JP5493639B2 - エアジェットルームにおける緯入れ装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、メインノズルにより緯入れされた緯糸をサブノズルによって搬送するエアジェットルームにおける緯入れ装置に関する。
特許文献1は織機を高速化するために、緯入れ側の補助ノズルと反緯入れ側の補助ノズルとにおいて、噴射圧力又はリード内流速及び噴射時間を変えることにより緯入れの安定化、緯入れの立ち上がり性能を可及的に向上させることを目的として次のような緯入れ方法を開示している。
即ち、複数の補助ノズルを緯入れ側の補助ノズルと反緯入れ側の補助ノズルとに分け、緯入れ側の補助ノズルの噴射圧力又はリード内流速を反緯入れ側の補助ノズルの噴射圧力又はリード内流速よりも高くする。また、緯入れ側の補助ノズルの噴射時間を反緯入れ側の補助ノズルの噴射時間よりも短くして緯入れする。この内、補助ノズルの噴射圧力の変更手段は、補助ノズル用空気タンクを2つの独立したタンクにより構成し、緯入れ側の補助ノズル用空気タンクを高圧に、反緯入れ側の補助ノズル用空気タンクを低圧にそれぞれ設定した構成を開示している。
特開平2−47335号公報
特許文献1では、反緯入れ側の補助ノズルの噴射圧力が緯入れ側の補助ノズルより低圧とされるので、全ての補助ノズルの噴射圧力を高圧とする場合と比較すれば、補助ノズルで消費されるエア流量を低減することができる。しかし、細い緯糸を使用する場合や低速回転で製織運転する場合は、緯糸切れ等を防止するために緯入れ側の補助ノズルの噴射圧力を低くする必要があるが、特許文献1のように反緯入れ側の補助ノズル用空気タンクの空気圧力を緯入れ側よりさらに下げると反緯入れ側での緯糸の飛走速度が不足して緯入れが不安定になる。
本願発明は、エアジェットルームにおいて、安定した緯糸の飛走速度を維持しながらサブノズルにより消費されるエア流量を低減することができる緯入れ装置を提供する。
請求項1に記載の本願発明は、メインノズルからのエア噴射により緯入れされた緯糸を、緯入れ通路に沿って緯入れ方向に配設された多数のサブノズルから噴射されるエアにより搬送するエアジェットルームにおける緯入れ装置において、前記多数のサブノズルを前記緯入れ方向に沿って複数の領域に分割するとともに前記領域内では前記サブノズルを一定のピッチで配設し、前記多数のサブノズルから噴射されるエア圧力は前記領域の全てで同じとし、前記緯入れ方向下流側の前記分割領域における前記サブノズルのピッチを前記緯入れ方向上流側の前記分割領域のサブノズルより拡大し、前記緯入れ方向下流側の前記分割領域における前記サブノズルの本数を低減させることを特徴とする。
請求項1に記載の本願発明によれば、緯入れ方向上流側の前記分割領域では緯糸は加速状態にあるので、比較的密なピッチでサブノズルからエアを噴射して緯糸の飛走姿勢を安定させる。また、緯糸速度が安定する前記緯入れ方向下流側の前記分割領域では、緯糸の飛走速度と緯糸の飛走安定性を維持できる範囲でサブノズルのピッチを緯入れ方向上流側の分割領域よりも拡大し、サブノズル本数を低減することで全サブノズルが消費するエア流量を低減する。従って、安定した緯糸の飛走速度を維持しながらサブノズルが消費するエア流量を低減することができる。
請求項2に記載の本願発明は、前記エアジェットルームの織幅を3以上に分割し、緯入れ方向下流側へ向かうに従い前記サブノズルのピッチが順次拡大されることを特徴とする。従って、緯糸の飛走姿勢の安定化を維持しながらエア流量の低減効果をより高めることができる。
本願発明は、エアジェットルームにおいて、簡単な構成により安定した緯糸の飛走速度を維持しながらサブノズルが消費するエア流量の低減を図ることができる。
緯入れ装置の概要を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるサブノズルの配置を示す略図である。 エアジェットルームの回転数とサブノズルの流量との関係を示すグラフであ る。 第2の実施形態におけるサブノズルの配置を示す略図である。 参考例におけるサブノズルの配置を示す略図である。
(第1の実施形態)
第1の実施形態を図1〜図3に基づき説明する。図1において、図示しない給糸部及び緯糸測長貯留部を経た緯糸Yは、タンデムノズル1によって引き出され、メインノズル2によって図示しない経糸開口内に位置する緯入れ通路に噴射され、緯入れが行なわれる。メインノズル2から緯入れされた緯糸Yは、前記緯入れ通路に沿って緯入れ方向に多数配設されたサブノズル3A〜3F(図には3Aと3Fとを代表して図示)によって搬送され、緯糸Yがメインノズル2と反対側の織端外方に達した時点で緯入れが終了する。緯糸フィーラ4は緯入れ終了後の緯糸Yの端部を検出する。
