを用いた別のダマシンプロセスにより形成される。
ビット線は、共通ソース線よりも上にあるので、コンタクトBCのための接続孔は高いアスペクト比を持つことになる。上記コンタクトBCのための接続孔は、微細化により幅が狭くなった2つのソース線SL間の領域内に、形成する必要がある。しかし、リソグラフィプロセスの精度から、上記の狭い領域内に接続孔を形成することは困難である。
リソグラフィプロセスの精度に制限されずに、幅が狭くなった2つのソース線SL間の領域内に、コンタクトBCのための接続孔を形成するには、セルフアラインプロセスを導入する必要がある。
しかし、セルフアラインプロセスを実施するには、以下の理由で、困難である。すなわち、接続孔を形成するためのエッチング時に、ソース線がエッチングされないように、ソース線の側壁および上部に、エッチングストッパである絶縁膜(例えばシリコン窒化膜)を形成する必要があるが、それは困難である。すなわち、上記のようにダマシンプロセスは、セルアラインプロセスには向いていない。
これに対して、RIEを用いたプロセス(RIEプロセス)は、ダマシンプロセスに比べて、セルアラインプロセスに向いている。RIEプロセスでは、配線材料として、AlやWが使用される。AlやWは、Cu(ダマシンプロセスで使用される配線材料)に比べて、シート抵抗が高い。そのため、AlやWが使用されるRIEプロセスは、セルアラインプロセスに向いていても、30nm世代以降のメモリには適さない。
したがって、本実施形態によれば、従来に比べて、ビット線とソース線を形成するために必要な工程数を削減できるので、コストの増加を抑制できる。また、本実施形態によれば、技術的に難しいセルフアラインプロセスを用いずに、ビット線およびソース線を形成できるので、微細化が進んでも、プロセス的に有利である。例えば、Cu等のシート抵抗の低い配線材料が用いられる、30nm世代以降のメモリにおいて、プロセス的に有利となる。
また、本実施形態の場合、図2に示されるように、コンタクトBCとコンタクトSCとの中心間の距離は2√2Fである。
したがって、本実施形態によれば、コンタクトBCとコンタクトSCとの間の距離を十分大きくできるので、プロセス的に有利である。すなわち、本実施形態のメモリセルアレイは微細化(集積度)が進んでも容易に実現できる構成を備えている。
なお、ビット線BL(17,18)とコンタクトBC(13,14)はデュアルダマシンプロセスにより形成しても構わない。同様に、ソース線SL(17,18)とコンタクトSC(13,14)もデュアルダマシンプロセスにより形成しても構わない。
この場合も、ビット線BL(17,18)、コンタクトBC(13,14)、ソース線SL(17,18)およびコンタクトSC(13,14)は同じ工程のデュアルダマシンプロセスにより形成できるので、工程数の削減を図れる。
なお、図3乃至図5において、1はシリコン基板、2は素子分離領域(STI:Shallow Trench Isolation)、3aは多結晶シリコンで形成されたゲート電極(ゲートコンダクタ)、3bはメタル(例えばW)で形成されたゲート電極(ワード線(ゲートコンダクタ))、4は層間絶縁膜(例えばシリコン酸化膜)、5はゲート電極の上部および側壁を覆う絶縁膜(例えばシリコン窒化膜)、8はプラグ7上に形成されたMTJ素子(幅はF)、9はMTJ素子8の側面を覆う保護膜としての絶縁膜(例えばシリコン窒化膜)、10はMTJ素子8および絶縁膜9が形成された層に形成された層間絶縁膜(例えばシリコン窒化膜)、11は上部電極(図2のUEに対応)、12は上部電極11が形成された層に形成された層間絶縁膜(例えばシリコン酸化膜)、15,16はビット線BLおよびソース線SLが埋め込まれた層間絶縁膜(例えば15はシリコン窒化膜、16はシリコン酸化膜)、19はビット線BLおよびソース線SLの上面を覆うように形成され、かつ、Cuの拡散層を防止する機能を有する絶縁膜(例えばシリコン窒化膜)を示している。
MTJ素子8のプロセスについて簡単に説明する。
MTJ素子8となる厚さ100nm程度の3層の膜(固定層、トンネルバリア層、記録層)をスパッタリングプロセスにより形成する。フォトリソグラフィプロセスおよびエッチングプロセスにより、上記の3層の膜をパターニングし、MTJ素子8を形成する。
固定層および記録層は、例えば、鉄等の磁性金属層である。磁性金属層には、タンタルやルテニウム等の非磁性金属が含まれていても構わない。トンネルバリア層は、例えば、酸化マグネシウム(MgO)層である。
次に、絶縁膜9としての厚さ20nm程度のシリコン窒化膜をプラズマCVD(chemical vapor deposition)プロセスにより形成する。
次に、上記シリコン窒化膜上に層間絶縁膜10しての絶縁膜(HDP絶縁膜)をHDPプロセスにより形成する。
