JPS5829570Y2 - ソケツト - Google Patents
ソケツトInfo
- Publication number
- JPS5829570Y2 JPS5829570Y2 JP1979160181U JP16018179U JPS5829570Y2 JP S5829570 Y2 JPS5829570 Y2 JP S5829570Y2 JP 1979160181 U JP1979160181 U JP 1979160181U JP 16018179 U JP16018179 U JP 16018179U JP S5829570 Y2 JPS5829570 Y2 JP S5829570Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- terminal
- housing
- socket
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Connecting Device With Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は流動性を有するフラックス等がコンタクトの接
触面等に付着して接触不良等の事故を生ずることのない
構造を有するソケットに関する。
触面等に付着して接触不良等の事故を生ずることのない
構造を有するソケットに関する。
ＩＣ等の部品を回路基板上に実装するために使用される
ソケットは、通常弾性金属板製で一方がＩＣ等の端子と
接触する接触部を他方がピン端子部をそれぞれ形成する
コンタクトと、該コンタクトが装着されるコンタクト室
を内部に設けた絶縁物製のハウジングとからなっている
が、該ソケットを回路基板へ半田付けにより固定する際
に溶触したフラックスや或いは半田付は後の清掃に用い
られた溶剤が、上記ソケットの底面に貫設された上記ピ
ン端子の貫通孔から毛細管現象によりハウジング内部に
侵入し、更にコンタクトとコンタクト室内壁面との隙間
を通って拡散してゆき上記コンタクトの接触部や弾性に
よる可動個所に付着し、それが接触不良やコンタクトが
固着してしまう等の事故の原因となることがあった。
ソケットは、通常弾性金属板製で一方がＩＣ等の端子と
接触する接触部を他方がピン端子部をそれぞれ形成する
コンタクトと、該コンタクトが装着されるコンタクト室
を内部に設けた絶縁物製のハウジングとからなっている
が、該ソケットを回路基板へ半田付けにより固定する際
に溶触したフラックスや或いは半田付は後の清掃に用い
られた溶剤が、上記ソケットの底面に貫設された上記ピ
ン端子の貫通孔から毛細管現象によりハウジング内部に
侵入し、更にコンタクトとコンタクト室内壁面との隙間
を通って拡散してゆき上記コンタクトの接触部や弾性に
よる可動個所に付着し、それが接触不良やコンタクトが
固着してしまう等の事故の原因となることがあった。
その対策として前記ソケット底面のピン端子貫通孔の個
所に合成樹脂剤を充填しその部分の隙間を密封する方法
が行われているが、今度は該合成樹脂剤が充填初期の流
動性の高い間に前記のフラックス等と同様にハウジング
内部に侵入し前記と同様の事故の原因となるおそれがあ
った。
所に合成樹脂剤を充填しその部分の隙間を密封する方法
が行われているが、今度は該合成樹脂剤が充填初期の流
動性の高い間に前記のフラックス等と同様にハウジング
内部に侵入し前記と同様の事故の原因となるおそれがあ
った。
本考案は上述の事故の原因を解決するためになされたも
のであって、簡単な構造でありながらハウジング内部に
侵入したフラックスや溶剤又は合成樹脂剤等（以下フラ
ックス等という）に起因する事故を防止しうるソケット
を提供することを目的とする。
のであって、簡単な構造でありながらハウジング内部に
侵入したフラックスや溶剤又は合成樹脂剤等（以下フラ
ックス等という）に起因する事故を防止しうるソケット
を提供することを目的とする。
以下、本考案の実施例を図面によって説明する。
第１図はコンタクトの一例であって、第２図は該コンタ
クト２をハウジング３のコンタクト室４内に装着した状
態をソケット１の一部の断面図により示したものである
。
クト２をハウジング３のコンタクト室４内に装着した状
態をソケット１の一部の断面図により示したものである
。
コンタクト２のピン端子５はハウジング３の端子貫通孔
６を貫通してソケット１の底面に突出している。
６を貫通してソケット１の底面に突出している。
またコンタクト２の一方は両端が彎曲部７及び８とによ
り構成されるほぼ楕円状のバネ部９となり、更にバネ部
９の遊離端付近はバネ部の内側に向うように浅く彎曲し
て突条部を形成し、該突条部はコンタクトの中間部分に
ある支持部１０と接触して挿入されるＩＣ等の端子と電
気的接続を行う接触部１１を形成する。
り構成されるほぼ楕円状のバネ部９となり、更にバネ部
９の遊離端付近はバネ部の内側に向うように浅く彎曲し
て突条部を形成し、該突条部はコンタクトの中間部分に
ある支持部１０と接触して挿入されるＩＣ等の端子と電
気的接続を行う接触部１１を形成する。
そして第２図の如くコンタクト２とコンタクト室４の内
壁面とが接すると共に端子貫通孔６とつながっている個
所に空所１３，１４及び１５を設けである。
壁面とが接すると共に端子貫通孔６とつながっている個
所に空所１３，１４及び１５を設けである。
なおハウジング底面に設けた凹所１２は端子貫通孔６を
密封するための合成樹脂材が充填される個所である。
密封するための合成樹脂材が充填される個所である。
本考案に係るソケットは以上のように構成されているの
で上記ピン端子５と端子貫通孔６との間の隙間よりハウ
ジング３内に侵入したフラックス等はまずピン端子５と
バネ部９とコンタクト室内壁面との間に形成した端子部
空所１３に大部分が溜る。
で上記ピン端子５と端子貫通孔６との間の隙間よりハウ
ジング３内に侵入したフラックス等はまずピン端子５と
バネ部９とコンタクト室内壁面との間に形成した端子部
空所１３に大部分が溜る。
コンタクト２の支持部１０に連続しておりかつバネ部９
の一方の彎曲部７に密接するように折り曲げられた連結
部１６は更に延伸してハウジングの端子貫通孔を貫通す
るピン端子となるが連結部１６とコンタクト室４内壁面