エア供給源5はエアホース6によりレギュレータ7を介してメインタンク8に接続され、レギュレータ9を介してサブタンク10に接続されている。レギュレータ7及びレギュレータ9は手動式で構成され、それぞれメインタンク8及びサブタンク10のエア圧力を設定することができる。メインタンク8はエアホース6により流量制御弁11及び切換バルブ12を介してタンデムノズル1に接続され、また、切換バルブ13を介してメインノズル2に接続されている。
一方、サブノズル3A〜3Fは複数本を1つの群としてまとめて配設され、メインノズル2側(緯入れ方向上流側)では4本のサブノズル3Aを1群として示している。サブノズル3Aはそれぞれエアホース6により切換バルブ14Aに接続され、切換バルブ14Aの開放時期には4本のサブノズル3Aからエアが一斉に噴射される。メインノズル2と反対側(緯入れ方向下流側)では、サブノズル3Fは3本を1群とし、それぞれエアホース6により切換バルブ14Fに接続される。切換バルブ14A〜14Fはそれぞれエアホース6によりサブタンク10に接続されている。
緯入れ制御装置は緯入れ制御部15及びメイン制御部16から構成されている。緯入れ制御部15は信号線17により切換バルブ12、13、流量制御弁11を制御し、信号線18により切換バルブ14A〜14Fを制御する。切換バルブ14A〜14Fは緯入れ制御部15の指令に基づき、搬送力が緯入れ通路(図示せず)を飛走する緯糸Yの先端部に及ぶように、リレー的なエアの噴射を行なう。メイン制御部16は信号線19により緯糸フィーラ4と接続し、緯糸フィーラ4からの緯糸検出信号の有無により緯入れ不良か否かを判断している。なお、メイン制御部16は織機全体の制御を行なうように構成されている。
緯入れ制御部15及びメイン制御部16は信号線20により相互に接続され、緯入れ不良検出時に次の緯入れを停止するための制御信号の授受や同期制御を行なっている。データの入力機能及び表示機能を備えたファンクションパネル21は、信号線22により緯入れ制御部15及びメイン制御部16に接続され、入力データの送信や緯入れ制御部15及びメイン制御部16の記憶データの受信、表示を行なう。
図2においてサブノズル3A〜3Fの配設形態について説明する。本実施形態では、織幅が等分に2分割され、2つの分割領域A1、A2が存在する。分割領域A1の分割位置はメインノズル2から織幅中央までの所定の距離に存在し、分割領域A1は緯入れ方向上流側に該当する。また、分割領域A1の分割位置は本願発明のメインノズル2側から見た最初の分割位置に該当する。分割領域A2はメインノズル2から所定の距離以降に存在し、緯入れ方向下流側に該当する。緯入れ方向上流側となる分割領域A1には、複数のサブノズル3A〜3Cが一定のピッチP1で配設されている。サブノズル3Aは4本を1群として1つの切換バルブ14Aにそれぞれエアホース6によって接続されている。4本のサブノズル3Bは切換バルブ14Bに、4本のサブノズル3Cは切換バルブ14Cにそれぞれエアホース6によって接続され、合計3群のサブノズル3A〜3Cにより構成されている。切換バルブ14A〜14Cはそれぞれエアホース6によってサブタンク10に接続される。
サブタンク10に貯留されるエアの圧力及びピッチP1で配設されたサブノズル3A〜3C群から噴射されるエア流量は、緯糸Yの飛走速度及び飛走安定性を充分に高めることができる程度に設定されている。即ち、エアジェットルームでは、緯糸Yがメインノズル2と反対側に達するいわゆる緯糸Yの到達タイミングが製織する織幅とエアジェットルームの回転数を基に予め設定されている。従って、サブタンク10のエア圧力及びピッチP1で配設されたサブノズル3A〜3C群から噴射されるエア流量は緯糸Yの到達タイミングを決定する緯糸Yの飛走速度及び加速状態における緯糸Yの飛走安定性を確保することができる値に設定されている。
緯入れ方向下流側となる分割領域A2には、サブノズル3Dが緯入れ方向上流側におけるサブノズル3のピッチP1よりも拡大されたピッチP2で配設されている。緯入れ方向下流側では、緯入れ方向上流側の分割領域Aと比較して各群を構成するサブノズル3Dの本数を減らし、3本を1群として1つの切換バルブ14Dにそれぞれエアホース6によって接続されている。同様に、3本のサブノズル3Eは切換バルブ14Eに、3本のサブノズル3Fは切換バルブ14Fにそれぞれエアホース6によって接続されている。また、切換バルブ14D〜14Fはそれぞれエアホース6によってサブタンク10に接続される。
