JPH07295023A - カメラの絞り制御装置 - Google Patents

カメラの絞り制御装置

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JPH07295023A
JPH07295023A JP6107685A JP10768594A JPH07295023A JP H07295023 A JPH07295023 A JP H07295023A JP 6107685 A JP6107685 A JP 6107685A JP 10768594 A JP10768594 A JP 10768594A JP H07295023 A JPH07295023 A JP H07295023A
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JP
Japan
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pulse
diaphragm
aperture
time
locking
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JP6107685A
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Inventor
Akira Ogasawara
昭 小笠原
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • GPHYSICS
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    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/091Digital circuits
    • G03B7/095Digital circuits for control of aperture

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 絞りパルスの検出が遅れても、高い精度でパ
ルス周期を求めて、高精度の絞り制御を実現する。 【構成】 絞りを駆動する絞り駆動手段と、基準口径か
ら計数して、絞りの口径をパルスとして出力する絞り位
置検出手段と、絞りの口径を固定する絞り係止手段と、
予め計測したパルスの発生周期の変化を記憶した記憶手
段と、絞り位置検出手段の出力を基にして、絞り駆動手
段と絞り係止手段とを駆動制御する制御手段とを具備
し、制御手段は、記憶手段を参照することで、パルスの
発生毎にそれまでのパルスの発生総数からパルスの発生
周期の変化を知得して、絞り係止手段に係止動作を指示
する時期を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一眼レフカメラに最適
なカメラの絞り制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一眼レフカメラに使用される絞り制御装
置では、レリーズ後に絞り込みを開始すると、絞り口径
の変動をエンコーダが発生するパルス(絞りパルス)で
モニタし、所定の絞り口径になるよう絞り込み停止信号
を出力して、絞りを係止するようにしている。
【0003】また、絞りを係止を指示してから絞りが実
際に係止されるまでには遅延時間が存在するので、絞り
口径の変動量(絞りパルス)から遅延時間に発生してし
まう絞り込み量を予測することも行われている。
【0004】絞り口径の変動量(絞りパルス)から遅延
時間に発生してしまう絞り込み量を予測するには、絞り
の係止を指示した時の絞りパルスの発生時刻を毎回正確
に検出できないと検出精度が悪くなり、予測値に大きな
誤差を与え、絞り制御精度が劣化することになる。この
ため、絞りパルスをリアルタイムに検出するようにし
て、絞りパルスをCPUの割込に入力することが一般的
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CPU
は絞り制御以外の多くの仕事も並行して行っており、こ
れらに関係する割込処理が絞り割込と時間的に重なる
と、絞りパルス割込の受付が遅延されることがあり、そ
の発生時刻が正確に検出できなくなるという問題があ
る。
【0006】CPU内蔵のタイマ値を割込信号発生時に
ハードウェア的にラッチしておく、インプットキャプチ
ャと呼ばれる機能を持ったCPUが存在する。このよう
なCPUを用いて絞りパルスをキャプチャ信号とすれ
ば、絞りパルス割込の受付が遅れてもラッチされた時刻
は正確なので問題はないが、コスト的にこのようなCP
Uを使えない場合や、CPUにキャプチャ機能があって
もシステムの都合上、他の信号にキャプチャ機能を譲ら
