JP3675197B2 - カメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源となる電池を交換した後、レンズ鏡胴やシャッタを初期位置に復帰させるべく制御するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
各種の機構が電動駆動されるカメラにおいては、電源となる電池を電圧低下やその他の理由で取り出すと、各機構を制御したり駆動したりするCPUやモータの作動が停止するので、撮影レンズやシャッタは作動の途中で停止することがある。従って、次に新しい電池を装填した後に、以前の作動状態を維持したり、以前の作動を継続することは困難であるので、従来のカメラにおいては撮影レンズやシャッタを一旦初期状態に復帰させる制御を行う。従って、撮影レンズが繰り出されていれば沈胴を行い、シャッタが開放作動途中であれば初期の閉鎖状態に復帰させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の如く従来のカメラにおいては、電池を装填したときに撮影レンズやシャッタが初期状態に復帰するといった動作が自動的に行われるが、この動作は一般のユーザーにとって予期しない動作であり、ユーザーの中にはカメラの故障と誤解する人もいる。
【0004】
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、電池を装填した後に、撮影レンズやシャッタを初期状態に復帰させるものの、突然に動作してユーザーに故障と思わせることがないカメラを提案することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、少なくとも撮影レンズとシャッタを電動駆動させるカメラにおいて、電源となる電池の装填によって作動開始し、カメラを起動させるスイッチのオン操作に応じて、前記撮影レンズが沈胴していない場合には沈胴させた後、自動的に前記撮影レンズを撮影可能な位置に繰り出して停止させるよう制御する制御手段を備えたことを特徴とするカメラにより解決される。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明のカメラにおける実施の形態を図を参照して説明する。
【0007】
先ず、図1の回路ブロック図にカメラの回路構成を説明する。
【0008】
1はカメラの各回路を制御するCPU(本発明における制御手段)であり、電源である電池Bからの電圧がDC/DCコンバータ2により昇圧されてCPU1に入力される。電圧検出器3はCPU1の作動電圧より高い電圧がCPU1に与えられているか否かを検出する回路であり、CPU1の作動電圧より低い電圧であるならば、CPU1にリセット信号を出力し、CPU1のソフトウエアをリセットする。
【0009】
4はカメラとは別体にてリモコン信号を送信するリモコン送信器であり、リモコンICからなるリモコン受光ユニット5に送信する。
【0010】
6は被写体光を測光する測光ユニット、7は被写体距離を測距する測距ユニットである。
【0011】
8は各種のモータを駆動させるモータドライバであり、LMは撮影レンズを駆動するレンズモータであって、撮影レンズを沈胴位置から撮影位置まで繰り出したり、フォーカシングを行うために更に繰り出したり、初期状態である沈胴状態に繰り込んだりする。SMはシャッタモータであり、シャッタの開閉作動を行う。FMはフィルムモータであり、撮影の度に1駒ずつ巻き上げ、逆転して撮影済みの駒を巻き戻しする。
【0012】
11は撮影レンズの位置を検出するレンズエンコーダ、12はシャッタの開閉状態を検出するシャッタエンコーダ、13はフィルムの給送状態を検出するフィルムエンコーダである。
【0013】
14は液晶板からなる表示部であり、撮影済の駒数、電池Bの消耗度、撮影モード等を表示する。
【0014】
P−SWはカメラを起動させるパワースイッチ、S1−SWはレリーズ釦の第1段の押圧によって測光や測距を行なわさせる第1レリーズスイッチ、S2−SWはシャッタのレリーズを行なわさせる第2レリーズスイッチ、M−SWは各種の撮影モードやセルフタイマモード等を選択するモードスイッチ、L−SWは撮影レンズが沈胴しているか否か、即ち撮影レンズが初期状態であるか否かを検知するレンズ初期位置検出スイッチである。
