JPH06258688A - シャッタ計測装置を有するカメラ - Google Patents

シャッタ計測装置を有するカメラ

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JPH06258688A
JPH06258688A JP5066025A JP6602593A JPH06258688A JP H06258688 A JPH06258688 A JP H06258688A JP 5066025 A JP5066025 A JP 5066025A JP 6602593 A JP6602593 A JP 6602593A JP H06258688 A JPH06258688 A JP H06258688A
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JP
Japan
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shutter
light
camera
traveling
curtain
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Application number
JP5066025A
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English (en)
Inventor
Masanori Hasuda
雅徳 蓮田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH06258688A publication Critical patent/JPH06258688A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/10Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device a servo-motor providing energy to move the setting member
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B9/00Exposure-making shutters; Diaphragms
    • G03B9/08Shutters
    • G03B9/10Blade or disc rotating or pivoting about axis normal to its plane
    • G03B9/18More than two members
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B9/00Exposure-making shutters; Diaphragms
    • G03B9/58Means for varying duration of "open" period of shutter

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一露光動作中に検出手段からの出力波形の反
転が2回であり、シャッタ秒時を確実に検出でき、更に
シャッタを大型化する必要の無いシャッタ計測装置を有
するカメラを提供する。 【構成】 開口部内を走行して開口部を開閉可能な複数
のシャッタ羽根を備えたカメラにおいて、シャッタ羽根
の走行面に対向して配置され、走行面に向けて投光する
投光手段と、走行面に対向して投光手段と反対側に配置
され、投光を反射する反射手段と、走行面に対向して投
光手段と同一側で、且つシャッタ羽根の走行方向と略垂
直な方向で光軸方向とは異なる方向に投光手段と並んで
配置され、走行面側からの投光の反射光を受光する受光
手段とを有し、複数のシャッタ羽根が開口部を閉成する
と、複数のシャッタ羽根の一部が投光手段または受光手
段または反射手段のうちのいずれか一つを覆う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャッタの走行状態検
出装置を有するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラにおいては被写体から
の光束をレンズの絞りにて制限し、更にフィルムの露光
時間を機械的なシャッタで制限している。一眼レフカメ
ラに使用されているシャッタは基本的に先幕と後幕によ
る2枚の幕から成り、露光前にはいわゆる先幕がフィル
ム画面を覆っている。
【0003】シャッタボタンの押圧によってまず先幕が
画面から退避してフィルム画面への露光が開始される。
所定時間経過後、後幕がフィルム画面を覆うように作動
する。先幕および後幕の走行は機械的に付勢されたバネ
力によって行われ、走行の開始はバネ力によって付勢さ
れた先幕および後幕の係止を解除することで行われる。
【0004】過去においては、これらの作動が純機械的
に制御されていたが、近年は電気的な制御が多く用いら
れるようになった。先幕および後幕の走行にはバネ力が
用いられているが、走行の開始は幕を係止する電磁石へ
の通電によって制御されているのである。
【0005】一方、1/8000秒などシャッタの高速
化が重要な仕様になりつつあると共に、近年においては
ストロボの使用が多くなり、明るい環境での作画が可能
