JP5481912B2 - カメラ - Google Patents
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Description
また、電圧を可変させるのに比べてデューティ比の変更は比較的簡単な電子回路で制御できるので、このデューティ制御はモータ制御方法として広く用いられている。
たとえば、特許文献1では、静音化を目的として、励磁電圧立ち上がり、または立ち下がり時にデューティ制御している。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のカメラであって、前記制御部は、前記第2モードにおいて、前記可動ミラーを前記被写体光路内から被写体光路外へ移動させる場合、及び、前記可動ミラーを前記被写体光路外から被写体光路内へ移動させる場合のいずれにおいても、前記第1の周期で前記第1の期間行うデューティ制御を、前記第1の周期よりも長い第2の周期で繰り返して行うこと、を特徴とするカメラである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のカメラであって、前記第1の周期のデューティ制御において、前記モータに電流を流す期間と交互に繰り返される期間、及び、前記第2の周期において前記デューティ制御を行う第1の期間と交互に繰り返される期間は、前記モータの端子を短絡させるショートブレーキ期間であること、を特徴とするカメラである。
画像表示部12は、カメラ10の背面部に設けられ、撮像部16で撮影した被写体像や、操作に関連した情報、撮影した被写体像等を表示する液晶ディスプレイである。
つぎに、図3〜図8を参照して、ミラー部20(ミラー駆動機構30)の構成と、制御部50によるミラー部20およびシャッタ部15の制御について詳細に説明する。
ミラー21は、当該カメラ10における背面側の端部で、フレーム本体部11(図1参照)に、X軸と平行な揺動軸21Aによって支持され、揺動軸21Aを支点として、Y軸とZ軸を含む平面と平行な平面内で揺動可能に設けられている。そして、図3に示すように光路内に光軸OAに対して約45°の姿勢で位置するミラーダウン状態と、図6に示すように光路の上側に略水平に位置するミラーアップ状態との間で揺動するようになっている。ミラー21は、ミラーダウン側ではダウン側受けピン22によって、ミラーアップ側ではアップ側受けピン23によって、それぞれ位置が規定されるようになっている。
ミラー操作部31Emは、ミラー21のミラーピン21Bを押圧してミラーアップ操作する部位である。また、シャッタ操作部31Esは、後述するシャッタ部15におけるシャッタ係止/チャージレバー15Aを押し下げて,シャッタ部15の機械的な係止およびシャッタチャージを行う部位である。図3に示すミラーダウン状態では、ミラー操作部31Emは、ミラー21のミラーピン21Bの下側に離間して位置している。また、シャッタ操作部31Esは、後述するシャッタ部15のシャッタ係止/チャージレバー15Aを押し下げている。
シャッタ係止/チャージレバー15Aは、図3および図6に示すように、上下方向に所定量移動可能、且つ、上側(図6に示す位置)に移動付勢されて設けられている。そして、図中上側から下側に押圧操作されることによって、シャッタの機械的な係止およびシャッタチャージを行うものである。つまり、シャッタ係止/チャージレバー15Aが、下側に押圧操作された状態で、シャッタ部15はチャージされ、且つ、そのチャージによるシャッタ幕の走行が機械的に係止された状態を保つように構成されているものである。
駆動モータ34は、制御部50によって制御されるモータ駆動回路51Md(図2参照)から供給される電流によって駆動される。制御部50による駆動モータ34の制御の詳細については後述する。
なお、図4はギア列35におけるギアの連繋を簡潔に示すために各ギアのピッチ円のみを示してある。図4における操作ローラピン37および検出円盤36Bの状態は図3に示すミラーダウン状態に対応している。また、図5は、各ギアの連繋状態を展開して示してあり、各ギアの位置関係は図3および図6とは一致しない図となっている。
第2アイドルギア352は、径(歯数)が大中小と異なる3つのギア352a,352b,352cが同芯一体に形成されている。最も外側に位置する最も小径のギア352cは、位置検出部36のためのものである。
このようなギア列35の噛合構成によって、駆動モータ34の回転が、所定の比率で減速されて、従動操作ギア35Mを回転させる。
操作ローラピン37は、従動操作ギア35Mの回転中心から偏芯した位置に、回転自在に設けられている。
検出部ギア36Aは、ギア列35における第2アイドルギア352の小径ギア352cと噛合しており、ギア列35と所定の関係で連繋して回転駆動されるようになっている。