次に、MTJ素子8の表面(記録層)が露出するように、上記HDP絶縁膜および上記シリコン酸化膜をCMP(Chemical Mechanical Polishing)プロセスにより研磨する。
次に、上部電極11となる厚さ50nm程度のTiN膜を形成する。フォトリソグラフィプロセスおよびエッチングプロセスにより、上記TiN膜をパターニングし、上部電極11を形成する。
図6−図11に、本実施形態のメモリセルアレイを形成するためのフォトマスクのレイアウトを示す。
図6は、本実施形態の活性得領域(AA)およびゲートコンダクタ(GC)を形成するためのマスクのパターンレイアウトを示している。
図7は、本実施形態のコンタクトMC(6,7)およびコンタクトSC(13,14)を形成するためのマスクのパターンレイアウトを示している。
図8は、本実施形態のMTJ素子を形成するためのマスクのパターンレイアウトを示している。
図9は、本実施形態のコンタクトSCおよびコンタクトBCを形成するためのマスクのパターンレイアウトを示している。
図10は、本実施形態の上部電極(UE)を形成するためのマスクのパターンレイアウトを示している。
図11は、本実施形態の素子分離領域(STI)を形成するためのマスクのパターンレイアウトを示している。
(第2の実施形態)
図12は第2の実施形態の半導体記憶装置のメモリセルアレイを示す等価回路図である。
図13は第2の実施形態の半導体記憶装置のメモリセルアレイを示す平面図である。図14は図13の平面図の矢視14−14に沿った断面図、図15は図13の矢視15−15に沿った断面図、図16は図13の平面図の矢視16−16に沿った断面図を示している。なお、既出の図と対応する部分には既出の図と同一符号を付してあり、詳細な説明は省略する。
本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、図12に示すように、第1の方向(ビット線の配列方向)に隣接するセルユニット(Tr1−Tr4,MTJ1−MTJ2)が、第2の方向(ワード線の配列方向)にシフトしていることにある。そのシフト量は、図13に示すように、3カラムごとに2Fである。すなわち、複数のセルユニットのレイアウトが市松模様状になっていることにある。
本実施形態によれば、微細化が進んでも、MTJ素子の形成が容易になり、歩留まりの向上を図れるようになる。
その理由の一つは、図13に示されるように、コンタクトMC(上部電極)間の距離Lが第2の実施形態のそれよりも広くなるからである。
他の理由は次の通りである。図17は、本実施形態のコンタクトSC,BCを形成するためのマスクのパターンレイアウトを示している。第2の実施形態のコンタクトSC,BCのレイアウトは、図9に示した通りである。
図9と図17とを比べると、本実施形態のコンタクトSC,BCのパターンレイアウトは、第1の実施形態のコンタクトSC,BCのパターンレイアウトに比べて、パターンの周期性(パターン配置の対称性)が高いことが分かる。図17に示されるように、本実施形態の場合、隣接するコンタクトSC,BCの中心間の距離は2√2×Fである。
パターンの周期性(パターン配置の対称性)が高いことは、リソグラフィプロセスのマージンの点で有利である。そのため、本実施形態によれば、露光波長がFに近づいても、MTJ素子の形成が容易になり、歩留まりの向上を図れるようになる。
図18−図38は、本実施形態のメモリセルアレイの製造方法を説明するための図である。
[図18]
シリコン基板1上に活性領域を覆うマスク(AAマスク)30を形成する。図18において、破線の左側は図13の矢視15−15の沿った断面に相当する断面図であり、破線の右側は図13の矢視16−16の沿った断面に相当する断面図である(他の破線のある断面図も同様)。AAマスク30の材料は、例えば、フォトレジストまたはシリコン窒化物である。図19に、AAマスクのパターンレイアウトを示す。AAマスクは活性領域に対応するパターン(長方形)を有する。
[図20]
AAマスク30を用いたRIE(Reactive Ion Etching)プロセスにより、シリコン基板1をエッチングすることにより、シリコン基板1の表面に素子分離31を形成する。その後、AAマスク30を除去する。AAマスク30の材料がフォトレジストの場合、AAマスク30は、例えば、アッシングにより除去する。AAマスク30がシリコン窒化物の場合、AAマスク30は、例えば、ウェットエッチングにより除去する。
[図21]
シリコン酸化膜等の絶縁膜をCVDプロセスにより堆積し、その後、CMPプロセスにより表面を平坦化することにより、素子分離31内を素子分離絶縁膜32で埋め込む。
[図22]
