JPH08179396A - カメラの露光制御装置 - Google Patents

カメラの露光制御装置

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JPH08179396A
JPH08179396A JP6318161A JP31816194A JPH08179396A JP H08179396 A JPH08179396 A JP H08179396A JP 6318161 A JP6318161 A JP 6318161A JP 31816194 A JP31816194 A JP 31816194A JP H08179396 A JPH08179396 A JP H08179396A
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JP
Japan
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exposure
time
control means
camera
converter
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Application number
JP6318161A
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English (en)
Inventor
Akira Ogasawara
昭 小笠原
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/26Power supplies; Circuitry or arrangement to switch on the power source; Circuitry to check the power source voltage
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/091Digital circuits
    • G03B7/093Digital circuits for control of exposure time

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バルブ撮影時、タイム撮影時や数秒以上に及
ぶ長時間露光による撮影時において、フィルム露光中の
カメラ内でのバッテリ消費電力を低減する。 【構成】 バッテリ電源6からの制御手段1等への電源
ライン7上に、DC/DCコンバータ8を有する。バル
ブ撮影、タイム撮影を行なう際、シャッタ時間が所定時
間以上の長時間露光での撮影時のフィルム露光中に、D
C/DCコンバータを不作動とする制御手段を備える。
つまり、この制御手段は、フィルム露光時間が数秒以上
となる撮影時に、フィルム露光中のDC/DCコンバー
タを不作動とする制御を行なうとともに、給電の必要の
ないICやデバイス等の電気部品もオフさせるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば一眼レフカメ
ラの撮影モードを長時間露光が可能なバルブ撮影やタイ
ム撮影を行なうように設定した場合、あるいはシャッタ
時間を比較的長時間にして撮影を行なう場合において、
フィルム露光中での撮影シーケンス制御を行なうカメラ
の露光制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一眼レフカメラにおいて、従来から一般
的である簡単なバッテリ電源からの電源ライン上での概
略構成を、図3に例示している。これを簡単に説明する
と、図中符号1はカメラでの撮影シーケンスを制御する
制御手段としてのマイクロコンピュータであるCPU
で、図示しない入力によってカメラの様々な撮影モード
から撮影者の選択したモードを検出し、これに基づいて
露出演算を行ったり、露光動作を行なったりするために
用いられている。
【0003】2はIC等からなるインタフェイスで、前
記CPU1から送信されるコマンドに応じて他の制御系
構成部材に信号を送ったり、他の制御系構成部材からの
入力をCPU1に伝えたりするために用いられる。ま
た、3はIC等からなるセンサであって、たとえば測光
センサやフラッシュ光検出用の調光センサ、あるいはA
F(オートフォーカス)用のセンサ等がこれに当たる。
【0004】ここで、図3において、このセンサ3がC
PU1に直接接続されているのは、このCPU1を、セ
ンサ3からのアナログ出力をAD変換するAD変換器を
有しているものとしたからである。このCPU1にAD
変換器がない場合や、センサ出力の増幅のため等の理由
で、センサ3とCPU1の間に、前記インタフェイス2
を入れる場合も多い。
【0005】4,5はディスプレイとしての第1、第2
の表示装置で、たとえば液晶表示装置やLED(発光ダ