なようにストロボ同調速度の高速化が必要となってい
る。
【0006】この目的のためには、前述のバネ力を高め
て先幕および後幕の走行速度(幕速)を飛躍的に速くせ
ざるを得ず、かつ先幕および後幕の形成するスリット幅
も狭くなるように制御しなくてはならない。そのために
1/8000秒を超える高速秒時の場合には、電磁石の
通電タイミングを正確に制御しても、電磁石に対する係
止機構の離脱速度や、バネも含めた機械走行系の有する
ばらつき等のために、所望のシャッタ秒時が得られない
可能性がある。
【0007】更に、所望のシャッタ秒時が得られない現
象はフィルムを現像して初めて発見できるため、撮影中
あるいは撮影直後に検出できるように、その作動状態を
検出する手段を設けたシャッタが提案されている。例え
ば図18は、本出願人によって提案されている作動状態
検出手段を搭載したシャッタの平面図を示しており、羽
根機構と検出手段との関係を示したものである。なお、
図18はチャージ完了状態を示している。
【0008】図18において、13は基板、13aは基
板13に開けられた露光のための開口部である。17は
先羽根群であり、17A〜17Dの4枚から構成されて
いる。これら4枚の羽根は、主アーム18aおよび補助
アーム18bにピン19で回転可能に取り付けられてい
る。主アーム18aおよび補助アーム18bは、基板1
3に植設された軸20にそれぞれ回転可能に取り付けら
れている。主アーム18aおよび補助アーム18bは平
行リンク運動をし、羽根17Aのスリットエッジ17a
が水平を保ったまま開口部13aを覆った位置と開放し
た位置との間を移動する。
【0009】後羽根群21も同様に4枚の羽根21A〜
21D、主アーム22a、補助アーム22b、羽根をア
ームに取り付けるピン23から構成され、基板13に植
設された軸24に、主アーム22aおよび補助アーム2
2bがそれぞれ回転可能に取り付けられている。主アー
ム22aおよび補助アーム22bは平行リンク運動を
し、羽根21Aのスリットエッジ21aが水平を保った
まま開口部13aを覆った位置と開放した位置との間を
移動する。
【0010】主アーム18aに開けられた穴18cおよ
び主アーム22aに開けられた穴22cは、不図示の駆
動機構と連結されていて、この駆動機構により主アーム
18aおよび22aをそれぞれ駆動し、先羽根群17お
よび後羽根群21が開口部13aを開放する位置と覆う
位置との間を移動するように構成されている。
【0011】37は、接着等により基板13に取り付け
られたシャッタ幕の走行状態を検出する検出手段であ
る。シャッタ幕走行検出手段37は、発光ダイオード3
8およびフォトトランジスタ39を備えている。発光ダ
イオード38とフォトトランジスタ39は、シャッタ幕
走行検出手段37の裏側(紙面の裏面)にある。またシ
ャッタ幕走行検出手段37は、図示のチャージ完了状態
では先羽根群17からはずれた位置に配置されている。
次に、シャッタ幕走行検出手段37の付近を図21を用
いて更に詳しく説明する。
【0012】図21は、図18のC−C断面図である。
シャッタ幕走行検出手段37の発光ダイオード38およ
びフォトトランジスタ39は、基板13に開けられた開
穴13bから下側(図21)を向き、先羽根群17およ
び後羽根群21を検出できるように取り付けられてい
る。14は基板13とほぼ同等の大きさのカバー板であ
り、開口部13aと同等の開口部14aが開けられてい
る。この基板13とカバー板14により羽根室15が形
成され、先羽根群17および後羽根群21はこの羽根室
15内に収められている。42は、カバー板14の凹部
14bに接着等により取り付けられた反射板である。反
射板42はシャッタ幕走行検出手段37に対向する位置
に配置され、シャッタ幕走行検出手段37側の面に反射
面42aが形成されている。発光ダイオード38から発
した光は反射面42aで反射し、フォトトランジスタ3
9に照射される。
【0013】上記のように構成された、本出願人によっ
て既に提案されているシャッタユニットにおいて、羽根
の走行によってどのような波形が出力されるかを、図2
0によって説明する。
【0014】図20において、40は先幕の走行曲線、
41は後幕の走行曲線をそれぞれ表している。
【0015】図18で示したチャージ完了状態では、シ
ャッタ幕走行検出手段37は遮られていないので発光ダ
イオード38からの光は反射面42aでほとんど反射さ
れてフォトトランジスタ39に入射する。従って、フォ
トトランジスタ39の出力は高レベルである。
【0016】走行曲線40のように先幕が走行すると、
先羽根群17は円弧運動をして、シャッタ幕走行検出手
段37を徐々に覆っていく。先羽根群17の反射率は反
射面42aの反射率より低い反射率にしてあるため、先
羽根群17がシャッタ幕走行検出手段37を覆った時に
その出力が低レベルに反転する。t1時間後に、先羽根
群17のスリットエッジ17aが図19に示したように
シャッタ幕走行検出手段37の位置まで走行すると、フ
ォトトランジスタ39の出力は再び高レベルに反転す
る。
【0017】後幕が走行曲線41のように走行すると、
先幕の場合とは逆にt時間後に後羽根群21のスリット
エッジ21aがシャッタ幕走行検出手段37の位置まで
走行してフォトトランジスタ39の出力は低レベルに反
転する。先幕の走行の時と逆の過程をたどり、t2時間
