JP2016198064A - 食品製品及び食品製品の提供方法 - Google Patents

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大吉 末松
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Abstract

【課題】消費者が安心して食品を選択することが可能となる食品製品及び食品製品の提供方法の提供。
【解決手段】食品1を密閉状に収容した容器2の底部に収容凹部3が形成されており、収容凹部3には、所定の食品原料4Aが密閉状に封入された透明袋状の食品原料封入体5Aが収容されている食品製品A。また、収容凹部3には、食品添加物4Bが密閉状に封入された透明袋状の食品添加物封入体5Bも収容されている。食品1と食品原料4Aと食品添加物4Bとは、それぞれ別個に収容されており、容器2と食品原料封入体5Aと食品添加物封入体5Bとが一体的に包装紙6で包装された食品製品A。
【選択図】図1

Description

本発明は、食品製品及び食品製品の提供方法に関する。詳しくは、消費者が安心して商品選択をすることが可能となる食品製品及び食品製品の提供方法に係るものである。
従来、食品を中心として商品の安全性が消費者に注目されており、消費者が商品を選択する際に、消費者は商品自体や商品の原料がどの様な物であるのかという点にまで関心を示す様になっている。
そのため、商品の提供者は、提供する商品や商品の原料の成分や産地、製造年月日等の情報を商品の包装に貼付したラベルに記載したり、ICタグに記録したりして、商品を提供している。
しかし、単に情報を記載や記録したものを商品に添付して提供するだけでは、その情報の改竄や偽造等が容易であり、現に情報の改竄や偽造等が行われている事実もあり、消費者に信用度が低く、消費者が安心して商品を選択することが困難であった。
そこで、本発明の発明者は、単に情報を記載や記録したものを食品に添付するのではなく、食品の原料を粉末にした原料粉末見本を食品に添付して食品を提供する技術を提案している(特許文献1参照)。
特開2009−5656号公報
ところで、食品製品が二次産品である場合には、加工がなされているが故に、原料の情報が消費者からは見えない部分が多い。
そのため、食品の原料粉末は、食品の品質についての情報を得ることができる要因ではあるものの、たった1つの要因に過ぎず、原料粉末見本を食品に添付して食品を提供するといった特許文献1に記載の技術のみでは、消費者が安心して食品を選択するといった目的を実現するのに充分ではない場合がある。
本発明は以上の点に鑑みて創案されたものであって、より一層充分に消費者が安心して食品を選択することが可能となる食品製品及び食品製品の提供方法を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明の食品製品では、二次産品である所定の食品と、該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総重量と同じ重量の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第1の付属物と、前記食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第2の付属物とを備える。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品の提供方法では、二次産品である所定の食品と、該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総重量と同じ重量の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、前記食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物とを共に提供する工程を備える。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品の提供方法では、二次産品である所定の食品を、該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総重量と同じ重量の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、前記食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物とを見せて提供する工程を備える。
ここで、食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料の総重量と同じ重量の第1の食品原料若しくは擬似物である第1の付属物によって、食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料の総重量を容易に把握することができる。
また、食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物によって、食品に用いられた食品添加物の総重量を容易に把握することができる。
更に、こうした第1の付属物、及び、第2の付属物によって、食品に含まれる第1の食品原料と食品添加物との重量比を容易に把握することができる。
また、食品の原料として用いられ、第1の食品原料とは異なる動物性食品若しくは植物性食品である第2の食品原料(但し、調味料を除く。)の総重量と同じ重量の第2の食品原料若しくは擬似物である第3の付属物を備える場合には、食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第2の食品原料の総重量を容易に把握することができる。
ここで、第1の付属物、第2の付属物、第3の付属物について、その形態を限定するものではない。
例えば、第1の付属物や第3の付属物の形態としては、原料そのまま、原料そのままを乾燥させたもの、原料そのままを乾燥させて切断したもの、原料そのままを切断して乾燥させたもの、原料を千切りにしたもの、原料を粉状にしたもの、等が挙げられる。
なお、第1の付属物、第2の付属物、第3の付属物が、粉状であれば、より一層充分に重量比を容易に把握することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品では、二次産品である所定の食品と、該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積と同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第1の付属物と、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第2の付属物とを備える。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品の提供方法では、二次産品である所定の食品と、該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積と同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物とを共に提供する工程を備える。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品の提供方法では、二次産品である所定の食品を、該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積と同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物とを見せて提供する工程を備える。
