JP4987386B2 - 抵抗変化素子を有する半導体メモリ - Google Patents

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Description

本発明は、抵抗変化素子を有する半導体メモリのメモリセルアレイのレイアウトに関する。
近年、抵抗変化素子(resistance change element)をメモリセルとする不揮発性半導体メモリが次世代メモリとして注目の的になっている。その一つに、磁気抵抗効果素子(magnetoresistive element)をメモリセルとする磁気ランダムアクセスメモリ(magnetic random access memory)がある。
磁気ランダムアクセスメモリは、1チップで1ギガビット以上の大容量を実現することを目的としており、そのための技術として、スピン注入磁化反転技術(spin-injection magnetization reversal technology)が開発されている(例えば、特許文献1を参照)。
スピン注入磁化反転技術の特長は、磁気固着層(magnetic pinned layer)の磁気モーメントによりスピン偏極された電子を用いて、磁気フリー層(magnetic free layer)の電子にスピントルクを与え、磁気フリー層の磁化方向を制御する点にある。この技術によれば、磁気抵抗効果素子が微細化されるに従い、磁化反転に必要なスピン注入電流の値も小さくなるため、磁気ランダムアクセスメモリの大容量化及び低消費電力化に貢献できる。
しかし、スピン注入による書き込み(磁化反転)方式では、書き込みデータの値に応じて、磁気抵抗効果素子に流すスピン注入電流の向きを変えなければならない。このため、1つのメモリセルに対して2本のビット線(書き込み線)を接続し、磁気抵抗効果素子にスピン注入電流を供給する必要がある。
従って、メモリセルアレイ上には、ビット線が最小ピッチでまんべんなく配置されるため、製造が困難になる。
米国特許第5,695,864号明細書
本発明の例では、メモリセルアレイ上のビット線の数を減らし、製造工程を容易化するための技術を提案する。
本発明の例にわる半導体メモリは、第1方向に延びるワード線と、第1方向に交差する第2方向に延びる第1、第2及び第3ビット線と、第1及び第2ビット線の間に直列接続される第1抵抗変化素子及び第1スイッチ素子から構成され、第1スイッチ素子の制御端子がワード線に接続される第1セルユニットと、第1及び第3ビット線の間に直列接続される第2抵抗変化素子及び第2スイッチ素子から構成され、第2スイッチ素子の制御端子がワード線に接続される第2セルユニットと、ワード線をアクティブにし、第1及び第3ビット線の電位を等しくした状態で、第2ビット線の電位を第1ビット線の電位よりも高い電位又は低い電位に制御することにより、第1抵抗変化素子に対して書き込みデータの値に応じた書き込みを実行し、ワード線をアクティブにし、第1及び第2ビット線の電位を等しくした状態で、第3ビット線の電位を第1ビット線の電位よりも高い電位又は低い電位に制御することにより、第2抵抗変化素子に対して書き込みデータの値に応じた書き込みを実行するためのコントローラとを備える。
本発明の例によれば、メモリセルアレイ上のビット線の数を減らし、製造工程を容易化できる。
以下、図面を参照しながら、本発明の例を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
1. 概要
本発明の例では、抵抗変化素子に電流又は電圧を与えてその状態(抵抗値)を変化させるセルユニット(メモリセル)を有する半導体メモリを対象とする。セルユニットに与える書き込み電流/電圧の向きを制御するために、2本のビット線(書き込み線)が必要になるが、本発明の例では、そのうちの1本を、互いに隣接する2つのカラムで共有する。
また、1本のビット線を2つのカラムで共有すると、選択されたワード線に接続される非選択のカラム内のセルユニットに書き込み電流/電圧が供給され、誤書き込み(ディスターブ)が発生する可能性がある。
本発明の例では、この誤書き込みの問題を回避するために、1本のビット線を共有する2つのカラムに対して、非選択のカラム内の残りの1本のビット線の電位を、2つのカラムで共有される1本のビット線の電位と同じにした状態で、選択されたカラム内のセルユニットに対する書き込みを実行する。
これにより、誤書き込みの問題を発生させることなく、メモリセルアレイ上のビット線の数を減らし、製造工程を容易化する。
即ち、1つのカラムに対して2本のビット線が必要であった従来に比べて、本発明の例によれば、2つのカラムに対して3本のビット線を設ければよいため、メモリセルアレイ全体としては、ビット線の数を従来の3/4に減らすことができる。
従って、ビット線のピッチを緩和することが可能となり、ビット線間の短絡などの製造不良を減らすことができる。
2. 実施の形態
以下では、本発明の例を、書き込み電流の向きにより抵抗変化素子の状態(抵抗値)を変化させる半導体メモリの代表例である磁気ランダムアクセスメモリについて説明する。
(1) 比較例
まず、一般的な磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルアレイのレイアウトがどのようになっているかを検討する。
図1は、磁気ランダムアクセスメモリの主要部を示している。
この例では、1つのカラム内に、2本のビット線(書き込み/読み出し線)BLuj,BLdj(j=1,2,3,4,・・・)が配置される。ビット線BLujは、磁気抵抗効果素子MTJに接続され、ビット線BLdjは、スイッチ素子SEの2つの信号端子のうちの1つに接続される。
ビット線BLujは、カラムスイッチQujを経由して、共通線13に接続される。共通線13は、ビット線BLujの全てが共通に接続されることから共通線と称される。書き込み電流ソース/シンク・読み出し電流シンク14は、共通線13に接続される。
同様に、ビット線BLdjは、カラムスイッチQdjを経由して、共通線15に接続される。共通線15は、ビット線BLdjの全てが共通に接続されることから共通線と称される。書き込み電流ソース/シンク16Xは、共通線15に接続される。
カラムデコーダ(コントローラ)17は、カラムスイッチQuj,Qdjの制御端子、即ち、NチャネルMOSFETのゲート端子に接続され、そのオン/オフをコントロールする。
読み出し回路18は、共通線15に接続される。
このような磁気ランダムアクセスメモリにおいて、例えば、セルユニットCu1に対して書き込み/読み出しを行う場合には、ロウデコーダ12を用いて、ワード線WL1をアクティブ、即ち、“H”レベルにする。また、カラムデコーダ17を用いて、カラムスイッチQu1,Qd1をオンにする。
