JP5466834B2 - ダイクッション装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ダイクッション装置に関する。
ダイクッション装置は、スライドに対して押付力を作用させるためにプレス機械に設けられる。ダイクッション装置は、下方へ移動するスライドからの力をクッションパッドによって受け止め、スライドに押付力を加えながらクッションパッドを移動させる。
ここで、従来のダイクッション装置では、スライドに加えられる押付力を高精度に制御するために、サーボモータによってクッションパッドを駆動させている。また、スライドとクッションパッドとの衝突時の衝撃を緩和するために、クッションパッドと、クッションパッドを支持する支持部との間に油圧室が設けられた装置がある(特許文献1参照)。油圧室には油が充填されており、クッションパッドに作用する衝撃を緩和することができる。
特開2006−015407号公報
上記のようなダイクッション装置では、油圧室の油がバネとして作用することにより衝突時の衝撃を緩和し、クッションパッドに加わる荷重を支える。このクッションパッドの荷重はスライドに加えられる押付力に対応している。ここで、油圧室の油をバネと見なすと、バネ定数の低い軟らかいバネが用いられた場合には、荷重の立ち上がりが遅いため、クッションパッドの荷重が目標荷重に達するまでに時間がかかってしまう。この場合、スライドへの押付力が目標値に達するまでに時間がかかる。一方、バネ定数の高い硬いバネが用いられた場合には、荷重の立ち上がりは早くなるが、振動のオーバーシュートとアンダーシュートが発生し易くなる。
本発明の課題は、スライドへの押付力の立ち上がり時間を短縮させることができるダイクッション装置を提供することにある。
第1発明に係るダイクッション装置は、クッションパッドと、支持部と、サーボモータと、緩衝装置と、を備える。支持部は、クッションパッドを支持する。サーボモータは、支持部を昇降させることによりクッションパッドを昇降させる。緩衝装置は、減衰部と弾性部とを有し、クッションパッドと支持部との間での衝撃を緩和させる。減衰部は、支持部に対するクッションパッドの相対速度に応じた反力を生じさせる。弾性部は、支持部に対するクッションパッドの相対変位に応じた反力を生じさせる。緩衝装置は、クッションパッドと支持部との間に設けられ液体が充填された液圧室と、液圧室に接続され液体が通過する液体流路とをさらに有する。弾性部は、液体流路に設けられたアキュムレータであり、減衰部は、液体流路においてアキュムレータと液圧室との間においてアキュムレータ側から液圧室側への逆流を防止する逆止弁と直列に設けられた絞りである。
このダイクッション装置では、緩衝装置に減衰部を設けることにより、緩衝装置での荷重の立ち上がり時間を短縮させることができる。これにより、スライドへの押付力の立ち上がり時間を短縮させることができる。また、緩衝装置に弾性部と減衰部とが併設されるので、弾性部によって、緩衝装置での荷重を安定させることができる。また、弾性部による荷重の立ち上がりの遅さが、減衰部によって補われ、荷重の立ち上がり時間を短縮させることができる。
本発明では、緩衝装置に減衰部を設けることにより、緩衝装置での荷重の立ち上がり時間を短縮させることができる。これにより、スライドへの押付力の立ち上がり時間を短縮させることができる。
1.構成
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
1−1.プレス機械1の全体構成
図1はプレス機械1の構成を示す模式図である。このプレス機械1は、スライド2と、ボルスタ3と、上型4および下型5と、スライド駆動機構6と、ダイクッション装置7とを備える。
スライド2は、上下方向に移動可能に設けられている。ボルスタ3は、スライド2の下方に配置されており、スライド2と対向している。スライド駆動機構6はスライド2の上方に配置されており、スライド2を昇降させる。上型4は、スライド2の下部に取り付けられている。下型5はボルスタ3の上部に取り付けられている。ボルスタ3及び下型5には上下方向に貫通する複数の孔が設けられており、これらの孔には、後述する複数のクッションピン8が挿通される。スライド駆動機構6は、スライド2を昇降させ、上型4を下型5に押し付ける。これにより、上型4と下型5との間に配置された加工対象部材(以下、「ワーク9」と呼ぶ)が所望の形状にプレス加工される。ダイクッション装置7は、スライド2に対する押付力を生じさせる装置である。
