JPS588560B2 - 電気的接触子の係止機構 - Google Patents

電気的接触子の係止機構

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Publication number
JPS588560B2
JPS588560B2 JP52133390A JP13339077A JPS588560B2 JP S588560 B2 JPS588560 B2 JP S588560B2 JP 52133390 A JP52133390 A JP 52133390A JP 13339077 A JP13339077 A JP 13339077A JP S588560 B2 JPS588560 B2 JP S588560B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
hole
protrusion
locking
locking mechanism
Prior art date
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Expired
Application number
JP52133390A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5467693A (en
Inventor
榎本和夫
小泉樹則
服部昌典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP52133390A priority Critical patent/JPS588560B2/ja
Publication of JPS5467693A publication Critical patent/JPS5467693A/ja
Publication of JPS588560B2 publication Critical patent/JPS588560B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気的接触子の係止機構に関し、特にフラツク
ス等の液体若しくは、少なくとも接合時には液体である
接合補助剤を使って基板と接合される、例えばコネクタ
の如き電気部品に適用されるものに関する。
例えば、第1図に示す如く、電気部品(コネクタ)1を
プリント基板4上に自動半田付けする場合、半田付前に
プリント基板4の接合部(導体パターン)5の表面をフ
シックスによって洗浄、酸化物の除去、活性化がなされ
る。
このとき、電気部品1の絶縁体ブロック9の貫通穴8−
1と電気的接触子2の係止部8−2に隙間があると、フ
ラツクスが毛細管現象によって吸い上ったり、一旦気化
して上昇したりして接点部10に該フラックスが付着し
てしまう。
これにより接点の動きが悪くなったり接点部10が、接
触不良を起したり、酸化被膜を生じたり、腐蝕したりし
て、電気的接触性能を低下することになる。
第2図〜第4図は第1図の係止部8を示す図であり、第
2図a,bは接触子2の斜視図、第3図a,bはブロッ
ク9の貫通穴8−1に接触子2の係止部8−2が圧入さ
れた状態の縦断面図、第4図はその横断面図である。
第2図a,b,第3図a,bにおいて、接触子2の係止
部8−2(第1図)にはブロック9の貫通穴8−1の内
壁に抑圧固定するように穴径よりわずか高く突出した突
起13,15、若しくは突起14,15を設けてある。
このような突起を有する接触子2を貫通穴8−1に圧入
することにより、該接触子2は第3図の如く貫通穴8−
1内に固定される。
これらの突起13〜15は、貫通穴8−1に圧入し易す
くするため、接触子の巾より小さな突出巾でなり、第4
図の如く、その周囲に隙間8を有している。
従って半田付時に、毛細管現象若しくは気化によつてフ
ラツクスが該隙間を介して上昇して接合部10に付着し
、前述した如く電気的接触性能を低下する。
従来かような電気的接触性能低下を防止するには、 (イ)半田付後適当な溶剤にて、付着したフラックスを
溶解除去する。
(ロ)絶縁体ブロックと接触子の係止部を密閉しフラツ
クスの上昇を防止する。
等の方法が考えられる。
しかるに前者(イ)の方法では、洗浄工程を設けなけれ
ば々らないこと、フラックス洗浄剤による影響を考慮し
て、絶縁体ブロックの材料を耐薬品性の優れたものにす
るため、高価な材料を使わなければならないこと等の欠
点があった。
又、後者(ロ)の方法を採るとしても、密閉を完全にす
ることと、作業性の良い係止をすることとは裏腹の関係
にあり、両方を満足させることは困難であった。
本発明の目的は、かような点に鑑み、他の基体と接合す
る際の接合補助剤の侵入を阻止し得る安価な接触子係止
機構を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の主な特徴は接触子
の係止部に係止用突起の他に帯状の密閉用突起を設けた
ことにある。
以下図に従い本発明を詳細に説明する。
第5図〜第7図は本発明の一実施例を示し、第5図は接
触子の斜視図、第6図は接触子の係止部が絶縁体ブロッ
クに圧入された状態の縦断面図、第7図はその横断面図
である。
第5図において、接触子2′の係止部8−2には該接触
子の厚み方向に突出した係止突起14と、密閉用の帯状
突起16とが上下に独立して設けられている。
係止用突起14はブロック90貫通穴8−1の内壁に充
分な押圧力を生じるよう、該貫通穴8−1の径より高く
且つ突出巾が小さく突出している。