基板(素子分離絶縁膜32が形成されたシリコン基板1)上にゲート絶縁膜33を形成する。ゲート絶縁膜33は、例えば、シリコン酸化膜またはハフニウム酸化膜である。ゲート絶縁膜33上にゲート電極34となる導電性膜を形成し、続いて、該導電性膜上にゲート電極34の上面を覆うキャップ絶縁膜35となる絶縁膜を形成する。
上記導電性膜は、例えば、多結晶シリコン膜である。多結晶シリコン膜は、例えば、CVDプロセスにより形成する。上記絶縁膜は、例えば、シリコン窒化膜である。シリコン窒化膜は、例えば、CVDプロセスにより形成する。
フォトリソグラフィプロセスおよびエッチングプロセスを用いて、上記導電性膜および上記絶縁膜をゲート加工することにより、ゲート電極34およびキャップ絶縁膜35を形成する。図23に、上記フォトリソグラフィプロセスに使用するマスク(GCマスク)36のパターンレイアウトを示す。図23には、GCマスク36とAAマスク30との位置関係を示すために、AAマスク30も示してある。
[図24]
キャップ絶縁膜35をマスクにしてシリコン基板1の表面にイオンをイオン注入プロセスにより導入し、続いて、アニールを行うことにより、シリコン基板1の表面にソース/ドレイン領域37(不純物拡散層)を形成する。n型のソース/ドレイン領域37を形成する場合、上記イオンは、例えば、リンまたは砒素である。
[図25]
ゲート電極34およびキャップ絶縁膜35の側壁にスペーサ38を形成する。スペーサ38を形成するためには、CVDプロセスにより絶縁膜(例えばシリコン窒化膜)を堆積し、その後、RIEプロセスにより上記絶縁膜をエッチバックする。スペーサ38は、ゲート電極34と後述するコンタクト(バリアメタル膜、プラグ)との電気的絶縁を得るために設ける。
[図26]
CVDプロセスにより層間絶縁膜39を堆積し、その後、CMPプロセスにより表面を平坦化する。層間絶縁膜39は、例えば、シリコン酸化膜である。
[図27]
フォトリソグラフィプロセスおよびエッチングプロセスを用いて、層間絶縁膜39に貫通孔40を形成する。貫通孔40はコンタクトMC,SCのためのものである。
図28に、上記フォトリソグラフィプロセスに使用するマスク(MC/SCマスク)41のパターンレイアウトを示す。図28には、MC/SCマスク41と絶縁膜35,38(スペーサ、キャップ絶縁膜)との位置関係を示すために、絶縁膜35,38も示してある。絶縁膜35,38、および、MC/SCマスク41を用いて形成されるフォトレジストパターンは、上記エッチングプロセスの際に、マスクとして使用される。
[図29]
ダマシンプロセスを用いて、貫通孔40内にバリアメタル膜およびプラグを形成することにより、コンタクトMC,SCを形成する。
[図30]
MTJ素子となる多層膜(固定層、トンネルバリア層、記録層)8をスパッタリングプロセスにより形成する。
[図31]
フォトリソグラフィプロセスおよびエッチングプロセスを用いて、多層膜8をマトリクス状に加工する。図31には、42個のマトリクス状に配置され、中心間隔がFのパターンレイアウトが示されている。上記エッチングプロセスは、例えば、RIEプロセスである。
[図32]
第1のマスク42を用いたエッチングプロセスにより、多層膜8のうち、MTJ素子として不要な第1の部分8Aを除去する。上記エッチングプロセスは、例えば、RIEプロセスである。第1のマスク42は、例えば、タンタル(Ta)または窒化チタン(TiN)で構成される。第1のマスク42は周知のマスクプロセスにより容易に形成できるパターンレイアウトを有する。
[図33]
第2のマスク43を用いたエッチングプロセスにより、多層膜8のうち、MTJ素子として不要な第2の部分8Bを除去する。上記エッチングプロセスは、例えば、RIEプロセスである。第2のマスク43は、例えば、タンタル(Ta)または窒化チタン(TiN)で構成される。第2のマスク43は周知のマスクプロセスにより容易に形成できるパターンレイアウトを有する。
図34に、このようなプロセスで得られたMTJ素子8のパターンレイアウトを示す。図34には、MTJ素子8と活性領域AAとゲート部G(ゲート電極、スペーサ、キャップ絶縁膜)との位置関係を示すために、活性領域AAとゲート部Gも示してある。
ここでは、多層膜8を加工するためにエッチングプロセスを用いた、代わりにイオンミリングプロセスを用いても構わない。
MTJ素子8を形成するための他のプロセスについて、図35−図39を用いて説明する。
[図35]
多層膜8上に水平方向に延びたライン状の炭素からなる心材50を形成し、側壁残しのプロセスにより、心材50の側壁にシリコン窒化物からなるスペーサ51を形成する。多層膜8は複数の正方形(一辺の寸法はF)で示してある。スペーサ51の幅はリソグラフィプロセスの限界で決まる寸法よりも小さくできる。多層膜8には砂ハッチングを付してある。多層膜8はこの段階では分割されていないが、多層膜8は複数の矩形で区分された形で示してある。上記矩形は破線で示されている。上記矩形の一辺の寸法はFである。