なくてはならない場合は、絞りパルスの発生時刻を正確
に検出できないという問題が残ることになる。
【0007】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、絞りパルスの検出が遅れても、高い精度でパル
ス周期を求めて、高精度の絞り制御を実現することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のカメラの絞り制御装置は、絞りを駆動する
絞り駆動手段と、基準口径から計数して、絞りの口径を
パルスとして出力する絞り位置検出手段と、絞りの口径
を固定する絞り係止手段と、予め計測したパルスの発生
周期の変化を記憶した記憶手段と、絞り位置検出手段の
出力を基にして、絞り駆動手段と絞り係止手段とを駆動
制御する制御手段とを具備し、制御手段は、記憶手段を
参照することで、パルスの発生毎にそれまでのパルスの
発生総数からパルスの発生周期の変化を知得して、絞り
係止手段に係止動作を指示する時期を判定するように構
成されている。
【0009】
【作用】上記構成のカメラの絞り制御装置においては、
制御手段が、記憶手段を参照することで、パルスの発生
毎にそれまでのパルスの発生総数からパルスの発生周期
の変化を知得して、絞り係止手段に係止動作を指示する
時期を判定するようにしたので、絞りパルスの検出が遅
れても、高い精度でパルス周期が求められ、高精度の絞
り制御を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、対比させた説明のために、図4として従
来のカメラの絞り制御装置を説明するフローチャートを
挿入してある。
【0011】図1は、本発明によるカメラの絞り制御装
置の一実施例を示すブロック結線図である。
【0012】図1において、交換レンズ1は、光学レン
ズ2、絞りプリセットリング3、絞り機構4、及びカメ
ラ本体への装着用のバヨネット5を有する。4aは絞り
機構4を操作するための絞り連動部材であり、スプリン
グ6に付勢されて図面上方に移動するときに絞り機構4
を絞り込む。3aは絞りプリセットリング3の回転位置
に応じてその位置が決定されるストッパであり、絞り機
構4は連動部材4aがストッパ3aに当接するまで絞り
込みが可能となっている。
【0013】図1では、絞り自動制御モード、シャッタ
自動制御モード、プログラムモード、及びマニュアルモ
ードのいずれかが、不図示のモード選択手段によってC
PU100に入力される。CPU100は、選択された
撮影モードに従って、絞り機構4、シャッタ(図示せ
ず)の制御を行う。絞り自動制御モードおよびプログラ
ムモードでは、CPU100により電気機械的に絞り機
構4が掛止され、シャッタ自動制御モードおよびマニュ
アルモードでは、プリセットリング3によって絞り位置
が決まる。各種モードのうちで本発明が適用されるの
は、絞り自動制御モードまたはプログラムモードでの絞
り掛止制御である。以下、絞り制御について説明する。
【0014】まず、交換レンズ1の絞り込み段数と絞り
連動部材4aの変位との関係を記憶する構成について説
明する。7はカメラ本体側の絞り操作部材であって、交
換レンズ1をカメラ本体に装着したときに、交換レンズ
1側の絞り連動部材4aと係合し、図示の位置でスプリ
ング6に抗し、スプリング6よりも強いスプリング13
に付勢されて絞り機構4を開放状態とする。8から11
は、公知の絞り込み駆動手段であり、フィルム巻上に連
動して図示の状態にチャージされる。12は連動部材
で、長穴12aとピン12bにより絞り操作部材7と第
1レバー8とを連結する。絞り制御モードが選択されて
いる状態においては、絞りプリセットリング3は最小絞
り径に該当する値にセットされているものとする。
【0015】一方、開放状態の絞り機構4を通過した光
束14は、ペンタプリズム(図示せず)等の近傍に配置
された受光素子15によって受光され、測光回路16で
対数圧縮されてからCPU100に出力される。CPU
100は、対数圧縮された測光値を内蔵されたA/D変
換器(図示せず)でディジタル値に変換する。CPU1
00には、フィルム感度、撮影モード、および開放F値
等のデータが供給されており、CPU100は、これら
のフィルム感度、撮影モード、および開放F値等のデー
タを参照して、絞り値やシャッタ時間を算出する。
【0016】この状態で不図示のレリーズボタンを押す
と、CPU100はこれを検出し、その時刻での絞り値
やシャッタ時間の算出値によって、レリーズの制御を行
う。まず、ポートAを所定時間LOWにするとTr1が
導通してレリーズマグネット40をこの期間励磁する。
このレリーズマグネット40の吸着力により、第1係止
部10が解除され、第1レバー8はスプリング8aによ
り反時計方向に回動付勢され、連結部材12を右方向に
引く。すると絞り操作部材7がスプリング13に抗して
