JP5465944B2 - 保護テープ貼付け方法 - Google Patents

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Description

本発明は、回路パターン形成処理を施した半導体ウエハに保護テープを貼付ける保護テープ貼付け方法に関する。
半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という)は、その表面上に多数の素子を形成した後、バックグラインド工程でウエハ裏面を削り、その後、ダイシング工程で各素子に切り分けられている。近年では高密度実装の要求に伴いウエハ厚さを100μmから50μm、さらにはそれ以下にまで薄くする傾向にある。
バックグラインド工程でウエハを薄化加工するとき、回路パターンが形成されたウエハ表面の保護、バックグラインド工程における研削ストレスからウエハを保護するために、およびバックグラインドにより薄型化されたウエハを補強するために、その表面に保護テープが貼り付けられる。
ウエハ表面に保護テープを貼付ける方法としては、例えば、表面を上向きにしてチャックテーブルに吸着保持された半導体ウエハの上方に粘着面を下向き、かつ、対向させた帯状の保護テープを供給する。当該保護テープの上面に貼付けローラを転動移動させて保護テープをウエハ表面に貼り付ける。次に、テープ切断装置のカッタ刃を保護テープに突き刺してウエハ外周に沿って移動させることにより、貼り付けた保護テープをウエハ形状に切断する。その後、ウエハ外形に沿って切り抜かれた不要テープ部分を巻取り回収する(特許文献1を参)。
特開2005−116711号公報
しかしながら、上記従来方法では次のような問題がある。
すなわち、貼付けローラを転動移動させて保護テープをウエハ表面に貼り付けるとき、保護テープに作用する張力、保護テープと貼付けローラとの間に発生する貼付け方向への摺接抵抗(摩擦力)、貼付けローラの曲率によって保護テープに作用する張力などの影響で保護テープが貼付け方向に延伸される。このとき、収縮方向への応力が保護テープに蓄積された状態になる。このように保護テープに収縮応力が蓄積された状態でウエハにバックグラインド加工を施した場合、薄型化によって剛性が低下したウエハは保護テープの収縮力によって保護テープ貼付け面側(ウエハ表面側)が凹入するように反ってしまうといった問題がある。
バックグラインド加工した保護テープ付きウエハは、以降の各種処理工程においてそのウエハ表面側を吸着して搬送されるので、ウエハ表面側に凹入して大きく反っていると吸着不良が発生し、ひいては搬送エラーや搬送途中にウエハを落下させて破損させるといった問題もある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、バックグラインド工程を経た半導体ウエハにおける反りの発生を抑制することのできる保護テープ貼付け方法を提供することを主たる目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、貼付け部材を介して保護テープを半導体ウエハに貼付ける保護テープ貼付け方法であって、
前記保護テープの基材の表面を移動する貼付け部材の移動方向に押圧力が作用するとき、当該押圧力の作用する方向に沿って当該基材面上で移動可能にされる非粘着な中間シートを保護テープと貼付け部材との間に介在させた状態で貼付け部材と半導体ウエハとを相対移動させることで保護テープを半導体ウエハに貼り付けることを特徴とする。
(作用・効果) この方法によれば、中間シートと貼付け部材との間に発生する貼付け方向への摺接抵抗(摩擦力)を保護テープに作用させることなく、ウエハ表面に垂直な方向の押圧力を保護テープに与えることができる。したがって、摩擦力によって発生しがちな貼付け方向への保護テープの延伸が抑制され、蓄積される収縮応力を極力少なくした状態で保護テープをウエハ表面に貼り付けることができる。その結果、保護テープ貼付け処理の済んだウエハにバックグラインド処理を施して薄型化し、その剛性が低下してもウエハに反りが発生することがない。
第2の発明は、第1の発明において、
前記貼付け部材は、貼付けローラであり、当該貼付けローラと前記半導体ウエハとをウエハ表面に沿った水平方向に相対移動させることを特徴とする。
(作用・効果) この方法によれば、貼付けローラを押圧しながら転動移動させるとき、転動方向に作用する押圧力が中間シートによって吸収される。したがって、第1の方法発明を好適に実施することができる。
また、貼付けローラを使用する既存の保護テープ貼付け装置を改造することで、保護テープの貼付けを行うことが可能となる。
