JP5496401B1 - 食品製品及び食品製品の提供方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】商品に対する消費者の信用度を増大させると共に、消費者が安心して商品を選択できるようにする。
【解決手段】食品1と共に、一体成長物4が密閉状に封入された透明袋状の一体成長物封入体5を提供する。一体成長物封入体5には、二次元バーコード8aが付されており、消費者は二次元バーコード8aを利用して、ウェブサイト上の食品1に関する情報にアクセス可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、食品製品及び食品製品の提供方法に関する。詳しくは、食品と共に所定の付属品を提供等する食品製品及び食品製品の提供方法に係るものである。
従来、食品を中心として商品の安全性が消費者に注目されており、消費者が商品を選択する際に、消費者は商品自体や商品の原料がどの様な物であるのかという点にまで関心を示す様になっている。
そのため、商品の提供者は、提供する商品や商品の原料の成分や産地、製造年月日等の情報を商品の包装に貼付したラベルに記載したり、ICタグに記録したりして、商品を提供している。
しかし、単に情報を記載や記録したものを商品に添付して提供するだけでは、その情報の改竄や偽造等が容易であり、現に情報の改竄や偽造等が行われている事実もあり、消費者の信用度が低く、消費者が安心して商品を選択することが困難であった。
そこで、本発明の発明者は、単に情報を記載や記録したものを食品に添付するのではなく、食品の原料を粉末にした原料粉末見本を食品に添付して食品を提供する技術を提案している(特許文献1参照)。
特開2009−5656号公報
ところで、食品(一次産品)は、それを生産する際に実際に使用した土壌、肥料、飼料、種子等の影響を強く受けている。
同様に、食品(二次産品)は、その原料を生産する際に実際に使用した土壌、肥料、飼料、種子等の影響を強く受けている。
即ち、食品の品質は、消費者に提供されるまでの過程における様々な要因に強く影響を受けるものである。
そのため、食品の原料粉末は、食品の品質についての情報を得ることができる要因ではあるものの、たった1つの要因に過ぎず、原料粉末見本を食品に添付して食品を提供するといった特許文献1に記載の技術のみでは、消費者が安心して食品を選択するといった目的を実現するのに充分ではない場合がある。
本発明は以上の点に鑑みて創案されたものであって、より一層充分に消費者が安心して食品を選択することが可能となる食品製品及び食品製品の提供方法を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明の食品製品では、一次産品である所定の食品と、該食品の生産に関与した土壌、水、肥料、土壌消毒剤、殺菌剤、抗菌剤、農薬、種子、土壌中の生き物、水中の生き物、草、養殖用飼料、昆虫類、忌避植物、飼料、赤身肉化剤、抗生物質の少なくとも1つであり、或いは、前記食品と一体に成長した一体成長物の前記食品とは異なる部分であり、若しくは、前記食品と略同一条件で前記食品とは別体で成長した代替食品と一体に成長した代替一体成長物の前記食品に対応する部分とは異なる部分であり、或いは、前記食品の一部であり、若しくは、前記食品と略同一条件で前記食品とは別体で成長した代替食品であり、若しくは、前記食品と一体に成長した一体成長物の前記食品とは異なる部分であり、若しくは、前記食品と略同一条件で前記食品とは別体で成長した代替食品と一体に成長した代替一体成長物の前記食品に対応する部分とは異なる部分である付属物本体が、水と共に収容されて構成され、かつ、前記食品と共に提供される付属物と、前記食品に関する情報に通信回線を介してアクセス可能な情報であり、かつ、前記食品と共に提供される識別子とを備える。
ここで、食品(一次産品)に関する情報に通信回線を介してアクセス可能な情報であり、かつ、食品(一次産品)と共に提供される識別子によって、付属物により提供される各種情報に加えて、より多量かつ詳細な情報を消費者に提供することができる。
即ち、識別子の提供を受けた消費者が、食品に関する情報にアクセスすることによって、付属物では充分に提供することができなかった食品に関する情報を、通信回線を介して消費者に提供することができ、より一層充分に食品に関する情報を提供することが可能となるのである。なお、「食品に関する情報」には、付属物に関する情報も含まれる。
また、食品の生産に関与した土壌、水、肥料、土壌消毒剤、殺菌剤、抗菌剤、農薬、種子、土壌中の生き物、水中の生き物、草、養殖用飼料、昆虫類、忌避植物、飼料、赤身肉化剤、抗生物質の少なくとも1つである付属物によって、食品が消費者に提供されるまでの過程において影響を受けた要因を把握することができる。
更に、食品と一体に成長した一体成長物の食品とは異なる部分であり、若しくは、食品と略同一条件で食品とは別体で成長した代替食品と一体に成長した代替一体成長物の食品に対応する部分とは異なる部分である付属物によって、消費者は提供される食品の成長過程の実体を把握することができる。
ここで、「食品と一体に成長した一体成長物の食品とは異なる部分」とは、食品として採用された部分とは異なる部分であるものの、食品と一体に成長した部分を意味する。
例えば、食品が豚ロース肉である場合は、同じ豚のその他のロース肉部分は、同一部分であるために、「一体成長物」には該当するものの、「一体成長物の食品とは異なる部分」には該当しない。これに対して、同じ豚の皮や手や足は「一体成長物の食品とは異なる部分」に該当する。
例えば、食品が大根(根や茎の部分)である場合は、大根の根や茎のその他の部分は、同一部分であるために、「一体成長物」には該当するものの、「一体成長物の食品とは異なる部分」には該当しない。これに対して、同じ大根の葉は「一体成長物の食品とは異なる部分」に該当する。
また、「食品と略同一条件で食品とは別体で成長した代替食品」とは、同じ場所で同じ物を食して育った牛や豚や、同じ時期に同じ海域で収穫された魚等を意味する。また、同じ農場で同じ肥料を施して育った野菜や果実を意味する。
即ち、「代替食品」とは、品質を把握するにあたって、食品と同一視できるものを意味している。
例えば、一般栽培(化学肥料と農薬を使う農法)、有機栽培(有機肥料と無農薬の農法)、自然栽培(無肥料と無農薬の農法)等、それぞれの農法の食品は、互いに代替食品では無い。ここで、一般栽培から自然栽培に切り替えたからといって、切り替えた後も1年ぐらいは土壌に化学肥料や農薬が残っており、自然栽培と認定するわけにはいかない。なお、切り替えた後、3年〜5年程度が経過すると、自然栽培農法による食品として認定しても構わない。この点については、有機栽培についても同様である。
具体的には、食品Aと同一生産人が、食品Aと同一時期に、食品Aと同一の農法で栽培した農作物Bについては、食品Aの代替食品と言える。また、「同一生産人」は農協の部会が同じである場合も含めても良く、「同一農法」とは肥料や農薬が一定の基準を満たす場合を含めても良い。なお、「部会」とは、「植える土壌は持ち主によって異なるが、共同或いは協働して、できるだけ同一品種の作物を出荷しようという目的を持った複数の生産者の集合体」を意味する。
例えば、食品が牛ヒレ肉である場合は、その牛と同じ肉牛牧場で同様の飼料を食した別の牛のヒレ肉部分は「代替食品」に該当する。一方、異なる肉牛牧場の牛のヒレ肉部分や、同じ肉牛牧場であるものの、異なる飼料を食した牛のヒレ肉部分は「代替食品」には該当しない。なお、「異なる飼料」には、一方が遺伝子組換え技術を用いた飼料で、他方が遺伝子組換え技術を用いていない飼料の場合も含まれる。
例えば、食品がリンゴである場合は、そのリンゴと同じ果樹園で同様の育成条件(肥料や農薬の有無)を施して育てた他のリンゴは「代替食品」に該当する。一方、異なる果樹園のリンゴや、同じ果樹園でも異なる育成条件(肥料や農薬の有無)で育てたリンゴは「代替食品」には該当しない。
更に、「代替食品と一体に成長した代替一体成長物の食品に対応する部分と異なる部分」とは、食品として採用された部分に対応する部分とは異なる部分であるものの、代替食品と一体に成長した部分を意味する。
例えば、食品が豚ロース肉である場合は、食品として採用された豚と同じ養豚場で同じ飼料を食した別の豚のロース肉部分は、「代替一体成長物の食品に対応する部分とは異なる部分」には該当しない。これに対して、食品として採用された豚と同じ養豚場で同じ飼料を食した別の豚の皮や手や足は「代替一体成長物の食品に対応する部分とは異なる部分」に該当する。
例えば、食品がリンゴである場合は、食品として採用されたリンゴと同じ果樹園で同様の育成条件(肥料や農薬の有無)を施して育てたリンゴは、「代替一体成長物の食品に対応する部分とは異なる部分」には該当しない。これに対して、食品として採用されたリンゴと同じ果樹園で同様の育成条件(肥料や農薬の有無)を施して育てたリンゴの枝や葉は「代替一体成長物の食品に対応する部分とは異なる部分」に該当する。