そして、書き込み時には、書き込み電流ソース/シンク14,16Xの間に、書き込みデータの値に応じた向きのスピン注入電流(書き込み電流)を流すことにより、セルユニットCu1内の磁気抵抗効果素子MTJに対する書き込みを実行する。また、読み出し時には、読み出し回路18から読み出し電流シンク14に向かって読み出し電流を流すことにより、セルユニットCu1内の磁気抵抗効果素子MTJに対するデータ(抵抗値)の読み出しを実行する。
読み出し電流は、読み出し時における誤書き込み(ディスターブ)の発生を回避するため、書き込み電流の値よりも十分に小さな値に設定する。
図2は、図1の磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルアレイのレイアウトを示している。
まず、このレイアウトに関しては、ビット線BLuj,BLdj(j=1,2,3,4,・・・)の位置関係に主眼を置き、各部を示すラインがオーバーラップしないように、それらを互いにずらして分かり易く記載したものであるため、各部のサイズについては正確に表記されていない点を断っておく。
ビット線BLuj,BLdjは、異なる層に形成される。
ビット線BLujは、y方向に延び、かつ、一定ピッチで、x方向に並んで配置される。同様に、ビット線BLdjも、y方向に延び、かつ、一定ピッチで、x方向に並んで配置される。
ビット線BLuj,BLdjのピッチの半分(ハーフピッチ)は、それぞれ、例えば、フォトリソグラフィの解像度の限界(最小加工寸法)に設定される。
1つの素子領域AA内には、2つのスイッチ素子SEが配置される。スイッチ素子SEとしてのNチャネルMOSFETの拡散層(ソース/ドレイン)の1つは、磁気抵抗効果素子MTJを経由してビット線BLujに接続される。本例では、磁気抵抗効果素子MTJは、ビット線BLujの直下に配置される。
スイッチ素子SEとしてのNチャネルMOSFETの拡散層(ソース/ドレイン)の他の1つは、素子領域AA内の2つのスイッチ素子SEで共有され、ビット線BLdjに接続される。
このレイアウトでは、図1のメモリセルアレイ11のうち、2つのロウ、即ち、ワード線WL1,WL2に相当する部分のみを示しているが、ワード線WL3,WL4に相当する部分についても、図2と同じレイアウトを有する。つまり、メモリセルアレイ全体としては、図2のレイアウトが繰り返される。
このように、メモリセルアレイ上には、ビット線BLuj,BLdjが最小ピッチでまんべんなく配置され、製造が困難になる。
(2) 基本レイアウト
本発明の例に関わる半導体メモリの基本レイアウトについて説明する。
図3及び図4は、基本レイアウトを示している。
ワード線WLは、第1方向に延び、第1、第2及び第3ビット線BL1,BL2,BL3は、第1方向に交差する第2方向に延びる。
第1セルユニットCu1は、第1及び第2ビット線BL1,BL2の間に直列接続される第1抵抗変化素子R1及び第1スイッチ素子S1から構成され、第1スイッチ素子S1の制御端子は、ワード線WLに接続される。
第2セルユニットCu2は、第1及び第3ビット線BL1,BL3の間に直列接続される第2抵抗変化素子R2及び第2スイッチ素子S2から構成され、第2スイッチ素子S2の制御端子は、ワード線WLに接続される。
そして、コントローラCNTは、図3に示すように、第1抵抗変化素子R1に対する書き込み時に、ワード線WLをアクティブ(=“H”)にし、第1及び第3ビット線BL1,BL3の電位を共にV1にする。
第1及び第3ビット線BL1,BL3の電位を等しくすることで、第2ビット線BL2の電位をV2(V1>V2又はV1<V2)として抵抗変化素子R1に対して電流又は電圧を与えても、抵抗変化素子R2に対して電流又は電圧が与えられることはなく、誤書き込みが防止される。
同様に、コントローラCNTは、図4に示すように、第2抵抗変化素子R2に対する書き込み時に、ワード線WLをアクティブ(=“H”)にし、第1及び第2ビット線BL1,BL2の電位を共にV1にする。
第1及び第2ビット線BL1,BL2の電位を等しくすることで、第3ビット線BL3の電位をV2(V1>V2又はV1<V2)として抵抗変化素子R2に対して電流又は電圧を与えても、抵抗変化素子R1に対して電流又は電圧が与えられることはなく、誤書き込みが防止される。
以下では、上述の基本レイアウトを用いて磁気ランダムアクセスメモリを実現する場合について説明する。
(3) 第1実施の形態
A. 回路
図5は、磁気ランダムアクセスメモリの主要部を示している。
メモリセルアレイは、アレイ状に配置される複数のセルユニットCu1,Cu2,・・・から構成される。1つのセルユニットは、直列接続される磁気抵抗効果素子とスイッチ素子とから構成される。スイッチ素子は、本例では、NチャネルMOSFET(電界効果トランジスタ)を使用する。
ワード線WL1,WL2,WL3,WL4,・・・は、x方向に延び、スイッチ素子の制御端子、即ち、NチャネルMOSFETのゲート端子に接続される。ロウデコーダ12は、ワード線WL1,WL2,WL3,WL4,・・・の一端に接続される。
ロウデコーダ12は、選択された1本のワード線WLi(i=1,2,3,・・・)をアクティブ、即ち、“H”レベルにする。このワード線WLiに接続されるスイッチ素子は、オンになる。
1つのカラム内のセルユニットに書き込み電流/電圧を与えるために、1つのカラム内には2本のビット線が必要になるが、ここでは、そのうちの1本を、互いに隣接する2つのカラムで共有する。
即ち、各カラム内には、ビット線(書き込み/読み出し線)BLuj(j=1,2,3,4,・・・)が配置される。ビット線BLujは、磁気抵抗効果素子の一端に接続される。
また、ビット線(書き込み/読み出し線)BLdj’/j’+1(j’=1,3,5,・・・)は、互いに隣接する2つのカラム、即ち、カラムCOLj’とカラムCOLj’+1で共有される。ビット線BLdj’/j’+1は、スイッチ素子の2つの信号端子のうちの1つに接続される。
奇数カラムCOLj’内のビット線BLuj’は、カラムスイッチQuj’を経由して、共通線13に接続される。共通線13は、ビット線BLuj’の全てが共通に接続されることから共通線と称される。書き込み電流ソース/シンク・読み出し電流シンク14は、共通線13に接続される。
偶数カラムCOLj’+1内のビット線BLuj’+1は、カラムスイッチQuj’+1を経由して、共通線15に接続される。共通線15は、ビット線BLuj’+1の全てが共通に接続されることから共通線と称される。書き込み電流ソース/シンク・読み出し電流シンク16は、共通線15に接続される。