1−2.ダイクッション装置7の構成
以下、図1〜図3に基づいて、ダイクッション装置7の構成について詳細に説明する。図2はダイクッション装置7の模式図である。図3はダイクッション装置7の上面図である。ダイクッション装置7は、複数のクッションピン8と、ブランクホルダ10と、クッションパッド11と、緩衝装置12と、支持部13と、駆動部14と、各種の検出部15〜17(図5参照)と、制御部18(図5参照)とを備える。
図1に示すように、クッションピン8は、ボルスタ3及び下型5に設けられた孔に上下方向に移動可能に挿入されている。クッションピン8の上端はブランクホルダ10に当接している。また、クッションピン8の下端は、クッションパッド11に当接している。
ブランクホルダ10は、上型4の下方に配置されている。ブランクホルダ10は、上型4が下型5に近接するように下方に移動した際に、ワーク9を介して上型4に押圧されるように配置されている。
クッションパッド11は、スライド2からの力を受ける部材であり、ボルスタ3の下方に配置されたベッド9内に設けられている。クッションパッド11は、ベッド9内において上下方向に移動可能に設けられている。なお、ベッド9の内壁面間にはビーム6が設けられており、ビーム6によってダイクッション装置7が支持されている。図3に示すように、クッションパッド11の各側面とその各側面に対向するベッド9の内壁面との間には複数のガイド19が設けられている。ガイド19は、互いに係合する一対のインナーガイド19aとアウターガイド19bとを有している。インナーガイド19aはクッションパッド11の各側面に設けられている。アウターガイド19bはベッド9の内壁面に設けられている。ガイド19はクッションパッド11を上下方向に案内する。なお、図3においては、複数のガイド19のうちの1つにのみ符号を付して、他のガイド19の符号は省略している。
図2に示すように、緩衝装置12は、クッションパッド11と支持部13との間で衝撃を緩和させる装置であり、シリンダ21と、ピストン22と、油圧回路24(図4参照)とを有する。
シリンダ21は、クッションパッド11の下部に取り付けられている。シリンダ21は、下方向に開口した形状を有しており、開口内部の天井面には上方に向けて凹んだ凹部21aが設けられている。
ピストン22はシリンダ21の内部に摺動可能に収容される。また、ピストン22は上方に突出した凸部22aを有しており、ピストン22の凸部22aはシリンダ21の凹部21aに挿入される。シリンダ21とピストン22との間には、円環状の油圧室23が形成される。この油圧室23の軸心は、後述するロッド45及びボールねじ46の軸心と一致している。油圧室23には衝撃緩和用の油が充填されている。
油圧回路24の構成を示す概略図を図4に示す。油圧回路24は、油圧室23に接続されており、油圧室23との間で、油の供給と排出とを自在に行うことができる。
油圧回路24は、アキュムレータ31と、第1リリーフバルブ32と、オリフィス33と、冷却器34と、第2リリーフバルブ40と、圧力センサ35と、複数の流路36〜39とを有する。
アキュムレータ31は、第1流路36を介して油圧室23と接続されている。
第1リリーフバルブ32は、第1流路36に設けられており、第1流路36の油圧すなわち油圧室23の油圧が所定の第1リリーフ圧以上である場合に開かれる。第1リリーフ圧は、上型4とワーク9とが接した際に油圧室23に作用する油圧によって第1リリーフバルブ32が開かれるように設定されている。
オリフィス33は、第1流路36から分岐した第2流路37に設けられている。なお、第2流路37には、可変絞り弁41と逆止弁42とが設けられており、第1流路36側への油の逆流が防止されている。
冷却器34は、第1流路36から分岐した第3流路38に設けられている。第3流路38は、第1流路36の油圧室23側とは反対側において第2流路37と接続されている。冷却器34は、オリフィス33を通過して温度が上昇した油を冷却する。なお、第3流路38には、可変絞り弁43と逆止弁44とが設けられており、第1流路36の油圧室23側から冷却器34に油が流れることが防止されている。
