JP7489003B2 - エアジェット織機の緯入れ装置 - Google Patents

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Description

本開示は、緯糸の飛走に圧縮エアを使用するエアジェット織機の緯入れ装置に関し、特に、起動時の圧縮エアの圧力低下と運転時の圧縮エアの圧力変動とを小さく抑えることが可能なエアジェット織機の緯入れ装置に関する。
エアジェット織機は、圧縮エアの噴射により緯糸を経糸と直交する方向に飛走させることにより製織を行っている。ここで、圧縮エアの圧力を一定に保ち、所定の緯入れ位置に緯糸を所定タイミングで到達させることが品質の良い織布を織る上で重要である。
特開2015-86476号公報
エアジェット織機においてノズルから噴射される圧縮エアの圧力を制御するため、電空レギュレータを用いてタンク内における圧縮エアの圧力を制御する手法が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の手法は、電空レギュレータの給気用電磁弁の作動タイミングを決定する下限圧力を適切に設定することにより、タンク内における圧縮エアの圧力変動を抑制することを目指している。
しかし、電空レギュレータを用いてタンク内における圧縮エアの圧力を制御する場合、ノズルから噴射される圧縮エアの流量を大きくすると、タンク内における起動時の圧力低下が大きくなる問題があった。
図5は、ノズルから噴射される圧縮エアの流量を標準状態に設定した場合の圧力変化の特性を示し、図6は同じノズルから噴射される圧縮エアの流量を最大に設定した場合の圧力変化の特性を示している。
図5の特性と図6の特性とを比較すると、図6の特性において、図5には存在していなかった起動時の著しい圧力低下が生じていることが明白である。このような起動時の圧力低下は、起動時に大流量の圧縮エアが使用されたことにより、エアコンプレッサ等の圧縮エア供給源からタンク内への電空レギュレータを介した圧縮エアの補充が間に合わないことが原因と考えられる。
一方、起動時におけるタンク内の圧力低下を抑制するためにタンクの容積を小さくすることが考えられる。タンクの容積を変更前の1/2として、ノズルから噴射される圧縮エアの流量を最大に設定した場合の圧力変化の特性を、図7に示す。図7における起動時の圧力低下量は、図6に示したαよりも少ないβに改善されている。
しかし、図6において運転時の圧力変動はγであったのに対し、図7において運転時の圧力変動はγよりも大きなδに悪化している。すなわち、タンクの容積を小さくすることにより起動時の圧力低下を抑えている反面、運転時の圧力変動を悪化させている。更に、電空レギュレータは、図6において起動直後以後にほとんど動作していないのに対し、図7において運転時に頻繁に給気と排気の動作を行っている。図7に示すような電空レギュレータの頻繁な動作は、電空レギュレータの寿命を短くする恐れがある。
従って、ノズルから噴射される圧縮エアにより緯糸を飛走させる緯入れ装置において、タンク内における圧縮エアの起動時の圧力低下と運転時の圧縮エアの圧力変動とを共に小さく抑えることは極めて困難という課題が存在していた。
本開示は、起動時の圧縮エアの圧力低下と運転時の圧縮エアの圧力変動とを従来小さく抑えることが可能なエアジェット織機の緯入れ装置を提供することを目的とする。
本開示のエアジェット織機の緯入れ装置は、圧縮エアを貯蔵する第1タンクと、エアコンプレッサから供給される圧縮エアの圧力を所定の範囲に調整して第1タンクに供給する電空レギュレータと、圧縮エアを噴射するノズルと、第1タンクに第1接続部を介して接続され、第1タンクに貯蔵された圧縮エアをノズルに供給するバルブと、第1接続部とは別の第2接続部を介して第1タンクに接続されるとともに、電空レギュレータにより所定の範囲に圧力が調整された圧縮エアを貯蔵し、所定の範囲に圧力が調整された圧縮エアを第1タンクに補充する第2タンクと、を有する。
第2接続部は、電空レギュレータから圧縮エアを第1タンクに供給する供給部位に接続されてもよい。
第2接続部は、第1タンクに直接接続されてもよい。
第1タンクの容積をV1、第2タンクの容積をV2とした場合、V1<V2を満たしてもよい。
電空レギュレータから圧縮エアを第1タンクに供給する供給部位の流路抵抗をR1、第2接続部の流路抵抗をR2とした場合、R1<R2を満たしてもよい。
本開示のエアジェット織機の緯入れ装置によれば、起動時の圧縮エアの圧力低下と運転時の圧縮エアの圧力変動とを従来小さく抑えることが可能になる。
実施の形態1の緯入れ装置の構成を示す構成図である。 実施の形態1の緯入れ装置におけるメインレギュレータの構成を示す構成図である。 実施の形態1の緯入れ装置における第1メインタンクと第2メインタンクとの構成を示す構成図である。 実施の形態1の緯入れ装置のタンクにおける圧縮エアの流れを示す説明図である。 比較例における圧縮エアの圧力特性を示す特性図である。 比較例における圧縮エアの圧力特性を示す特性図である。 比較例における圧縮エアの圧力特性を示す特性図である。 実施の形態1の圧縮エアの圧力特性を示す特性図である。 実施の形態1の緯入れ装置におけるタンクの第1の変形例を示す構成図である。 実施の形態1の緯入れ装置におけるタンクの第2の変形例を示す構成図である。 実施の形態1の緯入れ装置におけるタンクの第3の変形例を示す構成図である。
以下、エアジェット織機の緯入れ装置の実施の形態につき、図面を用いて説明する。なお、各図において、同一部分には同一番号を付している。
実施の形態1.
