JP5468295B2 - 改良された加工安定性および低い放出傾向を備えた成形用ポリオキシメチレン組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、特に高い安定性をもつ成形用ポリオキシメチレン組成物、および低放出性成形品を製造するためのその使用に関する。これらの材料は低放出性着色成形品の製造に特に適している。
ポリオキシメチレン(POM)類は約30年前に市販されて以来、多様な技術的用途にきわめて有用な材料として確立した。POMは自動車構築または電気工業のための設計材料として特に広く用いられている。一例はPOM製造業者の技術サービスパンフレットにみることができる。
POMコポリマーおよびそれらの製造は現在では周知である(Sabel et al.,Becker/Braun編,Kunststoff−Handbuch,Vol.3/1)。たとえばカチオン開始剤を用いてトリオキサンを環状エーテルと共重合させることができるのは、現在では周知である。通常用いられるカチオン開始剤は、ルイス酸、たとえばBF3、強いプロトン酸、たとえばHClO4、ヘテロポリ酸またはペルフルオロアルカンスルホン酸である。用いられるコモノマーは、通常はエチレンオキシド、またはエチレングリコール、ブタンジオールもしくはジエチレングリコールの環状ホルマールである。
原則としてPOMコポリマーのコモノマー含量はきわめて広範に変更できる。たとえばJP07286024は、オキシメチレンと長鎖脂肪族末端基で修飾されたC2〜C4−オキシアルキレンとのコポリマーについて、ポリマー中のコモノマー単位0.03〜10モル%の範囲を挙げている。JP07124996には、POMコポリマーの全般的記載があり、その際ポリマー中のコモノマーの割合は3〜30重量%であってよい。
POMコポリマーの製造について一般的に挙げられているコモノマー含量は3〜4重量%であり、このデータはモノマー混合物中のコモノマーの重量割合であると解すべきである(例:JP07286023;JP06049155;JP04108819)。
より大きい安定性をもつ製品を得るために、成形用POM組成物をアンモニア水溶液で長期間処理する(JP54107972)か、または水性懸濁液中において加圧下で100〜200℃に加熱する(NL−A6812966)。
POMコポリマー製品は以前から商業生産され、エンジニアリング部材として用いられている。この場合、一定レベルの機械的特性、たとえば剛性、硬度および靭性が成形用POM組成物に要求され、これらの材料をギアホイール、レバーその他多くのエンジニアリング部材として使用できるのはまさにこれである。POMコポリマー製造業者のパンフレットに公表された降伏応力値は、60〜70N/mm2である。非改質コポリマーの弾性率についてそこにみられる数値は、2400〜3100N/mm2である。ノッチ付き衝撃強さについてみられる数値は、23℃で4〜12mJ/mm2である。
成形用POM組成物はこれらの有利な特性を備えているので、これらの材料をより多くの利用分野に使用することが要求されている。機械的特性プロフィルの維持のほか、要求が次第に高まっているのは、成形品からの残留モノマーまたは他の揮発性成分の放出がきわめて少なくなければならないということである。POM製品の最も重要な市場のひとつである自動車工業は、この目的のために特殊な分析法を開発した(VDA Empfehlung Nr.275[ドイツ自動車工業推奨No.275]、Kraftfahrwesen e.V.,1994年7月に記載)。POMは特に着色しにくいので、残留モノマーおよび他の揮発性成分の割合が低いことはPOMの着色に関しても重要である(Damm W.,Hermann E.,Gaechter,Mueller;第3版,p.730参照)。
現在入手できる市販POM製品は既知の有利な機械的特性をもつが、これらから製造した成形品は30mg/kg以上という過度のホルムアルデヒドを放出する。成形品の複雑な後処理、たとえば徹底的なアニールによってより低い放出レベルを達成する試みがなされている。しかし後処理は付加経費を生じる。
多数の特許に記載されたPOM安定化系(一般に、ある種のホルムアルデヒドスカベンジャーを使用)も、高放出性という欠陥をこれまで克服できなかった。従来慣用される成形用POM組成物からは、信頼性をもって低放出性成形品を製造することはできない。
したがって、第1に実質的に低下した放出傾向をもち、第2に既知の、工業界で要求されるレベルの機械的特性を備えた、成形用POM組成物を開発することが求められている。
この目的は、ポリマー鎖中の構造単位として本質的にオキシメチレン単位およびオキシエチレン単位を有し、ポリマー鎖の構造単位中のオキシエチレン単位の割合が1.5〜2.5モル%、好ましくは1.85〜2.25モル%である線状POMコポリマーにより達成される。
意外にも、これらの新規な成形用組成物は、具体的には第1に実質的に改良された安定性をもち、したがってこれらから製造した成形品の残留物放出レベルはきわめて低い。たとえば貯蔵24時間後にVDA 275に従って肉厚1mmのシートについて測定したホルムアルデヒド放出は、一般に15mg/kg未満、好ましくは10mg/kg未満である。