ここで、食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積と同じ体積の第1の食品原料若しくは擬似物である第1の付属物によって、食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料の総体積を容易に把握することができる。
また、食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物によって、食品に用いられた食品添加物の総体積を容易に把握することができる。
更に、こうした第1の付属物、及び、第2の付属物によって、食品に含まれる第1の食品原料と食品添加物との体積比を容易に把握することができる。
また、食品の原料として用いられ、第1の食品原料とは異なる動物性食品若しくは植物性食品である第2の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積と同じ体積の第2の食品原料若しくは擬似物である第3の付属物を備える場合には、食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第2の食品原料の総体積を容易に把握することができる。
ここで、第1の付属物、第2の付属物、第3の付属物について、その形態を限定するものではない。
例えば、第1の付属物や第3の付属物の形態としては、原料そのまま、原料そのままを乾燥させたもの、原料そのままを乾燥させて切断したもの、原料そのままを切断して乾燥させたもの、原料を千切りにしたもの、原料を粉状にしたもの、等が挙げられるのは、上述の通りである。
なお、第1の付属物、第2の付属物、第3の付属物が、粉状であれば、より一層充分に体積比を容易に把握することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品では、二次産品である所定の食品と、該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積と見かけ上同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第1の付属物と、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第2の付属物とを備える。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品の提供方法では、二次産品である所定の食品と、該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積と見かけ上同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物とを共に提供する工程を備える。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品の提供方法では、二次産品である所定の食品を、該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積と見かけ上同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、前記食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物とを見せて提供する工程を備える。
ここで、食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積と見かけ上同じ体積の第1の食品原料若しくは擬似物である第1の付属物によって、食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料の総体積を容易に把握することができる。
また、食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物によって、食品に用いられた食品添加物の総体積を容易に把握することができる。
なお、「見かけ上同じ体積」とは、見た目が同じ体積の様に見えることを意味する。例えば、食品に用いられた食品原料の総体積が1cmである場合に、1cm×1cm×1cmの中空状の立方体は、実際の体積は中空部分が存在するために1cmに満たないが、見かけ上同じ体積に該当する。
更に、こうした第1の付属物、及び、第2の付属物によって、食品に含まれる第1の食品原料と食品添加物との体積比を容易に把握することができる。
また、食品の原料として用いられ、第1の食品原料とは異なる動物性食品若しくは植物性食品である第2の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積と見かけ上同じ体積の第2の食品原料若しくは擬似物である第3の付属物を備える場合には、食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第2の食品原料の総体積を容易に把握することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品では、二次産品である所定の食品と、該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第1の付属物と、前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第2の付属物と、前記所定の割合を表示した表示物とを備える。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品の提供方法では、二次産品である所定の食品と、該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物と、前記所定の割合を表示した表示物とを共に提供する工程を備える。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品の提供方法では、二次産品である所定の食品を、該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物と、前記所定の割合を表示した表示物とを見せて提供する工程を備える。
ここで、食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の第1の食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料の総重量を容易に把握することができる。
