JP5467239B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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本発明は、弾球遊技機に関するものであり、特に弾球遊技機に対して行なわれた不正行為を検出可能に構成された弾球遊技機に関する。
パチンコ機のような弾球遊技機(以下、遊技機ともいう)において、不正防止は非常に重要な課題となっている。例えば、強力な磁石を用いて所望の入賞口に遊技球を誘導したり、球詰まりを発生する行為や、電波を用いて遊技球のセンサを誤検出させ、多量の遊技球を不正に獲得するといった行為が行なわれている。また、複数の入球口を供えたクルーンを用いて遊技球の振り分けを行なう機種等においては、遊技機を叩くなどして加えられた振動により、不正な当選を得るといったことも行なわれることがある。
そこで、遊技機に磁気検出スイッチ、電波検出スイッチ、振動検出スイッチ等のセンサを設け、異常な磁気などを検出した場合には、遊技機の備えるスピーカから警告音を発するなどして、不正行為の防止が図られている。前記センサにて検出された電気信号は、遊技機の備える主制御基板と呼ばれる回路基板に入力され、主制御基板のCPUにて不正か否かが判定され、不正と判定された場合には、サブ制御基板と呼ばれるスピーカやランプなどの制御を行なう周辺基板にコマンドを発して、警告音を発するようにサブ制御基板を制御する。つまり主制御基板のCPUは、その本来の処理である遊技の進行を制御する傍ら、不正検知を行なうことになる。
以上のことにより、主制御基板のCPUは、遊技処理が制限を受けるといった事態もおきかねない状況である。
こうした課題を解決するために特許文献1のように、振動検出センサの信号をサブ制御基板(サブ統合装置)に入力することが考えられる。サブ制御基板のCPUにて不正か否かを判定し、不正と判定された場合には、スピーカを制御して、警告音を発すると、主制御基板のCPUの処理を軽減することが出来る。
特開2009−039418
ところで、遊技機が設置されている遊技場には、ホールコンピュータと呼ばれる管理装置が設置されており、これにて各遊技機の稼働状況(図柄の変動数、賞球の発生、大当り状態の発生など)が監視されている。遊技機は外部接続端子板と呼ばれる構成を備えており、これにてホールコンピュータに繋がる信号線と結線を行なう。前記のような不正行為が遊技機に発生した場合も、ホールコンピュータにて監視可能にしておくのが望ましい。しかしながら、サブ制御基板にて不正の発生を判定すると、主制御基板と外部接続端子板との接続に加えて、従来なかったサブ制御基板からホールコンピュータへ接続を行なう必要が生じ、組み立て時に新たな手間がかかることになる。また、遊技機を遊技場に設置する際に接続ミスが発生し、適切に遊技場の監視が行えなくなる可能性もある。なお、ホールコンピュータ以外の管理装置で監視をすることも想定できるが、その場合も同様の課題が発生する。
本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、不正の発生を、遊技を司るCPUの処理負担の増大を抑えつつ判定し、構築の容易な弾球遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明は、遊技の結果に影響を及ぼす機能を有する主基板と、該主基板以外の基板であって、配線を相互に接続するための電子部品のみが装着されたもの以外の基板である周辺基板と、当該弾球遊技機に対して不正が行なわれたことを判断するための検知を行なう第1不正検出手段と、当該弾球遊技機の外部へ信号を送信するための信号線が接続される外部接続基板とを備えた弾球遊技機において、記主基板は、前記周辺基板からの信号入力が可能な入力可能領域と、該入力可能領域からの信号入力が不可能であり、且つ一方向通信回路により前記周辺基板からの信号入力が不可能に構成された入力不能領域とを備えたものであり、前記周辺基板は、前記第1不正検出手段の検出結果に基づき、前記不正が発生したか否かを判断する第1不正判断手段と、該不正判断手段の判断結果を前記主基板の入力可能領域に送信する第1不正信号送信手段とを備えたものであり、更に前記主基板は、前記入力可能領域に入力された第1不正信号送信手段からの信号を、前記外部接続基板に出力する不正信号出力部を備え、前記外部接続基板が、当該弾球遊技機に併設され、当該弾球遊技機で用いられる遊技球の貸出代金を受け入れる台間機に信号を送信するための台間機端子板であり、前記主基板が、前記台間機端子板と信号を送受信することにより、遊技球を遊技者に払い出す制御を行なう払出制御基板であることを特徴とする。
発明の参考例1では、前記主基板が、遊技の当否判定を行なう遊技制御手段を前記入力不能領域に備えた主制御基板であり、前記外部接続基板が、当該弾球遊技機が設置される遊技場を管理するホールコンピュータに信号を送信するための外部接続端子板であることを特徴とする。
発明の参考例2では、当該弾球遊技機が、当該弾球遊技機に加えられた振動、磁気、電波の少なくとも一つを検出する第2不正検出手段と、扉状に構成され遊技盤を覆う前枠と、少なくとも前記遊技制御手段を保持する内枠とを備え、当該弾球遊技機の外形を成す外枠に対して前記内枠が開閉可能に構成されたものであって、前記第1不正検出手段が、前記前枠が開放されたこと及び前記内枠が開放されたことの少なくとも一方を検出するものであり、前記遊技制御手段が、前記第2不正検出手段の検出結果に基づき、不正が発生したか否かを判断する第2不正判断手段と、該第2不正判断手段の判断結果を前記外部接続基板に送信する第2不正信号送信手段とを備えたことを特徴とする。
発明の参考例3は、参考例2の弾球遊技機において、第2不正判断手段により不正が発生したと判断された場合に、遊技の進行を停止させる遊技制限手段を前記遊技制御手段が備えたことを特徴とする。
請求項に記載の本発明は、請求項1に記載の弾球遊技機において、前記第1不正検出手段は、当該弾球遊技機に加えられた振動、磁気、電波の少なくとも一つを検出するものであるにことを特徴とする。
請求項に記載の本発明は、請求項1または2に記載の弾球遊技機において、当該弾球遊技機が、ランプおよびスピーカを備えたものであり、前記周辺基板が、少なくとも前記ランプおよびスピーカの制御を行なうサブ制御基板であり、前記第1不正判断手段により不正が発生したと判断されたときには、前記ランプおよびスピーカの少なくとも一方を用いた報知動作を行なう不正報知手段を備えたことを特徴とする。
請求項に記載の本発明は、遊技の結果に影響を及ぼす機能を有する主基板と、該主基板以外の基板であって、配線を相互に接続するための電子部品のみが装着されたもの以外の基板である周辺基板と、当該弾球遊技機に対して不正が行なわれたことを判断するための検知を行なう第1不正検出手段と、当該弾球遊技機の外部へ信号を送信するための信号線が接続される外部接続基板とを備えた弾球遊技機において、前記主基板は、遊技の当否判定を行なう遊技制御手段と、前記周辺基板からの信号入力が可能な入力可能領域と、該入力可能領域からの信号入力が不可能であり、且つ前記遊技制御手段を有し、一方向通信回路により、前記周辺基板からの信号入力が不可能に構成された入力不能領域と、を備えたものであり、前記周辺基板は、前記第1不正検出手段の検出結果を受信する検出結果受信部と、該検出結果受信部が受信した前記検出結果を前記主基板の入力可能領域に送信する検出結果送信部とを備えたものであり、更に前記主基板は、前記入力可能領域に入力された前記検出結果送信部からの前記検出結果に基づき、不正が発生したか否かを判断する第1不正判断手段と、該不正判断手段の判断結果を前記外部接続基板に出力する不正信号出力部を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の遊技機の各構成の電気的接続の一例としては、第1不正検出手段から周辺基板へと接続され、周辺基板から主基板の入力可能領域へと接続され、この入力可能領域から外部接続基板へと接続された態様を挙げることができる。このような遊技機によれば、第1不正検出手段の検出結果に基づく、不正が発生したか否かの判断を、周辺基板が備える第1不正判断手段が行なうので、主基板の処理負担が増大することはない。しかも、第1不正判断手段による判断結果は、第1不正信号送信手段により主基板に送信された後、主基板の備える不正信号出力部から外部接続基板に出力されるため、周辺基板と外部接続基板を接続する必要が無い。従って組み立て時に新たな手間がかかることがない。
なお、通常、周辺基板から主基板への信号の入力は禁止されているが、本発明の遊技機では主基板を、周辺基板からの信号入力が可能な入力可能領域と、周辺基板からの信号入力ができない入力不能領域とに分け、周辺基板から入力可能領域に送られる信号は、不正を主基板の外部に出力するための信号のみである。そして主基板の遊技の進行に係る処理を入力不能領域で行なうので、遊技の処理自体に影響を与える不正行為を防ぐことが出来る。
参考例1の遊技機では、主基板が遊技の当否判定を行なう遊技制御手段を入力不能領域に備えた主制御基板となっており、外部接続基板が、ホールコンピュータに信号を送信するための外部接続端子板となっている。このようにすると、周辺基板から送信される不正か否かの判断結果は、外部接続端子板を介してホールコンピュータに送信することができる。