イオード)によって構成されることが多い。これらの第
1、第2の表示装置4,5としては、カメラ本体(図示
せず)上端等に設けられるカメラ外表示部やファインダ
視野枠等に設けられるファインダ内表示部がある。
【0006】6はバッテリ電源、7はこのバッテリ電源
6から上述したCPU1、インタフェイス2、センサ
3、表示装置4,5等の制御系構成部材への電源ライン
で、この電源ライン7の途中には、このような制御系構
成部材への通電電圧を所定の電圧に変換して安定供給す
るためのDC/DCコンバータ8が設けられている。そ
して、このDC/DCコンバータ8が、CPU1で適宜
制御されることにより、上述した制御系構成部材へのバ
ッテリ電源6からの通電制御が行なわれ、各部材が所要
の状態で作動制御されることになる。
【0007】カメラにおいて、現在では一連の撮影動作
の制御も、全てCPU1で制御されるようになってきて
おり、たとえば図4に示したような絞り制御を始め、図
5に示したようなシャッタ制御やフィルム巻上げのため
の出力信号も、CPU1から直接に、あるいはインタフ
ェイス2を介して、それぞれの制御素子に送られるよう
になっている。
【0008】図4は一眼レフカメラにおける絞り機構お
よびその絞り制御機構の一例を示している。これを簡単
に説明すると、図中符号11は撮影光学系(レンズ)1
2を有する交換レンズとしてのレンズ鏡筒であり、絞り
プリセットリング13、絞り機構14、さらに全体の図
示を省略したカメラ本体への装着用バヨネット15を備
えている。ここで、図中14aは前記絞り機構14を操
作するための絞り連動部材であり、付勢ばね16に従っ
て図中上方に移動するときに絞りを絞り込むように構成
されている。また、13aは絞りプリセットリング13
の回転位置に応じてその位置が決定されるストッパであ
り、絞りは連動部材14aが前記ストッパ13aに当接
するまでの絞り込みが可能となっている。
【0009】さらに、この図4での絞り制御機構では、
シャッタ優先モード、絞り優先モード、プログラムモー
ド、およびマニュアルモードのいずれかが、図示を省略
したモード選択手段によってCPU1に入力されると、
このCPU1は入力された撮影モードに従って、絞りお
よびシャッタの制御を行なうようになっている。なお、
この例では、シャッタ優先モードかプログラムモードの
ときだけ、CPU1により電気機械的に絞りが係止さ
れ、絞り優先モード、マニュアルモードでは、前述した
プリセットリング13によって絞り位置が決まる。した
がって、カメラが絞りを制御するのは、シャッタ優先モ
ードとプログラムモードであるので、シャッタ優先制御
モードの制御についてを以下に説明する。
【0010】まず、交換レンズ11の絞り込み段数と絞
り連動部材14aの変位との関係を記憶する構成につい
て説明する。すなわち、図中17はカメラ本体(図示せ
ず)側の絞り操作部材であって、交換レンズ11の装着
時に交換レンズ11側の絞り連動部材14aと係合し、
図示した位置で付勢ばね16のばね力に抗して、これよ
りも強いばね力をもつ付勢ばね18に従って絞りを開放
状態とする。
【0011】19〜22は公知の絞り込み駆動手段であ
り、フィルム巻上げに連動して図示の状態にチャージさ
れる。23は連動部材で、長穴23aとピン23bによ
り絞り部材17と第1レバー19とを連結する。ここ
で、絞り制御モードが選択されているいる状態において
は、絞りプリセットリング13は最小絞り径に該当する
値にセットされているものとする。
【0012】一方、開放絞りを通過した光束24は、図
示しないペンタプリズム近傍等に配置された受光素子2
5によって受光され、測光回路26からこれを対数圧縮
した値が出力される。この出力はCPU1に内蔵された
AD変換器(A/D)でデジタル値に変換され、フィル
ム感度、撮影モード、開放F値などのデータを参照し
て、絞り値やシャッタ時間が算出される。そして、この
状態において、レリーズ釦27(図4に略記している)
を押すと、CPU1はこれを検出し、その時刻での絞り
値やシャッタ時間の算出値によって、レリーズ操作に基
づく制御を行なう。すなわち、このCPU1は、種々の
条件に応じてフィルム露光を制御する露光制御手段とし
ても機能する。
【0013】このような制御を以下に説明すると、ま
ず、ポートAを所定時間LOWにするとトランジスタT
r1が絞り開始用のレリーズマグネット30をこの期間
中励磁し、その吸着力によって第1係止レバー21が解
除され、第1レバー19は付勢ばね19aのばね力によ
り図中反時計方向に回動して連結部材23を図中右方に
引く。すると、付勢ばね18のばね力に抗して絞り操作
部材17が図中時計方向に回転する。こうして絞り機構
14は操作部材17の回転に従って徐々に閉じられてい
く。
【0014】また、ポートBも、ポートAと同時にLO
Wとするので、絞り込み開始と同時にトランジスタTr
2もオンし、絞り込みモニタ用のエンコーダであるフォ