分割領域A2では、緯糸Yの飛走速度は既に安定しており、緯糸姿勢を安定させるためには分割領域A1ほどの密なピッチP1は不要である。このため、サブノズル3D〜3Fから噴射されるエア圧力は分割領域A1と同じであるが、緯糸Yの飛走安定性を確保できる範囲でピッチP2を拡大してサブノズル3D〜3Fの本数を減らすことによりエア流量を減らすように構成されている。
第1の実施形態は以下のように作用する。エアジェットルームの製織運転が開始されると、緯糸Yはメインノズル2から噴射されるエアによって経糸開口内の緯入れ通路(図示せず)に緯入れされる。緯糸Yは緯入れ前半となる分割領域A1において、比較的密なピッチP1で配設されたサブノズル3A〜3Cからリレー的に噴射される比較的多量のエアにより緯入れ通路内を搬送される。このため、緯糸Yは分割領域A1を飛走する間に、飛走速度が高められ、加速状態の緯糸Yの飛走安定性が比較的密なピッチP1により充分確保される。分割領域A2では、緯糸Yは比較的粗なピッチP2で配設されたサブノズル3D〜3Fからリレー的に噴射される比較的少量のエアによって搬送され、飛走速度及び飛走安定性を落とすこと無く緯入れを完了する。従って、緯入れ通路に配設された全サブノズル3A〜3Fが消費するエア流量を大きく低減することができる。
エアジェットルームは製織する織物の種類や生産性向上のために低速回転から高速回転まで種々の回転数に設定されている。図3において、点線X1は緯入れ通路全域にサブノズル3を同一のピッチで配設した従来の構成において消費したエア流量を示す。実線X2は緯入れ方向上流側に配設されたサブノズル3のピッチP1よりも緯入れ方向下流側に配設されたサブノズル3のピッチP2を拡大した構成において消費したエア流量を示している。各構成において、エアジェットルームの回転数を低速から高速まで種々変更して運転した結果、回転数が増大するほど流量低減量αは大きくなるが、いずれの回転数においてもエア流量の低減率はほぼ一定であった。従って、エア流量の低減効果はエアジェットルームの回転数に関わらず、良好な結果を得られる。
前記した第1の実施形態は以下の作用効果を有する。
(1)緯入れ方向下流側のサブノズル3D〜3FのピッチP2を緯入れ方向上流側のサブノズル3A〜3Cよりも拡大した構成をとることにより、全サブノズル3A〜3Fによって消費されるエア流量を大きく低減することができる。
(2)サブノズル3D〜3FのピッチP2の拡大は、サブノズル3D〜3Fの各群を構成する本数の一部を単に間引きするのみで構成することができるため、サブノズル3D〜3Fの取り付け作業が簡単である。
(3)サブノズル3D〜3Fを減らす構成であるため、コスト的にもメリットがある。
(4)細い緯糸や弱い緯糸を使用する場合でも、これらの緯糸の性質に見合うエア圧力やエア流量は緯入れ方向上流側に配設されるサブノズル3A〜3Cに設定すれば充分であり、緯入れ方向下流側のサブノズル3D〜3Fの圧力を緯入れ方向上流側のサブノズル3A〜3Cよりも低減させる必要がないため、緯入れ安定性を確保しつつ、緯入れ方向下流側のサブノズル3D〜3FのピッチP2を拡大してエア流量の低減効果を得ることが可能である。
(第2の実施形態)
図4に示す第2の実施形態は、第1の実施形態における織幅の分割数を変更したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。第2の実施形態は、織幅を等分に3分割した構成である。メインノズル2側から見て、順に分割領域A1、分割領域A2、分割領域A3が存在する。
緯入れ方向上流側である分割領域A1には、複数のサブノズル3A、3Bが第1の実施形態と同じ一定のピッチP1で配設されている。また、分割領域A1のサブノズル3Aは4本を1群として1つの切換バルブ14Aにそれぞれエアホース6により接続され、4本のサブノズル3Bはそれぞれエアホース6により切換バルブ14Bに接続されている。切換バルブ14A、14Bはそれぞれエアホース6によりサブタンク10に接続されている。ピッチP1で配設されたサブノズル3A、3Bから噴射されるエア流量及びサブタンク10のエア圧力は第1の実施形態と同様に、緯糸Yの到達タイミングを決定する緯糸Yの飛走速度及び加速中の緯糸Yの飛走安定性を確保することができる値に設定されている。