第3の発明は、第1の発明において、
前記貼付け部材は、前記半導体ウエハ側に向けて凸曲する湾曲押圧面を備えた部材であり、当該貼付け部材を揺動させることにより、湾曲押圧面をその一端側から他端側に向けて前記中間シートに押圧移動させることを特徴とする。
(作用・効果) この方法によれば、貼付け部材における大きい曲率の湾曲押圧面で中間シートおよび保護テープを押圧することにより、ローラの転動移動時に発生する水平方向の押圧力、および中間シートと貼付け部材との間に発生する貼付け方向への摺接抵抗(摩擦力)を保護テープに作用させることがない。したがって、ウエハ表面に垂直な方向の押圧力のみを保護テープに与えることができ、保護テープに蓄積される収縮応力をさらに少なくすることができる。
第4の発明は、第1ないし第3のいずれかの発明において、
請求項1または請求項2に記載の保護テープ貼付け方法において、
前記保護テープは帯状であり、当該保護テープと帯状の中間シートとを一体にして貼付け位置に供給されることを特徴とする。
(作用・効果) この方法によれば、粘着面にセパレータを有する保護テープと中間シートとが一体構成にされる。したがって、保護テープと中間シートとを一緒に巻回した原反ロールからセパレータ剥離後の保護テープと中間シートを半導体ウエハとの貼付け位置に同時に供給することができる。
第5の発明は、第1ないし第4のいずれかの発明において、
前記保護テープを前記半導体ウエハに貼り付けた後に、前記中間シートを保護テープに重合させた状態で中間シートと保護テープを半導体ウエハの外形に沿って切断する
ことを特徴とする。
(作用・効果) この方法によれば、保護テープ貼付け工程と保護テープ切断工程との間に中間テープ除去工程を必要とすることがなく、従来と同様の効率で保護テープの貼付け処理、および保護テープの切断処理を行うことができる。なお、保護テープに重合されて切断された中間シートは、ウエハの搬出から次の処理工程に至る間の適当な時点で除去すればよい。
なお、第1ないし第3のいずれかの発明において、前記保護テープは、予め半導体ウエハの形状に切断されていてもよい。
第7の発明は、第5の発明において、
前記保護テープを前記半導体ウエハに貼り付けた後に、前記中間シートを取り除いて、保護テープを半導体ウエハの外形に沿って切断することを特徴とする。
(作用・効果) この方法によれば、従来の保護テープ貼付け装置に備えられている保護テープ切断機構を用いて従来通りの手順で好適に保護テープの切断処理を行うことができる。
第8の発明は、第1ないし第3のいずれかの発明において、
前記保護テープは、その粘着面にセパレータを有し、当該保護テープから剥離したセパレータを、保護テープと前記貼付け部材との間に導いて前記中間シートとして使用することを特徴とする。
(作用・効果) この方法によれば、専用の中間シートを準備する必要がなく、従来から使用している形態の保護テープの粘着層に貼付けられているセパレータを剥離し、当該セパレータを中間シートとして再利用することができる。したがって、低い処理コストで稼働することができる。
第9の発明は、第7の発明において、
前記貼付け部材は、貼付けローラであり、
前記中間シートは、当該貼付けローラの転動により変化する保護テープの繰り出し角度に追従するよう保護テープの貼付け位置にわたって張架されていることを特徴とする。

(作用・効果) この方法によれば、中間シートを繰り返し利用することができる。
第10の発明は、第2の発明において、
前記貼付け部材は、貼付けローラであり、
軸支された少なくとも1個の遊転ローラと前記貼付けローラとにわたって巻き掛けられたリング状の前記中間シート内で当該貼付けローラを転動させながら保護テープを半導体ウエハに貼り付けることを特徴とする。
(作用・効果) この方法によれば、貼付けローラの転動移動に伴って、その外側で中間シートがフリーな状態で転動する。すなわち、貼付けローラによる水平方向の押圧力がかかると、保護テープよりも先に中間シートにその押圧力が加わりフリー状態でだぶついた中間シートTSがローラ転動方向に先送りされるので、水平方向の押圧力が当該中間シートによって吸収される。すなわち、保護テープTに蓄積される収縮応力を少なくすることができる。したがって、第1および第2の発明を好適に実施することができる。
第11の発明は、第1または第2の発明において、
軸支された少なくとも1個の遊転ローラと前記貼付けローラとにわたって巻き掛けられたリング状の前記中間シート内で当該貼付けローラを転動させながら保護テープを半導体ウエハに貼り付けることを特徴とする。