はじめに、実施の形態1におけるエアジェット織機の緯入れ装置100の構成について、図1を参照して説明する。図1は、実施の形態1におけるエアジェット織機の緯入れ装置100を示す構成図である。
なお、本明細書では、緯糸を経糸開口内に緯入れし、緯糸を搬送する緯入れ方向に対し、緯入れ方向と反対側を上流、緯入れ方向側を下流とする。また、圧縮エアの流れる方向について、源流側を上流、源流と反対側を下流とする。
[緯入れ装置100の構成]
図1に示される緯入れ装置100は、主に、制御部110、メイン系統M、サブ系統S、筬150、及びエンドセンサ170を備えている。なお、図1に示す緯入れ装置100は、1つのメイン系統Mを有する状態を具体例として示すが、2つ以上のメイン系統Mを有するものであってもよい。
制御部110には、CPU111と、ファンクションパネル112とが設けられている。CPU111は、搭載されている制御プログラムに基づいて、緯入れ装置100の緯入れ動作について各種の制御を実行する。ファンクションパネル112は、各種の情報を報知する報知部であり、表示機能及び入力機能を有し、CPU111から指示された内容に基づいて各種情報を表示し、入力された情報をCPU111に伝達する。
メイン系統Mには、給糸部120と、緯糸測長貯留部130と、緯入れノズル140とが設けられている。給糸部120は、緯糸測長貯留部130の上流側に設けられ、緯糸Yを保持している。給糸部120の緯糸Yは、緯糸測長貯留部130により引き出される。
緯糸測長貯留部130には、貯留ドラム131と、緯糸解舒ピン132と、バルーンセンサ133とが設けられている。貯留ドラム131は、給糸部120の緯糸Yを引き出し、緯糸Yを巻き付けた状態で貯留する。緯糸解舒ピン132及びバルーンセンサ133は、貯留ドラム131の周囲に配設されている。バルーンセンサ133は、緯糸解舒ピン132に対して緯糸Yの解舒方向側に並べて配置されている。
緯糸解舒ピン132は、制御部110に予め設定された織機回転角度において、貯留ドラム131に貯留された緯糸Yを解舒する。バルーンセンサ133は、緯入れ中に貯留ドラム131から解舒される緯糸Yを検知し、制御部110に緯糸解舒信号を発信する。制御部110は、予め設定された回数の緯糸解舒信号を受信すると、緯糸解舒ピン132を係止状態にする。これにより、緯糸解舒ピン132は、貯留ドラム131から解舒される緯糸Yを係止し、緯糸Yの緯入れが終了する。緯糸解舒ピン132が緯糸Yを係止するための作動タイミングは、織幅TLに相当する長さの緯糸Yを貯留ドラム131に貯留するために要する巻き付け回数に応じて設定されている。
貯留ドラム131にN巻された緯糸Yの長さが織幅TLに相当する場合、制御部110は、バルーンセンサ133の緯糸解舒信号をN回受信すると、緯糸Yを係止する動作信号を緯糸解舒ピン132に発信する。バルーンセンサ133の緯糸解舒信号は、貯留ドラム131からの緯糸Yの解舒信号であり、制御部110において、エンコーダから得られる織機回転角度信号に基づき、緯糸解舒タイミングとして認識される。
緯入れノズル140として、タンデムノズル141と、メインノズル142とが設けられている。タンデムノズル141は、圧縮エアの噴射により、貯留ドラム131から緯糸Yを引き出す。タンデムノズル141の上流側には、緯入れ終了前に、飛走する緯糸Yを制動するブレーキ147が設けられている。
メインノズル142は、圧縮エアの噴射により、緯糸Yを筬150の緯糸通路153に緯入れする。メインノズル142は、配管P146を介してメインバルブ146に接続されている。メインバルブ146は、第1タンクである第1メインタンク144Mに、第1接続部である配管P144を介して接続されている。
タンデムノズル141は、配管P145を介してタンデムバルブ145に接続されている。タンデムバルブ145は、配管P144を介してメインバルブ146と共通の第1メインタンク144Mに接続されている。なお、タンデムバルブ145やメインバルブ146は、配管P144を介さず直接第1メインタンク144Mに接続されていてもよい。この場合、本開示における「第1接続部」はタンデムバルブ145やメインバルブ146と第1メインタンク144Mとの接続部分となる。
織布工場に設置されたエアコンプレッサ10から供給される圧縮エアは、メインレギュレータ143により圧力調整され、配管P143Mを介して第1メインタンク144Mに供給されて貯蔵される。配管P143Mは、メインレギュレータ143から圧縮エアを第1メインタンク144Mに供給する供給部位として機能する。メインレギュレータ143は電空レギュレータにより構成されている。圧力センサ144xは、第1メインタンク144Mに貯蔵されている圧縮エアの圧力を検知し、検知結果を制御部110に伝達する。なお、圧力センサ144xは、メインレギュレータ143に内蔵されていてもよい。この場合、メインレギュレータ143の下流側の圧力から第1メインタンク144Mの圧力を推定することができる。
