JP5494381B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、端子金具をハウジングの圧入孔に圧入したコネクタが開示されている。このコネクタでは、端子金具に、圧入孔に圧入される圧入部と、圧入部よりも幅狭であって湾曲した形態の接触部が形成されており、ハウジング内には、接触部を収容するための付加溝が圧入孔に連通して形成されている。そして、この付加溝を遮断する手段として、端子金具に湾曲した溝遮断部を形成し、この溝遮断部を付加溝に嵌合している。
実開平6−31083号公報
しかしながら、溝遮断部は、付加溝内に嵌合されているだけであって、付加溝の内壁との間に隙間なく密着してはいない。つまり、溝遮断部は、付加溝内に進入して、その付加溝内を概ね埋めるという簡易防水を目的としたものであり、付加溝の内壁との隙間を完全に塞いで確実な防止を図るためのものではない。そのため、付加溝と溝遮断部との隙間を通ることによる浸水や漏水を確実に防止することはできない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、圧入孔内を確実に防水することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、合成樹脂製のハウジングと、前記ハウジングに貫通して形成され、貫通方向と直角な断面形状が略方形をなす圧入孔と、前記圧入孔に挿通される端子金具とを備え、前記端子金具には、前記圧入孔への挿通方向と直角な断面形状が略方形をなし、4つの外面のうち互いに略平行をなす2つの平面領域を前記圧入孔の内壁に対して液密状に面接触させる圧入部が形成されているコネクタにおいて、前記圧入部には、前記2つの平面領域を結ぶ方向における全領域に亘り、前記2つの平面領域と平行な方向へ局部的に膨出させた形態であって、前記圧入孔の内壁に対して液密状に押圧する膨出部が、互いに反対側に膨出するように少なくとも2つ形成され、かつ前記端子金具のうち前記圧入部よりも前記圧入孔への挿通方向の後側に位置する部分には、前記圧入部とともに前記圧入孔に圧入されて収容される第2圧入部が設けられており、前記膨出部の膨出量は、前記圧入部が前記圧入孔に圧入された状態において、前記第2圧入部の外面のうち前記2つの平面領域を結ぶ方向に平行な両面がいずれも前記圧入孔の内壁に接触する量に設定されているところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記膨出部は、前記平面領域と平行な投影面上において、前記膨出部の外面のうち前記圧入孔の内壁を押圧する凸状領域が概ね台形をなすように曲げ成形されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
膨出部の4つの外面のうち、互いに略平行な2つの平面領域と、凸状に曲がった1つの凸面領域は、圧入孔の内壁に対して液密状に接触する。そして、凸面領域が圧入孔の内壁を押圧することによる反力により、圧入部のうちの凸面領域とは反対側の面も、圧入孔の内壁に対して液密状に押圧されることになる。したがって、本発明によれば、膨出部において浸水や漏水を確実に防止することができる。
また、少なくとも2つの膨出部が互いに反対側に膨出しているので、圧入部の4つの外面の全てが圧入孔の内壁に液密状に密着することになり、高い防水性能が得られる。
<請求項の発明>
膨出部が、エッジ状の稜線を有するような三角形状をなす場合には、圧入の過程で膨出部の稜線と圧入孔の内壁との間の抵抗が大きくなることが懸念されるが、本発明では、膨出部を概ね台形に成形しているので、膨出部と圧入孔の内壁との間の抵抗が低く抑えられる。