後に後羽根群21でのシャッタ幕走行検出手段37の遮
蔽が解除されてフォトトランジスタ39の出力が高レベ
ルに反転する。その後後羽根は走行を終了する。
【0018】このとき後幕は、不図示ではあるが図18
で示した先幕と同様に、開口部13aを覆っているが、
シャッタ幕走行検出手段37は覆っていない状態にあ
る。このようにして図20に示したようなフォトトラン
ジスタ39からの出力波形が得られる。時間tは、シャ
ッタ幕走行検出手段37により検出されたシャッタ秒時
である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成であると以下のような問題点がある。
【0020】まず、高速シャッタであると羽根の走行速
度が速く、すなわち走行曲線40および41の傾きが急
であり、従ってt1やt2の時間は非常に短時間となる。
そのため検出系の応答の遅れが大きい場合には、フォト
トランジスタ39の出力は図20の破線で示したように
つぶれてしまい、検出が困難になる。
【0021】また、検出系が高速でハード的に対応でき
たとしても、一露光動作中にフォトトランジスタ39か
らの出力が4回も反転するために、フォトトランジスタ
39からの出力波形から秒時tを検出処理するソフトが
複雑になってしまう。
【0022】更に、先羽根群17や後羽根群21をシャ
ッタ幕走行検出手段37を確実に覆うようにその羽根の
長さを延長すれば、上記問題点は解決されるがシャッタ
が大型化するという新たな問題点が発生してしまう。
【0023】そこで本発明では、一露光動作中に検出手
段からの出力波形の反転が2回であり、シャッタ秒時を
確実に検出でき、更にシャッタを大型化する必要の無い
シャッタ計測装置を有するカメラを提供することを目的
としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のシャッタ計測装置を有するカメラは、開口
部内を走行して開口部を開閉可能な複数のシャッタ羽根
を備えたカメラにおいて、シャッタ羽根の走行面に対向
して配置され、走行面に向けて投光する投光手段と、走
行面に対向して投光手段と反対側に配置され、投光を反
射する反射手段と、走行面に対向して投光手段と同一側
で、且つシャッタ羽根の走行方向と略垂直な方向で光軸
方向とは異なる方向に投光手段と並んで配置され、走行
面側からの投光の反射光を受光する受光手段とを有し、
複数のシャッタ羽根が開口部を閉成すると、複数のシャ
ッタ羽根の一部が投光手段または受光手段または反射手
段のうちのいずれか一つを覆うように構成される。
【0025】
【作用】上記構成のカメラにおいては、複数のシャッタ
羽根が開口部を閉成すると、複数のシャッタ羽根の一部
が投光手段または受光手段または反射手段のうちのいず
れか一つを覆うように構成したので、その状態において
受光手段から発光手段に到達する光はなく、発光手段の
出力を低レベルとする事が可能となり、またシャッタ羽
根の延長量も最小で済む。
【0026】
【実施例】図1は、本発明によるシャッタ計測装置を有
するカメラの形態を説明する斜視図である。
【0027】図1は裏蓋4を開放した状態を示してあ
り、不図示のフィルムパトローネはパトローネ室5に装
填され、パトローネから引き出されたフィルムはアパー
チャ6の前面を通過して、スプール7に巻き付けられ
る。裏蓋4の内側に設けられた圧板9は、フィルム(図
示せず)をアパーチャ6に押し付けて平面性を保つ作用
をする。29はフィルムがカメラ1に装填されているか
否かを検出するフィルム検出スイッチである。アパーチ
ャ6の内側に設けられたシャッタ8は、図中の波線で示
されたアパーチャ6よりやや広い範囲を覆っており、レ
ンズ2を通過した被写体光を所定時間だけフィルム画面
上に導く。
【0028】撮影者はレンズ2を通過した被写体の状況
をファインダ3から視認し、レリーズボタン10を押す
ことで露光の開始を指令する。露光モードや各種条件
は、表示手段12で確認できる。なお表示手段12内に
は、後述するLCD(Liquid Cristal Display)34が
内蔵されている。
【0029】複数の設定ボタン11は、カメラ1の作動
モードや各種条件などを任意に設定するための操作ボタ
ンで、表示手段12上の文字などを確認しながら操作を
行うのに使用される。
【0030】図2は、本発明によるシャッタ計測装置を
有するカメラの一実施例を示すブロック結線図である。
【0031】本回路は、電池25を電源とし、中枢の制
御はCPU32が実行する。CPU32への入力信号は
下記の通りである。
【0032】測光手段26は被写体を複数に分割した各
部分における明るさを測定するセンサ手段であり、複数
の測光値をCPU32に供給する。フィルム感度検出手
段27は装填されたフィルムパトローネ側面などに付与
されたコード信号を読み取り、フィルム感度情報をCP
U32に供給する。スイッチ検出手段28は前述のレリ
ーズボタン10および設定ボタン11に連動したスイッ
チを含む手動操作スイッチおよびフィルム検出スイッチ
29であり、カメラのシーケンス状態を検出するための
タイミングスイッチなどを含む。スイッチ検出手段28
からは、カメラの状態情報がCPU32に供給される。
【0033】CPU32は、ドライバ手段33を経由し
て次の駆動制御を行う。
【0034】まず、LCD34を駆動して、露光および
作動モード設定に関する情報や、警告表示などを表示さ