また、付属物本体が水と共に収容されて構成された付属物によって、食品が消費者に提供されるまでの過程において影響を受けた要因や、食品の成長過程の実体を把握することができる。
なお、付属物本体と共に水が収容されたことで、時間の経過に伴う付属物の変化(例えば、変色)によって、付属物本体の品質を把握することができ、付属物本体の品質を通じて、食品の品質を把握することが可能となる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品では、二次産品である所定の食品と、該食品の原料であり、或いは、前記食品の原料の生産に関与した土壌、水、肥料、土壌消毒剤、殺菌剤、抗菌剤、農薬、種子、土壌中の生き物、水中の生き物、草、養殖用飼料、昆虫類、忌避植物、飼料、赤身肉化剤、抗生物質の少なくとも1つであり、或いは、前記食品の生産に関与した木樽の木片、前記食品の生産に関与した木樽と略同一条件の木樽の木片、前記食品の生産に関与した木樽の構成材と同一種類の木片、前記食品を生産した木樽の中に同食品と共に入れられた前記木樽の構成材と同一種類の木片の少なくとも1つであり、或いは、前記食品の原料と一体に成長した一体成長物の前記食品の原料とは異なる部分であり、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料と一体に成長した代替一体成長物の前記食品の原料に対応する部分とは異なる部分であり、或いは、前記食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総重量と同じ重量の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積と同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積と見かけ上同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総重量と同じ重量の塩、前記食品に用いられた塩の総重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積と同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積と見かけ上同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積と見かけ上同じ体積の擬似物の少なくとも1つであり、或いは、所定の機能別若しくは所定の用途別に分類された前記食品に用いられた食品添加物の少なくとも一部であり、或いは、前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の塩、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物の少なくとも1つであり、前記所定の割合を表示した表示物と共に提供され、或いは、前記食品の原料の次世代の種子、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料の次世代の種子であり、或いは、前記食品の原料の一部であり、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料であり、若しくは、前記食品の原料と一体に成長した一体成長物の前記食品の原料とは異なる部分であり、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料と一体に成長した代替一体成長物の前記食品の原料に対応する部分とは異なる部分である付属物本体が、水と共に収容されて構成され、かつ、前記食品と共に提供される付属物と、前記食品に関する情報若しくは前記食品の原料に関する情報に通信回線を介してアクセス可能な情報であり、かつ、前記食品と共に提供される識別子とを備える。
ここで、食品(二次産品)に関する情報若しくは食品(二次産品)の原料に関する情報に通信回線を介してアクセス可能な情報であり、かつ、食品(二次産品)と共に提供される識別子によって、付属物により提供される各種情報に加えて、より多量かつ詳細な情報を消費者に提供することができる。
即ち、識別子の提供を受けた消費者が、食品(二次産品)に関する情報や、食品(二次産品)の原料に関する情報にアクセスすることによって、付属物では充分に提供することができなかった食品に関する情報(食品の原料に関する情報をも含む)を、通信回線を介して消費者に提供することができ、より一層充分に食品に関する情報(食品の原料に関する情報をも含む)を提供することが可能となるのである。なお、「食品に関する情報」には、付属物に関する情報も含まれる。
また、食品の原料である付属物によって、消費者は提供される食品の原料の品質を把握することができる。
更に、食品の原料の生産に関与した土壌、水、肥料、土壌消毒剤、殺菌剤、抗菌剤、農薬、種子、土壌中の生き物、水中の生き物、草、養殖用飼料、昆虫類、忌避植物、飼料、赤身肉化剤、抗生物質の少なくとも1つである付属物によって、食品の原料が消費者に提供されるまでの過程において影響を受けた要因を把握することができる。
また、食品の生産に関与した木樽の木片、食品の生産に関与した木樽と略同一条件の木樽の木片、食品の生産に関与した木樽の構成材と同一種類の木片、食品を生産した木樽の中に食品と共に入れられた木樽の構成材と同一種類の木片の少なくとも1つである付属物によって、消費者は提供される食品の生産環境の実体を把握することができる。
ここで、「食品の生産に関与した木樽と略同一条件の木樽」とは、食品の生産環境の実体を把握するにあたって、同一視できるものを言う。例えば、同一の木材を使用して構成され、同じ環境下で利用された木樽が該当する。一方で、異なる木材で構成された場合や、異なる環境下で利用された木樽は該当しない。
また、食品の原料と一体に成長した一体成長物の食品の原料とは異なる部分であり、若しくは、食品の原料と略同一条件で食品の原料とは別体で成長した代替原料と一体に成長した代替一体成長物の食品の原料に対応する部分とは異なる部分である付属物によって、消費者は提供される食品の原料の成長過程の実体を把握することができる。
ここで、「食品の原料と一体に成長した一体成長物の食品の原料とは異なる部分」とは、食品の原料として採用された部分とは異なる部分であるものの、食品の原料と一体に成長した部分を意味する。
なお、食品の原料については、「動物性の原料」と「植物性の原料」に大別され、「動物性の原料」とは「動物に由来する原料」を意味し、例えば、肉、魚、貝、卵、乳などが挙げられ、「植物性の原料」とは「植物体に存在する原料」を意味し、穀類、芋、豆、野菜、果実、キノコ、海藻類等が挙げられる。
例えば、食品の動物性の原料が豚ロース肉である場合は、同じ豚のその他のロース肉部分は、同一部分であるために、「一体成長物」には該当するものの、「一体成長物の食品の動物性の原料とは異なる部分」には該当しない。これに対して、同じ豚の皮や手や足は「一体成長物の食品の動物性の原料とは異なる部分」に該当する。
例えば、食品の植物性の原料が大根(根や茎の部分)である場合は、大根の根や茎のその他の部分は、同一部分であるために、「一体成長物」には該当するものの、「一体成長物の食品の植物性の原料とは異なる部分」には該当しない。これに対して、同じ大根の葉は「一体成長物の食品の植物性の原料とは異なる部分」に該当する。
また、「食品の原料と略同一条件で食品の原料とは別体で成長した代替原料」とは、同じ場所で同じ物を食して育った牛や豚や、同じ時期に同じ海域で収穫された魚等を意味する。また、同じ農場で同じ肥料を施して育った野菜や果実を意味する。
即ち、「代替原料」とは、品質を把握するにあたって、食品の原料と同一視できるものを意味している。
例えば、一般栽培(化学肥料と農薬を使う農法)、有機栽培(有機肥料と無農薬の農法)、自然栽培(無肥料と無農薬の農法)等、それぞれの農法の食品は、互いに代替原料では無い。ここで、一般栽培から自然栽培に切り替えたからといって、切り替えた後も1年ぐらいは土壌に化学肥料や農薬が残っており、自然栽培と認定するわけにはいかない。なお、切り替えた後、3年〜5年程度が経過すると、自然栽培農法による食品として認定しても構わない。この点については、有機栽培についても同様である。
具体的には、食品原料Aと同一生産人が、食品原料Aと同一時期に、食品原料Aと同一の農法で栽培した農作物Bについては、食品原料Aの代替原料と言える。また、「同一生産人」は農協の部会が同じである場合も含めても良く、「同一農法」とは肥料や農薬が一定の基準を満たす場合を含めても良い。なお、「部会」とは、「植える土壌は持ち主によって異なるが、共同或いは協働して、できるだけ同一品種の作物を出荷しようという目的を持った複数の生産者の集合体」を意味する。