実施形態1のコネクタを回路基板に取り付けた状態をあらわす正面図 コネクタの平面図 コネクタの底面図 図2のX−X線断面図 図2のY−Y線断面図 端子金具の側面図 端子金具の正面図 端子金具の平面図 端子金具を圧入孔に圧入した状態をあらわす図4の部分拡大図 端子金具を圧入孔に圧入した状態をあらわす図5の部分拡大図
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図10を参照して説明する。本実施形態のコネクタAは、図1に示すように、回路基板Pに取り付けられるものであって、合成樹脂製のハウジング10と、複数の端子金具20とを備えている。以下の説明における前後方向、上下方向及び左右方向の向きについては、水平に固定した回路基板Pにハウジング10を取り付けた状態を基準とする。
図4,5に示すように、ハウジング10は、回路基板Pと略平行をなす支持壁部11と、支持壁部11の周縁部から上方へ突出したフード部12とを一体に形成したものである。支持壁部11には、上下方向に貫通する複数の圧入孔13が前後左右に整列して形成されている。圧入孔13の貫通方向と直角な断面形状は、長辺を左右方向(=幅方向)に向け、短辺を前後方向に向けた長方形とされている。圧入孔13の長辺側の寸法(幅寸法)と短辺側の寸法(前後寸法)は、いずれも、圧入孔13の貫通方向全長に亘って一定の寸法である。また、図9,10に示すように、支持壁部11の下面には、各圧入孔13の孔縁を凹ませた形態の凹部14が形成されている。
端子金具20は、所定形状に打ち抜いた金属板材に曲げ加工(プレス加工)を施すことにより、全体として上下方向に細長く成形されたものである。図6〜10に示すように、端子金具20は、上から順に、端子接続部21と保持部22と応力緩和部23と基板接続部24とを連ねた形態であり、左右対称な形状となっている。
図6,7に示すように、端子接続部21は、上下方向において端子金具20の上端側の約1/4の領域を占めており、雌形の相手側端子(図示省略)と導通可能に接続されるようになっている。端子接続部21は、上下方向に直線状に延びた形態であり、その断面形状は、長辺を左右方向に向けた長方形となっている。端子接続部21の左右方向の寸法(=幅寸法)は、圧入孔13の左右方向の寸法よりも僅かに大きく、端子接続部21の前後方向の寸法(=厚さ寸法)は、圧入孔13の前後方向の寸法よりも僅かに大きい寸法となっている。
基板接続部24は、上下方向において端子金具20の下端側の約1/4の領域を占めており、回路基板Pのスルーホール(図示省略)に挿入されるようになっている。基板接続部24は、上下方向に直線状に延びた形態であり、その断面形状は正方形となっている。基板接続部24の左右方向及び前後方向の寸法は、端子接続部21の前後方向の寸法(=厚さ方向)と同じ寸法である。
応力緩和部23は、基板接続部24の上端に連なっており、端子金具20の上下寸法のうちの約1/4を占めている。応力緩和部23は、側方(幅方向)から見たときに概ね台形状をなすとともに基板接続部24より前方へ突出するように曲げられている。応力緩和部23の断面形状は、長辺を左右方向に向けた長方形である。応力緩和部23は、その上下両端に上下方向の外力が作用したときに弾性変形し得るようになっており、この応力緩和部23の弾性撓みにより、基板接続部24をスルーホールに対して半田付けにより固定された状態において、回路基板Pとハウジング10との間で上下方向の相対変位が生じたときに、その相対変位を吸収し、基板接続部24とスルーホールとの固定部分における応力を緩和するようになっている。
保持部22は、端子接続部21の下端と応力緩和部23の上端とを連結するように配されており、全体として上下方向にほぼ真っ直ぐに延びた形態である。保持部22は、端子金具20の上下寸法のうちの約1/4を占めている。保持部22の断面形状は、その全長に亘り、長辺を左右方向に向けた長方形である。図6,7,9,10に示すように、保持部22は、上から下に向かって順に、第1圧入部25(本発明の構成要件である圧入部)と第2圧入部31とストッパ36を順に連ねた形態である。この保持部22のうち第1圧入部25と第2圧入部31が、圧入孔13内に圧入されて収容される。