第1タンクである第1メインタンク144Mには、配管P143Sを介して、第2タンクである第2メインタンク144Sが接続されている。配管P143Sは、流路抵抗を付与されており、第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sとの間で圧縮エアを授受する第2接続部として機能する。すなわち、第2メインタンク144Sは、第1接続部である配管P144とは別の第2接続部である配管P143Sを介して、第1メインタンク144Mに接続される。ここで、第2接続部である配管P143Sは、電空レギュレータであるメインレギュレータ143から圧縮エアを第1メインタンク144Mに供給する供給部位である配管P143Mに接続される。なお、第2接続部である配管P143Sは、第1メインタンク144Mに直接接続されてもよい。
筬150は、メイン系統Mの緯入れノズル140の下流側に配設され、複数の筬羽により構成されている。複数の筬羽のそれぞれの間は、経糸を通すように構成されている。複数の筬羽の上下方向中央付近に設けられた凹部により、緯糸の飛走しうる緯糸通路153が形成されている。筬150には、緯糸通路153に沿って、サブノズル160(以下、複数のサブノズル群160)を構成する複数のノズルと、エンドセンサ170とが配置されている。
サブ系統Sにおいて、複数のサブノズル群160は、圧縮エアの噴射(以下、「エア噴射」と言う)により緯糸通路153において緯糸Yを飛走させるため、筬150の緯糸通路153に沿って配設されている。複数のサブノズル群160は一例として6群に分けられ、各サブノズル群160A~160Fは、群ごとにそれぞれ4本のサブノズルにより構成されている。
各サブノズル群160A~160Fは、それぞれ複数の配管群166を介して、群ごとに複数のサブバルブ165に接続されている。複数の配管群166は、複数のサブノズル群160に対応して6群に分けられ、各配管群166A~166Fは、群ごとにそれぞれ4本の配管により構成されている。複数のサブバルブ165は、各配管群166A~166Fに合わせて、サブバルブ165A~165Fにより構成され、共通のサブタンク164に接続されている。
サブタンク164は、配管P163によりサブレギュレータ162に接続されている。また、サブレギュレータ162は、配管P161により、メインレギュレータ143と並列に、エアコンプレッサ10に接続されている。このため、サブタンク164には、サブレギュレータ162により圧力調整された圧縮エアが貯蔵される。圧力センサ164xは、サブタンク164に貯蔵されている圧縮エアの圧力を検知し、検知結果を制御部110に伝達する。なお、圧力センサ164xは、サブレギュレータ162に内蔵されていてもよい。この場合、サブレギュレータ162の下流側の圧力からサブタンク164の圧力を推定することができる。
エンドセンサ170は、緯糸通路153の下流側であって、織幅TLよりも下流側の織端に配置され、検知範囲に到達した緯糸Yを光学的に検知する。エンドセンサ170は、検知範囲に到達した緯糸Yを検知するため、発光部、受光部、及び導光部を備えていてもよい。エンドセンサ170は、緯糸Yを検知して生成した緯糸検知信号を制御部110に伝達する。エンドセンサ170による緯糸検知信号は、緯糸Yの緯糸末端到達信号であり、制御部110により末端到達タイミングとして認識される。
[メインレギュレータ143の構成と動作]
次に、メインレギュレータ143の構成と動作を図2に基づいて詳細に説明する。図2は、実施の形態1の緯入れ装置100におけるメインレギュレータ143の構成を示す構成図である。
メインレギュレータ143は、電空レギュレータであり、主に、空気ばね圧調整部1431、パイロット式開閉弁1432、排気弁1433、給気用電磁弁1434、及び排気用電磁弁1435を備えて構成されている。
空気ばね圧調整部1431には、筺体内を2分するように、ダイヤフラム1431dが配設されている。これにより、空気ばね圧調整部1431には、ダイヤフラム1431dの一方に一次側空間1431aが形成され、他方に二次側空間1431bが形成されている。ダイヤフラム1431dは、一次側空間1431a内の圧力及び二次側空間1431b内の圧力の差により、いずれかの側に変位する。一次側空間1431aは、管路143aを介して給気用電磁弁1434及び排気用電磁弁1435に接続されている。