第2リリーフバルブ40は、第1流路36から分岐した第4流路39に設けられている。第4流路39は、第1流路36と反対側において油タンクと接続されている。第2リリーフバルブ40は、油圧室23の油圧が所定の第2リリーフ圧以上である場合に開かれる。第2リリーフ圧は、上述した第1リリーフ圧よりも高い圧力に設定されている。第2リリーフバルブ40は、油圧室23の油圧が過剰に高くなった場合に開かれることにより、クッションパッド11に過剰な荷重が加えられることを防止することができる。なお、第2リリーフバルブ40が作動するとプレス機械1は非常停止する。また、復帰する際には、図示しない油圧供給手段から油圧回路24に油が供給される。
圧力センサ35は、第1流路36の油圧、すなわち、油圧室23の油圧を検出する。
図2に示す支持部13は、クッションパッド11を支持する部分であり、ロッド45を有している。ロッド45の上端は、ピストン22の下端に当接している。ロッド45の上端には球面状の当接面が形成される。ロッド45の上端が球面形状であることにより、仮にクッションパッド11が傾いたとしても、ロッド45全体には軸方向の力のみが働く。このような構造によって偏心荷重によるロッド45の損傷が防止される。ロッド45の下端はボールねじ46のねじ部46aの上端に接続される。
駆動部14は、ボールねじ46と、大プーリー47と、小プーリー48と、サーボモータ49とを有する。
ボールねじ46は、ねじ部46aとナット部46bとを有する。ねじ部46aはナット部46bに螺合されている。ねじ部46aの上端は、ロッド45の下端と接続されている。ナット部46bの下端は大プーリー47の上端に接続されている。また、ナット部46bは、ビーム6に対してベアリングなどで軸支されている。小プーリー48はサーボモータ49の回転軸に接続されている。大プーリー47と小プーリー48にはベルト50が巻架されており、互いの動力を伝達可能となっている。
サーボモータ49は回転軸を有し、電流の供給によって回転軸が正逆回転する。サーボモータ49に電流が供給され回転軸が回転すると、小プーリー48が回転する。小プーリー48の回転はベルト50を介して大プーリー47に伝達され、これにより、大プーリー47が回転する。大プーリー47はナット部46bに接続されているため、大プーリー47の回転と共にナット部46bが回転する。ナット部46bが回転すると、ねじ部46aがナット部46bに沿って上下方向に直線的に移動する。これにより、ロッド45が上下方向に移動し、ピストン22、油圧室23、シリンダ21と共にクッションパッド11が昇降する。このように、サーボモータ49は、支持部13を昇降させることによりクッションパッド11を昇降させる。
図5に示すように、各種の検出部15〜17には、第1速度検出部15、第2速度検出部16、位置検出部17がある。
第1速度検出部15は、スライド2の速度を検出する。
第2速度検出部16は、支持部13の速度を検出する。第2速度検出部16は、例えば、サーボモータ49の回転軸の周囲に設けられたエンコーダであり、サーボモータ49の回転速度を検出する。
位置検出部17は、クッションパッド11の位置を検出する。位置検出部17は、例えば、クッションパッド11とベッド9との間に設けられたリニアスケールであり、クッションパッド11の昇降位置を検出する。
これらの検出部15〜17によって検出された情報は、検出信号として制御部18に送られる。
制御部18は、サーボモータ49への供給電流を制御することによって、サーボモータ49を制御する。制御部18は、サーボモータ49を制御することによって、クッションパッド11の位置および速度を制御する。また、制御部18は、クッションパッド11からスライド2に加えられる押付力を制御する。制御部18によって実行されるダイクッション装置7の制御については後に詳細に説明する。
2.ダイクッション装置7の動作
2−1.クッションパッド11の動作
図6はスライド2とクッションパッド11の動作を示す図であり、時間の経過に伴うスライド2とクッションパッド11の位置の変化を示している。図6において、破線L1は、スライド2の位置の変化を示しており、実線L2はクッションパッド11の位置の変化を示している。
まず、時点t1からt2までの間は、クッションパッド11の予備加速が行われる。この予備加速では、上型4とワーク9とが接する際の衝撃を緩和するためにクッションパッド11を予め下方に移動させる。この予備加速の間は、制御部18において位置フィードバック制御が行われており、クッションパッド11の位置検出値が予め設定された位置パターンに追従するようにクッションパッド11の位置が制御される。クッションパッド11はその制御内容に応じて下降する。なお、位置フィードバック制御の内容については後に詳述する。