第1圧入部25の長辺側(左右方向)の幅寸法は、端子接続部21と同じ寸法、つまり圧入孔13の左右寸法(幅寸法)よりも僅かに大きい寸法であり、第1圧入部25の全長に亘って一定寸法である。この第1圧入部25の4つの外面のうち左右2つの外側面(短辺側の外側面)は、第1圧入部25の全長に亘って互いに平行をなす平面領域26となっている。
第1圧入部25は、端子接続部21の下端に連なる第1膨出部27Aと、第1膨出部27Aの下端に連なる第2膨出部27Bとから構成されている。第1膨出部27Aは、平面領域26と直角な方向に投影した投影面(以下、「平面領域26と平行な投影面」という)上において、略台形をなすように前方(平面領域26と平行な方向であり、且つ圧入孔13への圧入方向と直角な方向)へ膨出した形態である(図9を参照)。
この膨出方向は第1圧入部25の板厚方向と平行な方向である。第1膨出部27Aは、左右方向(左右両平面領域26を結ぶ方向であり、平面領域26と直角な方向)における全領域に亘って連続して形成されている。そして、図9,10に示すように、第1膨出部27Aのうち最も膨出量の大きい第1稜線領域29Aは、圧入孔13への圧入方向(挿通方向)と直角な幅方向に延びている。
また、第1膨出部27Aの4つの外面のうち前側の外面は、第1凸状領域28Aとなっている。この第1凸状領域28Aは、側方(平面領域26と直角に投影した方向)から見たときに概ね台形をなしている。また、第1膨出部27Aの外面のうち第1凸状領域28Aと反対側(後側)の外面は、概ね台形状に凹んだ第1凹状領域30Aとなっている。この略台形状に曲げ加工された第1膨出部27Aの、曲げ加工前の厚さ寸法(前後方向の寸法)は、端子接続部21の厚さ寸法と同じである。
第2膨出部27Bは、平面領域26と平行な投影面(図9を参照)上において、略台形をなすように後方(平面領域26と平行な方向であり、且つ圧入孔13への圧入方向と直角な方向であって、第1膨出部27Aとは前後逆の方向)へ膨出した形態である。この膨出方向は第1圧入部25の板厚方向と平行な方向である。第2膨出部27Bは、左右方向(左右両平面領域26を結ぶ方向であり、平面領域26と直角な方向)における全領域に亘って連続して形成されている。そして、第2膨出部27Bのうち最も膨出量の大きい第2稜線領域29Bは、圧入孔13への圧入方向(挿通方向)と直角な幅方向に延びている。平面領域26と平行な投影面上において、上記の第1膨出部27Aとこの第2膨出部27Bは、振幅方向を前後方向として波形をなすように上下に連なっている。
図9に示すように、第2膨出部27Bの4つの外面のうち後側の外面は、第2凸状領域28Bとなっている。この第2凸状領域28Bは、側方(平面領域26と直角に投影した方向)から見たときに概ね台形をなしている。また、第2膨出部27Bの外面のうち第2凸状領域28Bと反対側(前側)の外面は、概ね台形状に凹んだ第2凹状領域30Bとなっている。この略台形状に曲げ加工された第2膨出部27Bの、曲げ加工前の厚さ寸法(前後方向の寸法)は、第1膨出部27A及び端子接続部21の厚さ寸法と同じである。
第2圧入部31は、左右方向に投影した投影面上において、前後方向の寸法(厚さ寸法)が全長に亘って一定であり、第1圧入部25の曲げ加工前の厚さ寸法、及び端子接続部21の厚さ寸法と同じ寸法である。図10に示すように、第2圧入部31の上端部には、左右両外側方へ突出した形態の抜止部32が形成されている。抜止部32の外側面のうち上端部は、上下方向(圧入孔13への圧入方向)に対して傾斜した誘導部33となっており、抜止部32の下端縁は、係止縁部34となっている。また、第2圧入部31の下端部には、左右両外側方へ張り出した幅広部35が形成されている。第2圧入部31の上端部の抜止部32を含んだ幅寸法は、第1圧入部25の幅寸法よりも大きく、第2圧入部31の下端部の幅広部35を含んだ幅寸法も、第1圧入部25の幅寸法より大きい。ストッパ36は、第2圧入部31よりも幅寸法が大きく、ストッパ36の上端縁は、圧入孔13への圧入方向に対してほぼ直角をなしている。
