JP2006212664A - ダイクッション制御装置 - Google Patents

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裕一 鈴木
Niei Shiragami
二栄 白神
Yukio Hata
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Abstract

【課題】 ダイクッションパッドの圧力制御の精度を向上させることのできるダイクッション制御装置を提供する。
【解決手段】 位置・圧力制御切換部51の切換動作によって圧力フィードバック制御が選択された際に、速度比較部52は、圧力制御部50からの速度指令信号vpcにスライド速度演算部43からの速度フィードフォワード信号vを加算した信号と、ダイクッションパッド速度演算部44からの速度フィードバック信号vとを比較して速度偏差信号eを出力するように構成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、プレス機械におけるスライドの動作と同期してダイクッションパッドの動作を制御するダイクッション制御装置に関するものである。
従来、電動サーボモータにより駆動されるダイクッションパッドの昇降動作を制御するダイクッション制御装置として、例えば特許文献1にて提案されているものが知られている。この特許文献1に係るダイクッション制御装置においては、電動サーボモータの電流値に基づいてダイクッションパッドに生ずる負荷、言い換えれば圧力(以下、この圧力を「クッション圧」という。)を求め、求められたクッション圧が予め設定されたクッション圧の圧力パターンに追従するように電動サーボモータを制御するようにされている。
特開平10−202327号公報
しかしながら、前記特許文献1に係るダイクッション制御装置では、電動サーボモータの電流値に基づきクッション圧を間接的に求めてフィードバック制御する所謂セミクローズドループ方式が採用されているために、クッション圧を高精度に制御することができず、ワークの破断やひずみが発生する恐れがあるという問題点がある。
本発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、ダイクッションパッドの圧力制御の精度を向上させることのできるダイクッション制御装置を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、第1発明によるダイクッション制御装置は、
電動サーボモータにより駆動されるダイクッションパッドの昇降動作を、プレス機械におけるスライドの昇降動作と同期させて制御するダイクッション制御装置において、
(a)前記ダイクッションパッドの速度検出信号を出力するダイクッションパッド速度検出手段、
(b)前記ダイクッションパッドに生ずる圧力を検出しその検出値に基づく圧力検出信号を出力する圧力検出手段、
(c)前記スライドの速度検出信号を出力するスライド速度検出手段、
(d)前記ダイクッションパッドにおいて発生させる圧力の目標値を、予め設定された圧力パターンを参照することで求めその求められた目標値に基づく圧力指令信号を出力する圧力指令信号出力部、
(e)前記圧力指令信号出力部からの圧力指令信号と、前記圧力検出手段からの圧力検出信号とを比較して圧力偏差信号を出力する圧力比較部、
(f)前記圧力比較部からの圧力偏差信号に基づいて速度指令信号を出力する圧力制御部、
(g)前記圧力制御部からの速度指令信号に前記スライド速度検出手段からの速度検出信号を加算した信号と、前記ダイクッションパッド速度検出手段からの速度検出信号とを比較して速度偏差信号を出力する速度比較部、
(h)前記速度比較部からの速度偏差信号に基づいてモータ電流指令信号を出力する速度制御部および
(i)前記速度制御部からのモータ電流指令信号に応じた電流を前記電動サーボモータに供給するサーボアンプ
を備えることを特徴とするものである。
次に、第2発明によるダイクッション制御装置は、
電動サーボモータにより駆動されるダイクッションパッドの昇降動作を、プレス機械におけるスライドの昇降動作と同期させて制御するダイクッション制御装置において、
(a)前記ダイクッションパッドの位置検出信号を出力するダイクッションパッド位置検出手段、
(b)前記ダイクッションパッドの速度検出信号を出力するダイクッションパッド速度検出手段、
(c)前記ダイクッションパッドに生ずる圧力を検出しその検出値に基づく圧力検出信号を出力する圧力検出手段、
(d)前記スライドの速度検出信号を出力するスライド速度検出手段、
(e)前記ダイクッションパッドの位置の目標値を、予め設定された位置パターンを参照することで求めその求められた目標値に基づく位置指令信号を出力する位置指令信号出力部、
(f)前記位置指令信号出力部からの位置指令信号と、前記ダイクッションパッド位置検出手段からの位置検出信号とを比較して位置偏差信号を出力する位置比較部、
(g)前記位置比較部からの位置偏差信号に基づいて速度指令信号を出力する位置制御部、
(h)前記ダイクッションパッドにおいて発生させる圧力の目標値を、予め設定された圧力パターンを参照することで求めその求められた目標値に基づく圧力指令信号を出力する圧力指令信号出力部、
(i)前記圧力指令信号出力部からの圧力指令信号と、前記圧力検出手段からの圧力検出信号とを比較して圧力偏差信号を出力する圧力比較部、
(j)前記圧力比較部からの圧力偏差信号に基づいて速度指令信号を出力する圧力制御部、
(k)前記ダイクッションパッドの位置を制御する位置制御と、前記ダイクッションパッドに生ずる圧力を制御する圧力制御とを切り換える位置・圧力制御切換手段、
(l)前記位置・圧力制御切換手段による切換動作にて前記位置制御が選択された場合に、前記位置制御部からの速度指令信号と、前記ダイクッションパッド速度検出手段からの速度検出信号とを比較して速度偏差信号を出力し、前記位置・圧力制御切換手段による切換動作にて前記圧力制御が選択された場合に、前記圧力制御部からの速度指令信号に前記スライド速度検出手段からの速度検出信号を加算した信号と、前記ダイクッションパッド速度検出手段からの速度検出信号とを比較して速度偏差信号を出力する速度比較部、
(m)前記速度比較部からの速度偏差信号に基づいてモータ電流指令信号を出力する速度制御部および
(n)前記速度制御部からのモータ電流指令信号に応じた電流を前記電動サーボモータに供給するサーボアンプ
を備えることを特徴とするものである。
次に、第3発明によるダイクッション制御装置は、
電動サーボモータにより駆動されるダイクッションパッドの昇降動作を、プレス機械におけるスライドの昇降動作と同期させて制御するダイクッション制御装置において、
(a)前記ダイクッションパッドの速度検出信号を出力するダイクッションパッド速度検出手段、
(b)前記ダイクッションパッドに生ずる圧力を検出しその検出値に基づく圧力検出信号を出力する圧力検出手段、