時点t2では上型4とワーク9とが接する。なお、以下の説明において「衝突時」というときは、上型4とワーク9とが接した時点t2を意味するものとする。時点t2からt3までの間はスライド2とクッションパッド11とが一体となって下降し、ワーク9がプレス加工される。この間は制御部18で圧力フィードバック制御が行われており、油圧室23の油圧の検出値が予め設定された圧力パターンに追従するようにクッションパッド11に加えられる荷重が制御される。クッションパッド11はその制御内容に応じて下降する。なお、圧力フィードバック制御の内容については後に詳述する。
時点t3でスライド2とクッションパッド11は下死点に達する。時点t3からt4までの間はスライド2とクッションパッド11が一体となって補助リフトストロークD1だけ上昇する。
時点t4からt5までの間、クッションパッド11はロッキングし上昇動作を一旦停止する。そして、時点t5でクッションパッド11は再び上昇動作を開始する。
なお、時点t3からt5までの間は、制御部18で位置フィードバック制御が行われ、クッションパッド11の位置検出値が予め設定された位置パターンに追従するように、クッションパッド11の位置が制御される。クッションパッド11はその制御内容に応じて上昇する。
2−2.緩衝装置12の動作
スライド2が下方に移動することにより上型4がワーク9に接触すると、スライド2からの力が上型4、ワーク9、ブランクホルダ10、クッションピン8を介してクッションパッド11に伝達される。このとき、油圧室23に充填された油はクッションパッド11に瞬間的に作用する力を吸収する。このため、衝突時にクッションパッド11がスライド2から受ける瞬間的な荷重は、緩衝装置12によって緩和される。以下、この場合の緩衝装置12の動作について説明する。
上型4とワーク9とが接触する直前には、クッションパッド11および支持部13は、上述したように予備加速により共に下方に移動している。そして、上型4とワーク9とが接触して、クッションパッド11にスライド2からの荷重が作用すると、クッションパッド11は支持部13に対して相対的に下方に移動する。これにより、油圧室23が圧縮され、油圧室23内の油が油圧回路24に送られる。
図4を参照して、油圧回路24に送られた油は、第1流路36を通り、アキュムレータ31に送られる。これにより、アキュムレータ31は、支持部13に対するクッションパッド11の相対変位に応じた反力を緩衝装置12において生じさせる。また、油圧回路24に送られた油は、第2流路37を通り、オリフィス33を通過する。これにより、オリフィス33は、支持部13に対するクッションパッド11の相対速度に応じた反力を緩衝装置12において生じさせる。その結果、クッションパッド11には、アキュムレータ31による反力とオリフィス33による反力との合力が荷重として作用する。なお、アキュムレータ31に蓄えられた油は、時点t4後の荷重が抜けるときに油圧室23に戻される。
アキュムレータ31による荷重の時間に対する変化の一例を図7(a)に示す。このアキュムレータ31は、比較的低いバネ定数を有しており、荷重の立ち上がりは遅いが、オーバーシュートすることなく目標荷重まで単調増加している。
また、オリフィス33による荷重の時間に対する変化の一例を図7(b)に示す。衝突時初期においては、上型4とワーク9との接触により比較的大きな相対速度が生じる。このため、衝突初期においては、オリフィス33による荷重は大きな値を示し、その後、直ぐにゼロに収束する。
上述したように、クッションパッド11には、アキュムレータ31による荷重とオリフィス33による荷重との合力が作用する。従って、クッションパッド11に作用する荷重の時間に対する変化は、図8に示すような波形になる。この荷重の変化では、荷重の立ち上がりが非常に早く、且つ、立ち上がり後は荷重が迅速に安定する。
3.ダイクッション装置7の制御
次に、制御部18によって実行されるダイクッション装置7の制御について図5に基づいて説明する。制御部18は、圧力指令演算部61、圧力制御部62、速度差指令部63、速度制御部64、位置指令演算部65、位置制御部66、制御切換部67を有しており、これらの各部の機能により、以下に示す圧力フィードバック制御と位置フィードバック制御とを選択的に実行する。なお、図5は、制御部18によって実行されるフィードバック制御を示す制御ブロック図である。