トインタラプタ31に給電する。これにより、絞り込み
過程は、操作部材17に係合して回転するエンコード用
のディスク32aの周囲に設けられたスリットがフォト
インタラプタ31を通過することで検出され、ディスク
の回転量に比例したパルスが発生する。以後、これを絞
りパルスと呼ぶ。
【0015】この絞りパルスは、CPU1の割込入力
(int)とカウンタ入力(pulse cnt)に接
続され、予め計算された絞り値に制御するのに必要な絞
り込み量に相当するパルス数が検出されると、ポートC
をLOWとしてトランジスタTr3を所定時間オンさ
せ、絞り係止マグネット34を励磁する。すると、絞り
係止マグネット34は絞り係止用ストップ爪35に対す
る吸着力を失い、ストップ爪35は付勢ばね35aのば
ね力により反時計方向へ回動して、エンコード用のディ
スク32aの周辺に設けた歯32bに食い込んでその回
転を止める。これにより、絞りは係止される。
【0016】ここで、実際には、絞り係止マグネット3
4の通電から絞りが係止されるまでの遅延時間td 中の
絞り込み量を考慮して、通電を早めに行なわなくてなら
ない。また、実際には、絞りパルスの発生周期は時間と
共に短くなって行く。これは、図4での付勢ばね16,
18,19aのばね力のバランスによって、絞りが絞り
込まれていく過程で、絞り操作部材17などの回転部材
の回転が加速されていくからである。さらに、絞り込み
速度が加速していくのは好ましくないが、絞り係止マグ
ネット34がオンしてから、絞りが係止されるまでの遅
延時間中の加速が小さければさほど問題にはならない。
その実際の遅延時間td は2ms程度である。
【0017】従来は、絞り込み速度をほぼ等速とし、絞
りパルスが発生する毎に時刻を検出し、前回の絞りパル
スが発生した時刻との差を計算し、このパルス周期、つ
まり直近の絞り込み速度Vp と、前記遅延時間td よ
り、その時刻で係止マグネットの通電を行なった場合の
遅延時間td で発生するパルス数(以下、オーバランパ
ルス数という)Δnを計算し、これと絞り込み開始以後
の絞りパルスの積算値Cp との合計が、目標絞り込み量
に相当するパルス数と等しくなると、係止マグネット3
4の通電を行なうように構成されている。
【0018】図5はシャッタ機構としての、いわゆる電
子シャッタの構成を示している。これを簡単に説明する
と、図中41はシャッタ地板、42a〜42cは第1の
シャッタ羽根(先幕)を構成する先羽根で、先羽根アー
ム44,45に回動可能に支持されている。
【0019】先羽根アーム45は、図示しないばねによ
り図中矢印方向に付勢されているが、その一端部45b
は地板41に回動可能に支持された先羽根緊定レバー4
8の一端と係合することによって係止されている。ま
た、この先羽根アーム45には突起部45aがあるが、
これは先羽根走行終了直前に先羽根アーム走行完了スイ
ッチSW5を押し、オンさせるための突起である。先羽
根緊定レバー48は、通常は図示しない係止部材により
係止され、ばね48aの図中時計方向への付勢力に抗し
ている。
【0020】43a〜43cは第2のシャッタ羽根(後
幕)を構成する後羽根で、これらは後羽根アーム46,
47に回動可能に支持されている。後羽根アーム47は
図示しないばねにより図中矢印方向に付勢されている
が、その一端47aが後羽根緊定レバー49に係止され
て回動を止められている。後羽根緊定レバー49も先羽
根緊定レバー48と同様、通常は図示しない係止部材に
より係止され、ばね49aの図中時計方向への付勢力に
抗している。
【0021】また、先羽根緊定レバー48の一端にはア
ーマチュア51が、レバー49の一端にはアーマチュア
54が設けられ、撮影シーケンスの初めから先幕および
後幕をリリースするまでの間、トランジスタTr4、ト
ランジスタTr5を通電して磁化することで係止され
る。ここで、上述した図示しないレバー係止部材は、先
羽根駆動コイルMG1と後羽根駆動コイルMG2による
励磁終了後に解除されるようになっている。なお、図中
52,55は磁性材、53,56はこれをコイルMG
1,MG2の通電時に磁化される磁石である。
【0022】前述したような絞り制御終了後において、
図示しないメインミラーがレンズ12からの光路14か
らの退避を待った後、CPU1は、図5においてトラン
ジスタTr4をオフする。したがって、先羽根緊定レバ
ー48に設けられたアーマチュア51が磁石53による
吸着を解かれ、ばね48aにより右に旋回する。これに
よって、アーム45は、図示しないばねにより右に旋回
を開始し、先羽根42a〜42cは、図5中下方向に移
動を開始する。
【0023】そして、コイルMG1への通電オフ後、露
光時間(シャッタ時間)の経過を待って、トランジスタ
Tr5をオフさせる。すると、コイルMG2への通電も
オフされ、磁石56も消磁されるので、上述したと同様
に、アーマチュア54およびレバー49はばね49aに
より右に旋回し、アーム47の右方向への回転が開始す