第1センサ36Saと第2センサ36Sbとは、それぞれ図3,図4および図6において、検出円盤36Bの回転中心に対する右側の領域に配設されている。第2センサ36Sbは、第1センサ36Saに対して、検出円盤36Bの周方向に正回転方向(図中反時計回り方向)前方側に略60°離間した位置に設けられている。
そして、第2センサ36SbがONの状態で、第1センサ36SaがONからOFFとなった(OFFエッジ36Bbを検出した)タイミングで、ミラーアップが完了するように設定されている。従って、ミラーアップ状態では、第1センサ36Saの検出信号はOFF、第2センサ36Sbの検出信号はONの状態となる。
まず、駆動モータ34の静音モードによる駆動について説明する。図8は静音モードにおけるタイムチャートを示す。撮影待機状態である図3に示すミラーダウン状態から、レリーズスイッチが操作(ON)されると、制御部50は、駆動モータ34に対してデューティ制御のステップ駆動を行い、駆動モータ34を正回転駆動する。すなわち、1周期10μsで電圧印加区間50%(5μs)、ショートブレーキ区間50%(5μs)からなるデューティ制御を、1周期20msとして、10msのデューティ制御と10msのショートブレーキとのステップ駆動を行う。
駆動モータ34の正回転停止(ミラーアップ完了)の所定時間t1後、シャッタ部15の電磁コイルの通電を解除してシャッタ幕を走行させる。シャッタ部15は、先幕が先行して走行し、所定の間隔をおいて後幕が走行して両者の間で露光を行う。
次に、駆動モータ34の通常モードによる駆動について説明する。図9は通常モードにおけるタイムチャートを示す。図9において、図8と同様な部分の説明は省略する。通常モードにおいて制御部50は、ミラーアップ及びミラーダウンの最中においては100%の電圧印加を継続し、駆動モータ停止直前にデューティ制御を行う。
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態で説明したような、モータに対して、第1の周期で第1の期間行うデューティ制御を、第1の周期よりも長い第2の周期でステップ駆動するモード(静音モード)と、100%の電圧印加を継続するモード(通常モード)とを切り替えられるようにした。ただし、これに限定されず、さらに50%デューティ制御を継続するモードをさらに加えても良い。この50%デューティ制御は、本実施形態の静音モードと通常モードとの中間的なモードであり、音が発生する可能性は、通常モードよりは低いが静音モードよりは高い。またモータの駆動速度は、通常モードよりは遅いが静音モードよりは速くなる。
(2)また、ステップ駆動の周期が異なる複数の静音モードを備えることもでき、要求される静音の度合いに応じて選択可能とすることもできる。
(3)さらに、ミラーアップ側とミラーダウン側の何れか一方の駆動時のみに、デューティ制御のステップ駆動制御を行っても良く、また、起動時または駆動期間中にデューティ制御を行わない期間を設定しても良い。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
Claims (3)
- 被写体光路内と被写体光路外との間で移動可能な可動ミラーと、
前記可動ミラーを回転駆動するモータと、
前記モータの駆動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記モータを所定の速度で回転させる第1モードと、前記モータの駆動を前記第1モードとは異なる方式でデューティ制御することにより前記第1モードより前記モータを低速で回転させる第2モードと、で前記モータの駆動を制御し、
前記第2モードにおいて、第1の周期で第1の期間行うデューティ制御を、前記第1の周期よりも長い第2の周期で繰り返して行うこと、
を特徴とするカメラ。 - 請求項1に記載のカメラであって、
前記制御部は、前記第2モードにおいて、前記可動ミラーを前記被写体光路内から被写体光路外へ移動させる場合、及び、前記可動ミラーを前記被写体光路外から被写体光路内へ移動させる場合のいずれにおいても、前記第1の周期で前記第1の期間行うデューティ制御を、前記第1の周期よりも長い第2の周期で繰り返して行うこと、
を特徴とするカメラ。 - 請求項1又は2に記載のカメラであって、
前記第1の周期のデューティ制御において、前記モータに電流を流す期間と交互に繰り返される期間、及び、前記第2の周期において前記デューティ制御を行う第1の期間と交互に繰り返される期間は、前記モータの端子を短絡させるショートブレーキ期間であること、
を特徴とするカメラ。
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