例えば、食品の動物性の原料が牛ヒレ肉である場合は、その牛と同じ肉牛牧場で同様の飼料を食した別の牛のヒレ肉部分は「代替原料」に該当する。一方、異なる肉牛牧場の牛のヒレ肉部分や、同じ肉牛牧場であるものの、異なる飼料を食した牛のヒレ肉部分は、同一条件、同一環境では無いと考えられるために、「代替原料」には該当しない。なお、「異なる飼料」には、一方が遺伝子組換え技術を用いた飼料で、他方が遺伝子組換え技術を用いていない飼料の場合も含まれる。
例えば、食品の植物性の原料がリンゴである場合は、そのリンゴと同じ果樹園で同様の育成条件(肥料や農薬の有無)を施して育てた他のリンゴは「代替原料」に該当する。一方、異なる果樹園のリンゴや、同じ果樹園でも異なる育成条件(肥料や農薬の有無)や異なる条件若しくは環境で育てたリンゴは「代替原料」には該当しない。
更に、「代替原料と一体に成長した代替一体成長物の食品の原料に対応する部分とは異なる部分」とは、食品の原料として採用された部分に対応する部分とは異なる部分であるものの、代替原料と一体に成長した部分を意味する。
例えば、食品の原料が豚ロース肉である場合は、食品の原料として採用された豚と同じ養豚場で同じ飼料を食した別の豚のロース肉部分は、「代替一体成長物の食品の動物性の原料に対応する部分とは異なる部分」には該当しない。これに対して、食品の原料として採用された豚と同じ養豚場で同じ飼料を食した別の豚の皮や手や足は「代替一体成長物の食品の動物性の原料に対応する部分とは異なる部分」に該当する。
例えば、食品の原料がリンゴである場合は、食品の原料として採用されたリンゴと同じ果樹園で同様の育成条件(肥料や農薬の有無)を施して育てたリンゴは、「代替一体成長物の食品の植物性の原料に対応する部分とは異なる部分」には該当しない。これに対して、食品の原料として採用されたリンゴと同じ果樹園で同様の育成条件(肥料や農薬の有無)を施して育てたリンゴの枝や葉は「代替一体成長物の食品の植物性の原料に対応する部分とは異なる部分」に該当する。
また、食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物である付属物によって、食品に用いられた食品添加物の総重量を容易に把握することができる。更に、食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である付属物によって、食品に用いられた食品添加物の総体積を容易に把握することができる。また、食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積である食品添加物若しくは擬似物である付属物によって、食品に用いられた食品添加物の総体積を容易に把握することができる。
なお、「見かけ上同じ体積」とは、見た目が同じ体積の様に見えることを意味する。例えば、食品に用いられた食品添加物の総体積が1cmである場合に、1cm×1cm×1cmの中空状の立方体は、実際の体積は中空部分が存在するために1cmに満たないが、見かけ上同じ体積に該当する。
同様に、食品に用いられた砂糖の総重量と同じ重量の砂糖若しくは擬似物である付属物によって、食品に用いられた砂糖の総重量を容易に把握することができる。更に、食品に用いられた砂糖の総体積と同じ体積の砂糖若しくは擬似物である付属物によって、食品に用いられた砂糖の総体積を容易に把握することができる。また、食品に用いられた砂糖の総体積と見かけ上同じ体積である砂糖若しくは擬似物である付属物によって、食品に用いられた砂糖の総体積を容易に把握することができる。
なお、「見かけ上同じ体積」とは、見た目が同じ体積の様に見えることを意味する。例えば、食品に用いられた砂糖の総体積が1cmである場合に、1cm×1cm×1cmの中空状の立方体は、実際の体積は中空部分が存在するために1cmに満たないが、見かけ上同じ体積に該当する。
また同様に、食品に用いられた塩の総重量と同じ重量の塩若しくは擬似物である付属物によって、食品に用いられた塩の総重量を容易に把握することができる。更に、食品に用いられた塩の総体積と同じ体積の塩若しくは擬似物である付属物によって、食品に用いられた塩の総体積を容易に把握することができる。また、食品に用いられた塩の総体積と見かけ上同じ体積である塩若しくは擬似物である付属物によって、食品に用いられた塩の総体積を容易に把握することができる。
なお、「見かけ上同じ体積」とは、見た目が同じ体積の様に見えることを意味する。例えば、食品に用いられた塩の総体積が1cmである場合に、1cm×1cm×1cmの中空状の立方体は、実際の体積は中空部分が存在するために1cmに満たないが、見かけ上同じ体積に該当する。
また、所定の機能別に分類された食品に用いられた食品添加物の少なくとも一部である付属物によって、食品に用いられた食品添加物の機能を容易に把握することができる。同様に、所定の用途別に分類された食品に用いられた食品添加物の少なくとも一部である付属物によって、食品に用いられた食品添加物の用途を容易に把握することができる。
また、食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた食品添加物の総重量を容易に把握することができる。更に、食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた食品添加物の総体積を容易に把握することができる。また、食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた食品添加物の総体積を容易に把握することができる。
同様に、食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の砂糖若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた砂糖の総重量を容易に把握することができる。更に、食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の砂糖若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた砂糖の総体積を容易に把握することができる。また、食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の砂糖若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた砂糖の総体積を容易に把握することができる。
また同様に、食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の塩若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた塩の総重量を容易に把握することができる。更に、食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の塩若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた塩の総体積を容易に把握することができる。また、食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の塩若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた塩の総体積を容易に把握することができる。
また、食品の原料の次世代の種子や、食品の原料と略同一条件で食品の原料とは別体で成長した代替原料の次世代の種子である付属物によって、食品の原料が遺伝子組換え技術を用いているか否かを把握することができる。
ここで、「食品の原料と略同一条件で食品の原料とは別体で成長した代替原料」とは、同じ農場で同じ肥料を施して育った野菜や果実を意味する。即ち、「代替原料」とは、品質を把握するにあたって、食品の原料と同一視できるものを意味している。
例えば、一般栽培(化学肥料と農薬を使う農法)、有機栽培(有機肥料と無農薬の農法)、自然栽培(無肥料と無農薬の農法)等、それぞれの農法の食品は、互いに代替原料では無い。ここで、一般栽培から自然栽培に切り替えたからといって、切り替えた後も1年ぐらいは土壌に化学肥料や農薬が残っており、自然栽培と認定するわけにはいかない。なお、切り替えた後、3年〜5年程度が経過すると、自然栽培農法による食品として認定しても構わない。この点については、有機栽培についても同様である。
具体的には、食品原料Aと同一生産人が、食品原料Aと同一時期に、食品原料Aと同一の農法で栽培した農作物Bについては、食品原料Aの代替原料と言える。また、「同一生産人」は農協の部会が同じである場合も含めても良く、「同一農法」とは肥料や農薬が一定の基準を満たす場合を含めても良い。なお、「部会」とは、「植える土壌は持ち主によって異なるが、共同或いは協働して、できるだけ同一品種の作物を出荷しようという目的を持った複数の生産者の集合体」を意味する。