せる。シャッタ8、詳しくは先幕マグネットおよび後幕
マグネットの作動時間の間隔、即ち露光時間を制御す
る。レンズ2内の絞り35を駆動して通過光量を制御す
る。
【0035】また、CPU32は、モータ36を駆動し
て前述のシャッタ駆動ばねの付勢動作、フィルムの巻上
げ、巻き戻し給送、ミラーや絞りのチャージなどをす
る。
【0036】更に、CPU32は、シャッタ幕走行検出
手段37を制御する。詳しくは後述するが、発光ダイオ
ード38を点灯させ、フォトトランジスタ39から発生
する信号を受け取る。
【0037】図3は、前述したシャッタ8の斜視図であ
る。基板13とカバー板14は、ほぼ平行に所定間隔を
もって配置されており、それらの間に羽根室15が形成
されている。基板13には、カメラ1のアパーチャ6と
ほぼ等しい位置に、露光のための開口部13aがあけら
れており、また図示されていないがカバー板14にもほ
ぼ同位置に開口部があけられている。16はシャッタ羽
根のばねなどを含む駆動機構であり、電磁石などを含む
秒時制御のためのシャッタ機構部である。シャッタ機構
部16には、駆動機構をチャージするためのチャージ機
構などが含まれている。開口部13aを挟んでシャッタ
機構部16と反対側には、シャッタ幕走行検出手段37
が基板13上に取り付けられている。
【0038】図4は図3のA−A断面図である。羽根室
15には先羽根群17および後羽根群21が開口部13
aを覆う位置と開放する位置との間を移動可能に配置さ
れている。カバー板14の凹部14bには反射板42が
接着等によって取り付けられている。反射板42のシャ
ッタ幕走行検出手段37側の面には反射面42aが形成
されており、反射面42aの反射率は高反射率に設定さ
れており、かつ正反射面(入射角と反射角が等しい反射
面)に設定されている。一方、先羽根群17および後羽
根群21の表面は、両面とも低反射率にされている。シ
ャッタ幕走行検出手段37は反射板42に対向した位置
に配置され、図4では不図示であるが前述したように発
光ダイオード38およびフォトトランジスタ39があ
り、シャッタ幕走行検出手段37の前面の基板13に開
けられた開穴13bより先羽根群17および後羽根群2
1を検出する。
【0039】すなわち発光ダイオード38からの光は先
羽根群17あるいは後羽根群21が、その位置に存在し
ない場合は反射板42の反射面42aで反射するが、反
射面42aの反射率が高反射率に設定されているのでほ
とんど反射されてフォトトランジスタ39に入射するの
でフォトトランジスタ39の出力は高レベルとなる。一
方、先羽根群17あるいは後羽根群21がシャッタ幕走
行検出手段37の位置に存在すると、発光ダイオード3
8からの光はこれら低反射率の羽根表面で反射してフォ
トトランジスタ39に入射するのでフォトトランジスタ
39の出力は低レベルとなり、以上の区別によって先羽
根群17および後羽根群21の検出が可能となる。なお
反射面42aの反射率は70%以上、羽根表面の反射率
は25%以下が望ましい。
【0040】図5〜図9は、先羽根群17および後羽根
群21の動作を説明する正面図である。
【0041】図18の従来例で説明したものと同様の構
成となっているので、その構成の詳細な説明は省略する
が、従来例と異なっている構成、従来例で説明されてい
なかった部分、および本発明で特に必要な部分について
補足して説明する。
【0042】先羽根群17はスリット形成羽根17Aを
含む4枚の羽根17A〜17Dより構成され、後羽根群
21はスリット形成羽根21Aを含む4枚の羽根21A
〜21Dより構成されている。図5では先羽根群17の
羽根17Bおよび17Cがシャッタ幕走行検出手段37
の発光ダイオード38とフォトトランジスタ39のほぼ
中間位置まで延長されていて発光ダイオード38のみを
覆うように構成されている。また、図9では後羽根群2
1の羽根21Bおよび21Cが、同様にシャッタ幕走行
検出手段37の発光ダイオード38とフォトトランジス
タ39のほぼ中間位置まで延長されていて発光ダイオー
ド38のみを覆うように構成されている。
【0043】シャッタ幕走行検出手段37は先羽根群1
7および後羽根群21の走行方向に対して開口部13a
のほぼ中央位置に配置されている。また発光ダイオード
38とフォトトランジスタ39は羽根の走行方向に対し
て垂直方向、すなわちスリットエッジ17aおよび21
aと平行な方向に並ぶようにシャッタ幕走行検出手段3
7の向きが設定されている。
【0044】先羽根群17、アーム18、およびピン1
9から構成された先羽根系と、後羽根群21、アーム2
2、およびピン23から構成された後羽根系は、同一の
ものを裏返して、更に開口部13aに対してほぼ対称に
配置されている。
【0045】なお図4で説明した通り、シャッタ幕走行
検出手段37と対向した位置に、図5〜図9では不図示
ではあるが反射板42が配置され、シャッタ幕走行検出
手段37と反射板42との間を先羽根群17および後羽
根群21が通過するように構成されてる。
【0046】図5は、先羽根群17が開口部13aを覆
い、後羽根群21が開口部13aの上方に畳まれている
チャージ完了状態を示している。この状態でのフォトト
ランジスタ39の出力について説明しておく。
【0047】図11は図3のB−B断面図であり、シャ
ッタ幕走行検出手段37付近を詳述した断面図である。