[図36]
アッシングにより心材50を除去し、スペーサ51をマスクにして多層膜8をエッチングする。この段階で残っている多層膜8には砂ハッチングを付してある。この段階で残っている多層膜8の幅はスペーサ51の幅で決まるので、多層膜8の幅はリソグラフィプロセスの限界で決まる寸法よりも小さくできる。その後、エッチングによりスペーサ51を除去する。
[図37]
全面上に斜め向に延びたライン状の炭素からなる心材52を形成し、側壁残しのプロセスにより、心材52の側壁にシリコン窒化物からなるスペーサ53を形成する。隣接する心材52間の多層膜8はスペーサ53で覆われる。スペーサ53の幅はリソグラフィプロセスの限界で決まる寸法よりも小さくできる。
[図38]
アッシングにより心材52を除去し、スペーサ53をマスクにして多層膜8をエッチングする。その結果、平面形状がひし形の多層膜8からなるMTJ素子が得られる。多層膜8は微細なスペーサ51,53をマスクにして加工することが可能となるので、微細なMTJ素子を制御性良く形成することが可能となる。
この後は、図15および図16に示した絶縁膜9、層間絶縁膜10、上部電極11、層間絶縁膜12、バリアメタル膜13、プラグ14、層間絶縁膜15,16、バリアメタル膜17、絶縁膜18,19等を周知のプロセスにより形成する。
(第3の実施形態)
本実施形態が第1および第2の実施形態と異なる点は、図39に示すように、プラグ7の中心に対し磁気トンネル素子8の中心がずれていることにある。なお、図39は、図4または図15に相当する4−4方向または15−15方向の断面図であり、MTJ素子8は第1の方向である4−4方向または15−15方向(ソース線の長手方向)にずれている。プラグ7の中心とMTJ素子8の中心とのずれ量はF/2以上F未満である。F以上のずれ量だと、ソース線の長手方向に隣接するコンタクト14とショートする可能性があり、好ましくない。
プラグ7はダマシンプロセスにより形成される。そのため、プラグ7の中心部にはシーム20が生じる可能性がある。特に、アスペクト比が5以上のホール内にプラグ7をCVDプロセスにより形成する場合、シーム20は発生しやすい。プラグ7の材料は、例えば、タングステンである。
プラグ7中のシームとMTJ素子8とのオーバーラップは、MTJ素子8とプラグ7とのコンタクト不良を生じる。
そこで、本実施形態では、プラグ7中のシームとMTJ素子8とのオーバーラップを少なくするため、あるいはオーバーラップをなくすために、プラグ7の中心に対しMTJ素子8の中心を第1の方向にずらす。これにより、MTJ素子8とプラグ7とのコンタクト不良(特性劣化)の発生を効果的に抑制できるようになる。また、プラグ7中のシームとMTJ素子8とのオーバーラップが少なくなることは、プラグ7が形成されるMTJ素子8の下地の平坦性が改善されることになる。これにより、MTJ素子8を平滑に形成でき、MTJ素子8の磁気特性の劣化(特性劣化)を効果的に抑制できるようになる。
なお、図39の構造は、プロセス的には、例えば、MTJ素子8の形成位置をずらすことで実現され、プラグ7の形成位置は変更されない。この場合、MTJ素子8の形成位置をずらすことに伴い、上部電極UEの形成位置もコンタクトBC(13,14)の形成位置も同様にずらす。
また、図39の構造は、第1の方向(ソース線の長手方向)において、MTJ素子8の中央部とシーム20の中央部とが完全にずれている様子を示しているが、寸法(設計)上の制約で、完全にずらすこともできない場合もある。この場合においても、プラグ7(シーム20)とMTJ素子8とのオーバーラップの量は減ることには変わりはないので、上述した本実施形態の効果は得られる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、抵抗変化素子としてMTJ素子を例にあげて説明したが、上述した他の抵抗変化素子を用いても構わない。
また、上記実施形態では、選択素子としてはMOSトランジスタを例にあげて説明したが、バイポーラトランジスタ等の他のトランジスタ、ダイオード等のトランジスタ以外の半導体素子を用いても構わない。
さらに、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施できる。
Tr1−Tr4…MOSトランジスタ(第1−第4のMOSFET)、MTJ1,MTJ2…MTJ素子(第1および第2の磁気抵抗素子)、WL1−WL6…ワード線、