【0015】
なお、CPU1はパワースイッチP−SW、第1レリーズスイッチS1−SW、第2レリーズスイッチS2−SW、モードスイッチM−SW、及びリモコン信号の受信によって起動する。
【0016】
次に本カメラのフローチャートを図2乃至図8に基づき説明する。
【0017】
先ず、図2のフローチャートにおいて、電池Bを電池室に装填すると、DC/DCコンバータ2が昇圧するので(101)、CPU1において高速クロックが開始し、DC/DCコンバータ2によって例えば2Vに昇圧するとCPU1のリセット信号が解除され、所定のソフトウエアの作動が開始する(102)。続いて、CPU1への割り込みが許可される(103)。DC/DCコンバータ2の昇圧が安定するのを例えば0.5ms待って(104)、CPU1のポートやRAMを初期化する(105)。そして、CPU1の起動スイッチがオフであるのを確認して(106のY)、CPU1は低速クロックの低消費電力モードになる(107)。
【0018】
次に、図3により割り込みルーチンについて説明する。
【0019】
電池を電池室に装填したとき、電池が電池室内でバウンドすると、電池接片との接触が不安定になる。従って、CPU1への入力電圧が作動電圧より低くなったことを電圧検出器3が検出したときは(111のY)、Aに戻ってリセットし、各種のシーケンスを繰り返す。従って、電池を装填したときのバウンドが修まった後、シーケンスが進むため、以降に行う撮影レンズやシャッタの初期値への移動を確実に行うことが出来る。なお、CPU1への入力電圧が作動電圧より高ければ、そのままフローを継続する。
【0020】
次に、CPU1が低速クロックの低消費電力モードになった(107)後のフローチャートを図4により説明する。
【0021】
パワースイッチP−SWをオンにすると(121)、CPU1は高速クロックの通常動作モードが開始する(122)。そして、シャッタが開放していれば(123のY)、シャッタモータSMを駆動してシャッタを閉鎖駆動し(124)、撮影レンズが沈胴していなくて突出していれば(125のY)、レンズモータLMを駆動して撮影レンズを沈胴駆動させる(126)。この結果、撮影レンズとシャッタの初期化が成功すれば(127のY)、再びレンズモータLMを駆動して撮影レンズを撮影可能な位置まで繰り出す(128)。続いて、CPU起動スイッチがオフになるのを待って(129のY)、CPU1は低速クロックとなる(130)。
【0022】
撮影レンズとシャッタの初期化が成功していなければ(127のN)、Bを経て図2のCPU起動スイッチオフ待ち(106)の前に戻る。
【0023】
なお、以上のフローの状態を図5のタイムチャートにても示す。
【0024】
電池を装填して例えば電圧が2Vに昇圧すると、CPU1は作動開始する。しかし、電池がバウンドしていると、その度に電圧検出器3はCPU1をリセットする。電圧が例えば3Vにて安定した後、リセットは解除され、プログラムが進行して、DC/DCコンバータ2の発振が安定した後、ソフトウエアが起動するのを待って、撮影レンズとシャッタを初期化し、撮影レンズを撮影可能な位置まで繰り出す。
【0025】
次に、図6及び図7のフローチャートの基づいて撮影ルーチンについて説明する。
【0026】
先ず、CPU起動スイッチがオンになると(141のON)、CPU1が高速クロックになる(142)。本フローチャートにおいては、リモコン送信器4からリモコン受光ユニット5にリモコン信号が送信されたとすると(143のY)、CPU1が起動するが、リモコン信号が本カメラに対応したカスタムコードであるか否かを判断し(144)、本カメラに対応したカスタムコードであれば(144のY)、続いてセルフモードであるか否かを判断し(145)、セルフモードでなければ(145のN)、Dに移行して図7における撮影動作となる。
【0027】
本カメラに対応したカスタムコードでないときは(144のN)、図7にて説明するEに移行する。
【0028】
また、セルフモードのときも(145のY)、図7にて説明するEに移行する。即ち、セルフモード撮影のときはリモコン撮影が禁止されている。
【0029】
リモコン信号が送信されていなくて(143のN)、第1レリーズスイッチS1−SW及び第2レリーズスイッチS2−SWがオンのときは(146のON)、Dに移行し、レリーズスイッチS1−SW,S2−SWがオフのときは(146のOFF)、図7にて説明するFに移行する。