同様に、ビット線BLdj’/j’+1は、カラムスイッチQdj’を経由して、共通線15に接続される。また、ビット線BLdj’/j’+1は、カラムスイッチQdj’+1を経由して、共通線13に接続される。
カラムスイッチQuj,Qdjは、本例では、NチャネルMOSFETから構成される。カラムデコーダ(コントローラ)17は、カラムスイッチQuj,Qdjの制御端子、即ち、NチャネルMOSFETのゲート端子に接続され、そのオン/オフをコントロールする。
読み出し回路18Aは、共通線13に接続され、読み出し回路18Bは、共通線15に接続される。
B. 動作
図5の半導体メモリの書き込み/読み出し時の動作を説明する。
Figure 0004987386
まず、セルユニットCu1に対して書き込み/読み出しを行う場合には、ロウデコーダ12を用いて、ワード線WL1をアクティブ、即ち、“H”レベルにする。また、表1に示すように、カラムデコーダ17を用いて、カラムスイッチQu1,Qd1,Qu2をオンにする。
この時、ビット線BLu1は、カラムスイッチQu1を経由して共通線13に接続され、ビット線BLu2,BLd1/2は、それぞれ、カラムスイッチQu2,Qd1を経由して共通線15に接続される。
従って、セルユニットCu1内の磁気抵抗効果素子MTJ1に対する書き込みは、書き込み電流ソース/シンク14,16の間に、書き込みデータの値に応じた向きのスピン注入電流(書き込み電流)を流すことにより可能になる。
磁気抵抗効果素子MTJ1に対する書き込み時には、ビット線BLu2,BLd1/2は、共通線15により短絡され、同電位になっているため、セルユニットCu2内の磁気抵抗効果素子MTJ2にスピン注入電流が流れることはなく、誤書き込みが防止される。
この状態の等価回路は、図6に示すようになる。
また、セルユニットCu1内の磁気抵抗効果素子MTJ1に対する読み出しは、読み出し回路18Aから読み出し電流シンク16に向かって、又は、読み出し回路18Bから読み出し電流シンク14に向かって、読み出し電流を流すことにより可能になる。
磁気抵抗効果素子MTJ1に対する読み出し時にも、ビット線BLu2,BLd1/2は、共通線15により短絡され、同電位になっているため、セルユニットCu2内の磁気抵抗効果素子MTJ2に読み出し電流が流れることはない。
この状態の等価回路は、図7に示すようになる。
次に、セルユニットCu2に対して書き込み/読み出しを行う場合には、ロウデコーダ12を用いて、ワード線WL1をアクティブ、即ち、“H”レベルにする。また、表1に示すように、カラムデコーダ17を用いて、カラムスイッチQu1,Qu2,Qd2をオンにする。
この時、ビット線BLu2は、カラムスイッチQu2を経由して共通線15に接続され、ビット線BLu1,BLd1/2は、それぞれ、カラムスイッチQu1,Qd2を経由して共通線13に接続される。
従って、セルユニットCu2内の磁気抵抗効果素子MTJ2に対する書き込みは、書き込み電流ソース/シンク14,16の間に、書き込みデータの値に応じた向きのスピン注入電流(書き込み電流)を流すことにより可能になる。
磁気抵抗効果素子MTJ2に対する書き込み時には、ビット線BLu1,BLd1/2は、共通線13により短絡され、同電位になっているため、セルユニットCu1内の磁気抵抗効果素子MTJ1にスピン注入電流が流れることはなく、誤書き込みが防止される。
この状態の等価回路は、図8に示すようになる。
また、セルユニットCu2内の磁気抵抗効果素子MTJ2に対する読み出しは、読み出し回路18Aから読み出し電流シンク16に向かって、又は、読み出し回路18Bから読み出し電流シンク14に向かって、読み出し電流を流すことにより可能になる。
磁気抵抗効果素子MTJ2に対する読み出し時にも、ビット線BLu1,BLd1/2は、共通線13により短絡され、同電位になっているため、セルユニットCu1内の磁気抵抗効果素子MTJ1に読み出し電流が流れることはない。
この状態の等価回路は、図9に示すようになる。
尚、読み出し電流は、読み出し時における誤書き込み(ディスターブ)の発生を回避するため、書き込み電流の値よりも十分に小さな値に設定する。
C. レイアウト
図10は、図5の磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルアレイのレイアウトを示している。
まず、図2と同様の理由により、このレイアウトにおける各部のサイズは、アレンジして記載してある。
ビット線BLuj,BLdj’/j’+1は、異なる層に形成される。
ビット線BLujは、y方向に延び、かつ、一定ピッチで、x方向に並んで配置される。ビット線BLujのピッチの半分(ハーフピッチ)は、それぞれ、例えば、フォトリソグラフィの解像度の限界(最小加工寸法)に設定される。
同様に、ビット線BLdj’/j’+1も、y方向に延び、かつ、一定ピッチで、x方向に並んで配置される。但し、ビット線BLdj’/j’+1のピッチは、図2の比較例におけるビット線BLdjのピッチの2倍である。
なぜなら、ビット線BLdj’/j’+1は、互いに隣接する2つのカラムで共有されているからである。
従って、例えば、図10に示すように、ビット線BLd1/2とビット線BLd3/4との間にスペースが確保されると共に、製造工程が容易化される。
また、1つの素子領域AA内には、2つのスイッチ素子が配置される。スイッチ素子としてのNチャネルMOSFETの拡散層(ソース/ドレイン)の1つは、磁気抵抗効果素子を経由してビット線BLujに接続される。本例では、磁気抵抗効果素子は、ビット線BLujの直下に配置される。
スイッチ素子としてのNチャネルMOSFETの拡散層(ソース/ドレイン)の他の1つは、素子領域AA内の2つのスイッチ素子で共有され、ビット線BLdj’/j’+1に接続される。
尚、メモリセルアレイのy方向については、2つのロウ、即ち、ワード線WL1,WL2に相当する部分のみを示しているが、メモリセルアレイ全体としては図10と同じレイアウトが繰り返される。
また、メモリセルアレイのx方向については、4つのカラムCOL1,COL2,COL3,COL4のみを示しているが、y方向と同様に、図10と同じレイアウトが繰り返される。
D. 読み出し回路の変形例
読み出し回路の変形例を説明する。
図5では、2本の共通線13,15にそれぞれ読み出し回路18A,18Bを接続する。これは、カラムCOLjによらず、磁気抵抗効果素子に流す読み出し電流の向きを固定するためである。
例えば、図5において、奇数カラムCOL1内の磁気抵抗効果素子MTJ1に対する読み出しを行う場合には、読み出し回路18Aを用いて、読み出し電流を、ビット線BLu1(磁気抵抗効果素子側)からビット線BLd1/2(スイッチ素子側)に向かって流す。