時計方向に回転する。絞り機構4は、操作部材7の回転
に従って徐々に閉じられていく。操作部材7の右端には
扇状部7aが形成され、この扇状部7aと歯車30bと
が噛合することで、エンコード用のディスク30aが操
作部材7の回転に従って回転する。
【0017】ポートBもポートAと同時にLOWとな
り、絞り込み開始と同時にTr2もオンとなる。これに
より、絞り込みモニタ用のエンコーダであるフォトイン
タラプタ29に給電される。ディスク30aの周囲に明
けられたスリットがフォトインタラプタ29を通過する
ことで、操作部材7の回転量、即ち絞り機構4の絞り込
み量が、ディスク30aの回転量に比例したパルス(絞
りパルス)として検出される。
【0018】この絞りパルスは、CPU100の割込入
力(int)とカウンタ入力(pulse cnt)に
接続されている。CPU100は、予め計算された絞り
値に制御するのに必要な絞り込み量に相当するパルス数
が絞りパルスから検出されたときに、ポートCをLOW
としてTr3を所定時間オンさせ、絞り係止マグネット
38を励磁する。絞り係止マグネット38は、絞り係止
用ストップ爪39の吸着力を失い、ストップ爪39はス
プリング39aにより反時計方向へ回動して、エンコー
ド用のディスク30aの周辺に設けた歯に食い込んで、
ディスク30aの回転を止める。これにより絞り機構4
は係止される。実際には、絞り係止マグネット38の通
電から絞り機構4が係止されるまでの遅延時間td中の
絞り込み量を考慮して、通電を早めに行う必要がある。
【0019】図2は、絞り込み動作開始後の絞りパルス
の発生する様子を時間を横軸にとって示したものであ
る。縦軸は絞り値であり、開放F値から絞りパルスの発
生数にほぼ比例した絞り量が絞り込まれていく。図2に
示すように、絞りパルスの発生周期は時間と共に短くな
って行く。これは、スプリング6、スプリング13およ
びスプリング8aのバネ力がアンバランス状態になるの
で絞り機構4が絞り込まれていくことと、この過程で絞
り操作部材7等の回転部材の回転が加速されていくこと
による。絞り込み速度が加速していくのは好ましくない
が、絞り係止マグネット38がオンしてから、絞りが係
止されるまでの遅延時間中の加速が小さければ、さして
問題にはならない。実際の遅延時間(td)は2mS程
度である。
【0020】従来は、絞り込み速度がほぼ等速と仮定し
て、絞りパルスが発生する毎に時刻を検出し、前回の絞
りパルスが発生した時刻との差を計算し、このパルス周
期、即ち直近の絞り込み速度vpと遅延時間tdより、そ
の時刻で係止マグネット38の通電を行った場合の遅延
時間tdで発生するパルス数(以後オーバランパルス数
と呼ぶ)Δnを計算し、これと絞り込み開始以後の絞り
パルスの積算値Cpとの合計が、目標絞り込み量に相当
するパルス数と等しくなると、係止マグネット38の通
電を行った。絞りパルスPiが時刻tiで発生するとすれ
ば、時刻tnで計算される絞り込み速度vpは次式で与え
られる。
【0021】 vp=1/(tn―tn-1) ………(1)
【0022】時刻tnで係止マグネット38の通電を行
った場合のオーバランパルス数Δnは次式で与えられ
る。
【0023】Δn=td×vp
【0024】=td/(tn―tn-1) ………(2)
【0025】目標とする絞り制御値と開放絞り値との差
である絞り込み量をΔAv、1パルス当たりの絞り変化
量をδAvとすると、目標とする絞りに止めるためのパル
ス数Npは、
【0026】Np=ΔAv/δAv である。そこで毎回パルスが発生すると、それまでのパ
ルス数をCpとして
【0027】 Cp+Δn=Cp+ td/(tn―tn-1)≧ Np ………(3) なる条件を満たすと、係止マグネット38の通電を行っ
た。実際には、個別の遅延時間tdのばらつきや、前述
の絞り込速度の加速性を補償するため、遅延時間tdを
書換え可能なデータとして、制御結果が目標と合うよう
に、製造ラインで遅延時間tdのデータを調整している
場合が多い。
【0028】図3および図4は、CPU100の動作を
説明するフローチャートである。図3は、図1の絞り制
御機構に関するメイン制御のフローチャートである。図
4は、従来のカメラの絞り制御装置を説明するフローチ
ャートであり、絞りパルスの発生毎の割り込み処理を示
している。
【0029】図3は、絞り制御だけでなく撮影シーケン
ス全体の制御を示している。シャッタ制御はいわゆる電
磁レリーズ方式で、レリーズシーケンスの開始で、先幕
および後幕をそれぞれの制御用マグネットで係止してお
き、ミラーアップが終ると先幕係止用マグネットの通電
をオフして先幕を放した後、シャッタ時間後に後幕係止
用マグネットの通電をオフして後幕を放す。レリーズシ
ーケンスを終わるまでに、不図示の機構により機械的に
先幕および後幕は初期位置にチャージされ、マグネット
