JP5474221B1 - 貼付装置 - Google Patents

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【課題】貼付する保護シートが半導体ウエハからはみ出すことを抑え得る貼付装置を提供する。
【解決手段】貼付装置1は、円形の半導体ウエハWが載置されるテーブル80と、ベースシートの一方の面に保護シート形成用のフィルムが貼着された帯状素材Mを支持する帯状素材支持機構10と、帯状素材Mを送る帯状素材運搬機構と、ローラーにシート状刃物が巻回されて設置されたカッティングローラー21を有し、フィルムに閉ループの切り込みを施して保護シートを形成するプリカット機構20と、保護シートをベースシートから剥離して半導体ウエハWに貼着する貼合機構50と、を備える。シート状刃物は、長径及び短径が半導体ウエハWの直径よりも短い楕円形状の刃がシートから突出して構成され、楕円形状の保護シートを形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体ウエハへの保護シートを貼付する貼付装置に関する。
半導体製造工程においては、半導体ウエハの表面に保護シートが貼付されて処理される場合がある。例えば、半導体ウエハの裏面を研磨するバックグラインディング工程では、裏面研磨に先立って半導体ウエハの表面に保護シートが貼付される。
保護シートの貼付では、矩形或いは帯状の保護シートを半導体ウエハ表面に貼付した後、半導体ウエハの外形に合わせて円形に切断することで行われている(例えば、特許文献1、2)。
また、ベースシートに貼着されている保護シートを半導体ウエハの外形に合わせて円形にプリカットし、保護シートをベースシートから剥離して半導体ウエハ表面に貼付可能な装置も開示されている(例えば、特許文献3)。
特開2003−209082号公報 特開2006−55935号公報 特開2005−136307号公報
特許文献1、2では、一般的に、貼付された保護シートは半導体ウエハの外形よりも大きくカットされる。
また、特許文献3では、真円形状の保護シートを半導体ウエハに貼り付ける際、保護シートの面方向に張力を加えて貼り付けると、保護シートが伸び、半導体ウエハから保護シートがはみ出すおそれがある。
半導体ウエハから保護シートがはみ出していると、以後の工程において、半導体ウエハをカセットへ収納する際、或いは搬出する際など、保護シートのはみ出し部分が引っ掛かる不具合や、半導体ウエハの裏面研磨時に保護シートのはみ出し部分が砥石に絡まる不具合などが生じ得る。
本発明は、上記事項に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、貼付する保護シートが半導体ウエハからはみ出すことを抑え得る貼付装置を提供することにある。
本発明に係る貼付装置は、
円形の半導体ウエハが載置されるテーブルと、
ベースシートの一方の面に保護シート形成用のフィルムが貼着された帯状素材を支持する帯状素材支持機構と、
前記帯状素材を送る帯状素材運搬機構と、
ローラーにシート状刃物が巻回されて設置されたカッティングローラーを有し、前記フィルムに閉ループの切り込みを施して保護シートを形成するプリカット機構と、
前記保護シートを前記ベースシートから剥離して前記半導体ウエハに貼着する貼合機構と、を備え、
前記シート状刃物は、長径及び短径が前記半導体ウエハの直径よりも短い楕円形状の刃がシートから突出して構成され、前記刃の一部に前記シートの面方向に突出する凸部を有し、縁の一部が前記半導体ウエハの外周近傍まで突出する剥離部を有する楕円形状の前記保護シートを形成
前記剥離部を含めて前記保護シートを前記半導体ウエハの外周の内側に貼着する、
ことを特徴とする。
また、前記刃は前記ローラーの軸方向の径が前記ローラーの回転方向の径よりも長い楕円形状に形成されており、
前記帯状素材の長手方向の径よりも前記帯状素材の幅方向の径が長い楕円形状の前記保護シートを形成することが好ましい。
本発明に係る貼付装置では、半導体ウエハの径よりも小さい長径及び短径の楕円形状の保護シートを形成しているので、保護シートを半導体ウエハへ貼付する際に加わる張力による伸びが許容され、保護シートが半導体ウエハからはみ出すことを抑制できる。
