JP2782186B2 - カメラ用シャッタの幕速調整機構 - Google Patents

カメラ用シャッタの幕速調整機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本考案は、カメラ用シャッタの幕速
調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラ用シャッタの幕速調整機構
としては、たとえば実公昭59−32990号、同62
−39374号等の各公報に掲載されたものがあり、図
示すると図5に示すようなものがある。同図において符
号101は台板であり、101aはこの台板101に形
成された露出開口部である。また台板101にはセクタ
駆動レバーとして開放レバー102、閉鎖レバー106
がそれぞれ軸101d,101eの周りに回動可能に設
けられている。開放レバー102の先端部にはセクタ駆
動用ピン102bが設けられ、このセクタ駆動用ピン1
02bは台板101に形成されたセクタ駆動溝101b
を貫通して図示してない開放セクタに連結されている。
閉鎖レバー106の先端部にはセクタ駆動用ピン106
bが設けられ、このセクタ駆動用ピン106bは台板1
01に形成されたセクタ駆動溝101cを貫通して図示
してない閉鎖セクタに連結されている。
【0003】開放レバー102の軸101dの周りには
ラチェット車105が可逆回転不能に設けられ、このラ
チェット車105と開放レバー102との間には開放レ
バーバネ104が介装されている。すなわち、開放レバ
ーバネ104の一端部は開放レバー102のバネ掛ボス
102dに係止し、開放レバーバネ104の他端部はラ
チェット車105のバネ掛ボス105aに係止してい
る。台板101の開放レバー102の近傍には開放用電
磁石103が配置されており、この開放用電磁石103
の鉄心103aは通電時には開放レバー102の鉄片1
02cに吸着して開放レバー102の回動を規制し、非
通電時にはその吸着を解除して開放レバー102が開放
レバーバネ104に付勢されて回動し、セクタ開放動作
を行わせるようになっている。
【0004】閉鎖レバー106に関しても同様の機能を
有するラチェット車109、閉鎖レバーバネ108、バ
ネ掛ボス106d,109a、閉鎖用電磁石107、鉄
心107a、鉄片106cが設けられ、閉鎖レバー10
6の回動を規制したりあるいは解除してセクタ閉鎖動作
を行わせるようになっている。
【0005】台板101には爪ホルダ110が固定さ
れ、この爪ホルダ110はラチェット車105に係合す
るラチェット爪110aと、ラチェット車109に係合
するラチェット爪110bを有している。ラチェット爪
110a,110bはラチェット車105,109の図
中反時計回り方向の回動は許容するが、逆の時計回り方
向の回動は規制するよう機能する。
【0006】このような従来のカメラ用シャッタの幕速
調整機構は、開閉レバーバネ104,108の付勢力に
より開閉レバー102,106を介して開閉セクタの駆
動力が定まり、開閉セクタの駆動力が小さいときは組立
て時または修理時にラチェット車105,109を反時
計回り方向に回動させることにより、ラチェット爪11
0a,110bとの係合位置を変化させて開閉レバーバ
ネ104,108の付勢力を増大させ、開閉セクタが露
出開口部101aを走行する時間、いわゆる幕速を調整
するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】最近のシャッタの高速
化(露出時間が短くなる)に伴いセクタが形成するスリ
ットの幅は狭くなり、その精度を維持することは困難に
なってきた。そこでスリットの幅を従来並とするために
幕速を速くすることで対処している。たとえば最も短い
露出時間が1/2000秒のものにおいては長さ24mm
の露出開口部を7.5msでセクタが走行するのに対し
て、最も短い露出時間が1/8000秒のものにおいて
は同じ長さの露出開口部を2.8msでセクタが走行す
る。ところで前記従来例においては、露出時間が短いと
きも長いときも幕速が同じであるため、たとえば最も短
い露出時間が1/8000秒のときにも露出時間が1/
125秒のときにも同じ時間2.8msでセクタが走行す
る。このため、高速秒時側においてはそうでもないが、
全開秒時(ストロボ同調時間)以降から低速秒時側にお
いて、セクタのスタート時の反動およびストップ時のシ
ョックによりカメラ全体が振動する、いわゆる手ブレが
発生しやすいという問題がある(JCIIリポートN
o.482−12)。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような構成のカメラ
用シャッタの幕速調整機構によれば、シャッタ速度つま
り露出時間の選択動作と同時に切換手段が支持部材の静
止位置を複数箇所に切換えることにより、支持部材に係
止端が支持されたセクタ駆動バネの付勢力を変化させる