(作用・効果) この方法によれば、貼付けローラによって転動方向に押圧力が作用すると、遊転ローラによりフリーな状態にあるリング状の中間シートがスリップさせられる。これによって保護テープには垂直方向の押圧力のみが付与される。また、中間シートは、保護テープの貼付け時のみに使用することにより、繰り返し利用できる。したがって、廃棄処理する中間シートの量を削減できる。
第12の発明は、半導体ウエハに貼付けられる保護テープであって、
前記保護テープの基材の表面を移動する貼付け部材の移動方向に押圧力が作用するとき、当該押圧力の作用する方向に沿って当該基材面上で移動可能にされる中間シートを備えたことを特徴とする。
(作用・効果) この構成によれば、保護テープと中間シートとを一緒に巻回した原反ロールにすることができる。すなわち、既存の保護テープ貼付け装置のテープ供給部に備わったボビンに当該原反ロールを装着して使用することができる。なお、中間シートの表面に離形処理が施されていない場合は、粘着面側にセパレータを貼り合わせておくことが好ましい。セパレータ付きの場合、保護テープの繰り出し供給時にセパレータを剥離することになる。
本発明の保護テープ貼付け方法によれば、保護テープに蓄積される収縮応力を極力少なくしてウエハ表面に貼り付けることができ、バックグラインド工程を経て薄型化された半導体ウエハが保護テープの収縮応力によって反ることを効果的に抑制することが可能となる。
保護テープ貼付け工程を示す概略図である。 保護テープ貼付け工程を示す概略図である。 保護テープ貼付け工程を示す概略図である。 保護テープ貼付け工程を示す概略図である。 別実施例の概略図である。 他の実施例における保護テープ貼付け工程を示す概略図である。 他の実施例における保護テープ貼付け工程を示す概略図である。 他の実施例における保護テープ貼付け工程を示す概略図である。 他の実施例における保護テープ貼付け工程を示す概略図である。 他の実施例における保護テープ貼付け工程を示す概略図である。 他の実施例における保護テープの構造を示す断面図である。 他の実施例における保護テープ貼付け工程を示す概略図である。 他の実施例における保護テープ貼付け工程を示す概略図である。 他の実施例における保護テープ貼付け工程を示す概略図である。 他の実施例における保護テープ貼付け工程を示す概略図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
図1ないし図4に、本発明方法を実行する保護テープ貼付け装置の概略構成および保護テープ貼付け工程が示されている。
この保護テープ貼付け装置は、半導体ウエハW(以下、単に「ウエハW」という)を載置して吸着保持するチャックテーブル1、保持されたウエハWに向けて表面保護用の保護テープTを供給するテープ供給部2、テープ供給部2から供給されたセパレータ付きの保護テープTからセパレータsを剥離回収するセパレータ回収部3、保護テープTの上面に沿って中間シートTSを供給するシート供給部4、チャックテーブル1上で吸着保持されたウエハWに保護テープTを貼付ける貼付けユニット5、ウエハWに貼付けられた保護テープTをウエハWの外形に沿って切断する保護テープ切断機構6、ウエハWに貼付けて切断処理した後の不要テープT’を剥離する剥離ユニット7、剥離ユニット7により剥離された不要テープT’を巻き取り回収するテープ回収部8などが備えられている。上記各構造部および機構についての具体的な構成を以下に説明する。
チャックテーブル1は、ロボットアームなどのウエハ搬送手段によって吸着保持されながら搬送されてきたウエハWを、中央で昇降する吸着パッドを上昇させて受取り、下降した後に回路パターンの形成された表面を上向きにした水平姿勢で位置決め載置して吸着保持する。また、このチャックテーブル1の上面には、後述する保護テープ切断機構6に備わったカッタ刃9をウエハWの外形に沿って旋回移動させて保護テープTを切断するためにカッタ走行溝10が形成されている。
テープ供給部2は、供給ボビン11から繰り出されたセパレータ付きの保護テープTをガイドローラ12群に巻回案内し、セパレータsを剥離した保護テープTを貼付けユニット5に導くよう構成されている。
供給ボビン11は、適度の回転抵抗を与えられており、過剰なテープ繰り出しが行われないように構成されている。
セパレータ回収部3は、保護テープTから剥離されたセパレータsを巻き取る回収ボビン13が巻き取り方向に回転駆動されるようになっている。
シート供給部4は、遊転自在な供給ボビン14から繰り出された中間シートTSをガイドローラ15で巻回案内して保護テープTの上面に対向させながら供給し、剥離ユニット7に備えられたガイドローラ16および回転駆動可能な巻取り軸17に導くよう構成されている。