また、食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた食品添加物の総重量を容易に把握することができる。
更に、こうした第1の付属物、及び、第2の付属物によって、食品に含まれる第1の食品原料と食品添加物との重量比を容易に把握することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品では、二次産品である所定の食品と、該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第1の付属物と、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第2の付属物と、前記所定の割合を表示した表示物とを備える。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品の提供方法では、二次産品である所定の食品と、該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物と、前記所定の割合を表示した表示物とを共に提供する工程を備える。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品の提供方法では、二次産品である所定の食品を、該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物と、前記所定の割合を表示した表示物とを見せて提供する工程を備える。
ここで、食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の第1の食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料の総体積を容易に把握することができる。
また、食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた食品添加物の総体積を容易に把握することができる。
更に、こうした第1の付属物、及び、第2の付属物によって、食品に含まれる第1の食品原料と食品添加物との体積比を容易に把握することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品では、二次産品である所定の食品と、該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第1の付属物と、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第2の付属物と、前記所定の割合を表示した表示物とを備える。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品の提供方法では、二次産品である所定の食品と、該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物と、前記所定の割合を表示した表示物とを共に提供する工程を備える。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品の提供方法では、二次産品である所定の食品を、該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物と、前記所定の割合を表示した表示物とを見せて提供する工程を備える。
ここで、食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の第1の食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料の総体積を容易に把握することができる。
また、食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた食品添加物の総体積を容易に把握することができる。
更に、こうした第1の付属物、及び、第2の付属物によって、食品に含まれる第1の食品原料と食品添加物との体積比を容易に把握することができる。
ところで、ここでの「食品」とは、栄養素の摂取や嗜好を目的とした飲食物(動物性食品、植物性食品、加工食品、冷凍食品、嗜好食品、調味用材料、健康食品、サプリメント、飲料、加工材料等)を含むことは勿論のこと、医薬品や医薬部外品をも含む趣旨である。例えば、漢方薬も含まれる。また、飼料、養殖用飼料、ドッグフード等、魚や動物を対象としたものも含む趣旨である。
また、ここでの「二次産品」とは、未加工の生鮮食品、未加工の動物性食品、未加工の植物性食品を加工した産品であり、もち、饅頭、漬物、野菜炒め、ステーキ、ハンバーグ、ラーメン、弁当、パン、牛乳、チーズ、ビール、ワイン、日本酒、ウイスキー、冷凍食品、缶詰、ペットボトル入りのお茶やジュース、コーヒー、清涼飲料、レストラン等で提供される一皿毎の食品等が該当する。
なお、ここでの「二次産品」には、一次産品を原料として加工した二次産品を含むことは勿論のこと、二次産品を原料として加工した二次産品をも含む。例えば、味付け済みの卵を原料として仕入れ、焼成して製造された玉子焼きも含む。更に、ここでの「二次産品」には、二次産品を原料として仕入れた二次産品をも含む。例えば、玉子焼きを原料として仕入れ、仕入れた玉子焼きを詰めた弁当も含む。
更に、「動物性食品」とは「動物に由来する食品」を意味し、肉、魚、貝、卵、乳などが挙げられ、「植物性食品」とは「植物体に存在する食品」を意味し、穀類、芋、豆、野菜、果実、キノコ、海藻類等が挙げられる。
なお、ここでの「第1の食品原料」や「第2の食品原料」は、砂糖や塩といった調味料は含まない。また、「第1の食品原料」や「第2の食品原料」は「動物性食品若しくは植物性食品」であることから、食品添加物は含まない。
また、「見せる」とは、付属物の実物を見せることは勿論、付属物の静止画や動画を見せる場合も含む趣旨である。例えば、付属物の写真が掲載されたカタログを見せる場合や、付属物の写真や動画が掲載されたウェブサイトを見せる場合等も含まれる。
また、「提供する」とは、実店舗で食品と付属物を提供する場合は勿論、宅配便等で食品と付属物を提供する場合も含まれる。
本発明の食品製品及び食品製品の提供方法では、消費者がより一層安心して食品を選択することが可能となり、食品の信頼度の向上を実現することができる。
本発明を適用した食品製品の一例を説明するための模式図である。 本発明を適用した食品製品の提供方法を説明するための模式図(1)である。 本発明を適用した食品製品の提供方法を説明するための模式図(2)である。
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」と称する)について説明を行う。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態
2.第2の実施の形態
3.第3の実施の形態
4.第4の実施の形態
5.変形例
<1.第1の実施の形態>
[構成の説明]