ことができるため、セクタ駆動バネにより付勢されるセ
クタ駆動レバーの回動速度、すなわち、シャッタ開口の
開閉動作時の幕速をシャッタ速度に応じて変化させるこ
とができる。このため、低速秒時側における幕速を、高
速秒時側における幕速よりも遅くすることが可能とな
り、セクタのスタート時やストップ時におけるカメラの
手ブレを軽減することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するために、本考
案によるカメラ用シャッタの幕速調整機構は、シャッタ
開口を開閉させるべくセクタを駆動するセクタ駆動レバ
ーと、前記セクタ駆動レバーを前記セクタの開閉作動方
向に付勢するセクタ駆動バネと、前記セクタ駆動バネの
係止端を支持する支持部材と、前記セクタ駆動バネの付
勢力をシャッタ速度に対応して変化させるべく前記支持
部材の静止位置を任意の位置に移動させる切換手段とを
備えたことを構成としたものである。また、フィルム巻
上げ前に、前記セクタ駆動バネの付勢力を弱める方向に
前記切替手段を作動させ、フィルム巻上げ後、前記セク
タ駆動バネの付勢力がシャッタ速度に対応し、かつ前記
弱めた付勢力より強い付勢力となる任意の位置に前記切
替手段を作動させる構成としてもよい。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面に基づい
て説明する。図1は、本考案によるカメラ用シャッタの
幕速調整機構の第1実施例を示す図である。同図におい
て、符号5はウォーム歯車により構成された支持部材で
ある。この支持部材5は、前記従来例におけるラチェッ
ト車105に相当する位置関係に配置され、前記従来例
と同様やはり開放レバー(図5における102)との間
に開放レバーバネ(図5における104)を介装させる
と共に、その開放レバーバネの一端(係止端)をバネ掛
ボス5aにより係止して支持するようになっている。支
持部材5の周部のウォーム歯車にはウォーム10が噛み
合っており、さらにこのウォーム10は平歯車11,1
2を介してステップモータ13により回転を駆動される
ようになっている。そしてこのステップモータ13は、
図4に示す制御回路(制御手段)によりその作動を制御
される。
【0011】図4は制御回路を示すブロック図で、公知
の測光回路部51,シャッタ速度設定部52,フィルム
巻上げ検出部53を有しており、これらの情報を制御回
路部54に導入し、その結果をモータ駆動部55に出力
してステップモータ13を駆動する。したがって、図示
しない秒時ダイヤルのシャッタ速度設定位置に応じてス
テップモータ13の回転量が決められる。すなわち、フ
ィルム巻上げ検出部53がフィルムの巻上げを検出して
いない場合は、制御回路部54からモータ駆動部55に
ステップモータ13を反転させる信号を出して、駆動レ
バーバネ(開放、閉鎖レバーバネ)の付勢力を減少させ
る方向に所定量回動させてからカメラの巻き上げを開始
する。
【0012】フィルム巻上げ検出部53がフィルムの巻
上げを検出している場合は、シャッタ速度設定部52が
1/125秒よりも長い秒時設定の信号を出している
と、制御回路部54からモータ駆動部55には信号を出
さず、ステップモータ13は回転しない。シャッタ速度
設定部52が1/125秒よりも短い秒時の信号を出し
ていると、制御回路部54からモータ駆動部55に正転
信号を出し、ステップモータ13を回転させて、駆動レ
バーバネ(開放、閉鎖レバーバネ)の付勢力を増加させ
る方向に所定量回動させて停止する。
【0013】シャッタ速度設定部52がオート位置にあ
る場合は、測光回路部51からの信号でシャッタ速度が
自動的に設定され、1/125秒よりも長い秒時の信号
が設定されると、制御回路部54からモータ駆動部55
には信号を出さず、モータ13は回転しない。シャッタ
速度が1/125秒よりも短い秒時の信号が設定される
と、制御回路部54からモータ駆動部55に正転信号を
出し、ステップモータ13を回転させて、駆動レバーバ
ネ(開放、閉鎖レバーバネ)の付勢力を増加させる方向
に所定量回動させて停止する。
【0014】このようなカメラ用シャッタの幕速調整機
構においては、たとえばシャッタ開放時間が最も短い1
/8000秒のシャッタ速度のときには、秒時ダイヤル
によるシャッタ速度の選択信号を入力した前記制御回路
がステップモータ13を所定回転量だけ作動させ、たと
えばステップモータ13を基準位置に対して1回転させ
ると前記ギア列が回転して、支持部材5を開放レバーバ
ネの付勢力を増大させる方向に所定量回動させ、幕速を
所望値にまで増大させることができる。
【0015】またたとえばシャッタ開放時間が1/12
5秒より長いシャッタ速度のときには前記秒時ダイヤル
を基準位置にすると、その秒時ダイヤルによる選択信号
を入力した前記制御回路がステップモータ13を作動さ
せ、ステップモータ13を1回転逆転させて基準位置に