例えば、食品の原料がリンゴである場合は、そのリンゴと同じ果樹園で同様の育成条件(肥料や農薬の有無)を施して育てた他のリンゴは「代替原料」に該当する。一方、異なる果樹園のリンゴや、同じ果樹園でも異なる育成条件(肥料や農薬の有無)や異なる条件若しくは環境で育てたリンゴは「代替原料」には該当しない。
また、付属物本体が水と共に収容されて構成された付属物によって、食品の原料が消費者に提供されるまでの過程において影響を受けた要因や、食品の原料の成長過程の実体を把握することができる。
なお、付属物本体と共に水が収容されたことで、時間の経過に伴う付属物の変化(例えば、変色)によって、付属物本体の品質を把握することができ、付属物本体の品質を通じて、食品の原料の品質を把握することが可能となる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品の提供方法では、一次産品である所定の食品と、該食品の生産に関与した土壌、水、肥料、土壌消毒剤、殺菌剤、抗菌剤、農薬、種子、土壌中の生き物、水中の生き物、草、養殖用飼料、昆虫類、忌避植物、飼料、赤身肉化剤、抗生物質の少なくとも1つである付属物、或いは、前記食品と一体に成長した一体成長物の前記食品とは異なる部分であり、若しくは、前記食品と略同一条件で前記食品とは別体で成長した代替食品と一体に成長した代替一体成長物の前記食品に対応する部分とは異なる部分である付属物、或いは、前記食品の一部であり、若しくは、前記食品と略同一条件で前記食品とは別体で成長した代替食品であり、若しくは、前記食品と一体に成長した一体成長物の前記食品とは異なる部分であり、若しくは、前記食品と略同一条件で前記食品とは別体で成長した代替食品と一体に成長した代替一体成長物の前記食品に対応する部分とは異なる部分である付属物本体が、水と共に収容されて構成された付属物と、前記食品に関する情報に通信回線を介してアクセス可能な情報である識別子とを共に提供する工程を備える。
ここで、食品(一次産品)に関する情報に通信回線を介してアクセス可能な情報である識別子を提供することによって、付属物により提供される各種情報に加えて、より多量かつ詳細な情報を消費者に提供することができる。
即ち、識別子の提供を受けた消費者が、食品に関する情報にアクセスすることによって、付属物では充分に提供することができなかった食品に関する情報を、通信回線を介して消費者に提供することができ、より一層充分に食品に関する情報を提供することが可能となるのである。なお、「食品に関する情報」には、付属物に関する情報も含まれる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品の提供方法では、二次産品である所定の食品と、該食品の原料である付属物、或いは、前記食品の原料の生産に関与した土壌、水、肥料、土壌消毒剤、殺菌剤、抗菌剤、農薬、種子、土壌中の生き物、水中の生き物、草、養殖用飼料、昆虫類、忌避植物、飼料、赤身肉化剤、抗生物質の少なくとも1つである付属物、或いは、前記食品の生産に関与した木樽の木片、前記食品の生産に関与した木樽と略同一条件の木樽の木片、前記食品の生産に関与した木樽の構成材と同一種類の木片、前記食品を生産した木樽の中に同食品と共に入れられた前記木樽の構成材と同一種類の木片の少なくとも1つである付属物、或いは、前記食品の原料と一体に成長した一体成長物の前記食品の原料とは異なる部分であり、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料と一体に成長した代替一体成長物の前記食品の原料に対応する部分とは異なる部分である付属物、或いは、前記食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総重量と同じ重量の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積と同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積と見かけ上同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総重量と同じ重量の塩、前記食品に用いられた塩の総重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積と同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積と見かけ上同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積と見かけ上同じ体積の擬似物の少なくとも1つである付属物、或いは、所定の機能別若しくは所定の用途別に分類された前記食品に用いられた食品添加物の少なくとも一部である付属物、或いは、前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の塩、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物の少なくとも1つであり、前記所定の割合を表示した表示物と共に提供される付属物、或いは、前記食品の原料の次世代の種子、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料の次世代の種子である付属物、或いは、前記食品の原料の一部であり、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料であり、若しくは、前記食品の原料と一体に成長した一体成長物の前記食品の原料とは異なる部分であり、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料と一体に成長した代替一体成長物の前記食品の原料に対応する部分とは異なる部分である付属物本体が、水と共に収容されて構成された付属物と、前記食品に関する情報若しくは前記食品の原料に関する情報に通信回線を介してアクセス可能な情報である識別子とを共に提供する工程を備える。
ここで、食品(二次産品)に関する情報若しくは食品(二次産品)の原料に関する情報に通信回線を介してアクセス可能な情報である識別子を提供することによって、付属物により提供される各種情報に加えて、より多量かつ詳細な情報を消費者に提供することができる。
即ち、識別子の提供を受けた消費者が、食品(二次産品)に関する情報や、食品(二次産品)の原料に関する情報にアクセスすることによって、付属物では充分に提供することができなかった食品に関する情報(食品の原料に関する情報をも含む)を、通信回線を介して消費者に提供することができ、より一層充分に食品に関する情報(食品の原料に関する情報をも含む)を提供することが可能となるのである。なお、「食品に関する情報」には、付属物に関する情報も含まれる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品の提供方法では、一次産品である所定の食品を、該食品の生産に関与した土壌、水、肥料、土壌消毒剤、殺菌剤、抗菌剤、農薬、種子、土壌中の生き物、水中の生き物、草、養殖用飼料、昆虫類、忌避植物、飼料、赤身肉化剤、抗生物質の少なくとも1つである付属物、或いは、前記食品と一体に成長した一体成長物の前記食品とは異なる部分であり、若しくは、前記食品と略同一条件で前記食品とは別体で成長した代替食品と一体に成長した代替一体成長物の前記食品に対応する部分とは異なる部分である付属物、或いは、前記食品の一部であり、若しくは、前記食品と略同一条件で前記食品とは別体で成長した代替食品であり、若しくは、前記食品と一体に成長した一体成長物の前記食品とは異なる部分であり、若しくは、前記食品と略同一条件で前記食品とは別体で成長した代替食品と一体に成長した代替一体成長物の前記食品に対応する部分とは異なる部分である付属物本体が、水と共に収容されて構成された付属物と、前記食品に関する情報に通信回線を介してアクセス可能な情報である識別子とを見せて提供する工程を備える。
ここで、食品(一次産品)に関する情報に通信回線を介してアクセス可能な情報である識別子を見せることによって、付属物により提供される各種情報に加えて、より多量かつ詳細な情報を消費者に提供することができる。