パイロット式開閉弁1432は、エアコンプレッサ10側の配管P10に接続される入口1432inと、第1メインタンク144M側の配管P143Mに接続される出口1432outとを備えている。パイロット式開閉弁1432は、空気ばね圧調整部1431のダイヤフラム1431dに連結されており、ダイヤフラム1431dの変位に応じて開閉動作を行う。
例えば、パイロット式開閉弁1432は、一次側空間1431aが二次側空間1431bより高圧になると開弁し、一次側空間1431aが二次側空間1431bと等圧か低圧になると閉弁する。パイロット式開閉弁1432の開弁時には、入口1432inと出口1432outとが導通し、エアコンプレッサ10側の高圧の圧縮エアが第1メインタンク144M側に供給される。なお、パイロット式開閉弁1432の出口1432outに接続される配管P143Mは、管路143bによって二次側空間1431bと連通している。
排気弁1433は、二次側空間1431bに連通する管路143cと大気側に連通する排気口1433outとを備え、パイロット式開閉弁1432と同様に、ダイヤフラム1431dの変位により開閉動作を行う。
例えば、排気弁1433は、一次側空間1431aが二次側空間1431bとバランス状態にあるか、高圧状態になると閉弁する。二次側空間1431bが一次側空間1431aより高圧になると、排気弁1433がダイヤフラム1431dの変位により開弁される。従って、二次側空間1431b内の圧縮エア、すなわち、パイロット式開閉弁1432の出口1432out側の圧縮エアが、管路143b、二次側空間1431b及び管路143cを介して排気口1433outから放出される。
給気用電磁弁1434及び排気用電磁弁1435は、それぞれ制御部110からの指令により開閉動作を行う。給気用電磁弁1434は、管路143bを介してエアコンプレッサ10に接続される配管P10に接続されている。従って、給気用電磁弁1434が開弁すると、元圧力の圧縮エアは管路143aを介して、空気ばね圧調整部1431の一次側空間1431aに供給される。排気用電磁弁1435は、外部に開放された排気口1435outを備えている。排気用電磁弁1435が開弁すると、空気ばね圧調整部1431の一次側空間1431a内の圧縮エアが排気口1435outから外部に放出される。
従って、メインレギュレータ143は、圧力センサ144xにより検知される圧縮エアの圧力が所定の範囲内の場合、空気ばね圧調整部1431、パイロット式開閉弁1432及び排気弁1433の動作により、第1メインタンク144Mの圧縮エアの圧力を調整している。更に、メインレギュレータ143は、圧力センサ144xにより検知される圧縮エアの圧力が所定の範囲を超えた場合、制御部110から指令を受けた給気用電磁弁1434または排気用電磁弁1435のいずれかの動作により、ダイヤフラム1431dが大きく変位する。このダイヤフラム1431dの大きな変位により、パイロット式開閉弁1432及び排気弁1433は急速に動作し、第1メインタンク144Mの圧縮エアの圧力を急速に調整する。
[第1メインタンク144Mと第2メインタンク144S]
次に、第1タンクである第1メインタンク144Mと、第2タンクである第2メインタンク144Sとについて、図3を参照して説明する。図3は、実施の形態1の緯入れ装置100における第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sとの構成を示す構成図である。
第2メインタンク144Sは、図3に示すように、メインレギュレータ143から圧縮エアを第1メインタンク144Mに供給する供給部位である配管P143Mの途中に、配管P143Sを介して接続されている。配管P143Sは、第1メインタンク144Mに対して第2メインタンク144Sを接続するための、流路抵抗を付与された第2接続部である。
メインレギュレータ143により圧力調整された圧縮エアは、配管P143Mを通して第1メインタンク144Mに貯蔵されると共に、配管P143Mと配管P143Sとを通して第2メインタンク144Sにも貯蔵される。
第1メインタンク144Mの容積をV1、第2メインタンク144Sの容積をV2とした場合、V1<V2の関係を満たすことが望ましい。また、緯入れ装置100において、従来のメインタンクの容積をVorgとした場合、Vorg=V1+V2を満たすことが望ましい。
配管P143Sの流路抵抗は、配管の管径、管径の変化、管長、管内摩擦、継手等における曲がり有無などにより決定される。すなわち、管長が長くなる、管径が細くなる、管内摩擦が大きくなる、曲がりが存在する等の要因により、流路抵抗は大きくなる傾向がある。