戻すことにより、支持部材5を開放レバーバネの付勢力
を低減させる逆方向に所定量回動させ、幕速を所望値に
まで低減させることができる。このように、低速秒時側
における幕速を、高速秒時側における幕速よりも遅くす
ることが可能となり、セクタのスタート時やストップ時
におけるカメラの手ブレを軽減することができる。
【0016】なお、この第1実施例においては支持部材
5が開放レバーや開放レバーバネに関する場合について
説明したが、支持部材5は閉鎖レバー(図5における1
06)や閉鎖レバーバネ(図5における108)関して
用いることができることはいうまでもない。
【0017】図2には本発明の第2実施例を示す。同図
において、符号15は平歯車により構成された支持部材
である。この支持部材15は、前記従来例におけるラチ
ェット車105に相当する位置関係に配置され、前記従
来例と同様やはり開放レバー(図5における102)と
の間に開放レバーバネ(図5における104)を介装さ
せると共に、その開放レバーバネの一端(係止端)をバ
ネ掛ボス15aにより係止して支持するようになってい
る。また、符号19も平歯車により構成された支持部材
であり、この支持部材19は前記従来例におけるラチェ
ット車109に相当する位置関係に配置され、前記従来
例と同様やはり閉鎖レバー(図5における106)との
間に閉鎖レバーバネ(図5における108)を介装させ
ると共に、その閉鎖レバーバネの一端(係止端)をバネ
掛ボス19aにより係止して支持するようになってい
る。これらの支持部材15,19には共に切換ギア20
が噛み合っており、この切換ギア20は秒時ダイヤル2
1と公知の方法で連結していて、秒時ダイヤル21を回
動させることにより切換ギア20を駆動出来るようにな
っている。
【0018】このような第2実施例においては、たとえ
ば図2に示すように、シャッタ開放時間が1/8000
秒のシャッタ速度を選択するために秒時ダイヤル21を
回動させて指標(図中△印)に合わせると、切換ギア2
0が駆動されて図中時計回り方向に回動することによ
り、支持部材15,19を反時計回り方向に回動させ
る。このように支持部材15,19が反時計回り方向に
回動すると各レバーバネの付勢力が増大し、各セクタを
駆動する力量を増大させるために幕速が速くなり、露出
開口部(図5における101a)を2.8msでセクタを
走行させることができる。
【0019】次にシャッタ開放時間が1/4000秒の
シャッタ速度を選択するために秒時ダイヤル21を回動
させて指標に合わせると、切換ギア20が駆動されて図
中反時計回り方向に回動することにより、支持部材1
5,19を時計回り方向に回動させる。このように支持
部材15,19が時計回り方向に回動すると各レバーバ
ネの付勢力が低減し、各セクタを駆動する力量を低減さ
せるために幕速が遅くなり、露出開口部を3.3msでセ
クタを走行させることができる。
【0020】このようにシャッタ速度の選択動作と同時
に切換手段としての切換ギア20が回動し、支持部材1
5,19すなわちバネ掛ボス15a,19aの静止位置
を切換えることにより、支持部材15,19に係止端が
支持された各レバーバネの付勢力を変化させることがで
きるため、各レバーバネにより付勢される各レバーの回
動速度、すなわち、シャッタ開口の開閉動作時の幕速を
調整することができる。
【0021】図3には本発明の第3実施例を示す。同図
において、符号25は平歯車により構成された支持部材
である。この支持部材25は、前記従来例におけるラチ
ェット車105に相当する位置関係に配置され、前記従
来例と同様やはり開放レバー(図5における102)と
の間に開放レバーバネ(図5における104)を介装さ
せると共に、その開放レバーバネの一端(係止端)をバ
ネ掛ボス25aにより係止して支持するようになってい
る。また、符号29も平歯車により構成された支持部材
であり、この支持部材29は前記従来例におけるラチェ
ット車109に相当する位置関係に配置され、前記従来
例と同様やはり閉鎖レバー(図5における106)との
間に閉鎖レバーバネ(図5における108)を介装させ
ると共に、その閉鎖レバーバネの一端(係止端)をバネ
掛ボス29aにより係止して支持するようになってい
る。
【0022】これらの支持部材25,29にはともにほ
ぼ半円形の切換ギア30が噛み合っており、この切換ギ
ア30は不図示の秒時ダイヤルと公知の方法で連結して
いて、その秒時ダイヤルを回動させることにより切換ギ
ア30を駆動して、切換ギア30の腕部30aが回動し
てストッパ31または32に当接するようになってい
る。このような第3実施例においては、上記秒時ダイヤ
ルがたとえばシャッタ開放時間が1/8000〜1/2
50秒の範囲のシャッタ速度の位置にある場合において
は、腕部30aが図3に示すようにストッパ31に当接
するように切換ギア30が図中時計回り方向に回動する
ことにより、支持部材25,29を反時計回り方向に回