図5は図11(a)の状態に対応している。図11
(a)で発光ダイオード38からの光で先羽根群17が
なければ反射面42aで反射されてフォトトランジスタ
39に入射する光(実線で示した)は先羽根群17で遮
られており、前述したように先羽根群17の表面は低反
射率であるのでフォトトランジスタ39の出力は低レベ
ルとなる。
【0048】また先羽根群17に遮られずに反射面42
aに到達する光(一点鎖線で示した)は、反射面42a
が前述したように正反射面とされているために二点鎖線
の様には反射せず、フォトトランジスタ39には入射し
ない。
【0049】図5の状態でシャッタ機構部16の不図示
の先幕マグネットを作動させると先羽根群17が作動を
開始して開口部13aを開放し始め、フィルムに露光が
開始される。そして図6に示した状態へと移行するが、
その過程を図10(a)〜図10(c)を用いて説明す
る。
【0050】図10(a)はスリット形成羽根17Aの
軌跡を、図10(b)および図10(c)はそれぞれ羽
根17Bおよび17Cの軌跡を示した正面図である。こ
れらの羽根17Bおよび17Cは、水平姿勢を保ちなが
ら円弧運動をする。羽根17Cは図10(c)に示した
ように初め発光ダイオード38を覆っており、その走行
に伴ってフォトトランジスタ39をわずかに覆いながら
シャッタ幕走行検出手段37から退避していく。羽根1
7Bは図10(b)に示したように初め発光ダイオード
38をほぼ覆っておりその走行に伴って発光ダイオード
38とフォトトランジスタ39を覆っていき、そしてシ
ャッタ幕走行検出手段37から退避していく。スリット
形成羽根17Aは図10(a)に示したように、初めは
シャッタ幕走行検出手段37から退避した位置にある
が、その走行に伴って発光ダイオード38およびフォト
トランジスタ39を覆っていき、そのスリットエッジ1
7aが発光ダイオード38およびフォトトランジスタ3
9部を通過する。
【0051】なお公知のようにこれらの羽根は互いに重
ねられていて、走行に伴ってその重なり量が次第に増加
するように構成されているので、羽根17Cがシャッタ
幕走行検出手段37から退避する前に羽根17Bがシャ
ッタ幕走行検出手段37を覆い始め、次に羽根17Bが
シャッタ幕走行検出手段37から退避する前にスリット
形成羽根17Aがシャッタ幕走行検出手段37を覆い始
める。
【0052】従って先羽根群17全体で見れば図5から
図6に至る過程において、図5の状態では発光ダイオー
ド38のみ覆われていたのが徐々にフォトトランジスタ
39も覆われていき図6の状態に移行する。また図6お
よび図10(a)〜10cからわかるように、本実施例
では羽根17Bおよび17Cを延長したが、シャッタユ
ニットの大きさは、本出願人によって既に提案されてい
るシャッタユニットと同一でよい。
【0053】図11(b)は図6に対応した状態を示し
ているが、上記の過程を図11(a)と図11(b)を
用いて説明すると、先羽根群17の右側端面が徐々に右
方向に移動していき、次第にフォトトランジスタ39を
覆っていき図11(b)の状態になる。従ってこの過程
においても発光ダイオード38から出て反射面42aで
反射してフォトトランジスタ39に入射する光は無く、
フォトトランジスタ39の出力は低レベルのままであ
る。
【0054】そして図6の状態でスリットエッジ17a
が退避した瞬間に図11(c)に示した状態になり、発
光ダイオード38からの光が反射面42aで反射してフ
ォトトランジスタ39に入射するようになるため、フォ
トトランジスタ39の出力は高レベルに反転する。先羽
根群17は更に走行を続け、開口部13aを開放した図
7の状態に至り作動が完了する。なお図6から図7に至
る過程でもフォトトランジスタ39の出力は高レベルの
状態を維持している。
【0055】先幕マグネットを作動させてから露光時間
経過後、シャッタ機構部16の後幕マグネット(図示せ
ず)を作動させると、図7の状態から後羽根群21が作
動を開始し開口部13aを覆い始める。そして図8に示
したように、後羽根群21のスリット形成羽根21Aの
スリットエッジ21aがシャッタ幕走行検出手段37の
位置に来た状態になると、図11(b)に示した状態に
なるのでフォトトランジスタ39の出力は高レベルから
低レベルに反転する。そして後羽根群21は更に走行を
続け、開口部13aを覆った図9の状態に至り、後羽根
群21の作動が完了すると共に露光も終了する。
【0056】なお、後羽根群21が図8から図9の状態
に至る過程は、先羽根群17が図5から図6に至る過程
の逆の過程をたどる。すなわち発光ダイオード38およ
びフォトトランジスタ39と後羽根群21との関係は、
図11(b)から図11(a)に示すように移行する。
従ってこの過程においてもフォトトランジスタ39の出
力は低レベルのままである。
【0057】露光終了後、不図示のモータおよびシャッ
タ巻上げ機構によりシャッタ機構部16を介して先羽根
群17および後羽根群21をチャージして図5の状態に
復帰させる。
【0058】なお、図12に示すように、発光ダイオー
ド38またはフォトトランジスタ39の少なくとも一方
に投光または受光の光路を決定するガイド手段37aを
設けて、投光または受光の散乱を防止することも可能で
ある。
【0059】図13は、以上のシャッタ8の動作を示す
タイムチャートである。
【0060】図13では、先幕および後幕の制御用のマ