ここで使用される中間シートTSは、保護テープTと同幅のものが用いられる。その材質としては、摩擦係数の小さいもの、適度の弾性を有するもの、あるいは、両機能を備えているものが好ましい。例えば、PET(Poly Ethylene Terephthalate)、シリコーンゴム、超高分子量PETなどのシートを利用することができる。また、その厚みは、シートと限定する厚みに限らず、材質に応じてフィルム厚、薄板状の厚みの範囲まで含むものとする。
貼付けユニット5には貼付け部材としての貼付けローラ18が上下移動可能に備えられており、図示されないネジ送り式の駆動機構によって左右水平に往復駆動されるようになっている。
剥離ユニット7には剥離ローラ19が備えられており、図示されないネジ送り式の駆動機構によって左右水平に往復駆動されるようになっている。
テープ回収部8は、不要テープT’を巻き取る回収ボビン20が巻取り方向に回転駆動されるようになっている。
保護テープ切断機構は、チャックテーブル1の中心上に位置する縦軸心X周りに駆動旋回可能かつ駆動昇降可能な支持アーム21の遊端部に、刃先を下向きにしたカッタ刃9が装着された構造となっている。また、支持アーム21が下降されて縦軸心Xを旋回中心として旋回することにより、カッタ刃9がウエハWの外周に沿って旋回走行して保護テープTを切り抜くよう構成されている。

次に、上記実施例装置を用いて保護テープTをウエハWの表面に貼付けるための一連の基本動作を図1〜図4に基づいて説明する。
貼付け指令が出されると、先ず、図示されないウエハ供給部から取り出されたウエハWは、図示されないアライメントステージに供給されて、ウエハ外周に形成されているノッチやオリエンテーションフラットなどを用いて位置合わせ処理される。
位置合わせの済んだウエハWは、アライメントステージから搬出され、チャックテーブル1の中央から突き出た吸着パッドに受け渡され、その下降して当該チャックテーブル1に移載される。チャックテーブル1に載置されたウエハWは、その中心がチャックテーブル1の中心上にあるように位置合わせされた状態で吸着保持される。このとき、図1に示すように、貼付けユニット5と剥離ユニット7は左側の初期位置に、また、保護テープ切断機構6は上方の初期位置でそれぞれ待機している。
次に、図1中の仮想線で示すように、貼付けユニット5の貼付けローラ18が下降されるとともに、この貼付けローラ18で中間シートTSと保護テープTを下方に押圧しながらウエハW上を前方(図1では右方向)に転動する。これによって、図2に示すように、保護テープTがウエハWの表面全体に貼付けられる。
この場合、中間シートTSの後端が連結された巻取り軸17は回転固定されるとともに、供給ボビン14は遊転自在となっている。つまり、この状態で貼付けローラ18が前方に転動すると、貼付けローラ18に接する中間シートTSにはテープ貼付け方向への摩擦抵抗が作用するとともに、貼付けローラ18の外周面での押圧に伴う転動方向(水平方向)の延伸力が作用することになる。しかしながら、中間シートTSは保護テープTに対してシート長手方向に相対移動可能であるので、保護テープTには貼付けローラ18からの摩擦抵抗および延伸力が直接に作用することはなく、垂直下方への押圧力のみが保護テープTに作用することになる。したがって、保護テープTは、延伸力などによって蓄積される収縮応力が極めて少ない状態でウエハ表面に貼り付けられる。
図3に示すように、貼付けユニット5が終端位置に達すると、上方に待機していた保護テープ切断機構6が下降されて、カッタ刃9がチャックテーブル1のカッタ走行溝10において中間シートTSと保護テープTに突き刺される。
次に、支持アーム21が所定の方向に回転され、これに伴ってカッタ刃9が縦軸心Xを旋回中心として旋回走行して中間シートTSおよび保護テープTがウエハ外周縁に沿って切断される。
ウエハ外周縁に沿ったテープ切断が終了すると、図4に示すように、保護テープ切断機構6は上方の初期位置まで上昇され、次いで、剥離ユニット7が前方へ移動しながらウエハW上で切り抜き切断されて残った不要テープT’を巻き上げ剥離する。
剥離ユニット7が剥離作業の終端位置に達すると、剥離ユニット7と貼付けユニット5とが逆方向に移動して初期位置に復帰する。このとき、不要テープT’が回収ボビン20に巻き取られるとともに、一定量の保護テープTがテープ供給部2から繰り出される。また、巻取り軸17が巻取り駆動されて、一定量のTSがシート供給部4から引き出される。