図1は本発明を適用した食品製品の一例を説明するための模式図であり、ここで示す食品製品Aは、食品1を密閉状に収容した容器2の底部に収容凹部3が形成されている。
収容凹部3には、所定の食品原料4Aが密閉状に封入された透明袋状の食品原料封入体5Aが収容されている。また、収容凹部3には、食品添加物4Bが密閉状に封入された透明袋状の食品添加物封入体5Bも収容されている。
なお、食品1と食品原料4Aと食品添加物4Bとは、それぞれ別個に収容されており、容器2と食品原料封入体5Aと食品添加物封入体5Bとが一体的に包装紙6で包装されている。
例えば、食品1がラーメンの麺やパンである場合には、ラーメンの麺やパンを製造するにあたって用いられた小麦(小麦粉でも良い)が、食品原料4Aとなる。
また、食品1が日本酒や焼酎である場合には、日本酒や焼酎を製造するにあたって用いられた酒米(酒造好適米)が、食品原料4Aとなる。
更に、食品1がペットボトル入りのお茶である場合には、お茶を製造するにあたって用いられた茶葉が、食品原料4Aとなる。
ところで、食品1に用いる食品添加物の主な用途としては、(1)食品1の変質や変色を防いで品質を安定させるためのpH調整剤、(2)食品1の嵩を増す目的の増量剤、(3)食品1の製造や加工のために必要な製造用剤、軟化剤、乳化剤、凝固剤など、(4)食品1の風味や外観、色合いを良くするための甘味料、着色料、香料、光沢剤など、(5)食品1の保存性を良くする保存料、酸化防止剤など、(6)食品1の栄養成分を強化する栄養強化剤、といったものが挙げられる。
例えば、食品1がハンバーグである場合には、ハンバーグを製造する過程において添加された化学調味料や防腐剤等が、食品1の食品添加物となる。
なお、食品添加物は極めて多数の種類が存在するが、その目的や用途別の分類の一例を示す。
合成品質改良剤 : リン酸ナトリウム、リン酸塩、プロピレングリコールなど。
合成甘味料 : サッカリンナトリウム、アスバルテームなど。
甘味料 : ステビアなど。
合成着色料 : カロテノイド色素、赤3、赤10、黄4、銅葉緑素など。
着色料 : カルメル色素、クリナシ色素、クチナシ色素など。
合成酸化防止剤 : ビタミンC、BHT、BHAなど。
合成保存料 : ソルビン酸、ソルビン酸カリウムなど。
合成調味料 : アミノ酸など。
pH調整剤 : 酢酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムなど。
増粘多糖類 : キサンタンガム、グアーガムなど。
酸味料 : クエン酸、乳酸、ビタミンCなど。
化学調味料 : アミノ酸、グルタミン酸ナトリウム、アラニンなど。
更に、食品添加物は、一括名称での表示が認められたものであっても良い。例えば、イーストを活性化させるためにパン類に使用する食品添加物のうち、食品衛生法において「イーストフード」の一括名称での表示が認められた、塩化アンモニウム、塩化マグネシウム、グルコン酸カリウム、グルコン酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、炭酸カリウム(無水)、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸二水素カルシウム、リン酸一水素カルシウム、リン酸二水素カルシウム、リン酸三カルシウム、焼成カルシウムである。
また、食品添加物は、キャリーオーバーとみなされた食品添加物であっても良い。
ここで、食品原料封入体5Aに封入された食品原料4Aは、食品1を製造するにあたって用いられた所定の食品原料(動物性食品若しくは植物性食品)の総重量と同じ重量である。
また、食品添加物封入体5Bに封入された食品添加物4Bは、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量と同じ重量である。また、食品添加物4Bは、種々の食品添加物を単一の食品添加物封入体5Bに封入しても良いし、食品添加物4Bを機能別や用途別に分けて食品添加物封入体5Bに封入しても良い。なお、機能別や用途別に分けて食品添加物封入体5Bに食品添加物4Bを封入した場合には、どの様な機能や用途の食品添加物4Bが封入されているのかを、それぞれの食品添加物封入体5Bに明記する方が好ましい。
[効果]
上記した本発明を適用した食品製品の一例では、食品1と食品原料4Aとが一体化されているために、食品1を提供する際に、食品1のみならず、不可避的に食品原料4Aをも提供することとなる。この様に、食品1と共に食品原料4Aをも消費者に提供することができ、消費者は食品1を製造するにあたって用いられた所定の食品原料4Aの総重量を把握することができる。このことによって、消費者はより一層安心して食品製品を選択することが可能となり、食品製品の信頼度が向上することとなる。
同様に、食品1と食品添加物4Bとが一体化されているために、食品1を提供する際に、食品1のみならず、不可避的に食品添加物4Bをも提供することとなる。この様に、食品1と共に食品添加物4Bをも消費者に提供することができ、消費者は食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物4Bの総重量を把握することができる。このことによって、消費者はより一層安心して食品製品を選択することが可能となり、食品製品の信頼度が向上することとなる。
また、所定の食品原料4Aを消費者に提供することで、食品1の品質理解の容易化を図ることが可能となる。即ち、一般に商品パッケージには、その商品に使用された原料の表示がなされているものの、知覚的に理解し難いこともある。これに対して、所定の食品原料4Aを消費者に提供することで、食品1を製造するにあたって用いられた所定の食品原料4Aの総重量が分かり易く、食品1の品質理解の容易化を実現することとなる。
同様に、食品添加物4Bを消費者に提供することで、食品1の品質理解の容易化を図ることが可能となる。即ち、一般に商品パッケージには、その商品に使用された食品添加物の表示がなされているものの、食品添加物の名称は専門的であると共に耳慣れしないことから、商品パッケージに食品添加物の表示がなされていたとしても、知覚的に理解し難い。これに対して、食品添加物4Bを消費者に提供することで、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物4Bの総重量が分かり易く、食品1の品質理解の容易化を実現することとなる。
なお、食品の生産工程としては、(1)原材料を仕入れて加工する場合、(2)既に加工された食品を仕入れて更に加工する場合、(3)既に加工された食品を仕入れて組み合わせる場合、(4)前述の(1)〜(3)が混合している場合、等が考えられる。
そして、こうした様々な食品の生産工程において、食品添加物の投入タイミングは多種多様となり、更には、既に加工された食品に含まれている食品添加物も存在することを考慮すると、最終製品である食品に含まれている食品添加物の重量や体積を把握することは極めて困難である。
こうした点を考慮すると、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物4Bの総重量が分かることは、食品1の品質理解に重要な意味を持つのである。