グネット(Mg)のオンオフタイミングによって変化す
る先幕および後幕の走行状態と、フォトトランジスタ3
9の検出信号変化を示している。
【0061】撮影者がレリーズボタン10を押すと、先
幕マグネットおよび後幕マグネットが通電されてオンと
なり、先幕および後幕の電気的な係止を開始する。レリ
ーズボタン10を押圧する以前は機械的に係止が行われ
ていたのを、ここで電気的な係止に切り換えるのであ
る。その後、不図示の機構動作によって、まずレンズ2
の絞り制御が実行され、撮影光路中の反射ミラーの上昇
が実行される。
【0062】次に先幕マグネットがオフされる。これに
よって先羽根群17のスリット形成羽根17Aのスリッ
トエッジ17aが走行曲線40で示したように走行す
る。図13のFで示した範囲は、アパーチャ6の縦開口
部を示す。先幕マグネットをオフしてからtf時間経過
後に、先羽根群17のスリットエッジ17aがシャッタ
幕走行検出手段37の前面を通過し、フォトトランジス
タ39の出力が反転する。
【0063】先幕マグネットがオフされてから、あらか
じめ設定されていた露光時間であるT時間経過後に、後
幕マグネットがオフされる。これによって後羽根群21
のスリット形成羽根21Aのスリットエッジ21aが走
行曲線41で示したように開口部Fを横切る。この時も
後幕マグネットをオフしてからtr時間経過後、後羽根
群21のスリットエッジ21aがシャッタ幕走行検出手
段37の前面を通過し、フォトトランジスタ39の出力
が反転する。
【0064】以上のようにして得られたフォトトランジ
スタ39の反転タイミングの立ち上がりから立ち下がり
までの時間tを計時すれば、真の露光時間tを知る事が
できる。例えば、露光制御回路が露出時間Tを正しく計
時して先幕マグネットおよび後幕マグネットを正しいタ
イミングで駆動しても、フォトトランジスタ39から得
られた制御時間tが露出時間Tと異なる場合には、機械
系に誤動作があったと判断できるのである。
【0065】更にこの時、先幕マグネットをオフしてか
らスリットエッジ17aがシャッタ幕走行検出手段37
を通過するまでの時間tfと、後幕マグネットをオフし
てからスリットエッジ21aがシャッタ幕走行検出手段
37を通過するまでの時間trをそれぞれ計時すると、
先幕および後幕の走行時間(幕速)を把握する事ができ
る。時間tfおよびtrが標準値より長い場合には幕走
行が遅く、逆に標準値より早い場合には幕走行が速すぎ
ると判断でき、露光むらの判断も可能である。
【0066】図14は、図2中のCPU32の処理ルー
チンを示すフローチャートである。なお本ルーチンは、
給電が行われている間繰り返し実行される。
【0067】ステップS1において、モードスイッチ1
1aが押されていることを確認する。ステップS2にお
いて、測光手段26およびフィルム感度検出手段27か
らの測光信号および感度信号を取り込む。ステップS3
において、両者を演算し、適正露光条件であるシャッタ
秒時および絞り値を算出する。ステップS4において、
以上で求めた露光条件などをLCD34に表示させる。
【0068】ステップS5において、スイッチ検出手段
28を介してレリーズボタン10が押されたか否かを判
断する。押されていない場合には、ステップS1に復帰
して上記の処理を繰り返す。
【0069】ステップS6において、レリーズボタンが
押されていた場合には、図13で説明したように、まず
先幕マグネットおよび後幕マグネットをオンする。ステ
ップS7において、不図示の反射ミラーを上昇させ、撮
影光路から退避させる。ステップS8において、絞り3
5を所定絞り開口となるように制御する。ステップS9
において、シャッタ8を開閉してフィルムへの露光を制
御するシャッタルーチンとシャッタ幕走行検出手段37
によるシャッタ幕走行状態検出ルーチンを実行する。な
おシャッタルーチンとシャッタ幕走行状態検出ルーチン
の詳細については、図15および図16で説明する。
【0070】ステップS10において、シャッタ幕走行
検出手段37により検出された秒時データの評価を行
う。なお評価ルーチンの詳細については図18で説明す
る。
【0071】ステップS11において、露光動作が完了
したのでモータ36を正転させて、メカニズムのチャー
ジおよびフィルムの巻上げを行い、ステップS1に復帰
する。
【0072】図15および図16は、図14に示すステ
ップS9のシャッタルーチンの詳細を示すフローチャー
トである。
【0073】ステップS12において、設定ボタン11
(図1)で設定されたシャッタ秒時Tを読み出す。ステ
ップS13において、先幕マグネットへの通電を終了
し、先羽根群17の走行を開始させる。この後はステッ
プS14とステップS18からそれぞれ始まる処理を同
時に実行する。なお、説明を明確にするために本実施例
におけるシャッタ秒時Tは先羽根群17および後羽根群
21の走行時間より充分長い場合を例とした。
【0074】ステップS14において、シャッタ秒時T
の計時を開始する。ステップS15において、シャッタ
秒時Tの計時完了を待つ。ステップS16では、シャッ
タ秒時Tが経過したので、後幕マグネットへの通電を終
了し、後羽根群21の走行を開始させる。ステップS1
7において、計測時間tfの計時を開始する。
【0075】ステップS18において、ステップS14
と同時に計測時間tfの計時を開始する。ステップS1