との間に侵入した残りのフラックス等は支持部１０と内
壁面との間の上部空所１４に溜りもはやこれ以上拡散す
ることがなく従って接触部１１の個所に付着するような
ことはない。
の一方の彎曲部７に密接するように折り曲げられた連結
部１６は更に延伸してハウジングの端子貫通孔を貫通す
るピン端子となるが連結部１６とコンタクト室４内壁面
との間に侵入した残りのフラックス等は支持部１０と内
壁面との間の上部空所１４に溜りもはやこれ以上拡散す
ることがなく従って接触部１１の個所に付着するような
ことはない。
一方バネ部９とハウジング内壁面との間に侵入したフラ
ックス等はバネ部空所１５に溜り同じくこれ以上他に拡
散することはない。
ックス等はバネ部空所１５に溜り同じくこれ以上他に拡
散することはない。
本コのように本考案のソケットは、コンタクト２とコン
タクト室４内壁面とが接する個所のうち端子貫通孔とつ
ながっている個所に空所を設けたのでハウジング内部に
侵入したフラックス等が接触部や可動個所等に付着して
接触不良やコンタクトを固着させる等の事故を生ずるこ
とがないので極めて有効である。
タクト室４内壁面とが接する個所のうち端子貫通孔とつ
ながっている個所に空所を設けたのでハウジング内部に
侵入したフラックス等が接触部や可動個所等に付着して
接触不良やコンタクトを固着させる等の事故を生ずるこ
とがないので極めて有効である。
なお本考案は上記の実施例に限ることなくその思想範囲
内において各種の変更が可能であることは云うまでもな
い。
内において各種の変更が可能であることは云うまでもな
い。
第１図は本考案のソケットに使用されるコンタクトの一
例の斜視図で、第２図はコンタクトを装着した状態を示
すソケットの一部の断面図である。 １・・・ソケット、２・・・コンタクト、３・・・ハウ
ジング、４・・・コンタクト室、６・・・端子貫通孔、
１３・・・端子部空所、１４・・・上部空所、１５・・
・バネ部空所。
例の斜視図で、第２図はコンタクトを装着した状態を示
すソケットの一部の断面図である。 １・・・ソケット、２・・・コンタクト、３・・・ハウ
ジング、４・・・コンタクト室、６・・・端子貫通孔、
１３・・・端子部空所、１４・・・上部空所、１５・・
・バネ部空所。
Claims (1)
- 遊離端に突条部を有し両端が彎曲部よりなるほぼ楕円状
のバネ部と該バネ部に連続しかつ前記突条部に接触して
接触部を形成する支持部と該支持部に連続しかつ前記バ
ネ部の一方の彎曲部に密接するように折り曲げられた連
結部と該連結部から延伸してハウジングの端子貫通孔を
貫通するピン端子とを含有するコンタクトを前記ハウジ
ングに設けたコンタクト室内に収容したソケットにおい
て、前記コンタクトとコンタクト室内壁面とが接すると
共に端子貫通孔とつながっている個所を設けたことを特
徴とするソケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979160181U JPS5829570Y2 (ja) | 1979-11-19 | 1979-11-19 | ソケツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979160181U JPS5829570Y2 (ja) | 1979-11-19 | 1979-11-19 | ソケツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5676276U JPS5676276U (ja) | 1981-06-22 |
| JPS5829570Y2 true JPS5829570Y2 (ja) | 1983-06-29 |
Family
ID=29671342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979160181U Expired JPS5829570Y2 (ja) | 1979-11-19 | 1979-11-19 | ソケツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5829570Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59171344U (ja) * | 1983-04-28 | 1984-11-16 | 山一電機工業株式会社 | フラツト形ｉｃパツケ−ジ接触用コンタクト |
| JPS6084086U (ja) * | 1983-11-14 | 1985-06-10 | 本多通信工業株式会社 | 集積回路用ソケツト |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54654B2 (ja) * | 1975-08-15 | 1979-01-13 | ||
| JPS5436297A (en) * | 1977-07-27 | 1979-03-16 | Richter Gedeon Vegyeszet | Vincinic acid derivative and its preparation |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54654U (ja) * | 1977-02-23 | 1979-01-05 |
-
1979
- 1979-11-19 JP JP1979160181U patent/JPS5829570Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54654B2 (ja) * | 1975-08-15 | 1979-01-13 | ||
| JPS5436297A (en) * | 1977-07-27 | 1979-03-16 | Richter Gedeon Vegyeszet | Vincinic acid derivative and its preparation |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5676276U (ja) | 1981-06-22 |
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