即ち、識別子を見せられた消費者が、食品に関する情報にアクセスすることによって、付属物では充分に提供することができなかった食品に関する情報を、通信回線を介して消費者に提供することができ、より一層充分に食品に関する情報を提供することが可能となるのである。なお、「食品に関する情報」には、付属物に関する情報も含まれる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品の提供方法では、二次産品である所定の食品を、該食品の原料である付属物、或いは、前記食品の原料の生産に関与した土壌、水、肥料、土壌消毒剤、殺菌剤、抗菌剤、農薬、種子、土壌中の生き物、水中の生き物、草、養殖用飼料、昆虫類、忌避植物、飼料、赤身肉化剤、抗生物質の少なくとも1つである付属物、或いは、前記食品の生産に関与した木樽の木片、前記食品の生産に関与した木樽と略同一条件の木樽の木片、前記食品の生産に関与した木樽の構成材と同一種類の木片、前記食品を生産した木樽の中に同食品と共に入れられた前記木樽の構成材と同一種類の木片の少なくとも1つである付属物、或いは、前記食品の原料と一体に成長した一体成長物の前記食品の原料とは異なる部分であり、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料と一体に成長した代替一体成長物の前記食品の原料に対応する部分とは異なる部分である付属物、或いは、前記食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総重量と同じ重量の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積と同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積と見かけ上同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総重量と同じ重量の塩、前記食品に用いられた塩の総重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積と同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積と見かけ上同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積と見かけ上同じ体積の擬似物の少なくとも1つである付属物、或いは、所定の機能別若しくは所定の用途別に分類された前記食品に用いられた食品添加物の少なくとも一部である付属物、或いは、前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の塩、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物の少なくとも1つであり、前記所定の割合を表示した表示物と共に提供される付属物、或いは、前記食品の原料の次世代の種子、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料の次世代の種子である付属物、或いは、前記食品の原料の一部であり、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料であり、若しくは、前記食品の原料と一体に成長した一体成長物の前記食品の原料とは異なる部分であり、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料と一体に成長した代替一体成長物の前記食品の原料に対応する部分とは異なる部分である付属物本体が、水と共に収容されて構成された付属物と、前記食品に関する情報若しくは前記食品の原料に関する情報に通信回線を介してアクセス可能な情報である識別子とを見せて提供する工程を備える。
ここで、食品(二次産品)に関する情報若しくは食品(二次産品)の原料に関する情報に通信回線を介してアクセス可能な情報である識別子を見せることによって、付属物により提供される各種情報に加えて、より多量かつ詳細な情報を消費者に提供することができる。
即ち、識別子を見せられた消費者が、食品(二次産品)に関する情報や、食品(二次産品)の原料に関する情報にアクセスすることによって、付属物では充分に提供することができなかった食品に関する情報(食品の原料に関する情報をも含む)を、通信回線を介して消費者に提供することができ、より一層充分に食品に関する情報(食品の原料に関する情報をも含む)を提供することが可能となるのである。なお、「食品に関する情報」には、付属物に関する情報も含まれる。
ところで、ここでの「食品」とは、栄養素の摂取や嗜好を目的とした飲食物(生鮮食品、動物性食品、植物性食品、加工食品、嗜好食品、調味用材料、健康食品、サプリメント、飲料、加工材料等)を含むことは勿論のこと、医薬品や医薬部外品をも含む趣旨である。例えば、漢方薬も含まれる。また、ドッグフード等、動物を対象としたものも含む趣旨である。
また、ここでの「一次産品」とは、加工前の生鮮食品、動物性食品、植物性食品そのものであり、例えば、大根やキャベツ等の野菜、あるいは鶏肉や牛肉等の生肉そのものが該当する。
更に、ここでの「二次産品」とは、未加工の生鮮食品、未加工の動物性食品、未加工の植物性食品を加工した産品であり、漬物、野菜炒め、ステーキ、ハンバーグ等が該当する。
また、ここでの「見せる」とは、付属物の実物を見せることは勿論、付属物の静止画や動画を見せる場合も含む趣旨である。例えば、付属物の写真が掲載されたカタログを見せる場合や、付属物の写真や動画が掲載されたウェブサイトを見せる場合等も含まれる。
本発明の食品製品及び食品製品の提供方法では、消費者がより一層安心して食品を選択することが可能となり、食品の信頼度の向上を実現することができる。
第1の実施の形態を説明するための模式図である。 第1の実施の形態の変形例を説明するための模式図である。 第2の実施の形態及び第3の実施の形態を説明するための模式図である。 第4の実施の形態を説明するための模式図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」と称する)について説明を行う。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態
2.第2の実施の形態
3.第3の実施の形態
4.第4の実施の形態
5.変形例
<1.第1の実施の形態>
[構成の説明]
図1は本発明を適用した食品製品の一例を説明するための模式図であり、ここで示す食品製品Aは、食品1を密閉状に収容した容器2の底部に収容凹部3が形成されている。
収容凹部3には、一体成長物4が密閉状に封入された透明袋状の一体成長物封入体5が収容されている。なお、食品1と一体成長物4はそれぞれ別個に収容されており、容器2と一体成長物封入体5とが一体的に包装紙6で包装されている。
ここで、食品1が一次産品の場合には、一体成長物とは、「食品1と一体に成長した物であって食品1とは異なる部分」を意味する。
具体的には、食品1が一次産品である柿、リンゴ、豆、米、麦、胡麻、さとうきび等の場合には、一体成長物としては、食品1である柿、リンゴ、豆、米、麦等と一体に成長した葉、根、枝、茎、ぬか、もみ、つる、殻、稲穂、麦穂、さや(豆や胡麻のさや)、幹部(さとうきびの幹部)、花等が挙げられる。なお、殻については殻の中に実を有した状態であっても良い。但し、一体成長物は、食品1とは異なる部分である。
ところで、一体成長物の代替として、一体成長物封入体5に代替一体成長物を密閉状に封入しても良い。
ここで、食品1が一次産品の場合には、代替一体成長物とは、「食品1の代替食品と一体に成長した物であって食品1に対応する部分とは異なる部分」を意味する。
なお、代替食品とは、食品1と略同一条件で食品1とは別体で成長した物を意味する。
具体的には、食品1が一次産品である柿、リンゴ、豆、米、麦等の場合には、代替一体成長物としては、食品1と同じ農場で同じ肥料を施して育った柿、リンゴ、豆、米、麦等の代替食品と一体に成長した葉、根、枝、茎、ぬか、もみ、つる、殻、稲穂、麦穂、麦芽、花等が挙げられる。なお、殻については殻の中に実を有した状態であっても良い。但し、代替一体成長物は、食品1に対応する部分とは異なる部分である。
一方、食品1が二次産品の場合には、一体成長物とは、「食品1の原料と一体に成長した物であって食品1の原料とは異なる部分」を意味する。
具体的には、食品1が二次産品である柿、リンゴ、豆、米、じゃがいも、さつまいも等を加工した加工食品の場合には、一体成長物としては、加工食品の原料(柿、リンゴ、豆、米、じゃがいも、さつまいも等)と一体に成長した葉、根、枝、茎、ぬか、つる、殻、稲穂、花等が挙げられる。但し、一体成長物は、加工食品(食品1)の原料とは異なる部分である。
更に、食品1が二次産品であるビールの場合には、一体成長物としては、ビールの原料(麦芽、ホップ等)と一体に成長した麦穂やホップ花等が挙げられる。但し、一体成長物は、ビール(食品1)の原料とは異なる部分である。
ところで、一体成長物の代替として、一体成長物封入体5に代替一体成長物を密閉状に封入しても良い。
ここで、食品1が二次産品の場合には、代替一体成長物とは、「食品1の代替原料と一体に成長した物であって食品1の原料に対応する部分とは異なる部分」を意味する。
なお、代替原料とは、食品1の原料と略同一条件で食品製品Aの原料とは別体で成長した物を意味する。