ここで、メインレギュレータ143から圧縮エアを第1メインタンク144Mに供給する供給部位である配管P143Mの流路抵抗をR1、第2メインタンク144Sへの第2接続部である配管P143Sの流路抵抗をR2とした場合、R1<R2の関係を満たすことが望ましい。すなわち、配管P143Sにおいて「流路抵抗を付与された」とは、配管P143Mより大きい流路抵抗を有する状態であることを意味する。
[第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sにおける圧縮エアの流れ]
次に、図4を参照して、第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sにおける圧縮エアの流れについて、(a)~(c)の3つのステップに分けて説明する。図4は、実施の形態1の緯入れ装置100の第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sにおける圧縮エアの流れを示す説明図である。
前提として、メインレギュレータ143からの圧縮エアが、配管P143Mを通して第1メインタンク144Mに供給されると共に、配管P143Mと配管P143Sとを通して第2メインタンク144Sにも供給される。これにより、第1メインタンク144Mに貯蔵されている圧縮エアは、所定の圧力に保たれた状態になっている。
(a)メインノズル142のエア噴射時:
図4の(a)に示すように、緯入れのため、第1メインタンク144Mに貯蔵されている圧縮エアが、メインバルブ146を経てメインノズル142から噴射される(a1)。
この際、メインレギュレータ143からの圧縮エアが、配管P143Mを通して第1メインタンク144Mに補充される(a2)。また、第2メインタンク144Sに貯蔵されている圧縮エアは、配管P143Sと配管P143Mとを通して、第1メインタンク144Mに補充される(a3)。この結果、第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sとの合計された容積のタンクからの圧縮エアが、メインノズル142から噴射される。
(b)メインノズル142のエア噴射後(1):
メインノズル142のエア噴射が終了すると、図4の(b)に示すように、配管P143Sに比べて流路抵抗の小さい配管P143M側にのみメインレギュレータ143からの圧縮エアが供給され、第1メインタンク144Mに供給される(b1)すなわち、配管P143Mの流路抵抗をR1、配管P143Sの流路抵抗をR2とした場合、R1<R2を満たすようにする。
この時点で、配管P143Mに比べて流路抵抗の大きい配管P143S側にメインレギュレータ143からの圧縮エアは流れにくいため、第2メインタンク144Sへの圧縮エアの供給は行われない。この結果、メインノズル142からエア噴射後に、第1メインタンク144Mの圧力は急速に回復する。なお、R1=R2またはR1>R2の場合であっても、第2メインタンク144Sを設けない従来技術と比較して、起動時及び運転時の圧力低下を抑制することができる。
また、第1メインタンク144Mの容積をV1、第2メインタンク144Sの容積をV2とした場合、V1<V2を満たすことで、起動時における第1メインタンク144M内の圧力低下量をより小さく抑えることができる。なお、V1=V2またはV1>V2の場合であっても、第2メインタンク144Sを設けない従来技術と比較して起動時及び運転時の圧力低下を抑制することができる。
(c)メインノズル142のエア噴射後(2):
上記(b)による第1メインタンク144Mの圧力の回復に伴い、図4の(c)に示すように、メインレギュレータ143からの圧縮エアが、配管P143Mを通して第1メインタンク144Mに供給される(c1)と共に、配管P143Mと配管P143Sとを通して第2メインタンク144Sにも供給される(c2)。
以上のように、メインタンクを第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sとにタンクを分けているため、メインノズル142からのエア噴射時には、第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sとの合計された容積の圧縮エアを使用することができ、メインノズル142からエア噴射後には第1メインタンク144Mの圧力を先に急速に回復させることができる。この結果、起動時の圧縮エアの圧力低下を抑えることができ、かつ、運転時の圧縮エアの圧力変動を従来小さく抑えることが可能になる。
[圧縮エアの圧力特性]
次に、図5~図8を参照して、圧縮エアの圧力特性について説明する。図5~図7は、比較例における圧縮エアの圧力特性を示す特性図である。図8は、実施の形態1の圧縮エアの圧力特性を示す特性図である。各図において、縦軸は第1メインタンク144Mの圧力を示し、横軸は運転前~起動~運転時の時間を示している。