(c)前記ダイクッションパッドにおいて発生させる圧力の目標値を、予め設定された圧力パターンを参照することで求めその求められた目標値に基づく圧力指令信号を出力する圧力指令信号出力部、
(d)前記圧力指令信号出力部からの圧力指令信号と、前記圧力検出手段からの圧力検出信号とを比較して圧力偏差信号を出力する圧力比較部、
(e)前記圧力比較部からの圧力偏差信号に比例する大きさの出力信号に、当該圧力偏差信号の積分値に比例する大きさの出力信号を加算した信号に基づき速度指令信号を出力する圧力制御部、
(f)前記圧力制御部からの速度指令信号と、前記ダイクッションパッド速度検出手段からの速度検出信号とを比較して速度偏差信号を出力する速度比較部、
(g)前記速度比較部からの速度偏差信号に基づいてモータ電流指令信号を出力する速度制御部および
(h)前記速度制御部からのモータ電流指令信号に応じた電流を前記電動サーボモータに供給するサーボアンプ
を備えることを特徴とするものである。
次に、第4発明によるダイクッション制御装置は、
電動サーボモータにより駆動されるダイクッションパッドの昇降動作を、プレス機械におけるスライドの昇降動作と同期させて制御するダイクッション制御装置において、
(a)前記ダイクッションパッドの位置検出信号を出力するダイクッションパッド位置検出手段、
(b)前記ダイクッションパッドの速度検出信号を出力するダイクッションパッド速度検出手段、
(c)前記ダイクッションパッドに生ずる圧力を検出しその検出値に基づく圧力検出信号を出力する圧力検出手段、
(d)前記ダイクッションパッドの位置の目標値を、予め設定された位置パターンを参照することで求めその求められた目標値に基づく位置指令信号を出力する位置指令信号出力部、
(e)前記位置指令信号出力部からの位置指令信号と、前記ダイクッションパッド位置検出手段からの位置検出信号とを比較して位置偏差信号を出力する位置比較部、
(f)前記位置比較部からの位置偏差信号に基づいて速度指令信号を出力する位置制御部、
(g)前記ダイクッションパッドにおいて発生させる圧力の目標値を、予め設定された圧力パターンを参照することで求めその求められた目標値に基づく圧力指令信号を出力する圧力指令信号出力部、
(h)前記圧力指令信号出力部からの圧力指令信号と、前記圧力検出手段からの圧力検出信号とを比較して圧力偏差信号を出力する圧力比較部、
(i)前記圧力比較部からの圧力偏差信号に比例する大きさの出力信号に、当該圧力偏差信号の積分値に比例する大きさの出力信号を加算した信号に基づき速度指令信号を出力する圧力制御部、
(j)前記ダイクッションパッドの位置を制御する位置制御と、前記ダイクッションパッドに生ずる圧力を制御する圧力制御とを切り換える位置・圧力制御切換手段、
(k)前記位置・圧力制御切換手段による切換動作にて前記位置制御が選択された場合に、前記位置制御部からの速度指令信号と、前記ダイクッションパッド速度検出手段からの速度検出信号とを比較して速度偏差信号を出力し、前記位置・圧力制御切換手段による切換動作にて前記圧力制御が選択された場合に、前記圧力制御部からの速度指令信号と、前記ダイクッションパッド速度検出手段からの速度検出信号とを比較して速度偏差信号を出力する速度比較部、
(l)前記速度比較部からの速度偏差信号に基づいてモータ電流指令信号を出力する速度制御部および
(m)前記速度制御部からのモータ電流指令信号に応じた電流を前記電動サーボモータに供給するサーボアンプ
を備えることを特徴とするものである。
第1発明によれば、スライド速度検出信号(速度フィードフォワード信号)によってダイクッションパッド速度検出信号(速度フィードバック信号)が打ち消されるようにされているので、速度フィードバック信号による速度偏差信号の発生を未然に防ぐことができ、圧力制御の精度を向上させることができるという効果を奏する。
第2発明によれば、前記第1発明と同様の作用効果を得ることができる。さらに、本発明によれば、位置・圧力制御切換手段の切換動作によって位置制御と圧力制御とが加工条件に応じて切り換えられるので、絞り加工等のプレス加工を良好に行うことができるという効果を奏する。
第3発明によれば、圧力制御部からは圧力偏差信号に見合う大きさで、かつ圧力偏差信号がある限りその大きさが増加するような速度指令信号が出力されるので、圧力偏差を迅速かつ確実に減少させることができる。したがって、前記第1発明と同様に、圧力制御の精度を向上させることができる。さらに、前記第1発明では必要とされるスライド速度検出手段が本発明では不要となるので、装置構成の簡素化を図ることができるという利点がある。
第4発明によれば、前記第3発明と同様の作用効果を得ることができる。さらに、本発明によれば、位置・圧力制御切換手段の切換動作によって位置制御と圧力制御とが加工条件に応じて切り換えられるので、絞り加工等のプレス加工を良好に行うことができる。
次に、本発明によるダイクッション制御装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
〔第1の実施形態〕
図1には、本発明の第1の実施形態に係るプレス機械の概略構成図が示されている。また、図2には図1におけるA部拡大図が、図3には図1におけるB−B視要部断面図が、それぞれ示されている。また、図4には第1の実施形態に係るダイクッションの概略構成図が示されている。
図1に示されるプレス機械1は、本体フレーム2に昇降自在に支承されてスライド駆動機構3により昇降駆動されるスライド4と、このスライド4と対向配置でベッド5上に取着されるボルスタ6とを備えている。前記スライド4の下面には上型7が取り付けられるとともに、前記ボルスタ6の上面には下型8が取り付けられている。こうして、スライド4の昇降動作により、上型7と下型8との間に配されたワーク9に対しプレス加工(絞り加工)が施される。
前記本体フレーム2とスライド4との間には、図2に示されるように、スライド4の位置を検出するリニアスケール10が設けられている。このリニアスケール10は、スケール部11とヘッド部12とを有してなり、スケール部11は本体フレーム2の内側面の所定位置に取着されるとともに、ヘッド部12はスケール部11に近接するようにしてスライド4の側面に取着され、スライド4の昇降動作に伴いヘッド部12がスケール部11に沿って移動するようにされている。そして、ヘッド部12はスライド4の位置に応じたスライド位置検出信号hを出力する。このヘッド部12から出力されたスライド位置検出信号hは、後述するコントローラ41に入力される。なお、リニアスケール10および後述するスライド速度演算部43を含む構成が、本発明における「スライド速度検出手段」に対応する。
前記ベッド5には、ダイクッション13が内蔵されている。このダイクッション13は、所要のダイクッションピン14と、ベッド5内においてそのベッド5に昇降自在に支持されるダイクッションパッド15と、このダイクッションパッド15を昇降駆動するダイクッションパッド駆動機構16とを備えて構成されている。