をオフしたままでも係止された状態を保持する機構にな
っている。この保持機構は、図1のレリーズマグネット
40の通電で再び機械的係止機構が外れ、保持しておく
ためにはそれぞれの係止用マグネットに通電する必要が
ある。
【0030】図3のプログラムがスタートすると、ステ
ップS1ではレリーズの開始を待つ。レリーズボタンの
押し下げによるレリーズスイッチのオンの検出がこれに
該当する。レリーズシケンスの開始を受け付けると、ス
テップS2では先幕および後幕の係止のために、それぞ
れの係止マグネット38を通電する。ステップS3では
レリーズマグネット40を数mSだけパルス的に通電し
て、絞り機構4を起動させると共に、メインミラー(図
示せず)のミラーアップを開始させる。この後、絞り込
み制御が行われる。絞りパルスは、CPU100の割込
端子(int)に供給され、パルスが発生する度にCP
U100は割込処理に移る。絞りパルスは、CPU10
0内のカウンタ入力端子(pulse cnt)にも供
給され、絞り込み開始後の累積絞りパルス数Cpをカウ
ントしている。
【0031】ステップ3の後はメインフローではミラー
アップ完了を補償する所定時間の遅延時間の経過をステ
ップS4で待つだけで、絞りパルスの発生毎の割り込み
処理は、従来は図4のフローチャートで示した割込制御
で行われていた。
【0032】図4(従来例)のプログラムは絞りパルス
の発生毎の割り込みによりスタートする。ステップS1
0でその時刻tnを読み出す。CPU100は時計機能
を有するタイマを内蔵しているものとする。ステップS
11で前回の絞りパルスの発生時刻tn-1を記憶バッフ
ァから読み出す。ステップS12では、次回の割込処理
のために、ステップS10で読み出した時刻tnを記憶
バッファに保存する。ステップS13でパルス周期tn
−tn-1を計算し、ステップS14で(2)式により予
測オーバランパルス数Δnを計算する。ステップS15
で(3)式により絞り係止すべきかどうかをテストす
る。もし(3)式を満たせば、ステップS16により絞
り係止マグネット38を所定時間通電し、図3のステッ
プS4に戻る。なお、絞りパルスが発生する度に図4
(従来例)のフローの割込が発生し、ミラーアップ迄に
は絞り係止の制御は終了しているものとする。
【0033】図3のステップS4でミラーアップが完了
すると、ステップS5で先幕マグネットをオフして先幕
を走行させた後、ステップS6でシャッタ時間の経過を
待つ。シャッタ時間が経過すると、ステップS7で後幕
マグネットをオフして後幕を走行させシャッタ制御が終
わる。この後は、ステップS8でフィルム巻き上げを起
動する。実際にはフィルム巻き上げモータ(図示せず)
を駆動してフィルムが巻き上げられ、この間に絞りは開
放に戻されミラーダウンすると共に、シャッタ幕も元の
状態にチャージされる。
【0034】図1に基づいて説明すると、フィルム巻上
中に不図示の公知機構により第2係止11が解除され、
第2レバー9はスプリング9aにより時計方向に回動
し、当接部9bに押されて第1レバー8も時計方向へ回
動する。これによって連結部材12は左方に押され、ス
プリング13に付勢されて絞り操作部材7は反時計方向
へ回動して連動部材4aを押し、絞り機構4を開放に復
帰させる。絞り復帰動作と共にミラーアップも行われ
る。この後、不図示のモータ巻き上げ装置によりフィル
ム巻上が行われるが、これに応じて第2レバー9が公知
の機構により反時計方向に回動し、一方、第1レバー8
は絞り復帰動作の終端で既に係止部10と係合している
ので、絞り込み駆動手段8〜11は再びチャージされて
次の撮影に備える。
【0035】以下、本発明の実施例を図6と図4とを対
比させて説明する。
【0036】本発明のカメラの絞り制御装置では、図2
に示したような各絞りパルスの周期ti―ti-1を実験し
て予め測定しておく。図5は測定したパルス周期を表に
した例である。このような表をCPU100のコード中
に参照可能なテーブルとしてROM化しておく。ソフト
ウェアの構成は図3および図4(従来例)で示したもの
と同じで、絞りパルスが発生すると割込処理に飛ぶよう
にしておく。
【0037】絞りパルスが発生すると、従来とは異な
り、前回のパルス発生時刻との差分からパルス速度を計
算することはせず、絞り制御開始以後のパルス発生数C
pを基にROM化した絞りパルスのパルス周期(tn―t
n-1)から(3)式により絞り係止の判定を行う。この
場合、制御プログラムとしては図3は同じなので、パル
ス割込のフローチャートを図6に示す。
【0038】割込が発生するとステップS61でCPU
100内蔵のカウンタから絞りパルス数Cpを読み出
し、これを基にそのときのパルス周期を、ROM化され
たテーブルより読み出す。ステップS63で(2)式に
より予測オーバランパルス数Δnを計算する。ステップ