図5は、第2メインタンクを有しない第1メインタンクのみの比較例の緯入れ装置において、メインノズル142における圧縮エアの流量を標準状態に設定した場合の圧力変化の特性を示している。この場合、起動後の運転時における圧力変動は、後述するいずれの場合よりも小さく収まっている。この場合、メインレギュレータ143は、給気用電磁弁1434及び排気用電磁弁1435を使用していない。
図6は、第2メインタンクを有しない第1メインタンクのみの比較例の緯入れ装置において、メインノズル142における圧縮エアの流量を最大に設定した場合の圧力変化の特性を示している。図6の特性において、起動時には、初期動作としてメインバルブ146からエア噴射が繰り返されるため、圧力低下量はαであり、著しい圧力低下を生じている。このとき、メインレギュレータ143は、制御部110からの多数の給気信号に基づいて、給気用電磁弁1434に基づいてタンクへの圧縮エアの供給を行っている。従って、メインレギュレータ143の負荷も大きくなる。また、図6において、運転時の圧力変動量は、αより小さいγに収まっている。
図7は、第2メインタンクを有しない第1メインタンクのみの比較例の緯入れ装置において、第1メインタンクの容積を図6に比べて1/2に設定し、メインノズル142における圧縮エアの流量を最大に設定した場合の圧力変化の特性を示している。図7の特性において、第1メインタンクの容積を図6に比べて1/2にしたことで、起動時における第1メインタンク内への圧縮エアの補充を早期に行えるようになり、図6に示した圧力低下量αに対して、αよりも少ない圧力低下量βに改善されている。
一方、運転時は、図6において圧力変動量γであったのに対し、タンクの容積を1/2にしたことにより、図7においてγよりも大きな圧力変動量δに悪化している。すなわち、タンクの容積を小さくすることにより起動時の圧力低下を抑えている反面、運転時の圧力変動を悪化させている。
図8は、実施の形態1の第1メインタンク144Mの圧縮エアの圧力特性を示す特性図である。ここで、第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sとを有する実施の形態1の緯入れ装置において、第1メインタンク144Mの容積V1及び第2メインタンク144Sの容積V2を加算した合計容積V1+V2と、図6及び図7に使用した緯入れ装置の従来の第1メインタンクの容積Vorgとが一致するように設定している。
図8における起動時の圧力低下量は、第1メインタンク144Mの容積を従来の第1メインタンクの容積Vorgの約1/2にしたことで、タンク内への圧縮エアの補充を早期に行えるようになり、図6において圧力変動量αであったのに対し、図7の場合と同様にαより少ない圧力変動量βに改善されている。従って、メインレギュレータ143は、給気用電磁弁1434及び排気用電磁弁1435をほとんど使用せず、負荷は小さくなっている。
図8における運転時の圧力変動量は、第1メインタンク144Mの容積V1及び第2メインタンク144Sの容積V2を加算した合計容積V1+V2と、従来の第1メインタンクの容積Vorgとを同じに設定したことで、図6と同様に圧力変動量γに収まっている。従って、メインレギュレータ143は、給気用電磁弁1434及び排気用電磁弁1435をほとんど使用せず、負荷は小さくなっている。
図8の圧力特性において、メインノズル142から圧縮エアの噴射を行うことにより(a)のように急激に下がり、その後は第1メインタンク144Mのみに圧縮エアを供給することで(b)のように急激に立ち上がり、更にその後に第1メインタンク144Mに加えて第2メインタンク144Sにも圧縮エアを供給することで(c)のように一時的に緩やかに下がる特性になっている。
[第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sの接続の変形例]
以下、第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sの接続の変形例を図9~図11を用いて説明する。
図9は、実施の形態1の緯入れ装置100における第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sの第1の変形例を示す構成図である。図9において、第2メインタンク144Sは、第1接続部である配管P144とは別であり、かつ、メインレギュレータ143から第1メインタンク144Mに圧縮エアを供給する供給部位である配管P143Mを介することなく、配管P143Sbを介して第1メインタンク144Mに直接接続されている。この変形例では、配管P143Sbが第2接続部として機能する。第2メインタンク144Sは、第1メインタンク144Mを介して圧縮エアの供給を受けることと、第1メインタンク144Mに圧縮エアを供給することの両方が可能になる。この場合、配管P143Mとは別に配管P143Sbを自由に設けることができ、第2メインタンク144Sの配置及び配管の取り回しが楽になる。