以上のテープ貼付け作動が終了すると、チャックテーブル1の吸着が解除され、テープ貼付け処理のすんだウエハWは再びロボットアームなどの搬送装置によって搬出され、図示されない回収部に送られる。
なお、保護テープTの上面に重合されて切断された中間シートTSは、例えば、ウエハ搬出途中などの適当な時点において、吸着パッドなどを用いて上方から吸着除去してもよいし、気体を吹き付けて除去するように構成してもよい。
以上で1回のテープ貼付け処理が完了し、以後、上記作動を順次繰返してゆく。
なお、上記実施例において、中間シートTSが、例えば薄すぎる場合や弾性率が低い場合、中間シートTSの剛性も低下するので、貼付けローラの転動時に貼付けローラ18に巻き込まれやすくなり、ひいては中間シートTSにしわを発生させる恐れがある。
逆に、中間シートの剛性が高すぎても中間シートTSと保護テープTとの間に気泡を巻き込みやすくなる。
したがって、ウエハWに貼付ける保護テープTの種類やウエハ表面の状態に応じて予め決めた中間シートTSの厚み、および弾性率に適時に変更する。
上述の構成によれば、保護テープTと貼付けローラ18との間に中間シートTSを介在させ、当該中間シートTS上に貼付けローラ18を押圧させながら転動移動させることにより、保護テープTに直接に摩擦力を作用させることもなければ、貼付けローラ18の転動方向である水平方向に作用する押圧力を保護テープTに直接に作用させることもない。したがって、両作用によって発生しがちな保護テープTの延伸力を回避させることとができ、貼付けローラ18の垂直方向の押圧力のみを保護テープTに作用させることができる。その結果、当該貼付け方法で保護テープTの貼付けたウエハWにバックグラインド処理を施して薄型により剛性が低下しても、保護テープTには延伸力による収縮応力が蓄積されていないので、ウエハWが保護テープTの収縮応力の影響を受けて表面側が凹入するように反りかえることがない。
また、ウエハWに反りが発生していないので、ウエハWの表面をロボットアームで吸着保持して搬送するときに吸着不良によるハンドリングエラーや、ウエハWの落下を回避することができる。
本発明は上述した実施例のものに限らず、次のように変形実施することもできる。
(1)図5に示すように、保護テープTの粘着面から剥離されたセパレータsを保護テープTの上面に導いて、中間シートTSとして利用することもできる。この場合、セパレータsとしては、上記した摩擦係数の小さいもの、適度の弾性を有するもの、あるいは両機能を備えているものが好ましい。
(2)図6、図7に示すように、貼付け部材18として半導体ウエハ側に向けて凸曲する湾曲押圧面fを備えたウエハWの直径よりも大きい部材を使用してもよい。つまり、図中左斜め下がり傾斜姿勢で待機している当該貼付け部材18を下降させ、一端側をウエハWの一段側に接触させる。その状態から揺動させることにより、湾曲押圧面fをその一端側から他端側(図中左から右側)に向けて中間シートTSに押圧移動させるようにすることもできる。
なお、当該貼付け部材18は、それ自体が弾性を有するシリコーンゴムで形成されたものであってもよいし、硬質の部材に当該弾性体で被覆して構成したものであってもよい。
この方法によれば、中間シートTSと貼付け部材18との間に発生する貼付け方向への摺接抵抗(摩擦力)を保護テープTに作用させることなく、ウエハ表面に垂直な方向の押圧力のみを保護テープTに与えることができる。また、貼付け部材18における大きい曲率の湾曲押圧面fで中間シートTSおよび保護テープTを押圧することができるので、保護テープTに蓄積される収縮応力をさらに少なくすることができる。
また、この方法における貼付け部材18としては、貼付開始端から終端位置に向かうにつれて弾性体の硬度を低くなるように構成してもよい。この場合、貼付方向に揺動するときに作用する微小な水平方向の押圧力を弾性体の弾性変形によって吸収することができ、収縮応力をより一層に保護テープTに蓄積させることなくウエハWに貼付けることができる。
(3)上記実施例では、中間シートTSを保護テープTと同様に繰り出す構成であったが、次のように構成してもよい。例えば、図8に示すように、貼付けローラ18の直径よりも大きい直径であり、ウエハWの直径以上の幅を有するシリコーンゴムなどの弾性体からなる筒体で中間シートTSを構成する。つまり、この筒体の中間シートTS内に貼付けローラ18を通した構成にする。
この構成によれば、貼付けローラ18の転動移動に伴って、その外側で中間シートTSがフリーな状態で転動する。すなわち、貼付けローラ18による水平方向の押圧力がかかると、保護テープTよりも先に中間シートTSにその押圧力が加わりフリー状態でだぶついた中間シートTSがローラ転動方向に先送りされるので、水平方向の押圧力が当該中間シートTSによって吸収される。したがって、保護テープTに蓄積される収縮応力を少なくすることができる。
