JPH0876167A - 自動露出制御装置 - Google Patents

自動露出制御装置

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JPH0876167A
JPH0876167A JP6213713A JP21371394A JPH0876167A JP H0876167 A JPH0876167 A JP H0876167A JP 6213713 A JP6213713 A JP 6213713A JP 21371394 A JP21371394 A JP 21371394A JP H0876167 A JPH0876167 A JP H0876167A
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    • GPHYSICS
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    • G03B17/425Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film motor drive cameras

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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミラーアップ時間と測距、測光可能な時間を
最適な時間で制御できる連続撮影可能なモータドライブ
カメラに適用可能な自動露出制御装置を得る。 【構成】 カメラはモータドライブカメラであって、測
光手段、これによる露出制御手段、測距手段、これによ
る合焦制御手段を備える。そして、モータ1の駆動でミ
ラー10のミラーアップを行なう手段や、フィルムを自
動給送する手段を有する。さらに、レリーズ操作からミ
ラーアップまでの時間を計測するカウンタ手段を備え
る。このカメラでの連続撮影時に、レリーズから次のレ
リーズまでの間での次の撮影こまの撮影のための測距、
測光の時間を、測距、測光可能な最短のミラーアップ時
間と計測したミラーアップ時間との差に応じた値を加え
て制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一眼レフカメラにおい
てモータドライブ装置を有するモータドライブカメラに
組み合わされる自動露出制御装置、さらにこれにオート
フォーカス装置とを組合せてなる自動露出制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一眼レフカメラにおいて、たとえば連続
撮影を可能とするモータドライブ装置を組合わせたもの
が、従来から種々提案されている。
【0003】ところで、このような従来のモータドライ
ブカメラにおいて連続撮影モードでは、一こま目の露光
が完了し、メインミラーをダウンさせた後であってこの
ミラーの振動がおさまってから測光、測距を行ない、さ
らにフイルムの巻上げ、シャッタチャージのシーケンス
が終了してから、次のレリーズ動作つまり次の撮影露光
を開始していた。
【0004】しかしながら、このような従来のモータド
ライブカメラにあっては、ミラーダウンの振動がおさま
ったという信号がないために、レリーズからの測距、測
光の開始時間を予測し、その予測時間で次の動作制御を
行なっていた。そのため、最長の測距可能時間、測光可
能時間での制御となっていた。
【0005】ここで、上述したような測距、測光可能時
間としては、たとえばミラーアップ時間を検出し、この
ミラーアップ時間に対して、一定の時間を加えた時間を
ミラーダウン後の測光、測距可能時間として、制御を行
なっているものも知られている。
【0006】さらに、その他の方法として、たとえば特
開平2−114245号公報等には、「測光が不可能で
ある時には測光可能な前回のデータを使用する」という
原則にたっての提案も開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のモータドライブカメラでは、連続撮影時
における次の撮影露光時までのタイミングとして、最長
の測距、測光の可能な時間での制御を行なっているに過
ぎないものであった。
【0008】また、たとえミラーアップの時間を測定し
ていても、ミラーダウンの最長の時間を用いて測距、測
光可能な値で制御すると、こま送り速度が上がらないこ
とになってしまっていた。