分割領域A1に対して緯入れ方向下流側である分割領域A2には、複数のサブノズル3D、3Eが第1の実施形態と同様に、緯入れ方向上流側のサブノズル3A、3BのピッチP1よりも拡大されたピッチP2で配設されている。分割領域A2では3本のサブノズル3Dが1群としてそれぞれエアホース6により1つの切換バルブ14Dに接続され、3本のサブノズル3Eがそれぞれエアホース6により切換バルブ14Eに接続されている。分割領域A2に対して緯入れ方向下流側である分割領域A3には、複数のサブノズル3G、3Hが緯入れ方向上流側である分割領域A2のサブノズル3D、3EのピッチP2よりも拡大されたピッチP3で配設されている。分割領域A3では2本のサブノズル3Gが1群としてそれぞれエアホース6により1つの切換バルブ14Gに接続され、2本のサブノズル3Hがそれぞれエアホース6により切換バルブ14Hに接続されている。また、切換バルブ14D、14E、14G及び14Hはそれぞれエアホース6によりサブタンク10に接続されている。
第2の実施形態は緯入れ方向に沿って、サブノズル3A、3BのピッチP1、サブノズル3D、3EのピッチP2、サブノズル3G、3HのピッチP3を段階的に拡大した構成であるため、緯糸の飛走姿勢の安定化機能を高めながらサブノズルが消費するエア流量の低減効果をより高めることができる。なお、分割領域A3のピッチを第1の実施形態のピッチP2とし、分割領域A2のピッチを分割領域A1と分割領域A3のピッチの中間の大きさとすれば、第1の実施形態と比較して、各分割領域A1〜A3の境界部分でのピッチ変動量が小さくなるため、境界部分での緯糸挙動の変動を防止することができる。
参考例
図5に示す参考例は、第1の実施形態におけるサブタンク10の構成を変更したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。第3の実施形態は、独立したサブタンク10A及び10Bを備えている。緯入れ方向上流側のサブタンク10A及び緯入れ方向下流側のサブタンク10Bはそれぞれエアホース6により手動式のレギュレータ9A及び9Bを介してエア供給源5に接続されている。
緯入れ方向上流側の分割領域A1に一定のピッチP1で配設されたサブノズル3A、3B、3Cは切換バルブ14A、14B、14Cを介してサブタンク10Aに接続され、緯入れ方向下流側の分割領域A2に拡大したピッチP2で配設されたサブノズル3D、3E、3Fは切換バルブ14D、14E、14Fを介してサブタンク10Bに接続される。通常の緯入れでは、サブタンク10Bのエア圧力をサブタンク10Aよりも低圧に設定することにより、分割領域A2でのエア流量低減量を第1の実施形態よりも大きくすることができる。ただし、細い緯糸を使用する場合や低回転数の場合であって、サブタンク10Aのエア圧力が比較的低圧になるような条件では、サブタンク10Bのエア圧力をサブタンク10Aよりも更に低くすると緯入れ後半の緯入れ速度を維持できないおそれがあるため、サブタンク10Bのエア圧力はサブタンク10Aとほぼ等しくされることが好ましい。
本願発明は、前記した各実施形態の構成に限定されるものではなく、本願発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、次のように実施することができる。
(1)第1及び第2の実施形態における分割領域A1、A2及びA3は織幅を等分に分割した構成であるが、各分割領域の長さを不等分に分割した構成も実施することができる。
(2)織幅の分割数は、2分割及び3分割に限らず、4分割以上の多数分割で実施することができる
1 タンデムノズル
2 メインノズル
3A〜3H サブノズル
5 エア供給源
6 エアホース
7、9、9A、9B レギュレータ
8 メインタンク
10、10A、10B サブタンク
12、13、14A〜14H 切換バルブ
15 緯入れ制御部
16 メイン制御部
17〜20、22 信号線
21 ファンクションパネル

Claims (2)

  1. メインノズルからのエア噴射により緯入れされた緯糸を、緯入れ通路に沿って緯入れ方向に多数のサブノズルから噴射されるエアにより搬送するエアジェットルームにおける緯入れ装置において、
    前記多数のサブノズルを前記緯入れ方向に沿って複数の領域に分割するとともに前記領域内では前記サブノズルを一定のピッチで配設し、前記多数のサブノズルから噴射されるエア圧力は前記領域の全てで同じとし、前記緯入れ方向下流側の前記分割領域における前記サブノズルのピッチを前記緯入れ方向上流側の前記分割領域のサブノズルより拡大し、前記緯入れ方向下流側の前記分割領域における前記サブノズルの本数を低減させることを特徴とするエアジェットルームにおける緯入れ装置。
  2. 前記エアジェットルームの織幅を3以上に分割し、緯入れ方向下流側へ向かうに従い前記サブノズルのピッチが順次拡大されることを特徴とする請求項1に記載のエアジェットルームにおける緯入れ装置
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