9において、発光ダイオード38を点灯させる。ステッ
プS20において、先羽根群17のスリットエッジ17
aの通過によるフォトトランジスタ(PTR)39の出
力が反転するのを待つ。ステップS21において、計測
時間tfの計時を完了する。ステップS22において、
計時時間tの計時を開始する。
【0076】ステップS23(図16)において、後羽
根群21のスリットエッジ21aの通過によるフォトト
ランジスタ(PTR)39の出力が反転するのを待つ。
ステップS24において、計時時間tの計時を完了す
る。ステップS25において、計測時間trの計時を完
了する。ステップS26では、測定が完了したので発光
ダイオード38を消灯し、図14のステップS10に復
帰する。
【0077】図18は、図14に示すステップS10の
評価ルーチンの詳細を示すフローチャートである。
【0078】ステップS27において、計時時間tがシ
ャッタ秒時Tに対してあらかじめ定められている許容時
間幅以内であるかを判断する。許容時間幅を逸脱してい
た場合は、ステップS28において秒時警告を行う。こ
の警告は露光時間が所定値を満足していない旨の告知で
ある。
【0079】ステップS27において許容時間幅以内で
あると判断した場合は、ステップS29において、先羽
根群17の走行時間tfが許容幅以内であるかを判断す
る。許容幅を逸脱していた場合は、ステップS31にお
いて、許容幅を逸脱している旨の幕速警告を行い、図1
4のステップS11に復帰する。ステップS29におい
て走行時間tfが許容幅以内であると判断した場合は、
ステップS30において、後羽根群21の走行時間tr
が所定時間幅以内であるかを判断する。
【0080】ステップS30において、後羽根群21の
走行時間trが所定時間幅を逸脱していると判断した場
合は、ステップS31において、所定時間幅を逸脱して
いる旨の幕速警告を行い、図14のステップS11に復
帰する。ステップS30において走行時間trが所定時
間幅以内であると判断した場合は、直ちに図14のステ
ップS11に復帰する。
【0081】以上の実施例で説明したように、チャージ
完了状態で検出手段の発光ダイオードまたはフォトトラ
ンジスタのどちらかを覆い、検出手段の半分を覆えばよ
いのでその延長量は僅かで良く、更に実施例では羽根系
の慣性にあまり影響を与えない第2番および第3番の羽
根を延長したので、駆動に要するエネルギの増加は最小
で済むだけでなく、本出願人によって既に提案されてい
るシャッタユニットと比べてシャッタユニットの大きさ
を増加させる必要がないという効果が得られる。
【0082】次に、本発明の変形例について説明する。
【0083】本発明は、平行リンク式のシャッタ羽根機
構の羽根が円弧運動をする点に着目し、その円弧状の羽
根の軌跡を利用してシャッタ幕走行検出手段37の覆い
方を効率的に実現したものであるから、この点を更に応
用すれば、本実施例に限られず種々の変形が可能であ
る。
【0084】例えば、シャッタ幕走行検出手段37の個
数や位置を変えた場合や、シャッタ羽根を4枚以外の枚
数で構成した場合にも適用できる。また、本実施例では
シャッタ幕走行検出手段37の発光ダイオード38とフ
ォトトランジスタ39を発光ダイオード38が開口部1
3a側になるように配置したが、発光ダイオード38と
フォトトランジスタ39の位置関係を逆にしても目的を
達成する事ができる。
【0085】
【発明の効果】以上のように、本発明のシャッタ計測装
置を有するカメラによれば、複数のシャッタ羽根が開口
部を閉成すると、複数のシャッタ羽根の一部が投光手段
または受光手段または反射手段のうちのいずれか一つを
覆うように構成したので、一露光動作中に検出手段から
の出力波形の反転が2回であり、シャッタ秒時を確実に
検出でき、更にシャッタを大型化する必要の無いシャッ
タ計測装置を有するカメラを提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメラ
の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメラ
の一実施例を示すブロック結線図である。
【図3】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメラ
の一実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメラ
の一実施例を示す断面図である。
【図5】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメラ
の動作を説明する正面図である。
【図6】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメラ
の動作を説明する正面図である。
【図7】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメラ
の動作を説明する正面図である。
【図8】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメラ
の動作を説明する正面図である。
【図9】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメラ
の動作を説明する正面図である。
【図10】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメ
ラの動作を説明する正面図である。
【図11】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメ
ラの一実施例を示す断面図である。
【図12】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメ
ラの一実施例を示す断面図である。
【図13】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメ
ラの動作を説明するタイミングチャートである。
【図14】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメ
ラの動作を説明するフローチャートである。
【図15】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメ
ラの動作を説明するフローチャートである。
【図16】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメ
ラの動作を説明するフローチャートである。
【図17】本発明によるシャッタ計測装置を有するカメ
ラの動作を説明するフローチャートである。
【図18】本出願人によって提案されているシャッタユ
ニットを示す正面図である。
【図19】本出願人によって提案されているシャッタユ
ニットを示す正面図である。
【図20】本出願人によって提案されているシャッタユ
ニットのタイムチャートである。
【図21】本出願人によって提案されているシャッタユ
ニットを示す断面図である。
【符号の説明】
1 カメラ 2 レンズ 3 ファインダ 5 パトローネ室 6 アパーチャ 7 スプール 8 シャッタ 10 レリーズボタン 11 設定ボタン 11a モードスイッチ 12 表示手段 13 基板 13a 開口部 13b 開穴 14 カバー板 14a 開口部 14b 凹部 15 羽根室 16 シャッタ機構部 17 先羽根群 17A スリット形成羽根 17B 羽根 17C 羽根 17a スリットエッジ 18 アーム 18a 主アーム 18b 補助アーム 18c 穴 19 ピン 21 後羽根群 21A スリット形成羽根 21B 羽根 21C 羽根 21a スリットエッジ 22 アーム 22a 主アーム 22b 補助アーム 22c 穴 23 ピン 25 電池 26 測光手段 27 フィルム感度検出手段 28 スイッチ検出手段 29 フィルム検出スイッチ 32 CPU 33 ドライバ手段 34 LCD 36 モータ 37 シャッタ幕走行検出手段 37a ガイド手段 38 発光ダイオード 39 フォトトランジスタ 40 走行曲線 41 走行曲線 42 反射板 42a 反射面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部内を走行して該開口部を開閉可能な
    複数のシャッタ羽根を備えたカメラにおいて、 前記シャッタ羽根の走行面に対向して配置され、該走行
    面に向けて投光する投光手段と、 前記走行面に対向して前記投光手段と反対側に配置さ
    れ、前記投光を反射する反射手段と、 前記走行面に対向して前記投光手段と同一側で、且つ前
    記シャッタ羽根の走行方向と略垂直な方向で光軸方向と
    は異なる方向に該投光手段と並んで配置され、該走行面
    側からの前記投光の反射光を受光する受光手段とを有
    し、 前記複数のシャッタ羽根が前記開口部を閉成すると、該
    複数のシャッタ羽根の一部が前記投光手段または前記受
    光手段または前記反射手段のうちのいずれか一つを覆う
    ことを特徴とするシャッタ計測装置を有するカメラ。
  2. 【請求項2】前記反射手段の反射面は正反射面であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のシャッタ計測装置を有す
    るカメラ。
  3. 【請求項3】前記発光手段または前記受光手段の少なく
    とも一方は、前記投光または前記受光の光路を決定する
    ガイド手段を備え、 前記シャッタ羽根が前記開口部を閉成すると、該シャッ
    タ羽根の一部が前記光路を遮断することを特徴とする請
    求項1に記載のシャッタ計測装置を有するカメラ。
  4. 【請求項4】前記複数のシャッタ羽根は、スリットを形
    成する2つのスリット形成羽根を含み、 前記スリット形成羽根は、他のシャッタ羽根よりも長手
    方向が長く構成されており、 前記シャッタ羽根が前記開口部を閉成すると、前記スリ
    ット形成羽根の先端部が、前記投光手段または前記受光
    手段または前記反射手段のうちのいずれか一つを覆うこ
    とを特徴とするシャッタ計測装置を有するカメラ。
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US08/997,736 US6072958A (en) 1993-03-02 1997-12-24 Camera having a shutter instrumentation device which detects the travel of the shutter

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