また、偶数カラムCOL2内の磁気抵抗効果素子MTJ2に対する読み出しを行う場合には、読み出し回路18Bを用いて、読み出し電流を、ビット線BLu2(磁気抵抗効果素子側)からビット線BLd1/2(スイッチ素子側)に向かって流す。
この場合、常に、磁気抵抗効果素子に流れる読み出し電流の向きが同じになるため、読み出しばらつきを最小限に抑えることができる。
これに対し、磁気抵抗効果素子に流す読み出し電流の向きに起因する読み出しばらつきが読み出しマージンに大きな影響を及ぼさない場合には、読み出し回路の数を1つとし、共通線13,15のいずれか一方にのみ読み出し回路を接続すれば足りる。
図11は、共通線13に読み出し回路18Aを接続した例である。メモリセルアレイについては、図5と同じであるため、省略する。
この場合、図5の奇数カラムCOL1内の磁気抵抗効果素子MTJ1に対する読み出しを行う場合には、読み出し電流は、ビット線BLu1(磁気抵抗効果素子側)からビット線BLd1/2(スイッチ素子側)に向かって流れる。また、偶数カラムCOL2内の磁気抵抗効果素子MTJ2に対する読み出しを行う場合には、読み出し電流は、ビット線BLd1/2(スイッチ素子側)からビット線BLu2(磁気抵抗効果素子側)に向かって流れる。
図12は、共通線15に読み出し回路18Bを接続した例である。メモリセルアレイについては、図5と同じであるため、省略する。
この場合、図5の奇数カラムCOL1内の磁気抵抗効果素子MTJ1に対する読み出しを行う場合には、読み出し電流は、ビット線BLd1/2(スイッチ素子側)からビット線BLu1(磁気抵抗効果素子側)に向かって流れる。また、偶数カラムCOL2内の磁気抵抗効果素子MTJ2に対する読み出しを行う場合には、読み出し電流は、ビット線BLu2(磁気抵抗効果素子側)からビット線BLd1/2(スイッチ素子側)に向かって流れる。
さらに、全ての磁気抵抗効果素子に対して読み出し電流の向きを固定すると共に、読み出し回路の数も減らすことができる技術について説明する。
図13は、共通線13,15にそれぞれスイッチ素子T1,T2を介して1つの読み出し回路18を接続した例である。
この場合、例えば、図5において、奇数カラムCOL1内の磁気抵抗効果素子MTJ1に対する読み出しを行うときは、制御信号Aを“H”、制御信号bAを“L”にし、スイッチ素子T1をオン、スイッチ素子T2をオフにする。
この時、図13の回路は、図11の回路と同じになるため、読み出し回路18を用いて、読み出し電流を、ビット線BLu1(磁気抵抗効果素子側)からビット線BLd1/2(スイッチ素子側)に向かって流すことができる。
また、偶数カラムCOL2内の磁気抵抗効果素子MTJ2に対する読み出しを行うときは、制御信号bAを“H”、制御信号Aを“L”にし、スイッチ素子T1をオフ、スイッチ素子T2をオンにする。
この時、図13の回路は、図12の回路と同じになるため、読み出し回路18を用いて、読み出し電流を、ビット線BLu2(磁気抵抗効果素子側)からビット線BLd1/2(スイッチ素子側)に向かって流すことができる。
E. メモリセルアレイの変形例
メモリセルアレイの変形例を説明する。
図14は、磁気ランダムアクセスメモリの主要部を示している。
本例が図5と異なる点は、セルユニット内の磁気抵抗効果素子がビット線BLdj’/j’+1に接続され、セルユニット内のスイッチ素子がビット線BLujに接続されることである。
その他については、図5と同じである。また、動作については、図6乃至図9と同じことが言え、読み出し回路については、図11乃至図13と同じことが言える。
図15は、メモリセルアレイのレイアウトを示している。
本例では、図10と同様に、ビット線BLdj’/j’+1のピッチは、図2の比較例におけるビット線BLdjのピッチの2倍であり、製造工程が容易化される。
本例が図10と異なる点は、スイッチ素子としてのNチャネルMOSFETの拡散層(ソース/ドレイン)の1つが、磁気抵抗効果素子を経由してビット線ビット線BLdj’/j’+1に接続され、他の1つが、素子領域AA内の2つのスイッチ素子で共有され、ビット線BLujに接続されることである。
F. その他の変形例
図26は、図5の半導体メモリの変形例を示している。
この半導体メモリの特徴は、カラムスイッチQd1がビット線BLu2,BLd1/2間に接続され、カラムスイッチQd2がビット線BLu1,BLd1/2間に接続されている点、及び、カラムスイッチQd3がビット線BLu4,BLd3/4間に接続され、カラムスイッチQd4がビット線BLu3,BLd3/4間に接続されている点にある。
その他の構成については、図5の半導体メモリと同じである。
動作についても、図5の半導体メモリと同じであるため、ここでは、その説明については、省略する。
この変形例のメリットは、トランジスタ数を削減できる点にある。
G. まとめ
以上、説明したように、第1実施の形態によれば、メモリセルアレイ上の書き込み線の数を減らし、製造工程を容易化できる。
尚、ビット線BLujとビットBLdj’/j’+1は、異なる層に形成することを前提としたが、全てを同一層内に形成することが可能であれば、そのようにしてもよい。
また、ビット線BLujとビットBLdj’/j’+1を異なる層に形成する場合には、ビット線BLujが上層、ビットBLdj’/j’+1が下層となるようにする。但し、その逆であっても構わない。
(4) 第2実施の形態
A. 回路
図16は、磁気ランダムアクセスメモリの主要部を示している。
メモリセルアレイ11及びロウデコーダ12は、図5と同じである。
図5と同様に、書き込み/読み出しに必要な2本のビット線のうちの1本を、互いに隣接する2つのカラムで共有する。
即ち、各カラム内には、ビット線(書き込み/読み出し線)BLuj(j=1,2,3,4,・・・)が配置される。ビット線BLujは、磁気抵抗効果素子の一端に接続される。
また、ビット線(書き込み/読み出し線)BLdj’/j’+1(j’=1,3,5,・・・)は、互いに隣接する2つのカラム、即ち、カラムCOLj’とカラムCOLj’+1で共有される。
ビット線BLdj’/j’+1は、スイッチ素子の2つの信号端子のうちの1つに接続される。
奇数カラムCOLj’内のビット線BLuj’は、カラムスイッチQuj’を経由して、共通線15に接続される。共通線15は、ビット線BLuj’の全てが共通に接続されることから共通線と称される。書き込み電流ソース/シンク・読み出し電流シンク16Xは、共通線15に接続される。