(4)上記実施例では、保護テープTをウエハWに貼付けた後に中間シートTSと一緒に切断していたが、次のように実施してもよい。
すなわち、中間シートTSおよび保護テープTをウエハWに押圧して貼付け処理を行った後、先ず、保護テープTに重合された中間シートTSを取り除き、その後に、保護テープTをウエハ外形に沿って切断処理する。
例えば、図9に示すように、支軸に遊転自在に軸支された2個の遊転ローラ23と貼付けローラ18とにわたって適度のテンションを付与したリング状の中間シートTSを巻き掛けた構成にする。ここで適度のテンションとは、貼付けローラ18の転動に従って貼付けローラ18と保護テープTとの間に中間シートTSが過負荷なく巻き込まれる程度である。
すなわち、図9に示すテープ貼付け開始位置から図10に示すテープ貼付け終端位置に貼付けローラ18が転動する速度と略同じ速度で、2個の遊転ローラ23と貼付けローラ18との周りで中間シートTSが回転する。この実施例において、遊転ローラ23の個数は2個に限定されるものでなく、1個または3個以上であってもよい。
なお、同じチャックテーブル1上で保護テープTを切断する場合、図1に示す保護テープ切断機構6の昇降経路を中間シートTSが妨げないように、貼付けローラ18と遊転ローラ23から中間シートTSをオペレータが取り外してもよいし、貼付けローラ18と遊転ローラ23とに中間シートTSを巻き掛けたまま、これらローラ18,23をチャックテーブル1上のテープ貼付け位置とその側方(図9,10では奥側)に出退可能に構成すればよい。
(5)上記実施例では、保護テープTと中間シートTSを異なる原反ロールから供給していたが、中間シートTSが保護テープTと一体に巻回された原反ロールから当該中間シートTSと保護テープTをウエハWに向けて同時に供給してもよい。この構成の場合、保護テープTは、図11に示すように、下層からセパレータs、粘着剤AH、基材TB、および、中間シートTSの順に積層された構成になる。なお、中間シートTSの表面に離形処理が施されている場合は、セパレータsを有しなくてもよい。
当該構成において、中間シートTSは、その表面に貼付けローラ18を転動させるとき、当該貼付けローラ18の転動方向(基材の面方向)の押圧力が作用したときに拘束されない状態にあることが好ましい。換言すれば、貼付けローラ18の転動時に基材表面で移動可能な状態にあることが好ましい。当該構成を実現する場合、例えば、中間シートTSは非接着性であり、基材TBの表面に当接しているのみであってもよいし、低粘着性の粘着剤が塗布されている構成であってもよい。また、中間シートTSに粘着剤AHが塗布されている場合、基材TBの表面に離形処理が施されていてもよい。
当該保護テープTをウエハWに貼付ける装置としては、例えば、図12に示すように構成することができる。すなわち、中間シートTSと一体に巻回された保護テープTの原反ロールを供給ボビン11に装着した構成になる。この構成によれば、次のように保護テープ貼付け処理が実施される。
供給ボビン11からガイドローラ12を介して保護テープTと中間シートTSを繰り出し搬送する過程でセパレータsを剥離し、中間シートTSと保護テープTがウエハWとの貼付け位置に供給される。
次に、図12中の仮想線で示すように、貼付けユニット5の貼付けローラ18が下降されるとともに、この貼付けローラ18で中間シートTSと保護テープTを下方に押圧しながらウエハW上を前方(図12では右方向)に転動する。これによって、保護テープTがウエハWの表面全体に貼付けられる。
この場合、貼付けローラ18が前方に転動すると、貼付けローラ18に接する中間シートTSにはテープ貼付け方向への摩擦抵抗が作用するとともに、貼付けローラ18の外周面での押圧に伴う転動方向(基板面方向)の延伸力が作用することになる。しかしながら、中間シートTSは保護テープTを構成する基材表面に拘束されていないので、シート長手方向に相対移動可能な状態にある。
それ故に、保護テープTには貼付けローラ18からの摩擦抵抗および延伸力が直接に作用することはなく、垂直下方への押圧力のみが保護テープTに作用することになる。したがって、保護テープTは、延伸力などによって蓄積される収縮応力が極めて少ない状態でウエハ表面に貼り付けられる。
貼付けユニット5が終端位置に達すると、上方に待機していた保護テープ切断機構6が下降されて、カッタ刃9がチャックテーブル1のカッタ走行溝10において中間シートTSと保護テープTに突き刺される。