なお、特別な検査等を要せずに食品1の品質を判断できることによって、食品1の品質の安全性の判断材料となる情報を消費者が食品製品Aを購入する前段階で得ることができ、購入するか否かといった判断材料を消費者に提供することができる。一方、食品1の品質の判断にあたって検査等を要する場合には、購入後に初めて食品1の品質の安全性に関する情報を得ることとなるため、食品製品Aを購入するか否かといった判断材料を消費者に提供することはできない。
更に、所定の食品原料4Aや食品添加物4Bを消費者に提供することで、通常は食品1の背景にあって消費者からは見えない部分をも知ることができ、より一層商品に対する親しみを感じさせることができ、食品製品Aの消費拡大が期待できる。
また、健康管理を行うにあたって消費者が着目するものの1つとして、食品添加物の摂取量が挙げられる点を考慮すると、食品添加物封入体5を消費者に提供することで、健康管理に関心を有している消費者の要求に応じることができる。
なお、食品1を消費したとしても食品添加物封入体5は残るために、食品添加物封入体5を保管することで、一日の食品添加物の摂取量、一週間の食品添加物の摂取量、一ヶ月間の食品添加物の摂取量、一年間の食品添加物の摂取量といった健康管理を行っていく上で重要な情報を知ることができる。
[変形例]
上記した第1の実施の形態では、食品1を製造するにあたって用いられた所定の食品原料4Aの総重量と同じ重量の食品原料4Aが食品原料封入体5に封入された場合を例に挙げている。しかしながら、食品1を製造するにあたって用いられた所定の食品原料4Aの総重量を消費者に伝えることができれば充分であって、必ずしも所定の食品原料4Aを食品原料封入体5Aに封入する必要は無く、同重量の擬似物(例えば、砂)であっても良い。例えば、食品1を製造するにあたって用いられた所定の食品原料4Aの総重量と同じ重量の砂を食品原料封入体5Aに封入しても良い。
同様に、上記した第1の実施の形態では、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物4Bの総重量と同じ重量の食品添加物4Bが食品添加物封入体5Bに封入された場合を例に挙げている。しかしながら、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物4Bの総重量を消費者に伝えることができれば充分であって、必ずしも食品添加物4Bを食品添加物封入体5Bに封入する必要は無く、同重量の擬似物(例えば、小麦)であっても良い。例えば、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物4Bの総重量と同じ重量の小麦を食品添加物封入体5Bに封入しても良い。
なお、所定の食品原料4Aや食品添加物4Bの見た目が良くなく食品製品Aの美観を損なう場合や、品質維持等の観点から所定の食品原料4Aや食品添加物4Bの封入が困難な場合には、所定の食品原料4Aや食品添加物4Bと同重量の擬似物を封入することが好ましい。
また、上記した第1の実施の形態では、食品原料封入体5Aや食品添加物封入体5Bが透明である場合を例に挙げて説明を行っているが、消費者に所定の食品原料4Aや食品添加物4Bを提供することができれば充分であって、必ずしも食品原料封入体5Aや食品添加物封入体5Bが透明である必要は無い。但し、外見から一見して所定の食品原料4Aや食品添加物4Bを確認できることが好ましく、かかる点を考慮すると、食品原料封入体5Aや食品添加物封入体5Bの少なくとも一部は透明である方が良い。
更に、上記した第1の実施の形態では、食品1を製造するにあたって用いられた所定の食品原料4Aの総重量と同じ重量の食品原料4Aや、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物4Bの総重量と同じ重量の食品添加物4Bを添付する場合を例に挙げて説明を行っているが、消費者が安心して食品製品を選択することができれば充分であって、必ずしも重量が同じである必要は無い。即ち、食品1を製造するにあたって用いられた所定の食品原料4Aの総体積と同じ体積の食品原料4Aや擬似物を添付し、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物4Bの総体積と同じ体積の食品添加物4Bや擬似物を添付しても良く、また、食品1を製造するにあたって用いられた所定の食品原料4の総体積と見かけ上同じ体積の食品原料4Aや擬似物を添付し、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物4Bの総体積と見かけ上同じ体積の食品添加物4Bや擬似物を添付しても良い。
なお、食品1を製造するにあたって用いられた所定の食品原料4Aの総体積と見かけ上同じ体積の擬似物の一例としては、食品1を製造するにあたって用いられた所定の食品原料4の総体積と略同一体積にした発泡スチロールや紙箱の表面に所定の食品原料4Aを付着させたものが挙げられる。なお、発泡スチロールや紙箱のみであっても良い。
同様に、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物4Bの総体積と見かけ上同じ体積の擬似物の一例としては、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物4Bの総体積と略同一体積にした発泡スチロールや紙箱の表面に食品添加物4Bを付着させたものが挙げられる。なお、発泡スチロールや紙箱のみであっても良い。
また、上記した第1の実施の形態では、収容凹部3に食品原料封入体5A及び食品添加物封入体5Bのみが収容された場合を例に挙げて説明を行っているが、食品1を製造するにあたって用いられた所定の食品原料4Aや、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物4Bに関する各種情報を記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体を食品原料封入体5Aや食品添加物封入体5Bと共に収容凹部3に収容しても良い。なお、記録媒体としては、USBメモリー等のメモリーカード、CDやMDやDVD等のメモリーディスク、ICタグ等を利用することができる。
ここで、記録媒体に所定の情報を記録することなく、URLや二次元バーコード等を記載した記載物や、URLや二次元バーコード等を記録した記録媒体を収容凹部3に収容することで、情報が存在するアドレスを知らしめ、コンピュータや携帯電話等を用いてインターネット上の特定のサーバの記録媒体にアクセスして情報を閲覧できる様にしても良い。
更に、収容凹部3には、食品1を製造する際の実際の環境を記録した環境記録物を収容しても良い。
ここで、環境記録物としては、例えば、原料の栽培場所や飼育場所や加工工場の写真、土壌の分析結果、遺伝子組換えに関する情報、温度や湿度や降雨量の変化、生産管理状況、品質検査状況、食品や食品の原料の特徴やセールスポイント、作業者の声等を記録した記録紙が挙げられる。また、その他にも、施肥、追肥、除草、殺虫等の処理日時や処理方法を記録したデータが挙げられる。