同様に、偶数カラムCOLj’+1内のビット線BLuj’+1は、カラムスイッチQuj’+1を経由して、共通線15に接続される。
ビット線BLdj’/j’+1は、カラムスイッチQdj’/j’+1を経由して、共通線13に接続される。
本例では、さらに、ビット線BLuj’とビット線BLdj’/j’+1との間に、両ビット線を短絡させるためのカラムスイッチ(イコライザ)Ej’が接続され、ビット線BLuj’+1とビット線BLdj’/j’+1との間に、両ビット線を短絡させるためのカラムスイッチ(イコライザ)Ej’+1が接続される。
カラムスイッチQuj,Qdj,Ej’,Ej’+1は、本例では、それぞれ、NチャネルMOSFETから構成される。
カラムデコーダ(コントローラ)17は、カラムスイッチQuj,Qdj,Ej’,Ej’+1の制御端子、即ち、NチャネルMOSFETのゲート端子に接続され、そのオン/オフをコントロールする。
読み出し回路18Bは、共通線15に接続される。
B. 動作
図16の半導体メモリの書き込み/読み出し時の動作を説明する。
Figure 0004987386
まず、セルユニットCu1に対して書き込み/読み出しを行う場合には、ロウデコーダ12を用いて、ワード線WL1をアクティブ、即ち、“H”レベルにする。また、表2に示すように、カラムデコーダ17を用いて、カラムスイッチQu1,Qd1/2,E2をオンにする。
この時、ビット線BLu1は、カラムスイッチQu1を経由して共通線15に接続され、ビット線BLd1/2は、カラムスイッチQd1/2を経由して共通線13に接続される。また、ビット線BLu2は、カラムスイッチ(イコライザ)E2により、ビット線BLd1/2に短絡される。
従って、セルユニットCu1内の磁気抵抗効果素子MTJ1に対する書き込みは、書き込み電流ソース/シンク14,16Xの間に、書き込みデータの値に応じた向きのスピン注入電流(書き込み電流)を流すことにより可能になる。
磁気抵抗効果素子MTJ1に対する書き込み時には、ビット線BLu2,BLd1/2は、同電位であるため、セルユニットCu2内の磁気抵抗効果素子MTJ2にスピン注入電流が流れることはなく、誤書き込みが防止される。
この状態の等価回路は、図6に示すようになる。
また、セルユニットCu1内の磁気抵抗効果素子MTJ1に対する読み出しは、読み出し回路18Bから読み出し電流シンク14に向かって読み出し電流を流すことにより可能になる。この時、読み出し電流は、セルユニット内の磁気抵抗効果素子からスイッチ素子に向かって流れる。
磁気抵抗効果素子MTJ1に対する読み出し時にも、ビット線BLu2,BLd1/2は、同電位であるため、セルユニットCu2内の磁気抵抗効果素子MTJ2に読み出し電流が流れることはない。
この状態の等価回路は、図7に示すようになる。
次に、セルユニットCu2に対して書き込み/読み出しを行う場合には、ロウデコーダ12を用いて、ワード線WL1をアクティブ、即ち、“H”レベルにする。また、表2に示すように、カラムデコーダ17を用いて、カラムスイッチQd1/2,Qu2,E1をオンにする。
この時、ビット線BLu2は、カラムスイッチQu2を経由して共通線15に接続され、ビット線BLd1/2は、カラムスイッチQd1/2を経由して共通線13に接続される。また、ビット線BLu1は、カラムスイッチ(イコライザ)E1により、ビット線BLd1/2に短絡される。
従って、セルユニットCu2内の磁気抵抗効果素子MTJ2に対する書き込みは、書き込み電流ソース/シンク14,16Xの間に、書き込みデータの値に応じた向きのスピン注入電流(書き込み電流)を流すことにより可能になる。
磁気抵抗効果素子MTJ2に対する書き込み時には、ビット線BLu1,BLd1/2は、同電位であるため、セルユニットCu1内の磁気抵抗効果素子MTJ1にスピン注入電流が流れることはなく、誤書き込みが防止される。
この状態の等価回路は、図8に示すようになる。
また、セルユニットCu2内の磁気抵抗効果素子MTJ2に対する読み出しは、読み出し回路18Bから読み出し電流シンク14に向かって読み出し電流を流すことにより可能になる。
この時、読み出し電流は、セルユニット内の磁気抵抗効果素子からスイッチ素子に向かって流れる。つまり、読み出し電流は、選択されるセルユニット(磁気抵抗効果素子)の位置によらず、常に、同じ向きとなる。
磁気抵抗効果素子MTJ2に対する読み出し時にも、ビット線BLu1,BLd1/2は、同電位であるため、セルユニットCu1内の磁気抵抗効果素子MTJ1に読み出し電流が流れることはない。
この状態の等価回路は、図9に示すようになる。
尚、読み出し電流は、読み出し時における誤書き込み(ディスターブ)の発生を回避するため、書き込み電流の値よりも十分に小さな値に設定する。
C. レイアウト
メモリセルアレイのレイアウトは、図10と同じである。
従って、例えば、図10に示すように、メモリセルアレイ上の書き込み線の数を減らし、製造工程を容易化できる。
D. 読み出し回路の変形例
第2実施の形態では、2本の共通線13,15のうちの1つに読み出し回路を接続すれば、上述の動作の説明から明らかなように、磁気抵抗効果素子に与える読み出し電流は、常に同じ向きとなる。
従って、図16の例では、共通線15に読み出し回路18Bを接続したが、これに代えて、図17に示すように、共通線13に読み出し回路18Aを接続することもできる。
この場合、共通線15には、書き込み電流ソース/シンク・読み出し電流シンク16を接続し、共通線13には、書き込み電流ソース/シンク14Xを接続する。
E. メモリセルアレイの変形例
図18は、磁気ランダムアクセスメモリの主要部を示している。
本例が図16と異なる点は、セルユニット内の磁気抵抗効果素子がビット線BLdj’/j’+1に接続され、セルユニット内のスイッチ素子がビット線BLujに接続されることである。
その他(回路、動作など)については、図16と同じである。
また、メモリセルアレイのレイアウトについては、図15と同じである。
F. まとめ
以上、説明したように、第2実施の形態によれば、メモリセルアレイ上の書き込み線の数を減らし、製造工程を容易化できる。
尚、ビット線BLujとビットBLdj’/j’+1は、異なる層に形成することを前提としたが、全てを同一層内に形成することが可能であれば、そのようにしてもよい。
また、ビット線BLujとビットBLdj’/j’+1を異なる層に形成する場合には、ビット線BLujが上層、ビットBLdj’/j’+1が下層となるようにする。但し、その逆であっても構わない。
(5) 第3実施の形態
第3実施の形態は、ダブルゲート構造のスピン注入磁気ランダムアクセスメモリに関する。