次に、本実施形態の作用を説明する。端子金具20を支持壁部11に取り付ける際には、支持壁部11の下方から端子金具20を圧入孔13に挿通する。挿通の過程では、まず、端子接続部21が圧入孔13に圧入され、その後、第1圧入部25の第1膨出部27Aが圧入孔13内に圧入される。この第1膨出部27Aの圧入過程では、第1膨出部27Aの左右両平面領域26が、圧入孔13の内壁のうち左右両内壁面に対して液密状に密着(面接触)した状態で摺接するとともに、第1膨出部27Aの第1凸状領域28Aが、圧入孔13の内壁のうち前側の内壁面に対して液密状に密着した状態で摺接する。そして、この第1膨出部27Aに続いて第2膨出部27Bが圧入孔13内に圧入される。この第2膨出部27Bの圧入過程では、第2膨出部27Bの左右両平面領域26が、圧入孔13の内壁のうち左右両内壁面に対して液密状に密着(面接触)した状態で摺接するとともに、第2膨出部27Bの第2凸状領域28Bが、圧入孔13の内壁のうち後側の内壁面に対して液密状に密着した状態で摺接する。
第1膨出部27Aと第2膨出部27Bの両方が圧入孔13内に進入している状態では、第1膨出部27Aの第1凸状領域28Aが、圧入孔13の前側の内壁面を押圧するとともに、第2膨出部27Bの第2凸状領域28Bが圧入孔13の後側の内壁面を押圧する。このように2つの膨出部27A,27Bが、圧入孔13の内壁面を互いに反対方向へ押圧しているので、前後方向における膨出部27A,27Bと圧入孔13の内壁面との間の密着度が高くなっている。また、第1凸状領域28Aの第1稜線領域29Aと第2凸状領域28Bの第2流線領域は、いずれも、圧入孔13の内壁面に対して面接触する。
第2膨出部27Bの全体が圧入孔13内に進入した後は、第2圧入部31が圧入孔13内に圧入される。そして、端子金具20が支持壁部11における所定の取付け位置に到達すると、ストッパ36の上端縁が凹部14の奥端面に対して下から当接し、それ以上の端子金具20の圧入動作(上方への移動)が阻止される。また、抜止部32の下端の係止縁部34が圧入孔13の内壁面に対して食い込むことによって、端子金具20の抜き方向(下方)への移動が阻止される。これにより、端子金具20が正規の組付位置に保持される。
上述のように、本実施形態のコネクタAでは、端子金具20に、圧入孔13への挿通方向と直角な断面形状が略方形をなし、4つの外面のうち互いに略平行をなす2つの平面領域26を圧入孔13の内壁に対して液密状に面接触させる第1圧入部25を形成した上で、この第1圧入部25に、2つの平面領域26を結ぶ幅方向における全領域に亘り、2つの平面領域26と平行な前後方向へ局部的に膨出させた形態であって、圧入孔13の内壁に対して液密状に押圧する第1膨出部27Aと第2膨出部27Bを形成している。
この構成によれば、膨出部27A,27Bの4つの外面のうち、互いに略平行な2つの平面領域26と、凸状に曲がった凸状領域28A,28Bが、圧入孔13の内壁に対して液密状に接触する。そして、凸状領域28A,28Bが圧入孔13の内壁を押圧することによる反力により、第1圧入部25における凸状領域28A,28Bとは反対側の面(第1凸状領域28A側の反力に着目した場合は第2凸状領域28Bであり、第2凸状領域28B側の反力に着目した場合は第1凸状領域28Aである)も、圧入孔13の内壁に対して液密状に押圧されることになる。したがって、本実施形態によれば、膨出部27A,27Bにおいて浸水や漏水を確実に防止することができる。