図10は、実施の形態1の緯入れ装置100における第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sの第2の変形例を示す構成図である。図10において、第2メインタンク144Sは、メインレギュレータ143から第1メインタンク144Mに圧縮エアを供給する供給部位である配管P143Mの途中に配管P143Saを介して接続されると共に、配管P143Mとは別に第1メインタンク144Mに設けられた配管P143Sbを介して直接接続されている。この場合、配管P143Saと配管P143Sbとの2系統の第2接続部としての配管により、第2メインタンク144Sに圧縮エアを供給するため、配管P143Saの流路抵抗R2aと配管P143Sbの流路抵抗R2bとの調整の幅が広がる。
図11は、実施の形態1の緯入れ装置100における第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sの第3の変形例を示す構成図である。図11において、第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sとは、隔壁Wによって仕切られて、一体に構成されている。そして、隔壁Wに設けられた連通口H143MSによって、第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sとが直接接続されている。ここで、連通口H143MSは、第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sとの間に接続された第2接続部として機能する。連通口H143MSの径は、配管P143Mの流路抵抗R1より大きい流路抵抗R2を得ることができるように調整する。なお、連通口H143MSは、管を用いた連通管としてもよい。この場合、従来と同じ容積のタンクを隔壁Wにより仕切ることで第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sに分けることができ、既存の緯入れ装置の構成や配置を利用することができる。
[実施の形態により得られる効果]
以上説明したように、本開示の実施の形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
本開示におけるエアジェット織機の緯入れ装置100は、圧縮エアを貯蔵する第1タンクとしての第1メインタンク144Mと、エアコンプレッサ10から供給される圧縮エアの圧力を調整して第1メインタンク144Mに供給するメインレギュレータ143と、第1メインタンク144Mに貯蔵された圧縮エアを噴射するメインノズル142と、第1接続部である配管P144を介して第1メインタンク144Mに接続され、第1メインタンク144Mに貯蔵された圧縮エアをメインノズル142に供給するメインバルブ146と、第1接続部とは別の第2接続部である配管P143Sを介して第1メインタンク144Mに接続される第2メインタンク144Sと、を有する。
このように第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sとにタンクを分けているため、メインノズル142からのエア噴射時には、第1メインタンク144Mと第2メインタンク144Sとの合計された容積の圧縮エアを使用することができ、メインノズル142からエア噴射後には第1メインタンク144Mの圧力を先に急速に回復させることができる。この結果、起動時の圧縮エアの圧力低下量を抑えることができ、かつ、運転時の圧縮エアの圧力変動量を従来より小さく抑えることが可能になる。
第2接続部である配管P143Sは、メインレギュレータ143から第1メインタンク144Mに圧縮エアを供給する供給部位である配管P143Mに接続される。すなわち、第2メインタンク144Sは、メインレギュレータ143から第1メインタンク144Mに圧縮エアを供給する供給部位である配管P143Mの途中に、第2接続部としての配管P143Sを介して接続される。この場合、第2メインタンク144Sは、メインレギュレータ143から圧縮エアの供給を受けることと、第1メインタンク144Mに圧縮エアを供給することの両方が可能になる。この結果、起動時の圧縮エアの圧力低下量を抑えることができ、かつ、運転時の圧縮エアの圧力変動量を従来より小さく抑えることが可能になる。