前記各ダイクッションピン14は、ボルスタ6および下型8のそれぞれに形成された上下方向に貫通する孔に挿通されている。各ダイクッションピン14において、その上端は下型8の凹部に配されたブランクフォルダ17に当接されるとともに、その下端はダイクッションパッド15に当接されている。
前記ダイクッションパッド15の各側面とその各側面に対向するベッド5の内壁面との間には、図3および図4に示されるように、ダイクッションパッド15を上下方向に案内する複数個(本実施形態では8個)のガイド部材18が設けられている。各ガイド部材18は、互いに係合する一対のインナーガイド19とアウターガイド20とからなり、ダイクッションパッド15の各側面にインナーガイド19が取り付けられ、ベッド5の内壁面にアウターガイド20が取り付けられている。こうして、ダイクッションパッド15は、ベッド5内においてそのベッド5に昇降自在に支持されている。
前記ダイクッションパッド駆動機構16は、図4に示されるように、駆動源としての電動サーボモータ21と、ダイクッションパッド15の昇降手段としてのボールねじ機構22と、電動サーボモータ21とボールねじ機構22との間の動力伝達経路に配される巻掛け伝動機構23および連結部材24とを備え、ダイクッションパッド15と電動サーボモータ21との間で互いの動力が伝達自在に構成されている。前記電動サーボモータ21は、回転軸を有する回転式のACサーボモータであり、当該電動サーボモータ21への供給電流iの制御によって回転軸の回転速度や回転力が制御されるようになっている。この電動サーボモータ21の本体部分は、ベッド5の内壁面間に架設されたビーム25に固定されている。前記ボールねじ機構22は、ねじ部26とそのねじ部26に螺合するナット部27とを有してなり、ナット部27から入力された回転動力をねじ部26で直線動力に変換して出力する機能を有している。このボールねじ機構22において、ねじ部26の上端部はダイクッションパッド15の下端部に結合され、ねじ部26の下端部は連結部材24の中心部に形成された空間内において進退可能に配され、ナット部27の下端部は連結部材24の上端部に結合されている。前記連結部材24は、所要のベアリングおよびそれらベアリングを収容する軸受ハウジングよりなる軸受装置28を介して前記ビーム25に支持されている。前記巻掛け伝動機構23は、電動サーボモータ21の回転軸に固定される小プーリ29と、連結部材24の下端部に固定される大プーリ30との間に、タイミングベルト31が巻装されることによって構成されている。こうして、電動サーボモータ21の回転動力が、小プーリ29、タイミングベルト31、大プーリ30および連結部材24を介してボールねじ機構22におけるナット部27に伝達され、このナット部27に伝達された回転動力によりボールねじ機構22におけるねじ部26が上下方向に移動されてダイクッションパッド15が昇降駆動される。また、電動サーボモータ21への供給電流iを制御することにより、クッションパッド15に与えられる付勢力が制御される。
前記ダイクッションパッド15の側面には、ひずみゲージ32(本発明における「圧力検出手段」に対応する。)が貼着されている。このひずみゲージ32は、ダイクッションパッド15に生ずる負荷、言い換えればダイクッションパッド15がダイクッションピン14を介してブランクフォルダ17に与える付勢力(以下、この負荷を「クッション圧」という。)を検出しその検出値を圧力検出信号pとして出力する。このひずみゲージ32から出力された圧力検出信号pは、後述するコントローラ41に入力される。なお、負荷を圧力あるいは応力として取扱う場合もあり、この明細書では「圧力制御」、「圧力検出手段」、「圧力パターン」、「クッション圧」等のように「圧力」という表現にしている。
前記ダイクッションパッド15とベッド5との間には、ダイクッションパッド15の位置を検出するリニアスケール33(本発明における「ダイクッションパッド位置検出手段」に対応する。)が設けられている。このリニアスケール33は、スケール部34とヘッド部35とよりなり、スケール部34はベッド5の内壁面の所定位置に取着されるとともに、ヘッド部35はスケール部34に近接するようにしてダイクッションパッド15の側面に取着され、ダイクッションパッド15の昇降動作に伴いヘッド部35がスケール部34に沿って移動するようにされている。そして、ヘッド部35は、ダイクッションパッド15の位置に応じたダイクッションパッド位置検出信号hを出力する。このヘッド部35から出力されたダイクッションパッド位置検出信号hは、後述するコントローラ41に入力される。
前記電動サーボモータ21には、エンコーダ36が付設されている。このエンコーダ36は、電動サーボモータ21の回転軸の速度を検出しその検出値をモータ回転速度検出信号ωとして出力する。このエンコーダ36から出力されたモータ回転速度検出信号ωは、後述するコントローラ41に入力される。なお、エンコーダ36および後述するダイクッションパッド速度演算部44を含む構成が、本発明における「ダイクッションパッド速度検出手段」に対応する。
次に、前記ダイクッション13を制御するダイクッション制御装置40の構成について図5のブロック図を用いて以下に説明することとする。
図5に示されるダイクッション制御装置40は、コントローラ41と、このコントローラ41から出力されるモータ電流指令信号iに応じたモータ電流iを前記電動サーボモータ21に供給するサーボアンプ42とを備えている。
前記コントローラ41は、詳細図示による説明は省略するが、各種入力信号を変換・整形する入力インタフェースと、マイクロコンピュータや高速数値演算プロセッサ等を主体に構成され、決められた手順に従って入力データの算術・論理演算を行うコンピュータ装置と、演算結果を制御信号に変換して出力する出力インタフェースとを備えて構成されている。このコントローラ41には、スライド速度演算部43、ダイクッションパッド速度演算部44、位置指令信号出力部45、位置比較部46、位置制御部47、圧力指令信号出力部48、圧力比較部49、圧力制御部50、位置・圧力制御切換部51、速度比較部52および速度制御部53の各種機能部が形成されている。
前記スライド速度演算部43は、スライド位置検出用のリニアスケール10におけるヘッド部12からのスライド位置検出信号hを入力し、この入力信号を時間で微分することによりスライド4の速度(昇降速度)を求め、その結果をスライド速度検出信号vとして出力する機能を有している。
前記ダイクッションパッド速度演算部44は、電動サーボモータ21に付設のエンコーダ36からのモータ回転速度検出信号ωを入力し、この入力信号に基づいてモータ回転速度と所定の関係にあるダイクッションパッド15の速度(昇降速度)を求め、その結果をダイクッションパッド速度検出信号vとして出力する機能を有している。なお、このダイクッションパッド速度演算部44を前記スライド速度演算部43と同様の機能を有するものとしてもよい。すなわち、このダイクッションパッド速度演算部44を、ダイクッションパッド位置検出信号hを時間で微分してその結果からダイクッションパッド速度検出信号vを算出するものとしてもよい。