なお、請求項に記載の遊技機によれば、主基板が払出制御基板となっており、外部接続基板が、台間機端子板となっている。台間機は、遊技機で用いられる遊技球の貸出代金を受け入れるものであり、払出制御基板と信号を送受信することにより遊技者に遊技球を貸し出す場合に稼働する。このようにすると、周辺基板から送信される不正か否かの判断結果は、払出制御基板の入力可能領域を介して台間機に送信することができる。そしてこれにより、前記判断結果が、払出制御基板の入力不能領域で行なわれる球の貸し出し動作に影響を与えることはない。また、送信先は台間機であるため、ホールコンピュータの処理負担の増加を抑えることも可能となっている。
参考例2の遊技機では、当該遊技機に加えられた振動、磁気、電波の少なくとも一つを検出する第2不正検出手段を備えており、これによる検出結果に基づき、遊技制御手段の備える第2不正判断手段が不正が発生したか否かを判断する。この判断の結果は第2不正信号送信手段により外部接続基板に出力されるので、ホールコンピュータにより不正の発生を監視することができる。
なお、こうすると、遊技制御手段の処理負担の増大が懸念されるが、従来、遊技制御手段により行なわれていた、前枠の開放および内枠の開放を、周辺基板の第1不正判断手段が判定し、第1不正信号送信手段が送信するので、遊技制御手段の処理負担の増大は抑えることが出来る。
参考例3の遊技機によれば、第2不正判断手段により不正が発生したと判断された場合には、遊技制御手段の備える遊技制限手段が、遊技の進行を停止させる。このため、不正が発生しても、遊技場の係員が現場に到着する以前に、遊技の進行(例えば賞球の払出、図柄の変動、遊技球の発射など)を停止できるので、被害が拡大するのを防止することができる。
請求項に記載の遊技機によれば、第1不正検出手段が、当該遊技機に加えられた振動、磁気、電波の少なくとも一つを検出するので、不正行為が発生している可能性が高いこれらの事象を有効に検知することができる。
請求項に記載の遊技機では、周辺基板がサブ制御基板となっており、不正が発生したと判断された場合にはランプおよびスピーカの少なくとも一方を用いて報知動作を行なう。このため不正行為を行なった者を威嚇して被害が発生するのを防止する効果を期待できる。
請求項に記載の遊技機によれば、第1不正検出手段の検出結果に基づく、不正が発生したか否かの判断を、主基板の入力可能領域の第1不正判断手段が行なうので、主基板の本来の処理である入力不能領域に設けられた遊技制御手段の処理負担が増大することはない。しかも、第1不正判断手段による判断結果は、不正信号送信部から外部接続基板に出力されるため、周辺基板と外部接続基板を接続する必要が無い。従って組み立て時に新たな手間がかかることがない。
パチンコ遊技機50の正面図 遊技盤1の正面図 パチンコ遊技機50の裏面図 パチンコ遊技機50の電気的構成を示すブロック図 本発明の不正検知システムの概要を示すブロック図 主制御基板およびサブ制御基板に入力される主な信号の流れを示す説明図1 外部端子板の説明図 サブ統合制御基板のCPUが実行する不正検出処理のフローチャート サブ統合制御基板のCPUが実行する振動判定処理のフローチャート サブ統合制御基板のCPUが実行する磁気判定処理のフローチャート サブ統合制御基板のCPUが実行する電波判定処理のフローチャート 本発明の不正検知システムの概要を示すブロック図 主制御基板およびサブ制御基板に入力される主な信号の流れを示す説明図2 外部端子板の説明図 主制御基板およびサブ制御基板に入力される主な信号の流れを示す説明図3 主制御基板およびサブ制御基板に入力される主な信号の流れを示す説明図4 主制御基板およびサブ制御基板に入力される主な信号の流れを示す説明図5 主制御基板およびサブ制御基板に入力される主な信号の流れを示す説明図6 主制御基板の第2CPUが実行する振動判定処理のフローチャート 主制御基板の第2CPUが実行する磁気判定処理のフローチャート 主制御基板の第2CPUが実行する電波判定処理のフローチャート 主制御基板およびサブ制御基板に入力される主な信号の流れを示す説明図7 主制御基板およびサブ制御基板に入力される主な信号の流れを示す説明図8 主制御基板およびサブ制御基板に入力される主な信号の流れを示す説明図9 本発明の不正検知システムの概要を示すブロック図 主制御基板およびサブ制御基板に入力される主な信号の流れを示す説明図10 サブ統合制御基板のCPUが実行する不正検出処理のフローチャート サブ統合制御基板のCPUが実行する枠開放処理のフローチャート サブ統合制御基板のCPUが実行する枠情報出力処理のフローチャート 主制御基板およびサブ制御基板に入力される主な信号の流れを示す説明図11 主制御基板およびサブ制御基板に入力される主な信号の流れを示す説明図12 主制御基板およびサブ制御基板に入力される主な信号の流れを示す説明図13 主制御基板およびサブ制御基板に入力される主な信号の流れを示す説明図14 主制御基板およびサブ制御基板に入力される主な信号の流れを示す説明図15 主制御基板およびサブ制御基板に入力される主な信号の流れを示す説明図16 主制御基板およびサブ制御基板に入力される主な信号の流れを示す説明図17 主制御基板およびサブ制御基板に入力される主な信号の流れを示す説明図18 主制御基板およびサブ制御基板に入力される主な信号の流れを示す説明図19 主制御基板の第2CPUが実行する不正情報出力処理のフローチャート
以下に本発明の好適な実施形態について説明する。尚、本発明の実施の形態は下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する種々の形態を採ることができ、各実施例に記載された内容を適宜組み合わせることが可能なことはいうまでもない。
第1参考例
図1は本パチンコ遊技機の正面図を示す。図1に示すように、パチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて構成の各部を保持する構造としてある。外枠51には、左側の上下の位置に設けたヒンジ53を介して、前枠52および後述の内枠(図3の70)が開閉可能に設けてある。
前枠52には板ガラス61が取り外し自在に設けてあり、板ガラス61の奥には上記内枠に保持された遊技盤1(図2)が設けてある。
前枠52の上部の左右両側位置および外枠51の下部の左右両側位置にはそれぞれスピーカ66が設置してあり、これらにより遊技音が出力され、遊技者の趣向性を向上させる。また前枠52には遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ65のほか、遊技の異常を報知するLED類が設けてある。
前枠52の下半部には上皿55と下皿63とが一体に形成してある。下皿63の右側には発射ハンドル64が設けてあり、発射ハンドル64を時計回りに操作することにより発射装置(後述)が作動して、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。
下皿63は上皿55から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿63に溜まった遊技球を遊技店に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。下皿63の左側には、遊技者が操作可能な演出ボタン67が設けてあり、遊技者が所定の期間中に演出ボタン67を操作することで、演出表示の内容や遊技音を変化させる構成としている。
本パチンコ機50はいわゆるCR機であって、プリペイドカードの読み書きを行うプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属しており、パチンコ機50には下皿63の左側に貸出ボタン57、精算ボタン58および残高表示器59が設けてある。
なお、図1の39は、前枠52および上記内枠を外枠51にロックするシリンダ錠であり、該シリンダ錠39に所定の鍵を挿入し、鍵を時計回りに操作して上記内枠を開放するようになし、反時計まわりの操作により前枠52を開放する。
図2に示すように、遊技盤1には、外ガイドレール2aおよび内ガイドレール,2bによって囲まれた略円形の遊技領域3が設けてある。遊技領域3には左上に位置する外ガイドレール2aと内ガイドレール2b末端との間の発射口から遊技球が遊技領域3へ発射される。遊技領域3には多数の遊技釘が打ち付けてある。
遊技領域3の中央には大型のセンタケース5が設置してある。センタケース5は公知のものと同様に、ワープ入口、ワープ樋、ステージ、演出図柄表示装置6(液晶表示装置であり擬似図柄を表示する)の表示画面6aを臨ませる窓5aなどが設けてある。
遊技領域3にはセンタケース5の下方位置に、常時入球可能の第1の始動口11と第2の始動口12が設けてある。第1の始動口11は、遊技球が入球すると、第1の特別図柄の抽選(当否判定)を行うものである。第1の始動口11の下方には電動の開閉板により開閉可能の第1の大入賞口14が設けてある。第1の大入賞口14の左右両側には複数の入賞口31,32,33,34が設けてある。
そしてセンタケース5の左側の領域には、普通図柄ゲート17が設けてある。遊技球が普通図柄ゲート17を通過することにより実行される普通図柄抽選が当りの時に、第2の始動口12の備える翼片が開放し、入球が可能となる。つまり第2の始動口12は、普通電動役物として構成されている。第2の始動口12は、遊技球が入球すると、第2の特別図柄の抽選(当否判定)を行うものである。
遊技領域3の左側には、上記普通図柄、第1の特別図柄、第2の特別図柄をそれぞれ表示する図柄表示装置7,9,10や、普通図柄、第1の特別図柄、第2の特別図柄の保留記憶を表示する保留数表示装置8,18,19が設置してある。
図2に示すように、遊技領域3には、上記発射口に近いセンタケース5の左側上部に、電動の開閉板により開閉可能の第2の大入賞口15が設けてある。またセンタケース5にはその右側には特定入球口107を備えた入賞装置4が設けてある。第2の大入賞口15と入賞装置4とは、センタケース5の背面側に形成されたワープ通路により連結してあり、第2の大入賞口15に入球した遊技球は入賞装置4へ送られる。