第2接続部である配管P143Sbは、第1メインタンク144Mに直接接続される。すなわち、第2メインタンク144Sは、メインレギュレータ143から第1メインタンク144Mに圧縮エアを供給する配管P143Mを介することなく、第2接続部としての配管P143Sbを介して第1メインタンク144Mに直接接続される。この場合、第2メインタンク144Sは、第1メインタンク144Mを介して圧縮エアの供給を受けることと、第1メインタンク144Mに圧縮エアを供給することの両方が可能になる。この結果、起動時の圧縮エアの圧力低下量を抑えることができ、かつ、運転時の圧縮エアの圧力変動量を従来より小さく抑えることが可能になる。
第1メインタンク144Mの容積をV1、第2メインタンク144Sの容積をV2とした場合、V1<V2を満たすことで、起動時における第1メインタンク144M内の圧力低下量をより小さく抑えることができる。
メインレギュレータ143から圧縮エアを第1メインタンク144Mに供給する供給部位である配管P143Mの流路抵抗をR1、第2メインタンク144Sへの配管P143Sの流路抵抗をR2とした場合、R1<R2を満たすことで、メインノズル142からエア噴射後には第1メインタンク144Mの圧力を先に急速に回復させることができ、圧縮エアの圧力低下を抑えることができる。
なお、上記の実施形態ではメインタンクを第1メインタンク144M及び第2メインタンク144Sで構成しているが、同様に、サブタンク164を第1サブタンク及び第2サブタンクで構成してもよい。
10 エアコンプレッサ、100 緯入れ装置、110 制御部、111 CPU、112 ファンクションパネル、120 給糸部、130 緯糸測長貯留部、131 貯留ドラム、132 緯糸解舒ピン、133 バルーンセンサ、140 緯入れノズル、141 タンデムノズル、142 メインノズル、143 メインレギュレータ(電空レギュレータ)、144M 第1メインタンク(第1タンク)、144S 第2メインタンク(第2タンク)、144x 圧力センサ、145 タンデムバルブ、146 メインバルブ、147 ブレーキ、150 筬、153 緯糸通路、160,160A~160F サブノズル群、162 サブレギュレータ、164 サブタンク、164x 圧力センサ、165,165A~165F サブバルブ、166,166A~166F 配管群、170 エンドセンサ、1431 空気ばね圧調整部、1431a 一次側空間、1431b 二次側空間、1431d ダイヤフラム、1432 パイロット式開閉弁、1432out 出口、1433 排気弁、1433out 排気口、1434 給気用電磁弁、1435 排気用電磁弁、1435out 排気口、TL 織幅、P10 配管、P143M 配管(供給部位)、P143S,P143Sa,P143Sb 配管(第2接続部)、P144 配管(第1接続部)、P145,P146 配管、P161 配管、P163 配管、M メイン系統、S サブ系統、Y 緯糸。

Claims (5)

  1. 圧縮エアを貯蔵する第1タンクと、
    エアコンプレッサから供給される前記圧縮エアの圧力を所定の範囲に調整して前記第1タンクに供給する電空レギュレータと、
    前記圧縮エアを噴射するノズルと、
    前記第1タンクに第1接続部を介して接続され、前記第1タンクに貯蔵された前記圧縮エアを前記ノズルに供給するバルブと、
    前記第1接続部とは別の第2接続部を介して前記第1タンクに接続されるとともに、前記電空レギュレータにより前記所定の範囲に圧力が調整された圧縮エアを貯蔵し、前記所定の範囲に圧力が調整された圧縮エアを前記第1タンクに補充する第2タンクと、
    を有するエアジェット織機の緯入れ装置。
  2. 前記第2接続部は、前記電空レギュレータから前記圧縮エアを前記第1タンクに供給する供給部位に接続される、
    請求項1に記載のエアジェット織機の緯入れ装置。
  3. 前記第2接続部は、前記第1タンクに直接接続される、
    請求項1に記載のエアジェット織機の緯入れ装置。
  4. 前記第1タンクの容積をV1、前記第2タンクの容積をV2とした場合、V1<V2を満たす、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエアジェット織機の緯入れ装置。
  5. 前記電空レギュレータから前記圧縮エアを前記第1タンクに供給する供給部位の流路抵抗をR1、前記第2接続部の流路抵抗をR2とした場合、R1<R2を満たす、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のエアジェット織機の緯入れ装置。
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