具体的には、食品1が二次産品である柿、リンゴ、豆、米、じゃがいも、さつまいも等を加工した加工食品の場合には、代替一体成長物としては、加工食品の原料(柿、リンゴ、豆、米、じゃがいも、さつまいも等)と同じ農場で同じ肥料を施して育った柿、林檎、豆、米、じゃがいも、さつまいも等の代替原料と一体に成長した葉、根、枝、茎、ぬか、つる、殻、稲穂、花等が挙げられる。但し、代替一体成長物は、加工食品(食品1)の原料に対応する部分とは異なる部分である。
更に、食品1が二次産品であるビールの場合には、代替一体成長物としては、ビールの原料(麦芽、ホップ等)と同じ農場で同じ肥料を施して育った麦芽、ホップ等の代替原料と一体に成長した麦穂やホップ花等が挙げられる。但し、代替一体成長物は、ビール(食品1)の原料に対応する部分とは異なる部分である。
また、一体成長物封入体5には、二次元バーコード(識別子の一例である)8aが表示されている。ここで、二次元バーコード8aにはURLが記録されており、携帯端末等で二次元バーコードを読み取ることで、インターネットを通じて所定のウェブサイトにアクセスすることができる。なお、二次元バーコード8aに記録されたURLが示すウェブサイトには、食品1に関する情報が掲載されている。
具体的には、食品1が一次産品である場合には、食品(一次産品)1が生産されるまでの工程が掲載されている。また、食品1が二次産品である場合には、食品(二次産品)1が生産されるまでの工程や、食品(二次産品)1の原料が生産されるまでの工程が掲載されている。
[効果]
上記した本発明を適用した食品製品の一例では、食品1と一体成長物封入体5とが一体化されているために、食品1を提供する際に、食品1のみならず、不可避的に一体成長物封入体5をも提供することとなる。この様に、食品1と共に一体成長物封入体5をも消費者に提供することができるため、食品1が消費者に提供されるまでの過程において影響を受けた要因を把握することができ、消費者はより一層安心して食品製品を選択することが可能となり、食品製品の信頼度の向上が実現することとなる。
また、一体成長物封入体5に表示された二次元バーコード8aをも消費者に提供されることとなり、消費者は食品1に関する情報が掲載されたウェブサイトにアクセスすることが可能となり、より一層、食品製品の信頼度の向上が実現することとなる。
更に、一体成長物4を消費者に提供し、また、二次元バーコード8aを消費者に提供することで、通常は食品1の背景にあって消費者からは見えない部分をも知ることができ、より一層製品に対する親しみを感じさせることができ、食品製品Aの消費拡大が期待できる。
また、二次元バーコード8aを消費者に提供することで、極めて多くの情報を消費者に提供することができる。
即ち、一体成長物4により提供できる情報や、食品1のパッケージ等に付すことができる情報には限りがあり、また、随時新しい情報に更新していくといった作業が困難であるのに対して、二次元バーコード8aを消費者に提供し、ウェブサイト上に情報を掲載するといった方法を採ることで、迅速に多くの情報を消費者に提供することができるのである。
なお、一体成長物封入体5を実際に提供することで、提供された食品や食品の原料の成長過程の実体を充分に把握することが可能となる。即ち、文字情報として、例えば、一体成長物の情報を開示する場合等が考えられるものの、文字情報による知覚的理解のみでは、提供された食品や食品の原料の成長過程の実体を把握するには不充分である。
[変形例]
上記した第1の実施の形態では、一体成長物封入体5が透明である場合を例に挙げて説明を行っているが、消費者に一体成長物4と二次元バーコード8aを提供することができれば充分であって、必ずしも一体成長物封入体5が透明である必要は無い。但し、外部から一見して一体成長物4の状態を確認できることが好ましく、かかる点を考慮すると、一体成長物封入体5の少なくとも一部は透明である方が好ましい。
また、上記した第1の実施の形態では、一体成長物封入体5に二次元バーコード8aが付された場合を例に挙げて説明を行っているが、消費者に一体成長物4と二次元バーコード8aを提供することができれば充分であって、必ずしも一体成長物封入体5に二次元バーコードが付される必要は無く、図2で示す様に、容器2に二次元バーコード8bが付されても良い。
更に、上記した第1の実施の形態では、容器2の底部に収容凹部3が形成された場合を例に挙げて説明を行っているが、収容凹部3の形成位置は容器2の底部に限られるものではない。
但し、容器2の底部に収容凹部3が形成された場合には、万が一に一体成長物封入体5から一体成長物4が漏れ出た場合であっても、一体成長物4が容器2の内部の食品1に混合してしまうことを抑止できるため、収容凹部3は容器2の底部に形成される方が好ましい。なお、消費者が食品製品Aを購入する際に、より見やすい位置に一体成長物封入体5を配置するという点を重視する場合には、一体成長物封入体5は容器2の上側に配置することとなる。
また、上記した第1の実施の形態では、食品1を収容した1つの容器2に1つの一体成長物封入体5を添付する様に構成されているが、容器2と一体成長物封入体5は必ずしも1対1で対応する必要は無い。
例えば、食品1を収容した容器2を複数個まとめて包装箱に収容し、その包装箱に1つの一体成長物封入体5を収容しても良い。
また、上記した第1の実施の形態では、食品1を収容した容器2と一体成長物封入体5とが一体化された場合を例に挙げて説明を行っているが、食品1と共に一体成長物封入体5を提供することができれば充分であり、必ずしも食品1と一体成長物封入体5が一体化される必要はない。
例えば、店舗等で商品陳列棚に仕切板を設けて区画し、各区画に食品製品Aを陳列する場合には、各区画に一体成長物封入体5を陳列する様にしても良い。
更に、同一生産者や同一生産部会(複数人)が単独(1ユニット)で店頭の棚で販売する様な場合には、棚毎に並べられた同一生産者や同一生産部会の商品について、棚毎に一体成長物封入体5を並べて提供しても良い。
また、一体成長物封入体5の提供方法として、消費者が食品1を購入する時に食品1と共に一体成長物封入体5を提供しても良いし、宅配便で食品1を送る場合に一体成長物封入体5と共に送る様にしても良いし、自動販売機で食品1を提供する際に併せて一体成長物封入体5を提供しても良い。
<2.第2の実施の形態>
図3(A)は本発明を適用した食品製品の提供方法の一例を説明するための模式図である。
図3(A)で示す食品製品の提供方法の一例では、店舗等で商品陳列棚7の区画9ごとに同一の食品製品Aを陳列し、その区画9ごとに一体成長物封入体5が展示されている。
上記した本発明を適用した食品製品の提供方法の一例では、一体成長物封入体5を展示し、一体成長物4や二次元バーコード8aを消費者に見せることができ、食品1が消費者に提供されるまでの過程において影響を受けた要因を把握することができ、消費者はより一層安心して食品製品を選択することが可能となり、食品製品の信頼度が向上することとなる。
また、食品製品の品質理解の容易化を図ることが可能となる点、食品製品Aの消費拡大が期待できる点等は、上述した第1の実施の形態と同様である。
<3.第3の実施の形態>
図3(B)は本発明を適用した食品製品の提供方法の他の例を説明するための模式図である。
図3(B)で示す食品製品の提供方法の他の例では、レストランのショーケース内に展示されている展示食品10ごとに、一体成長物封入体5が展示されている。なお、一体成長物封入体5には、展示食品10に対応する食品、即ち、レストランで提供される食品の一体成長物4が封入されている。
上記した本発明を適用した食品製品の提供方法の他の例では、一体成長物封入体5を展示し、レストランで提供する食品の一体成長物4や二次元バーコード8aを消費者に見せることができ、レストランで提供する食品1が消費者に提供されるまでの過程において影響を受けた要因を把握することができる。このことによって、消費者はより一層安心してレストランの商品を選択することが可能となり、レストランの信頼度が向上することとなる。
なお、レストランの商品の品質理解の容易化を図ることが可能となる点、レストランの商品の消費拡大が期待できる点等は、上述した第1の実施の形態と同様である。
<4.第4の実施の形態>
図4は本発明を適用した食品製品の提供方法の更に他の例を説明するための模式図である。
図4で示す食品製品の提供方法の更に他の例では、自動販売機で販売されているドリンク12ごとに、一体成長物封入体5が展示されている。なお、一体成長物封入体5には、ドリンク12の一体成長物4が封入されると共に、二次元バーコード8aが付されている。
上記した本発明を適用した食品製品の提供方法の更に他の例では、一体成長物封入体5を展示し、ドリンク12の一体成長物4や二次元バーコード8aを消費者に見せることができ、ドリンク12が消費者に提供されるまでの過程において影響を受けた要因を把握することができる。このことによって、消費者はより一層安心してドリンク12を選択することが可能となり、ドリンク12の信頼度が向上することとなる。
なお、ドリンク12の品質理解の容易化を図ることが可能となる点、ドリンク12の消費拡大が期待できる点等は、上述した第1の実施の形態と同様である。