なお、環境記録物は、上述の所定の食品原料4Aや食品添加物4Bに関する各種情報を記録した記録媒体と共に収容しても良い。その場合、環境記録物と記録媒体を別体としても良いし、記録媒体に所定の食品原料4Aや食品添加物4Bに関する各種情報と一緒に環境記録物をも記録しても良い。
更に、上記した第1の実施の形態では、容器2の底部に収容凹部3が形成された場合を例に挙げて説明を行っているが、収容凹部3の形成位置は容器2の底部に限られるものではない。
但し、容器2の底部に収容凹部3が形成された場合には、万が一に食品原料封入体5Aや食品添加物封入体5Bから食品原料4Aや食品添加物4Bが漏れ出た場合であっても、食品原料4Aや食品添加物4Bが容器2の内部の食品1に混合してしまうことを抑止できるため、収容凹部3は容器2の底部に形成される方が好ましい。なお、消費者が食品製品Aを購入する際に、より見やすい位置に食品原料4Aや食品添加物4Bを配置するという点を重視する場合には、食品原料4Aや食品添加物4Bは容器2の上側に配置することとなる。
また、上記した第1の実施の形態では、食品1を収容した1つの容器2に1つの食品原料封入体5Aを添付する様に構成されているが、容器2と食品原料封入体5Aは必ずしも1対1で対応する必要は無い。
例えば、食品1を収容した容器2を複数個まとめて包装箱に収容し、その包装箱に1つの食品原料封入体5Aを収容しても良い。
同様に、上記した第1の実施の形態では、食品1を収容した1つの容器2に1つの食品添加物封入体5Bを添付する様に構成されているが、容器2と食品添加物封入体5Bは必ずしも1対1で対応する必要は無い。
例えば、食品1を収容した容器2を複数個まとめて包装箱に収容し、その包装箱に1つの食品添加物封入体5Bを収容しても良い。
また、食品1を収容した容器2を複数個まとめて包装箱に収容した場合に、包装箱に収容された全ての食品1に用いられた所定の食品原料4Aの総重量と同じ重量の食品原料4Aを1つの食品原料封入体5Aに封入して包装箱に収容しても良い。
例えば、6個の饅頭を包装箱に収容し、饅頭6個に用いられた小豆の総重量と同じ重量の小豆を1つの食品原料封入体5Aに封入して包装箱に収容するといった具合である。
同様に、食品1を収容した容器2を複数個まとめて包装箱に収容した場合に、包装箱に収容された全ての食品1に用いられた食品添加物4Bの総重量と同じ重量の食品添加物4Bを1つの食品添加物封入体5Bに封入して包装箱に収容しても良い。
例えば、6個の饅頭を包装箱に収容し、饅頭6個に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の食品添加物を1つの食品添加物封入体5Bに封入して包装箱に収容するといった具合である。
また、上記した第1の実施の形態では、食品1を収容した容器2と食品原料封入体5A及び食品添加物封入体5Bとが一体化された場合を例に挙げて説明を行っているが、食品1と共に食品原料4A及び食品添加物4Bを提供することができれば充分であり、必ずしも食品1と食品原料4A及び食品添加物4Bが一体化される必要は無い。
例えば、店頭等で商品陳列棚に食品製品A毎に仕切板を設けて区画し、各区画に食品製品Aを陳列する場合には、各区画に食品原料封入体5A及び食品添加物封入体5Bを陳列する様にしても良い。
更に、同一生産者や同一生産部会(複数人)が単独(1ユニット)で店頭の棚で販売する様な場合には、棚毎に並べられた同一生産者や同一生産部会の商品について、棚毎に食品原料封入体5A及び食品添加物封入体5Bを並べて提供しても良い。
また、所定の食品原料4Aや食品添加物4Bの提供方法としては、消費者が食品1を購入する時に食品1と共に食品原料4Aや食品添加物4Bを提供しても良いし、宅配便で食品1を送る場合に食品原料4Aや食品添加物4Bと共に送る様にしても良いし、自動販売機で食品1を提供する際に食品原料4Aや食品添加物4Bを提供しても良い。
<2.第2の実施の形態>
図2(A)は本発明を適用した食品製品の提供方法の一例を説明するための模式図である。
図2(A)で示す食品製品の提供方法の一例では、店舗等で商品陳列棚7の区画9ごとに同一の食品製品Aを陳列し、その区画9ごとに食品原料封入体5Aと食品添加物封入体5Bが展示されている。
なお、食品原料封入体5Aには、食品製品Aを製造するにあたって用いられた食品原料(動物性食品若しくは植物性食品)の総重量と同じ重量の食品原料が封入されている。また、食品添加物封入体5Bには、食品製品Aを製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の食品添加物が封入されている。
[効果]
上記した本発明を適用した食品製品の提供方法の一例では、食品原料封入体5Aを展示し、食品製品Aを製造するにあたって用いられた特定の食品原料を消費者に見せることができ、消費者は食品製品Aを製造するにあたって用いられた所定の食品原料の総重量を把握することができる。このことによって、消費者はより一層安心して食品製品を選択することが可能となり、食品製品の信頼度が向上することとなる。
また、食品添加物封入体5Bを展示し、食品製品Aを製造するにあたって用いられた食品添加物を消費者に見せることができ、消費者は食品製品Aを製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量を把握することができる。このことによって、消費者はより一層安心して食品製品を選択することが可能となり、食品製品の信頼度が向上することとなる。
また、食品製品の品質理解の容易化を図ることが可能となる点、食品製品の消費拡大が期待できる点等は、上述した第1の実施の形態と同様である。
<3.第3の実施の形態>
図2(B)は本発明を適用した食品製品の提供方法の他の一例を説明するための模式図である。
図2(B)で示す食品製品の提供方法の他の一例では、レストランのショーケース内に展示されている展示食品10ごとに、食品原料封入体5A及び食品添加物封入体5Bが展示されている。
なお、食品原料封入体5Aには、展示食品10に対応する食品、即ち、レストランで提供する食品を製造するにあたって用いられた所定の食品原料(動物性食品若しくは植物性食品)の総重量と同じ重量の食品原料が封入されている。また、食品添加物封入体5Bには、展示食品10に対応する食品、即ち、レストランで提供する食品を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の食品添加物が封入されている。
[効果]
上記した本発明を適用した食品製品の提供方法の他の一例では、食品原料封入体5Aを展示し、レストランで提供する食品を製造するにあたって用いられた所定の食品原料を消費者に見せることができ、消費者はレストランで提供する食品を製造するにあたって用いられる所定の食品原料の総重量を把握することができる。このことによって、消費者はより一層安心してレストランの商品を選択することが可能となり、レストランの信頼度が向上することとなる。