メモリセルアレイ以外の部分、コントローラ(ロウ/カラムデコーダ)、カラムスイッチ、共通線、読み出し回路などについては、第1及び第2実施の形態と同じであるため、ここでは、それらの説明を省略する。
従って、以下では、ダブルゲート構造のスピン注入磁気ランダムアクセスメモリに本発明の例を適用した場合のメモリセルアレイのレイアウトを説明する。
図19は、ダブルゲート構造のメモリセルアレイを示している。
メモリセルアレイは、アレイ状に配置される複数のセルユニットCu1,Cu2,・・・から構成される。1つのセルユニットは、直列接続される磁気抵抗効果素子とスイッチ素子とから構成される。スイッチ素子は、本例では、並列接続される2つのNチャネルMOSFET(電界効果トランジスタ)を使用する。
ワード線WL1R,WL1L,WL2R,WL2L,WL3R,WL3L,・・・は、x方向に延び、スイッチ素子の制御端子、即ち、NチャネルMOSFETのゲート端子に接続される。ロウデコーダ12は、ワード線WL1R,WL1L,WL2R,WL2L,WL3R,WL3L,・・・の一端に接続される。
ロウデコーダ12は、選択された1本のワード線WLiR,WLiL(i=1,2,3,・・・)をアクティブ、即ち、“H”レベルにする。このワード線WLiR,WLiLに接続されるスイッチ素子は、オンになる。
1つのカラム内のセルユニットに書き込み電流/電圧を与えるために、1つのカラム内には2本のビット線が必要になるが、ここでは、そのうちの1本を、互いに隣接する2つのカラムで共有する。
即ち、各カラム内には、ビット線(書き込み/読み出し線)BLuj(j=1,2,3,4,・・・)が配置される。ビット線BLujは、セルユニット内の磁気抵抗効果素子の一端に接続される。
また、ビット線(書き込み/読み出し線)BLdj’/j’+1(j’=1,3,5,・・・)は、互いに隣接する2つのカラム、即ち、カラムCOLj’とカラムCOLj’+1で共有される。ビット線BLdj’/j’+1は、セルユニット内のスイッチ素子の2つの信号端子のうちの1つに接続される。
図20は、図19のメモリセルアレイのレイアウトを示している。
ビット線BLuj,BLdj’/j’+1は、異なる層に形成される。
ビット線BLujは、y方向に延び、かつ、一定ピッチで、x方向に並んで配置される。ビット線BLujのピッチの半分(ハーフピッチ)は、それぞれ、例えば、フォトリソグラフィの解像度の限界(最小加工寸法)に設定される。
同様に、ビット線BLdj’/j’+1も、y方向に延び、かつ、一定ピッチで、x方向に並んで配置される。但し、ビット線BLdj’/j’+1のピッチは、図2の比較例におけるビット線BLdjのピッチの2倍である。
なぜなら、ビット線BLdj’/j’+1は、互いに隣接する2つのカラムで共有されているからである。
従って、例えば、図20に示すように、ビット線BLd1/2とビット線BLd3/4との間にスペースが確保されると共に、製造工程が容易化される。
尚、ダブルゲート構造の1つのセルユニット(メモリセル)の面積は、F(future size)を使用すると、8F/セルで表すことができる。Fは、ワード線/ビット線のピッチの半分(ハーフピッチ)であり、ハーフピッチは、最小加工寸法に設定される。
図21は、図20のメモリセルアレイを立体化したものである。
ダブルゲート構造のメモリセルアレイでは、1つの磁気抵抗効果素子MTJに対して、2つのNチャネルMOSFETによりスピン注入電流を供給できるため、書き込み時に、磁気抵抗効果素子に与えるスピン注入電流の電流密度を大きくできる、という利点がある。
(6) 第4実施の形態
第4実施の形態は、ワード線レイアウトに関する。
第1及び第2実施の形態のシングルゲート構造のメモリセルアレイのレイアウトでは、図10及び図15のレイアウトに示すように、1つの素子領域内に2つのMOSFETを配置し、両者で、拡散層(ソース/ドレイン)の一つを共有する。この場合、y方向に隣接する素子領域の間の素子分離絶縁層(STI)上にスペースが形成される。
そこで、図22及び図23に示すように、y方向に隣接する素子領域AAの間の素子分離絶縁層上にダミーワード線WLdummyを配置する。
ダミーワード線WLdummyは、ロウデコーダ及びセルユニット(メモリセル)に接続されず、動作に直接寄与しない。ダミーワード線WLdummyは、全てのワード線WL1,WL2,WL3,WL4,WL5,WL6,・・・の寄生容量を等しくし、動作を安定化させるために設けられる。
また、ワード線のライン&スペースを規則的にすることで、その加工を容易にし、さらには、スペースによる窪みが形成されないことから、ワード線上の層間絶縁層の平坦化にも貢献する。
シングルゲート構造の1つのセルユニット(メモリセル)の面積は、F(future size)を使用すると、6F/セルで表すことができる。つまり、上述のダブルゲート構造のセルユニットよりも小さなセル面積を実現できる。
(7) 第5実施の形態
第5実施の形態は、書き込み電流ソース/シンクの位置に関する。
第1乃至第3実施の形態の2つの書き込み電流ソース/シンクは、共に、メモリセルアレイのカラム方向(y方向)の一端に配置する。
これに対し、第5実施の形態では、メモリセルアレイのカラム方向(y方向)の両端に、それぞれ、1つずつ、書き込み電流ソース/シンクを配置する。この場合、書き込み電流ソース/シンク及びカラムスイッチを、メモリセルアレイの両端に振り分けて配置できるため、メモリチップ全体のレイアウトが容易になる、という効果が得られる。
A. 回路
図24は、磁気ランダムアクセスメモリの主要部を示している。
メモリセルアレイは、アレイ状に配置される複数のセルユニットCu1,Cu2,・・・から構成される。1つのセルユニットは、直列接続される磁気抵抗効果素子とスイッチ素子とから構成される。スイッチ素子は、本例では、NチャネルMOSFET(電界効果トランジスタ)を使用する。
ワード線WL1,WL2,WL3,・・・は、x方向に延び、スイッチ素子の制御端子、即ち、NチャネルMOSFETのゲート端子に接続される。ロウデコーダ12は、ワード線WL1,WL2,WL3,・・・の一端に接続される。
ロウデコーダ12は、選択された1本のワード線WLi(i=1,2,3,・・・)をアクティブ、即ち、“H”レベルにする。このワード線WLiに接続されるスイッチ素子は、オンになる。
奇数(ODD)カラム、例えば、カラムCOL1内には、ビット線(書き込み/読み出し線)BLu1が配置される。ビット線BLu1は、磁気抵抗効果素子の一端に接続される。
偶数カラム(EVEN)、例えば、カラムCOL2内には、ビット線(書き込み/読み出し線)BLu2が配置される。ビット線BLu2は、磁気抵抗効果素子の一端に接続される。