次に、支持アーム21が所定の方向に回転され、これに伴ってカッタ刃9が縦軸心Xを旋回中心として旋回走行して中間シートTSおよび保護テープTがウエハ外周縁に沿って切断される。
ウエハ外周縁に沿ったテープ切断が終了すると、保護テープ切断機構6は上方の初期位置まで上昇され、次いで、剥離ユニット7が前方へ移動しながらウエハW上で切り抜き切断されて残った不要テープT’を巻き上げ剥離する。
剥離ユニット7が剥離作業の終端位置に達すると、剥離ユニット7と貼付けユニット5とが逆方向に移動して初期位置に復帰する。このとき、不要テープT’が回収ボビン20に巻き取られるとともに、一定量の保護テープTがテープ供給部2から繰り出される。また、巻取り軸17が巻取り駆動されて切り抜かれた中間シートTSが巻き取られるとともに、一定量の中間シートTSがシート供給部4から引き出される。
(6)上記各実施例では、1枚の中間シートTSを保護テープTと貼付けローラ18との間に介在させる構成であったが、2枚以上の中間シートTSを多層構造にして用いてもよい。当該構造にする場合、各中間シート同士は、非接着状態で当接していてもよいし、低粘着性の粘着剤で仮固定した構成であってもよい。
(7)上記各実施例において、中間シートTSを繰り返し利用できるように構成してもよい。例えば、図13に示すように、保護テープTの貼付け開始端側の上方に配備された揺動アーム25先端の駆動ローラ26と貼付け終端側の上方に配備された揺動アーム27先端の固定されたローラ28とにわたって中間シートTSを張架させる。
次に、当該実施例装置による保護テープTの一連の貼付け動作について説明する。
保護テープTの貼付け開始されて貼付けローラ18が転動を開始と同時に、図14に示すように、揺動アーム25を揺動下降させて貼付けローラ18の待機位置にローラ26を位置させる。このとき、当該揺動アーム25の揺動過程で中間シートTSが貼付けローラ18との間で弛むことのないように巻き上げるとともに、ウエハWに貼付けた保護テープTが剥がれないようにする。なお、この開始時点で、揺動アーム27の先端のローラ28は、上方の待機位置にある。
貼付けローラ18が転動してゆく過程で、保護テープTの繰り出し角度が変化すると、当該繰り出し角度に中間シートTSの角度が追従するように、揺動アーム27を揺動下降させる。
貼付けローラ18が終端位置に到達すると、図15に示すように、開始端側の揺動アーム25が上方の待機位置に戻る。このとき、中間シートTSが保護テープTの表面から剥離される。次に、保護テープ貼付け位置と中間シートTSの揺動下降を妨げないウエハ外方(図中奥側)とにわたって進退するとともに、昇降可能な切断ユニット29が貼付け位置に移動および下降し、先端が下向きのカッタ刃が保護テープTに突き刺される。
当該状態で切断ユニット29をウエハ中心に旋回させて保護テープTをウエハ形状に切断する。切断が完了すると、切断ユニット29は上昇して待機位置に戻る。同時に、貼付けローラ18が開始端側に戻ることにより、切断後の不要な保護テープT’が剥離されてゆく。貼付けローラ18が、開始端に到達すると僅かに上昇するとともに、不要な保護テープT’が巻取り回収されてゆく。
以上で一連の貼付け動作が完了し、以後同じ動作が繰り返し行われる。
(8)上記各実施例において、帯状の保護テープTをウエハWに貼り付けて切断する構成であったが、ウエハWの形状に予めプリカットされた保護テープPTを帯状のセパレータsに所定ピッチで貼り付けた形態で貼付け位置に供給してもよい。
この場合、セパレータsをエッジ部材で折り返して反転するよう巻き掛け回収することにより、セパレータsから剥離した保護テープTを貼付け部位に供給する。このとき、当該保護テープTと同じく別の経路から送り込まれる中間シートTSと保護テープTとを貼付けローラ18で押圧しながら保護テープTをウエハWに貼付けてゆくように構成する。
なお、中間シートTSは帯状のものを供給してもよいし、あるいは、保護テープTと同形状に切断されたものを予め保護テープTと重ね合わせて供給してもよい。
また、当該実施形態において、プリカットされた保護テープTから剥離済みの帯状のセパレータsを保護テープTの貼付け部位である貼付けローラ18とウエハWとの間に導き、中間シートTSとして利用してもよい。
さらに、当該実施形態において、帯状のセパレータsと帯状の中間シートTSとによってプリカットされた保護テープTを挟み込んだ状態で巻回きされた原反ロールから当該保護テープTを貼付け部位である貼付けローラ18とウエハWとの間に導くように構成してもよい。