<5.変形例>
上記した第1の実施の形態〜第4の実施の形態では、付属物が一体成長物である場合を例に挙げて説明を行っているが、付属物は必ずしも一体成長物に限られるものではなく、以下に示す様なものであっても良い。
[変形例1]
例えば、食品(一次産品)の生産に関与した土壌、水、肥料、土壌消毒剤、殺菌剤、抗菌剤、農薬、種子、土壌中の生き物、水中の生き物、草、養殖用飼料、昆虫類、忌避植物、飼料、赤身肉化剤、抗生物質等の少なくとも1つを付属物としても良い。
また、食品(二次産品)の原料の生産に関与した土壌、水、肥料、土壌消毒剤、殺菌剤、抗菌剤、農薬、種子、土壌中の生き物、水中の生き物、草、養殖用飼料、昆虫類、忌避植物、飼料、赤身肉化剤、抗生物質等の少なくとも1つを付属物としても良い。
更に、食品(二次産品)の生産に関与した木樽の木片や、食品(二次産品)の生産に関与した木樽と略同一条件の木樽の木片や、食品(二次産品)の生産に関与した木樽の構成材と同一種類の木片や、食品(二次産品)を生産した木樽の中に食品と共に入れられた木樽の構成材と同一種類の木片を付属物としても良い。
[変形例2]
また、例えば、食品(二次産品)の原料を付属物としても良い。
[変形例3]
更に、食品(二次産品)に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物を付属物とし、または、食品(二次産品)に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物を付属物とし、または、食品(二次産品)に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物を付属物とし、または、食品(二次産品)に用いられた砂糖の総重量と同じ重量の砂糖若しくは擬似物を付属物とし、または、食品(二次産品)に用いられた砂糖の総体積と同じ体積の砂糖若しくは擬似物を付属物とし、または、食品(二次産品)に用いられた砂糖の総体積と見かけ上同じ体積の砂糖若しくは擬似物を付属物とし、食品(二次産品)に用いられた塩の総重量と同じ重量の塩若しくは擬似物を付属物とし、または、食品(二次産品)に用いられた塩の総体積と同じ体積の塩若しくは擬似物を付属物とし、または、食品(二次産品)に用いられた塩の総体積と見かけ上同じ体積の塩若しくは擬似物を付属物としても良い。
[変形例4]
また、例えば、食品(二次産品)に用いられた食品添加物を所定の機能別に分類して付属物としても良い。更に、例えば、食品(二次産品)に用いられた食品添加物を所定の用途別に分類して付属物としても良い。
[変形例5]
また、例えば、食品(二次産品)に用いられた食品添加物の総重量の所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物を付属物とし、または、食品(二次産品)に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物を付属物とし、または、食品(二次産品)に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物を付属物とし、または、食品(二次産品)に用いられた砂糖の総重量の所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の砂糖若しくは擬似物を付属物とし、または、食品(二次産品)に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の砂糖若しくは擬似物を付属物とし、または、食品(二次産品)に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の砂糖若しくは擬似物を付属物とし、または、食品(二次産品)に用いられた塩の総重量の所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の塩若しくは擬似物を付属物とし、または、食品(二次産品)に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の塩若しくは擬似物を付属物とし、または、食品(二次産品)に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の塩若しくは擬似物を付属物としても良い。
なお、変形例5の場合には、所定の割合も併せて消費者に提供若しくは見せる必要がある。
[変形例6]
また、例えば、食品(二次産品)の原料の次世代の種子を付属物としても良い。更に、食品(二次産品)の原料と同一時期に、食品の原料と同一の農法で栽培した代替原料の次世代の種子を付属物としても良い。
[変形例7]
また、例えば、付属物本体が水と共に封入されて付属物を構成しても良い。
なお、この場合の「付属物本体」とは、食品が一次産品の場合には、「食品の一部」若しくは「食品の一体成長物」若しくは「食品の代替一体成長物」である。また、食品が二次産品の場合には、「食品の原料の一部」若しくは「食品の原料の一体成長物」若しくは「食品の原料の代替一体成長物」である。
1 食品
2 容器
3 収容凹部
4 一体成長物
5 一体成長物封入体
6 包装紙
7 商品陳列棚
8a 二次元バーコード
8b 二次元バーコード
9 区画
10 展示商品
12 ドリンク

Claims (8)

  1. 一次産品である所定の食品と、
    該食品の生産に関与した草、養殖用飼料、忌避植物、赤身肉化剤の少なくとも1つであり、
    或いは、
    前記食品と略同一条件で前記食品とは別体で成長した代替食品と一体に成長した代替一体成長物の前記食品に対応する部分とは異なる部分であり、
    或いは、
    前記食品の一部であり、若しくは、前記食品と略同一条件で前記食品とは別体で成長した代替食品であり、若しくは、前記食品と一体に成長した一体成長物の前記食品とは異なる部分であり、若しくは、前記食品と略同一条件で前記食品とは別体で成長した代替食品と一体に成長した代替一体成長物の前記食品に対応する部分とは異なる部分である付属物本体が、水と共に収容されて構成され、
    かつ、前記食品と共に提供される付属物と、
    前記食品に関する情報に通信回線を介してアクセス可能な情報であり、かつ、前記食品と共に提供される識別子とを備える
    食品製品。
  2. 二次産品である所定の食品と、
    該食品の原料であり、
    或いは、
    前記食品の原料の生産に関与した草、養殖用飼料、忌避植物、赤身肉化剤の少なくとも1つであり、
    或いは、
    前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料と一体に成長した代替一体成長物の前記食品の原料に対応する部分とは異なる部分であり、
    或いは、
    前記食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総重量と同じ重量の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積と同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積と見かけ上同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総重量と同じ重量の塩、前記食品に用いられた塩の総重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積と同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積と見かけ上同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積と見かけ上同じ体積の擬似物の少なくとも1つであり、
    或いは、
    所定の機能別若しくは所定の用途別に分類された前記食品に用いられた食品添加物の少なくとも一部であり、
    或いは、
    前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の塩、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物の少なくとも1つであり、前記所定の割合を表示した表示物と共に提供され、
    或いは、
    前記食品の原料の次世代の種子、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料の次世代の種子であり、
    或いは、