る。これにより、後羽根43a〜43cが走行し、シャ
ッタ開口部40は閉成される。さらに、この開口部40
が完全に閉成された直後に、スイッチSW4がオンす
る。
【0024】このスイッチSW4のオンによって露光終
了状態が検出されると、フィルムの巻上げが行なわれ
る。これと並行して、次回の撮影シーケンスのために必
要な各種の機構メカニズムのチャージが行なわれる。具
体的には、図5のシャッタ機構を、閉位置にプリセット
して、前述したような機械的係止部材によって係止した
り、メインミラー(図示せず)を、元の位置に下げたり
することである。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】従来のカメラにおい
て、前述した図3に示したような簡単な電源ラインによ
る制御システムを用いて撮影シーケンス動作を行なった
場合、以下のような問題を生じている。すなわち、従来
のカメラ制御システムでは、シャッタ時間が数十秒以上
になる場合でも、フィルム露光中にはシャッタ時間の終
了か、外部からの露光終了信号の検出以外、ほとんど為
すべき作業がないにもかかわらず、通常の撮影準備動作
時と同じく、システム全体での電源電圧安定化のため
に、バッテリ電源6からの電源ライン7上に設けたDC
/DCコンバータ8を常時作動させておくような構成が
採用されていた。
【0026】しかしながら、このような構成では、たと
えばタイム撮影やバルブ撮影において、電力の消費がき
わめて非効率となるという問題を生じていた。ここで、
タイム撮影とは、撮影者がレリーズ釦を一度押すことに
より露光が開始し、再度レリーズ釦またはその他の設定
ダイヤル等を操作することで露光を終了させる、長時間
撮影モードでの撮影である。また、バルブ撮影とは、撮
影者がレリーズ釦を押している間中は露光し続け、レリ
ーズ釦から手を離すと露光を終了するモードでの撮影で
ある。そして、このようなタイム撮影やバルブ撮影を行
なう際に、何時間も引き続いたフィルム露光を行なった
りすると、カメラ内に装填される通常の電池(バッテリ
電源6)では、その消耗が著しく、たとえば一晩で電力
がなくなってしまう等のおそれがあった。
【0027】特に、このように電池の充電量が少なくな
ると、たとえば露光動作時においてシャッタ幕係止用マ
グネット(前述したコイルMG1,MG2)の吸着力が
弱くなり、その弱くなったところで、シャッタの後幕
(後羽根43a〜43c)が走り終わったりするといっ
たカメラの撮影動作上での問題に繋がるものであり、こ
のようなカメラ内の電池の消耗を抑制できるような何ら
かの対策を講じることが望まれている。
【0028】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
のであり、たとえば一眼レフカメラの撮影モードを、長
時間露光が可能であるバルブ撮影やタイム撮影を行なう
ようにした場合、あるいはシャッタ時間を比較的長時間
にして撮影を行なう場合において、電源ラインの制御系
構成部材のうち、給電が必要ないものをオフとし、フィ
ルム露光中の消費電力の低減を可能としたカメラの露光
制御装置を得ることを目的としている。
【0029】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係るカメラの露光制御装置は、バッテリ
電源からの電源ライン上にDC/DCコンバータを有
し、かつフィルム露光時間が数秒以上に及ぶ長時間露光
の制御あるいはフィルム露光が長時間露光となるバルブ
撮影モードあるいはタイム撮影モードの選択、制御を、
露光制御手段により行なう際に、露光制御手段のフィル
ム露光時間が所定時間以上に設定されたことを検出する
と、前記露光制御手段によるフィルム露光中はDC/D
Cコンバータを不作動とする制御を行なう制御手段を設
けたものである。
【0030】また、本発明に係るカメラの露光制御装置
は、クロック発振回路を有しかつ撮影シーケンスを制御
プログラムにしたがって制御するシーケンス制御手段
と、このシーケンス制御手段でのクロック発振回路の作
動と制御プログラムの実行とをフィルム露光動作に伴っ
て処理する処理手段を備え、この処理手段を、制御手段
によりフィルム露光中にDC/DCコンバータを不作動
とする制御が行われたときに、シーケンス制御手段のク
ロック発振回路を停止させ、かつフィルム露光終了信号
によってクロック発振回路を再開作動させるともに制御
プラグラムを再開して、シーケンス制御手段による撮影
シーケンスの以降の処理を再開させるように構成したも
のである。
【0031】
【作用】本発明によれば、フィルム露光時間が所定時間
以上に設定される長時間露光の場合、たとえばタイム撮
影やバルブ撮影での撮影時やフィルム露光時間が数秒以
上を要する撮影時における長時間露光による撮影を行な
うに際して、バッテリ電源からの電源ライン上に設けら
れ通電電圧制御を行なうためのDC/DCコンバータは