密閉用突起16は、該貫通穴8−1とほぼ同じかわずか
高く帯状に突出しており、その帯の長さは該貫通穴を塞
ぐよう接触子2の巾とほぼ同じ長さを有している。
このように構成されている接触子2をブロック9の貫通
穴8−1に圧入すると、第6図、第7図に示す如く、貫
通穴8−1は、密閉用突起16により完全に塞がれると
共に、係止用突起14により貫通穴8−1の内壁に抑圧
固定される。
このように係止用突起14と密閉用突起16を別々に設
けたために、係止用突起は従来に比し充分々押圧力を得
られるよう突出巾を小さくして且つ突出高さを充分高く
とっても、密閉効果は損なわれない。
このようにブロック90貫通穴8−1を密閉する状態で
接触子2を圧入できるため、電気部品1を第1図の如く
、他の基体4(例えばプリント板)に取付け、接合(例
えば半田付け)する時、接合補助剤(例えば、フシック
ス等)が毛細管現象とか気化により貫通穴8−1を介し
て上昇することがない。
従って、接合補助剤が接点部に付着することが彦くな9
、接点部の接触性能は低下し女い。
又、接合補助剤の侵入を防止できるため、樹脂材を侵し
やすい洗浄液を使用しなくて良いから絶縁体ブロックの
材料は耐薬品性の低い材料を使用でき非常に安価である
以上の説明では、電気部品として、プリント板取付用の
コネクタを主体にして述べたが、いう迄もなく、他の基
体と接合するとき、液体若しくは気体となる接合補助剤
を使用する電気部品一般に適用できる。
他に例を上げるならぱ、スイッチ装置、一般のコネクタ
、リレー等応用範囲は非常に広い。
以上に述べた如き構成であるから本発明にあっては次の
如き効果を得ることができる。
(1)絶縁体内に係止用突起と密閉用突起を分離して設
けた為、組立の作業性を阻害することなく、充分な係止
機能と接合補助剤の侵入防止機能を兼ね備えることがで
きる。
(2)接合補助剤の侵入が防止できる為、半田付後の接
合補助剤洗浄工程が不要になる。
(3)接合補助剤洗浄が不要になるので絶縁体の耐薬品
性を考慮する必要がなくなり、安価な絶縁体を使用でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は電気部品を基体に取付けた状態を示す断面図、
第2図〜第4図は従来の接触子係止機構を示す図、第5
図〜第7図は本発明の一実施例である接触子係止機構を
示す図である。 1・・・・・・電気部品、2,2′・・・・・・接触子
、8・・・・・・係止部、8−1・・・・・・貫通穴、
8−2・・・・・・接触子の係止部、9・・・・・・絶
縁体ブロック、14・・・・・・係止用突起、16・・
・・・・密閉用突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 絶縁体からなるブロックに貫通穴が設けられ当該貫
    通穴に導電体からなる接触子を圧入してなる電気的接触
    子の係止機構において、前記接触子の係止部分に、前記
    貫通穴を塞ぐために前記接触子の圧入方向と直角の方向
    に突出して当該突出方向と平行に見た前記接触子の全体
    の幅を前記貫通穴の幅と同じかそれよりわずかに大きく
    なるようにしている第1の突起と、前記接触子を前記貫
    通穴壁に充分抑圧固定するために前記直角方向に突出し
    て当該突出方向と平行に見た前記接触子の全体の幅を前
    記貫通穴の幅よりも大きくしている突起であって当該突
    起の先端の表面は前記第1の突起よりも小さい第2の突
    起とを具備したことを特徴とする電気的接触子の係止機
    構。
JP52133390A 1977-11-09 1977-11-09 電気的接触子の係止機構 Expired JPS588560B2 (ja)

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JP52133390A JPS588560B2 (ja) 1977-11-09 1977-11-09 電気的接触子の係止機構

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JP52133390A JPS588560B2 (ja) 1977-11-09 1977-11-09 電気的接触子の係止機構

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Publication Number Publication Date
JPS5467693A JPS5467693A (en) 1979-05-31
JPS588560B2 true JPS588560B2 (ja) 1983-02-16

Family

ID=15103615

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4069817B2 (ja) * 2003-07-10 2008-04-02 住友電装株式会社 コネクタ
JP5494381B2 (ja) * 2010-09-14 2014-05-14 住友電装株式会社 コネクタ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52120389A (en) * 1976-04-02 1977-10-08 Illinois Tool Works Insert formed burless electric terminal

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