    前記食品の原料の一部であり、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料であり、若しくは、前記食品の原料と一体に成長した一体成長物の前記食品の原料とは異なる部分であり、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料と一体に成長した代替一体成長物の前記食品の原料に対応する部分とは異なる部分である付属物本体が、水と共に収容されて構成され、
    かつ、前記食品と共に提供される付属物と、
    前記食品に関する情報若しくは前記食品の原料に関する情報に通信回線を介してアクセス可能な情報であり、かつ、前記食品と共に提供される識別子とを備える
    食品製品。
  3. 前記食品に関する情報は、前記食品が生産されるまでの工程を含んだ情報である
    請求項1または請求項2に記載の食品製品。
  4. 前記食品の原料に関する情報は、前記食品の原料が生産されるまでの工程を含んだ情報である
    請求項2に記載の食品製品。
  5. 一次産品である所定の食品と、
    該食品の生産に関与した草、養殖用飼料、忌避植物、赤身肉化剤の少なくとも1つである付属物、
    或いは、
    前記食品と略同一条件で前記食品とは別体で成長した代替食品と一体に成長した代替一体成長物の前記食品に対応する部分とは異なる部分である付属物、
    或いは、
    前記食品の一部であり、若しくは、前記食品と略同一条件で前記食品とは別体で成長した代替食品であり、若しくは、前記食品と一体に成長した一体成長物の前記食品とは異なる部分であり、若しくは、前記食品と略同一条件で前記食品とは別体で成長した代替食品と一体に成長した代替一体成長物の前記食品に対応する部分とは異なる部分である付属物本体が、水と共に収容されて構成された付属物と、
    前記食品に関する情報に通信回線を介してアクセス可能な情報である識別子とを共に提供する工程を備える
    食品製品の提供方法。
  6. 二次産品である所定の食品と、
    該食品の原料である付属物、
    或いは、
    前記食品の原料の生産に関与した草、養殖用飼料、忌避植物、赤身肉化剤の少なくとも1つである付属物、
    或いは、
    前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料と一体に成長した代替一体成長物の前記食品の原料に対応する部分とは異なる部分である付属物、
    或いは、
    前記食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総重量と同じ重量の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積と同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積と見かけ上同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総重量と同じ重量の塩、前記食品に用いられた塩の総重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積と同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積と見かけ上同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積と見かけ上同じ体積の擬似物の少なくとも1つである付属物、
    或いは、
    所定の機能別若しくは所定の用途別に分類された前記食品に用いられた食品添加物の少なくとも一部である付属物、
    或いは、
    前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の塩、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物の少なくとも1つであり、前記所定の割合を表示した表示物と共に提供される付属物、
    或いは、
    前記食品の原料の次世代の種子、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料の次世代の種子である付属物、
    或いは、
    前記食品の原料の一部であり、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料であり、若しくは、前記食品の原料と一体に成長した一体成長物の前記食品の原料とは異なる部分であり、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料と一体に成長した代替一体成長物の前記食品の原料に対応する部分とは異なる部分である付属物本体が、水と共に収容されて構成された付属物と、
    前記食品に関する情報若しくは前記食品の原料に関する情報に通信回線を介してアクセス可能な情報である識別子とを共に提供する工程を備える
    食品製品の提供方法。
  7. 一次産品である所定の食品を、
    該食品の生産に関与した草、養殖用飼料、忌避植物、赤身肉化剤の少なくとも1つである付属物、
    或いは、
    前記食品と略同一条件で前記食品とは別体で成長した代替食品と一体に成長した代替一体成長物の前記食品に対応する部分とは異なる部分である付属物、
    或いは、
    前記食品の一部であり、若しくは、前記食品と略同一条件で前記食品とは別体で成長した代替食品であり、若しくは、前記食品と一体に成長した一体成長物の前記食品とは異なる部分であり、若しくは、前記食品と略同一条件で前記食品とは別体で成長した代替食品と一体に成長した代替一体成長物の前記食品に対応する部分とは異なる部分である付属物本体が、水と共に収容されて構成された付属物と、
    前記食品に関する情報に通信回線を介してアクセス可能な情報である識別子とを見せて提供する工程を備える
    食品製品の提供方法。
  8. 二次産品である所定の食品を、
    該食品の原料である付属物、
    或いは、
    前記食品の原料の生産に関与した草、養殖用飼料、忌避植物、赤身肉化剤の少なくとも1つである付属物、
    或いは、
    前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料と一体に成長した代替一体成長物の前記食品の原料に対応する部分とは異なる部分である付属物、
    或いは、
    前記食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総重量と同じ重量の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積と同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積と見かけ上同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総重量と同じ重量の塩、前記食品に用いられた塩の総重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積と同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積と見かけ上同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積と見かけ上同じ体積の擬似物の少なくとも1つである付属物、
    或いは、
    所定の機能別若しくは所定の用途別に分類された前記食品に用いられた食品添加物の少なくとも一部である付属物、
    或いは、
    前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の塩、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物の少なくとも1つであり、前記所定の割合を表示した表示物と共に提供される付属物、
    或いは、
    前記食品の原料の次世代の種子、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料の次世代の種子である付属物、
    或いは、
    前記食品の原料の一部であり、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料であり、若しくは、前記食品の原料と一体に成長した一体成長物の前記食品の原料とは異なる部分であり、若しくは、前記食品の原料と略同一条件で前記食品の原料とは別体で成長した代替原料と一体に成長した代替一体成長物の前記食品の原料に対応する部分とは異なる部分である付属物本体が、水と共に収容されて構成された付属物と、
    前記食品に関する情報若しくは前記食品の原料に関する情報に通信回線を介してアクセス可能な情報である識別子とを見せて提供する工程を備える
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