また、奇数カラムと偶数カラム、例えば、カラムCOL1とカラムCOL2は、ビット線(書き込み/読み出し線)BLd1/2を共有する。ビット線BLd1/2は、スイッチ素子の2つの信号端子のうちの1つに接続される。
カラムCOL1内のビット線BLu1は、カラムスイッチQu1を経由して、共通線13に接続される。共通線13は、奇数カラム内の全てのビット線が共通に接続されることから共通線と称される。書き込み電流ソース/シンク・読み出し電流シンク14は、共通線13に接続される。
カラムCOL2内のビット線BLu2は、カラムスイッチQu2を経由して、共通線15に接続される。共通線15は、偶数カラム内の全てのビット線が共通に接続されることから共通線と称される。書き込み電流ソース/シンク・読み出し電流シンク16は、共通線15に接続される。
同様に、ビット線BLd1/2の一端は、カラムスイッチQd1を経由して共通線13に接続され、他端は、カラムスイッチQd2を経由して共通線15に接続される。
カラムスイッチQu1,Qd1,Qu2,Qd2は、本例では、NチャネルMOSFETから構成される。
カラムデコーダ(コントローラ)17Aは、カラムスイッチQu1,Qd1の制御端子、即ち、NチャネルMOSFETのゲート端子に接続され、そのオン/オフをコントロールする。また、カラムデコーダ(コントローラ)17Bは、カラムスイッチQu2,Qd2の制御端子、即ち、NチャネルMOSFETのゲート端子に接続され、そのオン/オフをコントロールする。
読み出し回路18Aは、共通線13に接続され、読み出し回路18Bは、共通線15に接続される。
B. 動作
図24の半導体メモリの書き込み/読み出し時の動作を説明する。
Figure 0004987386
まず、セルユニットCu1に対して書き込み/読み出しを行う場合には、ロウデコーダ12を用いて、ワード線WL1をアクティブ、即ち、“H”レベルにする。また、表3に示すように、カラムデコーダ17を用いて、カラムスイッチQu1,Qu2,Qd2をオンにする。
この時、ビット線BLu1は、カラムスイッチQu1を経由して共通線13に接続され、ビット線BLu2,BLd1/2は、それぞれ、カラムスイッチQu2,Qd2を経由して共通線15に接続される。
従って、セルユニットCu1内の磁気抵抗効果素子MTJ1に対する書き込みは、書き込み電流ソース/シンク14,16の間に、書き込みデータの値に応じた向きのスピン注入電流(書き込み電流)を流すことにより可能になる。
磁気抵抗効果素子MTJ1に対する書き込み時には、ビット線BLu2,BLd1/2は、共通線15により短絡され、同電位になっているため、セルユニットCu2内の磁気抵抗効果素子MTJ2にスピン注入電流が流れることはなく、誤書き込みが防止される。
また、セルユニットCu1内の磁気抵抗効果素子MTJ1に対する読み出しは、読み出し回路18Aから読み出し電流シンク16に向かって読み出し電流を流すことにより可能になる。
磁気抵抗効果素子MTJ1に対する読み出し時にも、ビット線BLu2,BLd1/2は、共通線15により短絡され、同電位になっているため、セルユニットCu2内の磁気抵抗効果素子MTJ2に読み出し電流が流れることはない。
次に、セルユニットCu2に対して書き込み/読み出しを行う場合には、ロウデコーダ12を用いて、ワード線WL1をアクティブ、即ち、“H”レベルにする。また、表3に示すように、カラムデコーダ17を用いて、カラムスイッチQu1,Qu2,Qd1をオンにする。
この時、ビット線BLu2は、カラムスイッチQu2を経由して共通線15に接続され、ビット線BLu1,BLd1/2は、それぞれ、カラムスイッチQu1,Qd1を経由して共通線13に接続される。
従って、セルユニットCu2内の磁気抵抗効果素子MTJ2に対する書き込みは、書き込み電流ソース/シンク14,16の間に、書き込みデータの値に応じた向きのスピン注入電流(書き込み電流)を流すことにより可能になる。
磁気抵抗効果素子MTJ2に対する書き込み時には、ビット線BLu1,BLd1/2は、共通線13により短絡され、同電位になっているため、セルユニットCu1内の磁気抵抗効果素子MTJ1にスピン注入電流が流れることはなく、誤書き込みが防止される。
また、セルユニットCu2内の磁気抵抗効果素子MTJ2に対する読み出しは、読み出し回路18Bから読み出し電流シンク14に向かって読み出し電流を流すことにより可能になる。
磁気抵抗効果素子MTJ2に対する読み出し時にも、ビット線BLu1,BLd1/2は、共通線13により短絡され、同電位になっているため、セルユニットCu1内の磁気抵抗効果素子MTJ1に読み出し電流が流れることはない。
尚、読み出し電流は、読み出し時における誤書き込み(ディスターブ)の発生を回避するため、書き込み電流の値よりも十分に小さな値に設定する。
C. 変形例
図25は、図24の半導体メモリの変形例を示している。
この半導体メモリの特徴は、カラムスイッチQd1がビット線BLu1,BLd1/2間に接続され、カラムスイッチQd2がビット線BLu2,BLd1/2間に接続されている点にある。
その他の構成については、図24の半導体メモリと同じである。
動作についても、図24の半導体メモリと同じであるため、ここでは、その説明については、省略する。
D. まとめ
以上、説明したように、第5実施の形態においても、メモリセルアレイ上の書き込み線の数を減らし、製造工程を容易化できる。
(8) その他
本発明の例は、磁気ランダムアクセスメモリの他、抵抗変化素子をメモリセルとする半導体メモリ全般、例えば、PRAM(phase change random access memory)、RRAM(resistance random access memory)などに適用可能である。この場合には、各実施の形態で説明した磁気抵抗効果素子を、それぞれのメモリが対象とする素子に置き換えればよい。
また、本発明の例は、抵抗変化素子に流す書き込み電流(例えば、スピン注入電流)の向きにより書き込みデータを制御する半導体メモリの他、抵抗変化素子に印加する電圧の向き、即ち、抵抗変化素子の両端に印加される電位の大小関係により書き込みデータを制御する半導体メモリにも適用可能である。
この場合には、各実施の形態で説明した書き込み電流ソース/シンクを、書き込み電位発生回路に置き換えればよい。例えば、第1実施の形態の半導体メモリを例にとると、図5の書き込み電流ソース/シンク14,16は、図27に示すように、電位発生回路19,20に変更される。
3. むすび
本発明の例によれば、メモリセルアレイ上の書き込み線の数を減らし、製造工程を容易化できる。