貼付装置の概略構成図である。 帯状素材の斜視図である。 カッティングローラーの斜視図である。 (A)はシート状刃物の平面図、(B)はシート状刃物の側面図である。 保護シートが形成された帯状素材の平面図である。 テンション調整機構の概略構成図である。 (A)は可動ローラーが上限位置まで上昇した際の状態図、(B)は可動ローラーが下限位置まで下降した際の状態図である。 (A)は可動ローラーが上限位置をオーバーランした際の状態図、(B)は可動ローラーが下限位置をオーバーランした際の状態図である。 (A)〜(C)は貼り合わせの様子を示す図である。 (A)〜(C)は貼り合わせの様子を示す図である。 (A)は保護シートの平面図、(B)は保護シートが貼付されたウエハの平面図である。
本実施の形態に係る貼付装置について、図を参照しつつ説明する。貼付装置1は、半導体ウエハWに保護シートを貼付する装置であり、例えば、半導体ウエハWの裏面を研磨する際に、回路が形成された半導体ウエハW表面に保護シートを貼付する装置である。
貼付装置1は、図1に示すように、ベースシートの一方の面に保護シート形成用のフィルムが貼着された帯状素材Mを支持する帯状素材支持機構10と、半導体ウエハWのサイズに応じてフィルムに切り込みを施し、帯状素材Mの長手方向に連続して直列に並ぶ保護シートを形成するプリカット機構20と、保護シートをベースシートから剥離し、保護シートを半導体ウエハWに貼着する貼合機構50と、を備える。
帯状素材Mは、図2に示すように、ベースシートBSの一方の面に保護シートBG形成用のフィルムFが貼着された構造である。フィルムFはベースシートBSから剥離可能な構成である。この帯状素材Mは、帯状素材支持機構10としての巻き出しローラー11にロール状に巻回されて支持されている。
帯状素材Mは、帯状素材支持機構10の巻き出しローラー11から巻き出され、プリカット機構20、テンション調整機構30、貼合機構50を順次通過した後、巻き取りローラー70に巻き取られてゆく。
帯状素材Mの巻き出しは、主として駆動ローラー60及び巻き取りローラー70によって行われる。駆動ローラー60及び巻き取りローラー70は、それぞれ不図示のモーター等の駆動装置によって、矢印で示すように帯状素材Mを巻き出しローラー11から引き出し、巻き取りローラー70で巻き取る方向(以下、順方向とも言う)へ回転駆動される。
巻き出しローラー11から引き出された帯状素材Mは、ガイドローラー12を介して、プリカット機構20へと向かう。なお、巻き出しローラー11は、巻き出される帯状素材Mが弛まないよう、不図示のモーター等の駆動装置により、巻き出し方向とは逆向き(以下、逆方向ともいう)に回転駆動されている。
プリカット機構20は、カッティングローラー21とカッター受けローラー26とを備える。プリカット機構20は、帯状素材Mがカッティングローラー21とカッター受けローラー26の間を通過する際に、帯状素材MのフィルムFに切り込みを施し、保護シートBGを形成する機構である。カッティングローラー21は、不図示の駆動装置によって、順方向に回転駆動される。
カッティングローラー21は、図3の斜視図に示すように、ローラー25とローラー25面から径方向に突出した刃24が形成された構成である。より具体的には、カッティングローラー21は、図4(A)の平面図、及び、図4(B)の側面図に示すシート状刃物22が、図3の斜視図に示すように、ローラー25に巻回されて構成されている。
シート状刃物22は、シート23上に刃24が立設して一体的に形成された構造である。刃24は、平面視で楕円形状に形成されており、一部にシート23の面方向に突出した凸部24aを有している。この刃24は、ローラー25の回転方向の径が短径(La1)であり、ローラー25の軸方向の径が長径(Lb)の楕円形状である。また、楕円形状の刃24の短径(La1)及び長径(Lb)は、貼付される半導体ウエハWの直径よりも短い。
上記のプリカット機構20では、帯状素材MのフィルムF面がカッティングローラー21と対向するように、帯状素材Mを通過させるので、カッティングローラー21とカッター受けローラー26の押圧及び回転により、刃24がフィルムFに食い込み、切り込みが施される。なお、フィルムFのみに切り込みが施されるよう刃24の高さ及びカッティングローラー21の押圧力等が設定されているので、保護シートBGはベースシートBSを残した状態で形成される。
カッティングローラー21が一回転するにつき、保護シートBGが一枚形成される。そして、カッティングローラー21が順次回転することにより、図5に示すように、帯状素材Mの長手方向に連続して保護シートBGが複数形成される。