前記位置指令信号出力部45は、ダイクッションパッド15の位置の目標値を、予め設定された位置パターン54を参照することで求めその求められた目標値に基づく位置指令信号hを生成・出力する機能を有している。ここで、前記位置パターン54は、時間(あるいはプレス角度またはスライド位置)とダイクッションパッド位置との所望の対応関係を示すものである。
前記位置比較部46は、位置指令信号出力部45からの位置指令信号hと、ダイクッションパッド位置検出用のリニアスケール33におけるヘッド部35からのダイクッションパッド位置検出信号hとを比較して位置偏差信号eを出力する機能を有している。
前記位置制御部47は、位置比較部46からの位置偏差信号eを入力しその入力信号に所定の位置ゲインKを乗じて出力する係数器55を備え、位置偏差信号eに見合う大きさの速度指令信号vhcを生成・出力する機能を有している。
前記圧力指令信号出力部48は、ダイクッションパッド15において発生させる圧力(クッション圧)の目標値を、予め設定された圧力パターン56を参照することで求めその求められた目標値に基づく圧力指令信号pを生成・出力する機能を有している。ここで、前記圧力パターン56は、時間(あるいはプレス角度またはスライド位置)とダイクッションパッド15に生ずる圧力との所望の対応関係を示すものである。
前記圧力比較部49は、圧力指令信号出力部48からの圧力指令信号pと、ひずみゲージ32からの圧力検出信号pとを比較して圧力偏差信号eを出力する機能を有している。
前記圧力制御部50は、圧力比較部49からの位置偏差信号eを入力しその入力信号に所定の圧力ゲインKを乗じて出力する係数器57を備え、圧力偏差信号eに見合う大きさの速度指令信号vpcを生成・出力する機能を有している。
前記位置・圧力制御切換部51(本発明(第1発明)における「位置・圧力制御切換手段」に対応する。)は、ダイクッションパッド15の位置を制御する位置制御とダイクッションパッド15に生ずる圧力を制御する圧力制御とを切り換えるものであり、切換器58と開閉器59とを備えて構成されている。前記切換器58は、位置制御部47および圧力制御部50と、速度比較部52との間の信号伝達経路に介挿されている。この切換器58には、b接点を基準にa接点とc接点との接続を切り換えるスイッチ60が設けられている。このスイッチ60によってb接点とa接点とが接続(以下、この接続動作を「b−a接点接続動作」という。)された場合には、位置制御部47からの速度指令信号vhcが速度比較部52へと流れ、一方、同スイッチ60によってb接点とc接点とが接続(以下、この接続動作を「b−c接点接続動作」という。)された場合には、圧力制御部50からの速度指令信号vpcが速度比較部52へと流れるようになっている。一方、前記開閉器59は、スライド速度演算部43と速度比較部52との間の信号伝達経路に介挿されている。この開閉器59には、d接点とe接点とを接断するスイッチ61が設けられている。このスイッチ61によってd接点とe接点とが接続(以下、この接続動作を「d−e接点接続動作」という。)された場合には、スライド速度演算部43からのスライド速度検出信号vが速度比較部52へと流れ、同スイッチ61によってd接点とe接点とが切断(以下、この切断動作を「d−e接点切断動作」という。)された場合には、スライド速度演算部43からのスライド速度検出信号vが速度比較部52に流れないようになっている。
そして、位置制御が行われる際には、前記切換器58におけるb−a接点接続動作にてb接点とa接点とが接続されるとともに、前記開閉器59におけるd−e接点切断動作にてd接点とe接点とが切断される。また、圧力制御が行われる際には、前記切換器58におけるb−c接点接続動作にてb接点とc接点とが接続されるとともに、前記開閉器59におけるd−e接点接続動作にてd接点とe接点とが接続される。
本実施形態においては、上型7とワーク9とが接する第1の切換時機が検知された場合には、位置・圧力制御切換部51における切換動作によって位置制御から圧力制御に切り換えられるとともに、ダイクッションパッド15が下死点に到達する第2の切換時機が検知された場合には、位置・圧力制御切換部51における切換動作によって圧力制御から位置制御に切り換えられるようにされている。ここで、前記第1の切換時機は、ダイクッションパッド15の下降時にひずみゲージ32による圧力検出値が第1の閾値に達したとき(上型7とワーク9とが接してダイクッションパッド15の圧力が発生し始めた場合)、もしくはダイクッションパッド位置検出用のリニアスケール33による検出位置が第1の所定位置に達したとき(上型7とワーク9とが接する位置にダイクッションパッド15が達した場合)である。一方、前記第2の切換時機は、ダイクッションパッド15の下降時にひずみゲージ32による圧力検出値が第2の閾値に達したとき(上型7とワーク9とが離間してダイクッションパッド15の圧力が消失した場合)、もしくはダイクッションパッド位置検出用のリニアスケール33による検出位置が第2の所定位置に達したとき(ダイクッションパッド15が下死点に達した場合)である。
前記速度比較部52は、位置・圧力制御切換部51による切換動作にて位置制御が選択された場合に、位置制御部47からの速度指令信号vhcと、ダイクッションパッド速度演算部44からのダイクッションパッド速度検出信号vとを比較して速度偏差信号eを出力し、位置・圧力制御切換部51による切換動作にて圧力制御が選択された場合に、圧力制御部50からの速度指令信号vpcにスライド速度演算部43からのスライド速度検出信号vを加算した信号と、ダイクッションパッド速度演算部44からのダイクッションパッド速度検出信号vとを比較して速度偏差信号eを出力する機能を有している。
前記速度制御部53は、速度比較部52からの速度偏差信号eを入力しその入力信号に所定の比例ゲインKを乗じて出力する係数器62と、速度比較部52からの速度偏差信号eを入力しその入力信号を積分して出力する積分器63(ブロック内の記号sはラプラス演算子である。)と、この積分器63からの出力信号を入力しその入力信号に所定の積分ゲインKを乗じて出力する係数器64とを備え、係数器62からの出力信号に係数器64からの出力信号を加算してモータ電流指令信号(トルク指令信号)iを生成・出力する機能を有している。この速度制御部53においては、比例動作(P動作)と積分動作(I動作)とを組み合わせた比例+積分動作(PI動作)が行われることにより、当該速度制御部53からは、速度偏差信号eに見合う大きさで、かつ速度偏差信号eがある限りその大きさが増加するようなモータ電流指令信号iが出力され、検出速度が目標速度に迅速かつ正確に一致される。こうして、安定した位置・圧力制御ができるようにされている。