停止される。さらに、このDC/DCコンバータの停止
によって、フィルム露光時に給電の必要のないICやデ
バイス等の電気部品もオフさせる。
【0032】
【実施例】図1および図2は本発明に係るカメラの露光
制御装置の一実施例を示すものであって、これらの図に
おいて、前述した図3以下と同一または相当する部分に
は、同一番号を付して詳細な説明は省略する。
【0033】すなわち、本発明によれば、フィルム露光
時間が所定時間以上に設定される長時間露光の場合、た
とえばタイム撮影やバルブ撮影での撮影時やフィルム露
光時間が数秒以上を要する撮影時において、バッテリ電
源6からの電源ライン7上に設けられるDC/DCコン
バータ8を不作動、つまり停止し、このDC/DCコン
バータ8自体の消費電力を低減するような制御を行なう
制御手段をCPU1内に設けるように構成している。
【0034】そして、このような構成によれば、上述し
たCPU1内の制御手段により、必要時において電源ラ
イン7上のDC/DCコンバータ8でのそれ自体の消費
電力を必要最小限となるように低減し、またこれに加え
てフィルム露光時に給電の必要のないICやデバイス等
の電気部品もオフさせることが可能で、これによりバッ
テリ電源での電力消費を必要最小限となるように低減す
ることができる。
【0035】これを具体化した構成を図1を用いて説明
すると、本実施例では、電源ライン7上でDC/DCコ
ンバータ8の出力ライン(出力Vcc1 部分)には、長時
間のフィルム露光中にDC/DCコンバータ8をオフ
し、またこれと同時にフィルム露光中に給電を停止して
も構わないICやデバイスからなる制御系構成部材、た
とえば第1の表示装置4、センサ3、さらにインタフェ
イス2等が電気的に接続されている。
【0036】一方、CPU1は、フィルム露光中も作動
させることが必要で、給電し続ける必要があるので、D
C/DCコンバータ8の出力ライン(Vcc1 )と、バッ
テリ電源6の電源電圧をシリーズレギュレータREGを
通した出力ライン(出力Vcc2 部分)を、ダイオードD
1とダイオードD2で接続した点から給電するように構
成している。ここで、通常は、電源電圧が前記出力Vcc
1 よりも少し低いので、出力Vcc1の方がCPU1に給
電されている。また、電源の合成用ダイオードD1とダ
イオードD2は、できるだけ電圧降下を少なくするた
め、ショットキダイオードを用いることが望ましい。
【0037】そして、撮影シーケンスが始まると、前述
した図5での電子シャッタによるシャッタ機構の作動で
説明したように、まず、シャッタ先幕(先羽根42a〜
42c)と後幕(後羽根43a〜43c)の係止のため
に、トランジスタTr4とトランジスタTr5をオンさ
せる。これらのマグネット駆動用トランジスタTr4,
Tr5のうち、少なくとも後幕の係止用トランジスタT
r5は、DC/DCコンバータ8のオフ時でも制御でき
なくてはならないから、直接CPU1のポートに接続す
るか、あるいはCPU1と同じ電源から給電されるイン
タフェイス(図示せず)を設けて、これを介して制御す
る必要がある。
【0038】なお、図1では、トランジスタTr4とト
ランジスタTr5ともCPU1のポートに接続した場合
を示している。さらに、先幕の係止用トランジスタTr
4は、CPU1のポート数が少ない場合は、たとえば出
力ライン(Vcc1 側)から給電されるIC等によるイン
タフェイス2を介して制御してもよい。
【0039】また、シャッタ幕係止用マグネットとなる
コイルMG1,MG2をオンした後は、図4で説明した
ような絞り制御が、メインミラーアップ動作と並行して
行なわれる。さらに、この図4に示されている絞り制御
に必要な各トランジスタTr1〜Tr3は、この図1で
は図示していないが、図4と同様に、CPU1に直接接
続してもよいし、他のインタフェイス(図示せず)を介
して制御するようにしてもよい。なぜなら、フィルム露
光開始時には、これらのトランジスタTr1〜Tr3
は、全てその働きを終え、次回の露光シーケンスまでオ
ンする必要がないからである。
【0040】上述したような構成において、前記トラン
ジスタTr4をオフして先幕をスタートさせた後に、シ
ャッタ時間が所定時間よりも長い場合(たとえば1秒以
上である場合)、CPU1はDC/DCコンバータ8を
不作動(停止)にするよう制御し、電力消費を低減させ
るような制御が行なわれる。ここで、バルブ撮影やタイ
ム撮影といった通常長時間露光を目的とする撮影モード
の場合も同様に、DC/DCコンバータ8をオフする制
御が行われる。
【0041】その後は所定のシャッタ時間が経過するの
を待つか、「露光終了/中断」を指示するスイッチ入力
信号を監視するだけである。このようなスイッチとして
は、カメラの主電源スイッチやレリーズ釦の状態を検出
するスイッチ等がこれに当たる。ここで、撮影者にカメ
ラが正常に作動していることを示すためや、露光経過時
間を示すために、表示装置4,5での液晶表示等の表示