SL1,SL1…ソース線(第1および第2の配線)、BL…ビット線(第3の配線)、UE…上部電極、AA…活性領域、MC,SC,BC…コンタクト、1…シリコン基板、2…素子分離領域、3a,3b…ゲート電極(ワード線)、4…層間絶縁膜、5…絶縁膜、6…バリアメタル膜、7…プラグ、8…抵抗変化素子、9…絶縁膜、10…層間絶縁膜、11…上部電極、12…層間絶縁膜、13…バリアメタル膜、14…プラグ、15,16…層間絶縁膜、17…バリアメタル膜、18…絶縁膜、19…絶縁膜、30…マスク、31…素子分離、32…素子分離絶縁膜、33…ゲート絶縁膜、34…ゲート電極、35…キャップ絶縁膜、36…マスク、37…ソース/ドレイン領域、38…スペーサ、39…層間絶縁膜、40…貫通孔、41,42,43…マスク、50…心材、51…スペーサ、52…心材、53…スペーサ。

Claims (9)

  1. 半導体基板上に第1の方向に並んで設けられた第1のMOSFETおよび第2のMOSFETと、
    前記第1および第2のMOSFETの上方に設けられ、下端が前記第1および第2のMOSFETのドレインに接続された第1の抵抗変化素子と、
    前記半導体基板上に第1の方向に並んで設けられた第3のMOSFETおよび第4のMOSFETと、
    前記第3および第4のMOSFETの上方に設けられ、下端が前記第3および第4のMOSFETのドレインに接続された第2の抵抗変化素子と、
    前記第1および第2のMOSFETのソースに接続され第1の方向に延びる第1の配線と、
    前記第3および第4のMOSFETのソースに接続され第1の方向に延びる第2の配線と、
    前記第1の抵抗変化素子の上端と前記第2の抵抗変化素子の上端とを接続する上部電極と、
    前記上部電極に接続され第1の方向に延びる第3の配線と
    を具備し
    前記第1の配線と前記第2の配線と前記第3の配線とは、同じ層に設けられ、
    前記第1の配線と前記第2の配線と前記第3の配線とは、前記上部電極よりも高く配置され、
    前記第1の配線と前記第2の配線と前記第3の配線とはそれぞれ、その側面および底面にバリアメタル膜が設けられることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1の抵抗変化素子と前記第2の抵抗変化素子は、前記第1の方向に直交する第2の方向に並んで設けられていることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記上部電極はプラグを介して前記第3の配線に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1−第2のMOSFETおよび第1の抵抗変化素子は第1のメモリセルを構成し、前記第3−第4のMOSFETおよび第2の抵抗変化素子は第2のメモリセルを構成し、前記第1のメモリセルと前記第2のメモリセルはセルユニットを構成し、このセルユニットが複数形成されて市松模様状に配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記市松模様状に配置された複数のセルユニットを構成する複数の前記第1および第2のMOSFETのソースと前記第1の配線とを接続するための複数のプラグと、前記市松模様状に配置された複数のセルユニットを構成する複数の前記第3および第4のMOSFETのソースと前記第2の配線とを接続するための複数のプラグと、前記市松模様状に配置された複数のセルユニットを構成する複数の前記第1および第2の抵抗可変素子と前記上部電極とを接続するための複数のプラグとで構成された複数のプラグのパターンレイアウトは、一つのプラグに隣接する最も近いプラグの数が四つになるレイアウトを含み、前記一つのプラグを正方形の中心に配置した場合、前記四つのプラグは前記正方形の四つの頂点に配置されることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1および第2の配線層はソース線、前記第3の配線層はビット線であり、前記第1の配線と前記第2の配線の間に前記第3の配線が形成されていることを特徴する請求項1ないし5のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記抵抗変化素子はプラグを介して前記MOSFETの前記ドレインに接続されており、前記抵抗変化素子の中心と前記プラグの中心とはずれていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記抵抗変化素子の平面形状がひし形であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記第1および第2の抵抗変化素子は、MTJ(magnetic tunnel junction)素子であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の半導体記憶装置
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