入賞装置4にはその上部に、ワープ出口からの遊技球を受けるすり鉢状の振分け体が設けてある。振分け体は3つの貫通穴が設けてあり、左右の貫通穴を通過した遊技球は、はずれ穴へ振分けられる。中央の貫通穴を通過した遊技球は、振分け口から特定入球口107へ向けて振分けられる。
特定入球口107には振分け羽が設けてあり、振分け羽は第2の大入賞口15の開放時に所定の時間開放するように構成してある。そして、振分け羽の開放時に振分け口から流下した遊技球は特定入球口107を通過して当り穴へ取り込まれる。振分け羽の閉鎖時に流下した遊技球は左右のはずれ穴へ取り込まれる。
図3に示すように、パチンコ機50の裏側は、遊技盤1を脱着可能に取付ける内枠70が外枠51に上下のヒンジにより開閉可能に収納されている。内枠70には、遊技球流下通路が形成されており、上方(上流)から球タンク71、タンクレール72、払出ユニット73が設けられ、払出ユニット73の中には払出装置が設けられている。この構成により、遊技盤1の入賞口に遊技球が入球すれば球タンク71からタンクレール72を介して所定個数の遊技球(賞球)が払出装置73により払出球流下通路を通り上記上皿55に払い出される。また、本実施形態では上記賞球を払い出す払出装置73により貸出ボタンの操作で払い出される貸球も払い出す構成としてある。
また、パチンコ機50の裏側には、主制御基板80、払出制御基板81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御基板83、発射制御装置84、電源基板85が設けられている。これらの内、遊技の結果に影響を及ぼす機能を有する主制御基板80、払出制御基板81は主基板と呼ばれるグループに属し、演出図柄制御装置82、サブ統合制御基板83は周辺基板と呼ばれるグループに属する。周辺基板とは、主基板以外の基板であって、配線を相互に接続するための電子部品のみが装着されたもの以外の基板であり、主基板から送信されたコマンドを直接的または間接的に受信することにより制御される。
主制御基板80、演出図柄制御装置82、サブ統合制御基板83は遊技盤1に設けられ、払出制御基板81、発射制御装置84、電源基板85は内枠70に設けられている。図3では発射制御装置84が描かれていないが、払出制御基板81の下に設けてある。
また、球タンク71の右側には、外部接続端子板78が設けてあり、外部接続端子板78により、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータへ送られる。なお、従来はホールコンピュータへ信号を送信するための外部接続端子板には、盤用(遊技盤側から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)と枠用(枠側(前枠52、内枠70、外枠51)から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)の2種類を用いているが、本実施形態では、ひとつの外部接続端子板78を介して遊技状態や遊技結果を示す信号をホールコンピュータへ送信する。
図4は本パチンコ機50の電気的構成を示すもので、主制御基板80、払出制御基板81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御基板83および発射制御装置84においては、詳細の図示は省略するが、これらの制御装置はいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えている。また、主制御基板80には各種乱数を抽出する乱数カウンタ等も備わっている。
主制御基板80は、裏配線中継端子板75および外部接続端子板78を介して遊技場のホールコンピュータ87と電気的に接続される。主制御基板80には、遊技盤中継端子板74や裏配線中継端子板75を介して、前枠52や内枠70が閉じていることを検出するガラス枠開放SW(スイッチ)16a、内枠開放SW16b、第1、第2の始動口11,12への入球を検出する第1、第2始動口SW11a,12a、遊技球がゲート17を通過したことを検出する普通図柄作動SW17a、第1、第2の大入賞口14、15への入賞球をそれぞれ検出する第1、第2カウントSW14a,15a、入賞口31〜34への入賞球を検出する左、右入賞口SW31a,33a、および特定入球口107への入球を検出する特定入球口SW107a等の検出信号が入力される。
また主制御基板80は、搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成し、払出制御基板81や、サブ統合制御基板83にコマンドを出力し、図柄表示装置中継端子板90を介して第1特図、第2特図表示装置9,10、第1特図、第2特図保留数表示装置18,19、普通図柄表示装置7、普図保留数表示装置8の表示制御を行なう。
主制御基板80は、第1、第2の大入賞口14,15の開閉板を駆動する第1、第2大入賞口ソレノイド14b,15bを制御して第1、第2の大入賞口14,15を開放作動せしめる。また第2の始動口12を開閉する普通電動役物ソレノイド12bの作動を制御する。なお、本発明の主制御基板80は、サブ統合制御基板83からの信号入力が不可能な入力不能領域と、サブ統合制御基板83からの信号入力が可能な入力可能領域とに分けられている。前述のコマンドの生成および制御など遊技に直接関係する様々な処理を行なうCPUは、入力不能領域に実装され、サブ統合制御基板83から遊技に影響を与える信号を受信しないように構成されている。
払出制御基板81は、裏配線中継端子板75や払出中継端子板76を介して、球タンク71が空状態になったことを検出する球切れSW23、遊技球が払い出されたことを検出する払出SW21、遊技球貯留皿が満杯状態になったことを検出する満杯SW22などの検出信号が入力される。また払出制御基板81は主制御基板80から送られてくるコマンドに応じて払出モータ20を稼働させて遊技球を払い出させる。更に、払出制御基板81はCRユニット端子板24を介してCRユニット56と電気的に接続され、精算表示装置25を介して球貸SW57および精算SW58による貸出要求、精算要求の操作信号を受け付け、CRユニット56とデータを送受し、貸出要求信号に応じて払出モータ20を稼働させて貸球を払い出させ、CRユニット56に挿入されているプリペイドカードの残高表示を制御する。
発射制御装置84は、発射停止SW29、発射ハンドルに遊技者が接触(操作)していることを検出するタッチSW28などの検出信号が入力される。払出制御基板81を介して主制御基板80から送られてくるコマンド(タッチSWの信号や遊技状況を反映している)、発射ハンドルの回動信号および発射停止SWの信号に基づいて発射モータ30を制御して遊技球を発射および停止させ、タッチランプの点灯を制御する。
サブ統合制御基板(サブ制御基板ともいう)83は、音量調節SW83aや演出ボタン67、振動検出SW110、磁気検出SW111、電波検出SW112などの検出信号が入力される。なお、振動検出SWは、パチンコ機50に振動を加えられたことを検出する公知の振動検知センサであり、上皿55の内部に設けられている。磁気検出SW111は、パチンコ機50に磁石が接近したことを検出する公知の磁気センサであり、遊技盤1の裏側に設置されている。電波検出SW112は、パチンコ機50に大して異常な電波が発信されたことを検出する公知のアンテナであり、遊技盤1の裏側に設置されている。
サブ統合制御基板83は、主制御基板80から送られてくるコマンドに応じて、スピーカ66を駆動して音声を出力することや、各種LEDや各種ランプ26の点灯、消灯等を制御する。更に演出図柄制御装置82へキャラクタなどを表示する演出図柄や特図の擬似図柄の表示態様のコマンドを送信する。特に、本発明のパチンコ機50では、サブ統合制御基板83は主制御基板80のに対して信号を送信可能に構成されている。この信号の送信対象は、主制御基板80の入力可能領域に入力される。
演出図柄制御装置82は、LCDパネルユニットや付属ユニットと共に演出図柄表示装置6を構成している。上記LCDパネルはLCDパネルユニットの一部である。演出図柄制御装置82は、サブ統合制御基板83から送られてくるコマンドに応じてLCDパネルの表示を制御する。
次にパチンコ機50の作動を説明する。
本パチンコ機50は、第1の始動口11への入球に起因して各種の乱数が抽出され、これらの乱数を第1の特別図柄(以下、単に第1特図という)の保留記憶として記憶し、第1特図の保留記憶に基づいて第1特図の当否判定を行う。これと同様に、第2の始動口12への入球時には、これに起因して各種の乱数が抽出され、これらの乱数を第2の特別図柄(以下、単に第2特図という)の保留記憶として記憶し、第2特図の保留記憶に基づいて第2特図の当否判定を行う。第1または第2特図の判定結果は第1特図または第2特図表示装置9,10に大当たり図柄、小当たり図柄、はずれ図柄を表示するとともに、演出図柄表示装置6に特図の擬似図柄を表示して遊技者に報知する。
第1または第2特図の判定結果が大当りであれば、第1の大入賞口14を開放する大当り遊技に移行する。判定結果が小当りであれば、第2の大入賞口15を開放する小当り遊技に移行する。更に小当りにより第2の大入賞口15に遊技球が入球して入賞装置4の特定領域たるVゾーンに入球すると、大当りとなって第1の大入賞口14を開放する大当り遊技に移行するように構成してある。このように本パチンコ機50は第1種と第2種の機能を備えた複合機である。