パターンを時間と共に変化させたいような場合には、第
1の表示装置4はCPU1と同じ電源から給電し、DC
/DCコンバータ8の不作動時(停止時)も表示可能と
するとよい。このような表示変更のために、CPU1は
所定時間毎に表示デバイスに表示データを送信するよう
に構成すればよい。一般にこのような周期は100mS
から数100mSで充分である。
【0042】さらに、所定のシャッタ時間が経過した
か、撮影者が露光の終了をスイッチを使って入力する
と、CPU1は、再びDC/DCコンバータ8を作動さ
せ、図示しない機構や巻上げモータによりフィルム巻上
げを行なうととともに、各種メカニズムが、次回の撮影
に備えてチャージされるように構成されている。
【0043】図2は以上の動作をフローチャートにまと
めたものであって、図1におけるCPU1でのプログラ
ムによって制御が実施されるように構成されている。こ
れを簡単に説明すると、図2において、まず、ステップ
S1では、レリーズ釦(レリーズスイッチ)のオンの検
出を行なっており、そのオンを検出するとステップS2
以降の撮影シーケンスが、制御手段であるCPU1によ
って制御されることにより開始される。
【0044】すなわち、ステップS2において、図4あ
るいは図5のトランジスタTr4、トランジスタTr5
をオンして、シャッタ幕係止用マグネットMG1,MG
2により、シャッタ先幕/後幕を保持する。
【0045】次いで、ステップS3においてメインミラ
ーのアップを起動する。このようなメインミラーの駆動
機構としては、ばねによるものとモータによるものとが
あり、実際にはマグネットやモータなどの機構に応じた
アクチュエータを駆動することになる。
【0046】ステップS4はミラーアップ中の絞り制御
であり、図4での絞り制御機構の説明で述べた通りの内
容である。このステップS4での絞り制御が終了する
と、ステップS5においてミラーアップの完了を待つ。
実際には、ミラーアップに要する予測時間をステップS
2から計時する方法と、ミラーアップで変化するスイッ
チをモニタする方法があり、いずれでもよい。
【0047】次いで、ステップS6からフィルム露光が
開始する。このステップS6で、まず先幕係止用のトラ
ンジスタTr4をオフしてコイルMG1を消磁(オフ)
し、先幕をスタートさせる。
【0048】そして、ステップS7では、シャッタ時間
が長時間である場合(長時間露光)や、バルブ撮影ある
いはタイム撮影との撮影モードが選択されている場合
を、たとえばCPU1内に設けたセンサ3からの信号を
受ける検出手段によって検出する。そのいずれかであれ
ば、本発明の主旨に従い、ステップ8でDC/DCコン
バータ8をオフする。このような制御は、図1に示され
ているCPU1からDC/DCコンバータ8に接続され
るラインまたは図示しないラインによって、CPU1の
コントロール端子を制御することで実現できる。
【0049】ステップS9では、シャッタ時間の終了
か、あるいは撮影者による露光終了指示操作を検出する
ことによる露光終了まで待つ。そして、このステップS
9で露光終了条件が検出されると、ステップS10でD
C/DCコンバータ8をオンして作動させ、以後のカメ
ラの制御に差支えのないようにする。さらに、ステップ
S11で後幕係止用のトランジスタTr5をオフしてコ
イルMG2を消磁(オフ)し、後幕をスタートさせる。
【0050】次で、ステップS12において後幕走行完
了のチェックを行なう。実際には10mS〜20mSの
遅延時間を入れるだけでもよい。さらに、ステップS1
3ではフィルム巻上げ(フィルム巻上げモータ)が起動
(オン)される。すると、これと同時に、ステップS1
4で巻上げの完了がチェックされるまでの間に、各機構
は次の撮影に備えてチャージされる。また、巻上げが終
わると、ステップS15においてフィルム巻上げモータ
を停止(オフ)してから、前記ステップS1に戻り、次
のレリーズ操作の受付が可能になるようになっている。
【0051】以上の構成によれば、たとえばタイム撮影
やバルブ撮影、あるいはシャッタ時間が所定時間以上に
設定される長時間露光時において、通電電圧制御を行な
うためのDC/DCコンバータ8をオフ(停止)して不
作動状態とすることで、このDC/DCコンバータ8自
体の消費電力を低減できる。さらに、このDC/DCコ
ンバータ8の停止によって、フィルム露光時に給電の必
要のないICやデバイス等の電気部品、たとえばインタ
フェイス2、センサ3、表示装置4等もオフさせること
ができ、その結果としてバッテリ電源6からの電源ライ
ン7上での消費電流を、通常よりもはるかに低く抑え、
カメラ内に装填されるバッテリ電源6の寿命を長くする
ことができる。
【0052】さらに、このような本発明によれば、バッ
テリ電源6での電力消費の面から従来制限されてきた長
時間にわたるフィルム露光時間を実現でき、写真撮影を
行なう際の多様化を図ることができる。
【0053】ここで、上述した構成による制御を行なう