第2に、新規な成形用組成物の機械的特性は市販のPOM製品に課されている一般的な要求を満たし、したがってPOMにとり一般的な利用分野および加工技術を制限せずに使用できる。
新規な成形用組成物は線状POMコポリマーからなり、ポリマー鎖中にオキシメチレンとの共成分としては本質的にオキシエチレン単位を含むにすぎない。原則として、このコポリマーは小割合の長鎖単位、たとえばC3−またはC4−オキシアルキレン単位を含有してもよい。しかし、これらは一定の低い放出傾向ではそれらの機械的特性を損なう。
新規な成形用組成物において、ポリマー鎖の構造単位中のオキシエチレン単位の割合は一般に2.0±0.5モル%、すなわち1.5〜2.5モル%である。それらの割合は、好ましくは1.85〜2.25モル%である。長鎖オキシアルキレン単位の割合は、一般にポリマー鎖の構造単位の0.6モル%を超えるべきでなく、好ましくは0.3モル%を超えるべきでない。ポリマー鎖の構造単位中のオキシエチレン単位と長鎖オキシアルキレン単位の合計も、一般に1.5〜2.5モル%、好ましくは1.85〜2.25モル%である。
コモノマー単位の割合が新規製品のものより高いPOMコポリマーも、要求される低い放出値をもつが、それらの剛性および強度値が実質的により低いことは、POMについて知られている利用分野にそれらを使用できないことを意味する。
新規POMコポリマーは周知の製造方法で製造できる。可能な方法の例は、トリオキサンと4〜6重量%、好ましくは4.5〜5.5重量%のジオキソランを、一般に慣用される量のBF3およびメチラールの存在下で共重合させるものである。その際、ジオキソランの量はジオキソランとトリオキサンの合計を基準とする。モノマー混合物中のコモノマーの割合は、したがって4.8〜7.2モル%、好ましくは5.4〜6.6モル%である。
慣用される安定剤および助剤、たとえば酸化防止剤、離型剤、酸スカベンジャー、窒素含有−補助安定剤および成核剤を、個々に、または混合物として、所望により着色剤と共に新規POMコポリマーに添加することができる。ただし新規コポリマーの安定性はいずれにしろ高いので、安定剤の添加を減らすか、または添加しなくてもよい。
新規な成形用POMコポリマー組成物の放出値がきわめて低いことは、特に有利にはそれらを低放出成形品の製造に直接に使用できることを意味する。アニールによる成形品の後処理はもはや必要なく、したがってそれらの生産全体の原価効率は向上する。
新規な成形用組成物の具体的な利用分野は、自動車、航空機および貨車などの輸送手段における内部取付け部品または内部クラッド、家庭用品、玩具、特に子供用玩具、幼児用品、ならびに電気工学およびエレクトロニクスに用いるデバイスおよび部材である。新規な成形用組成物は、着色成形品の製造、ならびに低放出性の医療用装置および計測器またはこれらの部品、たとえば吸入器の製造に特に適している。
以下の実施例においては、材料の特性を下記の方法で測定した:
メルトインデックス:ISO 1133に従い、190℃で2.16kgの重りを負荷;
弾性率:ISO 527に従う;
降伏応力:ISO 527に従う;
ノッチ付き衝撃強さ:ISO 179に従う;
ホルムアルデヒド放出:肉厚1mmのシートを成形用POMコポリマー組成物から作成した。これらのシートからのホルムアルデヒド放出を、貯蔵24時間後にVDA 275に従って測定した。
実施例についての材料試験の結果を表1に示す。
実施例1
3400gのトリオキサンを190gのジオキソランと、35ppmのBF3および1200ppmのメチラールの存在下で共重合させた。未転化モノマーを除去した後、コポリマーをメタノール/水/トリオキサン混合物中で180℃で過圧下に溶解および加熱することにより、開始剤残基および不安定な末端基を除去した。得られたコポリマー中のオキシエチレン単位の割合は2.05モル%であった。このポリマーをニーダー内で溶融し、比較ポリマーの場合と同じ割合の酸化防止剤、酸スカベンジャーおよび添加剤と混合した。この混合物からペレットを製造し、これらを射出成形して、弾性率、降伏応力およびノッチ付き衝撃強さを測定するための試験片、ならびにホルムアルデヒド放出を測定するためのシートを得た。この混合物についてメルトインデックスも測定した。
比較例1
3400gのトリオキサンを275gのジオキソランと、35ppmのBF3および1200ppmのメチラールの存在下で共重合させた。実施例1の場合と同様に、未転化モノマーを除去した後、開始剤残基および不安定な末端基を除去した。得られたコポリマー中のオキシエチレン単位の割合は3.1モル%であった。このコポリマーを実施例1の場合と同様に溶融し、酸化防止剤、酸スカベンジャーおよび添加剤と混合し、ペレット化および成形して試験片を得た。
比較例2
実施例1のものに匹敵する28g/10分のメルトインデックスをもつ市販のPOMコポリマー(ホスタフォーム(Hostaform、登録商標))を実施例1と同様に用いて肉厚1mmのシートを作成し、そのホルムアルデヒド放出を測定した。
実施例2