また、食品添加物封入体5Bを展示し、レストランで提供する食品を製造するにあたって用いられた食品添加物を消費者に見せることができ、消費者はレストランで提供する食品を製造するにあたって用いられる食品添加物の総重量を把握することができる。このことによって、消費者はより一層安心してレストランの食品を選択することが可能となり、レストランの信頼度が向上することとなる。
なお、レストランの商品の品質理解の容易化を図ることが可能となる点、レストランの商品の消費拡大が期待できる点等は、上述した第1の実施の形態と同様である。
<4.第4の実施の形態>
図3は本発明を適用した食品製品の提供方法の更に他の一例を説明するための模式図である。
図3で示す食品製品の提供方法の更に他の一例では、自動販売機で販売されているドリンク12ごとに、食品原料封入体5A及び食品添加物封入体5Bが展示されている。
なお、食品原料封入体5Aには、ドリンク12を製造するにあたって用いられた所定の食品原料(動物性食品若しくは植物性食品)の総重量と同じ重量の食品原料が封入されている。また、食品添加物封入体5Bには、ドリンク12を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の食品添加物が封入されている。
[効果]
上記した本発明を適用した食品製品の提供方法の更に他の一例では、食品原料封入体5Aを展示し、ドリンク12を製造するにあたって用いられた所定の食品原料を消費者に見せることができ、消費者はドリンク12を製造するにあたって用いられた所定の食品原料の総重量を把握することができる。このことによって、消費者はより一層安心してドリンク12を選択することが可能となり、ドリンク12の信頼度が向上することとなる。
また、食品添加物封入体5Bを展示し、ドリンク12を製造するにあたって用いられた食品添加物を消費者に見せることができ、消費者はドリンク12を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量を把握することができる。このことによって、消費者はより一層安心してドリンク12を選択することが可能となり、ドリンク12の信頼度が向上することとなる。
なお、ドリンク12の品質理解の容易化を図ることが可能となる点、ドリンク12の消費拡大が期待できる点等は、上述した第1の実施の形態と同様である。
<5.変形例>
上記した第1の実施の形態〜第4の実施の形態では、食品原料封入体5Aに食品1を製造するにあたって用いられた所定の食品原料4Aの総重量と同じ重量の食品原料4Aが封入され、食品添加物封入体5Bに食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物4Bの総重量と同じ重量の食品添加物4Bが封入された場合を例に挙げている。
しかしながら、食品1を製造するにあたって用いられた所定の食品原料の総重量を消費者に伝えることができれば充分であって、必ずしも、同重量の食品原料や擬似物を封入する必要は無く、所定の割合を乗じて得られた重量と同重量の食品原料や擬似物を封入しても良い。
同様に、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量を消費者に伝えることができれば充分であって、必ずしも、同重量の食品添加物や擬似物を封入する必要は無く、所定の割合を乗じて得られた重量と同重量の食品添加物や擬似物を封入しても良い。
なお、こうした場合には、所定の割合も併せて消費者に提供若しくは見せる必要がある。
1 食品
2 容器
3 収容凹部
4A 食品原料
4B 食品添加物
5A 食品原料封入体
5B 食品添加物封入体
6 包装紙
7 商品陳列棚
9 区画
10 展示食品
12 ドリンク

Claims (22)

  1. 二次産品である所定の食品と、
    該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総重量と同じ重量の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第1の付属物と、
    前記食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第2の付属物とを備える
    食品製品。
  2. 二次産品である所定の食品と、
    該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積と同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第1の付属物と、
    前記食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第2の付属物とを備える
    食品製品。
  3. 二次産品である所定の食品と、
    該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積と見かけ上同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第1の付属物と、
    前記食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第2の付属物とを備える
    食品製品。
  4. 前記第1の付属物及び前記第2の付属物は、粉状である
    請求項1または請求項2に記載の食品製品。
  5. 前記食品の原料として用いられ、前記第1の食品原料とは異なる動物性食品若しくは植物性食品である第2の食品原料(但し、調味料を除く。)の総重量と同じ重量の前記第2の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第3の付属物を備える
    請求項1に記載の食品製品。
  6. 前記食品の原料として用いられ、前記第1の食品原料とは異なる動物性食品若しくは植物性食品である第2の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積と同じ体積の前記第2の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第3の付属物を備える
    請求項2に記載の食品製品。
  7. 前記食品の原料として用いられ、前記第1の食品原料とは異なる動物性食品若しくは植物性食品である第2の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積と見かけ上同じ体積の前記第2の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第3の付属物を備える
    請求項3に記載の食品製品。
  8. 二次産品である所定の食品と、
    該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第1の付属物と、
    前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第2の付属物と、
    前記所定の割合を表示した表示物とを備える
    食品製品。