動させる。このように支持部材25,29が反時計回り
方向に回動すると各レバーバネの付勢力が増大し、各セ
クタを駆動する力量を増大させるために幕速が速くな
り、露出開口部を2.8msでセクタを走行させることが
できる。
【0023】次に秒時ダイヤルがシャッタ開放時間が1
/125〜1/1秒の範囲のシャッタ速度の位置にある
場合においては、腕部30aがストッパ32に当接する
ように切換ギア30が図中反時計回り方向に回動するこ
とにより、支持部材25,29を時計回り方向に回動さ
せる。このように支持部材25,29が時計回り方向に
回動すると各レバーバネの付勢力が低減し、各セクタを
駆動する力量を低減させるために幕速が遅くなり、露出
開口部を7.5msでセクタを走行させることができる。
【0024】このように前記第2実施例と同様に、シャ
ッタ速度の選択動作と同時に切換手段としての切換ギア
30が回動し、支持部材25,29すなわちバネ掛ボス
25a,29aの静止位置を切換えることにより、支持
部材25,29に係止端が支持されたセクタ駆動バネの
付勢力を変化させることができるため、セクタ駆動バネ
により付勢されるセクタ駆動レバーの回動速度、すなわ
ち、シャッタ開口の開閉動作時の幕速を調整することが
できる。なお、上記第2,第3実施例においては切換ギ
アを秒時ダイヤルにより駆動するようにしたが、プログ
ラム露出やAE露出の場合は前記第1実施例のようにモ
ータで切換ギアを駆動してもよい。
【0025】また、各前記実施例ではシャッタ速度を選
択したとき同時に切換手段を駆動したが、シャッタチャ
ージ後にモータで切換手段を駆動してもよい。この場合
は前述したようにフィルムの巻き上げを検出していない
場合には制御回路部が駆動レバーバネの付勢力を減少さ
せる方向に切換手段を回動させているため、開閉レバー
バネの付勢力が小さくなっており、シャッタチャージに
要する巻上力を低減させることができる。さらに図4に
おいては、フィルム巻上げ検出部53の信号によりステ
ップモータ13を制御したが、一眼レフレックスカメラ
のミラーの巻上げ信号、あるいはシャッタの開閉レバー
・閉鎖レバーの動作信号等の、カメラ巻上げ信号および
時期を適宜組み合わせて利用してもよいことは言うまで
もない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
レバーバネにより付勢される開放及び閉鎖レバーの回動
速度、すなわち、シャッタ開口の開閉動作時の幕速をシ
ャッタ速度に応じて変化させることができるため、低速
秒時側における幕速を高速秒時側における幕速よりも遅
くすることが可能となり、セクタのスタート時やストッ
プ時におけるカメラの手ブレを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカメラ用シャッタの幕速調整機構
の第1実施例を示す要部の構成図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す要部の構成図であ
る。
【図3】本発明の第3実施例を示す要部の構成図であ
る。
【図4】本発明の制御回路を示すブロック図である。
【図5】従来のカメラ用シャッタの幕速調整機構を示す
構成図である。
【符号の説明】
5,15,19,25,29 支持部材 5a,15a,19a,25a,29a バネ掛ボス 10 ウォーム 11,12 平歯車 13 ステップモ
ータ 20,30 切換ギア
(切換手段) 21 秒時ダイヤ
ル 51 測光回路部 52 シャッタ速
度設定部 53 フィルム巻
上げ検出部 54 制御回路部 55 モータ駆動
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 9/62 G03B 9/36

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッタ開口を開閉させるべくセクタを
    駆動するセクタ駆動レバーと、前記セクタ駆動レバーを
    前記セクタの開閉作動方向に付勢するセクタ駆動バネ
    と、前記セクタ駆動バネの係止端を支持する支持部材
    と、前記セクタ駆動バネの付勢力をシャッタ速度に対応
    して変化させるべく前記支持部材の静止位置を任意の位
    置に移動させる切替手段とを備えたことを特徴とするカ
    メラ用シャッタの幕速調整装置。
  2. 【請求項2】 フィルム巻上げ前に、前記セクタ駆動バ
    ネの付勢力を弱める方向に前記切替手段を作動させ、フ
    ィルム巻上げ後、前記セクタ駆動バネの付勢力がシャッ
    タ速度に対応し、かつ前記弱めた付勢力より強い付勢力
    となる任意の位置に前記切替手段を作動させることを特
    徴とする請求項1に記載のカメラ用シャッタの幕速調整
    機構。
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