本パチンコ機50は、大当りとなる確率は、第1特図も第2特図も同じで1/100に設定してある。小当りとなる確率は、第1特図を1/300に設定する一方、第2特図を1/5として第2特図の方が高く設定してある。
また本パチンコ機50は、第1特図、第2特図のいずれも、大当りとなり、大当りとなった特図が予め設定された図柄であると、大当り遊技終了後の遊技状態を時短状態に設定する構成である(時短機能)。該時短機能は、図柄の変動時間を短縮させるとともに、普通図柄の当り確率を高確率に変動させ、更に開放延長状態設定手段により、時短状態の時に第2の始動口12の普通電動役物の開放時間を延長させる開放延長機能が付与される。時短機能の突入率は20%で、継続率は100%に設定してある。
時短機能は、特図の当否判定が100回実行されるまで継続され、または遊技状態規制手段により大当りが5回(時短リミッタ)発生すると終了するように構成してある。その他、賞球、大入賞口のラウンド回数、大入賞口の開放時間、規定入賞数、普通図柄の当り確率、普通電動役物の開放時間等も適切に設定されている。
図4から、本発明の不正検知システムにおいて特に重要な構成を取り出したものが図5である。なお、遊技盤中継端子板74、裏配線中継端子板75については省略した。パチンコ機50に設けられている、不正を検出するために用いられるセンサ(スイッチ)の内、ガラス枠開放SW16aおよび内枠開放SW16bについては主制御基板80に接続され、振動検出SW110,磁気検出SW111,電波検出SW112についてはサブ統合制御基板83に接続されている。サブ統合制御基板83はこれらの検出結果から各不正情報を示す信号を生成して主制御基板80に送信する。主制御基板80は、ガラス枠開放SW16aおよび内枠開放SW16bの検出結果に基づいて、内枠・ガラス枠開放を示す信号を生成して外部接続端子板78に出力する。また、主制御基板80は、サブ統合制御基板83から受信した各不正情報を外部接続端子板78に出力する。なお、主制御基板80には始動口SW11a,11bによる検出結果および払出SW21による検出結果も入力されており、これらに基づいて、それぞれ始動口1信号、および賞球信号を生成して外部接続端子板78に出力する。そして更に、主制御基板80は、自らの処理結果に基づき、図柄確定回数、大当り1、大当り2、及び大当り3の各信号(詳しくは後述)を生成して外部接続端子板78に出力する。
図5に示した各構成の信号の流れを示したのが図6である。払出SW21による検出結果は主制御基板80の第1入力端子201から主制御基板80に入力され、主制御基板80のCPU202により賞球数が算出され、主制御基板80の第1出力端子203から外部接続端子板78へと出力される。始動口SW11a,12aによる検出結果、ガラス枠開放SW16aによる検出結果、及び内枠開放SW16bによる検出結果は、ほぼそのまま第1出力端子203から出力される。この他、第1出力端子203からはCPU202にて行なわれた遊技の処理の結果、生成された大当り1、大当り2、及び大当り3の各信号や、特別図柄の変動回数が出力される。
前述した、主制御基板80からサブ統合制御基板83に対するコマンドは、第2出力端子204から出力される。サブ統合制御基板83は、コマンドを第1入力端子301を介して受信し、CPU302にてコマンドに従って処理を実行し、演出図柄表示装置6やスピーカ66(図4参照)の制御などを行なう。またCPU302は、振動検出SW110、磁気検出SW111、電波検出SW112から各検出結果を第2入力端子303を介して受信し、これらに基づいて各不正情報の信号を生成し、サブ統合制御基板83の出力端子304から出力する。
サブ統合制御基板83の出力端子304から出力された各不正情報の信号は、主制御基板80の第2入力端子205に入力され、そのまま主制御基板80の第3出力端子206から出力される。なお、主制御基板80は、サブ統合制御基板83からの入力を受け付けない入力不能領域と、サブ統合制御基板83からの入力を受け入れる入力可能領域とに分かれている。このために主制御基板80の第2出力端子204とサブ統合制御基板83の第1入力端子301は、一方向通信により接続されており、このために主制御基板80にインバータ、ラッチ回路等の一方向通信回路を備えている。なお、この一方向通信回路はサブ統合制御基板83が備えるように構成しなおしてもよい。第2入力端子205および第3出力端子206は、入力可能領域に属しており、主制御基板80の前記したその他の構成は入力不能領域に属している。また入力可能領域から入力不能領域には、信号が入力されない構成となっている。
主制御基板80の第3出力端子206から出力された各不正情報の信号は、外部接続端子板78の第2入力端子402に入力され、外部接続端子板78の出力端子403からホールコンピュータ87へと出力される。なお、主制御基板80の第1出力端子203から出力された信号は、外部接続端子板78の第1入力端子401に入力され、出力端子403からホールコンピュータ87へと出力される。そして主制御基板80の第1出力端子203および外部接続端子板78の第1入力端子401の接続は、第1出力端子203から第1入力端子401へ向かう一方向通信となっている。また、外部接続端子板78において、第1入力端子401と出力端子403の接続は、第1入力端子401から出力端子403へ向かう一方向通信となっている。
参考例の外部接続端子板78について説明する。図7は、本参考例の構成での外部への出力される信号のコネクタのピンの位置と、基板上の配置である。基板上にはホールコンピュータと電気的接続を行うためのホールコンピュータ接続用コネクタ(出力端子403)と主制御基板80と電気的接続を行うための遊技機接続用コネクタ(第1入力端子401、第2入力端子402)が設けられている。それ以外にはフォトカプラと抵抗器が配置されている。
ピン1とピン11に割り振られているのは賞球信号である。賞球信号とは、遊技機が払い出した賞球数をホールコンピュータ87へ出力するために使用する。払出スイッチ21が10個の遊技球の通過を検出する毎に0.128秒間オンする。ただし、払出スイッチ21が10個の獲得遊技球数の通過を連続して検出した場合は、0.128秒間オン後に、0.128秒間オフし、その後0.128秒間オンするように構成している。
ピン2とピン12に割り振られているのは内枠・ガラス枠開放信号である。内枠・ガラス枠開放信号とは、遊技機の内枠70または前枠52(ガラス枠ともいう。また内枠70、前枠52を併せて単に枠とも言う)が開放状態であることをホールコンピュータ87へ出力するために使用する。内枠開放スイッチ19または前枠開放スイッチ18がオン状態の間は内枠・前枠開放信号が出力される。また、内枠と前枠の開放信号を各々設けることも考えられる。この構成にすれば、内枠と前枠どちらが開放しているのかが把握することができ、より詳細な遊技機の状態を把握することができる。
ピン3とピン13に割り振られているのは振動不正情報信号である。本参考例では、振動検出SW110による検出結果に基づいて不正が発生した可能性が強いと判定された場合にホールコンピュータ87に送信される信号となっている。ピン4とピン14に割り振られているのは磁気不正情報信号である。本参考例では、磁気検出SW111による検出結果に基づいて不正が発生した可能性が強いと判定された場合にホールコンピュータ87に送信される信号となっている。ピン5とピン15に割り振られているのは電波不正情報信号である。本参考例では、電波検出SW112による検出結果に基づいて不正が発生した可能性が強いと判定された場合にホールコンピュータ87に送信される信号となっている。
ピン6とピン16に割り振られているのは始動口1信号である。始動口1信号とは、第1始動口11、第2始動口12に遊技球が入賞したことをホールコンピュータへ出力するために使用する。始動口1信号は、第1始動口スイッチ11a、第2始動口スイッチ12aが遊技球の通過をする毎に0.100秒間オンされるが、第1始動口スイッチ11aが遊技球の通過を連続して検出した場合は、0.100秒間オン後に、0.100秒間オフし、その後0.100秒間オンする構成となっている。
ピン7とピン17に割り振られているのは図柄確定回数信号である。図柄確定回数信号とは、特別図柄の変動回数をホールコンピュータ87へ出力するために使用する。この信号は、特別図柄の変動停止から0.600秒間オンする。
ピン8とピン18に割り振られているのは大当り1信号である。大当り1信号とは、大入賞口14が作動(開放)していることをホールコンピュータ87へ出力するために使用する。大入賞口14が作動していることは大当り遊技中であることを示すためである。「小当り」の場合は大当り1信号は出力されない。
ピン9とピン19に割り振られているのは大当り2信号である。大当り2信号は、大入賞口14の作動および、変動時間短縮機能の作動中であることをホールコンピュータ87へ出力するために使用する。
変動時間短縮機能とは、特別図柄の平均変動時間を短縮する機能で、平均変動時間を短縮することにより、次回の大当りを取得する時間的期間が短くなるという遊技者に有利な機能である。一般的には普通電動役物(第2始動口)12の開放時間が通常時よりも長くなる(または開放回数が増える)開放延長機能とともに作動することが多い。
ピン10とピン20に割り振られているのは大当り3信号である。大当り3信号とは、大入賞口14が作動(開放)していることをホールコンピュータ87へ出力するために使用する。大当り1信号との違いは、「小当り」の場合も出力される点である。
図8に、サブ制御基板83のCPU302が実行する不正検出処理の概要を示す。本処理が起動されると、まずS5にて振動判定処理を行なう。次にS10にて磁気判定処理を行なう。続いてS15にて電波判定処理を行なうと、本処理を終了(リターン)する。