前記サーボアンプ42は、電流比較部65と電流制御部66と電流検出部67とを備えて構成されている。このサーボアンプ42において、電流検出部67は、電動サーボモータ21に供給されるモータ電流iを検出しその検出値をモータ電流検出信号iとして出力する。電流比較部65は、速度制御部53からのモータ電流指令信号iと、電流検出部67からのモータ電流検出信号iとを比較してモータ電流偏差信号eを出力する。電流制御部66は、電流比較部65からのモータ電流偏差信号eに基づいて電動サーボモータ21への供給電流iを制御する。
次に、ダイクッションパッド15の動作と圧力・位置制御との関係について図5および図6を用いて以下に説明する。ここで、図6には、スライド4とダイクッションパッド15の動作説明図が示されており、時間の経過に伴うスライド4とダイクッションパッド15との位置の変化が線図で表わされている。なお、以下の説明において、ダイクッションパッド位置検出用のリニアスケール33におけるヘッド部35からのダイクッションパッド位置検出信号hを「位置フィードバック信号h」と称し、ダイクッションパッド速度演算部44からのダイクッションパッド速度検出信号vを「速度フィードバック信号v」と称し、スライド速度演算部43からのスライド位置検出信号vを「速度フィードフォワード信号v」と称し、ひずみゲージ32からの圧力検出信号pを「圧力フィードバック信号p」と称することとする。また、位置制御を「位置フィードバック制御」と称するとともに、圧力制御を「圧力フィードバック制御」と称することとする。
本実施形態においては、上型7とワーク9とが接する際の衝撃を緩和するために、時刻tから時刻tまでの間、ダイクッションパッド15の予備加速が行われる。この時刻tから時刻tの間は、切換器58におけるb接点とa接点とがスイッチ60によって接続状態とされる一方、開閉器59におけるd接点とe接点とがスイッチ61によって切断状態とされて、位置フィードバック制御が行われる。位置フィードバック制御時において、位置比較部46は、位置指令信号hから位置フィードバック信号hを減じて位置偏差信号eを出力し、位置制御部47は、位置偏差信号eを減少させる速度指令信号vhcを出力し、速度比較部52は、速度指令信号vhcから速度フィードバック信号vを減じて速度偏差信号eを出力し、速度制御部53は、速度偏差信号eを減少させるモータ電流指令信号(トルク指令信号)iを出力し、サーボアンプ42は、モータ電流指令信号iに応じたモータ電流iを電動サーボモータ21に供給する。これにより、リニアスケール33による位置検出値が予め設定された位置パターン54に追従するようにダイクッションパッド15の位置が制御される。
次いで、時刻t(第1の切換時機)において上型7とワーク9とが接すると、切換器59におけるb−c接点接続動作にてb接点とc接点とがスイッチ60によって接続されるとともに、開閉器59におけるd−e接点接続動作にてd接点とe接点とがスイッチ61によって接続されて、位置フィードバック制御から圧力フィードバック制御に切り換えられる。時刻tから時刻tまでの間は、スライド4とダイクッションパッド15とが一体となって下降し、ワーク9に対し絞り加工が施される。この時刻tから時刻tまでの間においては、圧力フィードバック制御が行われる。この圧力フィードバック制御時において、圧力比較部49は、圧力指令信号pから圧力フィードバック信号pを減じて圧力偏差信号eを出力し、圧力制御部50は、圧力偏差信号eを減少させる速度指令信号vpcを出力し、速度比較部52は、速度指令信号vpcに速度フィードフォワード信号vを加算した信号から速度フィードバック信号vを減じて速度偏差信号eを出力し、速度制御部53は、速度偏差信号eを減少させるモータ電流指令信号(トルク指令信号)iを出力し、サーボアンプ42は、モータ電流指令信号iに応じたモータ電流iを電動サーボモータ21に供給する。これにより、ひずみゲージ32による圧力検出値が予め設定された圧力パター56ンに追従するようにダイクッションパッド15のクッション圧が制御される。
次いで、時刻t(第2の切換時機)においてスライド4とダイクッションパッド15とが下死点に達すると、切換器58におけるb−a接点接続動作にてb接点とa接点とがスイッチ60によって接続されるとともに、開閉器59におけるd−e接点切断動作にてd接点とe接点とがスイッチ61によって切断されて、圧力フィードバック制御から位置フィードバック制御に切り換えられる。時刻tから時刻tまでの間は、スライド4とダイクッションパッド15とが一体となって補助リフト分だけ上昇する。時刻tから時刻tまでの間において、ダイクッションパッド15はロッキングし上昇動作を一旦停止する。時刻tにおいて、ダイクッションパッド15は再び上昇動作を開始する。時刻t以降においては、位置フィードバック制御が行われており、前述したような各種信号の流れにより、リニアスケール33による位置検出値が予め設定された位置パターン54に追従するようにダイクッションパッド15の位置が制御される。
図7には、本実施形態におけるダイクッション制御装置に関する圧力フィードバック制御のシミュレーション結果を表わす図で、速度フィードフォワード信号がない場合(a)および速度フィードフォワード信号がある場合(b)がそれぞれ示されている。
圧力フィードバック制御時において速度比較部52に速度フィードフォワード信号vが入力されない場合には、圧力フィードバック信号pの値が圧力指令信号pの値(目標圧力値)に達して速度指令信号vpcの値が零になっても、ダイクッション15はスライド4に押されて動いているので速度フィードバック信号vの値は零にならず、その結果、速度偏差信号eが常に発生する。かかる速度偏差信号eに基づき速度制御部53は電流指令信号(トルク指令信号)iを出力するので、図7(a)に示されるように、圧力偏差が生じてしまう。
一方、圧力フィードバック制御時において速度比較部52に速度フィードフォワード信号vが入力される場合には、速度フィードフォワード信号vが速度フィードバック信号vを打ち消して速度フィードバック信号vによる速度偏差信号eの発生を未然に防ぎ、その結果、図7(b)に示されるように、目標圧力値に圧力検出値が正確に一致する。
本実施形態によれば、位置・圧力制御切換部51の切換動作によって位置フィードバック制御と圧力フィードバック制御とが加工条件に応じて切り換えられるので、絞り加工を良好に行うことができる。また、速度制御部53にはPI動作機能が具備されているので、安定した位置・圧力フィードバック制御を行うことができる。また、圧力フィードバック制御が行われる際には速度フィードフォワード信号vによって速度フィードバック信号vが打ち消されるようにされているので、速度フィードバック信号vによる速度偏差信号eの発生を未然に防ぐことができ、圧力フィードバック制御の精度を向上させることができるという効果を奏する。
なお、本実施形態では、ダイクッションパッドの圧力検出手段としてひずみゲージを用いているが、これに限られず、例えば圧電型ロードセルや弾性型ロードセルを用いてもよい。