上述のようにしてプリカット機構20で保護シートBGが形成された帯状素材Mは、テンション調整機構30へと向かう。テンション調整機構30は、前述したプリカット機構20による帯状素材Mの送り速度と駆動ローラー60による帯状素材Mの送り速度との誤差を吸収し、前述のプリカット機構20において均一形状の保護シートBGが形成されるよう、また、後述する貼合機構50において帯状素材Mの弛みをなくし、保護シートBGがベースシートBSから剥離しやすいよう、帯状素材Mに適度なテンションを与える機構である。
テンション調整機構30は、図6に示すように、主として可動ローラー位置検出センサ31、センサドグ32、可動ローラー33、ばね34、から構成される。
可動ローラー33は弾性体であるばね34を介して吊り下げられている。可動ローラー33は図1、図6において上下方向に揺動自在に支持されている。可動ローラー33の上方を帯状素材Mが通過する。センサドグ32は可動ローラー33の回転に支障を与えることなく、可動ローラー33の上下方向への移動に追従するよう、一体的に設けられている。
可動ローラー位置検出センサ31は、可動ローラー33の移動方向に沿って、配置された上限センサ31a、共通センサ31b、及び、下限センサ31cから構成される。上限センサ31a、共通センサ31b、及び、下限センサ31cはそれぞれ可動ローラー33と一体的に設けられたセンサドグ32の位置を検出するセンサである。上限センサ31aはセンサドグ32の上限位置を検出し、下限センサ31cはセンサドグ32の下限位置を検出し、共通センサ31bはセンサドグ32のオーバーラン状態をそれぞれ検出する。
例えば、プリカット機構20での帯状素材Mの送り速度が、駆動ローラー60による送り速度よりも速い場合、図7(A)に示すように、可動ローラー33は上昇する。そして、可動ローラー33の上昇に追従してセンサドグ32も上昇する。この場合、センサドグ32を上限センサ31aが検出するので、プリカット機構20の駆動及び/又は駆動ローラー60の駆動を制御する。これらの制御は制御部100により行われる。図7(A)に2つの矢印の大きさで示すが、相対的に駆動ローラー60の送り速度をプリカット機構20による送り速度よりも速くすることで、白抜き矢印で示すように可動ローラー33が下降し、適正な位置に戻る。例えば、プリカット機構20のカッティングローラー21の駆動が停止するように制御すればよい。
一方、プリカット機構20での帯状素材Mの送り速度が、駆動ローラー60による送り速度よりも遅い場合、図7(B)に示すように、可動ローラー33は下降する。そして、可動ローラー33の下降に追従してセンサドグ32も下降する。この場合、センサドグ32を下限センサ31cが検出するので、プリカット機構20の駆動及び/又は駆動ローラー60の駆動を制御する。図7(B)に2つの矢印の大きさで示すが、相対的に駆動ローラー60の送り速度をプリカット機構20による送り速度よりも遅くすることで、白抜き矢印で示すように可動ローラー33が上昇し、適正な位置に戻る。例えば、プリカット機構20のカッティングローラー21の回転速度を速めるように制御すればよい。
また、図8(A)、(B)に示すように、何らかの異常によって可動ローラー33が過度に上昇或いは下降した場合、センサドグ32を共通センサ31bが検出できなくなる。このように共通センサ31bによる検出ができない場合、異常が生じたものとして貼付装置1の駆動停止や、音や光或いは表示等で異常を報知するよう制御してもよい。
なお、上記のセンサはセンサドグ32の位置を検出できるものであれば、赤外線センサや超音波センサ等、いずれを用いてもよい。センサドグ32を用いた例について説明したが、直接可動ローラー33の位置を検出する形態であってもよい。
帯状素材Mはテンション調整機構30を通過した後、テンションローラー41及びガイドローラー42を通過する。テンションローラー41は不図示のモーター等の駆動装置で回転駆動されている。テンションローラー41は帯状素材Mが後述する貼合機構50の剥離板51近傍にて適度な張りが生じるよう、逆方向へバックテンションが加わるように回転している。
なお、駆動ローラー60による帯状素材Mを順方向へ送る力は、テンションローラー41による逆方向へバックテンションを加える力よりも大きくなるよう、制御部100によってそれぞれのモーター等の駆動装置が制御されている。