また、図8に示すように、2つの膨出部27A,27Bが、平面領域26と直角な投影面(圧入孔13への挿通方向と平行な方向に投影した投影面)上において互いに反対側へ膨出するように形成されているので、第1圧入部25の4つの外面の全てが圧入孔13の内壁に液密状に密着することになり、高い防水性能が得られる。
また、膨出部が、エッジ状の稜線を有するような三角形状をなす場合には、圧入の過程で膨出部の稜線と圧入孔の内壁との間の抵抗が大きくなり、圧入に支障を来したりすることが懸念される。その点、本実施形態では、膨出部27A,27Bは、平面領域26と平行な投影面上において、膨出部27A,27Bの外面のうち圧入孔13の内壁を押圧する凸状領域28A,28Bが概ね台形をなすように曲げ成形されているので、膨出部27A,27Bと圧入孔13の内壁との間の抵抗が低く抑えられている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、回路基板に取り付けられる基板用コネクタに適用した場合について説明したが、本発明は、回路基板に取り付けられないコネクタ(例えば、ジョイントコネクタなど)にも適用できる。
(2)上記実施形態では、膨出部の稜線の向きが圧入孔への挿通方向と直角な幅方向となっていたが、膨出部の稜線の向きは、幅方向に対して斜めの方向であってもよい。
(3)上記実施形態では、圧入部に2つの膨出部を形成したが、圧入部に形成する膨出部の数は、3つ以上であってもよい。
)上記実施形態では、1つの膨出部を、圧入孔の内壁に面接触するような台形状としたが、膨出部は、曲線のみからなる弧状に湾曲した形態としてもよく、稜線がエッジ状をなす三角形状であってもよい。
)上記実施形態では、圧入部の断面形状を長方形とした上で、膨出部を板厚方向へ突出させたが、長方形断面の圧入部において、膨出部を幅方向(板厚方向と直交する方向)へ膨出させるようにしてもよい。
)上記実施形態では、圧入部の断面形状を長方形としたが、圧入部の断面形状は正方形であってもよい。
10…ハウジング
13…圧入孔
20…端子金具
25…第1圧入部(圧入部)
26…平面領域
27A…第1膨出部
27B…第2膨出部
28A…第1凸状領域
28B…第2凸状領域

Claims (2)

  1. 合成樹脂製のハウジングと、
    前記ハウジングに貫通して形成され、貫通方向と直角な断面形状が略方形をなす圧入孔と、
    前記圧入孔に挿通される端子金具とを備え、
    前記端子金具には、前記圧入孔への挿通方向と直角な断面形状が略方形をなし、4つの外面のうち互いに略平行をなす2つの平面領域を前記圧入孔の内壁に対して液密状に面接触させる圧入部が形成されているコネクタにおいて、
    前記圧入部には、前記2つの平面領域を結ぶ方向における全領域に亘り、前記2つの平面領域と平行な方向へ局部的に膨出させた形態であって、前記圧入孔の内壁に対して液密状に押圧する膨出部が、互いに反対側に膨出するように少なくとも2つ形成され、かつ前記端子金具のうち前記圧入部よりも前記圧入孔への挿通方向の後側に位置する部分には、前記圧入部とともに前記圧入孔に圧入されて収容される第2圧入部が設けられており、
    前記膨出部の膨出量は、前記圧入部が前記圧入孔に圧入された状態において、前記第2圧入部の外面のうち前記2つの平面領域を結ぶ方向に平行な両面がいずれも前記圧入孔の内壁に接触する量に設定されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記膨出部は、前記平面領域と平行な投影面上において、前記膨出部の外面のうち前記圧入孔の内壁を押圧する凸状領域が概ね台形をなすように曲げ成形されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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