3400gのトリオキサンを180gのジオキソランと、35ppmのBF3および800ppmのメチラールの存在下で共重合させた。実施例1の場合と同様に、未転化モノマーを除去した後、開始剤残基および不安定な末端基を除去した。得られたコポリマー中のオキシエチレン単位の割合は1.92モル%であった。このコポリマーを実施例1の場合と同様に溶融し、酸化防止剤、酸スカベンジャーおよび添加剤と混合し、ペレット化および成形して試験片を得た。
比較例3
実施例2のものに匹敵する13g/10分のメルトインデックスをもつ市販のPOMコポリマー(ホスタフォーム、登録商標)を実施例1と同様に用いて肉厚1mmのシートを作成し、そのホルムアルデヒド放出を測定した。
実施例3
3400gのトリオキサンを200gのジオキソランと、35ppmのBF3および600ppmのメチラールの存在下で共重合させた。実施例1の場合と同様に、未転化モノマーを除去した後、開始剤残基および不安定な末端基を除去した。得られたコポリマー中のオキシエチレン単位の割合は2.13モル%であった。このコポリマーを実施例1の場合と同様に溶融し、酸化防止剤、酸スカベンジャーおよび添加剤と混合し、ペレット化および成形して試験片を得た。
比較例4
3400gのトリオキサンを280gのジオキソランと、35ppmのBF3および600ppmのメチラールの存在下で共重合させた。実施例1の場合と同様に、未転化モノマーを除去した後、開始剤残基および不安定な末端基を除去した。得られたコポリマー中のオキシエチレン単位の割合は3.22モル%であった。このコポリマーを実施例1の場合と同様に溶融し、酸化防止剤、酸スカベンジャーおよび添加剤と混合し、ペレット化および成形して試験片を得た。
比較例5
実施例3のものに匹敵する9g/10分のメルトインデックスをもつ市販のPOMコポリマー(ホスタフォーム、登録商標)を実施例1と同様に用いて肉厚1mmのシートを作成し、そのホルムアルデヒド放出を測定した。
実施例4
3400gのトリオキサンを200gのジオキソランと、35ppmのBF3および1600ppmのメチラールの存在下で共重合させた。実施例1の場合と同様に、未転化モノマーを除去した後、開始剤残基および不安定な末端基を除去した。得られたコポリマー中のオキシエチレン単位の割合は2.08モル%であった。このコポリマーを実施例1の場合と同様に溶融し、酸化防止剤、酸スカベンジャーおよび添加剤と混合し、ペレット化および成形して試験片を得た。
比較例6
実施例4のものに匹敵する50g/10分のメルトインデックスをもつ市販のPOMコポリマー(ホスタフォーム、登録商標)を実施例1と同様に用いて肉厚1mmのシートを作成し、そのホルムアルデヒド放出を測定した。
Figure 0005468295

Claims (10)

  1. 24時間後にVDA275に従って肉厚1mmのシートについて測定したホルムアルデヒド放出が15mg/kg未満、ISO527に従う弾性率が2400〜3100N/mm、ISO527に従う降伏応力が60〜70N/mm、23℃でISO179に従うノッチ付き衝撃強さが4〜12mJ/mm である、低ホルムアルデヒド放出性の着色成形用組成物を製造する方法であって、
    (1) トリオキサンをカチオン開始剤と連鎖移動剤の存在下でジオキソランと共重合させ、構造単位としてオキシエチレン単位を1.85〜2.5モル%含む直鎖ポリオキシメチレンコポリマーを合成し、
    (2) 過圧下で水混合物中の該コポリマーを溶解および加熱し、未転化モノマー、開始剤残基および不安定な末端基を除去し、
    (3) 該コポリマーを溶融し、
    (4) 該コポリマーを添加剤と混合し、コポリマー混合物を製造し、
    (5) 該コポリマー混合物のペレットを製造し、および
    (6) 該ペレットを射出成形して低放出成形組成物成形体とすること、
    を含む上記方法。
  2. 該カチオン開始剤が、ルイス酸、強プロトン酸、ヘテロポリ酸、またはペルフルオロアルカンスルホン酸である、請求項1に記載の方法。
  3. 該カチオン開始剤が、BFである、請求項2に記載の方法。
  4. 該連鎖移動剤が、メチラールである、請求項1に記載の方法。
  5. 該水混合物が、水、メタノール、およびトリオキサンを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 該溶解および加熱を180℃で行う、請求項1に記載の方法。
  7. 該コポリマーが、C3−またはC4−オキシアルキレン単位を含む、請求項1に記載の方法。
  8. 該C3−またはC4−オキシアルキレン単位が、該コポリマーの構造単位の0.6モル%以下である、請求項7に記載の方法。
  9. 該オキシエチレン単位および該C3−またはC4−オキシアルキレン単位が、該コポリマーの構造単位の1.85〜2.5モル%含む、請求項7に記載の方法。
  10. 該方法が、さらにアニーリングによる成形用組成物の後処理を含まない、請求項1に記載の方法。
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