18 … 貼付け部材
f … 湾曲押圧面
s … セパレータ
T … 保護テープ
TS … 中間シート
W … 半導体ウエハ

Claims (12)

  1. 貼付け部材を介して保護テープを半導体ウエハに貼付ける保護テープ貼付け方法であって、
    前記保護テープの基材の表面を移動する貼付け部材の移動方向に押圧力が作用するとき、当該押圧力の作用する方向に沿って当該基材面上で移動可能にされる非粘着な中間シートを保護テープと貼付け部材との間に介在させた状態で貼付け部材と半導体ウエハとを相対移動させることで保護テープを半導体ウエハに貼り付ける
    ことを特徴とする保護テープ貼付け方法。
  2. 請求項1に記載の保護テープ貼付け方法において、
    前記貼付け部材は、貼付けローラであり、当該貼付けローラと前記半導体ウエハとをウエハ表面に沿った水平方向に相対移動させる
    ことを特徴とする保護テープ貼付け方法。
  3. 請求項1に記載の保護テープ貼付け方法において、
    前記貼付け部材は、前記半導体ウエハ側に向けて凸曲する湾曲押圧面を備えた部材であり、当該貼付け部材を揺動させることにより、湾曲押圧面をその一端側から他端側に向けて前記中間シートに押圧移動させる
    ことを特徴とする保護テープ貼付け方法。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の保護テープ貼付け方法において、
    前記保護テープは帯状であり、当該保護テープと帯状の中間シートとを一体にして貼付け位置に供給される
    ことを特徴とする保護テープ貼付け方法。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の保護テープ貼付け方法において、
    前記保護テープを前記半導体ウエハに貼り付けた後に、前記中間シートを保護テープに重合させた状態で中間シートと保護テープを半導体ウエハの外形に沿って切断する
    ことを特徴とする保護テープ貼付け方法。
  6. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の保護テープ貼付け方法において、
    前記保護テープは、予め半導体ウエハの形状に切断されている
    ことを特徴とする保護テープ貼付け方法。
  7. 請求項1に記載の保護テープ貼付け方法において、
    前記保護テープを前記半導体ウエハに貼り付けた後に、前記中間シートを取り除いて、保護テープを半導体ウエハの外形に沿って切断する
    ことを特徴とする保護テープ貼付け方法。
  8. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の保護テープ貼付け方法において、
    前記保護テープは、その粘着面にセパレータを有し、当該保護テープから剥離したセパレータを保護テープと前記貼付け部材との間に導いて前記中間シートとして使用する
    ことを特徴とする保護テープ貼付け方法。
  9. 請求項7に記載の保護テープ貼付け方法において、
    前記貼付け部材は、貼付けローラであり、
    前記中間シートは、当該貼付けローラの転動により変化する保護テープの繰り出し角度に追従するよう保護テープの貼付け位置にわたって張架されている
    ことを特徴とする保護テープ貼付け方法。
  10. 請求項2に記載の保護テープ貼付け方法において、
    前記中間シートは、貼付けローラの直径よりも大径で、半導体ウエハの外形以上の幅を有する筒体であり、
    前記筒体に貼付けローラを通した状態で貼付けローラと半導体ウエハとをウエハ表面に沿った水平方向に相対移動させながら保護テープをウエハ表面に貼付ける
    ことを特徴とする保護テープ貼付け方法。
  11. 請求項1または請求項2に記載の保護テープ貼付け方法において、
    前記貼付け部材は、貼付けローラであり、
    軸支された少なくとも1個の遊転ローラと前記貼付けローラとにわたって巻き掛けられたリング状の前記中間シート内で当該貼付けローラを転動させながら保護テープを半導体ウエハに貼り付ける
    ことを特徴とする保護テープ貼付け方法。
  12. 半導体ウエハに貼付けられる保護テープであって、
    前記保護テープの基材の表面を移動する貼付け部材の移動方向に押圧力が作用するとき、当該押圧力の作用する方向に沿って当該基材面上で移動可能にされる中間シートを備えた
    ことを特徴とする保護テープ。
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