3−1.圧力フィードバック制御
まず、圧力フィードバック制御について説明する。
圧力指令演算部61は、時間とクッションパッド11に生ずる圧力(以下、「クッション圧」と呼ぶ)との所望の対応関係を示す圧力パターンを記憶している。圧力指令演算部61は、圧力パターンを用いて時間に対応するクッション圧を求め、圧力制御信号Spとして出力する。
一方、油圧室23の油圧が圧力センサ35で検出され、その値は、圧力フィードバック信号Spfとして出力される。そして、圧力制御信号Spの値から圧力フィードバック信号Spfの値が減算され、圧力補正信号Spcが生成される。圧力制御部62は圧力補正信号Spcに基づいてサーボモータ49の適切な速度を求め、モータ速度制御信号Sr1として出力する。
また、スライド2の速度が第1速度検出部15によって検出され、その値はスライド速度信号Ssvとして出力される。そして、モータ速度制御信号Sr1の値にスライド速度信号Ssvの値が加算されて、モータ速度指令信号Sr2が生成される。
一方、支持部13の速度が第2速度検出部16によって検出され、その値は、速度フィードバック信号Srfとして出力される。そして、モータ速度指令信号Sr2の値から速度フィードバック信号Srfの値が減算され、第1速度補正信号Sc1が生成される。
次に、速度差指令部63から速度差指令信号Svcが出力され、第1速度補正信号Sc1の値から速度差指令信号Svcの値が減算されて、第2速度補正信号Sc2が生成される。ここで、速度差指令信号Svcは、スライド2の速度と支持部13の速度との間に所定の速度差が生じるようにサーボモータ49を制御するための信号である。具体的には、速度差指令部63は、図9に示すような、速度差パターンを記憶しており、速度差指令部63は、速度差パターンを用いて時間に対応する速度差を求め、速度差指令信号Svcとして出力する。
この速度差パターンは、衝突時以降の所定の第1時点においてピークとなり、第1時点以降は時間の経過に応じて減少するように変化する。この速度差パターンの形状は、図10に示す理想減衰力(ハッチングを付した部分参照)に対応している。図10において、破線L3は衝突時におけるクッションパッド11の目標荷重を示しており、実線L4は、衝突時において緩衝装置12のアキュムレータ31によって生じる荷重の変化を示している。すなわち、理想減衰力は、目標荷重とアキュムレータ31による荷重との差である。そして、上記の速度差パターンは、緩衝装置12のオリフィス33による減衰力が理想減衰力と一致するように設定される。
例えば、速度差パターンは、以下の式で表せる。

ここで、Vc:速度差指令値、t:時刻、h:ピーク高さ、B:時定数、τ:時間遅れ、である。なお、衝突時から時間τだけ遅れた時点を原点としている。
また、上記のh,B,τは、衝突速度v、押付力F,アキュムレータ31の初期体積V0、アキュムレータ31の初期圧P0、成型サイクル数SPMの関数として以下のように与えられる。

ここで、衝突速度vは、スライド2のクッションパッド11に対する衝突時の相対速度である。押付力Fは、クッションパッド11からスライド2に与えられる力である。アキュムレータ31の初期体積V0は、衝突前におけるアキュムレータ31内のガスの体積である。アキュムレータ31の初期圧P0は、衝突前におけるアキュムレータ31内のガスの圧力すなわちアキュムレータ31内の油の圧力である。成型サイクル数SPMは、単位時間(例えば1分間)当たりの成型回数すなわち単位時間当たりのスライド2の往復数である。
図5に戻り、第2速度補正信号Sc2は、速度制御部64に出力される。速度制御部64では第2速度補正信号Sc2に基づいてサーボモータ49への適切な供給電流値が求められ、供給電流Iとしてサーボモータ49に供給される。これにより、サーボモータ49はクッションパッド11を駆動し、クッションパッド11はスライド2に対して上向きの押付力を発生させながら下降する。これにより、設定されたクッション圧が得られる。
3−2.位置フィードバック制御
次に、位置フィードバック制御について説明する。
位置指令演算部65は、時間とクッションパッド11の位置との所望の対応関係を示す位置パターンを記憶している。位置指令演算部65は、位置パターンを用いて時間に対応するクッション位置を求め、位置制御信号Shとして出力する。