【0009】特に、ミラーをモータで駆動するタイプの
一眼レフカメラにおいては、通常、モータを駆動するた
めの電源(バッテリ)の消耗度によって、駆動時間が異
なるため、上述したような従来の方法、つまり最長の測
距、測光可能な時間を用いた制御が行なわれているもの
であり、このような時間を可能な限り短縮し得る何らか
の対策を講じることが望まれている。
【0010】本発明は上述した事情に鑑み、ミラーアッ
プ時間と測距、測光可能な時間を最適な時間で制御する
ことを可能とする連続撮影可能なモータドライブカメラ
に適用して好適な自動露出制御装置を得ることを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係る自動露出制御装置は、被写体輝度を
測定する測光手段およびこれに応じて露出制御を行なう
露出制御手段と、被写体距離に対応する情報を検出する
測距手段およびこの測距に応じてレンズを合焦させる合
焦制御手段と、モータ駆動にてミラーアップを行なう手
段と、レリーズ操作からミラーアップ動作までの時間を
計測するカウンタ手段と、フィルムの自動こま送りをモ
ータ駆動にて行なえる手段とを備え、連続撮影を行なう
にあたって、レリーズからレリーズまでの間での次の撮
影こまの撮影のための測距、測光の時間を、測距、測光
の可能な最短のミラーアップ時間と計測したミラーアッ
プ時間との差に応じた値を加えて制御するように構成し
たものである。
【0012】
【作用】本発明によれば、連続撮影モード時でのレリー
ズ動作から次のレリーズ動作までの間の次の撮影こまの
撮影のための測距、測光の時間を、測距、測光可能な最
短のミラーアップ時間と計測したミラーアップ時間との
差に応じた値を加えて制御することにより、シーケンス
上での不必要な余分な時間を要することなく、その結果
としてこま送り速度のアップが可能となる。
【0013】したがって、従来のミラーをモータで駆動
する一眼レフカメラにおいては、モータを駆動するため
の電源の消耗度により、駆動時間が通常異なるために、
その駆動制御のために長くなっていたのに対し、これを
解消できる。
【0014】
【実施例】図1ないし図3は本発明に係る自動露出制御
装置を連続撮影可能なモータドライブカメラに適用した
一実施例を示すものであり、これらの図において、ま
ず、図1に示したカメラ内のミラーアップ機構部や絞り
制御機構部、フィルム給送機構部等の概略図を用いて、
各機構部の構成等について簡単に説明する。
【0015】図1において符号1はシーケンスモータで
あり、このシーケンスモータ1は、後述する通り、カメ
ラ内機構部の動作、つまりミラーアップ、ミラーダウ
ン、絞込み、シャッタチャージを行なうようになってい
る。
【0016】すなわち、レリーズ操作が行なわれると、
シーケンスモータ1が回転し、このシーケンスモータ1
のモータ軸先端にはギヤ1aが取り付けられ、アイドル
ギヤ列2を介して、カム4と同軸のギヤ3へと駆動力が
伝達される。このギヤ3にはピン3aが設けられ、ミラ
ー駆動レバー5に当接している。そして、モータ1の回
転により、ギヤ3は図中反時計方向に回転する。このギ
ヤ3上のピン3aは、ミラー駆動レバー5を、中心Aを
中心として図中時計方向へ回転させる。
【0017】このミラー駆動レバー5は、ばね6bに抗
して、縦レバー6を時計方向へ回転させる。また、この
縦レバー6と同軸上で軸支される縦レバー7には、取り
付けピン7aでミラーアップレバー8が取り付けてい
る。このミラーアップレバー8は、ばね8aにより時計
方向へ付勢されているが、図示しないストッパにより縦
レバー7上に固定されている。なお、7bは縦レバー7
を図中反時計方向に付勢するためのばねである。
【0018】そして、縦レバー7が、中心Bを中心にし
て、前述したように図中時計方向へ回転すると、ミラー
アップレバー8も同方向へ回転し、ミラー10に取り付
けられたアップピン9を介して、ミラー10を図中反時
計方向つまりミラーアップ方向に回転させてミラー10
自体を押し上げるようになっている。
【0019】このミラーアップが完了すると、カム係止
レバー12は、カム4の溝4bに先端を落ち込ませ、同
時にシーケンススイッチ14をオンさせる。このスィッ
チ14がオンすると、シーケンスモータ1は停止をす
る。
【0020】一方、図示しないレンズの絞り制御は、上
述したミラーアップの動作と同時に行なわれ、ミラー駆
動レバー5の時計方向の回転により、中間レバーである