S5の振動判定処理の概要は図9に示すフローチャートのようになっている。本処理が起動されると、振動フラグが0か否かを判定する(S100)。振動フラグとは現在、パチンコ機50に異常な振動が発生していることを示すフラグである。振動フラグが0であれば(S100:yes)、S105にて振動を検出したか否かを判定する。検出していなければ(S105:no)そのまま本処理を終了する。つまり、S105では、振動が発生していない状態から発生した状態に変化したか否かを判定していることになる。振動を検出した場合(S105:yes)は、振動報知処理を行い(S110)、振動フラグを1にし(S115)、不正タイマAの値を設定し(S120)、振動不正情報を主制御基板80に出力(S123)すると本処理を終了する。なお、振動報知処理とは、スピーカ66から、振動の検出に対応した警報音として予め設定されている音を出力する処理で、不正タイマAは、その警報音を鳴らす長さを表している。
振動フラグが0ではない場合(S100:no)は、不正タイマAの値を1減じ(S125)、不正タイマAの値が0になったか否かを判定する(S130)。不正タイマAの値が0でなければ(S130:no)そのまま本処理を終了する。不正タイマAの値が0であれば(S130:yes)、振動フラグを0にし(S135)、振動報知中断処理を行い(S140)、主制御基板80に出力していた振動不正情報を停止(S145)すると本処理を終了する。
S10の磁気判定処理の概要を図10に示す。本処理が起動されると、S150にて磁気フラグが0か否かを判定する。磁気フラグとは現在、パチンコ機50に磁石などが原因で異常な磁気が発生していることを示すフラグである。磁気フラグが0であれば、S155にて磁気を検出したか否かを判定する。検出していなければ(S155:no)そのまま本処理を終了する。磁気を検出した場合(S155:yes)は、磁気報知処理を行い(S160)、磁気フラグを1にし(S165)、不正タイマBの値を設定し(S170)、磁気不正情報を主制御基板80に出力(S173)すると本処理を終了する。なお、磁気報知処理とは、スピーカ66から、異常な磁気の検出に対応した警報音として予め設定されている音を出力する処理で、不正タイマBは、その警報音を鳴らす長さを表している。
磁気フラグが0ではない場合(S150:no)は、不正タイマBの値を1減じ(S175)、不正タイマBの値が0になったか否かを判定する(S180)。不正タイマBの値が0でなければ(S180:no)そのまま本処理を終了する。不正タイマBの値が0であれば(S180:yes)、磁気フラグを0にし(S185)、磁気報知中断処理を行い(S190)、主制御基板80に出力していた磁気不正情報を停止(S195)すると本処理を終了する。
S15の電波判定処理を図11のフローチャートに示す。本処理が起動されると、電波フラグが0か否かを判定する(S200)。電波フラグとは現在、パチンコ機50が異常な電波にさらされていることを示すフラグである。電波フラグが0であれば(S200:yes)、S205にて電波を検出したか否かを判定する。検出していなければ(S205:no)そのまま本処理を終了する。電波を検出した場合(S205:yes)は、電波報知処理を行い(S210)、電波フラグを1にし(S115)、不正タイマCの値を設定し(S220)、電波不正情報を主制御基板80に出力(S223)すると本処理を終了する。電波報知処理とは、異常な電波の検出に対応した警報音として予め設定されている音を、スピーカ66から出力する処理で、不正タイマCは、その警報音を鳴らす長さを表している。
電波フラグが0ではない場合(S200:no)は、不正タイマCの値を1減じ(S225)、不正タイマCの値が0になったか否かを判定する(S230)。不正タイマCの値が0でなければ(S230:no)そのまま本処理を終了する。不正タイマCの値が0であれば(S230:yes)、電波フラグを0にし(S235)、電波報知中断処理を行い(S240)、主制御基板80に出力していた電波不正情報を停止(S245)すると本処理を終了する。
以上のように構成されたパチンコ機50によれば、振動検出SW110,磁気検出SW111,電波検出SW112の検出結果に基づく、不正が行なわれたか否かの判定、および不正情報信号の生成・送信を、サブ統合制御基板83のCPU302が行なうので、主制御基板80のCPU202の負担が増えることはない。しかも、不正情報信号は、主制御基板80の第2入力端子205に入力された後、主制御基板80の第3出力端子206を介して外部接続端子板78に出力されるので、外部接続端子板78とサブ統合制御基板83を接続するという作業を行なう必要が無い。このため、組み立て時に手間がかかったり、接続ミスをする確率が増大したりすることがない。また、不正の報知は主制御基板80からの命令が無くても、サブ統合制御基板83で独自に行なうので、この点でも主制御基板80の処理負担を軽減することができている。
そして不正情報信号は、主制御基板80の入力可能領域に設けられた第2入力端子に対して行なわれ、主制御基板80に入力不能領域に設けられたCPU202には全く影響を与えないので、不正情報信号の経路を用いた不正行為の発生を防止することもできる。
ここで本参考例の構成と、本発明の構成要件との対応関係を示す。主制御基板80が本発明の「主基板」に相当し、CPU202が本発明の「遊技制御手段」に相当し、サブ統合制御基板83が本発明の「周辺基板」に相当し、外部接続端子板78が本発明の「外部接続基板」に相当し、振動検出SW110,磁気検出SW111,及び電波検出SW112が本発明の「第1不正検出手段」に相当し、振動判定処理、磁気判定処理、および電波判定処理が本発明の「第1不正判断手段」に相当し、第3出力端子206が本発明の「不正信号出力部」に相当し、振動判定処理のS110,磁気判定処理のS160,及び電波判定処理のS210が本発明の「不正報知手段」に相当し、不正情報出力処理のS280が本発明の「第1不正信号送信処理」に相当する。
なお、前記説明した構成では、振動不正情報信号、磁気不正情報信号、電波不正情報信号を個別にサブ統合制御基板83から主制御基板80に送信していたが、これらを統合して、不正情報信号として送信しても良い。その場合の主要部の構成は図12のようになる。サブ統合制御基板83は、その内部で振動不正情報信号、磁気不正情報信号、電波不正情報信号の内の少なくとも一つが生成された場合には、それを不正情報信号として主制御基板80に送信する。こうして主制御基板80に入力された不正情報信号はそのまま外部接続端子板78に出力される。
その各構成の信号の流れは図13のようになる。サブ統合制御基板83の出力端子304から出力された不正情報信号は、主制御基板80の入力可能領域に設けられた第2入力端子205に入力される。そしてそのまま主制御基板80の入力可能領域に設けられた第3出力端子206から出力され、外部接続端子板78の第2入力端子402に入力される。
この場合の外部接続端子板78は図14のようになる。不正情報の信号が3種類から1種類になるのに伴い、ホールコンピュータ接続用コネクタ(出力端子403)が16個に減っている。そして、賞球信号はピン1とピン9に割り振られ、内枠・ガラス枠開放信号はピン2とピン10に割り振られ、不正情報の信号はピン3とピン11に割り振られ、始動口1信号はピン4とピン12に割り振られ、図柄確定回数信号はピン5とピン13に割り振られ、大当り1信号はピン6とピン14に割り振られ、大当り2信号はピン7とピン15に割り振られ、大当り3信号はピン8とピン16に割り振られている。
なお、図13に示した信号の流れを図15のようにしてもよい。この構成では、外部接続端子板78が第1入力端子401から受信した信号を第1出力端子404からホールコンピュータ87に出力し、第2入力端子402から受信した信号を第2出力端子405からホールコンピュータ87に出力する。このようにしても図6に記載した態様と同様の効果を奏することができる。また、サブ統合制御基板83の出力端子304から第2出力端子405にいたる経路が、主制御基板80の入力不能領域から電気的に隔絶されているため、サブ統合制御基板83からの信号が主制御基板80の入力不能領域に入力されることはない。
また、図13に示した信号の流れを図16のようにしてもよい。この構成では、主制御基板80のCPU202から出力される始動口SW11a,11bによる検出結果、ガラス枠開放SW16aによる検出結果、内枠開放SW16bによる検出結果、大当り1、大当り2、大当り3の各信号、及び特別図柄の変動回数が、第3出力端子206からホールコンピュータ87に出力される。このようにしても図6に記載した態様と同様の効果を奏することができる。また、外部接続端子板78の入力端子を入力端子401のみにできるので、主制御基板80との接続が容易であり、挿し間違えをしにくくすることができる。
図13に示した信号の流れを図17のようにしてもよい。この構成では、主制御基板80に、入力可能領域でも入力不能領域でもない領域に第4出力端子207を備えており、ここから主制御基板80のCPU202から出力される始動口SW11a,11bによる検出結果、ガラス枠開放SW16aによる検出結果、内枠開放SW16bによる検出結果、大当り1、大当り2、大当り3の各信号、及び特別図柄の変動回数、ならびに第2入力端子205から入力された不正情報の信号が外部接続端子板78へと出力される。このようにしても図6に記載した態様と同様の効果を奏することができる。また、外部接続端子板78の入力端子を入力端子401のみにできるので、主制御基板80との接続が容易であり、挿し間違えをしにくくすることができる。
[実施例
の実施例について図18〜24を用いて説明する。なお、本実施例は第1参考例と共通点が多いため、異なる点のみを重点的に説明する。