  9. 二次産品である所定の食品と、
    該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第1の付属物と、
    前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第2の付属物と、
    前記所定の割合を表示した表示物とを備える
    食品製品。
  10. 二次産品である所定の食品と、
    該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第1の付属物と、
    前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物であり、前記食品と共に提供される第2の付属物と、
    前記所定の割合を表示した表示物とを備える
    食品製品。
  11. 二次産品である所定の食品と、
    該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総重量と同じ重量の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、
    前記食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物とを共に提供する工程を備える
    食品製品の提供方法。
  12. 二次産品である所定の食品と、
    該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積と同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、
    前記食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物とを共に提供する工程を備える
    食品製品の提供方法。
  13. 二次産品である所定の食品と、
    該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積と見かけ上同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、
    前記食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物とを共に提供する工程を備える
    食品製品の提供方法。
  14. 二次産品である所定の食品と、
    該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、
    前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物と、
    前記所定の割合を表示した表示物とを共に提供する工程を備える
    食品製品の提供方法。
  15. 二次産品である所定の食品と、
    該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、
    前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物と、
    前記所定の割合を表示した表示物とを共に提供する工程を備える
    食品製品の提供方法。
  16. 二次産品である所定の食品と、
    該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、
    前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物と、
    前記所定の割合を表示した表示物とを共に提供する工程を備える
    食品製品の提供方法。
  17. 二次産品である所定の食品を、
    該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総重量と同じ重量の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、
    前記食品に用いられた食品添加物の総重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物とを見せて提供する工程を備える
    食品製品の提供方法。
  18. 二次産品である所定の食品を、
    該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積と同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、
    前記食品に用いられた食品添加物の総体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物とを見せて提供する工程を備える
    食品製品の提供方法。
  19. 二次産品である所定の食品を、
    該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積と見かけ上同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、
    前記食品に用いられた食品添加物の総体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物とを見せて提供する工程を備える
    食品製品の提供方法。
  20. 二次産品である所定の食品を、
    該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、
    前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物と、
    前記所定の割合を表示した表示物とを見せて提供する工程を備える
    食品製品の提供方法。
  21. 二次産品である所定の食品を、
    該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、
    前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物と、
    前記所定の割合を表示した表示物とを見せて提供する工程を備える
    食品製品の提供方法。
  22. 二次産品である所定の食品を、
    該食品の原料として用いられた動物性食品若しくは植物性食品である第1の食品原料(但し、調味料を除く。)の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の前記第1の食品原料と同じ食品原料若しくは擬似物である第1の付属物と、
    前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である第2の付属物と、
    前記所定の割合を表示した表示物とを見せて提供する工程を備える
    食品製品の提供方法。
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