S64で(3)式により絞り係止すべきかどうかをテス
トする。もし(3)式を満たせば、ステップS65によ
り絞り係止マグネット38を所定時間通電し、図3のス
テップS4に戻る。
【0039】なお、絞り係止マグネット38の通電から
絞りが係止されるまでの遅延時間tdを、EEPROM等の書
換え可能なメモリに置く方法は、本発明でも有用であ
る。
【0040】また、これまでの説明では、絞りパルスの
周期はテーブル参照して得られる固定値としたが、もし
これらの周期がカメラ毎に個別のバラツキ(誤差)を持
っていても、機構的には基準とした周期テーブルに対
し、略比例関係で伸縮していると考えられるため、遅延
時間tdを調整することでバラツキ(誤差)を吸収する
ことができる。そこで、製造ラインでは従来と同じく、
調整基準とする絞り値に絞りが設定されるように遅延時
間tdを調整すればよい。
【0041】以上で説明した実施例によれば、カメラの
絞りパルス発生周期の変化を予め計測し、パルスの順番
に対応した周期テーブルを予め用意し、パルス発生毎に
それまでのパルスの発生総数からこのテーブルを参照し
てパルス周期を得て、予測オーバランパルス数の計算を
行い、絞り係止信号を出力時期を判定するようにしたの
で、絞りパルス発生時刻を正確に検出できない制御シス
テムであっても、絞り制御を精度よく行うことができ、
個別のバラツキも1個の調整データで調整可能である。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明のカメラの絞り制
御装置によれば、制御手段が、記憶手段を参照すること
で、パルスの発生毎にそれまでのパルスの発生総数から
パルスの発生周期の変化を知得して、絞り係止手段に係
止動作を指示する時期を判定するようにしたので、絞り
パルスの検出が遅れても、高い精度でパルス周期が求め
られ、高精度の絞り制御を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカメラの絞り制御装置の一実施例
を示すブロック結線図である。
【図2】本発明によるカメラの絞り制御装置の一実施例
を示す特性図である。
【図3】本発明によるカメラの絞り制御装置の一実施例
を示すフローチャートである。
【図4】従来のカメラの絞り制御装置の例を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明によるカメラの絞り制御装置の一実施例
を示す概念図である。
【図6】本発明によるカメラの絞り制御装置の一実施例
を示す特性図である。
【符号の説明】
1 交換レンズ 2 光学レンズ 3 絞りプリセットリング 3a ストッパ 4 絞り機構 4a 絞り連動部材 5 バヨネット 6 スプリング 7 絞り操作部材 7a 扇状部 8 駆動手段 8a スプリング 9a スプリング 9b 当接部 10 係止部 12 連結部材 12a 長穴 12b ピン 13 スプリング 14 光束 15 受光素子 16 測光回路 29 フォトインタラプタ 30a ディスク 30b 歯車 38 係止マグネット 39 係止用ストップ爪 39a スプリング 40 レリーズマグネット 100 CPU

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絞りを駆動する絞り駆動手段と、 基準口径から計数して、前記絞りの口径をパルスとして
    出力する絞り位置検出手段と、 前記絞りの口径を固定する絞り係止手段と、 予め計測した前記パルスの発生周期の変化を記憶した記
    憶手段と、 前記絞り位置検出手段の出力を基にして、前記絞り駆動
    手段と前記絞り係止手段とを駆動制御する制御手段とを
    具備し、 前記制御手段は、前記記憶手段を参照することで、前記
    パルスの発生毎にそれまでの前記パルスの発生総数から
    前記パルスの発生周期の変化を知得して、前記絞り係止
    手段に係止動作を指示する時期を判定することを特徴と
    するカメラの絞り制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 カメラの個体差を記憶した第2記憶手段を更に具備し、 前記制御手段は、前記記憶手段および前記第2記憶手段
    を参照することで、前記パルスの発生毎にそれまでの前
    記パルスの発生総数から前記パルスの発生周期の変化を
    知得して、前記絞り係止手段に係止動作を指示する時期
    を判定することを特徴とするカメラの絞り制御装置。
JP6107685A 1994-04-22 1994-04-22 カメラの絞り制御装置 Pending JPH07295023A (ja)

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