〔第2の実施形態〕
図8には、本発明の第2の実施形態に係るダイクッション制御装置の構成を説明するブロック図が示されている。本実施形態において、前記第1の実施形態と同一または同様のものについては同一符号を付すに留めてその詳細な説明を省略することとし、前記第1の実施形態と異なる点を中心に以下に説明することとする。
図8に示されるブロック図において、圧力制御部70は、圧力比較部49からの圧力偏差信号eを入力しその入力信号に所定の比例ゲインKを乗じて出力する係数器71と、圧力比較部49からの圧力偏差信号eを入力しその入力信号を積分して出力する積分器72(ブロック内の記号sはラプラス演算子である。)と、この積分器72からの出力信号を入力しその入力信号に所定の積分ゲインKを乗じて出力する係数器73とを備え、係数器71からの出力信号に係数器73からの出力信号を加算して速度指令信号vpcを生成・出力する機能を有している。この圧力制御部70においては、比例動作(P動作)と積分動作(I動作)とを組み合わせた比例+積分動作(PI動作)が行われることにより、当該圧力制御部70からは、圧力偏差信号eに見合う大きさで、かつ圧力偏差信号eがある限りその大きさが増加するような速度指令信号vpcが出力され、検出圧力が目標圧力に迅速かつ正確に一致される。また、速度比較部52Aは、切換器58による切換動作にて位置フィードバック制御が選択された場合に、位置制御部47からの速度指令信号vhcと速度フィードバック信号vとを比較して速度偏差信号eを出力し、切換器58による切換動作にて圧力フィードバック制御が選択された場合に、圧力制御部70からの速度指令信号vpcと速度フィードバック信号vとを比較して速度偏差信号eを出力するようにされている。なお、本実施形態における切換器58が、本発明(第2発明)における「位置・圧力制御切換手段」に対応する。
本実施形態によれば、圧力フィードバック制御時において、圧力制御部70からは圧力偏差信号eに見合う大きさで、かつ圧力偏差信号eがある限りその大きさが増加するような速度指令信号vpcが出力されるので、圧力偏差を迅速かつ確実に減少させることができる。したがって、前記第1の実施形態と同様に、圧力フィードバック制御の精度を向上させることができる。また、前記第1の実施形態では必要とされるリニアスケール10、スライド速度演算部43および開閉器59が本実施形態では不要となるので、装置構成の簡素化を図ることができるという利点がある。
なお、前記各実施形態におけるダイクッション13に代えて、図9に示されるダイクッション13A(前記ダイクッション13と同一または同様のものについては図に同一符号が付されている。)を採用してもよい。このダイクッション13Aにおいては、ダイクッションパッド15の下端部にボールねじ機構におけるナット部27Aが連結されるとともに、ナット部27Aに螺合するねじ部26Aが連結部材24Aを介して大プーリ30に連結されている。それ以外については、前記ダイクッション13と同様である。
また、前記各実施形態におけるダイクッション13に代えて、図10および図11に示されるダイクッション13B(前記ダイクッション13と同一または同様のものについては図に同一符号が付されている。)を採用してもよい。このダイクッション13Bにおいて、ダイクッションパッド15の各側面とその各側面に対向するベッド5の内壁面との間には、リニアサーボモータ75が設けられている。このリニアサーボモータ75は、一対のコイル部76とマグネット部77とからなり、ダイクッションパッド15の各側面にコイル部76が設けられ、ベッド5の内壁面にマグネット部77が設けられる。なお、これとは逆に、ダイクッションパッド15の各側面にマグネット部77が設けられ、ベッド5の内壁面にコイル部76が設けられていてもよい。
このダイクッション13Bにおいて、ダイクッションパッド15にコイル部76が設けられる場合は、コイル部76が励磁されるとコイル部76とマグネット部77との間に引力および反発力が働き、コイル部76およびダイクッションパッド15が昇降方向の付勢力を受ける。一方、ダイクッションパッド15にマグネット部77が設けられる場合は、コイル部76が励磁されるとコイル部76とマグネット77との間に引力および反発力が働き、マグネット部77およびダイクッションパッド15が昇降方向の付勢力を受ける。コイル部76への供給電流が制御されると、ダイクッションパッド15に与えられる付勢力、すなわちダイクッションパッド15に生ずるクッション圧が制御される。
このダイクッション13Bにおいて、ダイクッションパッド15の下部には、ピストンとシリンダとからなる空圧式のバランサ78が設けられている。図示省略されているが、パランサ78のピストンは下方をビーム25で支持されている。こうして、ダイクッションパッド15はバランサ78を介してビーム25で支持されるため、リニアサーボモータ75の電源が遮断されてコイル部76とマグネット部77との間の磁力が無くなってもダイクッションパッド15が落下することはない。
このダイクッション13Bの制御系については、基本的に前記ダイクッション制御装置40,40Aを適用することが可能であるが、回転式のサーボモータと直動式のサーボモータとは構造上の違いがあることから、モータ速度のフィードバック制御系が若干異なる。すなわち、前記ダイクッションパッド速度演算部44においては、ダイクッションパッド位置検出用のリニアスケール33におけるヘッド部35からのダイクッションパッド位置検出信号hを入力し、この入力信号を時間で微分することによりダイクッションパッド15の速度(昇降速度)を求め、その結果をダイクッションパッド速度検出信号vとして速度比較部52(52A)に向けて出力するようにされている。
このダイクッション13Bによれば、リニアサーボモータ75とダイクッションパッド15との間の動力伝達が歯車やベルト、ボールねじ等の咬合部材を用いた機械的接触によって行われるのではなく、磁力を用いた非接触によって行われるので、動力伝達の際の機械音を著しく低減することができる。また、回転式のサーボモータを用いる場合よりも部品点数が少なくなり、メンテナンスの容易化が図れるという利点もある。
また、前記各実施形態におけるダイクッション13に代えて、図12に示されるダイクッション13C(前記ダイクッション13と同一または同様のものについては図に同一符号が付されている。)を採用してもよい。このダイクッション13Cにおいて、ダイクッションパッド15はプランジャロッド80とピストン81とボールねじ機構22Cと連結部材24と巻掛け伝動機構23を介して電動サーボモータ21の回転軸に連結されている。