本発明の例は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、各構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を構成できる。例えば、上述の実施の形態に開示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよいし、異なる実施の形態の構成要素を適宜組み合わせてもよい。
比較例としての磁気ランダムアクセスメモリを示す図。 図1のメモリセルアレイのレイアウトを示す図。 本発明の例の基本レイアウトを示す図。 本発明の例の基本レイアウトを示す図。 第1実施の形態としての磁気ランダムアクセスメモリを示す図。 書き込み時の等価回路を示す図。 読み出し時の等価回路を示す図。 書き込み時の等価回路を示す図。 読み出し時の等価回路を示す図。 図5のメモリセルアレイのレイアウトを示す図。 読み出し回路の変形例を示す図。 読み出し回路の変形例を示す図。 読み出し回路の変形例を示す図。 メモリセルアレイの変形例を示す図。 図14のメモリセルアレイのレイアウトを示す図。 第2実施の形態としての磁気ランダムアクセスメモリを示す図。 読み出し回路の変形例を示す図。 メモリセルアレイの変形例を示す図。 第3実施の形態としてのメモリセルアレイを示す図。 図19のメモリセルアレイのレイアウトを示す図。 図20のメモリセルアレイを立体化した場合の構造を示す図。 第4実施の形態としてのメモリセルアレイのレイアウトを示す図。 図22のメモリセルアレイを立体化した場合の構造を示す図。 第5実施の形態としての磁気ランダムアクセスメモリを示す図。 第5実施の形態の変形例を示す図。 第1実施の形態の変形例を示す図。 書き込みを電圧制御により行う磁気ランダムアクセスメモリを示す図。
符号の説明
11: メモリセルアレイ、 12: ロウデコーダ、 13,15: 共通線、 14,16: 書き込み電流ソース/シンク、 14X,16X: 書き込み電流ソース/シンク・読み出し電流シンク、 17,17A,17B: カラムデコーダ、 18,18A,18B: 読み出し回路、 WL1,WL2,・・・: ワード線、 BLu1,BLu2,・・・, BLd1/2,BLd3/4,・・・: ビット線、 Cu1,Cu2: セルユニット、 MTJ1,MTJ2: 磁気抵抗効果素子、 SE1,SE2: スイッチ素子、 AA: アクティブエリア。

Claims (5)

  1. 第1方向に延びるワード線と、
    前記第1方向に交差する第2方向に延びる第1、第2及び第3ビット線と、
    前記第1及び第2ビット線の間に直列接続される第1抵抗変化素子及び第1スイッチ素子から構成され、前記第1スイッチ素子の制御端子が前記ワード線に接続される第1セルユニットと、
    前記第1及び第3ビット線の間に直列接続される第2抵抗変化素子及び第2スイッチ素子から構成され、前記第2スイッチ素子の制御端子が前記ワード線に接続される第2セルユニットと、
    前記ワード線をアクティブにし、前記第1及び第3ビット線の電位を等しくした状態で、前記第2ビット線の電位を前記第1ビット線の電位よりも高い電位又は低い電位に制御することにより、前記第1抵抗変化素子に対して書き込みデータの値に応じた書き込みを実行し、前記ワード線をアクティブにし、前記第1及び第2ビット線の電位を等しくした状態で、前記第3ビット線の電位を前記第1ビット線の電位よりも高い電位又は低い電位に制御することにより、前記第2抵抗変化素子に対して書き込みデータの値に応じた書き込みを実行するためのコントローラとを具備することを特徴とする半導体メモリ。
  2. さらに、
    第1及び第2共通線と、
    前記第1ビット線及び前記第1共通線間に接続される第1カラムスイッチと、
    前記第1ビット線及び前記第2共通線間に接続される第2カラムスイッチと、
    前記第2ビット線及び前記第1共通線間に接続される第3カラムスイッチと、
    前記第3ビット線及び前記第2共通線間に接続される第4カラムスイッチとを具備し、
    前記コントローラは、前記第1抵抗変化素子に対する書き込み時に、前記第2、第3及び第4カラムスイッチをオンにし、前記第2抵抗変化素子に対する書き込み時に、前記第1、第3及び第4カラムスイッチをオンにすることを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ。
  3. さらに、
    第1及び第2共通線と、
    前記第1ビット線及び前記第1共通線間に接続される第1カラムスイッチと、
    前記第2ビット線及び前記第2共通線間に接続される第2カラムスイッチと、
    前記第3ビット線及び前記第2共通線間に接続される第3カラムスイッチと、
    前記第1及び第2ビット線間に接続される第4カラムスイッチと、
    前記第1及び第3ビット線間に接続される第5カラムスイッチとを具備し、
    前記コントローラは、前記第1抵抗変化素子に対する書き込み時に、前記第1、第2及び第5カラムスイッチをオンにし、前記第2抵抗変化素子に対する書き込み時に、前記第1、第3及び第4カラムスイッチをオンにすることを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ。
  4. さらに、
    第1及び第2共通線と、
    前記第2ビット線及び前記第1共通線間に接続される第1カラムスイッチと、
    前記第3ビット線及び前記第2共通線間に接続される第2カラムスイッチと、
    前記第1及び第2ビット線間に接続される第3カラムスイッチと、
    前記第1及び第3ビット線間に接続される第4カラムスイッチとを具備し、
    前記コントローラは、前記第1抵抗変化素子に対する書き込み時に、前記第1、第2及び第4カラムスイッチをオンにし、前記第2抵抗変化素子に対する書き込み時に、前記第1、第2及び第3カラムスイッチをオンにすることを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ。
  5. 前記第1及び第2抵抗変化素子に対する書き込みデータを電流により制御する場合、前記第1及び第2共通線には、それぞれ、書き込み電流ソース/シンクが接続され、前記第1及び第2抵抗変化素子に対する書き込みデータを電圧により制御する場合、前記第1及び第2共通線には、それぞれ、書き込み電位発生回路が接続されることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の半導体メモリ。
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