一方、クッションパッド11の高さ位置は位置検出部17によって検出され、その値は位置フィードバック信号Shfとして出力される。そして、位置制御信号Shの値から位置フィードバック信号Shfの値が減算されて、位置補正信号Shcが生成される。位置補正信号Shcは位置制御部66に出力される。位置制御部66では位置補正信号Shcに基づいてサーボモータ49の適切な速度が求められ、モータ速度制御信号Sr3が出力される。以降の信号の流れは圧力フィードバック制御と同じである。ただし、位置フィードバック制御が行われている間は、速度差指令部63からの速度差指令信号Svcの値はゼロになっている。
なお、圧力フィードバック制御と位置フィードバック制御とは制御切換部67によって切り換えられる。
4.特徴
このダイクッション装置7では、緩衝装置12にアキュムレータ31とオリフィス33とが併設される。このため、衝突時におけるワーク9の上型4への押付力を安定させることができる。また、アキュムレータ31による押付力の立ち上がりの遅さが、オリフィス33によって補われ、押付力の立ち上がり時間を短縮させることができる。
また、このダイクッション装置7では、アキュムレータ31による押付力の立ち上がりの遅さがオリフィス33によって補われるように、スライド2の速度と支持部13の速度との速度差が制御される。これにより、衝突時における押付力を精度よく制御することができる。
5.他の実施形

上記の実施形態では、スライド2の速度が検出され、スライド2の速度と支持部13の速度との速度差が制御されているが、クッションパッド11の速度が検出され、クッションパッド11の速度が上記のスライド2の速度と見なして用いられてもよい。

速度差パターンは、上記のものに限られず、アキュムレータ31による押付力の立ち上がりの遅さを補うものであればよい。

上記の実施形態では、緩衝装置12において油が用いられているが、衝撃を吸収する液体として別種のものが用いられてもよい。

上記の実施形態では、オリフィス33が用いられているが、絞りとして作用する他の装置が用いられてもよい。

第1速度検出部15は、スライドの位置を検出し、その検出値を微分することでスライド速度を算出する手段であってもよい。
また、第2速度検出部16は、サーボモータ49の回転軸の回転角度を検出し、その検出値を微分することで回転速度を算出してもよい。
本発明は、スライドへの押付力の立ち上がり時間を短縮させることができる効果を有し、ダイクッション装置として有用である。
プレス機械の構成を示す正面図。 ダイクッション装置の構成を示す部分拡大図。 ダイクッション装置の上面図。 油圧回路の構成図。 ダイクッション装置の制御ブロック図。 スライドとクッションパッドとの動作を示す図。 アキュムレータおよびオリフィスによる荷重の変化を示すグラフ。 緩衝装置による荷重の変化を示すグラフ。 速度差指令値の変化を示すグラフ。 アキュムレータによる荷重の変化および目標荷重の変化を示すグラフ。
7 ダイクッション装置
11 クッションパッド
12 緩衝装置
13 支持部
23 油圧室(液圧室)
31 アキュムレータ(弾性部)
33 オリフィス(絞り)
36 第1流路(液体流路)
37 第2流路(液体流路)
49 サーボモータ

Claims (1)

  1. クッションパッドと、
    前記クッションパッドを支持する支持部と、
    前記支持部を昇降させることにより前記クッションパッドを昇降させるサーボモータと、
    前記支持部に対する前記クッションパッドの相対速度に応じた反力を生じさせる減衰部と、前記支持部に対する前記クッションパッドの相対変位に応じた反力を生じさせる弾性部とを有し、前記クッションパッドと前記支持部との間での衝撃を緩和させる緩衝装置と、
    を備え、
    前記緩衝装置は、前記クッションパッドと前記支持部との間に設けられ液体が充填された液圧室と、前記液圧室に接続され液体が通過する液体流路とをさらに有し、
    前記弾性部は、前記液体流路に設けられたアキュムレータであり、
    前記減衰部は、前記液体流路において前記アキュムレータと前記液圧室との間において前記アキュムレータ側から前記液圧室側への逆流を防止する逆止弁と直列に設けられた絞りである、
    ダイクッション装置。
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