図18に、実施例の不正検知システムの概要を示す。本図が図5に示した第1参考例のシステムと異なるのは、サブ統合制御基板83の第2入力端子303に入力された振動検出SW110,磁気検出SW111,電波検出SW112による検出信号は、CPU302を経ることなく出力端子304から主制御基板80の第2入力端子へと入力され、主制御基板80に新設された第2CPU212にて、前記3種類の不正情報の信号が生成される点である。なお、図17に示す第1CPU202は、図6などに示したCPU202と実質的に同じものである。
実施例の振動判定処理の概要は図19に示すフローチャートのようになっている。本処理は主制御基板80の第2CPU212により実行される。なお、図8の不正検出処理に相当する処理も第2CPU212により実行されるが、第1参考例と全く同じ概要となるため省略した。
振動判定処理が起動されると、振動フラグが0か否かを判定する(S300)。振動フラグが0であれば(S300:yes)、S305にて振動を検出したか否かを判定する。検出していなければ(S305:no)そのまま本処理を終了する。振動を検出した場合(S305:yes)は、振動フラグを1にし(S310)、不正タイマAの値を設定し(S315)、振動不正情報を外部接続端子板78に出力(S318)すると本処理を終了する。
振動フラグが0ではない場合(S300:no)は、不正タイマAの値を1減じ(S320)、不正タイマAの値が0になったか否かを判定する(S325)。不正タイマAの値が0でなければ(S325:no)そのまま本処理を終了する。不正タイマAの値が0であれば(S325:yes)、振動フラグを0にし(S330)、外部接続端子板78に出力していた振動不正情報を停止(S335)すると本処理を終了する。
つまり、この振動判定処理では、第1参考例に示したものに比べ、振動報知処置(S110)がないものとなっている。これは、本処理がサブ統合制御基板83ではなく主制御基板80にて実行されているため、スピーカ66を制御できないことによる。これに伴い振動報知中断処置(S140)も有しない処理となっている。
実施例の磁気判定処理の概要を図20に示す。本処理が起動されると、S350にて磁気フラグが0か否かを判定する。磁気フラグが0であれば、S355にて磁気を検出したか否かを判定する。検出していなければ(S355:no)そのまま本処理を終了する。磁気を検出した場合(S355:yes)は、磁気フラグを1にし(S360)、不正タイマBの値を設定し(S365)、磁気不正情報を外部接続端子板78に出力(S368)すると本処理を終了する。
磁気フラグが0ではない場合(S350:no)は、不正タイマBの値を1減じ(S370)、不正タイマBの値が0になったか否かを判定する(S375)。不正タイマBの値が0でなければ(S375:no)そのまま本処理を終了する。不正タイマBの値が0であれば(S375:yes)、磁気フラグを0にし(S380)、外部接続端子板78に出力していた磁気不正情報を停止(S385)すると本処理を終了する。
この磁気判定処理を第1参考例の磁気判定処理と比較すると、図19の振動判定処理と同じ理由により、磁気報知処置(S160)、磁気報知中断処置(S190)を有しない処理となっている。
実施例の電波判定処理を図21のフローチャートに示す。本処理が起動されると、電波フラグが0か否かを判定する(S400)。電波フラグが0であれば(S400:yes)、S405にて電波を検出したか否かを判定する。検出していなければ(S405:no)そのまま本処理を終了する。電波を検出した場合(S405:yes)は、電波フラグを1にし(S410)、不正タイマCの値を設定し(S415)、磁気不正情報を外部接続端子板78に出力(S418)すると本処理を終了する。
電波フラグが0ではない場合(S400:no)は、不正タイマCの値を1減じ(S420)、不正タイマCの値が0になったか否かを判定する(S425)。不正タイマCの値が0でなければ(S425:no)そのまま本処理を終了する。不正タイマCの値が0であれば(S425:yes)、電波フラグを0にし(S430)、外部接続端子板78に出力していた電波不正情報を停止(S435)すると本処理を終了する。
この電波判定処理を第1参考例の電波判定処理と比較すると、図19の振動判定処理と同じ理由により、電波報知処置(S210)、電波報知中断処置(S240)を有しない処理となっている。
以上のように構成されたパチンコ機50によれば、第1参考例と略同様の不正監視を行なうことができる。そして更に、不正検出処理(図示せず)、振動判定処理、磁気判定処理、および電波判定処理を、主制御基板80に設けられた第2CPU212が行なうので、サブ統合制御基板83のCPU302の処理負担が増大するのも防ぐことが出来る。
ここで、第2入力端子303は本発明の「検出結果受信部」に相当し、出力端子304は本発明の「検出結果送信部」に相当する。なお、前記態様では、第2CPU212が報知動作に対応するコマンドを送信しない構成であったが、こうしたコマンドをサブ統合制御基板83に送信して、スピーカ66やランプ26にて報知する構成としても良い。また、サブ統合制御基板83以外の基板(例えば演出図柄制御基板82)にコマンドを送信して報知動作を行なう構成や、入力可能領域とランプ26などのデバイスを直結して報知動作を行なう構成としてもよい。
なお、図18に示した信号の流れを図22のようにしてもよい。この構成では、外部接続端子板78が第1入力端子401から受信した信号を第1出力端子404からホールコンピュータ87に出力し、第2入力端子402から受信した信号を第2出力端子405からホールコンピュータ87に出力する。このようにしても図18に記載した態様と同様の効果を奏することができる。
また、図18に示した信号の流れを図23のようにしてもよい。この構成では、主制御基板80の第1CPU202から出力される始動口SW11a,11bによる検出結果、ガラス枠開放SW16aによる検出結果、内枠開放SW16bによる検出結果、大当り1、大当り2、大当り3の各信号、及び特別図柄の変動回数が、第3出力端子206からホールコンピュータ87に出力される。このようにしても図18に記載した態様と同様の効果を奏することができる。また、外部接続端子板78の入力端子を入力端子401のみにできるので、主制御基板80との接続が容易であり、挿し間違えをしにくくすることができる。
図18に示した信号の流れを図24のようにしてもよい。この構成では主制御基板80が、入力可能領域と入力不能領域に共通の出力端子である第4出力端子207を備えており、ここから主制御基板80のCPU202から出力される始動口SW11a,11bによる検出結果、ガラス枠開放SW16aによる検出結果、内枠開放SW16bによる検出結果、大当り1、大当り2、大当り3の各信号、及び特別図柄の変動回数、ならびに第2入力端子205から入力された不正情報の信号が外部接続端子板78へと出力される。このようにしても図18に記載した態様と同様の効果を奏することができる。また、外部接続端子板78の入力端子を入力端子401のみにできるので、主制御基板80との接続が容易であり、挿し間違えをしにくくすることができる。
また、図18、図22、図23、図24に示した構成では、振動検出SW110,磁気検出SW111,電波検出SW112にて検出した信号に基づき、第2CPU212が各不正情報信号を送信する構成であったが、これを図13に示したように第2CPU212にて1個の信号に統合して外部接続端子板78に送信する構成としても良い。統合の方法としては、振動検出SW110,磁気検出SW111,電波検出SW112の内の少なくとも1つで不正と思われる信号を検出した場合には、不正情報信号を出力すること等を挙げることができる。
第2参考例
第2参考例について図25〜29を用いて説明する。なお、本参考例第1参考例と共通点が多いため、異なる点のみを重点的に説明する。
図25に、第2参考例の不正検知システムの概要を示す。本図が図12に示した第1参考例のシステムと異なるのは、振動検出SW110,磁気検出SW111,電波検出SW112による検出結果が、サブ統合制御基板83ではなく主制御基板80に入力され、ガラス枠開放SW16a、内枠開放SW16bによる検出結果が、主制御基板80ではなくサブ統合制御基板83に入力されている点である。これに伴い、各構成の信号の流れは図26に示すように変化している。
図27に、サブ統合制御基板83のCPU301が実行する不正検出処理を概要を示す。本処理が起動されると、まずS450にて枠開放判定処理を行なう。次にS455にて枠情報出力処理を行なうと、本処理を終了する。
S450の枠開放判定処理の概要は図28に示すフローチャートのようになっている。本処理が起動されると、枠開放フラグが0か否かを判定する(S500)。枠開放フラグとは内枠70またはガラス枠(前枠52)が開放していることを示すもので、1がいずれかが開放していることを、0がいずれも閉鎖していることを示す。枠開放フラグが0であれば(S500:yes)、S505にて枠開放を検出したか否かを判定する。検出していなければ(S505:no)そのまま本処理を終了する。枠開放を検出した場合(S505:yes)は、枠開放フラグを1にし(S510)、枠開放報知処理を行い(S515)、本処理を終了する。
枠開放フラグが0ではない場合(S500:no)は、枠閉鎖を検出したか否かを判定する(S520)。枠閉鎖を検出していなければ(S520:no)そのまま本処理を終了する。枠閉鎖を検出していれば(S520:yes)、枠開放フラグを0にし(S525)、枠開放報知中断処理を行い(S530)、本処理を終了する。