テンションローラー41及びガイドローラー42を通過した帯状素材Mは、続いて貼合機構50へと送られる。
貼合機構50は、主として剥離板51と貼付ローラー52とで構成されている。貼合機構50は剥離板51にてベースシートBSから剥離した保護シートBGを、貼付ローラー52にてテーブル80上に載置されている半導体ウエハWに貼着する機構である。
テーブル80は、略真円形状の半導体ウエハWが載置される台である。テーブル80は、貼付ローラー52の下方において貼付装置1の内方−外方(図1において左右方向)へ移動可能に構成されている。
テーブル80は、例えば、テーブル80上面から突出する位置決めピンやテーブル80上面に設けられた窪み等により、半導体ウエハWが一定の位置に載置されるよう構成される。また、保護シートBGを貼着させる際にずれたりしないよう、テーブル80上面に吸着孔を設け、減圧ポンプによって半導体ウエハWがテーブル80の所定位置に保持されるように構成されていてもよい。
続いて、図9、図10を参照しつつ、貼り合わせの工程について説明する。まず、テーブル80が貼付装置1から外方に出ている状態で、上記のようにテーブル80上に半導体ウエハWを載置する。
そして、図9(A)に示すように、テーブル80は貼付装置1内方へと移動する。また、保護シートBGの先端部をベースシートBSから剥離し、貼付ローラー52の下方へ達するまで剥離板51から突出させる。帯状素材Mは剥離板51にて鋭角に折り返しながら巻き取られるので、ベースシートBSから保護シートBGが剥離される。なお、保護シートBGの先端がベースシートBSから正常に剥離したことを剥離検出センサ90が検出する。
そして、図9(B)に示すように、テーブル80は、半導体ウエハWの端部が貼付ローラー52の下方まで達すると停止する。
その後、図9(C)に示すように、貼付ローラー52が下降する。貼付ローラー52の押圧により、保護シートBGの端部が半導体ウエハWに貼着される。
続いて、図10(A)、(B)に示すように、貼付ローラー52の押圧が維持された状態で、テーブル80が貼付装置1の外方へ移動する。テーブル80の移動に伴って、半導体ウエハWも移動する。剥離板51からの保護シートBGの送り出し、及び、貼付ローラー52の押圧が維持された状態でテーブル80が移動するため、貼付ローラー52が回転しつつ、保護シートBGが半導体ウエハWに貼着されていく。なお、保護シートBGの送り出しはテーブル80の移動速度と同期をとって略同じ速度で送り出される。
そして、図10(C)に示すように、テーブル80が更に移動して、半導体ウエハWの右端が貼付ローラー52の下方に達したならば、テーブル80の移動が停止する。そして、貼付ローラー52が上昇し、貼付が完了する。
保護シートBGが剥離された帯状素材Mは、ガイドローラー54、61、62、63を介して巻き取りローラー70に巻き取られる。
なお、上述した巻き出しローラー11、カッティングローラー21、テンションローラー41、駆動ローラー60及び巻き取りローラー70の回転駆動、並びにテーブル80の直線移動は、それぞれ不図示のモーター等の駆動装置にて駆動されるが、これらは制御部100による制御で同期をとって行われる。
図11(A)にプリカット機構により形成された保護シートBGの状態、図11(B)に保護シートBGの貼付が完了し、半導体ウエハWに貼付された状態を示す。図11(A)に示すように、保護シートBGは、ローラー25の回転方向の径La1がローラー25の軸方向の径Lbよりも短い楕円形状に形成されている。
保護シートBGが半導体ウエハWへ貼付される際には、気泡や貼りシワの発生を防ぐため、帯状素材Mの長手方向に張力が加わり、引き延ばされながら貼付されるので、図11(B)に示すように、半導体ウエハWに貼付された保護シートBGのローラー25の回転方向の径La2は、保護シートBG形成時の径La1よりも長くなる。
保護シートBGが半導体ウエハWと同寸の円形状に形成されている場合では、帯状素材Mの長手方向に保護シートBGが伸ばされ、半導体ウエハWから保護シートBGがはみ出すおそれがあるが、本実施の形態に係る貼付装置1では、上述のように、形成される保護シートBGは長径及び短径が半導体ウエハWよりも小さく、且つ、短軸の方向が帯状素材Mの長手方向であるので、貼付時に保護シートBGに張力がかかり伸びたとしても、半導体ウエハWから保護シートBGがはみ出すことが抑えられる。