縦レバー6も、ばね6bに抗して時計方向へ回転する。
【0021】絞り制御レバー11は、中間レバー6とば
ね11bで連結されている。そして、この絞り制御レバ
ー11には、レンズの絞り制御レバー(図示せず)と係
合する係合端11aと増速するためのギヤ列18に噛合
うギヤ部11cが配置されており、増速ギヤの最終端絞
込みを検出するためのスリット穴を有する円盤18a
と、そのスリット穴を検出するためのフォトインタラプ
タ18bが配置されている。
【0022】さらに、このギヤ列18の途中には、絞り
制御レバー11を係止するためのラチェット18cがギ
ヤ軸と同軸で配置されている。そして、マグネット19
に通電することにより、ラチェット係止レバー19aを
離脱させ、ラチェット18cを係止するように構成され
ている。
【0023】一方、ミラーアップ、絞り制御が終了した
後、シャッタ(図示せず)を走行させ、露光を行なう。
そして、この露光終了後に、ソレノイド35に通電し
て、係止レバー13の先端13aの係止を外し、ばね1
3bにより、カム係止レバー12を反時計方向へ回転さ
せ、カム溝4aから離脱をさせる。これと同時に、スイ
ッチ14をオフさせる。
【0024】また、このスイッチ14がオフすると、再
度シーケンスモータ1が回転し、ミラーアップと同方向
へカム4を回転させる。また、ギヤ3も回転し、ミラー
駆動レバー5に当接しているピン3aがミラー駆動レバ
ー5の山部5aを乗り越えるため、ミラー駆動レバー5
は図中反時計方向へ回転する。そのために、縦レバー7
と中間の縦レバー6は、それぞればね7b,6bのため
に図中反時計方向へ回転して、ミラー10はダウンする
ことになる。ここで、カム4は、さらに回転をして、係
止レバー12が溝4aに落ち込むまで回転をする。
【0025】また、係止レバー12が溝4aに落ち込む
と、スイッチ14がオンになり、シーケンスモータ1は
停止する。この間に、カム4のカム面4cにより、当接
しているシャッタチャージレバー15が中心Cを中心に
時計方向へ回転し、シャッタチャージレバー16をチャ
ージする。
【0026】次に、フイルム給送動作を以下に説明す
る。まず、フイルム給送は、シャッタ露光終了後に、フ
イルムモータ21が回転し減速ギヤ列22を介して、遊
星ギヤ取り付けギヤ23に伝達され、巻上げ時は巻上げ
アイドルギヤ25を介して、巻上げスプール26を回転
させる。フイルムFが巻上げスプール26に巻き取られ
ると、フイルムFのパーフォレーションに係合している
スプロケット27が回転し、フイルムFの移動量を検出
するスリット円盤28に伝えられ、フォトインタラプタ
29により一こま分巻き上げられると、フイルムモータ
21は停止する。
【0027】一方、巻戻し時はフイルムモータ21が巻
上げと逆方向へ回転し、遊星ギヤ24が巻戻しギヤ列3
0に伝達され、巻戻しギヤ軸31を介して、巻戻しフォ
ークギヤ32および巻戻しフォーク33に伝えられ巻戻
しが行なわれる。以上が、カメラのフィルム給送を含め
たミラーアップ駆動部、絞り制御機構部等での概略シー
ケンスである。
【0028】以上の説明を、カメラの機能として簡単に
図示すると、図2のようになる。すなわち、の工程で
はミラーアップと絞り制御を行ない、の工程ではシャ
ッタ走行でフイルムFを露光する。そして、の工程で
はミラー10をダウンさせ、絞りを復帰させる。ここ
で、モータドライブ装置を備えたカメラにおいて、連続
撮影を行なう際には、このの工程でミラーダウンさせ
てから、図示されるように、ミラー10のバウンドが収
まった時点で測光と測距を行ない、次のシーケンスのミ
ラーアップを行なうように構成される。
【0029】ところで、このようにカメラの連続撮影を
行なうモードでは、次回の撮影を行なうための測光、測
距を、レリーズ動作の直近であって測光、測距可能とな
るミラーダウンのバウンド終了後に行なっている。
【0030】この種のカメラでは、上述したような構成
による各機構部を電池(バッテリ)を入れて駆動を行な
うと、新しい電池のうちはシーケンスモータ1の回転が
速く、ミラーアップの時間も短い。ここで、ミラーダウ
ン時も回転が速いために、ミラー10がダウンした衝撃
は大きく、ダウン時間は短いがバウンドは長く、トータ
ル的には測距、測光の開始時間は長くなってしまう。し
かし、電池の新しい期間は短く、安定した電圧、定格で
は、ミラーアップ時間とミラーダウン時間、バウンドが
ある程度になり、トータル的には測距、測光の開始時間
が最短となる。