このダイクッション13Cにおいて、ダイクッションパッド15の下端部には、プランジャロッド80が接続されている。このプランジャロッド80は、その側面を筒状のプランジャガイド82で摺動自在に支持されている。このプランジャガイド82は、プランジャロッド80およびそのプランジャロッド80に連結されるダイクッションパッド15を昇降方向に案内する機能を有している。プランジャロッド80の下部には下方向に開口を有するシリンダ80aが形成され、このシリンダ80aの内部にはピストン81が摺動自在に収容されている。シリンダ80aの内壁面およびピストン81の上面で油圧室83が形成され、この油圧室83には圧油が充填される。油圧室83の軸心はプランジャロッド80およびボールねじ機構22Cの軸心と同一である。油圧室83の圧油ポートは図示省略される油圧回路に接続され、油圧室83と油圧回路との間で圧油の授受が行われる。油圧室83の圧油は、上型7とワーク9とが接する際に生ずる衝撃を緩和するとともに、油圧が所定値以上になるとタンク(図示省略)に排出される。油圧室83の圧油はこうした過負荷保護機能を有する。
前記ピストン81の下端はボールねじ機構22Cにおけるねじ部26Cの上端に当接されている。ピストン81の下端には球面状の凹面81aが形成され、この凹面81aに対向するねじ部26Cの上端には球面状の凸面が形成される。これとは逆にピストン81の下端に凸面が形成され、ねじ部26Cの上端に凹面が形成されていてもよい。ねじ部26Cのような棒状の部材は端部に働く軸方向の力には強いものの、曲げモーメントには弱い。ねじ部26Cの上端が球面形状であると、仮にダイクッションパッド15が傾いてねじ部26Cの上端に曲げモーメントが発生したとしても、ねじ部26C全体には軸方向の力のみが働く。このような構造によって偏心荷重によるねじ部26Cの損傷を防止することができる。
なお、このダイクッション13Cにおいて、ひずみゲージ32は、ダイクッションパッド15の側面ではなくプランジャロッド80の側面に設けられていてもよい。また、このダイクッション13Cに関しては、ひずみゲージ32でダイクッションパッド15に生ずる圧力を検出するのではなく油圧室83の圧力を検出する形態も考えられる。かかる形態について図13の油圧回路図を用いて以下に説明することとする。
図13に示される油圧回路図において、油圧室83のポートは管路85を介して供給側制御弁86の一方のポートおよび排出側制御弁87の一方のポートにそれぞれ接続されている。供給側制御弁86の他方のポートは管路88を介して油圧ポンプ89の吐出ポートに接続されている。油圧ポンプ89の吸入ポートは管路90を介してタンク91に接続されている。排出側制御弁87の他方のポートは管路92を介してタンク91に接続されている。供給側制御弁86はタンク91の作動油を油圧室83へ供給する場合にのみ開放され、排出側制御弁87は油圧室83の圧油をタンク91へ排出する場合にのみ開放される。管路85には圧力計93が設けられている。圧力計93によって油圧室83の圧力すなわちダイクッションパッドに生ずる負荷が検出される。圧力計93からは圧力検出信号pが圧力比較部49および圧油制御部94に向けてそれぞれ出力される。圧力比較部49は、圧力計93からの圧力検出信号pに基づき圧力偏差信号eを出力する。一方、圧油制御部94は圧力計93からの圧力検出信号pを入力し、供給側制御弁86と排出側制御弁87に制御信号を出力して各制御弁86,87の開閉動作を制御する。
なお、図13に示される油圧回路は、オーバーロード防止機能を有している。すなわち、上型7とワーク9とが接してダイクッションパッド15に負荷が生ずると、油圧室83の圧力が上昇する。圧力計93の検出値が所定値を超えた場合にはオーバーロードの恐れがある。このような場合には圧油制御部94から排出側制御弁87に開放信号が出力され、排出側制御弁87が開放される。すると油圧室83の圧油はタンク91に排出される。すると図示しないシステムが作動し、プレス機械1の動作が緊急停止される。このように油圧室83から圧油が排出されるタイミングでプレス機械1が停止するためオーバーロードが防止される。なお、排出側制御弁87の代わりにリリーフ弁を設け、油圧室83の圧力が所定圧を超えた場合にリリーフ弁が作動して圧油が排出されるようにしてもよい。
本発明の第1の実施形態に係るプレス機械の概略構成図 図1におけるA部拡大図 図1におけるB−B視要部断面図 第1の実施形態に係るダイクッションの概略構成図 第1の実施形態に係るダイクッション制御装置の構成を説明するブロック図 スライドとダイクッションパッドの動作説明図 圧力フィードバック制御のシミュレーション結果を表わす図で、速度フィードフォワード信号の入力がない場合(a)および速度フィードフォワード信号の入力がある場合(b) 本発明の第2の実施形態に係るダイクッション制御装置の構成を説明するブロック図 ダイクッションの他の態様例を説明する図(1) ダイクッションの他の態様例を説明する図(2) ダイクッションの他の態様例を説明する図(3) ダイクッションの他の態様例を説明する図(4) ダイクッションの他の態様例に関わる油圧回路図
符号の説明
1 プレス機械
4 スライド
10 リニアスケール
13,13A〜13C ダイクッション
15 ダイクッションパッド
21 電動サーボモータ
32 ひずみゲージ
33 リニアスケール
36 エンコーダ
40,40A ダイクッション制御装置
42 サーボアンプ
43 スライド速度演算部
44 ダイクッションパッド速度演算部
45 位置指令信号出力部
46 位置比較部
47 位置制御部
48 圧力指令信号出力部
49 圧力比較部
50,70 圧力制御部
51 位置・圧力制御切換部
52,52A 速度比較部
53 速度制御部
75 リニアサーボモータ
93 圧力計

Claims (4)

  1. 電動サーボモータにより駆動されるダイクッションパッドの昇降動作を、プレス機械におけるスライドの昇降動作と同期させて制御するダイクッション制御装置において、
    (a)前記ダイクッションパッドの速度検出信号を出力するダイクッションパッド速度検出手段、
    (b)前記ダイクッションパッドに生ずる圧力を検出しその検出値に基づく圧力検出信号を出力する圧力検出手段、
    (c)前記スライドの速度検出信号を出力するスライド速度検出手段、
    (d)前記ダイクッションパッドにおいて発生させる圧力の目標値を、予め設定された圧力パターンを参照することで求めその求められた目標値に基づく圧力指令信号を出力する圧力指令信号出力部、
    (e)前記圧力指令信号出力部からの圧力指令信号と、前記圧力検出手段からの圧力検出信号とを比較して圧力偏差信号を出力する圧力比較部、
    (f)前記圧力比較部からの圧力偏差信号に基づいて速度指令信号を出力する圧力制御部、
    (g)前記圧力制御部からの速度指令信号に前記スライド速度検出手段からの速度検出信号を加算した信号と、前記ダイクッションパッド速度検出手段からの速度検出信号とを比較して速度偏差信号を出力する速度比較部、
    (h)前記速度比較部からの速度偏差信号に基づいてモータ電流指令信号を出力する速度制御部および
    (i)前記速度制御部からのモータ電流指令信号に応じた電流を前記電動サーボモータに供給するサーボアンプ