カメラにおいて、以下の構成および方法を採用するよう
にすれば、前述したバルブ撮影、タイム撮影を行なう撮
影時において適用可能である。しかも、その場合に、よ
り一層消費電力の低減化が可能であり、これにより上述
した作用効果を、より一層効果的に発揮させ得るもので
ある。
【0054】これを簡単に説明すると、前述したシーケ
ンス制御手段であるCPU1は、撮影シーケンスを制御
するための制御プログラムをもち、またクロック発振回
路(図示せず)が設けられている。さらに、このCPU
1でのクロック発振回路を、フィルム露光時のDC/D
Cコンバータ8のオフ制御時に停止させ、かつフィルム
露光終了を示す適宜のセンサや制御機構からの信号を受
けたときに、クロック発振回路を再開作動させ、制御プ
ログラムにより以降のシーケンス制御プログラムを作動
させるような処理を行なう処理手段も、CPU1内に設
けている。
【0055】ここで、たとえばバルブ撮影あるいはタイ
ム撮影を行なう場合には、特定のシャッタ時間が予め設
定されていないため、フィルム露光中に先幕リリース後
の時間を計時する必要がない。さらに、露光を終了する
のは、たとえばレリーズ釦や電源スイッチの入力であ
る。
【0056】したがって、これらの場合は、上述したD
C/DCコンバータ8をオフして不作動とするととも
に、撮影シーケンスを制御するCPU1を、スタンバイ
モードにしてクロック発振回路(図示せず)を停止する
ことにより、このCPU1自身の消費電力を非常に低く
することができる。
【0057】さらに、この場合でも、シャッタ後幕保持
のため、図1のトランジスタTr5だけはオンしたまま
となるが、こうしたタイプのシャッタ機構を使う場合の
必要最小限の消費電流となる。
【0058】また、CPU1をスタンバイモードにする
前に、レリーズ釦や電源スイッチの変化でCPU1に割
込みがかかり、クロック発振回路を再び作動させて発振
を開始し、制御プログラムが再開されて後幕リリース動
作以降の処理を行なうように、ステップが進むように仕
掛けておくとよい。
【0059】なお、本発明は上述した実施例構造には限
定されず、露光制御装置を初めとするカメラ各部の形
状、構造等を適宜変形、変更し得ることは勿論であり、
種々の変形例が考えられることは言うまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るカメラ
の露光制御装置によれば、バッテリ電源からの電源ライ
ン上にDC/DCコンバータを有し、かつフィルム露光
時間が数秒以上に及ぶ長時間露光の制御あるいはフィル
ム露光が長時間露光となるバルブ撮影モードあるいはタ
イム撮影モードの選択、制御を、露光制御手段により行
なうにあたって、露光制御手段のフィルム露光時間が所
定時間以上となる撮影を行なう場合に、フィルム露光中
はDC/DCコンバータを不作動とする制御を行なって
消費電力を低減することが可能となる制御手段を設けて
いるので、簡単な構成であるにもかかわらず、以下に述
べる種々優れた効果を奏する。
【0061】すなわち、本発明によれば、タイム撮影や
バルブ撮影での撮影時やフィルム露光時間が数秒以上を
要する撮影時における長時間露光による撮影を行なうに
際して、バッテリ電源からの電源ライン上で通電電圧制
御を行なうためのDC/DCコンバータを停止し、この
DC/DCコンバータ自体の消費電力をなくせる。さら
に、このDC/DCコンバータの停止によって、フィル
ム露光時に給電の必要のないICやデバイス等の電気部
品もオフさせることにより、バッテリ電源からの電源ラ
イン上での消費電流を通常よりも低く抑えて電力消費を
最小限まで低減することができる。したがって、本発明
によれば、上述したような長時間露光時において消費電
流を通常よりもはるかに低く抑えることが可能で、カメ
ラ内に装填されるバッテリ電源の長寿命化を図ることが
できる。
【0062】さらに、本発明によれば、バッテリ電源で
の電力消費の面から従来制限されてきた長時間にわたる
フィルム露光時間を実現することができ、これにより写
真撮影を行なう際の多様化を図ることが可能となる。
【0063】また、本発明によれば、クロック発振回路
を有しかつ撮影シーケンスの制御プログラムにしたがっ
て制御するシーケンス制御手段と、そのクロック発振回
路の作動と制御プログラムの実行をフィルム露光動作に
伴って処理する処理手段を備え、かつこの処理手段を、
制御手段によりフィルム露光中にDC/DCコンバータ
を不作動とする制御が行なわれたときに、シーケンス制
御手段のクロック発振回路を停止させるとともに、この
クロック発振回路をフィルム露光終了信号によって再開
作動させ、かつシーケンス制御手段による撮影シーケン
スの後続する制御プログラム、たとえば後幕リリース以
降の動作を再開処理するように構成したので、バルブ撮
影やタイム撮影の場合に適用して特に効果的であり、さ
らに消費電力のより一層の低減化を図ることができると