【0031】一方、消耗した電池では、前述したとは逆
に、ミラーアップの時間が長くなり、ミラーダウン時間
が長くなるが、バウンドは最小となる。これを横軸にミ
ラーアップ時間、縦軸に測距、測光開始可能時間を取る
と、図3のV字形状またはU字形状になる。
【0032】ところで、従来装置では、前述したように
測距、測光開始時間を最長の時間を設定していたり、ミ
ラーアップ時間を測定して、ミラーアップ時間に対して
一定の時間を加えた時間をミラーダウン後の測光、測距
可能時間として制御を行なっていた。そのために、余分
な時間を費やし、こま送り速度が上がらなかったり、ミ
ラーアップとバウンド時間を考慮しなかったために、測
距、測距の精度に誤差を生じてしまっていた。
【0033】本発明では、以上の問題点に鑑み、連続撮
影モード時でのレリーズ動作から次のレリーズ動作まで
の間での次の撮影こまの撮影のための測距、測光の時間
を、測距、測光の可能な最短のミラーアップ時間と計測
したミラーアップ時間との差に応じた値を加えて制御す
るように構成している。
【0034】具体的には、図3に示すように、新品の電
池使用時の最小のミラーアップ時間と電池が消耗して撮
影不能となる時のミラーアップ時間をトータルで最短の
測距、測光可能時間を満足する線で結んだ線で制御すれ
ば、効率のよい、こま送り速度の速い制御となる。
【0035】この図3は最も簡単に制御する方法であっ
てV字型に制御線図を決めた場合の例を示している。こ
の場合の線図において、各記号は以下の通りである。す
なわち、 バウンド終了時間:T ミラーアップ時間:tmup 最短バウンド終了時間:T(min) 最短のミラーアップ時間:t(min) 新品電池でのバウンド終了時間:Thigh 新品電池でのミラーアップ時間:thigh 消耗電池でのバウンド終了時間:TLOW 消耗電池でのミラーアップ時間:tlow である。
【0036】そして、このような図において、新品電池
でのバウンド終了予測時間T1は、 T1=Tmin+(Thigh−T(min))/(t(min)-thigh)×
(t(min)-tmup1) となる。
【0037】また、消耗電池でのバウンド終了予測時間
T2は、 T2=Tmin+(Tlow-Tmin)/(tlow-t(min))×(tmup2-
t(min)) となる。
【0038】ここで、このようなバウンド終了予測時間
の求め方としては、この他にも、たとえばU字型、およ
び2次以上の高次の関数で表すことも可能である。
【0039】すなわち、本発明によれば、具体的な図示
は省略したが、被写体輝度を測定する測定する測光手段
と、被写体輝度に応じて制御する制御手段と、被写体距
離に対応する情報を検出する測距手段と、この測距手段
に応じてレンズを合焦位置へ制御する制御手段と、モー
タ1の駆動によりミラーアップを行なう手段(図1参
照)と、レリーズ操作からミラーアップ動作までの時間
を計測するカウンタ手段を備えている連続撮影可能なモ
ータドライブカメラでの自動露出制御装置として、以下
のように構成したものである。
【0040】すなわち、連続撮影モード時でのレリーズ
動作から次のレリーズ動作までの間での次の撮影こまの
撮影のための測距、測光の時間を、測距、測光の可能な
最短のミラーアップ時間と計測したミラーアップ時間と
の差に応じた値を加えて制御するようにしている。そし
て、このような構成によって、シーケンス上での不必要
な余分な時間を要することなく、その結果としてこま送
り速度のアップが可能となる。
【0041】したがって、このような構成では、従来の
ミラー10をモータ1で駆動する一眼レフカメラにおい
ては、モータ1を駆動するための電源の消耗度により、
駆動時間が通常異なるために、その駆動制御のために長
くなっていたのに対し、このような不具合を一掃するこ
とが可能となる。
【0042】換言すれば、本発明では、連続撮影を行な
うにあたって、電源の状況にかかわらず、最適なミラー
アップ時間と測光、測距開始時間を予測し、撮影のこま
送り速度を落とすことがなくなり、精度のよい測光、測
距が可能となった。また、本発明では、特別にミラーダ
ウンスイッチ等を設ける必要もなく、コスト、スペース
面での不具合もない等の利点も奏するものである。
【0043】なお、本発明は上述した実施例構造には限
定されず、自動露出制御装置を備えたモータドライブカ
メラ各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得るもので