【0030】
次に、図6にてDに進んだときは、図7において、セルフモードか否かの判断をし(151)、セルフモードのときは(151のY)、約10秒間のセルフタイマ作動を行って(152)、測光ユニット6にて測光し(153)、セルフモードでないときは(151のN)、直ちに測光する(153)。続いて、測距ユニット7にて測距し(154)、測光結果や測距結果より露光量やフォーカシングのためのレンズ繰り出し量等の撮影データを演算し(155)、フォーカシングのためにレンズモータLMを駆動して撮影レンズを繰り出す(156)。その後、シャッタモータSMを駆動してシャッタを開閉し(157)、撮影レンズを繰り込む(158)。続いて、フィルムモータFMを駆動してフィルム巻上げを行い(159)、CPU1への起動スイッチがオフになるのを待って(160)、低速クロックになる(161)。
【0031】
図6にてEに進んだときは、図7において、起動スイッチオフ待ち(160)の前に進む。
【0032】
図6にてFに進んだときは、図7において、モードスイッチM−SWをオンして(171のON)、各種の撮影モードを切り替えたときは(172)、同様に起動スイッチオフ待ち(160)の前に進む。
【0033】
モードスイッチM−SWがオフにて(171のOFF)、パワースイッチP−SWがオフのときも(173のOFF)、同様に起動スイッチオフ待ち(160)の前に進む。
【0034】
パワースイッチP−SWをオンにしたときは(173のON)、撮影レンズが繰り出されていれば(174のY)、沈胴し(175)、撮影レンズが繰り出されていなくて沈胴していれば(174のN)、繰り出され(176)、同様に起動スイッチオフ待ち(160)の前に進む。
【0035】
なお、次の駒を撮影するときは、図6のCに戻って以上のフローを繰り返す。
【0036】
また、以上説明した中のリモコン撮影について、図8のタイムチャートに基づいて更に説明する。
【0037】
リモコン信号の受信前にはCPU1のクロックは低速であるが、リモコン信号をリモコン受光ユニット5が受信してL信号を出力すると、CPU1は起動し、高速クロックに切り替わる。そして、何のスイッチで起動したかを判断する。この時間が充分にあれば、ノイズでないので、リモコン信号が受け付けられたと判断し、カスタムコードであるか否かを判断する。なお、リモコン送信器4はリモコンの受け付けの判断に要する時間以上、L信号を送信可能なようにプログラムされている。
【0038】
【発明の効果】
請求項1〜2に記載のカメラによれば、電池を装填したとき、突然にレンズやシャッタが初期位置に移動することがないので、ユーザーがカメラの故障と誤解する恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】カメラの回路ブロック図である。
【図2】カメラのフローチャートである。
【図3】カメラのフローチャートである。
【図4】カメラのフローチャートである。
【図5】カメラのタイムチャートである。
【図6】カメラのフローチャートである。
【図7】カメラのフローチャートである。
【図8】カメラのタイムチャートである。
【符号の説明】
1 CPU
2 DC/DCコンバータ
3 電圧検出器
4 リモコン送信器
5 リモコン受光ユニット
LM レンズモータ
SM シャッタモータ
FM フィルムモータ
P−SW パワースイッチ
S1−SW 第1レリーズスイッチ
S2−SW 第2レリーズスイッチ
M−SW モードスイッチ
L−SW レンズ初期位置検出スイッチ

Claims (2)

  1. 少なくとも撮影レンズとシャッタを電動駆動させるカメラにおいて、
    電源となる電池の装填によって作動開始し、カメラを起動させるスイッチのオン操作に応じて、前記撮影レンズが沈胴していない場合には沈胴させた後、自動的に前記撮影レンズを撮影可能な位置に繰り出して停止させるよう制御する制御手段を備えたことを特徴とするカメラ。
  2. 前記カメラを起動させるスイッチのオン操作に応じて、前記シャッタを初期状態に復帰させることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
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