いう利点を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカメラの露光制御装置の一実施
例を示し、一眼レフカメラでのバッテリ電源からの電源
ライン上での概略構成を示す図である。
【図2】 本発明に係るカメラの露光制御装置による制
御動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】 従来のカメラでの露光制御装置の一例を示
し、バッテリ電源からの電源ライン上での概略構成図で
ある。
【図4】 カメラの露出制御装置の一部を構成する機構
部であって、一眼レフカメラでの絞り制御機構の電気系
統を含めた概略構成図である。
【図5】 カメラの露出制御装置の一部を構成する機構
部であって、電子シャッタの概略構成を示す図である。
【符号の説明】
1…CPU(マイクロコンピュータによるカメラのシー
ケンス制御手段および制御手段)、2…インタフェイ
ス、3…センサ、4…第1の表示装置、5…第2の表示
装置、6…バッテリ電源、7…電源ライン、8…DC/
DCコンバータ、11…レンズ鏡筒(交換レンズ)、1
2…撮影光学系(レンズ)、13…絞りプリセットリン
グ、13a…ストッパ、14…絞り機構、14a…絞り
連動部材、17…絞り操作部材、19〜22…絞り込み
駆動手段(レバーによる)、23…連動部材、24…光
束、25…受光素子、26…測光回路、27…レリーズ
釦、30…レリーズマグネット、31…フォトインタラ
プタ、34…絞り係止マグネット、35…ストップ爪、
40…シャッタ開口部、41…シャッタ地板、42a〜
42c…第1のシャッタ羽根(先幕)となる先羽根、4
3a〜43c…第2のシャッタ羽根(後幕)となる後羽
根、44,45…先羽根アーム、46,47…後羽根ア
ーム、48…先羽根緊定レバー、49…後羽根緊定レバ
ー、51…アーマチュア、54…アーマチュア、Vcc1
,Vcc2 …出力ラインでの出力、REG…シリーズレ
ギュレータ、D1,D2…ダイオード、Tr1〜Tr5
…トランジスタ、MG1,MG2…コイル(シャッタ幕
係止用マグネット)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ電源からの電源ライン上にDC
    /DCコンバータを有し、 かつフィルム露光時間が数秒以上に及ぶ長時間露光の制
    御を行なう露光制御手段を備えているカメラであって、 前記露光制御手段のフィルム露光時間が所定時間以上に
    設定されたことを検出すると、前記露光制御手段による
    フィルム露光中は前記DC/DCコンバータを不作動と
    する制御を行なう制御手段を備えていることを特徴とす
    るカメラの露光制御装置。
  2. 【請求項2】 バッテリ電源からの電源ライン上にDC
    /DCコンバータを有し、 かつフィルム露光が長時間露光となるバルブ撮影モード
    あるいはタイム撮影モードを選択、制御する露光制御手
    段を備えているカメラであって、 前記露光制御手段の前記バルブ撮影モードあるいは前記
    タイム撮影モードが選択されていることを検出する検出
    手段と、 この検出手段が前記バルブ撮影モードあるいはタイム撮
    影モードが選ばれていることを検出すると、フィルム露
    光中は前記DC/DCコンバータを不作動とする制御を
    行なう制御手段とを備えていることを特徴とするカメラ
    の露光制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のカメラの露光制御装置に
    おいて、 クロック発振回路を有しかつ撮影シーケンスの制御プロ
    グラムにしたがって制御するシーケンス制御手段と、 このシーケンス制御手段での前記クロック発振回路の作
    動処理と前記制御プログラムの実行処理を、フィルム露
    光動作に伴って処理する処理手段とを備えていることを
    特徴とするカメラの露光制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のカメラの露光制御装置に
    おいて、 シーケンス制御手段でのクロック発振回路の作動と制御
    プログラムの実行をフィルム露光動作に伴って処理する
    処理手段を備え、 この処理手段は、制御手段によりフィルム露光中にDC
    /DCコンバータを不作動とする制御が行なわれたとき
    に、前記シーケンス制御手段の前記クロック発振回路を
    停止させるとともに、このクロック発振回路をフィルム
    露光終了信号によって再開作動させ、かつ前記シーケン
    ス制御手段による撮影シーケンスの後続する制御プログ
    ラムを再開処理するように構成されていることを特徴と
    するカメラの露光制御装置。
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