あり、種々の変形例が考えられる。たとえば本発明は、
図1に例示したようなカメラ内でのミラーアップ、絞り
機構等といった各機構部に限定されないことは勿論であ
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る自動露
出制御装置によれば、測光手段およびこれによる露出制
御手段と、測距手段およびこれによる合焦制御手段と、
モータ駆動でミラーアップやフィルム給送を行なう手段
と、レリーズ操作からミラーアップ動作までの時間を計
測するカウンタ手段を備え、連続撮影可能なモータドラ
イブカメラにおいて、連続撮影時でのレリーズからレリ
ーズまでの間での次の撮影こまの撮影のための測距、測
光の時間を、測距、測光の可能な最短のミラーアップ時
間と計測したミラーアップ時間との差に応じた値を加え
て制御するように構成したので、簡単な構成であるにも
かかわらず、連続撮影時に電源の状態の如何に影響され
ずに、最適な測光、測距開始時間を予測することが可能
で、撮影のこま送り速度を落とすことなく、精度のよい
測光、測距を可能とすることができる。
【0045】特に、本発明によれば、連続撮影時におけ
るシーケンス上での不必要な余分な時間を要することな
く、結果としてこま送り速度のアップが可能となる。し
たがって、従来のミラーをモータで駆動する一眼レフカ
メラにおいては、モータを駆動するための電源の消耗度
により、駆動時間が通常異なるために、その駆動制御の
ために長くなっていたという不具合を、一層することが
できる。
【0046】また、本発明によれば、ミラーダウンスィ
ッチ等を設ける必要がないため、コスト、スペースの心
配がないという利点を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自動露出制御装置の一実施例を
示し、カメラ内部の機構部を説明するための概略斜視図
である。
【図2】 本発明に係る自動露出制御装置の一実施例を
示すカメラの撮影時の起動動作を説明するためのシーケ
ンス図である。
【図3】 本発明に係る自動露出制御装置でのミラーバ
ウンド終了予測時間を求めることを説明するための概略
図である。
【符号の説明】
1…シーケンスモータ、2…アイドルギヤ列、3…ギ
ヤ、4…カム、5…ミラー駆動レバー、6…中間レバー
としての縦レバー、7…縦レバー、8…ミラーアップレ
バー、9…アップピン、10…ミラー、11…絞り制御
レバー、12…係止レバー、13…カム係止レバー、1
4…シーケンススイッチ、16…シャッタチャージレバ
ー、19…マグネット、21…フィルムモータ、22…
減速ギヤ列、23…優勢ギヤ取り付けギヤ、26…巻上
げスプール、29…フィルムこま送り検出用フォトイン
タラプタ、30…巻戻しギヤ列、31…巻戻しギヤ軸、
33…巻戻しフォーク、35…ソレノイド、F…フィル
ム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体輝度を測定する測光手段およびそ
    の測光に応じて制御される露出制御手段と、 被写体距離に対応する情報を検出する測距手段およびこ
    の測距に応じてレンズを合焦させる合焦制御手段と、 モータ駆動によりミラーアップを行なう手段と、 レリーズからミラーアップまでの時間を計測するカウン
    タ手段とを備え、 連続撮影が可能であるモータドライブカメラにおいて、 連続撮影モード時での撮影時にレリーズから次のレリー
    ズまでの間での次の撮影こまの撮影のための測距、測光
    の時間を、測距、測光の可能な最短のミラーアップ時間
    と計測したミラーアップ時間との差に応じた値を加えて
    制御するように構成したことを特徴とする自動露出制御
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動露出制御装置におい
    て、 モータドライブカメラは、フィルムをこま送りするため
    のモータと、フィルムのこま送り量を検出する検出手段
    と、その検出結果によりモータ制御を行なう手段とを備
    えていることを特徴とする自動露出制御装置。
JP21371394A 1994-09-07 1994-09-07 自動露出制御装置 Expired - Lifetime JP3550744B2 (ja)

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