    を備えることを特徴とするダイクッション制御装置。
  2. 電動サーボモータにより駆動されるダイクッションパッドの昇降動作を、プレス機械におけるスライドの昇降動作と同期させて制御するダイクッション制御装置において、
    (a)前記ダイクッションパッドの位置検出信号を出力するダイクッションパッド位置検出手段、
    (b)前記ダイクッションパッドの速度検出信号を出力するダイクッションパッド速度検出手段、
    (c)前記ダイクッションパッドに生ずる圧力を検出しその検出値に基づく圧力検出信号を出力する圧力検出手段、
    (d)前記スライドの速度検出信号を出力するスライド速度検出手段、
    (e)前記ダイクッションパッドの位置の目標値を、予め設定された位置パターンを参照することで求めその求められた目標値に基づく位置指令信号を出力する位置指令信号出力部、
    (f)前記位置指令信号出力部からの位置指令信号と、前記ダイクッションパッド位置検出手段からの位置検出信号とを比較して位置偏差信号を出力する位置比較部、
    (g)前記位置比較部からの位置偏差信号に基づいて速度指令信号を出力する位置制御部、
    (h)前記ダイクッションパッドにおいて発生させる圧力の目標値を、予め設定された圧力パターンを参照することで求めその求められた目標値に基づく圧力指令信号を出力する圧力指令信号出力部、
    (i)前記圧力指令信号出力部からの圧力指令信号と、前記圧力検出手段からの圧力検出信号とを比較して圧力偏差信号を出力する圧力比較部、
    (j)前記圧力比較部からの圧力偏差信号に基づいて速度指令信号を出力する圧力制御部、
    (k)前記ダイクッションパッドの位置を制御する位置制御と、前記ダイクッションパッドに生ずる圧力を制御する圧力制御とを切り換える位置・圧力制御切換手段、
    (l)前記位置・圧力制御切換手段による切換動作にて前記位置制御が選択された場合に、前記位置制御部からの速度指令信号と、前記ダイクッションパッド速度検出手段からの速度検出信号とを比較して速度偏差信号を出力し、前記位置・圧力制御切換手段による切換動作にて前記圧力制御が選択された場合に、前記圧力制御部からの速度指令信号に前記スライド速度検出手段からの速度検出信号を加算した信号と、前記ダイクッションパッド速度検出手段からの速度検出信号とを比較して速度偏差信号を出力する速度比較部、
    (m)前記速度比較部からの速度偏差信号に基づいてモータ電流指令信号を出力する速度制御部および
    (n)前記速度制御部からのモータ電流指令信号に応じた電流を前記電動サーボモータに供給するサーボアンプ
    を備えることを特徴とするダイクッション制御装置。
  3. 電動サーボモータにより駆動されるダイクッションパッドの昇降動作を、プレス機械におけるスライドの昇降動作と同期させて制御するダイクッション制御装置において、
    (a)前記ダイクッションパッドの速度検出信号を出力するダイクッションパッド速度検出手段、
    (b)前記ダイクッションパッドに生ずる圧力を検出しその検出値に基づく圧力検出信号を出力する圧力検出手段、
    (c)前記ダイクッションパッドにおいて発生させる圧力の目標値を、予め設定された圧力パターンを参照することで求めその求められた目標値に基づく圧力指令信号を出力する圧力指令信号出力部、
    (d)前記圧力指令信号出力部からの圧力指令信号と、前記圧力検出手段からの圧力検出信号とを比較して圧力偏差信号を出力する圧力比較部、
    (e)前記圧力比較部からの圧力偏差信号に比例する大きさの出力信号に、当該圧力偏差信号の積分値に比例する大きさの出力信号を加算した信号に基づき速度指令信号を出力する圧力制御部、
    (f)前記圧力制御部からの速度指令信号と、前記ダイクッションパッド速度検出手段からの速度検出信号とを比較して速度偏差信号を出力する速度比較部、
    (g)前記速度比較部からの速度偏差信号に基づいてモータ電流指令信号を出力する速度制御部および
    (h)前記速度制御部からのモータ電流指令信号に応じた電流を前記電動サーボモータに供給するサーボアンプ
    を備えることを特徴とするダイクッション制御装置。
  4. 電動サーボモータにより駆動されるダイクッションパッドの昇降動作を、プレス機械におけるスライドの昇降動作と同期させて制御するダイクッション制御装置において、
    (a)前記ダイクッションパッドの位置検出信号を出力するダイクッションパッド位置検出手段、
    (b)前記ダイクッションパッドの速度検出信号を出力するダイクッションパッド速度検出手段、
    (c)前記ダイクッションパッドに生ずる圧力を検出しその検出値に基づく圧力検出信号を出力する圧力検出手段、
    (d)前記ダイクッションパッドの位置の目標値を、予め設定された位置パターンを参照することで求めその求められた目標値に基づく位置指令信号を出力する位置指令信号出力部、
    (e)前記位置指令信号出力部からの位置指令信号と、前記ダイクッションパッド位置検出手段からの位置検出信号とを比較して位置偏差信号を出力する位置比較部、
    (f)前記位置比較部からの位置偏差信号に基づいて速度指令信号を出力する位置制御部、
    (g)前記ダイクッションパッドにおいて発生させる圧力の目標値を、予め設定された圧力パターンを参照することで求めその求められた目標値に基づく圧力指令信号を出力する圧力指令信号出力部、
    (h)前記圧力指令信号出力部からの圧力指令信号と、前記圧力検出手段からの圧力検出信号とを比較して圧力偏差信号を出力する圧力比較部、
    (i)前記圧力比較部からの圧力偏差信号に比例する大きさの出力信号に、当該圧力偏差信号の積分値に比例する大きさの出力信号を加算した信号に基づき速度指令信号を出力する圧力制御部、
    (j)前記ダイクッションパッドの位置を制御する位置制御と、前記ダイクッションパッドに生ずる圧力を制御する圧力制御とを切り換える位置・圧力制御切換手段、
    (k)前記位置・圧力制御切換手段による切換動作にて前記位置制御が選択された場合に、前記位置制御部からの速度指令信号と、前記ダイクッションパッド速度検出手段からの速度検出信号とを比較して速度偏差信号を出力し、前記位置・圧力制御切換手段による切換動作にて前記圧力制御が選択された場合に、前記圧力制御部からの速度指令信号と、前記ダイクッションパッド速度検出手段からの速度検出信号とを比較して速度偏差信号を出力する速度比較部、
    (l)前記速度比較部からの速度偏差信号に基づいてモータ電流指令信号を出力する速度制御部および
    (m)前記速度制御部からのモータ電流指令信号に応じた電流を前記電動サーボモータに供給するサーボアンプ
    を備えることを特徴とするダイクッション制御装置。
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