用いる半導体ウエハWのサイズ、及び、フィルムFにもよるが、8インチの半導体ウエハWの場合、刃24の短径(La1)が半導体ウエハWの直径より0.5mm〜1.1mm短いことが好ましく、0.5mm〜0.7mmであることがより好ましい。また、6インチの半導体ウエハWの場合、刃24の短径(La1)が半導体ウエハWの直径より0.4mm〜0.5mm短いことが好ましい。また、12インチの半導体ウエハWの場合、刃24の短径(La1)が半導体ウエハWの直径より0.8mm〜1.1mm短いことが好ましい。
更には、保護シートBGでは、刃24の凸部24aにより、縁の一部が突出した剥離部BGaが形成されている。例えば、半導体ウエハWの裏面を研磨した後、保護シートBGは剥離されることになる。通常、粘着性の剥離用テープを保護シートBGに貼り付け、剥離用テープを引き上げることで保護シートBGが剥離される。剥離用テープは保護シートBGの縁に貼り付けられることから、保護シートBGの縁と半導体ウエハWの縁との間の隙間が大きい場合、剥離用テープが直接半導体ウエハWに接着されてしまうおそれがある。このような場合、剥離用テープを引き上げる際に、半導体ウエハWもいっしょに引き上げられてしまい、半導体ウエハWに負荷がかかって破損するおそれがある。
本実施の形態で形成される保護シートBGでは、半導体ウエハWの外周近傍まで突出した剥離部BGaを有しており、この剥離部BGaに剥離用テープを接着させることで剥離用テープが半導体ウエハWに直接接着することが抑えられる。これにより、保護シートBGの剥離時に半導体ウエハWが破損することが抑えられる。
なお、上記では、刃24の凸部24aがローラー25の回転方向に突出して形成されている例について説明したが、ローラー25の軸方向に突出して形成されている形態であってもよい。また、上述した保護シートBG及び刃24における楕円形状との表記については、図4(A)、図11(A)、(B)において破線で示しているように、保護シートBGの剥離部BGa及び刃24の凸部24aをそれぞれ加味しない形状である。
1 貼付装置
10 帯状素材支持機構
11 巻き出しローラー
12 ガイドローラー
20 プリカット機構
21 カッティングローラー
22 シート状刃物
23 シート
24 刃
24a 凸部
25 ローラー
26 カッター受けローラー
27 ガイドローラー
30 テンション調整機構
31 可動ローラー位置検出センサ
31a 上限センサ
31b 共通センサ
31c 下限センサ
32 センサドグ
33 可動ローラー
34 ばね
41 テンションローラー
42 ガイドローラー
50 貼合機構
51 剥離板
52 貼付ローラー
53,54 ガイドローラー
60 駆動ローラー
61,62,63 ガイドローラー
70 巻き取りローラー
80 テーブル
90 剥離検出センサ
100 制御部
W 半導体ウエハ
M 帯状素材
F フィルム
BS ベースシート
BG 保護シート
BGa 剥離部

Claims (2)

  1. 円形の半導体ウエハが載置されるテーブルと、
    ベースシートの一方の面に保護シート形成用のフィルムが貼着された帯状素材を支持する帯状素材支持機構と、
    前記帯状素材を送る帯状素材運搬機構と、
    ローラーにシート状刃物が巻回されて設置されたカッティングローラーを有し、前記フィルムに閉ループの切り込みを施して保護シートを形成するプリカット機構と、
    前記保護シートを前記ベースシートから剥離して前記半導体ウエハに貼着する貼合機構と、を備え、
    前記シート状刃物は、長径及び短径が前記半導体ウエハの直径よりも短い楕円形状の刃がシートから突出して構成され、前記刃の一部に前記シートの面方向に突出する凸部を有し、縁の一部が前記半導体ウエハの外周近傍まで突出する剥離部を有する楕円形状の前記保護シートを形成
    前記剥離部を含めて前記保護シートを前記半導体ウエハの外周の内側に貼着する、
    ことを特徴とする貼付装置。
  2. 前記刃は前記ローラーの軸方向の径が前記ローラーの回転方向の径よりも長い楕円形状に形成されており、
    前記帯状素材の長手方向の径よりも前記帯状素材の幅方向の径が長い楕円形状の前記保護シートを形成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の貼付装置。
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