本処理は、第1参考例実施例1の振動判定処理とは異なり、不正タイマAを備えていないため、枠が開放されている間中、報知動作が行なわれる。
S455の枠情報出力処理の概要を図29に示す。本処理が起動されると、S600にて、枠開放フラグが0か否かを判定する。枠開放フラグが0であれば(S600:yes)、S605にて枠開放を出力中か否かを判定する。出力中でなければ(S605:no)そのまま本処理を終了する。枠開放を出力中であれば(S605:yes)は、枠開放出力を停止し(S610)、本処理を終了する。枠開放フラグが0でなければ(S600:no)、S615にて枠開放を出力中か否かを判定する。出力中であれば(S615:yes)そのまま本処理を終了する。枠開放を出力中でなければ(S615:yes)は、枠開放を出力し(S620)、本処理を終了する。
なお、フローチャートは示さないが、振動検出SW110,磁気検出SW111,電波検出SW112による検出結果に基づいて、第1CPU202が不正情報の信号を生成し、第1出力端子203を介して外部接続端子板78へ出力(この処理が本発明の「第2不正信号送信手段」に相当)する。
以上のように構成されたパチンコ機50によっても、第1参考例実施例1と略同様の不正監視を行なうことができる。そして、本参考例では更に、振動検出SW110,磁気検出SW111,電波検出SW112の検出結果から不正が行なわれたか否かの判定を主制御基板80のCPU202が行なうので、この判定結果に応じて、遊技の流れを変更することが可能となる。例えば、不正が発生したと判定された場合には、CPU202が当否抽選を行なわない、賞球を払い出さない、大当り状態や確変状態に移行させない(これらの処理が本発明の「遊技制限手段」に相当)といったことが可能となる。
なお、このような処理を行なう分、CPU202の処理は増大するが、ガラス枠開放SW16a、内枠開放SW16bに係る処理を行なわない分だけ、処理負担は軽減されている。
この態様では、ガラス枠開放SW16a及び内枠開放SW16bが本発明の「第1不正検出手段」に相当し、振動検出SW110,磁気検出SW111,電波検出SW112が本発明の「第2不正検出手段」に相当し、枠開放判定処理のS515が本発明の「不正報知手段」に相当し、枠情報出力処理のS620が本発明の「第1不正信号送信手段」に相当する。
[他の実施例]
図13に示した信号の流れを図30のようにしてもよい。この構成では、サブ統合制御基板83から出力された不正情報の信号が、主制御基板80ではなく、払出制御基板81に入力されている。そして、第3出力端子502から出力された不正情報の信号は、CRユニット端子板24の第2入力端子602に入力され、CRユニット端子板24の出力端子603から図示しないCRユニット56へと出力される。なお、主制御基板80の第1出力端子203から出力される賞球信号、内枠・ガラス枠開放信号なども、CRユニット端子板24(詳しくは第1入力端子601)に入力され、出力端子603からCRユニット56に出力される。このようにすると、CRユニット56にて、不正の監視を行なうことが可能となる。
この態様では、CRユニット端子板24が本発明の「外部接続基板」に相当し、払出制御基板81が本発明の「入力可能領域」に相当し、主制御基板80の全体が本発明の「入力不能領域」に相当し、第3出力端子502が本発明の「不正信号出力部」に相当する。なお、CRユニット56から更にホールコンピュータ87へと接続し、不正の発生の有無をホールコンピュータ87にて監視可能に構成してもよい。
また、図30に示した信号の流れを図31のようにしてもよい。この構成では、主制御基板80の第1出力端子203から出力された信号が、CRユニット端子板24ではなく、払出制御基板81(詳しくはその第1入力端子505)に入力されている。そして、払出制御基板81の第1出力端子503から出力された信号は、CRユニット端子板24の第1入力端子601に入力される。この態様では、払出制御基板81が本発明の「主基板」に相当する。このようにしても図30に記載した態様と同様の効果を奏することができる。
なお、払出制御基板81のCPU504は、主制御基板80と交信をして、賞球や貸球の制御に係る処理を行なう払出制御基板81に既存のCPUであり、本図には示されていないが、この交信のために払出制御基板81の出力端子(例えば第1出力端子503)から信号を主制御基板80に送信する。その信号は主制御基板80の入力端子(例えば第1入力端子201)に入力される。この態様では、払出制御基板81の、第2入力端子501から第3出力端子502に至る経路を含む部分が本発明の入力可能領域に相当し、第1入力端子505からCPU504を経て第1出力端子503に至る経路を含む部分が本発明の入力不能領域に相当する。
また、図13に示した信号の流れを図32のようにしてもよい。この構成では、主制御基板80の入力可能領域に第2CPU212を設け、この第2CPU212にて、第2入力端子205を介して受信した不正情報の信号を処理し、第3出力端子206から外部接続端子板78へ出力する。第2CPU212が行なう処理の内容としては、サブ統合制御基板83から不正信号の受信を所定の条件が成立したときのみ受け付ける(例えば、振動不正情報は特定入球口107が有効の場合のみ受け付け、電波不正情報は入賞を検出したときのみ受け付ける等)とか、所定の条件が成立したとき(例えば一定期間、不正情報の信号を受信したとき)に限り、その不正信号を出力する等を挙げることができる。このようにすると、第1参考例の態様に比べ、よりきめこまかい不正信号の送受信を行なうことができる。
図32に示した信号の流れを図33のようにしてもよい。この構成では、外部接続端子板78が第1入力端子401から受信した信号を第1出力端子404からホールコンピュータ87に出力し、第2入力端子402から受信した信号を第2出力端子405からホールコンピュータ87に出力する。このようにしても図32に記載した態様と同様の効果を奏することができる。
また、図32に示した信号の流れを図34のようにしてもよい。この構成では、主制御基板80のCPU202から出力される始動口SW11a,11bによる検出結果、ガラス枠開放SW16aによる検出結果、内枠開放SW16bによる検出結果、大当り1、大当り2、大当り3の各信号、及び特別図柄の変動回数が、第3出力端子206からホールコンピュータ87に出力される。このようにしても図32に記載した態様と同様の効果を奏することができる。また、外部接続端子板78の入力端子を入力端子401のみにできるので、主制御基板80との接続が容易であり、挿し間違えをしにくくすることができる。
なお、図32に示した信号の流れを図35のようにしてもよい。この構成では、主制御基板80に、入力可能領域と入力不能領域に共通の出力端子である第4出力端子207を備えており、ここから主制御基板80のCPU202から出力される始動口SW11a,11bによる検出結果、ガラス枠開放SW16aによる検出結果、内枠開放SW16bによる検出結果、大当り1、大当り2、大当り3の各信号、及び特別図柄の変動回数、ならびに第2入力端子205から入力された不正情報の信号が外部接続端子板78へと出力される。このようにしても図32に記載した態様と同様の効果を奏することができる。また、外部接続端子板78の入力端子を入力端子401のみにできるので、主制御基板80との接続が容易であり、挿し間違えをしにくくすることができる。
また、図13に示した信号の流れを図36のようにしてもよい。この構成では、外部接続端子板78内にIC407を設け、ここに第2入力端子402を介して受信した不正情報信号と、第1入力端子401を介して受信した枠の開閉に係る信号が入力される。IC407は、汎用ロジックICであり、第1入力端子401および第2入力端子402を介して入力された信号に対してOR演算を行なうことにより、新たな不正信号を生成して出力端子403に出力する。すなわち、振動検出SW110,磁気検出SW111,電波検出SW112に基づいて不正が行なわれた可能性が高いか、もしくは枠が開放されたときに、不正情報信号を出力する。なお、始動口SW11a,11bによる検出結果、大当り1、大当り2、大当り3の各信号、及び特別図柄の変動回数については、図6と同様、第1入力端子401から出力端子403に直接出力される。
こうすると、第1参考例の図12等に示した態様に比べ、端子が1つ空くことになるが、この端子からは大当たりが発生していないのに大入賞口14,15に遊技球が入球したことを示す信号を出力する。従って、この構成によれば、振動、磁気、または電波を用いた不正に関する信号、枠の開閉に関する信号、および非大当り中に発生した大入賞口14,15に入球したことを示す信号をいずれも外部接続端子板78に出力することができるものとなっている。なお、パチンコ機の種類によっては、不正行為の検出対象が変わる場合がある。例えば、振動が大当たりの発生に影響を与えない機種においては、振動検出SW110は必要が無いといった具合である。また、ホールコンピュホールコンピュータ87に送信する情報としては、こうした振動等の検出結果と、内枠・ガラス枠開放の検出結果の少なくとも一方があればいいという場合もある。そうした場合には、IC407によりこれらの信号を統合して、外部接続端子板78から信号を送信するようにすれば、パチンコ機の機種が変わってもホールコンピュータ87への信号線の数が一定となるため、ホールコンピュータ87への接続が容易となる。
図16に示した信号の流れを図37のようにしてもよい。この構成では、主制御基板80内にIC207を設け、ここに第2入力端子205を介して受信した不正情報信号と、CPU202が生成した枠の開閉に係る信号が入力される。IC207は、汎用ロジックICであり、第2入力端子205を介して入力された信号およびCPU202が生成した信号に対してOR演算を行なうことにより、新たな不正信号を生成して第3出力端子206に出力する。なお、始動口SW11a,11bによる検出結果、大当り1、大当り2、大当り3の各信号、及び特別図柄の変動回数については、図14と同様、CPU202から第3出力端子206に直接出力される。このようにしても図35に示した態様と同様の効果を奏するものとなる。
なお、IC207として、汎用ロジックICではなく、プログラマブルロジックデバイスを用い、より複雑な演算を可能に構成してもよい(図35のIC407についても同様)。
図18に示した信号の流れを図38のようにしてもよい。この構成では、主制御基板80の第1CPU202から主制御基板80の第2CPU212に信号が送信されている。この信号に基づいて、第2CPU212が実行する不正情報出力処理を概要を図39に示す。なお、本処理の前処理である振動判定処理、磁気判定処理、および電波判定処理において、各検出結果を示すフラグを生成するが、その各処理においては不正情報の出力およびその停止は行なわず、以下に示す不正情報出力処理により、不正情報を出力するか否かを決定するものとする。本処理が起動されると、まず振動フラグが1か否かを判定する(S650)。振動フラグが1であれば(S650:yes)、S655にて特定入球口107が有効か否かを判定する。これは、第1CPU202から受信した信号により判定できる。特定入球口107が有効であれば(S655:yes)、不正情報を出力中であるか否かを判定する(S675)。不正情報を出力中でなければ(S675:no)、不正情報を出力し(S680)、本処理を終了する。不正情報を出力中であれば(S675:yes)、そのまま本処理を終了する。
S650で振動フラグが1ではない場合と判定された場合、またはS655で特定入球口107が有効ではないと判定された場合は、S660にて磁気フラグが1か否かを判定する。磁気フラグが1であれば、S675に移行する。磁気フラグが1ではない場合(S660:no)は、電波フラグが1か否かを判定する(S665)。電波フラグが1であれば(S665:yes)、S670にて入賞を検出したか否かを判定する。これは、第1CPU202から受信した信号により判定できる。入賞を検出している場合(S670:yes)は、S675に移行する。S665にて電波フラグが1ではないと判定された場合またはS670にて入賞を検出していないと判定された場合(S670:no)は、S685にて、不正情報を出力中であるか否かを判定する。不正情報を出力中であれば(S685:yes)、不正情報の出力を停止し(S690)、本処理を終了する。不正情報を出力中でなければ(S685:no)、そのまま本処理を終了する。
つまり、この不正情報出力処理によれば、たとえ振動が検知されても(S650:yes)、振動の影響を受ける特定入球口が有効でなければ(S655:no)不問にする。また、たとえ異常な電波が検知されても(S665:yes)、電波の影響を受け易い入賞の検出がされなければ(S670:no)不正情報を出力しない。このように遊技者が不意にパチンコ機50に与えてしまった振動や、何らかの不具合等により発生した電波により、過剰に不正情報を発生させることが無く、遊技者とパチンコホールとの間で無用のトラブルが発生するのを抑えることが出来る。なおS680の処理は、本発明の「第1不正信号送信手段」に相当する。
前記いずれの実施例および参考例においても、振動検出SW110は上皿55の内部に,磁気検出SW111および電波検出SW112は遊技盤1の裏側に設けていたが、遊技機の仕様に応じてこれらの検出SWを設ける位置は変更しても良い。また、不正情報信号の基となる要素として、振動、磁気、電波の3種類を検出する構成としたが、これらの内の幾つか(1種類のみを含む)のみを検出する構成としても良い。また、これら、3種類以外の要素を、振動、磁気、電波の内の幾つか(全て、または1種類のみを含む)に加え、これらから不正情報信号を生成しても良い。
また、前記実施例および参考例の幾つかを適宜組み合わせ構成し直してもよい。例えば、図35に示した態様において、主制御基板80にICを設け、第1CPUの出力した信号の一部と第2CPU212の出力した信号とでOR演算などを行なったうえで、第4出力端子207から出力するように構成してもよい。また、図31において払出制御基板81は第1出力端子503と第3出力端子502を備え、主制御基板80から受信した信号は第1出力端子503から出力する構成であったが、これを図16に示したように、主制御基板80から受信した信号も第3出力端子502から出力するように構成したり、図17のように入力不能領域と入力可能領域のいずれにも属さない第4出力端子207から出力するように構成したりしてもよい。また、図38、図39に示した態様は、図18に示した信号の流れをベースとしたものであったが、これを図6に示した態様をベースにしたものに構成し直してもよい。具体的には、図39の処理は主制御基板80の第2CPU212が行なっていたが、これをサブ制御基板83のCPU302が実行するように構成し直す。この場合、特定入球口107が有効か否か、入賞が検出されているか否かを示す信号を主制御基板80からサブ統合制御基板83が受けとることになる。もちろん、これらの信号以外に(またはこれらの信号に加えて)、振動の影響を受ける遊技状態の信号や、電波の影響を受ける遊技状態の信号を主制御基板80から受信し、不正として判断するか不問にするかを判定しても良い。
16a: ガラス枠開放SW 、 16b: 内枠開放SW
24 : CRユニット 、 56 : CRユニット端子板
70 : 内枠 、 78 : 外部接続端子板
80 : 主制御基板 、 81 : 払出制御基板
83 : サブ統合制御基板 、 87 : ホールコンピュータ
88 : ホールコンピュータ接続用コネクタ
89 : 遊技機接続用コネクタ 、 110: 振動検出SW
111: 磁気検出SW 、 112: 電波検出SW

Claims (4)

  1. 遊技の結果に影響を及ぼす機能を有する主基板と、該主基板以外の基板であって、配線を相互に接続するための電子部品のみが装着されたもの以外の基板である周辺基板と、当該弾球遊技機に対して不正が行なわれたことを判断するための検知を行なう第1不正検出手段と、当該弾球遊技機の外部へ信号を送信するための信号線が接続される外部接続基板とを備えた弾球遊技機において、
    前記主基板は、前記周辺基板からの信号入力が可能な入力可能領域と、該入力可能領域からの信号入力が不可能であり、且つ一方向通信回路により前記周辺基板からの信号入力が不可能に構成された入力不能領域とを備えたものであり、
    前記周辺基板は、前記第1不正検出手段の検出結果に基づき、前記不正が発生したか否かを判断する第1不正判断手段と、該不正判断手段の判断結果を前記主基板の入力可能領域に送信する第1不正信号送信手段とを備えたものであり、
    更に前記主基板は、前記入力可能領域に入力された第1不正信号送信手段からの信号を、前記外部接続基板に出力する不正信号出力部を備え
    前記外部接続基板が、当該弾球遊技機に併設され、当該弾球遊技機で用いられる遊技球の貸出代金を受け入れる台間機に信号を送信するための台間機端子板であり、
    前記主基板が、前記台間機端子板と信号を送受信することにより、遊技球を遊技者に払い出す制御を行なう払出制御基板であることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 請求項1に記載の弾球遊技機において、
    前記第1不正検出手段は、当該弾球遊技機に加えられた振動、磁気、電波の少なくとも一つを検出するものであることを特徴とする弾球遊技機。
  3. 請求項1または2に記載の弾球遊技機において、
    当該弾球遊技機が、ランプおよびスピーカを備えたものであり、
    前記周辺基板が、少なくとも前記ランプおよびスピーカの制御を行なうサブ制御基板であり、前記第1不正判断手段により不正が発生したと判断されたときには、前記ランプおよびスピーカの少なくとも一方を用いた報知動作を行なう不正報知手段を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  4. 遊技の結果に影響を及ぼす機能を有する主基板と、該主基板以外の基板であって、配線を相互に接続するための電子部品のみが装着されたもの以外の基板である周辺基板と、当該弾球遊技機に対して不正が行なわれたことを判断するための検知を行なう第1不正検出手段と、当該弾球遊技機の外部へ信号を送信するための信号線が接続される外部接続基板とを備えた弾球遊技機において、
    前記主基板は、遊技の当否判定を行なう遊技制御手段と、前記周辺基板からの信号入力が可能な入力可能領域と、該入力可能領域からの信号入力が不可能であり、且つ前記遊技制御手段を有し、一方向通信回路により、前記周辺基板からの信号入力が不可能に構成された入力不能領域と、を備えたものであり、
    前記周辺基板は、前記第1不正検出手段の検出結果を受信する検出結果受信部と、該検出結果受信部が受信した前記検出結果を前記主基板の入力可能領域に送信する検出結果送信部とを備えたものであり、
    更に前記主基板は、前記入力可能領域に入力された前記検出結果送信部からの前記検出結果に基づき、不正が発生したか否かを判断する第1不正判断手段と、該不正判断手段の判断結果を前記外部接続基板に出力する不正信号出力部を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
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